JP3700968B2 - Obstacle following type automatic restoration device - Google Patents

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堀川　　剛
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除雪車両に配設されたスノープラウあるいはブレードの除雪作業において、切刃が障害物に当たった場合の障害物追従式自動復元装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
従来、除雪車両に配設されたスノープラウあるいはブレードの除雪作業において、障害物に当たった場合に作動するシャーピン式あるいはカム式等の障害物回避装置は公知のものであるが、障害物回避後の自動復元は不可能であったため、該障害物回避装置が作動した場合は除雪車両が進行中のため車両停止までの区間は除雪されない領域となっていた。
このため、作業を中断し除雪作業可能状態に復元し、尚かつ除雪車両を後退させ障害物回避直後の位置から再スタートしなければならず作業効率の低下は免れないものであった。
また、実願昭６０−１２８６８４号の場合は、空気バネまたはゴムバネ方式であり自動復元は可能であるが、反転シリンダの両側に各々空気バネまたはゴムバネを支持具により支持しているため装置全体が大きくなり、スペースの少ない通常の除雪車両では装着が困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
従来スノープラウあるいはブレードの除雪作業において、切刃が障害物に当たった場合はシャーピン式あるいはカム式等の障害物回避装置は作動するが、元の作業状態に復元させるためには除雪車両を停止させての復元作業か又は操作が必要となり、しかも、障害物に当たった後、車両停止までの区間は正常な作業がされていない領域となっている。
さらに、この区間は除雪車両の速度が速くなるほど延長されるため、該除雪車両を障害物回避直後の位置まで後退させなければならず連続した除雪作業を一時中断させることになり、作業効率の低下は避けられないものとなっている。
【０００４】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、
１．第１発明のものは、除雪車両の前部に配設され路上の除雪作業に使用されるスノープラウの障害物追従式自動復元装置において、スノ―プラウの切削角度を限定支持しているチルトリンク及びチルトプレートとチルトロッドのクレビス部は各々ピンにより回動自在に連設され、さらに、チルトリンクの他端もピンによりスノープラウの背面連結部に回動自在に連設されている。
チルトロッドのクレビス部以外の部分はホルダ内に具備されている複数の皿バネの内部に嵌遊されており、該チルトロッドのクレビス部の他端には皿バネのストッパがネジ等により固設されている。
さらに、チルトプレートの他端は横軸に固設されているブラケットにピンにより回動自在に連設されている。
除雪作業時にスノープラウの切刃が障害物に当たると、除雪車両の進行に伴い切刃に負荷が連続的に掛かり、該切刃には除雪車両に対して後方移動の作用力が発生し、障害物の形状に追従しながら切刃が後方移動する。
従って、チルトリンク及びチルトプレートを介してチルトロッドが前方へ移動することにより横軸を枢軸としてスノープラウが前方へ回動する。
この時にチルトロッドを介しストッパにより皿バネに圧縮作用力が発生し、車両進行に伴い反力が蓄積され、やがて切刃が障害物から外れると、皿バネの反力によりチルトロッドが元の位置に戻る。
従って、スノープラウも障害物に当たる前の除雪作業が可能な状態に戻れる構成となっているものである。
【０００６】
２．第２発明のものは、除雪車両の中央部に配設され圧雪等の路面整正作業に使用されるブレードの障害物追従式自動復元装置において、ブレードの切削角度を任意に可変させることができるチルトシリンダに組込まれているピストンロッドの先端部はピンによりブレード背面部に固設されているブラケットの上部に回動自在に連設されており、また、ブレード背面部にはチルトブラケットが横軸により回動自在に連設されている。
チルトブラケットにはアウターホルダがピンにより回動自在に連設され、また、アウターホルダの内部にはインナーホルダが連設され、その内部には皿バネが複数具備され、皿バネの内部にはチルトシリンダが嵌遊され、該チルトシリンダのボトム部はボルトによりインナーホルダに固設されている。
除雪作業時にブレードの切刃が障害物に当たると、除雪車両の進行に伴い該切刃に負荷が連続的に掛かり、該切刃には除雪車両に対して後方移動の作用力が発生し、障害物の形状に追従しながら切刃が後方移動する。
従って、ブラケットを介してチルトシリンダが前方へ移動することにより、横軸を枢軸としてブレードが前方へ回動する。
この時にチルトシリンダを介してインナーホルダにより皿バネに圧縮作用力が発生し、車両進行に伴い反力が蓄積され、やがて切刃が障害物から外れると、皿バネの反力によりチルトシリンダが元の位置に戻る。
従って、ブレードも障害物に当たる前の路面整正作業が可能な状態に戻れる構成となっているものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
イは第１発明の障害物追従式自動復元装置である。
