JP3695740B2

JP3695740B2 - Air conditioner indoor unit

Info

Publication number: JP3695740B2
Application number: JP23985999A
Authority: JP
Inventors: 宏司前川; 浩一酒井
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1999-02-02
Filing date: 1999-08-26
Publication date: 2005-09-14
Anticipated expiration: 2019-08-26
Also published as: JP2000291973A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クロスフローファンと称する横断流送風機を具備した空気調和機の室内ユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図６に、従来例に係る空気調和機の室内ユニットの斜視図を示している。図７は、図６のI−I線における断面図である。図７に示しているのは、横断流送風機を具備した空気調和機の断面の一例である。吸込口１と吹出口２との間には通風路３が形成されている。通風路３内には、エアフィルタ６が配置されている。エアフィルタ６は、前面カバー４の内側面から台枠５の天井部までを覆い、着脱自在である。
【０００３】
また、通風路３内の前方及び後方には熱交換器７が配置され、これら熱交換器７間にはクロスフローファン８が配置されている。クロスフローファン８は、一定長の複数のブレードを円柱状に配列した複数の一連の羽根車を回転軸方向に組み合わせて形成されている。クロスフローファン８の背面にはリアガイダ９が、クロスフローファン８の下方にはスタビライザ１０がそれぞれ配置されている。
【０００４】
スタビライザ１０とリアガイダ９は、熱交換器７から落下する除湿水を受けるドレンパンであるとともに、通風路３の一部を構成する壁でもある。熱交換器７を通過し熱交換された空気は、クロスフローファン８によって吹出口２に送風される。室内への風向きは、風向羽根１１によって調節できる。
【０００５】
最近の省エネ化の動向から、空気調和機も高性能化が求められており、さらに高性能化された送風機が必要となっている。空気調和機の室内ユニットの高性能化とは、通風路の流量特性を向上させ、かつ低騒音化させることであり、高風量かつ低騒音な送風機の開発が望まれている。
【０００６】
このようなことから、熱交換器７を大きくし、かつ吸込口１を広げたり、スタビライザ１０とリアガイダ９との間の最短距離αを広げたりすることで送風機の高性能化が図られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記のような従来の高性能化の手段では、送風機を高性能化できるものの低静圧型の送風機となる。このため、実使用の際にエアフィルタ６にチリ、埃等が多量に付着した場合、すなわち高負荷時には吹出風量が安定せず風量特性の低下を招くという問題があった。さらに「バサバサ」という断続的な異音（以下「バサツキ音」という。）を引き起こし、騒音を増大するという問題もあった。
【０００８】
また、横断流送風機を具備した空調機の特性として、クロスフローファンの中央部では２次元流れが形成されているが、両端の側壁近傍では側壁の抵抗の影響で２次元流れがくずれて3次元流れとなる。このため、送風機に負荷が加わった場合に吹き出し流れは不安定になり、特に側壁近傍ではその傾向が著しく３次元非定常流れとなる。このことが、バサツキ音が両端の側壁近傍から発生する原因と考えられている。
【０００９】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、側壁近傍のリアガイダ両端の吸い込み部先端形状や通風路の形状改善により、側壁近傍での空気の流れを高静圧化させ、通風抵抗を最小限に抑えながら吹出風量の安定化が図れる空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明の第１番目の空気調和機の室内ユニットは、箱体内に、熱交換器と、クロスフローファンと、前記クロスフローファンの回転軸方向に延設され、前記クロスフローファンによって送風された空気を吸い込む吸込部を前記クロスフローファンとの対向部の先端部に形成したリアガイダと、前記リアガイダと対向し前記吸込部への吸込流を前記箱体外に導く通風路を形成しているスタビライザと、前記リアガイダの両端の横に前記回転軸に対して垂直方向に配設された側壁とを備えた空気調和機の室内ユニットであって、前記吸込部には、前記吸込部と前記クロスフローファンとの間の距離が最短となる突端部が前記リアガイダの長手方向に形成され、前記リアガイダの前記側壁の近傍には、前記突端部から延出した延出部が形成され、前記延出部と前記クロスフローファンとの間の最短距離は、前記突端部と前記クロスフローファンとの間の距離より長いことを特徴とする。
【００１１】
前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、側壁近傍にクロスフローファンとの距離を広くした延出部が形成されているので、側壁近傍では吸込部への空気の流入を促進させることができ、側壁近傍での空気の流れを高静圧化させることができる。すなわち、通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を図ることができる。
【００１２】
前記第１番目の空気調和機の室内ユニットにおいては、前記熱交換器は、前記箱体内の前方及び後方に配置され、前記延出部は、後方の熱交換器と対向し、前記後方の熱交換器の傾斜に沿って延出していることが好ましい。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、側壁近傍での吸込流の流れが円滑になり、側壁近傍におけるバサツキ音の発生を防止できる。
【００１３】
また、前記側壁近傍の前記スタビライザと前記リアガイダとの間の距離を、前記回転軸方向の中央部の前記スタビライザと前記リアガイダとの間の距離より短くすることにより、前記通風路の幅を狭めた部分を有することが好ましい。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、通風路における吹出流が高静圧化するので、吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【００１４】
