JP3695852B2 - 包装用容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の被包装物を区別して包装するとともに各被包装物を別々に取り出せるようにした包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品や薬品等を包装するためのものとして、複数種類の被包装物を区別して包装するとともに各被包装物を別々に取り出せるようにした包装用容器が知られている。図8はこの種の包装用容器の一例を示す斜視図である。この包装用容器101は、頂壁104及びこの頂壁104の周縁部から下方に向けて形成された円筒状の側壁105を有する第1の容器形成体102と、底壁106及びこの底壁106の周縁部から上方に向けて形成された円筒状の側壁107を有し、第1の容器形成体102に回転自在に嵌合する第2の容器形成体103とからなり、第1の容器形成体102の内部には、頂壁104に対して垂直に形成された三個の隔壁108によって三個の扇状の隔室109〜111が区画形成され、第1の容器形成体102の側壁105には、各隔室109〜111に連通した三個の取出口112〜114が設けられている。また、第2の容器形成体103の側壁107には、第1の容器形成体102を回転させることにより各取出口112〜114に一致する一個の開口部115が設けられており、この開口部115を各取出口112〜114に一致させることにより各隔室109〜111内の被包装物が外部に取り出し可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の包装用容器では、取出口112〜114が側壁105の周方向に等間隔をおいて設けられているため、前回取り出した被包装物と異なる被包装物を取り出す際には第1の容器形成体102を大きく回転させなければならず、手間がかかるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数種類の被包装物を区別して包装するとともに各被包装物を別々に取り出せるようにした包装用容器であって、少ない手間で被包装物を取り出せるようにしたものを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の包装用容器は、頂壁及びこの頂壁の周縁部から下方に向けて形成された円筒状の側壁を有する第1の容器形成体と、底壁及びこの底壁の周縁部から上方に向けて形成された円筒状の側壁を有し、前記第1の容器形成体に対して回転自在に嵌合する第2の容器形成体とからなり、前記第1の容器形成体または第2の容器形成体のいずれか一方の内部に、前記頂壁または底壁に対して垂直に形成された複数個の隔壁によって複数個の隔室が区画形成され、該隔室が形成された容器形成体の側壁に、前記各隔室に連通した複数個の取出口が設けられ、他方の容器形成体の側壁に、いずれかの容器形成体を回転させることにより前記各取出口に一致する一個の開口部が設けられ、該開口部を前記各取出口に一致させることにより前記各隔室内の被包装物が外部に取り出し可能となる包装用容器において、前記複数個の隔壁が互いに交わらないように形成され、前記各隔壁は、前記取出口の側から該取出口に対向する側に向かって、隣接する隔壁との間隔が広がるように設けられ、前記複数個の取出口が互いに近接する位置に設けられ、前記隔室が形成された容器形成体には、前記複数の取出口のそれぞれの位置を示す指標が設けられ、前記第1の容器形成体または第2の容器形成体を、前記開口部が前記複数個の取出口のうちの左端に位置する取出口に一致した状態から右端に位置する取出口に一致した状態にまで回転させる回転角度が90゜以内であることを特徴とするものである。
【0007】
また、上記構成の包装用容器において、前記隔室の数が三個であることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態である包装用容器の斜視図である。この包装用容器1は三種類のビタミン錠菓を包装するためのもので、回転自在に嵌合した上下一対の有底円筒状の第1の容器形成体2及び第2の容器形成体3からなっている。
【0010】
図2は第1の容器形成体2を内面側から見た図、図3は図2を矢印Aの方向に見た側面図、図4は図2を矢印Bの方向に見た側面図である。第1の容器形成体2は合成樹脂からなり、円形の頂壁4と、この頂壁4の周縁部から下方に向けて形成された円筒状の側壁5とを有している。
【0011】
頂壁4の内面には、頂壁4に対して垂直に形成され、八の字形に配置された一対の隔壁6、7が設けられており、これらの隔壁6、7によって、取出口13(後述)の側から取出口13に対向する側に向かって広くなっている隔室8と、その両側に位置する三日月形の隔室9、10とが区画形成されている。
【0012】
側壁5は下側に容器形成体3の側壁22(後述)の内周面に回転自在に嵌合する縮径部11を有している。縮径部11は、前側部分11aと、この前側部分11aより幅が狭い後側部分11bと、前側部分11aと後側部分11bの間に形成された一対の中間部分11c、11cとからなっている。中間部分11cの幅は水平面に対して45゜の傾斜角度をもって連続して変化しており、これによって各中間部分11c、11cの頂辺に沿うストッパ部12、12が形成されている。
【0013】
前側部分11aの中央部には、下端縁から上方に向けて形成され、隔室8の一端側に連通した逆U字形の取出口13が設けられており、その両側には、隔室9、10の一端側に連通した逆U字形の取出口14、15が取出口13に近接する位置に設けられている。また、前側部分11aの左右両側には周方向に延びる一対の凸条16、17が同一線上に位置するように設けられており、後側部分11bの中央部には周方向に延びる凸条18が凸条16、17と同一線上に位置するように設けられている。
【0014】
また、容器形成体2の前側肩部には周方向に延びる台形状の凹部19が設けられており、この凹部19には各取出口13〜15の位置を示す指標A〜Cが印刷されたシール20が貼付されている。
【0015】
図5は第2の容器形成体3を内面側から見た図、図6は図5を矢印Cの方向に見た側面図、図7は図5を矢印Dの方向に見た側面図である。容器形成体3は、円形の底壁21と、この底壁21の周縁部から上方に向けて形成された円筒状の側壁22とからなっている。
【0016】
側壁22は、前側部分22aと、この前側部分22aより幅が狭い後側部分22bと、前側部分22aと後側部分22bの間に形成された一対の中間部分22c、22cとからなっている。中間部分22c、22cの幅は水平面に対して45゜の傾斜角度をもって連続して変化しており、これによって各中間部分22c22Cの頂辺に沿うストッパ部23が形成されている。