図１及び図４は、除雪車両Ａの前部に配設されたスノープラウ１による除雪作業中に該スノープラウ１の切刃１０が障害物Ｂに当たり、該障害物Ｂの形状に追従しながら進行している状態を示しているもので、スノープラウ１の背面に固設されている軸受１３は横軸２に回動自在に連設され、横軸２を枢軸としスノープラウ１が回動する場合の要となるものであり、横軸２に固設されている支持アーム３にはトラニオン５により回動自在にホルダ４が支持され、該ホルダ４の内部には複数の皿バネｌｌが具備されており、該皿バネの内部にはチルトロッド６が嵌遊され、端部にはストッパ１２がネジなどにより固設されている。
さらに、チルトロッド６の他端のクレビス部はピン９によりチルトプレ―ト７の上部に回動自在に連設され、該チルトプレート７の前端部はピン９によりチルトリンク８の上端部に回動自在に連設され、該チルトリンク８の下端部はピン９によりスノープラウ１の背面連結部に回動自在に連設され、さらに、チルトプレート７の後端部は横軸２に固設されているブラケット１４にピン９により回動自在に連設されているものである。
【０００８】
除雪作業時にスノープラウ１の切刃１０が障害物Ｂに当たると、除雪車両の進行に伴い切刃１０に負荷が連続的に掛かり、該切刃１０には除雪車両Ａに対して後方移動の作用力が発生し、横軸２を枢軸としスノープラウ１が前方へ回動する。
従って、チルトリンク８及びチルトプレート７を介してチルトロッド６が前方へ移動することにより障害物Ｂの形状に追従しながら切刃１０が後方移動する。
【０００９】
図３及び図４を参照して、上述の作動は皿バネ１１にストッパ１２を介して圧縮作用が発生し、除雪車両Ａの進行と障害物Ｂの形状により皿バネ１１には反力が蓄積されるが、やがて切刃１０と障害物Ｂの当たり状態により負荷が減少し、障害物Ｂから切刃１０が外れると、皿バネ１１の反力によりチルトロッド６が元の位置に戻る。
図２を参照して、切刃１０が障害物Ｂから外れると同時に切刃１０及び皿バネ１１に掛かる負荷が軽減されるため皿バネ１１の反力によりチルトロッド６、チルトプレート７、チルトリンク８を介してスノープラウ１が障害物Ｂに当たる前の作業状態に戻り、除雪作業を中断することなくそのまま継続して除雪作業が可能となる。
【００１０】
ロは第２発明の障害物追従式自動復元装置である。
図６を参照して、除雪車両Ａの中央部に配設されたブレード１５による除雪作業中に該ブレード１５の切刃１６が障害物Ｂに当たり、該障害物Ｂの形状に追従しながら進行している状態を示しているもので、ブレード１５の背面部には横軸２４によりチルトブラケット２３が回動自在に連設され、さらに、チルトブラケット２３にはアウターホルダ２０がピン２２により連設され、該アウターホルダ２０の内部に嵌遊されているチルトシリンダ１９のボトム部はボルト２６によりインナーホルダ２１に固設されているものである。
チルトシリンダ１９に組込まれているピストンロッド１８の先端部は、ピン２５によりブレード背面部に固設されているブラケット１７に回動自在に連設され、また、ピストンロッド１８の伸縮により横軸２４を枢軸としてブレード１５の切削角度の可変作動を行うものである。
さらに切刃１６が障害物Ｂに当たると、除雪車両の進行に伴い切刃１６に負荷が連続的に掛かり、該切刃１６には除雪車両Ａに対して後方移動の作用力が発生し、横軸２４を枢軸としてブレード１５が前方へ回動する。
従って、ブラケット１７を介してチルトシリンダ１９が前方へ移動することにより障害物Ｂの形状に追従しながら切刃１６が後方移動する。
【００１１】
図８及び図９を参照して、上述の作動は皿バネ２７にインナーホルダ２１を介して圧縮作用力が発生し、除雪車両Ａの進行と障害物Ｂの形状により皿バネ２７には反力が蓄積されるが、やがて切刃１６と障害物Ｂとの当たり状態により負荷が減少し障害物Ｂから切刃１６が外れると、皿バネ２７の反力によりチルトシリンダ１９が元の位置に戻る。
図７を参照して、切刃１６が障害物Ｂから外れると同時に切刃１６及び皿バネ２７に掛かる負荷が軽減されるため、皿バネ２７の反力によりチルトシリンダ１９が元の位置に戻ると同時に、ブレード１５も障害物Ｂに当たる前の作業状態に戻り、除雪作業を中断することなくそのまま継続して除雪作業が可能となる。
【００１２】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
１．除雪作業時に障害物を通過後の除雪不可能領域がないため、従来のように除雪車両を後退させ作業を中断する必要がなく効率の良い作業が可能である。
２．シャーピン式及びカム式と比較すると、障害物追従式のため障害物に当たり追従による回避作動時の衝撃音が少なく静かである。
３．皿バネの内部にチルトシリンダあるいはチルトロッドを嵌遊させているため、コンパクトで通常のスペースの少ない除雪車両でも装着が可能である。
４．このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１発明におけるスノープラウの障害物追従状態の左側面図である。
【図２】スノープラウの障害物追従終了作業状態の左側面図である。
【図３】皿バネの内部にチルトロッドが嵌遊され、負荷により皿バネが圧縮された状態を説明する断面図である。
【図４】皿バネの内部にチルトロッドが嵌遊され、負荷の減少による皿バネの伸張状態を説明する断面図である。
【図５】スノープラウの作業姿勢の平面図である。
【図６】第２発明におけるブレードの障害物追従状態の左側面図である。
【図７】ブレードの障害物追従終了作業状態の左側面図である。
【図８】皿バネの内部にチルトシリンダが嵌遊され、負荷により皿バネが圧縮された状態を説明する断面図である。
【図９】皿バネの内部にチルトシリンダが嵌遊きれ、負荷の減少による皿バネの伸張状態を説明する断面図である。