また、前記通風路の幅を狭めた部分は、前記通風路の空気の流れ方向に沿って延設されていることが好ましい。
【００１５】
また、前記通風路の幅を狭めた部分における前記通風路の幅は、前記回転軸方向の中央部における前記通風路の幅の約１／２以上であることが好ましい。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、通風路における通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【００１６】
また、前記クロスフローファンは、一定長を有する複数のブレードを円柱状に配列した複数の一連の羽根車を回転軸方向に組み合わせて形成され、前記延出部の前記回転軸方向の長さは、前記羽根車の一連分の長さとほぼ同じであることが好ましい。
【００１７】
次に、本発明の第２番目の空気調和機の室内ユニットは、箱体内に、熱交換器と、クロスフローファンと、前記クロスフローファンの回転軸方向に延設され、前記クロスフローファンによって送風された空気を吸い込む吸込部を前記クロスフローファンとの対向部の先端部に形成したリアガイダと、前記リアガイダと対向し前記吸込部への吸込流を前記箱体外に導く通風路を形成しているスタビライザと、前記リアガイダの両端の横に前記回転軸に対して垂直方向に配設された側壁とを備えた空気調和機の室内ユニットであって、前記側壁近傍の前記スタビライザと前記リアガイダとの間の距離を、前記回転軸方向の中央部の前記スタビライザと前記リアガイダとの間の距離より短くすることにより、前記通風路の幅を狭めた部分を有することを特徴とする。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、側壁近傍の通風路における吹出流が高静圧化するので、吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【００１８】
前記第２番目の空気調和機の室内ユニットにおいては、前記通風路の幅を狭めた部分は、前記通風路の空気の流れ方向に沿って延設されていることが好ましい。
【００１９】
また、前記通風路の幅を狭めた部分における前記通風路の幅は、前記回転軸方向の中央部における前記通風路の幅の約１／２以上であることが好ましい。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、通風路における通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【００２０】
また、前記クロスフローファンは、一定長を有する複数のブレードを円柱状に配列した複数の一連の羽根車を回転軸方向に組み合わせて形成され、前記通風路の幅を狭めた部分の前記回転軸方向の長さは、前記羽根車の一連分の長さとほぼ同じであることが好ましい。
【００２１】
次に、本発明の第３番目の空気調和機の室内ユニットは、箱体内に、熱交換器と、クロスフローファンと、前記クロスフローファンの回転軸方向に延設され、前記クロスフローファンによって送風された空気を吸い込む吸込部を前記クロスフローファンとの対向部の先端部に形成したリアガイダと、前記リアガイダと対向し前記吸込部への吸込流を前記箱体外に導く通風路を形成しているスタビライザと、前記リアガイダの両端の横に前記回転軸に対して垂直方向に配設された側壁とを備えた空気調和機の室内ユニットであって、前記クロスフローファンの下流域に、前記側壁の内側に形成され前記側壁の内側面に対して2段階以上の段差を有する突起によって、前記クロスフローファンの回転軸方向に前記通風路の幅を狭めた部分を有することを特徴とする。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、側壁近傍の通風路における吹出流は、クロスフローファンの回転軸方向の乱れが軽減されるので、吹出し風流の安定化を図ることができる。
【００２２】
前記第３番目の空気調和機の室内ユニットにおいては、前記側壁の内側面に対して１段目の段差を形成する前記突起の上面は、前記クロスフローファンの外周円を拡大した同心円の円弧を弧線とする曲面形状を含むように形成されていることが好ましい。前記のような空気調和機の室内ユニットによれば、側壁近傍においては、吹出し流は風速がほぼ均一な状態で、回転軸方向に向きを変えることになり、、回転軸方向の乱れをより一層軽減させることができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【００２４】
（実施の形態１）
本実施形態では、空気調和機の外観斜視図は図６と同様であるので、図６を実施形態１に係る空気調和機の外観斜視図として用いる。図１（ａ）は、図６のI−I線における断面図である。図１（ｂ）は、図１（ａ）に示したリアガイダ９の延出部１４付近の拡大図で、図１（ｃ）は、延出部１４付近のB方向からの要部矢視図である。
【００２５】
クロスフローファン８は、一定長の複数のブレード８ｂを仕切り円板８ｃ間に備えることによって円柱状に配列した複数の一連の羽根車８ａを回転軸方向に組み合わせて形成されている。クロスフローファン８の回転軸方向に延設されたリアガイダ９には、その先端部にクロスフローファン８と対向する吸込部１３が形成されている。吸込部１３には、熱交換器７を通過した空気が流入する。クロスフローファン８の回転軸方向におけるリアガイダ９及びクロスフローファン８の両端の横には、側壁９ａが形成されている。図１（ａ）に示した断面図は、側壁近傍の断面図である（以下の図２〜５も同じ）。
【００２６】
図１（ｂ）に示したように、吸込部１３には曲面形状の突端部１３ａが形成されている。突端部１３ａからは、延出部１４が延出している。この延出部１４は、外周面１４ａを突端部１３ａの曲面形状と略同一の形状とすることにより筒形状の一部となるように形成されている。延出部１４におけるクロスフローファン８との間の最短距離γは、突端部１３ａの先端とクロスフローファン８との間の距離βより大きい（γ＞β）。すなわち、距離βが吸込部１３及び延出部１４における最短距離である。
【００２７】
また、図１（ｃ）に示したように、延出部１４は、クロスフローファン８の回転軸方向の両端近傍、すなわち側壁９ａ近傍に形成されている。図１（ｃ）において、線１５はクロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示し、側壁９ａの一部はクロスフローファン８の端部を収納した円筒凹部９ｂを具備している。図１（ｃ）の延出部１４のＢ矢視図（斜線部）の左横の水平線が、図１（ｂ）の吸込部１３のＢ矢視図である。
