JP3688487B2 - Building eaves structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は屋根の先端部分を覆った状態に取り付けられた軒先化粧板を備えた建物の軒先構造に関する。
特に、ユニット建物に適した建物の軒先構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の軒先部分はよく人の目を引く場所であり、しかも、この軒先部分には、屋根の先端部や軒樋があって複雑な形状をしていて美観を害することが多い。
この問題を解決する方法として、この屋根の先端部や軒樋を軒先化粧板で覆って美観をよくすることが多く行われている。
【0003】
一方、ユニット建物は、運搬可能な一定の大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニットと屋根ユニット・屋根パネルとを、予め、工場で製造し、この建物ユニットや屋根ユニット・屋根パネルの複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物となすものであって、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度の良い標準化された建物となる特徴があることから、近年、広く採用されている。尚、屋根パネルは工場で建物ユニットに取り付けられて施工現場に運搬されることもある。
【0004】
このユニット建物においても、屋根の先端や軒樋を軒先化粧板で覆って美観をよくすることが多い。
例えば、特公平3−80227号公報や特許第2543625号公報には、ユニット建物の屋根の先端部や軒樋を軒先化粧板で覆った軒先構造について記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この軒先化粧板の形状については、一般に次のような傾向がある。
即ち、建物の外壁から軒先化粧板の先端までの長さ(以後、庇の出寸法という)は建物の種類、構造、位置や宅地の大きさ等によって異なる。
例えば、敷地にゆとりのある郊外では、庇の出寸法は長く(例えば、750mm〜1000mm)、都市部の狭小な宅地では、隣地境界への対応のために短い(例えば、500mm以下)。又、同じ建物であっても、南側の屋根では、日光が室内に入るのを防ぐために庇の出寸法を長くするという傾向が多い。
【0006】
そして、この庇の先端に取り付けられる軒先化粧板は、庇の出寸法が短い場合には垂直方向の長さを長くして豪華にすることで軒先の安定感を持たせることが好ましく、庇の出寸法が長い場合には垂直方向の長さが長いと、側面から見ると、先端部分が大きくなり不安定な感じがするので、垂直方向の長さを短くして、軒先先端の重量感を軽減して建物の外観の向上を図っている。
【0007】
しかし、建物の南側と北側や東西側とで庇の出寸法が異なる場合に、この庇の出寸法に合わせて軒先化粧材の垂直方向の長さを変えると、それぞれの庇が独立した感じがして全体の調和が取れず見苦しい建物となる。
又、同じ宅地内に2棟以上の建物、例えば、母屋と納屋等があり、この2棟の建物の庇の出寸法が異なる場合にも、庇の出寸法に合わせて軒先化粧材の垂直方向の長さを変えると、全体の調和が取れず見苦しい建物となる。
【0008】
かかる問題はユニット建物でも発生する。更に、このユニット建物では、ほぼ同じ形状の建物を大量生産して販売するので、例えば、顧客の希望や土地の形状等で庇の長さを変える場合にも、展示場で見た建物と実際に建てた建物の感じが異なると困るので、通常、軒先化粧板の形状と垂直方向の長さをほぼ一定にしている。
【0009】
上記公報記載のユニット建物について説明すると、特公平3−80227号公報では、通常、庇の出寸法がほぼ500mmの建物ユニットに使用する軒先化粧材であり、特許第2543625号公報では、庇の出寸法がほぼ300mmのユニット建物に使用する軒先化粧板であるが、軒先化粧板の垂直方向の長さはほぼ370mmと同じにしている。
上記の場合には庇の出寸法がほぼ500mmとほぼ300mmというように余り変わらないので、それほど問題が発生しないが、庇の出寸法が更に大きく(例えば、ほぼ1000mm)なると極めて不安定な感じがする。
【0010】
そこで、この発明の目的は、庇の長さに関係なく垂直方向の長さをほぼ同じにし、しかも、庇の長さが短いときには見る人に豪華な感じを与え、庇の長さが長いときには先端部分が小さく、見る人に安定した感じを与える建物の軒先構造を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するためになしたものであって、建物の屋根の先端部と雨樋の屋外側を覆った状態に取り付けられた板状の軒先化粧板を備えた建物の軒先構造であって、前記軒先化粧板の垂直断面が水平方向の分割線で複数個に分割され、前記分割された軒先化粧板のうちの上側の軒先化粧板であって且つ前記建物の室外方向への突出長さが異なる上側の軒先化粧板を複数用意して、前記突出長さが異なる複数の上側の軒先化粧板の一つを選択して前記分割された下側の軒先化粧板の上に取り付けることにより、前記複数個に分割された軒先化粧板が室外方向に伸長自在になされていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項2記載の発明は、屋根の先端部と雨樋の屋外側を覆った状態に取り付けられた板状の軒先化粧板を備えた建物の軒先構造であって、前記軒先化粧板は、長庇用の軒先化粧板と短庇用の軒先化粧板とからなり、前記長庇用の軒先化粧板は、前記短庇用の軒先化粧板の外形と垂直方向の長さがほぼ同じで、水平方向の区分線で複数個に区分され、この複数個に区分された一部分がその他の部分より突出しており、この短庇用の軒先化粧板と長庇用の軒先化粧板のいずれかが庇の出寸法に応じて選択され取り付けられているものである。
