JP3700680B2 - Portable mixing recorder - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内蔵のマイクと内蔵のスピーカとを有し、フラッシュメモリ等のメモリ手段に記憶されている音声信号と内蔵のマイクから入力される音声信号とをミキシングして記憶することのできるポータブル・ミキシング記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数のトラックに録音を行うマルチトラック機能や、複数の入力音信号をミキシングして記憶するミキシング機能を有する音楽製作用デジタルレコーダが知られている。このようなデジタルレコーダとして、携帯可能な小型のポータブルミキシング記録装置も登場しており、そのような装置を用いることにより、出先でも容易に音楽等の音声データの録音や編集を行うことができる。そして、録音操作を容易に行うことができるように、このような装置にマイクを内蔵したものも知られている。また、ミキシング機能やマルチトラック機能を持たないポータブル・デジタルレコーダでは、マイクとスピーカの両方を内蔵したものも知られている。
しかし、マイクとスピーカの両方を内蔵した場合でも、これらを同時に動作させるとハウリングが発生しやすく、その状態で録音を行った場合、音声の録音品質が悪くなる。そこで、従来は、録音ボタンが押下され録音モードで動作する場合のみ内蔵マイクをオンにし、その場合に内蔵スピーカをオフにする制御を行って、ハウリングが起こらないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ミキシング機能やマルチトラック機能を有する装置については、特に、既に記録してある音声信号とマイクから入力した音声信号とをミキシングして元の音声信号に上書きするオーバーダビングを繰り返す場合に、小さなハウリングであってもこれが累積され、音質の低下が著しくなるので、ハウリングの防止は重要である。しかし一方で、ミキシングやオーバーダビングを行う場合には、録音前に、記録してある音声信号や入力する音声信号のレベルを細かく調整し、ミキシングに供する音声信号の間でレベルのバランスを取る必要もある。
このような要求に対し、従来のように録音ボタンと内蔵のマイク及びスピーカのオン・オフを連動させて制御してしまうと、録音前に内蔵のマイクを動作させてレベル調整を行うことができないという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、ポータブルミキシング記録装置において、ハウリングを防止し、繰り返しオーバーダビングを行う場合でも音質の劣化を防止できるようにすると共に、録音前にも内蔵のマイクを動作させて入力する音声信号のレベル調整を行うことができるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明のポータブルミキシング記録装置は、音声を音声信号に変換する内蔵のマイクと、音声信号を音声に変換する内蔵のスピーカと、音声信号を記憶するメモリ手段と、そのメモリ手段に記憶された音声信号を読み出す再生手段と、上記マイクのオン・オフを切り替えるための操作子を有するスイッチ手段と、上記マイクから入力される音声信号と上記再生手段によって読み出された音声信号とをミキシングして上記メモリ手段に記憶させる手段と、上記スイッチ手段により上記マイクがオンにされている場合には上記スピーカをオフにし、そのスイッチ手段により上記マイクがオフにされている場合に上記スピーカをオンにするスピーカオン・オフ制御手段とを設けたものである。
このようなポータブルミキシング記録装置において、上記マイクから入力される音声信号のレベルを調整する入力レベル調整手段と、その調整後の音声信号のレベルを表示するレベルメータとをさらに設けるとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1はこの発明の実施形態であるポータブルミキシング記録装置の外観を大まかに示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図2はそのポータブルミキシング記録装置の回路構成を模式的に示すブロック回路図、図3はそのポータブルミキシング記録装置の概略構成を示すブロック図、図4はそのポータブルミキシング記録装置におけるマイクスイッチボタンの操作と図2に示したスイッチの動作との関係について説明するための図である。
このポータブルミキシング記録装置は、マイクとスピーカとを内蔵し、メモリカードに記憶された音声信号を再生して出力したり、再生した音声信号とマイクから入力した音声信号とをミキシングしてメモリカードに記録したりすることのできる装置であり、このポータブルミキシング記録装置を用いることにより、各パートを順次入力、オーバーダビングする等して音楽製作を行うことができる。そして、外出先でも気軽に扱えるよう、携帯型の装置として構成されている。
【0006】
このポータブルミキシング記録装置20の外観は、おおよそ図1に示す通りである。
すなわち、まず(a)の平面図に示す上面には、DC電源端子51,メモリカードスロット54,USB(Universal Serial Bus)端子55,電源スイッチ56を備えている。
DC電源端子51は、この装置を駆動する直流電源を供給するための端子であり、家庭用の交流電源を直流に変換するアダプタが接続される。ただし、この装置は内蔵するバッテリーによって動作させるようにすることもできる。
メモリカードスロット54は、フラッシュメモリ,スマートメディア等によるメモリである後述するメモリカード10を挿入し、データの読み書きを行うためのスロットであり、USB端子55は図示しないパーソナルコンピュータ(PC)と接続して音声信号等のデータの授受を行うためのインタフェースである。電源スイッチ56は、押下することでこの装置の電源のオンオフを行うためのスイッチである。
【0007】
そして、(b)の正面図に示す正面には、スピーカ57,58,マイク59,60,表示部61,マイクスイッチボタン66,入力フェーダ操作子69,ソースフェーダ操作子70,入力レベルメータ72,ソースレベルメータ73,再生/停止ボタン75,録音ボタン76,ミキシングボタン77,一時停止ボタン78,プラスボタン79,マイナスボタン80を備えている。
スピーカ57,58は、このポータブルミキシング記録装置20に内蔵するスピーカであり、音声信号を音声に変換して出力するユニットである。そして、メモリカードに記憶された音声信号に基づいて発音したり、各種操作音を発生したりすることができる。また、スピーカをLとRの2つ設けているのは、2チャンネルステレオ方式の発音を行うためである。
