JP3687884B2 - メール分類方法およびシステム、記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール、パソコン通信、電子会議システムの利用分野において、メールやニュース記事の分類に使用して好適なメール分類方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるメールの分類表示方法としては、以下に述べるようなものがある。まず第1の従来例として、特開平7−78186号公報に「文書処理装置」と開示されているものがある。これは受信したメールに対してユーザが手動でキーワードを入力し、その入力されたキーワードとメールヘッダ情報によりメールを分離し、案件毎のフォルダに格納し表示するものである。
【0003】
第2の従来例として、特開平9−54733号公報に「電子メール管理方法」と開示されているものがある。これはメール送信時のメールヘッダ情報のIn−Reply−To欄等に送信元メールのIDを埋め込むことで、メール受信時に受信したメールとそれに対する送信元メールを関連付けるものであり、関連付けられたメールを案件毎にビューアを用いてブロック図参照することも可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−78186号公報に記載の技術は、ユーザが用意したキーワードにより案件毎のメールを分類しているため、ユーザが望む形での案件毎の分類ができるものの、ユーザが分類を考慮しながら毎回キーワードを設定する必要があり、ユーザのメール操作にかかわる時間が長くなり、ユーザの負担が大きいという問題がある。さらに、キーワードの設定はユーザによるため、キーワードを熟慮しないで設定した場合は、適切な分類結果が得られないという問題がある。
【0005】
一方、特開平9−54733号公報に記載の技術は、送信者も受信者もメールヘッダ情報のIn−Reply−To欄等に同じ方式で送信元メールIDを埋め込むことにより正確にメールを関連付けられるが、受信側で送信元メールIDを埋め込む方式が異なるメールリーダを利用している場合では利用できない。さらに、メールヘッダ情報のIn−Reply−To欄等に送信元メールIDを埋め込む方法では、送信元メールID情報が設定されていない既存のメールに対しては関連付けができないという問題がある。さらに、ユーザAからユーザBに送られたメールをユーザBがユーザCに転送した場合、ユーザAが設定した送信元メールID情報はユーザBによって上書きされるため、ユーザCが受け取ったメールをユーザBを経由してユーザAに返信しても、返信メールであるにも関わらず関連付けがされないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を鑑み、ユーザのメール操作にかかわる時間をかけず、且つ相手側のメールリーダに依存せず、過去のユーザ財産も含めたメールを案件毎に分類整理し表示することができるメールの分類方法およびシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数のメールを自動分類する方法において、案件の元となった送信メールに対する返信メールや転送メールのメールタイトル文字列が、元となったメールタイトルの文字列の先頭に“RE”,“FW”等の文字が付加されるメール特有の形式に着目し、該当メールタイトル文字列と検索対象メールタイトル文字列後方部と一致するものを関連付けることを特徴とする。
【0008】
また、複数の送信および受信のメールのタイトルを同一画面内に時系列で表示すると共に、表示されたメールの1つを指定する操作に対し、当該メールに関連付けられたメールを階層表示することを特徴とする。
【0009】
また、関連付けるメールタイトルの有効文字数を指定し、その指定された有効文字数以上のメールタイトル文字数を有するメールを関連付け対象として関連付けることを特徴とする。
【0010】
また、関連元のメールの削除により、該関連元メールに関連付けられたメールを一括削除することを特徴とする。
【0011】
また、新着メールのタイトルとメール格納手段に格納された既着メールのタイトルとの後方文字列一致検索を行い、新着メールをメールタイトルの後方文字列が一致する既着メールに関連付けることを特徴とする。
【0012】
また、不必要案件メールタイトル文字列を予め設定し、その設定されたメールタイトル文字列に一致する後方文字列のメールタイトルを有する受信メールを受信時に不必要メールとして削除することを特徴とする。
【0013】
本発明のメールシステムは、複数のメールタイトルの文字列を後方一致検索する第1の手段と、後方一致検索結果を基にメールを案件毎に関連付ける第2の手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、複数の送信および受信のメールのタイトルを同一画面内に時系列で表示すると共に、表示されたメールの1つを指定する操作に対し、当該メールに関連付けられたメールを階層表示する第3の手段を備えることを特徴とする。
【0015】
また、関連付けるメールタイトルの有効文字数を指定する第4の手段を備え、該第4の手段で指定された有効文字数以上のメールタイトル文字数を有するメールを関連付け対象として前記第2の手段において関連付けることを特徴とする。
【0016】
また、関連元のメールの削除により、該関連元メールに関連付けられたメールを一括削除する第5の手段を備えることを特徴とする。
【0017】
また、新着メールのタイトルとメール格納手段に格納された既着メールのタイトルとの後方文字列一致検索を行い、新着メールをメールタイトルの後方文字列が一致する既着メールに関連付ける第6の手段を備えることを特徴とする。