【００２８】
本実施形態では、延出部１４の長手方向の長さを示している寸法１６は、クロスフローファン８を形成する羽根車の一連８ａ分の長さとほぼ同じである。図１（ｃ）は、クロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示しているが、左側の端部においても、同様である。
【００２９】
本実施形態によれば、側壁９ａ近傍にクロスフローファン８との距離を広くした延出部１４が形成されているので、側壁９ａ近傍では吸込部１３への空気の流入を促進させることができ、側壁９ａ近傍での空気の流れを高静圧化させることができる。すなわち、通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を図ることができる。
【００３０】
（実施の形態２）
本実施形態では、空気調和機の外観斜視図は図６と同様であるので、図６を実施形態２に係る空気調和機の外観斜視図として用いる。図２（ａ）は、図６のI−I線における断面図である。図２（ｂ）は、延出部１８付近のB方向からの要部矢視図である。
【００３１】
クロスフローファン８の回転軸方向に延設されたリアガイダ９には、その先端部にクロスフローファン８と対向する吸込部１７が形成されている。吸込部１７には、熱交換器７を通過した空気が流入する。突端部１７ａでは、吸込部１７とクロスフローファン８との間の距離が最短となる。この突端部１７ａからは、延出部１８が延出している。延出部１８とクロスフローファン８との間の距離は、前記の実施形態１と同様に、突端部１７ａとクロスフローファン８との間の距離より大きくしている。
【００３２】
延出部１８は、背面側の熱交換器７ａと対向しており、熱交換器７ａの傾斜に沿って延出している。また、図２（ｂ）に示したように、延出部１８は、クロスフローファン８の回転軸方向の両端近傍に形成され、その軸方向の寸法１６は、クロスフローファン８の羽根車の一連８ａの長さとほぼ同じに設定されている。
【００３３】
図２（ｂ）において、線１５はクロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示し、側壁９ａの一部はクロスフローファン８の端部を収納した円筒凹部９ｂを具備している。図２（ｂ）の延出部１８のＢ矢視図（斜線部）の左横の水平線が、吸込部１７のＢ矢視図である。図２（ｂ）は、クロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示しているが、左側の端部においても、同様である
本実施形態によれば、リアガイダ９の側壁９ａ近傍には、クロスフローファン８との距離を広くし、かつ熱交換器７ａの傾斜に沿って延出している延出部１８が形成されているので、リアガイダ９の側壁９ａ近傍における吸込流の流れが円滑になる。このため、側壁９ａ近傍におけるバサツキ音の発生を防止できる。
【００３４】
（実施の形態３）
本実施形態では、空気調和機の外観斜視図は図６と同様であるので、図６を実施形態３に係る空気調和機の外観斜視図として用いる。図３（ａ）は、図６のI−I線における断面図である。図３（ｂ）は、吹出口２付近のC方向からの要部矢視図である。
【００３５】
リアガイダ９とスタビライザ１０とは対向し、この対向部に形成された空間で、通風路３を形成し、通風路３の先端部分が吹出口２である。本実施形態では、スタビライザ１０の長手方向の両端部には、突起１９が形成されている。このため、突起１９が形成されている部分における吹出口２の最短距離α２は、中央部における通風路３の最短距離α１より短くなっている。
【００３６】
図３（ｂ）に、スタビライザ１０の長手方向における突起１９の形成位置を示している。図３（ｂ）の斜線で示している部分が、突起１９のＣ矢視図である。突起１９の長手方向の長さ寸法１６は、クロスフローファン８を形成する羽根車の一連８ａ分の長さとほぼ同じであることが好ましい。図３（ｂ）は、クロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示しているが、左側の端部においても、同様である。
【００３７】
本実施形態では、突起１９を形成し吹出口２の最短距離α２を中央部における最短距離α１より短くすることにより、側壁９ａ部の吹出流が高静圧化するため、通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【００３８】
（実施の形態４）
本実施形態では、空気調和機の外観斜視図は図６と同様であるので、図６を実施形態４に係る空気調和機の外観斜視図として用いる。図４（ａ）は、図６のI−I線における断面図である。図４（ｂ）は、吹出口２付近のC方向からの要部矢視図である。
【００３９】
本実施形態では、吹出口２の長手方向の両端部には、突起２０が形成されている。突起２０は、通風路３の空気の流れ方向に沿って形成されている。突起２０が形成されている部分における通風路３の幅は、クロスフローファン８の回転軸方向の中央部における通風路３の幅の約１／２以上が好ましい。本実施形態では、通風路３の最短距離α３は、α４の約１／２である。
【００４０】
図４（ｂ）に、リアガイダ９の長手方向における突起２０の形成位置を示している。図４（ｂ）の斜線で示している部分が、突起２０のＣ矢視図である。突起２０の長手方向の長さ寸法１６ａは、クロスフローファン８を形成する羽根車の一連８ａ分の長さの１／５〜１／６程度の長さであることが好ましい。図４（ｂ）は、クロスフローファン８の正面から見て右側の端部を示しているが、左側の端部においても、同様である。
【００４１】
本実施形態では、吹出口２の側壁９ａ近傍に、突起２０をさらに設けることにより、リアガイダ９に沿って吹き出されてくる剥離された空気の流れを円滑にすることができ静音化が可能になる。また、上半分からの流れは確保されているので、通風抵抗を最小限に抑えることができる。
【００４２】
（実施の形態５）
本実施形態では、空気調和機の外観斜視図は図６と同様であるので、図６を実施形態４に係る空気調和機の外観斜視図として用いる。図５（ａ）は、図６のI−I線における断面図である。図５（ｂ）は、吹出口２付近のC方向からの要部矢視図である。図５（ｃ）は、図５（ａ）のII−II線における断面図である。
【００４３】
クロスフローファン８の下流域の側壁９ａには、通風路３の全幅に亘り突起２１が形成されている。突起２１は、図５（ｃ）に示したように、側壁９ａの内側面に対して１段目の段差２１ａと、２段目の段差２１ｂとを有している。１６ｂ、１６ｃはそれぞれ、段差２１ａ、２１ｂのクロスフローファン８の回転軸方向の長さを示している。
【００４４】