マイク59,60は、このポータブルミキシング記録装置20に内蔵するマイクであり、音声を電気信号による音声信号に変換し、録音やミキシングの処理に供するためのユニットである。このマイクもLとRの2つを設けているが、これは2チャンネルステレオ方式の音声信号を得るためである。
【0008】
表示部61は、液晶表示装置によって構成され、状況に応じて曲名,時刻,演奏時間,モード,設定情報等の各種情報を表示するユニットである。
マイクスイッチボタン66は、マイク59,60のオン・オフを切り換えるための操作子であり、このボタンを押下することにより、図2に示すスイッチSW1mが切り換わり、マイク59,60のオン・オフを制御することができる。そして、これに応じてスイッチSW1sも切り換わり、スピーカ57,58のオン・オフも制御されるが、この点については後述する。
入力フェーダ操作子69は、図2に示すマイク59,60を含む入力部40から入力される音声信号の入力レベルを調整する入力レベル調整手段である入力フェーダ67を操作するための操作子である。ソースフェーダ操作子70は、後述するメモリカード10に記憶された音声信号の再生レベルを調整するソースフェーダ68を操作するための操作子である。
【0009】
入力レベルメータ72は、入力フェーダ67による調整後の入力音声信号のレベルを表示するレベルメータである。この入力レベルメータ72は複数の発光ダイオード(LED)によって構成され、入力音声信号のレベルが高いほど中央の黒丸で示す位置から左側に向かって点灯するLEDが増すようにしている。なお、図1において、二重丸は点灯しているLED、一重丸は点灯していないLEDを示すものとする。ソースレベルメータ73は、ソースフェーダ68による調整後の再生音声信号のレベルを表示するレベルメータであり、表示形式は、右側に向かって点灯するLEDが増す以外は、入力レベルメータ72と同様である。
なお、これらのレベルメータの表示形式はここに示したものに限られることはなく、1つのLEDによって構成して信号レベルに応じて明るさが変わるようにしたり、信号レベルが閾値を超えると色が変わるようにしたりしてもよい。
【0010】
再生/停止ボタン75は、再生の開始及び停止の指示や、各種設定の決定キーとして用いるキーである。この再生/停止ボタン75を押下すると、選択されているファイルの音声信号が再生され、再度押下すると停止される。
録音ボタン76は、入力音声のデジタル録音の開始を指示するためのキーであり、押下すると録音が開始され、マイク59,60あるいは後述する外部マイクから入力される音声信号がメモリカード10に記録される。そして、録音中に再生/停止ボタン75が押下されると録音が停止される。
ミキシングボタン77は、ミキシングによるオーバーダビングの開始を指示するためのキーであり、押下すると選択されているファイルの音声信号が再生され、この音声信号に対してマイク59,60あるいは後述する外部マイクから入力される音声信号がミキシングされ、再生中のファイルの名前で上書きされる。このオーバーダビングについては後に詳述する。
【0011】
一時停止ボタン78は、再生や録音を一時停止するためのボタンであり、一時停止中に再度押下されると再開される。
プラスボタン79及びマイナスボタン80は、再生するファイルを選択するためのキーであり、これらのキーを押下するたびに、表示部61の表示が切り換わり、次あるいは前のファイルのファイル名が表示される。ここで表示されているファイル名のファイルが選択されたファイルであり、再生/停止ボタン75を押下するとそのファイルの音声データが再生される。また、ファイルの表示順はアルファベット順、記録日時順等適当に定めればよく、電源投入時には初めのファイルが選択されているものとする。
【0012】
また、(c)の右側面図に示す右側面には、ヘッドホン端子81,ボリューム操作子82,外部マイク端子85を備えている。
ヘッドホン端子81には、ヘッドホン等の外部出力装置を接続するための端子であり、ここに接続した外部出力装置に対して、再生した音声信号やミキシング結果の音声信号、あるいは図2に示す入力部40から入力した音声信号を出力させることができる。ここにヘッドホンやスピーカを接続すればその音声信号に基づく音声を聞くことができるし、レコーダを接続すればその音声信号を記録することができる。
ボリューム操作子82は、図2に示す出力部50のボリューム調整器88を操作し、スピーカ57,58や外部出力装置に対する音声信号の出力レベルを調整するための操作子である。
外部マイク端子85は、マイク等の外部入力装置を接続するための端子であり、内蔵のマイク59,60に代えてここに接続した外部入力装置から録音やミキシングに供する音声信号を入力することも可能である。
【0013】
以上の外観を有するポータブルミキシング記録装置20は、図3に示すように、CPU91,RAM92,ROM93,入出力部94,デコード/エンコード部95,操作部96,表示器97,メモリカードインタフェース(I/F)98,USBI/F99を備えており、これらがシステムバス90によって接続されている。
CPU91は、このポータブルミキシング記録装置20全体を統括制御する制御部であり、ROM93に格納された各種制御プログラムを実行することによってその制御動作を行う。また、音声信号をミキシングする場合の演算、再生やミキシングを行う場合の音声信号の送り先の設定、操作部96での操作に従った各部のスイッチの切り換え制御等の処理も行う。
RAM92は、各種データを一時的に記憶したり、CPU91のワークエリアとして使用したりする記憶手段であり、ROM93は、CPU91が実行する各種プログラムを記憶する記憶手段である。
【0014】
入出力部94は、入力及び出力に関わるユニットであり、図1に示したマイク59,60,スピーカ57,58,端子81,85等を含む。デコード/エンコード部95は、図2に示すデコーダ37とエンコーダ38によって構成され、出力やミキシングに供するデジタルの音声信号とメモリカード10に記憶させる音声データ(ここではMP3(MPEG-1 Audio Layer-III)形式)との間で相互にデータ形式の変換を行う回路である。
操作部96は、操作に関わるユニットであり、図1に示したマイクスイッチボタン66,操作子69,70やスイッチ75〜80等を含む。表示器97は、表示に関わるユニットであり、図1に示した表示部61及びレベルメータ72,73である。
メモリカードI/F98はメモリカード10に対してデータの読み書きを行うためのインタフェースであり、USBI/F99は、USBによって接続された装置とデータの授受を行うためのインタフェースである。そして、これらはそれぞれメモリカードスロット54及びUSB端子55の内部に設けられている。