【図１０】ブレードの作業姿勢の平面図である。
【符号の説明】
イ 第１発明の障害物追従式自動復元装置
ロ 第２発明の障害物追従式自動復元装置
Ａ 除雪車両
Ｂ 障害物
１ スノープラウ
２、２４ 横軸
３ 支持アーム
４ ホルダ
５ トラニオン
６ チルトロッド
７ チルトプレート
８ チルトリンク
９、２２、２５ ピン
１０、１６ 切刃
１１、２７ 皿バネ
１２ ストッパ
ｌ３ 軸受
１４、１７ ブラケット
１５ ブレード
１８ ピストンロッド
１９ チルトシリンダ
２０ アウターホルダ
２１ インナーホルダ
２３ チルトブラケット
２６ ボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an obstacle follow-up type automatic restoration device when a cutting blade hits an obstacle in a snow removal operation of a snow plow or blade disposed in a snow removal vehicle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type is as follows.
Conventionally, an obstacle avoidance device such as a shear pin type or a cam type that operates when it hits an obstacle in snow removal work of a snow plow or blade disposed in a snow removal vehicle is well known. Therefore, when the obstacle avoidance device is activated, the snow removal vehicle is in progress and the section until the vehicle stops is an area where snow is not removed.
For this reason, the work must be interrupted and restored to a snow removal work enabled state, and the snow removal vehicle must be moved backwards and restarted from the position immediately after avoiding the obstacle, resulting in a reduction in work efficiency.
In the case of Japanese Utility Model Application No. 60-128684, an air spring or rubber spring system is used and automatic restoration is possible. However, since the air spring or rubber spring is supported on both sides of the reversing cylinder by supporting members, the entire apparatus is It was large and difficult to install with a normal snow removal vehicle with little space.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Those described in the prior art have the following problems.
In conventional snow plow or blade snow removal work, if the cutting edge hits an obstacle, the obstacle avoidance device such as the shear pin type or cam type will operate, but the snow removal vehicle must be stopped to restore the original work state. In other words, the section until the vehicle stops after hitting an obstacle is an area where normal work is not performed.
Furthermore, since this section is extended as the speed of the snow removal vehicle increases, the snow removal vehicle must be moved back to the position immediately after avoiding the obstacle, and the continuous snow removal work is temporarily suspended, resulting in a decrease in work efficiency. Is inevitable.