【0018】
また、不必要案件メールタイトル文字列を記憶する手段と、その記憶されたメールタイトル文字列に一致する後方文字列のメールタイトルを有する受信メールを受信時に不必要メールとして削除する第7の手段を備えることを特徴とする。
【0019】
また、本発明のメール分類機能を備えたコンピュータは、複数のメールタイトルの文字列を後方一致検索する第1の手段と、後方一致検索結果を基にメールを案件毎に関連付ける第2の手段を備えたことを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明のメール分類用の記録媒体は、複数のメールタイトルの文字列を後方一致検索する第1の処理と、後方一致検索結果を基にメールを案件毎に関連付ける第2の処理とを含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0021】
また、複数の送信および受信のメールのタイトルを同一画面内に時系列で表示すると共に、表示されたメールの1つを指定する操作に対し、当該メールに関連付けられたメールを階層表示する第3の処理を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0022】
また、関連付けるメールタイトルの有効文字数を指定し、その指定された有効文字数以上のメールタイトル文字数を有するメールを関連付け対象として前記第2の処理において関連付けを実行させる第4の処理を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0023】
また、関連元のメールの削除により、該関連元メールに関連付けられたメールを一括削除する第5の処理を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0024】
また、新着メールのタイトルとメール格納手段に格納された既着メールのタイトルとの後方文字列一致検索を行い、新着メールをメールタイトルの後方文字列が一致する既着メールに関連付ける第6の処理を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0025】
また、不必要案件メールタイトル文字列を記憶し、その記憶されたメールタイトル文字列に一致する後方文字列のメールタイトルを有する受信メールを受信時に不必要メールとして削除する第7の処理を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムを記憶していることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施する場合の一形態を図面を用いて具体的に説明する。
【0027】
図1は、本発明を適用したメールシステムの一実施形態を示すブロック構成図である。この実施形態のメールシステムは、ネットワーク100を介してメールサーバ110との間でメールを送受信するコンピュータ本体120と、その周辺装置である外部記憶装置130、キーボード140、表示装置150、ポインティングデバイス(マウス)160とで構成されている。コンピュータ本体120の内部には、メール一括受信部121、メール読み取り部122、メール情報ソート部123、メール関連付部124、メール一覧表示部125、新着メール検知部126、メール削除部127、メール情報テーブル128、表示用テーブル129が設けられている。これらは、コンピュータ本体120の内部メモリ中に存在するものであり、メール情報テーブル128、表示用テーブル129を除く他の構成要素は本発明のメール分類表示方法を実現するうえで設けられたプログラムで構成されるものである。
【0028】
外部記憶装置130には、送信メールフォルダ131、受信メールフォルダ132、オプション保存域133が設けられている。
【0029】
以上の構成において、まず、メールシステム起動時の動作について説明する。メールシステム起動時には、まずメール一括受信部121が、メールサーバ110から受信メールと送信メールを取り出し、外部記憶装置130上の受信メールフォルダ132に格納する。次に、メール読み取り部122は、送信メールフォルダ131及び受信メールフォルダ132に取り込まれたメール(送信済みメールと受信メール)を読み取り、メール情報テーブル128に格納する。次に、メール情報ソート部123は、メール情報テーブル128の内容をメールタイトル文字数で昇順にソートする。次に、メール関連付部124は、メール情報テーブル128中のデータを検索し、メールの関連付けを行い、関連付けた結果を表示用テーブル129に格納する。次に、メール一覧表示部125は、表示用テーブル129のデータを表示装置150を用いて目視できるように変換し、表示装置150の画面に表示させる。
【0030】
新着メール到着時には、新着メール検知部126が、表示用テーブル129のデータを直接加工する。次に、メール一覧表示部125は、表示用テーブル129のデータを表示装置150を用いて目視できるように変換する。
【0031】
メール削除時には、メール削除部127が、表示用テーブル129を参照し、関連付けメールの親メールであれば、関連付けられたメール全てを送信メールフォルダ131または受信メールフォルダ132から削除する。
【0032】
本実施形態のメールシステム起動時のフローチャートを図2に示す。このフロー中の「メール関連付」204の詳細を図3に示し、また「関連付けメール一覧テーブルに変換」205の詳細を図4に示す。また、図4中の「関連メールを表示用テーブルに格納」406の詳細を図5に示す。図5の「関連メールを表示用テーブルに格納」フロー中では、自分自身の処理を呼び出すリカーシブルコールが利用されている。
【0033】