【0015】
このようなポータブルミキシング記録装置20における回路構成の概略は図2に示すとおりである。なお、図2においてはメモリカードスロット54にメモリカード10を挿入した状態を示している。また、2本1組で示す信号線はステレオ方式におけるLとRに対応するものであり、その2本の信号線に設けられた対応するスイッチは同じように動作するものとする。
まず、入力部40においては、音声信号を入力する手段として内蔵のマイク59,60と外部マイク端子85とが設けられている。そして、マイク59,60からの信号と外部マイク端子85からの信号のうち、スイッチSW2mによって選択された信号がAD変換器26に入力してデジタルの音声信号に変換され、入力フェーダ67でレベル調整を行った後、出力ライン34に入力する。また、このとき入力レベルメータ72はレベル調整後の音声信号に基づいて表示を行う。
【0016】
ここで、スイッチSW2mは、外部マイク端子85に外部入力装置が接続された場合に外部マイク端子85側を選択し、接続されていない場合にはマイク59,60側を選択するように動作するものであり、操作子の操作によって動作するものではない。
また、マイク59,60のオン・オフを制御するスイッチとして、操作子としてマイクスイッチボタン66を有するスイッチSW1mが設けられている。このスイッチはスイッチSW2mとは独立に動作し、上述したようにマイクスイッチボタン66が押下されるたびにオン・オフが切り換わる。従って、スイッチSW1mがオンであり、かつ外部入力装置が接続されていない場合にのみ、マイク59,60からの音声信号がAD変換器26に入力することになる。
【0017】
一方、メモリカード10においては、MP3形式の音声データとしてソースファイル11又はミックスファイル12に音声信号が記憶されている。ソースファイル11は、出力やミキシングに供すべき音声信号を記憶しているファイルであり、USBI/F99を介して接続された図示しないPCから供給を受けたり、予め他の装置にメモリカード10を装着して既存のデータを記憶させておくようにしてもよい。ミックスファイル12は、このポータブルミキシング記録装置20において録音やミキシングを行って得た音声データを記憶するファイルである。しかし、このミックスファイル12も一旦作成されてしまえばソースファイル11として用いて再生等に供することができるので、ソースファイル11との区別は便宜的なものである。
【0018】
メモリカード10に記憶されている音声信号を再生する場合、再生すべきソースファイル11からMP3形式の音声データとして記憶されている音声信号が順次読み出され、デコーダ37によって出力に供する音声信号に変換される。ここでは、デコーダ37と、音声データの読み出しを制御するCPU91とが再生手段として機能する。
変換された音声信号は、ソースフェーダ68でレベル調整を受けた後、出力ライン34に入力する。また、このときソースレベルメータ73はレベル調整後の音声信号に基づいて表示を行う。出力ライン34に入力した音声信号は、出力部50のDA変換器42に入力してスピーカ57,58やヘッドホン端子81に対する出力を行うためのアナログの音声信号に変換され、ボリューム調整器88によって信号のレベルを調整される。
【0019】
出力部50には、音声信号を出力する手段として内蔵のスピーカ57,58とヘッドホン端子81とが設けられており、レベル調整後の音声信号は、スピーカ57,58とヘッドホン端子81のうち、スイッチSW2sによって選択された方に出力される。ここで、スイッチSW2sは、ヘッドホン端子81に外部出力装置が接続された場合にヘッドホン端子81側を選択し、接続されていない場合にはスピーカ57,58側を選択するように動作するものであり、操作子の操作によって動作するものではない。
【0020】
また、スピーカ57,58のオン・オフを制御するスイッチとして、スイッチSW1sが設けられており、このスイッチはスイッチSW2sとは独立に動作し、マイクスイッチボタン66が押下されるたびにスイッチSW1mと連動してオン・オフが切り換わる。ただし、図4に示すように、スイッチSW1mがオンの時にはスイッチSW1sはオフ、スイッチSW1mがオフの時にはスイッチSW1sはオンというように、スイッチSW1mとスイッチSW1sは同時にオンにならないようにしている。ここでは、このスイッチの動作の制御を行うCPU91がスピーカオン・オフ制御手段として機能する。そして、このような制御を行うことにより、マイク59,60とスピーカ57,58とが同時にオンにならないようにし、マイクとスピーカとの両方を内蔵するが装置が小型であるためその距離を大きく離せないような場合でも、ハウリングを防止することができる。
【0021】
このように、音声信号の出力先はスイッチSW1sとスイッチSW2sによって制御され、スイッチSW1sがオンであり、かつ外部出力装置が接続されていない場合にのみ、音声信号がスピーカ57,58に入力し、音声に変換されて出力されることになる。そして、外部出力装置が接続されていれば、音声信号はヘッドホン端子81を介して外部出力装置に対して出力される。
このようにして、メモリカード10に記憶されている音声信号を再生して出力することができる。
【0022】
ミキシングを行う場合には、再生の場合と同様にデコーダ37によってデコードされ、ソースフェーダ68によってレベル調整を受けた音声信号に加え、入力部40から入力され、入力フェーダ67によってレベル調整を受けた音声信号も出力ライン34に入力する。そして、これらの音声信号にはCPU91によってミキシング演算処理(主として加算処理)が施される。そして、この演算処理によって得られたミキシング後の音声信号はエンコーダ38によってMP3形式の音声データに変換され、メモリカードのミックスファイル12に記憶される。
【0023】
このような処理により、メモリカード10に記憶されている音声信号とマイク59,60あるいは外部マイク端子85に接続された外部入力装置から入力される音声信号とをミキシングしてメモリカード10に記憶させることができる。この際、オーバーダビングをする場合には、ミキシングが終了した時点でミックスファイル12のファイル名を読み出したソースファイル11のファイル名に変更する。このようにすれば、実質的にはミキシング後の音声信号で元の音声信号を上書きしたことになる。また、このときに、もとのソースファイル11のファイル名を変更してアンドゥーファイルとして残しておくようにすれば、オーバーダビングしたミキシング結果が気に入らなかった場合には容易に元の状態に戻すことができる。
もちろん、ミキシングを行う際にも、ミキシング後の音声信号を出力部50によって出力することは可能である。このとき、上述したように内蔵のマイクと内蔵のスピーカとが同時にオンにならないようにしているので、ハウリングを防止し、音質の劣化を防止することができる。この点は、オーバーダビングを繰り返す場合に特に有効である。
