JP3695157B2 - Unbonded anchor bolt with exposed column base - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄骨柱の定着に実施される露出型柱脚においてベースプレートを固定するアンボンドタイプのアンカーボルトの機能及び強度設計の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、先に図1のように構成された露出型柱脚を提案している。
即ち、コンクリート基礎1の中に予め複数本のアンボンドタイプのアンカーボルト2…が垂直に埋設される。このアンカーボルト2の軸部2aにコンクリート基礎1とは付着しないようにアンボンド処理が施され、下端のネジ部2bにはコンクリート基礎への定着板8が上下のナット10で挟んで固定されている。上端のネジ部2cはコンクリート基礎1の上面から突き出し、更に鉄骨柱3のベースプレート4のボルト孔をも貫通してその上方へ突き出し、ナット6をねじ込んで締め付け固定できるように配置されている。因みにアンカーボルト2の有効長さは、軸部2aの直径をDとするとき、通例20D位の大きさとされる。図1中の符号5はベースプレート4のレベル出し用の先行モルタル、符号9は外枠、符号7は充填モルタルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記図1に基いて説明したように、鉄骨柱の露出型柱脚におけるアンボンドタイプのアンカーボルト2は、その軸部2aが弾性域及び塑性域で十分な伸び変形能力を発揮することが最低限度の「基本条件」とされ、そのように設計し実施されている。即ち、アンボンドタイプのアンカーボルトは、地震エネルギーに対して軸部2aが塑性域で十分に大きい伸び能力を発揮して耐えることを期待している。たとえ軸部2aが伸びても、その後にナット6を更に締め込む所謂「増す締め」を行うことによって復旧が可能だからである。
【0004】
従って、アンボンドタイプのアンカーボルトは、軸部2aが塑性域において伸び変形能力を発揮している間において、ネジ部2cは降伏に至らない状態で耐え、ネジ形状の健全性を維持することが「前提条件」となる。ネジ部2cが降伏するとネジ山が変形し、その後ナット6が回らなくなり「増す締め」ができないからである。
【0005】
しかし、従来一般に使用されているアンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部は、図2に例示したように所謂直切りボルトであり、通例軸部2aの直径Dとネジ部2cの外径d3が同じである。このため、ネジ部2cの強度が軸部2aの強度よりも実質的に小さく、前記の「前提条件」を満たし得ないという欠点があった。図2中の符号d2はネジの有効径、d1は谷径である。
【0006】
従来、アンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部外径を軸部外径よりも大きくすること、又はネジ部の材質強度を軸部の材質強度よりも大きく製作することについて記載した文献等は公知に属する。しかし、ネジ部の強度と軸部の強度の密接な関連性とそれぞれの強度の具体的に採用するべき数値等について言及したものは見当たらない。
【0007】
前記した「前提条件」は大切ではあるが、だからといってネジ部の強度が大きすぎる、所謂過剰品質にすることは、アンカーボルトの経済設計の観点からは避けるべきである。
【0008】
従って、本発明の目的は、アンボンドタイプのアンカーボルトにおけるネジ部の強度を、軸部の強度よりも過剰品質とならない一定範囲内で大きく構成して、経済性が高く、しかもアンボンドタイプのアンカーボルトに期待される本来の耐力性、耐震性の機能を十分に期待できるアンボンドタイプのアンカーボルトを提供することである。
【0009】
本発明の更なる目的は、アンカーボルトの材料(通例SS400,SS490,SS550など)は、一般的に降伏比(降伏点又は耐力と極限強さとの比、以下同じ。)が80%以下で、実質的には75%であるから、ネジ部の強度が軸部の強度の1/0.75倍であれば、およそ軸部の破断応力(極限強さ)近くまでネジ部は降伏することなくネジ形状の健全性を維持し、例えば地震後にアンカーボルトが伸びた分だけナットの「増す締め」を行えば、容易に露出柱脚の復旧が可能となること、そして、軸部の伸び能力を保証するため、安全率を10%とってネジ部の強度を1/0.9倍とした場合にも実用に耐え得ることにそれぞれ着眼して、アンボンドタイプのアンカーボルトにおけるネジ部の強度を、軸部の強度よりも前述した1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成した、露出型柱脚におけるアンボンドタイプのアンカーボルトを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトは、
露出型柱脚のベースプレートを固定するアンボンドタイプのアンカーボルトにおいて、
ネジ部の強度が、軸部の強度の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトにおいて、
ネジ部と軸部の材料が同一で一体の構成であり、ネジ部の有効径断面積が軸部の断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2に記載した露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトにおいて、
アンカーボルトのネジ部分がアプセット法により太径に成形され、その有効径断面積が軸部の断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項2に記載した露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトにおいて、
ネジ部のネジは転造加工法又は切削加工法で製作され、軸部は切削加工法により製作して、ネジ部の有効径断面積が軸部の断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1に記載した露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトにおいて、
ネジ部と軸部は異なる材料で、両者を一連に接合して構成されており、ネジ部の材料と軸部の材料は次式の強度範囲内であることを特徴とする。
1/0.9<{ネジ部の材料の降伏点×ネジ部の有効断面積/軸部の材料の降伏点×軸部の断面積}<1/0.75
【0015】
【発明の実施の形態及び実施例】