[0004]
The present invention has been made in view of such problems of the prior art, and an object of the present invention is to provide an apparatus capable of solving the above-described problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is as follows.
That is,
1. According to a first aspect of the present invention, there is provided an obstacle follow-up type automatic restoration device for a snow plow disposed in front of a snow removal vehicle and used for snow removal work on a road, wherein the tilt link supports a limited cutting angle of the snow plow. The tilt plate and the clevis portion of the tilt rod are connected to each other by a pin, and the other end of the tilt link is also connected to the back connection portion of the snow plow by a pin.
The part other than the clevis part of the tilt rod is fitted inside a plurality of disc springs provided in the holder, and a stopper of the disc spring is fixed to the other end of the clevis part of the tilt rod with a screw or the like. Has been.
Further, the other end of the tilt plate is connected to a bracket fixed to the horizontal axis so as to be rotatable by a pin.
If the cutting blade of the snow plow hits an obstacle during snow removal work, a load is continuously applied to the cutting blade as the snow removal vehicle progresses, and the cutting blade generates an action force that moves backward against the snow removal vehicle. The cutting blade moves backward while following the shape of the object.
Therefore, when the tilt rod moves forward via the tilt link and the tilt plate, the snow plow rotates forward about the horizontal axis.
At this time, a compression acting force is generated on the disc spring by the stopper via the tilt rod, and the reaction force is accumulated as the vehicle travels.When the cutting blade is eventually removed from the obstacle, the tilt rod is returned to its original position by the reaction force of the disc spring. Return to.
Therefore, the snow plow is also configured to return to a state where snow removal work before hitting an obstacle is possible.
[0006]
2. According to a second aspect of the present invention, in a blade obstacle tracking type automatic restoration device that is disposed in the center of a snow removal vehicle and is used for road surface correction work such as compressed snow, the blade cutting angle can be arbitrarily varied. The tip of the piston rod built into the tilt cylinder is rotatably connected to the upper part of the bracket fixed to the blade back by means of a pin. It is connected in a freely rotatable manner.
An outer holder is rotatably connected to the tilt bracket by a pin, and an inner holder is connected to the inside of the outer holder, and a plurality of disc springs are provided inside the tilt bracket. The cylinder is fitted and the bottom portion of the tilt cylinder is fixed to the inner holder by a bolt.
If the cutting edge of the blade hits an obstacle during snow removal work, a load is continuously applied to the cutting edge as the snow removal vehicle progresses, and an action force for backward movement of the snow removal vehicle is generated on the cutting edge. The cutting blade moves backward while following the shape of the object.
Therefore, when the tilt cylinder moves forward via the bracket, the blade rotates forward about the horizontal axis.
At this time, a compressive force is generated on the disc spring by the inner holder via the tilt cylinder, and the reaction force is accumulated as the vehicle advances, and when the cutting blade eventually comes off the obstacle, the tilt cylinder is restored by the reaction force of the disc spring. Return to position.
Therefore, the blade is also configured to be able to return to a state in which road surface leveling work before hitting an obstacle can be performed.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples with reference to the drawings.
(A) is the obstacle tracking type automatic restoration device of the first invention.
FIGS. 1 and 4 show that the cutting blade 10 of the snow plow 1 hits the obstacle B during the snow removal work by the snow plow 1 disposed in the front part of the snow removal vehicle A, and follows the shape of the obstacle B. The bearing 13 fixed to the back of the snow plow 1 is rotatably connected to the horizontal shaft 2 and the snow plow 1 rotates about the horizontal shaft 2 as a pivot. The holder 4 is supported by a trunnion 5 on a support arm 3 fixed to the horizontal shaft 2, and a plurality of disc springs 11 are provided inside the holder 4. A tilt rod 6 is fitted inside the disc spring, and a stopper 12 is fixed to the end by a screw or the like.
Further, the clevis portion at the other end of the tilt rod 6 is rotatably connected to the upper portion of the tilt plate 7 by a pin 9, and the front end portion of the tilt plate 7 is rotated to the upper end portion of the tilt link 8 by the pin 9. The lower end of the tilt link 8 is rotatably connected to the rear connecting portion of the snow plow 1 by a pin 9, and the rear end of the tilt plate 7 is fixed to the horizontal shaft 2. The bracket 14 is continuously connected by a pin 9 so as to be rotatable.