【0024】
ミキシングでない新規録音を行う場合には、入力部40から入力され、入力フェーダ67によってレベル調整を受けた後で出力ライン34に入力した音声信号が、エンコーダ38によってMP3形式の音声データに変換され、メモリカードのミックスファイル12に記憶される。ここではミキシングを行っていないが、便宜上ミックスファイル12と呼ぶものとする。そして、録音停止が指示されると、ミックスファイル12のファイル名を新たなソースファイル11のファイル名に変更して録音処理を終了する。従って、見かけ上はメモリカード10に新たなファイルを作成してそのファイルに録音を行ったことになる。
この録音の際にも、入力部40から入力された音声信号を出力部50によって出力することが可能であるが、マイクとスピーカが同時にオンにならないようにしているのでハウリングを防止し、音質の劣化を防止することができることは、ミキシングの場合と同様である。
【0025】
ここで、このポータブルミキシング記録装置20においては、マイク59,60のオン・オフは、再生,録音,ミキシング等の動作とは無関係にマイクスイッチボタン66の押下によって切り換えることができる。従って、録音やミキシングを行う前にマイク59,60をオンして録音やミキシングに供する予定の音声を入力し、入力レベルメータ72で音声信号のレベルを確認しながら入力フェーダ操作子69を操作することによって、入力レベルの調整を容易に行うことができる。そして、この調整の際にもマイクとスピーカが同時にオンにならないようにしているので、ハウリングのない状態で適切なレベル調整を行うことができる。
【0026】
なお、以上説明したポータブルミキシング記録装置においては、音声信号を入力する手段として内蔵のマイク59,60と外部マイク端子85のみを設けた例について説明したが、これらに加えてライン入力を受け付けるAUX端子やエレキギター等を接続するインスト端子等を設け、これらのうちから入力に用いる端子を任意に選択できるようにしてもよい。また、音声信号を記憶するためのメモリの種類やデータの形式についても上述したものに限られることはない。その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に適宜変更が可能であることも、言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明のポータブルミキシング記録装置によれば、内蔵のマイクと内蔵のスピーカとが同時にオンにならないようにしているので、ハウリングを防止し、録音やミキシングを行う際の音質の劣化を防止することができる。また、内蔵するマイクのオン・オフを、再生,録音,ミキシング等の動作とは無関係に切り換えることができるので、録音やミキシングを行う前にもマイクをオンにして入力レベルの調整を容易に行うことができる。そして、この調整の際にもマイクとスピーカとが同時にオンにならないようにしているので、ハウリングのない状態で適切なレベル調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるポータブルミキシング記録装置の外観を大まかに示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図2】そのポータブルミキシング記録装置の回路構成を模式的に示すブロック回路図である。
【図3】そのポータブルミキシング記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】そのポータブルミキシング記録装置におけるマイクスイッチボタンの操作と図2に示したスイッチの動作との関係について説明するための図である。
【符号の説明】
10…メモリカード、20…ポータブルミキシング記録装置、34…出力ライン、40…入力部、50…出力部、57,58…スピーカ、59,60…マイク、61…表示部、66…マイクスイッチボタン、67…入力フェーダ、68…ソースフェーダ、69…入力フェーダ操作子、70…ソースフェーダ操作子、72…入力レベルメータ、73…ソースレベルメータ、81…ヘッドホン端子、85…外部マイク端子、91…CPU、92…RAM、93…ROM
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention has a built-in microphone and a built-in speaker, and can mix and store a sound signal stored in memory means such as a flash memory and a sound signal input from the built-in microphone. -It relates to a mixing recording device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a music production digital recorder having a multitrack function for recording on a plurality of tracks and a mixing function for mixing and storing a plurality of input sound signals is known. As such a digital recorder, a portable small-sized portable mixing recording device has also appeared, and by using such a device, it is possible to easily record and edit audio data such as music even on the go. In addition, there is also known a device in which a microphone is incorporated so that a recording operation can be easily performed. In addition, portable digital recorders that do not have a mixing function or a multitrack function are also known that incorporate both a microphone and a speaker.
