JP3697102B2 - Brake hydraulic pressure control motor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用アンチロックブレーキ装置のブレーキ液圧制御装置に設けられたプランジャポンプを作動させるブレーキ液圧制御装置用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、走行車両には、制動時に車輪がロックして路面に対してスリップしたり、ハンドルの操作性能が失われないように、制動により車輪がロックしないように制動トルクを制御する車両用アンチロックブレーキ装置(以下「車両用ABS装置」という)が装備されている場合が多い。
【0003】
車両用ABS装置には、ブレーキペダルの踏み込みに応じた制動液圧を出力するタンデム型のマスタシリンダと各車輪に設けられた車輪ブレーキとの間に介設されたブレーキ液圧制御装置が設けられている。
このブレーキ液圧制御装置の構成について説明すると、ブレーキ液圧制御装置10は図5に示すように大きく分けて2つの機構ブロックから構成される。
【0004】
その一つは、各車輪ブレーキに個別に対応した4つの常開型電磁弁、各常開型電磁弁にそれぞれ並列に接続された4つのチェック弁、各車輪ブレーキに個別に対応した4つの常閉型電磁弁、左前輪用車輪ブレーキおよび右後輪用車輪ブレーキ側ならびに右前輪用車輪ブレーキおよび左後輪用車輪ブレーキ側にそれぞれ個別に対応した一対のリザーバ、両リザーバに接続される一対の往復動型プランジャポンプおよびこれらを連通させる複数の液圧路等が内蔵されており、外形がブロック状に形成された金属製の基体12である。
もう一つは、この基体12の壁面に固着され、出力軸が基体12内に進入して一対のプランジャポンプを駆動するブレーキ液圧制御装置用モータ(以下、単にモータとも言う)14である。
【0005】
次に、モータ14の構造と併せて、モータ14が取り付けられる基体12の壁面(モータ取付面)の構造について図6を用いて詳細に説明する。
まず、モータ14の構造について説明する。
モータハウジング16は、有底の円筒体に形成され、底面には外方に向けて突出された円筒状の第1の軸受保持部18が形成されており、この第1の軸受保持部18に軸受20が収容され、保持されている。また、モータハウジング16の内周面には周方向に沿って永久磁石22が取り付けられている。
このモータハウジング16の開口部には、開口部を覆ってブラケット24が取り付けられている。このブラケット24の中央には外方に向けて突出された円筒状の第2の軸受保持部26が形成されており、この第2の軸受保持部26に軸受28が収容され、保持されている。各軸受20,28は各軸受保持部18,26内に圧入されて固定される。
【0006】
回転子30はモータハウジング16内に収容されて、その回転軸32の一端側(図6中の右側端部)がブラケット24に保持された軸受28によって支持され、他端側(図6中の左側端部)がモータハウジング16に保持された軸受20によって支持されることにより、回転自在となっている。
回転子30の回転軸32の一端側は出力軸としてブラケット24の第2の軸受保持部26から突出しており、一部に回転軸32の軸線Lに対して偏心した偏心軸部32aが形成されている。この偏心軸部32aは回転子30が回転した際にはカムとして作用する。また、この偏心軸部32aよりさらに先端側は回転軸32の軸線Lと同軸に形成されている。
そして、モータ14が基体12に取り付けられた際には、回転軸32のブラケット24から突出する一端側は基体12内部に進入して、偏心軸部32aが一対のプランジャポンプを駆動し、偏心軸部32aよりもさらに先端側は基体12の内部に配置された軸受34によって回転自在に支持される。
また、36は回転子コア、38はブラシであり、共に回転軸32と共に回転子30を構成する。
【0007】
そして、基体12のモータ14を取り付ける壁面(モータ取付面とも言う)40には、ブラケット24から突出する第2の軸受保持部26が嵌まり込むことによって、基体12に対するモータ14の位置決めを行う凹状の位置決め部42が形成されている。また、この位置決め部42の底面にはカム室44が形成されている。
以上の構成により、モータ14は、その回転軸32の一端側をカム室44内に挿通し、かつブラケット24の第2の軸受保持部26を位置決め部42内に嵌め込み、ブラケット24の表面をモータ取付面40に密着させた状態で基体12に取り付けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の車両の設計は、小型化、軽量化が図られていることから、車両用ABS装置についても同様の設計思想が求められ、特にスペース的に余裕の少ないエンジンルームに配置されるブレーキ液圧制御装置の小型化を図りたいという要望がある。