突起２１は、このような2段階段差を有しているので、クロスフローファン８の回転軸方向における通風路３の幅が、2段階に狭められていることになる。このことにより、クロスフローファン８によって送風された空気流の回転軸方向の変動成分が軽減されるので、吹出流の流れを円滑にすることができ、静音化が可能になる。
【００４５】
本実施形態では、図５（ａ）に示したように、１段目の段差２１ａを形成する突起２１の上面は、クロスフローファン８の外周円を拡大した同心円の円弧を弧線とする曲面形状を含むように形成されている。このことにより、側壁９ａの近傍においては、吹出流は風速がほぼ均一な状態で、回転軸方向に向きを変えることになる。すなわち、回転軸方向の乱流（変動）成分をより一層軽減させることができ、吹出流の流れをより円滑にすることができるので、静音化が可能になる。
【００４６】
なお、本実施形態では突起が2段階段差の例を示したが、2段階以上の段差であれば、同様の効果が得られる。
【００４７】
【発明の効果】
以上のように、本発明の空気調和機の室内ユニットによれば、リアガイダに、突端部から延出した延出部を、リアガイダ横の側壁の近傍に形成することにより、側壁近傍では吸込部への空気の流入を促進させることができ、側壁近傍での空気の流れを高静圧化させることができる。すなわち、通風抵抗を最小限に抑えながら吹き出し風量の安定化を図ることができる。
【００４８】
また、スタビライザとリアガイダとが対向して形成された通風路の幅を狭めた部分を側壁近傍に有することにより、側壁近傍の通風路における吹出流が高静圧化するので、吹き出し風量の安定化を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）本発明の実施形態１に係る空気調和機の室内ユニットの断面図
（ｂ）図１（ａ）のリアガイダ先端付近の拡大図
（ｃ）図１（ａ）のB方向からの矢視図
【図２】（ａ）本発明の実施形態２に係る空気調和機の室内ユニットの断面図
（ｂ）図２（ａ）のB方向からの矢視図
【図３】（ａ）本発明の実施形態３に係る空気調和機の室内ユニットの断面図
（ｂ）図３（ａ）のＣ方向からの矢視図
【図４】（ａ）本発明の実施形態４に係る空気調和機の室内ユニットの断面図
（ｂ）図４（ａ）のＣ方向からの矢視図
【図５】（ａ）本発明の実施形態５に係る空気調和機の室内ユニットの断面図
（ｂ）図５（ａ）のＣ方向からの矢視図
（ｃ）図５（ａ）のII−II線における断面図
【図６】従来例に係る空気調和機の室内ユニット外観斜視図
【図７】図６のI−I線における断面図
【符号の説明】
１吸込口
２吹出口
３通風路
４前面カバー
５本体台枠
６エアフィルタ
７，７ａ熱交換器
８クロスフローファン
８ａ羽根車の一連
８ｂブレード
９リアガイダ
９ａ側壁
９ｂ円筒凹部
１０スタビライザ
１１風向羽根
１２，１３，１７吸込部
１３ａ，１７ａ突端部
１４，１８延出部
１５リアガイダの端部
１６延出部の幅方向の長さ
１９，２０，２１突起
２１ａ１段目の段差
２１ｂ２段目の段差[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an indoor unit of an air conditioner equipped with a cross flow fan called a cross flow fan.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 shows a perspective view of an indoor unit of an air conditioner according to a conventional example. 7 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. FIG. 7 shows an example of a cross section of an air conditioner equipped with a cross flow blower. A ventilation path 3 is formed between the inlet 1 and the outlet 2. An air filter 6 is disposed in the ventilation path 3. The air filter 6 covers from the inner surface of the front cover 4 to the ceiling of the frame 5 and is detachable.
[0003]
Further, heat exchangers 7 are arranged in front and rear in the ventilation path 3, and a cross flow fan 8 is arranged between the heat exchangers 7. The cross flow fan 8 is formed by combining a plurality of series of impellers in which a plurality of blades having a certain length are arranged in a columnar shape in the rotation axis direction. A rear guider 9 is disposed on the back surface of the cross flow fan 8, and a stabilizer 10 is disposed below the cross flow fan 8.
[0004]
The stabilizer 10 and the rear guider 9 are a drain pan that receives dehumidified water falling from the heat exchanger 7, and also a wall that forms part of the ventilation path 3. The air that has passed through the heat exchanger 7 and exchanged heat is blown to the outlet 2 by the cross flow fan 8. The wind direction into the room can be adjusted by the wind direction blades 11.