以上の図2、図3、図4、図5のフローチャートと、図6に示す入力情報である送信メールフォルダ131及び受信メールフォルダ132の内容の具体例、図7に示す案件毎に関連付けられたメール情報テーブル128の状態具体例及び図8に示す案件毎に関連付けられたメール一覧を格納した表示用テーブル129の例を用いて、本実施の形態の動作を詳しく説明する。
【0034】
まず、送受信メールの読み込み処理202(図1のメール読み取り部122の機能に該当する処理)は、図6(a),(b)に示すような送信メールタイトルおよびMail ID、受信メールタイトルおよびMail IDの送受信メールを送信メールフォルダ131及び受信メールフォルダ132から読み込み、図7に示す属性を持つメール情報テーブル128へ送受信メールを混在させたまま格納する。メール情報テーブル128は、「レコード番号No.」71、送信か受信かの「区分」72、「従属親メールレコード番号」73、「Mail ID」74、「メールタイトル」75の項目を備えている。
【0035】
次に、メール情報テーブル128のソート処理203(図1のメール情報ソート部123の機能に該当する処理)は、図7に示すメール情報テーブル128をメールタイトル75の第1優先キー:文字数、第2優先キー:文字列でソートする。このとき、図7に示すメール情報テーブル128中の従属親メールレコード番号73は全て未設定のままである。
【0036】
次に、メールを案件毎に関連付ける処理204(図1のメール関連付部124の機能に該当する処理)は、該当メールタイトル文字列と検索対象メールタイトル文字列後方部と一致するものに対して図7に示すメール情報テーブル128中の従属親メールレコード番号73を設定する。
【0037】
具体的な処理の流れを図3に示すフローと図7に示す最終レコードのメールタイトル「RE:一意見として:メール管理方法」を用いて説明する。
【0038】
まず、カレントレコードカウンタに対し、メール情報テーブル128にエントリされているレコード数=「10」が初期設定される(ステップ302)。次に、カレントレコードカウンタの値が「1」より大きいか否かを判定する(ステップ303)。ここでの例では、カレントレコードカウンは「10」であり、1より大であるため、Yesの処理に進む。次に、ターゲットレコードカウンタに、カレントレコードカウンタの値「10」から「1」を引いた値である「9」を設定する(ステップ304)。
【0039】
ターゲットレコードカウンタの値が「1」より大きいか否かを判定する(ステップ305)。ここでの例では、ターゲットカウンタの値は「9」であり、「1」以上であるため、Yesの処理に進む。
【0040】
次に、ターゲットレコードカウンタの値が指すメールタイトル「ホワイトカラーの生産性について」の全文字列とカレントレコードカウンタの値が指すメールタイトル「RE:一意見として:メール管理方法」の後方部分文字列とが一致するか否かを比較する(ステップ306)。ここでの例では一致しないので、Noの処理に進む。次に、ターゲットレコードカウンタの値を「1」減算して「8」とし(ステップ309)、再度ステップ305の処理に進む。
【0041】
以上のステップ305、306、309の処理を繰り返し、ターゲットレコードカウンタの値が「1」になったとき、ターゲットレコードカウンタの値が指すメールタイトルである「メール管理方法」の全文字列とカレントレコードカウンタの値が指すメールタイトル「RE:一意見として:メール管理方法」の後方部分文字列とが一致するか否かを比較する(ステップ306)。ここでの例では、後方部文字列「メール管理方法」が一致するのでYesの処理に進む。
【0042】
そこで次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「10」の従属親メールレコード番号73にターゲットレコードカウンタの値「1」を設定する(ステップ307)。これにより、レコード番号No=10のメールはレコード番号No=1のメールを親メールとして関連付けられたことになる。
【0043】
次に、図2の関連付けたメール一覧テーブルに変換する処理205(図1のメール一覧表示部125の機能に該当する処理)は、図7に示すメール情報テーブル128中の従属親メールレコード番号73を参照して関連付けたメールを階層表示する。
【0044】
案件単位でのメールを表示する詳細な処理の流れを図4に示すフローと図7に示すメール情報テーブル128を用いて説明する。まず、カレントレコードカウンタに「1」を初期設定する(ステップ402)。次に、カレントレコードカウンタの値がメール情報テーブル128のエントリ数以下であるか否かを判定する(ステップ403)。ここでは、カレントレコードカウンタの値は「1」であり、テーブルエントリ数の「10」以下であるため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号Noの従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であるか否かを判定する(ステップ404)。ここでは、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「1」の従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であるため、Yesの処理に進む。
【0045】
次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「1」のレコード情報をインデント=「0」で表示用テーブル129に格納する(ステップ405)。次に、従属親メールレコード番号73の内容が「1」であるメール情報をインデントを付けて表示用テーブル129に格納する(ステップ406)。次に、カレントレコードカウンタの値に「1」加算し(ステップ407)、「2」に更新して再度ステップ403の処理に進む。