【0009】
しかしながら、上述した従来のブレーキ液圧制御装置10の場合には、図6に示すように、回転軸32を支持するための軸受20,28をそれぞれ収容・保持する第1の軸受保持部18と第2の軸受保持部26とがモータハウジング16やブラケット24から突出する構造のため、この突出長分の長さだけモータ14の外形寸法が大きくなり、小型化が図りにくい。
特に、一対のプランジャポンプを駆動する偏心軸部32aは、実質的にブラケット24側に設けられる軸受28と基体12の内部に設けられた軸受34とによって支持される構造のため、ブラケット24側に設けられる軸受28が回転軸32から受ける力は、モータハウジング16に保持された軸受20が回転軸32から受ける力よりも大きい。
【0010】
このため、ブラケット24側に保持される軸受28には高い強度を持つ大型の軸受(軸線方向の長さも長くなり、直径も大きい)を使用せざるを得ない。よって、特にこの軸受28が収容される第2の軸受保持部26のブラケット24表面からの突出長が大きくなる。この第2の軸受保持部26は基体12のモータ取付面40に形成された位置決め部42内に嵌め込まれてしまう訳であるが、このモータ取付面40から凹む構造の位置決め部42が大型化すると(凹む量、つまりモータ取付面40からの深さが深くなると)、基体12の内部に配置されている上述の構成要素が逆方向へ追いやられ、結果として回転軸32の軸線方向に沿った基体12の寸法が延びて、ブレーキ液圧制御装置10全体として大型化するという課題がある。
【0011】
また、同様の理由により、回転子30が回転した際に発生する振動も、より大型の軸受28を保持する第2の軸受保持部26を持つブラケット24側で多く発生する。この振動を外部に伝達しないようにするためには、ブラケット24の剛性を高める必要があるが、剛性を高めるためにはブラケット24の肉厚を厚くしなければならない。しかしながら、ブラケット24の肉厚を厚くすると、基体12のモータ取付面40からのモータ14の突出長が増え、ブレーキ液圧制御装置10全体として大型化し、また重量も増加してしまうという課題が生ずる。
【0012】
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ブラケットの肉厚を薄くしたままで、ブラケットの軸受保持部の剛性を確保でき、かつブレーキ液圧制御装置のモータの回転軸の軸線方向の長さを短くしてブレーキ液圧制御装置全体として小型化を図ることができるブレーキ液圧制御装置用モータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明のうち請求項1記載の発明は、有底の円筒体に形成され、内底面に軸受が配置されたモータハウジングと、該モータハウジングの開口部に、該開口部を覆って取り付けられると共に、中央に設けられた軸受保持部に軸受が配置されたブラケットと、回転軸の一端側が前記ブラケットの前記軸受保持部から突出した状態で前記モータハウジング内に収容されると共に、モータハウジングおよびブラケットに保持された各前記軸受によって前記回転軸が回転自在に支持された回転子とを有するブレーキ液圧制御装置用モータにおいて、前記軸受保持部は、前記ブラケットの中央部から前記モータハウジングの内方に向けて一体に筒状に突出する外筒部と、該外筒部の前記モータハウジング内側端部から外筒部の内側に向けて外筒部に密着する筒状に折り返されて形成され、内部に前記軸受を収容保持する内筒部とを具備することを特徴とする。
【0014】
これによれば、実際に軸受を収容・保持する軸受保持部の内筒部のモータハウジング内側端部が、ブラケットの表面からモータハウジングの内部側に、外筒部の長さ分だけ入り込む。このため、ブラケットの表面から突出し、基体に入り込む軸受保持部の突出長が短くなり、基体に設ける位置決め部の深さを浅くできる。その結果、モータおよび基体を含めたブレーキ液圧制御装置全体の小型化が図れる。
また、ブラケットに設けられた軸受保持部は、少なくともその一部が内筒部と外筒部とで構成される二重筒に構成されるから、従来の軸受保持部のように一重の筒体で構成されている場合に比べてブラケットの板厚を薄くしても強度が確保し易い。よって、モータの軽量化、すなわちブレーキ液圧制御装置全体の軽量化が図れると共に、板厚が薄くなる分だけ基体のモータ取付面からのモータの突出長を短くできるから、ブレーキ液圧制御装置全体の小型化も図れる。
【0015】