However, even when both a microphone and a speaker are built in, howling is likely to occur if they are operated simultaneously. If recording is performed in this state, the recording quality of the sound is deteriorated. Therefore, conventionally, the internal microphone is turned on only when the recording button is pressed and the operation is performed in the recording mode, and in that case, the internal speaker is turned off to prevent howling.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a device having a mixing function and a multi-track function is particularly small when overdubbing in which an already recorded audio signal and an audio signal input from a microphone are mixed and overwritten on the original audio signal is repeated. Since howling is accumulated even in howling and the deterioration of sound quality becomes significant, prevention of howling is important. On the other hand, however, when mixing or overdubbing, it is necessary to finely adjust the level of the recorded audio signal and the input audio signal before recording to balance the level of the audio signal used for mixing. There is also.
In response to such a request, if the recording button, the built-in microphone and the on / off of the speaker are linked and controlled as in the past, the level cannot be adjusted by operating the built-in microphone before recording. There was a problem.
The present invention solves such a problem, and in a portable mixing recording apparatus, prevents howling, prevents deterioration of sound quality even when repeatedly overdubbing, and operates a built-in microphone even before recording. It is an object of the present invention to make it possible to adjust the level of an input audio signal.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a portable mixing recording apparatus of the present invention includes a built-in microphone for converting sound into a sound signal, a built-in speaker for converting sound signal into sound, memory means for storing the sound signal, Reproduction means for reading out the audio signal stored in the memory means, switch means having an operation element for switching on / off of the microphone, audio signal input from the microphone, and reproduction by the reproduction means When the microphone is turned on by the means for mixing the audio signal and stored in the memory means, and when the microphone is turned on by the switch means, and the microphone is turned off by the switch means Are provided with speaker on / off control means for turning on the speaker.
In such a portable mixing recording apparatus, input level adjusting means for adjusting the level of the audio signal input from the microphone and a level meter for displaying the level of the audio signal after the adjustment may be further provided.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1A and 1B are views schematically showing the appearance of a portable mixing recording apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 1A is a plan view, FIG. 1B is a front view, and FIG. 1C is a right side view. 2 is a block circuit diagram schematically showing a circuit configuration of the portable mixing recording apparatus, FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of the portable mixing recording apparatus, and FIG. 4 is an operation of a microphone switch button in the portable mixing recording apparatus. FIG. 3 is a diagram for explaining the relationship between the switch and the operation of the switch shown in FIG. 2.
This portable mixing recording device has a built-in microphone and speaker, and reproduces and outputs the audio signal stored in the memory card, or mixes the reproduced audio signal and the audio signal input from the microphone to the memory card. By using this portable mixing recording device, it is possible to produce music by sequentially inputting and overdubbing each part. And it is configured as a portable device so that it can be easily handled even when away from home.
[0006]
The appearance of the portable mixing recording apparatus 20 is approximately as shown in FIG.
That is, first, a DC power terminal 51, a memory card slot 54, a USB (Universal Serial Bus) terminal 55, and a power switch 56 are provided on the upper surface shown in the plan view of FIG.
The DC power supply terminal 51 is a terminal for supplying DC power to drive the apparatus, and is connected to an adapter that converts household AC power into DC. However, this device can also be operated by a built-in battery.
The memory card slot 54 is a slot for inserting a memory card 10 to be described later, which is a memory by flash memory, smart media, etc., and reading / writing data. The USB terminal 55 is connected to a personal computer (PC) (not shown). Interface for transmitting and receiving data such as audio signals. The power switch 56 is a switch for turning on / off the power of the apparatus when pressed.
[0007]
On the front side shown in the front view of FIG. 6B, speakers 57 and 58, microphones 59 and 60, display unit 61, microphone switch button 66, input fader operation element 69, source fader operation element 70, input level meter 72, A source level meter 73, a play / stop button 75, a recording button 76, a mixing button 77, a pause button 78, a plus button 79, and a minus button 80 are provided.
The speakers 57 and 58 are speakers built in the portable mixing recording apparatus 20, and are units that convert an audio signal into sound and output it. And it can sound based on the audio | voice signal memorize | stored in the memory card, or can generate various operation sounds. The two speakers, L and R, are provided in order to perform 2-channel stereo sound generation.
The microphones 59 and 60 are microphones built in the portable mixing recording apparatus 20 and are units for converting sound into an audio signal based on an electric signal for recording and mixing processing. This microphone is also provided with two, L and R, in order to obtain a two-channel stereo audio signal.