[0005]
Due to the recent trend of energy saving, air conditioners are also required to have higher performance, and more sophisticated blowers are required. Improvement of the performance of the indoor unit of the air conditioner is to improve the flow rate characteristic of the ventilation path and reduce the noise, and the development of a blower having a high air volume and a low noise is desired.
[0006]
For this reason, the performance of the blower is improved by enlarging the heat exchanger 7 and widening the suction port 1 or widening the shortest distance α between the stabilizer 10 and the rear guider 9. .
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional means for improving the performance as described above can provide a low static pressure type blower although the performance of the blower can be improved. For this reason, there has been a problem that when a large amount of dust, dust or the like adheres to the air filter 6 during actual use, that is, at a high load, the blown air volume is not stable and the air volume characteristic is deteriorated. Furthermore, there was a problem of causing an intermittent abnormal noise (hereinafter referred to as “buzzing sound”) and increasing noise.
[0008]
In addition, as a characteristic of air conditioners equipped with cross-flow fans, a two-dimensional flow is formed at the center of the crossflow fan, but the two-dimensional flow is disrupted by the side wall resistance at both ends, resulting in a three-dimensional flow. It becomes a flow. For this reason, when a load is applied to the blower, the blow-out flow becomes unstable, and the tendency is particularly remarkable in the vicinity of the side wall, resulting in a three-dimensional unsteady flow. This is considered to be the cause of the rustling sound from the vicinity of the side walls at both ends.
[0009]
The present invention solves the conventional problems as described above, and by improving the shape of the suction portion tip and the ventilation path at both ends of the rear guider in the vicinity of the side wall, the flow of air in the vicinity of the side wall is made high static pressure, An object of the present invention is to provide an indoor unit of an air conditioner that can stabilize the amount of blown air while minimizing ventilation resistance.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an indoor unit of a first air conditioner according to the present invention includes a heat exchanger, a cross flow fan, and a rotation axis direction of the cross flow fan in a box, A rear guider having a suction part for sucking in air blown by the crossflow fan at the tip of the part facing the crossflow fan, and a draft that faces the rear guider and guides the suction flow to the suction part outside the box An air conditioner indoor unit comprising a stabilizer forming a path and side walls disposed on both sides of the rear guider in a direction perpendicular to the rotation axis, and the suction portion includes: A projecting end portion with the shortest distance between the suction portion and the cross flow fan is formed in the longitudinal direction of the rear guider, and extends from the projecting end portion in the vicinity of the side wall of the rear guider. Extending portion is formed with the shortest distance between the extending portion and the cross flow fan is characterized by longer than the distance between the cross flow fan and the tip portion.
[0011]
According to the indoor unit of the air conditioner as described above, since the extending part having a wider distance from the cross flow fan is formed in the vicinity of the side wall, the inflow of air to the suction part is promoted in the vicinity of the side wall. It is possible to increase the static pressure of the air flow in the vicinity of the side wall. That is, it is possible to stabilize the blown air volume while minimizing the ventilation resistance.
[0012]
In the indoor unit of the first air conditioner, the heat exchanger is disposed in front and rear in the box body, and the extension portion faces the rear heat exchanger, and the rear heat It preferably extends along the slope of the exchanger. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, the flow of the suction flow in the vicinity of the side wall becomes smooth, and the occurrence of the fluffy sound in the vicinity of the side wall can be prevented.
[0013]
Further, the width of the ventilation path is narrowed by making the distance between the stabilizer near the side wall and the rear guider shorter than the distance between the stabilizer and the rear guider in the central portion in the rotation axis direction. It is preferable to have a portion. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, since the blowout flow in the ventilation passage is increased in static pressure, the amount of blown air can be stabilized.
[0014]
Moreover, it is preferable that the part which narrowed the width | variety of the said ventilation path is extended along the flow direction of the air of the said ventilation path.
[0015]
Moreover, it is preferable that the width of the said ventilation path in the part which narrowed the width | variety of the said ventilation path is about 1/2 or more of the width | variety of the said ventilation path in the center part of the said rotating shaft direction. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, it is possible to stabilize the amount of blown air while minimizing the ventilation resistance in the ventilation path.
[0016]
Further, the cross flow fan is formed by combining a plurality of impellers in which a plurality of blades having a certain length are arranged in a columnar shape in the rotation axis direction, and the length of the extending portion in the rotation axis direction is The length of the series of the impellers is preferably substantially the same.
[0017]
Next, the indoor unit of the second air conditioner of the present invention includes a heat exchanger, a cross flow fan, and a rotational axis direction of the cross flow fan, which are extended in the box, A rear guider that forms a suction part that sucks in the blown air at the tip of the part facing the cross flow fan, and a ventilation path that faces the rear guider and guides the suction flow to the suction part outside the box. An air conditioner indoor unit comprising a stabilizer and a side wall disposed in a direction perpendicular to the rotation axis next to both ends of the rear guider, the stabilizer and the rear guider in the vicinity of the side wall. A portion where the width of the ventilation path is narrowed by making the distance between the stabilizer and the rear guider shorter than the distance between the stabilizer at the center in the rotation axis direction. The features. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, since the blowout flow in the ventilation path near the side wall becomes high static pressure, stabilization of the blowout air volume can be obtained.
[0018]
In the indoor unit of the second air conditioner, it is preferable that a portion where the width of the ventilation path is narrowed is extended along the air flow direction of the ventilation path.