また、前記外筒部の外側端部の位置を、前記内筒部内に収容保持された前記軸受の軸方向センターと略一致させる構成とすると良い。回転軸から軸受が受ける力の多くは回転軸の軸線に対して略直角方向の力であると考えられるから、軸受保持部とブラケットのその他の部位との連結位置である外筒部の外側端部を軸受の軸方向センターに略一致させることによって、軸受保持部が軸受から受ける力が外筒部の外側端部の前後でバランスする。よって、ブラケットによる軸受の保持が安定する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるブレーキ液圧制御装置用モータの好適な実施の態様を添付図面と共に詳細に説明する。
図1はブレーキ液圧制御装置用モータの全体構成を示す一部切欠側面図、図2は図1のブラケットに設けられた軸受保持部の構造を示す拡大説明図、図3は車両用ABS装置の液圧回路図である。
【0017】
まず、車両用ABS装置の概略構成について、図3を参照して説明する。
各車輪には、左前輪用車輪ブレーキBFL、右後輪用車輪ブレーキBRR、右前輪用車輪ブレーキBFR、左後輪用車輪ブレーキBRLが配置されている。
また、一対のM/Cはタンデム型マスタシリンダを構成し、図示しないブレーキペダルの踏み込みに応じた制動液圧を出力する。
ブレーキ液圧制御装置10は、上述した4つのブレーキBFL,BRR,BFR,BRLとタンデム型マスタシリンダとの間に介設される。
【0018】
さらにブレーキ液圧制御装置10の構成について詳細に説明する。
ブレーキ液圧制御装置10は、左前輪用車輪ブレーキBFL、右後輪用車輪ブレーキBRR、右前輪用車輪ブレーキBFRおよび左後輪用車輪ブレーキBRLに個別に対応した4つの弁手段としての常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と、各常開型電磁弁VOFL 〜VORL にそれぞれ並列に接続され、ブレーキマスタシリンダM/Cへの入力を解除した際に開弁して、対応する車輪ブレーキBFL〜BRLから該マスタシリンダM/Cへブレーキ液を戻す4つのチェック弁46OFL ,46ORR ,46OFR ,46ORL と、各車輪ブレーキBFL〜BRLに個別に対応した4つの常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL と、左前輪用車輪ブレーキBFLおよび右後輪用車輪ブレーキBRR側ならびに右前輪用車輪ブレーキBFRおよび左後輪用車輪ブレーキBRL側にそれぞれ個別に対応した一対のリザーバ48a, 48bと、両リザーバ48a, 48bに接続される一対の往復動型プランジャポンプ50a, 50bと、これらを連通させる複数の液圧路とを備え、これらは従来例でも説明したように、外形がブロック状に形成された一つの金属製の基体12内に収容されている。
【0019】
また、ブレーキ液圧制御装置10は、両プランジャポンプ50a, 50bに共通な単一のブレーキ液圧制御装置用モータ(以下、単にモータ)14を有し、このモータ14は、この基体12のモータ取付面40に取り付けられ、回転軸(出力軸)32が基体12内に進入して一対のプランジャポンプ50a, 50bを駆動する。
また、各常開型電磁弁VOFL 〜VORL および各常閉型電磁弁VCFL 〜VCRL の消磁・励磁を切り換え制御する電子制御ユニット52も有し、この電子制御ユニット52も基体12に取り付けられる(図示せず)。
また、電子制御ユニット52は、各車輪に設けられた車輪速度センサ(図示せず)などから車両の走行状態が入力されるようになっている。電子制御ユニット52は、各々の車輪ブレーキBFL〜BRL毎に車両の走行状態に応じて、各々の常開型電磁弁VOFL 〜VORL の内、該当車輪に対応するいずれかを消磁・開弁し、各々の常閉型電磁弁VCFL 〜VCRL の内、該当車輪に対応するいずれかを消磁・閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に加わる液圧を増圧させて制動トルクを増加させる増圧モード、各々の常開型電磁弁VOFL 〜VORL の内、該当車輪に対応するいずれかを励磁・閉弁し、各々の常閉型電磁弁VCFL 〜VCRL の内、該当車輪に対応するいずれかを消磁・閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイールシリンダ(図示せず)に液圧を伝わらないようにして制動トルクを保持する保持モード、各々の常開型電磁弁VOFL 〜VORL の内、該当車輪に対応するいずれかを励磁・閉弁し、各々の常閉型電磁弁VCFL 〜VCRL の内、該当車輪に対応するいずれかを励磁・開弁してホイールシリンダ(図示せず)からリザーバ48a,48bにブレーキ液を一時的に貯留することで、車輪がロック状態にならないように制動トルクを減少させる減圧モードのいずれかの指令により制御している。