請求項1記載の発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトは、ネジ部の強度を、軸部の強度よりも過剰品質とならない限度の一定範囲内で大きくすること、即ち、ネジ部の強度が、軸部の強度の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成された実施形態を特徴とする。因みに前記1/0.75〜1/0.9倍の範囲を換言すれば、ネジ部の強度が軸部の強度の1.33…乃至1,11…倍の範囲内で大きい構成を意味する。
【0016】
前記のようにネジ部と軸部の強度範囲を具体的に特定した根拠は、既に本発明の目的の項で概説したように、アンカーボルトの材料(通例SS400,SS490,SS550など)は、一般的に降伏比(降伏点又は耐力と極限強さとの比、以下同じ。)が80%以下で、実質的には75%である。そこで、ネジ部の強度の上限が軸部の強度の1/0.75倍であれば、およそ軸部の破断応力(極限強さ)近くまでネジ部は降伏することなくネジ形状の健全性を維持することになる。そこで例えば地震後にアンカーボルトが伸びた分だけナットの「増す締め」を行えば、容易に露出柱脚の復旧が可能となる。
【0017】
ところが、ネジ部の強度を前記1/0.75倍以上に大きくしてもさしたる利点はなく、逆に製作費用の増大、或いは納まり上の不都合の発生の心配さえある。一方、軸部の伸び能力を保証するため、安全率を10%とってネジ部の強度の下限を1/0.9倍とした場合にも、実用に耐え得ることは明かである。
【0018】
以上の理由により、アンボンドタイプのアンカーボルトにおけるネジ部の強度は、同軸部の強度よりも前述した1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成することが理想的、且つ合理的な訳である。
【0019】
次に、請求項2記載の発明は、前記請求項1に記載した露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部と軸部の材料が同一で一体の構成である場合に、例えば図3A、Bに例示したように、ネジ部2cの有効径D2 の断面積が軸部2aの断面積を1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成することにより好適に実施される。
【0020】
請求項3記載の発明は、前記請求項2に記載した発明と同じく、ネジ部と軸部の材料が同一で一体の構成である場合に、アンカーボルトのネジ部2cの有効径D2の断面積が軸部2aの断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きい構成の異なる実施形態として、図3A、Bには同アンカーボルトの両端又は少なくとも上端のネジ部分を、公知、周知の技術であるアプセット法により、ネジ部2cの有効径D2の断面積が、軸部2aの断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内であるように予め太径D3に成形し(図3A)、この太径部分にネジ切り加工することにより、ネジ部2cの有効径D2の断面積が、軸部2aの断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成された実施例を示している。
【0021】
請求項4記載の発明は、同じく請求項2に記載した発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトの異なる実施形態として、ネジ部2cのネジは転造加工法又は切削加工法で製作され、軸部は切削加工法により製作して、ネジ部の有効径断面を軸部の断面積の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されている。
【0022】
更に、請求項5記載の発明は、やはり請求項1に記載した発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトの異なる実施形態であって、図4に一例を示したように、ネジ部2cと軸部2aは異なる強度の材料E、Fで構成するものとし、前記異なる二種の材料E、Fは、例えば摩擦圧接等の手段により両者を一連に接合して構成する。そして、この場合のネジ部2cの材料Eと軸部2aの材料Fは、次式の強度範囲内で製作することを特徴とする。
1/0.9<{ネジ部2cの材料Eの降伏点×ネジ部2aの有効断面積/軸部2aの材料Fの降伏点×軸部の断面積}<1/0.75
【0023】
【発明が奏する効果】
請求項1〜5記載の発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトは、そのネジ部の強度を、軸部の強度よりも過剰品質とならない一定範囲内で大きく構成したので、経済性が高いことは勿論のこと、アンボンドタイプのアンカーボルトに期待される本来の耐力性、耐震性の機能及び伸び能力を十分に期待でき、例えば地震後にアンカーボルトの軸部が伸びた分だけナットの「増す締め」を行うことにより、容易に露出柱脚の復旧が可能となる。
【0024】
また、本発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトは、ネジ部の強度が軸部の強度の1/0.75倍〜1/0.9倍としたので、およそ軸部の破断応力(極限強さ)近くまでネジ部は降伏することなくネジ形状の健全性を維持し、地震後にアンカーボルトが伸びた分だけナットの「増す締め」を容易に可能ならしめて露出柱脚の復旧を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルトの使用例を示した断面図である。
【図2】アンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部分を拡大した説明図である。
【図3】Aはアンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部分を太径としたネジ切り前の説明図、Bはネジ切り後の説明図である。
【図4】請求項5記載の発明に係るアンボンドタイプのアンカーボルトのネジ部分の断面図である。
【符号の説明】
4 ベースプレート
2 アンカーボルト
2c ネジ部
6 ナット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of function and strength design of an unbonded anchor bolt that fixes a base plate in an exposed column base that is used for fixing a steel column.