【0013】
この請求項2記載の発明における長庇用の軒先化粧板は、短庇用の外形と垂直方向の長さがほぼ同じで、水平方向の区分線で複数個に区分され、この複数個に区分された一部分がその他の部分より突出したものである。この際使用する長庇用の軒先化粧板は、突出長さがほぼ一定の1種類だけでもよいが、庇の出寸法に応じて種々な長さに突出した複数種類の軒先化粧板、例えば、庇の出寸法が500mm用の長庇用の軒先化粧板や、庇の出寸法が1000mm用の長庇用の軒先化粧板等があってもよい。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明に係り、前記建物が複数個の建物ユニットを組み立てたユニット建物であるものである。
【0015】
(作用)
請求項1記載の発明では、前記軒先化粧板の垂直断面が水平方向の分割線で複数個に分割され、前記分割された軒先化粧板のうちの上側の軒先化粧板であって且つ前記建物の室
外方向への突出長さが異なる上側の軒先化粧板を複数用意して、前記突出長さが異なる複数の上側の軒先化粧板の一つを選択して前記分割された下側の軒先化粧板の上に取り付けることにより、前記複数個に分割された軒先化粧板が室外方向に伸長自在になされているから、庇の長さが長いときには軒先化粧板の一部分を延ばして、その他の部分より突出させ、庇の長さが短いときには伸びている軒先化粧板の一部分を縮める。
【0016】
すると、この軒先化粧板を正面から見ると、延ばして突出させた部分と突出しない部分との境界がはっきりせず、縮めた軒先化粧板とほぼ同じ外観を呈する。従って、建物の南側と北側と東西側とで庇の出寸法を変えていても、又、母屋と納屋というように同じ宅地内に複数棟がある場合に棟毎に庇の出寸法を変えても、全体が調和し、美麗な建物となる。
【0017】
又、一部分を延ばして突出させた軒先化粧板を側面から見ると、突出した部分は軒先化粧板の一部分であるために、軒先先端が小さく重量感なく、安定した感じを見る人に与えて美麗である。
【0018】
請求項2記載の発明では、軒先化粧板は、長庇用の軒先化粧板と短庇用の軒先化粧板とからなり、長庇用の軒先化粧板は、短庇用の軒先化粧板の外形と垂直方向の長さがほぼ同じで、水平方向の区分線で複数個に区分され、この複数個に区分された一部分がその他の部分より突出しており、この短庇用の軒先化粧板と長庇用の軒先化粧板のいずれかが庇の出寸法に応じて選択され取り付けられているから、庇の長さが長いときには一部分がその他の部分より突出した長庇用の軒先化粧板を取り付け、庇の長さが短いときには短庇用の軒先化粧板を取り付ける。
【0019】
すると、長庇用の軒先化粧板を正面から見ると、突出した部分と突出しない部分との境界がはっきりせず、短庇用の軒先化粧板とほぼ同じ外観を呈する。従って、建物の南側と北側と東西側とで庇の出寸法を変えていても、又、母屋と納屋というように同じ宅地内に複数棟がある場合に棟毎に庇の出寸法を変えても、全体が調和し、美麗な建物となる。
【0020】
又、長庇用の軒先化粧板を側面から見ると、突出した部分は軒先化粧板の一部分であるために、軒先先端が小さく重量感なく、安定した感じを見る人に与えて美麗である。
【0021】
請求項3記載の発明では、請求項1または2記載の発明に係るから、請求項1または2記載の発明と同様に、正面からみると長庇用の軒先化粧板と短庇用の軒先化粧板の外観がほぼ同じであり、しかも、長庇用の軒先化粧板を側面からみると先端部が小さく重量感なく安定した感じを見る人に与えて美麗である。
【0022】
更に、この請求項3記載の発明では、建物が複数個の建物ユニットを組み立てたユニット建物であるから、土地の形状や顧客の要望等で庇の出寸法を変えても、正面から見ると展示場の建物とほぼ同じ感じになるので、必要に応じて安心して庇の長さを選択し、この庇の長さに応じた軒先化粧板を取りつけることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を示す。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図1はユニット建物の斜視説明図、図2は建物ユニットの骨格を示す斜視図、図3は図1のA部分に取り付けられた短庇用の軒先化粧板を示す垂直断面図、図4は図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板を示す垂直断面図、図5は図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が1000mmの長庇用の上側突出軒先化粧板を示す垂直断面図、図6は図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板を示す垂直断面図、図7は図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が1000mmの長庇用の中側突出軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【0024】
図1〜図7において、Uはユニット建物であり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎9の上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて1階が構成され、この上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて2階が構成され、最上階の建物ユニット1の上に屋根パネル2が取り付けられたものである。