【0046】
現在のカレントレコードカウンタの値は「2」であり、テーブルエントリ数の「10」以下であるため、Yesの処理に進む(ステップ403)。そこで、前記の場合と同様に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号Noの従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であるか否かを判定する(ステップ404)。ここでは、カレントレコードカウンタが指すレコード番号No=「2」の従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であるため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「2」のレコード情報をインデント=0で表示用テーブル129に格納する(ステップ405)。次に、従属親メールレコード番号73の内容が「2」であるメール情報をインデントを付けて表示用テーブル129に格納する(ステップ406)。次に、カレントレコードカウンタの値に「1」加算し(ステップ407)、「3」に更新して再度ステップ403の処理に進む。
【0047】
ステップ403では、前記の場合と同様に、カレントレコードカウンタの値がメール情報テーブル128のエントリ数以下であるか否かを判定する。ここでは、カレントレコードカウンタの値は「3」であり、テーブルエントリ数の「10」以下であるため、Yesの処理に進む。
【0048】
次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号Noの従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であるか否かを判定する(ステップ404)。ここでは、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「3」の従属親メールレコード番号73の内容が「1」であるため、Noの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値に「1」加算し(ステップ407)、「4」に更新して再度ステップ403の処理に進む。以上のステップ403、404、405、406、407の処理を繰り返す。
【0049】
次に、関連付けられた後のメールに対する具体的な処理の流れを図5に示すフローチャートと図7に示す先頭レコード「メール管理方法」のメールタイトルの例を用いて説明する。
【0050】
まず、カレントレコードカウンタには入力値より得た関連付け親レコード番号の「1」に「1」を加算した「2」を初期設定する(ステップ502)。次に、インデントの値に、入力値より得たインデント=「0」に「1」を加算した「1」を初期設定する(ステップ503)。次に、カレントレコードカウンタの値がテーブルエントリ数以下であるか否かを判定する(ステップ504)。ここでの例では、カレントレコードカウンタの値は「2」であり、テーブルエントリ数の「10」以下であるため、Yesの処理に進む。
【0051】
次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号Noの従属親メールレコード番号73の内容が入力値より得た関連付け親レコード番号と一致するか否かを判定する(ステップ505)。ここでは、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「2」の従属親メールレコード番号73の内容が「未設定」であり、入力値より得た関連付け親レコード番号=「1」と一致しないため、Noの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値に「1」加算し(ステップ508)、「3」に更新して再度ステップ504の処理に進む。
【0052】
ここで再びカレントレコードカウンタの値がテーブルエントリ数以下であるか否かを判定する(ステップ504)。現在、カレントレコードカウンタは「3」であり、テーブルエントリ数の「10」以下であるため、Yesの処理に進む。次に、前記と同様に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号Noの従属親メールレコード番号73の内容が入力値より得た関連付け親レコード番号と一致するか否かを判定する(ステップ505)。ここでは、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「3」の従属親メールレコード番号73の内容が「1」であり、入力値より得た関連付け親レコード番号=「1」と一致するため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「3」のレコード情報をインデント=1で表示用テーブル129に格納する(ステップ506)。次に、従属親メールレコード番号73の内容が「3」であるメール情報をインデントを付けてリカーシブルコールにより表示用テーブル129に格納する(ステップ507)。次に、カレントレコードカウンタの値に「1」加算し(ステップ508)、「4」に更新して再度ステップ504の処理に進む。
【0053】
以上のステップ504、505、506、507、508の処理を繰り返す。以上の処理により、メール情報テーブル128内に登録された送受信メールは、図8の表示テーブル129に示すように、関連付けられ、かつ親子関係がインデント数で分かるように関連付けられる。
【0054】