[0008]
When the cutting blade 10 of the snow plow 1 hits the obstacle B during the snow removal work, a load is continuously applied to the cutting blade 10 as the snow removal vehicle advances, and the cutting blade 10 acts to move backward with respect to the snow removal vehicle A. A force is generated, and the snow plow 1 rotates forward about the horizontal axis 2 as a pivot.
Accordingly, when the tilt rod 6 moves forward via the tilt link 8 and the tilt plate 7, the cutting blade 10 moves backward while following the shape of the obstacle B.
[0009]
Referring to FIGS. 3 and 4, in the above-described operation, the disc spring 11 is compressed through the stopper 12, and reaction force is accumulated in the disc spring 11 due to the progress of the snow removal vehicle A and the shape of the obstacle B. However, the load decreases due to the contact state of the cutting blade 10 and the obstacle B, and when the cutting blade 10 is detached from the obstacle B, the tilt rod 6 returns to the original position by the reaction force of the disc spring 11.
Referring to FIG. 2, since the load applied to the cutting blade 10 and the disc spring 11 is reduced at the same time when the cutting blade 10 is removed from the obstacle B, the tilt rod 6, the tilt plate 7, and the tilt link are caused by the reaction force of the disc spring 11. 8, the snow plow 1 returns to the work state before hitting the obstacle B, and the snow removal work can be continued as it is without interrupting the snow removal work.
[0010]
B is the obstacle tracking type automatic restoration device of the second invention.
Referring to FIG. 6, during the snow removal work by the blade 15 disposed in the center of the snow removal vehicle A, the cutting edge 16 of the blade 15 hits the obstacle B and proceeds while following the shape of the obstacle B. The tilt bracket 23 is rotatably connected to the back surface of the blade 15 by a horizontal shaft 24, and the outer holder 20 is connected to the tilt bracket 23 by a pin 22. The bottom portion of the tilt cylinder 19 fitted in the outer holder 20 is fixed to the inner holder 21 with bolts 26.
The tip of the piston rod 18 incorporated in the tilt cylinder 19 is rotatably connected to a bracket 17 fixed to the blade back portion by a pin 25, and the horizontal shaft 24 is extended by expansion and contraction of the piston rod 18. The cutting angle of the blade 15 is variably acted on the pivot.
Further, when the cutting blade 16 hits the obstacle B, a load is continuously applied to the cutting blade 16 as the snow removal vehicle advances, and the cutting blade 16 generates an action force of moving backward with respect to the snow removal vehicle A. The blade 15 rotates forward about the shaft 24 as a pivot.
Accordingly, when the tilt cylinder 19 moves forward via the bracket 17, the cutting edge 16 moves backward while following the shape of the obstacle B.
[0011]
With reference to FIGS. 8 and 9, the above-described operation generates a compressive force on the disc spring 27 via the inner holder 21, and the reaction force is exerted on the disc spring 27 due to the progress of the snow removal vehicle A and the shape of the obstacle B. However, when the load decreases due to the contact state between the cutting edge 16 and the obstacle B and the cutting edge 16 is detached from the obstacle B, the tilt cylinder 19 returns to the original position by the reaction force of the disc spring 27. .
Referring to FIG. 7, since the load applied to the cutting blade 16 and the disc spring 27 is reduced at the same time that the cutting blade 16 is removed from the obstacle B, the tilt cylinder 19 is returned to the original position by the reaction force of the disc spring 27. At the same time, the blade 15 returns to the work state before hitting the obstacle B, and the snow removal work can be continued without interruption.
[0012]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect described below.
1. Since there is no snow removal-impossible area after passing an obstacle during snow removal work, it is not necessary to retreat the snow removal vehicle and interrupt the work as in the prior art, and efficient work is possible.
2. Compared with the shear pin type and the cam type, it is quieter because there is less impact sound at the time of avoidance operation by following the obstacle because of the obstacle following type.
3. Since the tilt cylinder or tilt rod is fitted inside the disc spring, it can be mounted on a snow removal vehicle that is compact and has a small space.
4). In addition, it can be manufactured at a low cost, has a small number of parts, is easy to assemble, and is economical.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view of an obstacle following state of a snow plow according to a first invention.