建物ユニット1の骨格は、図2に示すように、平面矩形状の四隅に配置した4本の柱11と、この4本の柱11の上端部を矩形状の辺に沿って連結した天井梁13と、この4本の柱11の下端部を矩形状の辺に沿って連結した床梁12とからなる。
【0025】
そして、建物ユニット1は、この骨格の相対する天井梁13に天井野縁17が差し渡され、この天井野縁17の下面に天井材が取り付けられて天井が形成され、相対する床梁12に床小梁15が差し渡され、この床小梁15の上に床根太16が取り付けられ、この床根太16の上に床材が取り付けられて床が形成され、壁を設ける場所には、天井梁13と床梁12との間に間柱19が取り付けられ、この間柱19に壁パネル3が取り付けられて壁が形成されたものである。
【0026】
壁パネル3は、図3〜図7に上端の一部分が示すように、鋼製四角筒状のフレーム31の室外側に硬質木片セメント板32が取り付けられたものである。
屋根パネル2は支持片21の上に折版屋根材22を取り付けたものであり、折版屋根材22の先端は、図3〜図7に示すように、支持片21より突出している。尚、この折版屋根材22は屋根のほぼ中央部(棟部分)が一番高く、前後にゆくに従って低くなっている。このときの勾配はほぼ3/100である。
そして、この屋根パネル2の支持片21は、図3〜図7に示すように、最上階の建物ユニット1の天井梁13の長さ方向に一定の間隔を開けてに取り付けられている。
【0027】
4は軒先化粧板であり、この軒先化粧板4はほぼ垂直な化粧板本体41と、この化粧板本体41の裏側の所々に取り付けられた補強板42と、この化粧板本体41と補強板42とを天井梁13に取り付けるフレーム43とからなる。
この軒先化粧板4には、短庇用の軒先化粧板4−1と、庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−2と、庇の出寸法が1000mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−3と、庇の出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−4と、庇の出寸法が1000mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−5の5種類ある。
【0028】
そして、この短庇用の軒先化粧板4−1は、図3に示すように、フレーム43−1が天井梁13にほぼ水平に取り付けられ、このフレーム43−1が補強板42−1に取付板44−1を介して取り付けられ、この補強板42−1にほぼ垂直な化粧板本体41−1がビス49で取り付けられている。この短庇用の軒先化粧板4−1の垂直方向の長さはほぼ373mmであり、庇の出寸法はほぼ280mmである。
【0029】
庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−2を短庇用の軒先化粧板と比較すると、化粧板本体41−2が、図4に示すように、短庇用の軒先化粧板4−1の化粧板本体41−1の外形と垂直方向の長さ(ほぼ373mm)とほぼ同じで、水平方向の区分線で上側部分41−2aと下側部分41−2bとに2分割され、上側部分41−2aが下側部分41−2bより突出していて、フレーム43−2の室内側の一端から化粧板本体41−2の先端までの長さ(庇の出寸法)がほぼ500mmとなっていることが異なる。
【0030】
尚、この上側部分41−2aと下側部分41−2bとは軒天板45−2で連結されている。又、フレーム43−2は室内側フレーム43−2aと、この上側に取り付けられ、室外方向に突出した室外側フレーム43−2bとからなり、室外側フレーム43−2bの位置が上方に移動した状態になり、化粧板本体41−2の上側部分41−2aが取り付け易くなっている。
【0031】
そして、この庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−2の化粧板本体41−2は、図4に示すように、室内側フレーム43−2aが天井梁13にほぼ水平に取り付けられ、フレーム43−2bが補強板42−2に取付板44−2を介して取り付けられ、この補強板42−2に上側部分41−2aがビス49で取り付けられている。
【0032】
庇の出寸法が1000mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−3を出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−2と比較すると、図5に示すように、上側部分41−3aが下側部分41−3bより更に長く突出していて、フレーム43−3の室内側の一端から化粧板本体41−3の先端までの長さ(庇の出寸法)がほぼ1000mmとなっていることが異なる。その他は出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板4−2とほぼ同じである。
【0033】
庇の出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−4を短庇用の軒先化粧板4−1と比較すると、化粧板本体41−4が、図6に示すように、短庇用の軒先化粧板4−1の化粧板本体41−1の外形と垂直方向の長さ(ほぼ373mm)とほぼ同じで、水平方向の2本の区分線で上側部分41−4a、中側部分41−4c、下側部分41−4bに3分割され、中側部分4−4cが上側部分4−4aや下側部分4−4bより突出していて、フレーム43−4の室内側の一端から化粧板本体41−4の先端までの長さ(庇の出寸法)がほぼ500mmとなっていることが異なる。
【0034】
尚、この上側部分41−4aと中側部分41−4cとは屋根板46−4で連結され、中側部分41−4cと下側部分41−4bとは軒天板45−4で連結されている。