[0008]
The display unit 61 is configured by a liquid crystal display device, and is a unit that displays various information such as a song title, time, performance time, mode, and setting information according to the situation.
The microphone switch button 66 is an operator for switching the microphones 59 and 60 on and off. By pressing this button, the switch SW1m shown in FIG. 2 is switched and the microphones 59 and 60 are turned on and off. Can be controlled. In response to this, the switch SW1s is also switched, and the on / off of the speakers 57 and 58 is controlled. This point will be described later.
The input fader operation element 69 is an operation element for operating an input fader 67 which is an input level adjustment means for adjusting the input level of the audio signal input from the input unit 40 including the microphones 59 and 60 shown in FIG. . The source fader operator 70 is an operator for operating the source fader 68 that adjusts the reproduction level of an audio signal stored in the memory card 10 to be described later.
[0009]
The input level meter 72 is a level meter that displays the level of the input audio signal after adjustment by the input fader 67. The input level meter 72 includes a plurality of light emitting diodes (LEDs), and the higher the level of the input audio signal is, the more LEDs are lit from the position indicated by the central black circle toward the left side. In FIG. 1, double circles indicate LEDs that are lit, and single circles indicate LEDs that are not lit. The source level meter 73 is a level meter that displays the level of the reproduced audio signal that has been adjusted by the source fader 68. The display format is the same as that of the input level meter 72 except that the number of LEDs that light up toward the right side increases. .
Note that the display format of these level meters is not limited to that shown here, and it is configured by one LED so that the brightness changes according to the signal level, or when the signal level exceeds a threshold, May be changed.
[0010]
The play / stop button 75 is a key used as an instruction to start and stop playback and as a determination key for various settings. When the play / stop button 75 is pressed, the audio signal of the selected file is played, and when it is pressed again, it is stopped.
The record button 76 is a key for instructing the start of digital recording of the input voice. When the button is pressed, recording starts, and a voice signal input from the microphones 59 and 60 or an external microphone described later is recorded in the memory card 10. The When the play / stop button 75 is pressed during recording, the recording is stopped.
The mixing button 77 is a key for instructing the start of overdubbing by mixing. When the mixing button 77 is pressed, the audio signal of the selected file is reproduced, and this audio signal is output from the microphones 59 and 60 or an external microphone described later. The incoming audio signal is mixed and overwritten with the name of the file being played. This overdubbing will be described in detail later.
[0011]
The pause button 78 is a button for pausing playback and recording, and resumes when pressed again during the pause.
The plus button 79 and the minus button 80 are keys for selecting a file to be played back. Each time these keys are pressed, the display on the display unit 61 is switched to display the file name of the next or previous file. The The file with the file name displayed here is the selected file. When the play / stop button 75 is pressed, the audio data of the file is played. The display order of the files may be appropriately determined such as alphabetical order, recording date order, etc., and it is assumed that the first file is selected when the power is turned on.
[0012]
Further, the right side shown in the right side view of (c) is provided with a headphone terminal 81, a volume operator 82, and an external microphone terminal 85.
The headphone terminal 81 is a terminal for connecting an external output device such as a headphone. The external output device connected to the headphone terminal 81 is a reproduced audio signal, an audio signal resulting from mixing, or an input unit shown in FIG. The audio signal input from 40 can be output. If headphones or a speaker are connected here, the voice based on the audio signal can be heard, and if the recorder is connected, the audio signal can be recorded.
The volume operator 82 is an operator for operating the volume adjuster 88 of the output unit 50 shown in FIG. 2 to adjust the output level of the audio signal to the speakers 57 and 58 and the external output device.
The external microphone terminal 85 is a terminal for connecting an external input device such as a microphone, and instead of the built-in microphones 59 and 60, an audio signal used for recording or mixing can be input from the external input device connected here. Is possible.
[0013]
As shown in FIG. 3, the portable mixing recording apparatus 20 having the above-described appearance includes a CPU 91, a RAM 92, a ROM 93, an input / output unit 94, a decoding / encoding unit 95, an operation unit 96, a display unit 97, a memory card interface (I / F) 98, USB I / F 99, which are connected by a system bus 90.
The CPU 91 is a control unit that performs overall control of the entire portable mixing recording apparatus 20, and performs its control operation by executing various control programs stored in the ROM 93. Also, processing such as calculation when mixing the audio signal, setting of the destination of the audio signal when performing reproduction and mixing, and switching control of each unit according to the operation of the operation unit 96 are performed.
The RAM 92 is a storage means for temporarily storing various data or used as a work area for the CPU 91, and the ROM 93 is a storage means for storing various programs executed by the CPU 91.
[0014]
The input / output unit 94 is a unit related to input and output, and includes the microphones 59 and 60, speakers 57 and 58, terminals 81 and 85, and the like shown in FIG. The decoding / encoding unit 95 includes the decoder 37 and the encoder 38 shown in FIG. 2, and outputs digital audio signals for output and mixing and audio data (MP3 (MPEG-1 Audio Layer-III in this example) to be stored in the memory card 10. ) Format) to mutually convert the data format.
The operation unit 96 is a unit related to the operation, and includes the microphone switch button 66, operation elements 69 and 70, switches 75 to 80, and the like shown in FIG. The display 97 is a unit related to display, and is the display unit 61 and the level meters 72 and 73 shown in FIG.