[0019]
Moreover, it is preferable that the width of the said ventilation path in the part which narrowed the width | variety of the said ventilation path is about 1/2 or more of the width | variety of the said ventilation path in the center part of the said rotating shaft direction. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, it is possible to stabilize the amount of blown air while minimizing the ventilation resistance in the ventilation path.
[0020]
Further, the cross flow fan is formed by combining a plurality of impellers in which a plurality of blades having a certain length are arranged in a columnar shape in the direction of the rotation axis, and the rotation shaft of the portion where the width of the ventilation path is narrowed The length in the direction is preferably approximately the same as the length of the series of the impellers.
[0021]
Next, the indoor unit of the third air conditioner of the present invention includes a heat exchanger, a cross flow fan, and a rotation axis direction of the cross flow fan in the box. A rear guider that forms a suction part that sucks in the blown air at the tip of the part facing the cross flow fan, and a ventilation path that faces the rear guider and guides the suction flow to the suction part outside the box. An air conditioner indoor unit comprising a stabilizer and a side wall disposed on both sides of the rear guider in a direction perpendicular to the rotation axis, and in the downstream area of the cross flow fan, It has a portion in which the width of the ventilation path is narrowed in the direction of the rotation axis of the cross flow fan by a projection formed inside the side wall and having a step of two or more steps with respect to the inner side surface of the side wall. And features. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, since the turbulence in the direction of the rotation axis of the cross flow fan is reduced in the blowout flow in the ventilation path near the side wall, the blowout flow can be stabilized.
[0022]
In the third indoor unit of the air conditioner, the upper surface of the protrusion forming the first step with respect to the inner surface of the side wall is a concentric circular arc obtained by enlarging the outer circumference of the cross flow fan. It is preferable that it is formed so as to include a curved surface shape as an arc line. According to the indoor unit of the air conditioner as described above, in the vicinity of the side wall, the blowout flow is changed in the direction of the rotation axis in a state where the wind speed is substantially uniform, and the disturbance in the direction of the rotation axis is further increased. It can be reduced.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
(Embodiment 1)
In this embodiment, since the external perspective view of the air conditioner is the same as FIG. 6, FIG. 6 is used as the external perspective view of the air conditioner according to Embodiment 1. FIG. 1A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 1B is an enlarged view of the vicinity of the extension portion 14 of the rear guider 9 shown in FIG. 1A, and FIG. It is.
[0025]
The cross flow fan 8 is formed by combining a plurality of impellers 8a arranged in a columnar shape in the rotation axis direction by providing a plurality of blades 8b having a certain length between the partitioning discs 8c. The rear guider 9 extending in the direction of the rotation axis of the cross flow fan 8 is formed with a suction portion 13 facing the cross flow fan 8 at the tip. The air that has passed through the heat exchanger 7 flows into the suction portion 13. Side walls 9 a are formed on both sides of the rear guider 9 and the cross flow fan 8 in the rotational axis direction of the cross flow fan 8. The cross-sectional view shown in FIG. 1A is a cross-sectional view in the vicinity of the side wall (the same applies to FIGS. 2 to 5 below).
[0026]
As shown in FIG. 1B, the suction portion 13 is formed with a curved protruding end portion 13a. An extending portion 14 extends from the protruding end portion 13a. The extending portion 14 is formed to be a part of a cylindrical shape by making the outer peripheral surface 14a substantially the same shape as the curved surface shape of the protruding end portion 13a. The shortest distance γ between the extended portion 14 and the cross flow fan 8 is greater than the distance β between the tip of the protruding end portion 13a and the cross flow fan 8 (γ> β). That is, the distance β is the shortest distance in the suction part 13 and the extension part 14.
[0027]
Moreover, as shown in FIG.1 (c), the extension part 14 is formed in the both ends vicinity of the rotating shaft direction of the crossflow fan 8, ie, the side wall 9a vicinity. In FIG. 1 (c), a line 15 indicates an end portion on the right side when viewed from the front of the cross flow fan 8, and a part of the side wall 9 a includes a cylindrical recess 9 b that accommodates the end portion of the cross flow fan 8. . The horizontal line to the left of the B arrow view (shaded portion) of the extending portion 14 in FIG. 1C is the B arrow view of the suction portion 13 in FIG.
[0028]
In the present embodiment, the dimension 16 indicating the length of the extending portion 14 in the longitudinal direction is substantially the same as the length of the series 8 a of the impellers forming the cross flow fan 8. FIG. 1C shows the right end as viewed from the front of the cross flow fan 8, but the same applies to the left end.
[0029]
According to the present embodiment, since the extending portion 14 having a wider distance from the cross flow fan 8 is formed in the vicinity of the side wall 9a, the inflow of air to the suction portion 13 can be promoted in the vicinity of the side wall 9a. The air flow in the vicinity of the side wall 9a can be increased to a high static pressure. That is, it is possible to stabilize the blown air volume while minimizing the ventilation resistance.
[0030]
(Embodiment 2)
In this embodiment, since the external perspective view of an air conditioner is the same as that of FIG. 6, FIG. 6 is used as an external perspective view of the air conditioner according to Embodiment 2. FIG. 2A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. FIG. 2 (b) is an essential part arrow view from the B direction in the vicinity of the extending part 18.