FIG. 2 is a left side view of an obstacle tracking end working state of a snow plow.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a state in which a tilt rod is fitted inside a disc spring and the disc spring is compressed by a load.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a state in which a disc spring is extended due to a decrease in load when a tilt rod is fitted inside the disc spring.
FIG. 5 is a plan view of a working posture of the snow plow.
FIG. 6 is a left side view of the blade following the obstacle in the second invention.
FIG. 7 is a left side view of an obstacle tracking end working state of a blade.
FIG. 8 is a cross-sectional view illustrating a state in which a tilt cylinder is fitted in the disc spring and the disc spring is compressed by a load.
FIG. 9 is a cross-sectional view for explaining a state in which a disc spring is extended due to a decrease in load when a tilt cylinder is fitted inside the disc spring.
FIG. 10 is a plan view of the working posture of the blade.
[Explanation of symbols]
(B) Obstacle tracking type automatic restoration device according to the first invention (b) Obstacle following type automatic restoration device (A) according to the second invention Snow removal vehicle B Obstacle 1 Snow plow 2, 24 Horizontal axis 3 Support arm 4 Holder 5 Trunnion 6 Tilt rod 7 Tilt Plate 8 Tilt link 9, 22, 25 Pin 10, 16 Cutting blade 11, 27 Belleville spring 12 Stopper l3 Bearing 14, 17 Bracket 15 Blade 18 Piston rod 19 Tilt cylinder 20 Outer holder 21 Inner holder 23 Tilt bracket 26 Bolt

Claims (2)

除雪車両（Ａ）の前部に配設され路上の除雪作業に使用されるスノープラウ（１）の障害物追従式自動復元装置において、スノープラウ（１）の切削角度を限定支持しているチルトリンク（８）及びチルトプレー卜（７）とチルトロッド（６）のクレビス部は、各々ピン（９）により回動自在に連設され、さらに、チルトリンク（８）の他端もピン（９）によりスノープラウ（１）の背面連結部に回動自在に連設され、チルトロッド（６）のクレビス部以外の部分は、ホルダ（４）内に具備されている複数の皿バネ（１１）の内部に嵌遊されており、該チルトロッド（６）のクレビス部の他端には皿バネ（１１）のストッパ（１２）がネジ等により固設され、さらに、チルトプレート（７）の他端は、横軸（２）に固設されているブラケット（１４）にピン（９）により回動自在に連設され、除雪作業時にスノープラウ（１）の切刃（１０）が障害物（Ｂ）に当たると、除雪車両（Ａ）の進行に伴い切刃（１０）に負荷が連続的に掛かり、該切刃（１０）には除雪車両（Ａ）に対して後方移動の作用力が発生し、障害物の形状に追従しながら切刃（１０）が後方移動することにより、チルトリンク（８）及びチルトプレート（７）を介してチルトロッド（６）が前方へ移動することにより、横軸（２）を枢軸としてスノープラウ（１）が前方へ回動し、この時に、チルトロッド（６）を介しストッパ（１２）により皿バネに圧縮作用力が発生し、車両進行に伴い反力が蓄積され、やがて切刃（１０）が障害物（Ｂ）から外れると、皿バネ（１１）の反力によりチルトロッド（６）が元の位置に戻ることで、スノープラウ（１）も障害物（Ｂ）に当たる前の除雪作業が可能な状態に戻れる構成となっていることを特徴とする障害物追従式自動復元装置。In the snow plow (1) obstacle-following automatic restoration device that is disposed at the front of the snow removal vehicle (A) and is used for snow removal work on the road, the tilt that supports the cutting angle of the snow plow (1) is limited. The clevis portions of the link (8) and the tilt play rod (7) and the tilt rod (6) are rotatably connected to each other by a pin (9), and the other end of the tilt link (8) is also connected to the pin (9 ) And a plurality of disc springs (11) provided in the holder (4) other than the clevis portion of the tilt rod (6). A stopper (12) of a disc spring (11) is fixed to the other end of the clevis portion of the tilt rod (6) by screws or the like, and in addition to the tilt plate (7), The end is a bracket fixed to the horizontal shaft (2) 14) is rotatably connected to the pin (9) by a pin (9). When the cutting blade (10) of the snow plow (1) hits an obstacle (B) during snow removal work, the cutting blade is moved along with the progress of the snow removal vehicle (A). The load is continuously applied to (10), and the cutting blade (10) generates a backward movement acting force with respect to the snow removal vehicle (A), and the cutting blade (10) follows the shape of the obstacle. By