これらのうち、減圧モードに移行した際に、電子制御ユニット52はモータ14を駆動させて、ポンプ50a,50bを駆動させてリザーバ48a,48bに一時貯留したブレーキ液をブレーキマスタシリンダM/C側に戻すようになっている。
【0020】
次に、モータ14の構造について図1、図2、図4を用いて詳細に説明する。なお、従来例で説明したモータ14と基本的な構成については同じであるから、同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
モータハウジング16は有底の円筒体に形成され、内底面側には軸受20が配置されている。永久磁石22はモータハウジング16の内周面に取り付けられる。なお、軸受20は図6に示すように回転軸32の外周面を支持する構成でも良い。
【0021】
本発明の特徴部分であるブラケット54は金属板材をプレス加工して製造されたものであり、モータハウジング16の開口部に、開口部を覆って取り付けられる。このブラケット54の中央には外方に向けて突出された円筒状の第2の軸受保持部56が形成されており、この第2の軸受保持部56に軸受28が収容され、保持される。
第2の軸受保持部56は、ブラケット54の中央部からモータハウジング16の内方に向けて一体に筒状(円筒状)に突出する外筒部56aと、この外筒部56aのモータハウジング内側端部(図1中の左端部)から外筒部56aの内側に向けて筒状(円筒状)に折り返されて形成された内筒部56bとから構成される。この内筒部56bはその外周面が外筒部56aの内周面と密着する外径に形成されている。よって、外筒部56aと内筒部56bの各軸線は共に回転軸32の軸線Lと一致する。
そして、内筒部56bの外側端部(図1中の右端部)は軸線方向に向けて、開口径が小さくなるように絞り込まれており、軸受28は内筒部56bの内側開口部から、この絞り込み部分に挿入側端面が当接するまで内筒部56b内に圧入されて配置される。
【0022】
ブラケット54の第2の軸受保持部56をこのような構造とすることによって、実際に軸受28を収容・保持する第2の軸受保持部56の内筒部56bのモータハウジング内側端部が、ブラケット54の基体12のモータ取付面40と接触する表面54aからモータハウジング16の内部側に、略外筒部56aの長さD1 分だけ入り込む。このため、ブラケット54の表面54aから突出する第2の軸受保持部56の突出長D2 が従来例と比べて短くなり、基体12のモータ取付面40に設ける位置決め部42の深さを浅くできる。従来例では、第2の軸受保持部26はブラケット24の表面から直接外方へ突出させる構造のため、図2でいう内筒部56bの長さD3 がそのまま第2の軸受保持部26の突出長となっていた。
【0023】
モータ14の内部には、外筒部56aの長さD1 分のデッドスペースが生じることになるが、基体12の内部構造に比べてモータ14の内部構造の方がスペース的に余裕があるから、例えば回転子30の整流子58に電流を供給するブラシ38の厚みを減らすとか、このブラシ38を保持するブラシ保持板62の板厚を薄くする等の手法によって、モータ14のモータ取付面40からの突出長を従来例の構造の場合と同等以下に抑えることが十分に可能である。
一方、基体12の寸法は、位置決め部42の深さが浅くできた分だけ短くすることができる。
よって、モータ14および基体12を含めたブレーキ液圧制御装置10全体の小型化が図れる。
【0024】
また、ブラケット54の第2の軸受保持部56は、少なくともその一部が、互いに密着した内筒部56bと外筒部56aとで構成される二重筒に構成されるから、図6に示す従来の第2の軸受保持部26のように一重の筒体で第2の軸受保持部26を構成されている場合に比べて、ブラケット54の板厚を薄くしても強度が確保し易い。
よって、モータ14の軽量化、すなわちブレーキ液圧制御装置10全体の軽量化が図れると共に、ブラケット54の板厚が薄くなる分だけ基体12のモータ取付面40からのモータ14の突出長を短くできるから、ブレーキ液圧制御装置10全体の一層の小型化が図れる。
【0025】
また、図1や図2では内筒部56b内に配置される軸受28の軸線方向(長さ方向)に沿った軸方向センターMは、外筒部56aの外側端部Aよりもブラケット54の表面54a外方に位置しているが、図4に示すように外筒部56aを長くして、外筒部56aの外側端部Aの位置(回転軸32の軸線L方向に沿った位置)が、軸受28のセンターMと一致させる構成としても良い。