[0031]
The rear guider 9 extending in the direction of the rotation axis of the cross flow fan 8 is formed with a suction portion 17 opposed to the cross flow fan 8 at the tip thereof. The air that has passed through the heat exchanger 7 flows into the suction portion 17. In the projecting end portion 17a, the distance between the suction portion 17 and the cross flow fan 8 is the shortest. An extending portion 18 extends from the protruding end portion 17a. The distance between the extending part 18 and the cross flow fan 8 is larger than the distance between the projecting end part 17a and the cross flow fan 8 as in the first embodiment.
[0032]
The extending part 18 faces the heat exchanger 7a on the back side, and extends along the inclination of the heat exchanger 7a. Further, as shown in FIG. 2B, the extending portion 18 is formed in the vicinity of both ends in the rotational axis direction of the cross flow fan 8, and the dimension 16 in the axial direction is equal to that of the impeller of the cross flow fan 8. It is set to be approximately the same as the length of the series 8a.
[0033]
In FIG. 2B, a line 15 indicates an end portion on the right side when viewed from the front of the cross flow fan 8, and a part of the side wall 9 a includes a cylindrical recess 9 b that stores the end portion of the cross flow fan 8. . The horizontal line on the left side of the B arrow view (shaded portion) of the extending portion 18 in FIG. 2B is the B arrow view of the suction portion 17. FIG. 2B shows the right end as viewed from the front of the cross flow fan 8, but the same applies to the left end as well in the vicinity of the side wall 9 a of the rear guider 9. Is formed with an extending portion 18 that is extended along the inclination of the heat exchanger 7a, and the flow of the suction flow in the vicinity of the side wall 9a of the rear guider 9 is increased. Become smooth. For this reason, it is possible to prevent the occurrence of a rattling sound near the side wall 9a.
[0034]
(Embodiment 3)
In this embodiment, since the external perspective view of an air conditioner is the same as that of FIG. 6, FIG. 6 is used as an external perspective view of the air conditioner according to Embodiment 3. FIG. 3A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. FIG. 3B is an arrow view of the main part from the C direction in the vicinity of the air outlet 2.
[0035]
The rear guider 9 and the stabilizer 10 face each other, and the air passage 3 is formed in the space formed in the facing portion, and the tip portion of the air passage 3 is the air outlet 2. In the present embodiment, projections 19 are formed at both ends in the longitudinal direction of the stabilizer 10. For this reason, the shortest distance α2 of the air outlet 2 in the portion where the projection 19 is formed is shorter than the shortest distance α1 of the ventilation path 3 in the center.
[0036]
FIG. 3B shows the position where the protrusion 19 is formed in the longitudinal direction of the stabilizer 10. The hatched portion in FIG. 3B is a C arrow view of the protrusion 19. The length dimension 16 in the longitudinal direction of the protrusion 19 is preferably substantially the same as the length of a series 8 a of the impellers forming the cross flow fan 8. FIG. 3B shows the right end as viewed from the front of the cross flow fan 8, but the same applies to the left end.
[0037]
In this embodiment, by forming the projection 19 and making the shortest distance α2 of the blowout outlet 2 shorter than the shortest distance α1 in the central portion, the blowout flow at the side wall 9a portion becomes high static pressure, so that the draft resistance is minimized. Stabilization of the blowout air volume can be obtained while suppressing it.
[0038]
(Embodiment 4)
In this embodiment, since the external perspective view of an air conditioner is the same as that of FIG. 6, FIG. 6 is used as an external perspective view of the air conditioner according to Embodiment 4. FIG. 4A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. FIG. 4B is an arrow view of the main part from the C direction in the vicinity of the air outlet 2.
[0039]
In the present embodiment, protrusions 20 are formed at both ends in the longitudinal direction of the air outlet 2. The protrusion 20 is formed along the air flow direction of the ventilation path 3. The width of the ventilation path 3 in the portion where the projection 20 is formed is preferably about ½ or more of the width of the ventilation path 3 in the central portion of the cross flow fan 8 in the rotation axis direction. In the present embodiment, the shortest distance α3 of the ventilation path 3 is about ½ of α4.
[0040]
FIG. 4B shows the position where the protrusion 20 is formed in the longitudinal direction of the rear guider 9. The part shown by the oblique line in FIG. The length dimension 16 a in the longitudinal direction of the protrusion 20 is preferably about 1/5 to 1/6 of the length of the series 8 a of the impellers forming the cross flow fan 8. FIG. 4B shows the right end as viewed from the front of the cross flow fan 8, but the same applies to the left end.
[0041]
In the present embodiment, by further providing the protrusion 20 in the vicinity of the side wall 9a of the air outlet 2, the flow of the peeled air that is blown out along the rear guider 9 can be smoothed, and the noise can be reduced. . Moreover, since the flow from the upper half is ensured, ventilation resistance can be minimized.
[0042]
(Embodiment 5)
In this embodiment, since the external perspective view of an air conditioner is the same as that of FIG. 6, FIG. 6 is used as an external perspective view of the air conditioner according to Embodiment 4. Fig.5 (a) is sectional drawing in the II line | wire of FIG. FIG. 5B is an arrow view of the main part from the C direction in the vicinity of the air outlet 2. FIG.5 (c) is sectional drawing in the II-II line | wire of Fig.5 (a).
[0043]
On the side wall 9 a in the downstream area of the cross flow fan 8, a protrusion 21 is formed over the entire width of the ventilation path 3. As shown in FIG. 5C, the protrusion 21 has a first step 21a and a second step 21b with respect to the inner surface of the side wall 9a. Reference numerals 16b and 16c denote the lengths in the rotational axis direction of the cross flow fan 8 at the steps 21a and 21b, respectively.