moving backward, the tilt rod (6) moves forward via the tilt link (8) and the tilt plate (7), so that the snow plow (1) rotates forward about the horizontal axis (2). At this time, a compression force is generated in the disc spring by the stopper (12) via the tilt rod (6), the reaction force is accumulated as the vehicle advances, and the cutting blade (10) eventually becomes an obstacle (B). When the tilt rod is disengaged, the tilt rod (6) is moved by the reaction force of the disc spring (11). By returning to the position, Snow plow (1) obstacle obstacle, characterized in that the snow removing work before striking the (B) has a configuration in which return to a state capable of following automatic recovery device. 除雪車両（Ａ）の中央部に配設され圧雪等の路面整正作業に使用されるブレード（１５）の障害物追従式自動復元装置において、ブレード（１５）の切削角度を任意に可変させることができるチルトシリンダ（１９）に組込まれているピストンロッド（１８）の先端部は、ピン（２５）によりブレード背面部に固設されているブラケット（１７）の上部に回動自在に連設され、また、ブレード背面部にはチルトブラケット（２３）が横軸（２４）により回動自在に連設され、チルトブラケット（２３）にはアウターホルダ（２０）がピン（２２）により回動自在に連設され、また、アウターホルダの内部にはインナーホルダ（２１）が連設され、その内部には皿バネ（２７）が複数具備され、皿バネ（２７）の内部にはチルトシリンダ（１９）が嵌遊され、該チルトシリンダ（１９）のボトム部はボルト（２６）によりインナーホルダ（２１）に固設され、除雪作業時にブレード（１５）の切刃（１６）が障害物（Ｂ）に当たると、除雪車両（Ａ）の進行に伴い該切刃（１６）に負荷が連続的に掛かり、該切刃（１６）には除雪車両（Ａ）に対して後方移動の作用力が発生し、障害物の形状に追従しながら切刃（１６）が後方移動することによって、ブラケット（１７）を介してチルトシリンダ（１９）が前方へ移動することにより、横軸（２４）を枢軸としてブレード（１５）が前方へ回動し、この時に、チルトシリンダ（１９）を介してインナーホルダ（２１）により皿バネ（２７）に圧縮作用力が発生し、車両進行に伴い反力が蓄積され、やがて切刃（１６）が障害物（Ｂ）から外れると、皿バネ（２７）の反力によりチルトシリンダ（１９）が元の位置に戻ることで、ブレ―ド（１５）も障害物（Ｂ）に当たる前の路面整正作業が可能な状態に戻れる構成となっていることを特徴とする障害物追従式自動復元装置。In the obstacle follow-up type automatic restoration device for the blade (15), which is disposed in the center of the snow removal vehicle (A) and used for road surface correction work such as pressure snow, the cutting angle of the blade (15) is arbitrarily varied. The tip portion of the piston rod (18) incorporated in the tilt cylinder (19) capable of rotating is connected to the upper portion of the bracket (17) fixed to the back surface of the blade by a pin (25). In addition, a tilt bracket (23) is rotatably connected to the rear surface of the blade by a horizontal axis (24), and an outer holder (20) is rotatably connected to the tilt bracket (23) by a pin (22). The inner holder (21) is continuously provided inside the outer holder, and a plurality of disc springs (27) are provided therein, and a tilt cylinder (19) is provided inside the disc spring (27). The bottom part of the tilt cylinder (19) is fixed to the inner holder (21) by a bolt (26), and the cutting edge (16) of the blade (15) hits the obstacle (B) during snow removal work. Then, as the snow removal vehicle (A) advances, a load is continuously applied to the cutting blade (16), and the cutting blade (16) generates an acting force for backward movement with respect to the snow removal vehicle (A), When the cutting blade (16) moves backward while following the shape of the obstacle, the tilt cylinder (19) moves forward via the bracket (17), so that the blade ( 15) rotates forward, and at this time, a compressive force is generated in the disc spring (27) by the inner holder (21) via the tilt cylinder (19), and the reaction force is accumulated as the vehicle travels. Cutting edge (16) is obstruction (B) When it comes off, the tilt cylinder (19) returns to its original position by the reaction force of the disc spring (27), so that the road surface can be adjusted before the blade (15) hits the obstacle (B). Obstacle following type automatic restoration device characterized by being configured to return to
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