これにより、回転軸32から軸受28を介して第2の軸受保持部56が受ける力が、第2の軸受保持部56とブラケット54のその他の部位(板状部分)との連結位置である外筒部56aの外側端部Aの前後でバランスする。よって、ブラケット54による軸受28の保持、つまり回転軸32の保持が安定するという効果がある。
【0026】
そして、回転子30は従来例のモータと同様にモータハウジング16内に収容されて、その回転軸32の一端側(図1中の右側端部)がブラケット54に保持された軸受28によって支持され、他端側(図1中の左側端部)がモータハウジング16に保持された軸受20によって支持されることにより、回転自在となっている。また、回転軸32の一端側は出力軸としてブラケット54の第2の軸受保持部56から突出し、一部に偏心軸部32aが形成されている。また、この偏心軸部32aよりさらに先端側は回転軸32の回転軸線Lと同軸に形成されている。この偏心軸部32aにより一対のプランジャポンプ50a,50bを駆動する。回転軸32の、偏心軸部32aよりもさらに先端側は基体12の内部に配置された軸受34によって回転自在に支持される。
【0027】
モータ14の基体12への取付構造も基本的には従来例と同じであり、基体12のモータ取付面40には、ブラケット54から突出する第2の軸受保持部56が嵌まり込む位置決め部42が形成され、この位置決め部42の底面にはカム室44が形成されている。
モータ14は、その回転軸32の一端側をカム室44内に挿通し、かつブラケット54の第2の軸受保持部56を位置決め部42内に嵌め込み、ブラケット54の表面をモータ取付面40に密着させた状態で基体12に取り付けられる。
【0028】
また、上記実施の態様では、外筒部56aはモータハウジング16の内部に向けて折り返され、内筒部56bはモータハウジング16の外部に向けて折り返されて形成されていたが、逆に外筒部56aはモータハウジング16の外部に向けて折り返され、内筒部56bはモータハウジング16の内部に向けて折り返されて形成される構造も採用することができる。この場合には軸受28は内筒部56bへブラケット54の外方から挿着される構造となる等、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、実際に軸受を収容・保持する軸受保持部の内筒部の内側端部が、ブラケットの表面からモータハウジングの内部側に、外筒部の長さ分だけ入り込む。このため、ブラケットの表面から突出する軸受保持部の突出長が短くなり、基体に設ける位置決め部の深さを浅くできる。その結果、モータおよび基体を含めたブレーキ液圧制御装置全体の小型化が図れる。
また、ブラケットに設けられた軸受保持部は、少なくともその一部が内筒部と外筒部とで構成される二重筒に構成されるから、従来の軸受保持部のように一重の筒体で構成されている場合に比べてブラケットの板厚を薄くしても強度が確保し易い。よって、モータの軽量化、すなわちブレーキ液圧制御装置全体の軽量化が図れると共に、板厚が薄くなる分だけ基体のモータ取付面からのモータの突出長を短くできるから、ブレーキ液圧制御装置全体の小型化も図れるという効果がある。
さらに、請求項2記載の発明によれば、回転軸から軸受を介してブラケットに設けられた軸受保持部が受ける力は、軸受保持部とブラケットのその他の部位との連結位置である外筒部の外側端部の前後でバランスするから、ブラケットによる軸受の保持が安定するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキ液圧制御装置用モータの一実施の形態の構成を説明するための一部切欠側面図である。
【図2】図1のブラケットに設けられた第2の軸受保持部の構造を示す拡大説明図である。
【図3】車両用ABS装置の一般的な液圧回路図である。
【図4】ブラケットに設けられた第2の軸受保持部の他の実施の形態の構造を示す拡大説明図である。
【図5】ブレーキ液圧制御装置の側面図である。
【図6】従来のブレーキ液圧制御装置用モータの一例の構成を説明するための側面断面図である。
【符号の説明】
14 モータ
16 モータハウジング
28 軸受
30 回転子
32 回転軸(出力軸)
54 ブラケット
56 第2の軸受保持部
56a 外筒部
56b 内筒部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a brake fluid pressure control motor that operates a plunger pump provided in a brake fluid pressure control device of a vehicle antilock brake device.