そして、この出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−4の化粧板本体41−4は、上側部分41−4aに補強板42−4aが、又、中側部分41−4cには補強板42−4cがそれぞれビス49−4a、49−4cで取り付けられ、この補強板41−4a、41−43cがそれぞれ天井梁13に取り付けられているフレーム43−4に取付板44−4a、44−4cを介して取り付けられている。
【0035】
出寸法が1000mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−5を出寸法が500mm用の長庇用の中側突出軒先化粧板4−4と比較すると、図7に示すように、中側部分41−5cが上側部分41−5aや下側部分41−5bより更に長く突出していて、フレーム43−5の室内側の一端から化粧板本体41−5の先端までの長さ(庇の出寸法)がほぼ1000mmとなっていることが異なる。その他は出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板4−4とほぼ同じである。
【0036】
このように、上記5種類の軒先化粧板4は化粧板本体41の垂直方向の長さはほぼ同じであるが、長庇用の軒先化粧板4−2、4−3、4−4、4−5は、化粧板本体41の一部分が突出している。
従って、この軒先化粧板4を正面から見ると、突出下部分と突出しない部分との境界がハッキリせず、短庇用の軒先化粧板4−1と長庇用の軒先化粧板4−2、4−3、4−4、4−5とほぼ同じ外観を呈する。又、側面からみると、突出した部分は化粧板本体41の一部分であるために、軒先が小さく重量感がなく安定した感じを人に与えて美麗である。
【0037】
5は軒樋であり、この軒樋5は、折版屋根材22の先端の下方に位置した状態にフレーム43の上側に載せられて取り付けられ、折版屋根2から落下した雨水を受けるようになっている。
6は軒樋5からほぼ垂直に下方に取り付けられた竪樋であり、この竪樋6は軒樋5に落下した雨水を地上に導くものである。
7は連結屋根であり、この連結屋根7は化粧板本体41の上端と折版屋根22とを連結し、この間から雨水が漏れることを防ぐものであり、この連結屋根7の上に降った雨水は折版屋根22の方向に流れてゆくようになっている。
【0038】
次に、このユニット建物Uの施工方法および軒先化粧板4の作用について説明する。
先ず、工場で、図2に示すように、平面矩形状の四隅に4本の柱11を配置し、この4本の柱11の上端部を天井梁13で矩形状の辺に沿って連結し、この4本の柱11の下端部を床梁12で矩形状の辺に沿って連結した建物ユニット1の骨格を製造する。
【0039】
一方、鋼製四角筒状のフレーム31の室外側に硬質木片セメント板32を取り付けて壁パネル3を製造する。
建物ユニット1の骨格の相対する天井梁13に天井野縁17を差し渡し、この天井野縁17の下面に天井材を取り付けて天井を形成し、相対する床梁12に床小梁15を差し渡し、この床小梁15の上に床根太16を取り付け、この床根太16の上に床材を取り付けて床を形成し、壁を設ける場所には、天井梁13と床梁12との間に間柱19を取り付け、この間柱19に壁パネル3のフレーム31を取り付けて壁を形成したり、その他種々な仕上げを行って建物ユニット1を製造する。
【0040】
又、屋根材22、支持片21、化粧板本体41、補強板42、取付板43、連結屋根7等を製造する。
このようにして製造した建物ユニット1、支持片21、屋根材22、化粧板本体41、補強板42、取付板43、連結屋根7等を施工現場に運搬する。
施工現場では、予め設けられている基礎9の上に9個の建物ユニット1を据え付けて1階を構成し、この上に、9個の建物ユニット1を据え付けて2階を構成し、最上階の建物ユニット1の天井梁13に支持片21を取り付け、この支持片21の上に折版屋根材22を取り付ける。
【0041】
この際、この折版屋根材22のほぼ中央部を一番高くし、前後にゆくに従って低くし、折版屋根材22の先端を、図3〜図7に示すように、支持片21より突出させておく。
次に、フレーム43を天井梁13にほぼ水平に突出させて取り付け、このフレーム43に補強板42を取付板44を介して取り付け、この補強板42に化粧板本体41をビス49で取り付けて、軒先化粧板4を取り付ける。
【0042】
この際、建物の種類、構造、位置や宅地の大きさ等に合った庇の出寸法を有する軒先化粧板4を、図3〜図7に示す5種類の中から選んで取り付ける。
その後、軒樋5をフレーム43の上側に載せて取り付けたり、竪樋6や連結屋根7を取り付けたり、その他の仕上げを行うとユニット建物Uが完成する。
このユニット建物Uの折版屋根材22の上に降った雨水は、折版屋根22の上を流れて行って、折版屋根22の先端から落下し、軒樋5、竪樋6を通って地上に落下する。
【0043】
又、化粧板本体41と折版屋根22の間に降った雨水は連結屋根7から折版屋根22の方向に流れてゆき、その後は折版屋根2の上に降った雨水と一緒になって地上に落下する。
【0044】
このようにして完成したユニット建物Uでは、建物の種類、構造、位置や宅地の大きさ等に合った庇の出寸法を有する軒先化粧板4を、図3〜図7に示す5種類の中から選んで取り付けているから、ユニット建物Uは、南側と北側と東西側とで庇の出寸法を変えていても、又、母屋と納屋というように同一宅地内に複数棟の建物がある場合に棟毎に庇の出寸法を変えていても、長庇用の軒先化粧板4−2、4−3、4−4、4−5を正面から見ると、突出した部分と突出しない部分との境界がはっきりせず、短庇用の軒先化粧板4−1とほぼ同じ外観を呈し、ユニット建物Uの全体が調和し、美麗な建物となる。