【0017】
前側部分22aの中央部には、上端縁から下方に向けて形成されたU字形の開口部24が形成されている。この開口部24は容器形成体2を回転させることにより取出口13〜15に一致し、これによって各隔室8〜10内の被包装物が外部に取り出し可能となる。また、側壁22の内面には、第1及び第2の容器形成体2、3を嵌合したときに容器形成体2の凸条16〜18が摺動自在に係合する溝25がほぼ全周にわたって形成されている。
【0018】
第1の容器形成体2の回転はストッパ部12、12が第2の容器形成体3のストッパ部23、23に当接することにより停止する。ストッパ部12、12、23、23の位置は、第1の容器形成体2を時計回り方向に最大限まで回したときに取出口15が開口部24を越えて取出口13〜15が第2の容器形成体3の側壁22によって閉鎖され、第1の容器形成体2を反時計回り方向に最大限まで回したときに取出口14が開口部24を越えて取出口13〜15が第2の容器形成体3の側壁22によって閉鎖されるように設定されている。
【0019】
上記のように構成した包装用容器1から被包装物を取り出すには、第1の容器形成体2を回転させてシール20に印刷された指標(アルファベット)を目印にして取出口13〜15を容器形成体3の開口部24に一致させる。例えば、図1に示すように、Bを開口部24の中心線上に合わせると、取出口13が開口部24に一致して隔室8内の被包装物が取り出し可能となる。そして、次に取り出す被包装物が隔室9または10に収納されたものである場合には、AまたはCを開口部24に合わせることになるが、取出口14、15が取出口13に近接して設けられているため、容器形成体2の回転角度が小さく、その操作は極めて楽である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、内部に複数個の隔室を区画形成する隔壁が互いに交わらないように形成され、隔室に連通した複数個の取出口が互いに近接する位置に設けられたことにより、小さい回転角度で開口部を各取出口に一致させることができるので、少ない手間で被包装物を取り出すことができる。
【0021】
また、各隔壁を、取出口の側から取出口に対向する側に向かって、隣接する隔壁との間隔が広がるように設けたことにより、複数個の取出口をより近接して設けることができるようになるので、被包装物を取り出すための手間がより少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である包装用容器の斜視図。
【図2】 第1の容器形成体を内面側から見た図。
【図3】 図2を矢印Aの方向に見た側面図。
【図4】 図2を矢印Bの方向に見た側面図。
【図5】 第2の容器形成体を内面側から見た図。
【図6】 図5を矢印Cの方向に見た側面図。
【図7】 図5を矢印Dの方向に見た側面図。
【図8】 従来の包装用容器の斜視図。
【符号の説明】
1 包装用容器
2 第1の容器形成体
3 第2の容器形成体
4 頂壁
5 第1の容器形成体2の側壁
6、7 隔壁
8、9、10 隔室
21 底壁
22 第2の容器形成体3の側壁
13、14、15 取出口
24 開口部
Claims (2)
- 頂壁及びこの頂壁の周縁部から下方に向けて形成された円筒状の側壁を有する第1の容器形成体と、
底壁及びこの底壁の周縁部から上方に向けて形成された円筒状の側壁を有し、前記第1の容器形成体に対して回転自在に嵌合する第2の容器形成体とからなり、
前記第1の容器形成体または第2の容器形成体のいずれか一方の内部に、前記頂壁または底壁に対して垂直に形成された複数個の隔壁によって複数個の隔室が区画形成され、
該隔室が形成された容器形成体の側壁に、前記各隔室に連通した複数個の取出口が設けられ、
他方の容器形成体の側壁に、いずれかの容器形成体を回転させることにより前記各取出口に一致する一個の開口部が設けられ、該開口部を前記各取出口に一致させることにより前記各隔室内の被包装物が外部に取り出し可能となる包装用容器において、
前記複数個の隔壁が互いに交わらないように形成され、
前記各隔壁は、前記取出口の側から該取出口に対向する側に向かって、隣接する隔壁との間隔が広がるように設けられ、
前記複数個の取出口が互いに近接する位置に設けられ、
前記隔室が形成された容器形成体には、前記複数の取出口のそれぞれの位置を示す指標が設けられ、
前記第1の容器形成体または第2の容器形成体を、前記開口部が前記複数個の取出口のうちの左端に位置する取出口に一致した状態から右端に位置する取出口に一致した状態にまで回転させる回転角度が90゜以内である
ことを特徴とする包装用容器。 - 前記隔室の数が三個であることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028196A JP3695852B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028196A JP3695852B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1024970A JPH1024970A (ja) | 1998-01-27 |
JP3695852B2 true JP3695852B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=16080482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18028196A Expired - Fee Related JP3695852B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3695852B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6988064B2 (en) * | 2003-03-31 | 2006-01-17 | Motorola, Inc. | System and method for combined frequency-domain and time-domain pitch extraction for speech signals |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18028196A patent/JP3695852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1024970A (ja) | 1998-01-27 |
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