図2のメール一覧表示処理206は、図8に示す案件毎に関連付けられたメール情報テーブル129の内容を順番に表示もしくは印刷する。図9(a)が案件毎に送信と受信のメールタイトルを纏めて(混在した形式で)時系列で表示した例である。この状態でユーザがマウス160等でメールタイトルの表示桁前に表示されるメールマークをクリックすると、案件毎に関連付けられたメールのタイトルを階層形式で表示する。メールタイトルを階層形式で表示した例が図9(b)である。
【0055】
このように、送信と受信のメールタイトルを混在した形式で表示することにより、電子会議におけるメールのやり取りの際に、自身が送信したメールと他人から受信したメールを互いに関連付けて、かつ1つの画面内で確認することができ、受信メール一覧画面と送信メール一覧画面とが別々になっている場合に比べて、メールの確認を極めて容易に行うことが可能になる。
【0056】
次に、特異ケースのメールを取り込んだメール情報テーブル128の例を図10に示す。図3中の「メールを案件毎に関連付ける」フロー中のメールタイトルを後方一致比較するステップ305の処理において、特異ケースに対応した比較方法の詳細フローを図11に示す。以下、図10、図11を用いて特異ケースでのメールタイトル比較方法を詳細に説明する。
【0057】
図10は、レコード番号No=「1」にメールタイトルだけでは意味の判らない短いタイトルである「方法」、レコードNo=「12」にメールリーダの制限によって本来「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性について」のタイトルの後方が削除され「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性」となったメール(最後尾の「について」が削除されたメール)を取り込んだ状態のメール情報テーブル128の例である。この例で期待する関連付けは、レコード番号No=「10」の「ホワイトカラーの生産性について」とレコード番号No=「12」の「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性」であり、逆に期待しない関連付けはレコード番号No=1「方法」とレコード番号No=「2」の「メール管理方法」やレコード番号No=「3」の「スレッド表示方法」である。
【0058】
図11のフローチャートを用いてユーザの期待する関連付けのための比較方法を説明する。なお、フロー中の「タイトル有効文字数」は、図1のメールシステム構成図中のオプション保存領域133にユーザが指定した任意の値が格納されているものとする。本実施形態では、「タイトル有効文字数」=「7」が格納されているものとする。
【0059】
図10におけるターゲットレコードNo=「10」の「ホワイトカラーの生産性について」とカレントレコードレコードNo=「12」の「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性」を後方文字比較した場合、タイトル比較文字数には、「ホワイトカラーの生産性について」の文字数=「15」が初期設定される(ステップ1102)。次に、タイトル比較文字数がタイトル有効文字数以上であるかを判定する(ステップ1103)。ここでは、タイトル比較文字数が「15」であり、タイトル有効文字数の「7」以上であるため、Yesに進む。
【0060】
次に、ターゲットレコードカウンタの値が指すメールタイトル文字列(先頭:タイトル比較文字数)とカレントレコードカウンタの値が指すメールタイトル後方文字列とが一致するか否かを判定する(ステップ1104)。ここでは、ターゲットレコードタイトル文字列の先頭から15文字目の「ホワイトカラーの生産性について」とカレントレコードタイトル「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性」の後方部分文字列と比較するが、一致しないのでNoに進む。次に、タイトル比較文字数を「1」減算し(ステップ1105)、「14」に更新して再度ステップ1003の処理に進む。
【0061】
以上のステップ1003、1004、1005をタイトル比較文字数が「11」になるまで繰り返す。タイトル比較文字数が「11」になった時点で、ステップ1103の処理では、タイトル比較文字数がタイトル有効文字数の「7」以上であるため、Yesに進む。次に、前記と同様に、ターゲットレコードカウンタの値が指すメールタイトル文字列(先頭:タイトル比較文字数)とカレントレコードカウンタの値が指すメールタイトル後方文字列とが一致するか否かを判定する(ステップ1104)。ここでは、ターゲットレコードタイトル文字列の先頭から11文字目の「ホワイトカラーの生産性」とカレントレコードタイトル「RE:FW:RE参考ですが:ホワイトカラーの生産性」の後方部分文字列と比較するが、一致するのでYesに進む。一致したことにより、呼び出し元に戻る(ステップ1107)。
【0062】
一方、ターゲットレコードNo=「1」の「方法」とカレントレコードレコードNo=「2」の「メール管理方法」を後方文字比較した場合、タイトル比較文字数には、「方法」の文字数「2」が初期設定される(ステップ1102)。しかし、タイトル比較文字数が「2」であり、オプション保存域133にユーザが予め設定した「タイトル有効文字数」の「7」以上でないため、ステップ1103の判定はNoとなり、不一致として呼び出し元に戻る(ステップ1106)。
【0063】
このようにして、ユーザが適切な「タイトル有効文字数」を設定することにより、メールタイトルの一部が削除されたメールであっても、期待される形で関連付けることができる。
【0064】