【0045】
又、長庇用の軒先化粧板4−2、4−3、4−4、4−5を側面から見ると、突出した上側部分41−2a、41−3aや中側部分41−4c、41−5cは軒先化粧板4−2、4−3、4−4、4−5の一部分であるから、軒先先端部が小さく重量感なく、見る人に安定した感じを与えて美麗である。
このように、土地の形状や顧客の要望等で庇の出寸法を変えても、正面から見ると展示場の建物とほぼ同じ感じになるので、必要に応じて安心して庇の長さを選択し、この庇の長さに応じた軒先化粧板4を取り付けることがきる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、前記軒先化粧板の垂直断面が水平方向の分割線で複数個に分割され、前記分割された軒先化粧板のうちの上側の軒先化粧板であって且つ前記建物の室外方向への突出長さが異なる上側の軒先化粧板を複数用意して、前記突出長さが異なる複数の上側の軒先化粧板の一つを選択して前記分割された下側の軒先化粧板の上に取り付けることにより、前記複数個に分割された軒先化粧板が室外方向に伸長自在になされているから、庇の長さが長いときには軒先化粧板の一部分を延ばして、その他の部分より突出させ、庇の長さが短いときには伸びている軒先化粧板の一部分を縮める。
【0047】
すると、この軒先化粧板を正面から見ると、延ばして突出させた部分と突出しない部分との境界がはっきりせず、縮めた軒先化粧板とほぼ同じ外観を呈する。従って、建物の南側と北側と東西側とで庇の出寸法を変えていても、又、母屋と納屋というように同じ宅地内に複数棟がある場合に棟毎に庇の出寸法を変えても、全体が調和し、美麗な建物となる。
【0048】
又、一部分を延ばして突出させた軒先化粧板を側面から見ると、突出した部分は軒先化粧板の一部分であるために、軒先先端が小さく重量感なく、安定した感じを見る人に与えて美麗である。
【0049】
請求項2記載の発明では、軒先化粧板は、長庇用の軒先化粧板と短庇用の軒先化粧板とからなり、長庇用の軒先化粧板は、短庇用の軒先化粧板の外形と垂直方向の長さがほぼ同じで、水平方向の区分線で複数個に区分され、この複数個に区分された一部分がその他の部分より突出しており、この短庇用の軒先化粧板と長庇用の軒先化粧板のいずれかが庇の出寸法に応じて選択され取り付けられているから、庇の長さが長いときには一部分がその他の部分より突出した長庇用の軒先化粧板を取り付け、庇の長さが短いときには短庇用の軒先化粧板を取り付けるから、長庇用の軒先化粧板を正面から見ると、短庇用の軒先化粧板とほぼ同じ外観を呈する。従って、建物の南側と北側と東西側とで庇の出寸法を変えていても、又、母屋と納屋というように同一宅地内に複数棟の建物がある場合に棟毎に庇の出寸法を変えていても、全体が調和し、美麗な建物となる。
【0050】
又、長庇用の軒先化粧板を側面から見ると、突出した部分は軒先化粧板の一部分であるために、軒先先端部が小さく重量感なく、見る人に安定した感じを与えて美麗である。
【0051】
請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明に係るから、請求項1記載の発明と同様に、正面からみると長庇用の軒先化粧板と短庇用の軒先化粧板の外観がほぼ同じであり、しかも、側面から見ると長庇用の軒先化粧板の先端部が小さく重量感なく見る人に安定した感じを与えて美麗である。
【0052】
更に、この請求項2記載の発明では、建物が複数個の建物ユニットを組み立てたユニット建物であるから、土地の形状や顧客の要望等で庇の出寸法を変えても、正面から見ると展示場の建物とほぼ同じ感じになるので、必要に応じて安心して庇の長さを選択し、この庇の長さに応じた軒先化粧板を取り付けることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ユニット建物の斜視説明図である。
【図2】建物ユニットの骨格を示す斜視説明図である。
【図3】図1のA部分に取り付けられた短庇用の軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【図4】図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【図5】図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が1000mmの長庇用の上側突出軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【図6】図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【図7】図1のA部分に取り付けられた庇の出寸法が1000mmの長庇用の中側突出軒先化粧板を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
U 建物(ユニット建物)
1 建物ユニット
2 屋根パネル
3 壁パネル
4 軒先化粧板
4−1 短庇用の軒先化粧板
4−2 庇の出寸法が500mmの長庇用の上側突出軒先化粧板
4−3 庇の出寸法が1000mmの長庇用の上側突出軒先化粧板
4−2 庇の出寸法が500mmの長庇用の中側突出軒先化粧板
4−3 庇の出寸法が1000mmの長庇用の中側突出軒先化粧板
5 軒樋
6 竪樋[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an eaves-end structure of a building provided with an eaves-end decorative plate attached in a state of covering a front end portion of a roof.