The memory card I / F 98 is an interface for reading / writing data from / to the memory card 10, and the USB I / F 99 is an interface for transmitting / receiving data to / from a device connected by USB. These are provided inside the memory card slot 54 and the USB terminal 55, respectively.
[0015]
The outline of the circuit configuration in such a portable mixing recording apparatus 20 is as shown in FIG. 2 shows a state in which the memory card 10 is inserted into the memory card slot 54. Further, the signal lines shown as a set of two lines correspond to L and R in the stereo system, and the corresponding switches provided on the two signal lines operate in the same manner.
First, in the input unit 40, built-in microphones 59 and 60 and an external microphone terminal 85 are provided as means for inputting an audio signal. Of the signals from the microphones 59 and 60 and the signal from the external microphone terminal 85, the signal selected by the switch SW2m is input to the AD converter 26 and converted into a digital audio signal, and the level is adjusted by the input fader 67. Is input to the output line 34. At this time, the input level meter 72 performs display based on the audio signal after level adjustment.
[0016]
Here, the switch SW2m operates to select the external microphone terminal 85 side when an external input device is connected to the external microphone terminal 85, and to select the microphones 59 and 60 side when not connected. It is not operated by the operation of the operator.
Further, a switch SW1m having a microphone switch button 66 as an operator is provided as a switch for controlling on / off of the microphones 59 and 60. This switch operates independently of the switch SW2m, and is switched on and off each time the microphone switch button 66 is pressed as described above. Therefore, the audio signal from the microphones 59 and 60 is input to the AD converter 26 only when the switch SW1m is on and the external input device is not connected.
[0017]
On the other hand, in the memory card 10, an audio signal is stored in the source file 11 or the mix file 12 as MP3 format audio data. The source file 11 is a file storing audio signals to be used for output and mixing. The source file 11 is supplied from a PC (not shown) connected via the USB I / F 99, or the memory card 10 is previously attached to another device. Then, the existing data may be stored. The mix file 12 is a file for storing audio data obtained by recording or mixing in the portable mixing recording apparatus 20. However, once this mix file 12 is also created, it can be used as a source file 11 for playback and the like, so that the distinction from the source file 11 is convenient.
[0018]
When reproducing the audio signal stored in the memory card 10, the audio signal stored as MP3 format audio data is sequentially read from the source file 11 to be reproduced and converted into an audio signal for output by the decoder 37. Is done. Here, the decoder 37 and the CPU 91 that controls the reading of the audio data function as reproducing means.
The converted audio signal is subjected to level adjustment by the source fader 68 and then input to the output line 34. At this time, the source level meter 73 performs display based on the audio signal after level adjustment. The audio signal input to the output line 34 is input to the DA converter 42 of the output unit 50 and converted into an analog audio signal for output to the speakers 57 and 58 and the headphone terminal 81, and the signal is output by the volume adjuster 88. The level of is adjusted.
[0019]
The output unit 50 is provided with built-in speakers 57 and 58 and a headphone terminal 81 as means for outputting a sound signal. The sound signal after level adjustment is switched between the speakers 57 and 58 and the headphone terminal 81. It is output to the one selected by SW2s. Here, the switch SW2s operates to select the headphone terminal 81 side when an external output device is connected to the headphone terminal 81, and to select the speaker 57, 58 side when not connected. It does not operate by the operation of the operator.
[0020]
In addition, a switch SW1s is provided as a switch for controlling on / off of the speakers 57 and 58. This switch operates independently of the switch SW2s, and is linked to the switch SW1m every time the microphone switch button 66 is pressed. The on / off switches. However, as shown in FIG. 4, the switch SW1m and the switch SW1s are not turned on at the same time so that the switch SW1s is turned off when the switch SW1m is turned on and the switch SW1s is turned on when the switch SW1m is turned off. Here, the CPU 91 that controls the operation of this switch functions as a speaker on / off control means. By performing such control, the microphones 59 and 60 and the speakers 57 and 58 are prevented from being turned on at the same time, and both the microphone and the speaker are built in. However, since the apparatus is small, the distance can be greatly increased. Even in such a case, howling can be prevented.
[0021]
Thus, the output destination of the audio signal is controlled by the switches SW1s and SW2s, and the audio signal is input to the speakers 57 and 58 only when the switch SW1s is on and no external output device is connected. It is converted into sound and output. If an external output device is connected, the audio signal is output to the external output device via the headphone terminal 81.
In this way, the audio signal stored in the memory card 10 can be reproduced and output.
[0022]
In the case of mixing, in the same way as in the case of reproduction, in addition to the audio signal decoded by the decoder 37 and subjected to level adjustment by the source fader 68, the audio input from the input unit 40 and subjected to level adjustment by the input fader 67 A signal is also input to the output line 34. These audio signals are subjected to mixing calculation processing (mainly addition processing) by the CPU 91. The mixed audio signal obtained by this calculation process is converted into MP3 format audio data by the encoder 38 and stored in the mix file 12 of the memory card.
[0023]
By such processing, the audio signal stored in the memory card 10 and the audio signal input from the microphone 59, 60 or the external input device connected to the external microphone terminal 85 are mixed and stored in the memory card 10. be able to. At this time, when overdubbing is performed, the file name of the mix file 12 is changed to the file name of the read source file 11 when mixing is completed. In this way, the original audio signal is substantially overwritten with the audio signal after mixing. At this time, if the file name of the original source file 11 is changed and left as an undo file, if the overdubbed mixing result is not liked, the original state can be easily restored. be able to.