[0002]
[Prior art]
The applicant has previously proposed an exposed column base constructed as shown in FIG.
That is, a plurality of
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described with reference to FIG. 1 above, the
[0004]
Therefore, the unbonded anchor bolt can withstand the threaded
[0005]
However, the threaded portion of the unbonded type of anchor bolt used in the prior art generally is a so-called straight cutting bolt as illustrated in FIG. 2, the outer diameter d 3 is the same diameter D and a
[0006]
Conventionally, literatures and the like that describe making an outer diameter of a screw portion of an unbonded anchor bolt larger than an outer diameter of a shaft portion or manufacturing a material strength of a screw portion larger than a material strength of a shaft portion are well known. . However, there is no mention of the close relationship between the strength of the screw portion and the strength of the shaft portion and the numerical values to be specifically adopted for each strength.
[0007]
Although the above-mentioned “preconditions” are important, the strength of the threaded portion is too high, and so-called excessive quality should be avoided from the viewpoint of economic design of anchor bolts.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to make the strength of the threaded portion of the unbonded anchor bolt large within a certain range that does not become excessive quality compared to the strength of the shaft portion, and is highly economical and unbonded anchor bolt. It is to provide an unbonded type anchor bolt that can sufficiently expect the original strength resistance and seismic resistance functions expected in Japan.
[0009]
A further object of the present invention is that anchor bolt materials (usually SS400, SS490, SS550, etc.) generally have a yield ratio (ratio of yield point or proof strength to ultimate strength, the same shall apply hereinafter) of 80% or less, Since it is substantially 75%, if the strength of the screw portion is 1 / 0.75 times the strength of the shaft portion, the screw portion will not yield to near the breaking stress (extreme strength) of the shaft portion. Maintaining the soundness of the screw shape, for example, if the nut is "tightened" by the amount that the anchor bolt has been stretched after an earthquake, the exposed column base can be easily restored, and the shaft can be stretched. In order to guarantee, the safety factor is 10% and the strength of the screw part in the unbonded anchor bolt is focused on that it can withstand practical use even when the strength of the screw part is 1 / 0.9 times. 1 / mentioned above than the strength of the shaft It was largely composed within the .75~1 / 0.9, to provide a Unbonded type of the anchor bolt in the exposed type column base.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above-mentioned problems, an unbonded anchor bolt of an exposed column base according to the invention of claim 1 is provided.
In the unbonded anchor bolt that fixes the base plate of the exposed column base,
The strength of the screw portion is large within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times the strength of the shaft portion.
[0011]
The invention according to
The material of the screw part and the shaft part is the same and integrated, and the effective diameter cross-sectional area of the screw part is large within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times the cross-sectional area of the shaft part. It is characterized by being.
[0012]
The invention described in claim 3 is the unbonded anchor bolt of the exposed column base described in
The threaded part of the anchor bolt is formed into a large diameter by the upset method, and the effective diameter cross-sectional area is configured to be large within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times the cross-sectional area of the shaft part. Features.
[0013]
The invention according to claim 4 is the unbonded type anchor bolt of the exposed type column base according to
The screw of the thread portion is manufactured by a rolling method or a cutting method, the shaft portion is manufactured by a cutting method, and the effective diameter sectional area of the thread portion is 1 / 0.75 to 1/1 of the sectional area of the shaft portion. It is characterized by being configured to be large within a range of 0.9 times.