[0002]
[Prior art]
Anti-locks for vehicles that control the braking torque so that the wheels are not locked by braking so that the wheels do not slip and slip on the road surface during braking or the operating performance of the steering wheel is not lost. A brake device (hereinafter referred to as “vehicle ABS device”) is often provided.
[0003]
The vehicle ABS device is provided with a brake fluid pressure control device interposed between a tandem master cylinder that outputs a brake fluid pressure in response to depression of a brake pedal and a wheel brake provided on each wheel. ing.
The configuration of the brake fluid pressure control device will be described. The brake fluid
[0004]
One of them is four normally open solenoid valves individually corresponding to each wheel brake, four check valves connected in parallel to each normally open solenoid valve, and four normally open solenoid valves individually corresponding to each wheel brake. Closed solenoid valve, left front wheel brake and right rear wheel brake side, right front wheel brake and left rear wheel brake side individually corresponding pair of reservoirs, a pair of reservoirs connected to both reservoirs A reciprocating plunger pump and a plurality of hydraulic pressure passages that communicate with each other are built in, and the
The other is a brake hydraulic pressure control motor 14 (hereinafter also simply referred to as a motor) 14 that is fixed to the wall surface of the
[0005]
Next, in conjunction with the structure of the
First, the structure of the
The
A
[0006]
The
One end side of the rotating
When the
[0007]
Then, a second
With the above configuration, the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since recent vehicle designs have been reduced in size and weight, the same design philosophy is required for the ABS device for vehicles, and in particular, a brake disposed in an engine room with little space. There is a desire to reduce the size of the hydraulic control device.