次に、新着メール到着時の動作について図12のフローチャートを用いて説明する。このフロー中の「新着件数設定」の詳細を図13に示す。以上の図12、図13のフローチャートと、図8に示す関連メールの表示用テーブル129の具体例を用いて詳しく説明する。
【0065】
まず、メール到着時の具体的な処理の流れをメールタイトル「RE:RE:スレッド表示方法」が届いた場合を仮定して説明する。図12において、ターゲットレコードカウンタには、表示用テーブル129にエントリされているレコード数の「10」を初期設定する(ステップ1202)。次に、ターゲットレコードカウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する(ステップ1203)。ここでは、ターゲットレコードカウンタの値は「10」であり、「1」以上であるため、Yesの処理に進む。
【0066】
次に、ターゲットレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「10」のタイトル文字列の「ホワイトカラーの生産性について」と到着メールタイトル「RE:RE:スレッド表示方法」の後方部分文字列とを比較する(ステップ1204)。ここでは、一致しないのでNoに進む。次に、ターゲットレコードカウンタの値を「1」減算し(ステップ1205)、「9」に更新して再度ステップ1203の処理に進む。
【0067】
ここでは、ターゲットレコードカウンタの値は「9」であり、「1」以上であるため、Yesの処理に進む。次に、前記と同様に、ターゲットレコードカウンタの指すメールタイトル文字列と到着メールタイトル後方文字列とが一致するか否かを比較する(ステップ1204)。ここでは、ターゲットレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「9」のタイトル文字列の「RE:スレッド表示方法」と到着メールタイトル「RE:RE:スレッド表示方法」の後方部分文字列とが一致するので、Yesに進む。
【0068】
次に、ターゲットレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「9」の新着件数に「1」を加算し(ステップ1208)、「1」とする。次に、レコード番号にターゲットレコードカウンタの値「9」を設定し、関連付けられた親メールの新着件数に「1」を加算する(ステップ1209)。次に、インデント値にターゲットレコードカウンタの値が指すインデント値「0」に「1」を加えた「2」で、ターゲットレコードカウンタの値が指すレコードの次のレコードに新着メール情報を挿入する(ステップ1210)。
【0069】
次に、ステップ1209の「新着件数加算」処理について図13のフローチャートを用いて説明する。まず、比較タイトル文字列には入力レコード番号=「9」が指す「RE:スレッド表示方法」を設定する(ステップ1302)。次に、ターゲットレコードカウンタに、入力レコード番号=「9」から「1」を引いた「8」を初期設定する(ステップ1303)。次に、ターゲットレコードカウンタの値が「1」以上であるかを判定する(ステップ1304)。ここでは、ターゲットレコードカウンタの値は「8」であり、「1」以上であるため、Yesの処理に進む。次に、ターゲットレコードタイトル文字列の「FW:スレッド表示方法」と比較タイトル文字列「RE:スレッド表示方法」の後方部分文字列と比較する(ステップ1305)。ここでは、一致しないのでNoに進む。次に、ターゲットレコードカウンタの値を「1」減算し(ステップ1308)、「7」として再度ステップ1304の処理に進む。
【0070】
ステップ1304では、ターゲットレコードカウンタの値は「7」であり、「1」以上であるため、Yesの処理に進む。次に、ターゲットレコードタイトル文字列の「スレッド表示方法」と比較タイトル文字列「RE:スレッド表示方法」の後方部分文字列と比較するが(ステップ1305)、一致するのでYesに進む。
【0071】
次に、比較タイトル文字列にターゲットレコードカウンタの値が指すレコード番号No=「7」の「スレッド表示方法」を設定する(ステップ1306)。次に、ターゲットレコードカウンタの値が指すレコード番号No=7のレコードの新着件数に「1」を加算し、「1」とする(ステップ1307)。次に、ターゲットレコードカウンタの値を「1」減算し(ステップ1308)、「6」に更新して再度ステップ1304の処理に進む。
【0072】
以上のステップ1304、1305、1306、1307、1308を繰り返すことにより、図8に示す関連メールの表示用テーブル129の具体例に対して、新着メール「RE:RE:スレッド表示方法」と「第5回主任会議開催通知」が到着した場合の関連メール表示用テーブル129の内容が図14の状態に更新される。図14の関連メール表示用テーブル129を実際の画面に表示した例が図15であり、同図(a)がメールを纏めて表示している場合に新着メールが届いたときの表示例、同図(b)が新着件数を元に新着メールを表示した例を示すものである。
【0073】
次に、関連付けられたメールを削除する場合の処理について、図16のフローチャートと、図14に示した関連メール表示用テーブル129の具体例を用いて説明する。なお、ここでは、関連メール表示用テーブル129中のレコード番号No=「2」の「RE:メール管理方法」を削除した場合を仮定して説明する。
【0074】
まず、基準インデントには、削除レコード番号「2」の指すインデント=「1」を初期設定する(ステップ1602)。次に、カレントレコードカウンタには削除レコード番号=「2」に「1」を加算した「3」を初期設定する(ステップ1603)。次に、削除レコード番号=「2」の指すメールを「Mail ID:R2」を用いてテーブル128,129及び送受信のメールフォルダ131、132から削除する(ステップ1604)。