[0014]
The invention according to
The screw part and the shaft part are made of different materials and are joined together in series, and the material of the screw part and the material of the shaft part are within the strength range of the following formula.
1 / 0.9 <{yield point of material of screw part × effective cross-sectional area of screw part / yield point of material of shaft part × cross-sectional area of shaft part} <1 / 0.75
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the unbonded anchor bolt of the exposed column base according to the invention of claim 1, the strength of the screw portion is increased within a certain range within a limit that does not result in excessive quality than the strength of the shaft portion, that is, the screw portion. The embodiment of the present invention is characterized in that the strength of is large within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times the strength of the shaft portion. In other words, in other words, the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times means a configuration in which the strength of the screw portion is large within the range of 1.33 to 1,11 ... times the strength of the shaft portion. .
[0016]
The basis for specifically specifying the strength range of the screw portion and the shaft portion as described above is that the material of the anchor bolt (usually SS400, SS490, SS550, etc.) is generally used as outlined in the object section of the present invention. In particular, the yield ratio (the ratio of the yield point or the proof stress to the ultimate strength, the same shall apply hereinafter) is 80% or less, substantially 75%. Therefore, if the upper limit of the strength of the screw part is 1 / 0.75 times the strength of the shaft part, the thread part does not yield to near the breaking stress (extreme strength) of the shaft part and the soundness of the screw shape is improved. Will be maintained. Thus, for example, if the nuts are "tightened" by the amount that the anchor bolts have been stretched after the earthquake, the exposed column base can be easily restored.
[0017]
However, there is no advantage that the strength of the screw portion is increased to 1 / 0.75 times or more, and conversely, there is a concern that the manufacturing cost increases or the inconvenience of the accommodation occurs. On the other hand, it is clear that even if the safety factor is 10% and the lower limit of the strength of the screw portion is 1 / 0.9 times to guarantee the elongation ability of the shaft portion, it can be practically used.
[0018]
For the above reasons, it is ideal that the strength of the screw portion in the unbonded anchor bolt is configured to be larger than the strength of the coaxial portion within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times described above, and Reasonable translation.
[0019]
Next, the invention according to
[0020]
According to a third aspect of the invention, wherein like the invention described in
[0021]
The invention according to claim 4 is another embodiment of the unbonded anchor bolt of the exposed column base according to the invention described in
[0022]
Further, the invention described in
1 / 0.9 <{the yield point of the material E of the
[0023]
[Effects of the invention]
Since the unbonded anchor bolt of the exposed column base according to the inventions of claims 1 to 5 is configured to have a strength of the threaded portion within a certain range that does not become excessive quality than the strength of the shaft portion, it is economical. As a matter of course, the original strength, seismic function and elongation capacity expected of unbonded anchor bolts can be fully expected. By performing “increase tightening”, the exposed column base can be easily restored.
[0024]
Further, the unbonded anchor bolt of the exposed column base according to the present invention has a thread portion strength of 1 / 0.75 times to 1 / 0.9 times that of the shaft portion, so that the shaft portion is broken approximately. The threaded part does not yield to near stress (extreme strength), and the soundness of the screw shape is maintained, and after the earthquake, the nut can be easily “tightened” to the extent that the anchor bolt has been stretched to restore the exposed column base. Is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of using an unbonded anchor bolt of an exposed column base according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged explanatory view of a thread portion of an unbonded anchor bolt.
FIG. 3A is an explanatory diagram before threading with a threaded portion of an unbonded anchor bolt having a large diameter, and B is an explanatory diagram after threading.
4 is a cross-sectional view of a thread portion of an unbonded anchor bolt according to the invention of
[Explanation of symbols]
4
Claims (5)
ネジ部の強度が、軸部の強度の1/0.75〜1/0.9倍の範囲内で大きく構成されていることを特徴とする、露出型柱脚のアンボンドタイプのアンカーボルト。In the unbonded anchor bolt that fixes the base plate of the exposed column base,
An unbonded anchor bolt for an exposed-type column base, characterized in that the strength of the thread portion is large within the range of 1 / 0.75 to 1 / 0.9 times the strength of the shaft portion.
1/0.9<{ネジ部の材料の降伏点×ネジ部の有効断面積/軸部の材料の降伏点×軸部の断面積}<1/0.75The screw part and the shaft part are made of different materials and are joined together in series, and the material of the screw part and the material of the shaft part are within the strength range of the following formula. Unbonded anchor bolt with exposed column base as described.
1 / 0.9 <{yield point of material of screw part × effective cross-sectional area of screw part / yield point of material of shaft part × cross-sectional area of shaft part} <1 / 0.75
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