[0009]
However, in the case of the conventional brake fluid
In particular, the
[0010]
For this reason, the
[0011]
For the same reason, vibrations that occur when the
[0012]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and the object of the present invention is to ensure the rigidity of the bearing holding portion of the bracket while keeping the thickness of the bracket thin, and An object of the present invention is to provide a brake hydraulic pressure control device motor that can reduce the overall length of the brake hydraulic pressure control device by shortening the axial length of the rotation shaft of the motor of the brake hydraulic pressure control device.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
That is, the invention described in claim 1 of the present invention is a motor housing formed in a cylindrical body with a bottom and having a bearing disposed on the inner bottom surface, and attached to the opening of the motor housing so as to cover the opening. And a bracket in which a bearing is disposed in a bearing holding portion provided in the center, and one end side of the rotary shaft is housed in the motor housing in a state of protruding from the bearing holding portion of the bracket. In the motor for a brake hydraulic pressure control device having a rotor in which the rotation shaft is rotatably supported by each bearing held by a bracket, the bearing holding portion is formed in the motor housing from a central portion of the bracket. An outer cylindrical portion integrally projecting toward the direction, and an outer cylinder from the inner end of the motor housing toward the inner side of the outer cylindrical portion Is folded into a cylindrical shape in close contact is formed, characterized by comprising an inner cylindrical portion that houses and holds the bearing therein.
[0014]
According to this, the motor housing inner side end portion of the inner cylindrical portion of the bearing holding portion that actually accommodates and holds the bearing enters the inside of the motor housing from the surface of the bracket by the length of the outer cylindrical portion. For this reason, the protrusion length of the bearing holding portion that protrudes from the surface of the bracket and enters the base becomes short, and the depth of the positioning portion provided on the base can be reduced. As a result, the entire brake fluid pressure control device including the motor and the base body can be reduced in size.
Further, since the bearing holding portion provided in the bracket is configured as a double cylinder, at least a part of which is composed of an inner cylinder portion and an outer cylinder portion, a single cylinder body like a conventional bearing holding portion. Compared to the case where the bracket is configured, it is easy to ensure the strength even if the thickness of the bracket is reduced. Therefore, the weight of the motor, that is, the weight of the entire brake fluid pressure control device can be reduced, and the protrusion length of the motor from the motor mounting surface of the base can be shortened by the reduction in the plate thickness. The size can be reduced.
[0015]
Moreover, it is good to set it as the structure which makes the position of the outer side edge part of the said outer cylinder part substantially correspond with the axial direction center of the said bearing accommodated in the said inner cylinder part. Since most of the force that the bearing receives from the rotating shaft is considered to be a force in a direction substantially perpendicular to the axis of the rotating shaft, the outer end of the outer cylinder that is the connection position between the bearing holding portion and the other part of the bracket By making the portion substantially coincide with the axial center of the bearing, the force received by the bearing holding portion from the bearing is balanced before and after the outer end portion of the outer cylinder portion. Therefore, the bearing holding by the bracket is stabilized.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of a brake hydraulic pressure control motor according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
1 is a partially cutaway side view showing the overall configuration of the brake hydraulic pressure control motor, FIG. 2 is an enlarged explanatory view showing the structure of a bearing holding portion provided in the bracket of FIG. 1, and FIG. 3 is a vehicle ABS device. FIG.
[0017]
First, a schematic configuration of the vehicle ABS device will be described with reference to FIG.
Each wheel is provided with a left front wheel brake B FL , a right rear wheel brake B RR , a right front wheel brake B FR , and a left rear wheel brake B RL .
The pair of M / Cs constitutes a tandem master cylinder and outputs a brake fluid pressure corresponding to depression of a brake pedal (not shown).