Of course, it is possible to output the mixed audio signal by the output unit 50 also when mixing. At this time, as described above, since the built-in microphone and the built-in speaker are not turned on at the same time, howling can be prevented and deterioration of sound quality can be prevented. This point is particularly effective when overdubbing is repeated.
[0024]
When performing a new recording that is not mixed, the audio signal input from the input unit 40 and input to the output line 34 after being subjected to level adjustment by the input fader 67 is converted into MP3 format audio data by the encoder 38, It is stored in the mix file 12 of the memory card. Here, mixing is not performed, but it is referred to as a mix file 12 for convenience. When an instruction to stop recording is given, the file name of the mix file 12 is changed to the file name of the new source file 11, and the recording process is terminated. Therefore, apparently, a new file is created in the memory card 10 and recording is performed on the file.
During recording, the audio signal input from the input unit 40 can be output by the output unit 50. However, since the microphone and the speaker are not turned on at the same time, howling is prevented and sound quality is improved. Deterioration can be prevented as in the case of mixing.
[0025]
Here, in the portable mixing recording apparatus 20, the microphones 59 and 60 can be switched on and off by pressing the microphone switch button 66 regardless of operations such as reproduction, recording, and mixing. Therefore, before recording or mixing, the microphones 59 and 60 are turned on to input the sound to be used for recording or mixing, and the input fader operator 69 is operated while checking the level of the audio signal with the input level meter 72. As a result, the input level can be easily adjusted. In this adjustment, the microphone and the speaker are not turned on at the same time, so that appropriate level adjustment can be performed without howling.
[0026]
In the portable mixing recording apparatus described above, an example in which only the built-in microphones 59 and 60 and the external microphone terminal 85 are provided as means for inputting an audio signal has been described, but in addition to these, an AUX terminal for receiving line input An instrument terminal for connecting an electric guitar or the like may be provided, and a terminal used for input may be arbitrarily selected from these. Further, the type of memory and the data format for storing the audio signal are not limited to those described above. In addition, it goes without saying that the embodiment described above can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the portable mixing recording apparatus of the present invention, the built-in microphone and the built-in speaker are not turned on at the same time, so that howling is prevented and the sound quality when recording or mixing is performed. Can be prevented. Also, since the built-in microphone can be switched on and off regardless of playback, recording, mixing, etc., the input level can be easily adjusted by turning on the microphone before recording or mixing. be able to. In this adjustment, the microphone and the speaker are not turned on at the same time, so that appropriate level adjustment can be performed without howling.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are views schematically showing an appearance of a portable mixing recording apparatus according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a plan view, FIG. 1B is a front view, and FIG. 1C is a right side view;
FIG. 2 is a block circuit diagram schematically showing a circuit configuration of the portable mixing recording apparatus.
FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of the portable mixing recording apparatus.
4 is a diagram for explaining the relationship between the operation of a microphone switch button and the operation of the switch shown in FIG. 2 in the portable mixing recording apparatus. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Memory card, 20 ... Portable mixing recording device, 34 ... Output line, 40 ... Input part, 50 ... Output part, 57, 58 ... Speaker, 59, 60 ... Microphone, 61 ... Display part, 66 ... Microphone switch button, 67 ... Input fader, 68 ... Source fader, 69 ... Input fader operator, 70 ... Source fader operator, 72 ... Input level meter, 73 ... Source level meter, 81 ... Headphone terminal, 85 ... External microphone terminal, 91 ... CPU 92 ... RAM, 93 ... ROM

Claims (2)

音声を音声信号に変換する内蔵のマイクと、
音声信号を音声に変換する内蔵のスピーカと、
音声信号を記憶するメモリ手段と、
該メモリ手段に記憶された音声信号を読み出す再生手段と、
前記マイクのオン・オフを切り替えるための操作子を有するスイッチ手段と、
前記マイクから入力される音声信号と前記再生手段によって読み出された音声信号とをミキシングして前記メモリ手段に記憶させる手段と、
前記スイッチ手段により前記マイクがオンにされている場合には前記スピーカをオフにし、該スイッチ手段により前記マイクがオフにされている場合に前記スピーカをオンにするスピーカオン・オフ制御手段とを設けたことを特徴とするポータブルミキシング記録装置。
A built-in microphone that converts audio to audio signals;
A built-in speaker that converts audio signals to audio;
Memory means for storing audio signals;
Reproducing means for reading out an audio signal stored in the memory means;
Switch means having an operator for switching on and off the microphone;
Means for mixing an audio signal inputted from the microphone and an audio signal read by the reproduction means and storing the mixed signal in the memory means;
Speaker on / off control means is provided for turning off the speaker when the microphone is turned on by the switch means and turning on the speaker when the microphone is turned off by the switch means. A portable mixing recording apparatus characterized by that.
請求項1記載のポータブルミキシング記録装置であって、
前記マイクから入力される音声信号のレベルを調整する入力レベル調整手段と、その調整後の音声信号のレベルを表示するレベルメータとを有することを特徴とするポータブルミキシング記録装置。
The portable mixing recording apparatus according to claim 1,
A portable mixing recording apparatus comprising: input level adjusting means for adjusting the level of an audio signal input from the microphone; and a level meter for displaying the level of the audio signal after the adjustment.
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