In particular, the present invention relates to a building eaves structure suitable for a unit building.
[0002]
[Prior art]
The eaves part of the building is often a place that attracts people's eyes, and the eaves part has a roof tip and an eaves wall and has a complicated shape, which often impairs the beauty.
As a method for solving this problem, it is often performed to improve the aesthetics by covering the end of the roof or the eaves with a decorative eaves.
[0003]
On the other hand, a unit building is manufactured in a factory in the form of a box of a certain size that can be transported and finished inside and outside, and roof units and roof panels. Because multiple units and roof panels are transported to the construction site and assembled at the construction site to form a building, the construction period is short, and the standard building has good dimensional accuracy. In recent years, it has been widely adopted. The roof panel may be attached to the building unit at the factory and transported to the construction site.
[0004]
Even in this unit building, the top of the roof and the eaves are often covered with an eaves veneer to improve the beauty.
For example, Japanese Patent Publication No. 3-80227 and Japanese Patent No. 2543625 describe an eaves end structure in which a roof end of a unit building and an eaves wall are covered with an eaves end decorative plate.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
About the shape of this eaves-end decorative board, there exists the following tendency generally.
That is, the length from the outer wall of the building to the front edge of the eaves decorative plate (hereinafter referred to as the protruding dimension of the eaves) differs depending on the type, structure, position, size of the residential land, and the like.
For example, in the suburbs where there is a lot of space on the site, the protruding size of the fence is long (for example, 750 mm to 1000 mm), and in a small residential land in an urban area, it is short (for example, 500 mm or less) to cope with the boundary of the adjacent land. Even in the same building, the roof on the south side tends to lengthen the ridge length to prevent sunlight from entering the room.
[0006]
The eaves decorative plate attached to the tip of the heel preferably has a sense of stability of the eaves by making the vertical length longer and gorgeous when the heel protrusion dimension is short. If the protruding dimension is long, the vertical length is long, and when viewed from the side, the tip becomes large and feels unstable. It is reduced to improve the appearance of the building.
[0007]
However, if the heel protrusion dimensions are different on the south side, north side, and east-west side of the building, changing the vertical length of the eaves decorative material according to the heel protrusion dimension will make each heel feel independent. It becomes an unsightly building because the overall harmony cannot be achieved.
In addition, when there are two or more buildings in the same residential land, such as a main building and a barn, and the protruding dimensions of the eaves of these two buildings are different, the vertical direction of the eaves decorative material according to the protruding dimensions of the eaves If the length of the building is changed, the overall harmony cannot be achieved and the building becomes unsightly.
[0008]
Such a problem also occurs in unit buildings. In addition, this unit building mass-produces and sells buildings with almost the same shape. For example, even when changing the length of the fence depending on the customer's wishes or the shape of the land, it is the same as the building seen in the exhibition hall. Because the feeling of the building built in is different, usually the shape of the eaves decorative plate and the length in the vertical direction are made almost constant.
[0009]
The unit building described in the above publication will be described. In Japanese Patent Publication No. 3-80227, it is a decorative material for eaves that is usually used for a building unit having a protruding dimension of approximately 500 mm. In Japanese Patent No. 2543625, an This is an eaves edge decorative plate used for a unit building having a dimension of about 300 mm, and the vertical length of the eaves edge decorative plate is set to be approximately 370 mm.
In the above case, the protrusion size of the wrinkles does not change so much as about 500 mm and about 300 mm, so that the problem does not occur so much, but if the protrusion size of the wrinkles becomes larger (for example, about 1000 mm), it feels extremely unstable. To do.
[0010]
Therefore, the object of the present invention is to make the vertical length almost the same regardless of the length of the heel, and to give the viewer a luxurious feeling when the heel length is short, and when the heel length is long. It is to provide a building eaves structure that has a small tip and gives the viewer a stable feeling.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1To achieve the above purpose,BuildingAn eaves structure of a building having a plate-like eaves decorative plate attached in a state of covering the front end of the roof and the outdoor side of the rain gutter, wherein a plurality of vertical sections of the eaves decorative plate are horizontal dividing lines Divided intoA plurality of upper eaves decorative plates that are upper eaves decorative plates of the divided eaves decorative plates and have different protruding lengths in the outdoor direction of the building, and a plurality of different protruding lengths. By selecting one of the upper eaves decorative plates and attaching them on the divided lower eaves decorative plates,Divided into multiple piecesEaves veneer facing outsideIt is made freely stretchableIt is characterized by this.
[0012]
Invention of
[0013]
The eaves decorative plate for eaves according to the invention of
[0014]
The invention according to
[0015]
(Function)
In the invention of
A plurality of upper eaves decorative plates having different protruding lengths in the outward direction are prepared, and one of the plurality of upper eaves decorative plates having different protruding lengths is selected and the divided lower eaves decorative plates are divided. By mounting onDivided into multiple piecesEaves veneer facing outsideSince it is made to be extensible, when the length of the heel is long, a part of the eaves decorative plate is extended and protrudes from the other parts, and when the length of the heel is short, a part of the extended eaves decorative plate is shrunk.