The brake fluid
[0018]
Further, the configuration of the brake fluid
The brake fluid
[0019]
The brake fluid
The
In addition, the
Among these, when shifting to the decompression mode, the
[0020]
Next, the structure of the
The
[0021]
The
The second
Then, the outer end portion (right end portion in FIG. 1) of the
[0022]
By adopting such a structure for the second
[0023]
Although a dead space corresponding to the length D 1 of the
On the other hand, the dimension of the
Therefore, the entire brake fluid
[0024]
Moreover, since the 2nd
Therefore, the weight of the
[0025]
Further, in FIGS. 1 and 2, the axial center M along the axial direction (length direction) of the
As a result, the force received by the second
[0026]
The
[0027]
The mounting structure of the
The
[0028]
Further, in the above embodiment, the
[0029]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the inner end portion of the inner cylindrical portion of the bearing holding portion that actually accommodates and holds the bearing extends from the surface of the bracket to the inner side of the motor housing by the length of the outer cylindrical portion. Get in. For this reason, the protrusion length of the bearing holding portion protruding from the surface of the bracket is shortened, and the depth of the positioning portion provided on the base can be reduced. As a result, the entire brake fluid pressure control device including the motor and the base body can be reduced in size.
Further, since the bearing holding portion provided in the bracket is configured as a double cylinder, at least a part of which is composed of an inner cylinder portion and an outer cylinder portion, a single cylinder body like a conventional bearing holding portion. Compared to the case where the bracket is configured, it is easy to ensure the strength even if the thickness of the bracket is reduced. Therefore, the weight of the motor, that is, the weight of the entire brake fluid pressure control device can be reduced, and the protrusion length of the motor from the motor mounting surface of the base can be shortened by the reduction in the plate thickness. There is an effect that downsizing can be achieved.
Further, according to the second aspect of the present invention, the force received by the bearing holding portion provided on the bracket from the rotating shaft via the bearing is the outer cylinder portion which is a connection position between the bearing holding portion and the other portion of the bracket. Since the balance is achieved before and after the outer end of the bearing, there is an effect that the holding of the bearing by the bracket is stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway side view for explaining the configuration of an embodiment of a brake hydraulic pressure control motor according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged explanatory view showing a structure of a second bearing holding portion provided in the bracket of FIG. 1;
FIG. 3 is a general hydraulic circuit diagram of the vehicle ABS device.
FIG. 4 is an enlarged explanatory view showing the structure of another embodiment of the second bearing holding portion provided on the bracket.
FIG. 5 is a side view of the brake fluid pressure control device.
FIG. 6 is a side sectional view for explaining the configuration of an example of a conventional brake hydraulic pressure control motor.
[Explanation of symbols]
14
54
Claims (2)
該モータハウジングの開口部に、該開口部を覆って取り付けられると共に、中央に設けられた軸受保持部に軸受が配置されたブラケットと、
回転軸の一端側が前記ブラケットの前記軸受保持部から突出した状態で前記モータハウジング内に収容されると共に、モータハウジングおよびブラケットに保持された各前記軸受によって前記回転軸が回転自在に支持された回転子とを有するブレーキ液圧制御装置用モータにおいて、
前記軸受保持部は、
前記ブラケットの中央部から前記モータハウジングの内方に向けて一体に筒状に突出する外筒部と、
該外筒部の前記モータハウジング内側端部から外筒部の内側に向けて外筒部に密着する筒状に折り返されて形成され、内部に前記軸受を収容保持する内筒部とを具備することを特徴とするブレーキ液圧制御装置用モータ。A motor housing formed in a bottomed cylindrical body and having a bearing disposed on the inner bottom surface side;
A bracket which is attached to the opening of the motor housing so as to cover the opening, and in which a bearing is disposed in a bearing holding portion provided in the center;
The rotation shaft is housed in the motor housing in a state where one end side of the rotation shaft protrudes from the bearing holding portion of the bracket, and the rotation shaft is rotatably supported by the bearings held by the motor housing and the bracket. In a brake hydraulic pressure control motor having a child,
The bearing holding portion is
An outer cylindrical portion integrally projecting from the central portion of the bracket toward the inner side of the motor housing;
An inner cylinder portion that is formed by being folded into a cylindrical shape that is in close contact with the outer cylinder portion from the inner end of the motor housing toward the inner side of the outer cylinder portion, and that accommodates and holds the bearing therein. A brake hydraulic pressure control motor.
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