【0075】
次に、カレントレコード番号がテーブルエントリ数以下であるか否かを判定する(ステップ1605)。ここでは、カレントレコードカウンタの値は「3」であり、テーブルエントリ数の「12」以下であるため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値が指すインデントが基準インデントよりも大きいか否かを判定する(ステップ1606)。ここでは、カレントレコードカウンタの値「3」が指すインデント「2」は、基準インデント「1」より大きいのでYesに進む。
【0076】
次に、カレントレコードカウンタの値が指すメールを「Mail ID:S2」を用いてテーブル129及び送受信のメールフォルダ131,132から削除する(ステップ1607)。次に、カレントレコードカウンタの値を「1」加算し、「4」として再度ステップ1605の処理に進む(ステップ1608)。
【0077】
ステップ1605では、現在のカレントレコードカウンタの値は「4」であり、テーブルエントリ数の「12」以下であるため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値が指すインデントが基準インデントよりも大きいか否かを判定する(ステップ1606)。ここでは、カレントレコードカウンタの値「4」の指すインデント「2」は、基準インデント「1」より大きいので、Yesに進む。次に、カレントレコードカウンタの値「4」の指すメールを「Mail ID:S4」を用いてテーブル129及びメールフォルダ131,132から削除する(ステップ1607)。次に、カレントレコードカウンタの値を「1」加算し、「5」として再度ステップ1605の処理に進む(ステップ1608)。
【0078】
ステップ1605では、現在のカレントレコードカウンタの値は「5」であり、テーブルエントリ数の「12」以下であるため、Yesの処理に進む。次に、カレントレコードカウンタの値「5」の指すインデント「1」は、基準インデント「1」より大きくないので、Noに進む(ステップ1606)。以上により、メールの削除処理を終了する。
【0079】
次に、新着メール受信時に不必要となったメールを自動削除する場合の動作について図17のフローチャートを用いて説明する。なお、図17中の不要メールタイトル情報としては、オプション保存域133にユーザが指定した文字列情報が複数格納されている。本実施形態では、文字列「メール管理方法」のみが格納されていると仮定する。
【0080】
メールタイトル「RE:RE:RE:RE:メール管理方法」の新着メールが到着した場合、まず、不要メールタイトル情報の設定があるかどうかを判定する(ステップ1702)。ここでは、不要メールタイトル情報として「メール管理方法」が設定されているので、Yesに進む。次に、新着メールタイトル文字列「RE:RE:RE:RE:メール管理方法」後方部分と、不要メールタイトル「メール管理方法」とが一致するかどうかを判定する(ステップ1703)。この例では一致するので、Yesに進む。そして、到着したメールを受信メールフォルダ132から削除する(ステップ1704)。
【0081】
しかし、メールタイトル「RE:RE:RE:RE:スレッド方法」が到着した場合、新着メールタイトル文字列「RE:RE:RE:RE:スレッド方法」の後方部分と、不要メールタイトル「メール管理方法」とは一致しないので、ステップ1703からステップ1705の新着メール着信処理が呼び出され、新着メールの着信処理が行われる。
【0082】
なお、以上で説明したメールとは、いわゆる手紙形式のメールのみでなく、タイトルの付けられたニュース、画像などの全てを対象に分類整理できることは言うまでもない。タイトルの付けられたニュース、画像などの分類に適用した場合、タイトルが類似したニュース、画像を纏めて表示し、あるいは削除することができる。
【0083】
また、メールタイトルの有効文字数を設定して比較するものに代えて、「〜」、「……」などの省略記号を無視して有意の文字列を比較して関連付けるようにすることも可能である。さらに、同一文字列または同一熟語が指定数だけ一致するものを関連付けるようにすることも可能である。
【0084】
また、フローチャートで示した処理は、全て一括して、あるいは適宜に組み合わせて、あるいはメール分類処理以外の既存のメール処理と組み合わせてCD−ROM等の記録媒体にコンピュータが読み取り可能な形式で記録し、汎用のパーソナルコンピュータ等にインストールして実行可能に構成することができる。あるいは、CD−ROM等の記録媒体に代えて、インターネット等の通信手段を介して汎用のパーソナルコンピュータ等に有償でダウンロードして実行可能に構成することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、ユーザのメール操作にかかわる時間をかけず、メールタイトルだけで案件毎のメール分類や整理が可能となり、類似したメールタイトルの階層表示によって、送受信メールの関連を容易に把握すことができる。また、相手側のメールリーダに依存せず、過去のユーザ財産も含め、タイトルが類似するメールを案件毎に分類整理して表示したり、削除することができ、多くの相手先とメールを送受信する場合のメール管理に極めて有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメールの分類表示方法を適用したメールシステムの実施形態を示すブロック構成図である。
【図2】図1のメールシステムの処理の概要を示すフローチャートである。
【図3】メールを案件毎に関連付ける処理を示すフローチャートである。
【図4】案件毎に関連付けたメールを一覧表示用一覧テーブルに変換する処理を示すフローチャートである。