[0016]
Then, when this eaves edge decorative board is viewed from the front, the boundary between the part that is extended and protruded and the part that does not protrude is not clear, and it has almost the same appearance as the shrunk eaves decorative sheet. Therefore, even if the size of the ridges is changed on the south side, north side, and east-west side of the building, and if there are multiple buildings in the same residential area such as a main house and a barn, the ridge size of the ridges is changed for each building. But the whole is in harmony and becomes a beautiful building.
[0017]
Also, when looking at the side of the eaves decorative plate that extends and protrudes from the side, the protruding part is a part of the eaves decorative plate, so the tip of the eave is small and there is no sense of weight, giving it a stable feeling It is.
[0018]
In the invention according to
[0019]
Then, when the eaves decorative plate for the eaves is viewed from the front, the boundary between the protruding portion and the non-projecting portion is not clear, and the appearance is almost the same as the eaves decorative plate for the eaves. Therefore, even if the size of the ridges is changed on the south side, north side, and east-west side of the building, and if there are multiple buildings in the same residential area such as a main house and a barn, the ridge size of the ridges is changed for each building. But the whole is in harmony and becomes a beautiful building.
[0020]
Further, when the eaves decorative plate for eaves is viewed from the side, the protruding portion is a part of the eaves decorative plate, so that the tip of the eave is small and there is no weight, and it is beautiful for a person who sees a stable feeling.
[0021]
Since the invention according to
[0022]
Furthermore, in the invention according to
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
1 to 7 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is an explanatory perspective view of a unit building, FIG. 2 is a perspective view showing a skeleton of the building unit, and FIG. 3 is attached to a portion A in FIG. FIG. 4 is a vertical sectional view showing an upper protruding eaves decorative plate for eaves with a protrusion length of 500 mm attached to the portion A of FIG. 1, and FIG. 1 is a vertical cross-sectional view showing an upper protruding eaves decorative plate for an eaves with a length of 1000 mm, which is attached to the portion A in FIG. 1, and FIG. 6 is a view showing a protrusion size of the hook attached to the portion A in FIG. FIG. 7 is a vertical cross-sectional view showing a medium-side protruding eaves decorative plate for a long wall with a protruding size of 1000 mm, attached to the portion A in FIG. FIG.
[0024]
1 to 7, U is a unit building, and as shown in FIG. 1, nine
As shown in FIG. 2, the skeleton of the
[0025]
In the
[0026]
As shown in FIGS. 3 to 7, the
The
And the
[0027]
The eaves edge
[0028]
As shown in FIG. 3, the eaves edge decorative plate 4-1 for the short eaves has the frame 43-1 attached to the
[0029]
When comparing the upper protruding eaves decorative plate 4-2 for eaves with a heel length of 500 mm with the eaves decorative plate for eaves of a short bag, as shown in FIG. It is substantially the same as the outer shape of the decorative board body 41-1 of the eaves edge decorative board 4-1 (approximately 373 mm) in the vertical direction, and is divided into an upper part 41-2a and a lower part 41-2b by horizontal dividing lines. The upper part 41-2a protrudes from the lower part 41-2b, and the length from the indoor side end of the frame 43-2 to the tip of the decorative plate body 41-2 (projection size of the heel) is divided into two. The difference is that it is approximately 500 mm.
[0030]
The upper part 41-2a and the lower part 41-2b are connected by an eaves top plate 45-2. The frame 43-2 is composed of an indoor frame 43-2a and an outdoor frame 43-2b which is attached to the upper side and protrudes in the outdoor direction, and the position of the outdoor frame 43-2b is moved upward. It becomes easy to attach the upper part 41-2a of the decorative board main body 41-2.
[0031]
And, as shown in FIG. 4, the decorative board body 41-2 of the upper protruding eaves decorative board 4-2 for a long fence with a protruding dimension of 500 mm, the indoor side frame 43-2a is almost on the
[0032]
As shown in FIG. 5, when the upper protruding eaves decorative plate 4-3 for a long bag having a protruding size of 1000mm is compared with the upper protruding eaves decorative plate 4-2 for a long bag having a protruding size of 500mm, as shown in FIG. 41-3a protrudes longer than the lower part 41-3b, and the length from the one end on the indoor side of the frame 43-3 to the tip of the decorative plate main body 41-3 is approximately 1000 mm. Is different. Others are almost the same as the upper protruding eaves decorative plate 4-2 for a long bag with a protruding dimension of 500 mm.
[0033]
When comparing the middle protruding eaves decorative plate 4-4 for the eaves with a heel length of 500 mm with the eaves decorative plate 4-1 for the short bag, as shown in FIG. It is substantially the same as the length (approximately 373 mm) in the vertical direction (approximately 373 mm) of the decorative board main body 41-1 of the eaves edge decorative board 4-1 for the short bag, and the upper part 41-4a, It is divided into a side part 41-4c and a lower part 41-4b, and the middle part 4-4c protrudes from the upper part 4-4a and the lower part 4-4b, and is one end on the indoor side of the frame 43-4. The length from the top of the decorative plate body 41-4 to the tip of the decorative plate body 41-4 (protrusion dimension of the wrinkles) is almost 500 mm.