[0044]
Since the protrusion 21 has such a two-step step, the width of the ventilation path 3 in the rotation axis direction of the cross flow fan 8 is narrowed to two steps. As a result, the fluctuation component in the rotation axis direction of the air flow blown by the cross flow fan 8 is reduced, so that the flow of the blow-out flow can be smoothed and the noise can be reduced.
[0045]
In the present embodiment, as shown in FIG. 5A, the upper surface of the projection 21 forming the first step 21a is a curved surface having an arc of a concentric circle obtained by enlarging the outer circumference of the crossflow fan 8. It is formed to include. As a result, in the vicinity of the side wall 9a, the direction of the blowout flow is changed in the direction of the rotation axis while the wind speed is substantially uniform. That is, the turbulent flow (fluctuation) component in the rotation axis direction can be further reduced, and the flow of the blowout flow can be made smoother, so that the noise can be reduced.
[0046]
In the present embodiment, an example in which the protrusion has a two-step step is shown, but the same effect can be obtained if the step has two or more steps.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the indoor unit of the air conditioner of the present invention, the rear guider is formed with the extension portion extending from the protruding end portion in the vicinity of the side wall next to the rear guider, so that the suction portion is provided in the vicinity of the side wall. Inflow of air can be promoted, and the flow of air in the vicinity of the side wall can be increased to a high static pressure. That is, it is possible to stabilize the blown air volume while minimizing the ventilation resistance.
[0048]
In addition, by having a portion in the vicinity of the side wall where the width of the ventilation path formed so that the stabilizer and the rear guider are opposed to each other is close to the side wall, the blowout flow in the ventilation path near the side wall becomes high static pressure, so the amount of blown air is stabilized. Can be obtained.
[Brief description of the drawings]
1A is a cross-sectional view of an indoor unit of an air conditioner according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 1B is an enlarged view of the vicinity of a rear guider tip in FIG. 1A, and FIG. 1C is a B direction in FIG. [FIG. 2] (a) Cross-sectional view of an indoor unit of an air conditioner according to Embodiment 2 of the present invention (b) An arrow view from the direction B of FIG. 2 (a) [FIG. a) Cross-sectional view of an indoor unit of an air conditioner according to Embodiment 3 of the present invention (b) View from the direction C in FIG. 3 (a) [FIG. 4] (a) According to Embodiment 4 of the present invention Sectional view of indoor unit of air conditioner (b) Arrow view from direction C of FIG. 4 (a) FIG. 5 (a) Sectional view of indoor unit of air conditioner according to Embodiment 5 of the present invention ( b) Arrow view from direction C in FIG. 5A. FIG. 6C is a sectional view taken along line II-II in FIG. 5A. FIG. 6 is an external perspective view of the indoor unit of the conventional air conditioner. 7 is a cross-sectional view along line I-I in FIG. 6 [Description of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Suction port 2 Air outlet 3 Ventilation path 4 Front cover 5 Main body frame 6 Air filter 7, 7a Heat exchanger 8 Cross flow fan 8a Impeller series 8b Blade 9 Rear guider 9a Side wall 9b Cylindrical recessed part 10 Stabilizer 11 Wind direction blade 12, 13, 17 Suction portions 13a, 17a Protruding end portions 14, 18 Extending portion 15 Rear guide end 16 Extending portion widthwise length 19, 20, 21 Protrusion 21a First step 21b Second step

Claims

Inside the box, a heat exchanger, a cross flow fan, and a suction part that extends in the direction of the rotation axis of the cross flow fan and sucks air blown by the cross flow fan A rear guider formed at the tip, a stabilizer that forms a ventilation path that opposes the rear guider and guides the suction flow to the suction part to the outside of the box, and beside both ends of the rear guider with respect to the rotation shaft An indoor unit of an air conditioner having a side wall arranged in a vertical direction, wherein the suction portion has a protruding end portion having a shortest distance between the suction portion and the cross flow fan. An extension portion extending from the protruding end portion is formed in the vicinity of the side wall of the rear guider, and the shortest distance between the extension portion and the cross flow fan is formed in the longitudinal direction of the rear guider. The indoor unit of an air conditioner, wherein a longer than the distance between the cross flow fan and the tip portion.

The heat exchanger is disposed in front and rear in the box, and the extension portion faces the rear heat exchanger and extends along an inclination of the rear heat exchanger. The indoor unit of the air conditioner described in 1.

By reducing the distance between the stabilizer near the side wall and the rear guider to be shorter than the distance between the stabilizer and the rear guider in the central portion in the rotation axis direction, a portion where the width of the ventilation path is narrowed The indoor unit of an air conditioner according to claim 1 or 2.

The indoor unit of an air conditioner according to claim 3, wherein the narrowed portion of the ventilation path extends along the air flow direction of the ventilation path.

The indoor unit of an air conditioner according to claim 4, wherein a width of the ventilation path in a portion where the width of the ventilation path is narrowed is about ½ or more of a width of the ventilation path in a central portion in the rotation axis direction. .

The cross-flow fan is formed by combining a plurality of impellers in which a plurality of blades having a certain length are arranged in a columnar shape in the rotation axis direction, and the length of the extension portion in the rotation axis direction is The indoor unit for an air conditioner according to any one of claims 1 to 5, wherein the indoor unit is substantially the same as the length of a series of impellers.