【図5】関連付けたメールを表示用テーブルに格納する処理を示すフローチャートである。
【図6】入力情報である送信メールフォルダ及び受信メールフォルダの内容例を示す図である。
【図7】案件毎に関連付けられたメール情報テーブルの内容例を示す図である。
【図8】表示用テーブルの内容例を示す図である。
【図9】案件毎に関連付けられたメールを一覧表示した例を示す図である。
【図10】特異メールを取り込んだメール情報テーブルの内容例を示す図である。
【図11】特異メールに対応したメールタイトルを比較する処理を示すフローチャートである。
【図12】メール到着時の処理を示すフローチャートである。
【図13】メール到着時に新着件数を設定する処理を示すフローチャートである。
【図14】新着メールを取り込んだ表示用テーブルの内容例を示す図である。
【図15】新着メールを一覧表示した例を示す図である。
【図16】メール削除処理を示すフローチャートである。
【図17】メール新着時の不要メール自動削除処理のフローチャートである。
【符号の説明】
71…レコード番号、72…送信/受信メールの区分、73…従属親メールレコード番号、74…フォルダ内管理用のメールID、75…メールタイトル、110…メールサーバ、120…コンピュータ本体、121…メール一括受信部、122…メール読み取り部、123…メール情報ソート部、124…メール関連付部、125…メール一覧表示部、126…新着メール検知部、127…メール削除部、128…メール情報テーブル、129…表示用テーブル、130…外部記憶装置、131…送信メールフォルダ、132…受信メールフォルダ、133…オプション保存域、140…キーボード、150…表示装置、160…ポインティングデバイス。

Claims (4)

  1. メール格納手段に格納された複数のメールをメールタイトルに応じて分類するメールシステムにおけるメール分類方法であって、
    メール関連付け手段により、前記メール格納手段に格納された複数のメールを読出して第1のテーブルに格納してメールタイトル文字数で昇順にソートした後、ソート後の各メールについて後方一致検索によってカレントメールのタイトル文字列に対して全文字列が一致するメールタイトルを持つメールが存在するかをカレントメールのタイトル文字数よりメールタイトル文字数が少なくなる方向に比較対象のターゲットメールタイトルを変えながら検出し、最初に検出したメールをカレントメールの親メールとして関連付ける関連情報を前記第1のテーブルに設定し、さらに前記関連情報に基づき各メールの階層関係を検出し、各メールについて階層関係に対応するインデント値を設定して各メールを階層関係に関連付けた第2のテーブルを作成する第1のステップと、
    メール一覧表示手段により、前記第2のテーブルに設定された階層関係に対応するインデント値に基づいて最上位階層のメールタイトル文字列を一覧表示し、一覧表示されたメールタイトル文字列に対する指定操作に対して、当該メールタイトル文字列のメールに関連付けられた下位階層のメールタイトル文字列を階層表示する第2のステップと
    を備えることを特徴とするメール分類方法。
  2. 前記第1のステップにおいて、後方一致検索によってカレントメールのタイトル文字列に対して全文字列が一致するメールタイトルを持つ親メールを検出する場合に、カレントメールタイトルの後方文字列とターゲットメールタイトルの全文字列が不一致ならばターゲットメールタイトル文字列の後方から1文字削除して比較し、ターゲットメールタイトル文字列が予め設定された有効文字数以上であればさらにターゲットメールタイトル文字列の後方から1文字削除する処理を繰り返して親メールを検出することを特徴とする請求項1に記載のメール分類方法。
  3. メール格納手段に格納された複数のメールをメールタイトルに応じて分類するメールシステムであって、
    前記メール格納手段に格納された複数のメールを読出して第1のテーブルに格納してメールタイトル文字数で昇順のソートした後、ソート後の各メールについて後方一致検索によってカレントメールのタイトル文字列に対して全文字列が一致するメールタイトルを持つメールが存在するかをカレントメールのタイトル文字数よりメールタイトル文字数が少なくなる方向に比較対象のターゲットメールタイトルを変えながら検出し、最初に検出したメールをカレントメールの親メールとして関連付ける関連情報を前記第1のテーブルに設定し、さらに前記関連情報に基づき各メールの階層関係を検出し、各メールについて階層関係に対応するインデント値を設定して各メールを階層関係に関連付けた第2のテーブルを作成するメール関連付け手段と、
    前記第2のテーブルに設定された階層関係に対応するインデント値に基づいて最上位階層のメールタイトル文字列を一覧表示し、一覧表示されたメールタイトル文字列に対する指定操作に対して、当該メールタイトル文字列のメールに関連付けられた下位階層のメールタイトル文字列を階層表示するメール一覧表示手段と
    を備えることを特徴とするメールシステム。
  4. 前記メール関連付け手段は、後方一致検索によってカレントメールのタイトル文字列に対して、全文字列が一致するメールタイトルを持つ親メールを検出する場合に、カレントメールタイトルの後方文字列とターゲットメールタイトルの全文字列が不一致ならばターゲットメールタイトル文字列の後方から1文字削除して比較し、ターゲットメールタイトル文字列が予め設定された有効文字数以上であればさらにターゲットメールタイトル文字列の後方から1文字削除する処理を繰り返して親メールを検出することを特徴とする請求項3に記載のメールシステム。
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