[0034]
The upper portion 41-4a and the middle portion 41-4c are connected by a roof plate 46-4, and the middle portion 41-4c and the lower portion 41-4b are connected by an eaves top plate 45-4. ing.
And the decorative board main body 41-4 of the middle side protruding eaves decorative board 4-4 for a long wall having a protruding dimension of 500 mm has an upper part 41-4a, a reinforcing plate 42-4a, and an inner part 41-. Reinforcing plates 42-4c are attached to 4c with screws 49-4a and 49-4c, respectively, and the reinforcing plates 41-4a and 41-43c are attached to the frame 43-4 attached to the
[0035]
When comparing the middle protruding eaves decorative plate 4-5 for a long wall with a protruding size of 1000 mm with the middle protruding eaves decorative plate 4-4 for a long wall with a protruding size of 500 mm, as shown in FIG. The side part 41-5c protrudes longer than the upper part 41-5a and the lower part 41-5b, and the length from the one end on the indoor side of the frame 43-5 to the tip of the decorative plate body 41-5 The difference is that the output dimension) is approximately 1000 mm. Others are almost the same as the middle protruding eaves decorative veneer 4-4 for a long wall with a protruding dimension of 500 mm.
[0036]
Thus, although the five types of eaves
Therefore, when this eaves edge
[0037]
6 is an eaves attached substantially vertically downward from the
[0038]
Next, the construction method of the unit building U and the operation of the eaves edge
First, at the factory, as shown in FIG. 2, four
[0039]
On the other hand, the
The
[0040]
Moreover, the
The
At the construction site, nine
[0041]
At this time, the substantially central portion of the folded
Next, the
[0042]
At this time, the eaves-end
After that, the unit building U is completed when the
The rain water that falls on the
[0043]
In addition, the rainwater that falls between the
[0044]
In the unit building U completed in this way, the eaves
[0045]
Moreover, when the eaves-end decorative plates 4-2, 4-3, 4-4, and 4-5 for the eaves are viewed from the side, the protruding upper portions 41-2a and 41-3a and the middle portions 41-4c and 41 Since −5c is a part of the eaves edge decorative plates 4-2, 4-3, 4-4, and 4-5, the eaves tip is small and does not feel heavy, giving the viewer a stable feeling and beautiful.
In this way, even if the size of the fence is changed depending on the shape of the land or the customer's request, it looks almost the same as the building of the exhibition hall when viewed from the front, so you can select the length of the fence with peace of mind if necessary And the eaves
[0046]
【The invention's effect】
In the invention of
[0047]
Then, when this eaves edge decorative board is viewed from the front, the boundary between the part that is extended and protruded and the part that does not protrude is not clear, and it has almost the same appearance as the shrunk eaves decorative sheet. Therefore, even if the size of the ridges is changed on the south side, north side, and east-west side of the building, and if there are multiple buildings in the same residential area such as a main house and a barn, the ridge size of the ridges is changed for each building. But the whole is in harmony and becomes a beautiful building.
[0048]
Also, when looking at the side of the eaves decorative plate that extends and protrudes from the side, the protruding part is a part of the eaves decorative plate, so the tip of the eave is small and there is no sense of weight, giving it a stable feeling It is.
[0049]
In the invention according to
[0050]
In addition, when the eaves decorative plate for eaves is viewed from the side, the protruding portion is a part of the eaves decorative plate, so the tip of the eaves is small and has no weight, giving the viewer a stable feeling and beautiful. .
[0051]
Since the invention according to
[0052]
Furthermore, in the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a unit building according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective explanatory view showing a skeleton of a building unit.
FIG. 3 is a vertical sectional view showing a eaves decorative plate for eaves attached to a portion A in FIG. 1;
4 is a vertical cross-sectional view showing an upper projecting eaves decorative plate for an eaves having a protruding size of 500 mm attached to a portion A in FIG. 1; FIG.
5 is a vertical cross-sectional view showing an upper protruding eaves decorative plate for a long bag having a protruding size of 1000 mm attached to a portion A in FIG. 1; FIG.
6 is a vertical cross-sectional view showing a middle projecting eaves decorative plate for a long bag having a protruding size of 500 mm attached to a portion A in FIG. 1; FIG.
7 is a vertical cross-sectional view showing a middle projecting eaves decorative plate for a long bag having a protruding size of 1000 mm attached to a portion A in FIG. 1; FIG.
[Explanation of symbols]
U building (unit building)
1 Building unit
2 Roof panel
3 wall panels
4 front decorative panels
4-1 Eaves veneer for short eaves
4-2 Upper projecting eaves decorative plate for eaves with a heel length of 500mm
4-3 Upper projecting eaves decorative plate for eaves with heel length of 1000mm
4-2 Medium-side protruding eaves decorative plate for eaves with heel length of 500mm
4-3 Medium-side protruding eaves decorative plate for eaves with a heel length of 1000mm
5 eaves
6 竪 樋
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