JP3687164B2 - Low noise vehicle sound generator - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気推進車両(電気自動車)その他の低騒音車両において周囲に対する注意喚起あるいは車両運転時の臨場感を醸し出すための低騒音車両用音源装置に関し、簡単な構成でかつ少ないエネルギで発音できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車等の低騒音車両においては、内燃機関を動力とする車両に比べて騒音レベルが低いため、周囲にいる人や他の車両が車両の接近に気がつかず、衝突事故を起こすおそれがある。また、運転時の車内の騒音レベルが低いため、スピードを出し気味になる傾向がある。そこで、このような問題を解消するため、車両に音源装置を搭載して、音を外部に向けて発しながら走行することにより、周囲の人または他の車両に車両の接近を気がつかせ、また運転者に対し運転時の臨場感を与えてスピードの出し過ぎを防止することが考えられている。この種の音源装置として、従来は、電気的に音データを用意し、車両走行中にそれをスピーカから車両外部に向けて発音することが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記スピーカから音を発音するものでは、スピーカの電気音響変換効率が一般的に低いため、十分な音量を出すには大きな電気エネルギが必要であり、例えば連続して120dBの音量を得るには通常のオーディオシステムでは数百ワットもの電気エネルギが必要となることを考えれば、この種のスピーカ利用の手法では、電気自動車の場合に一充電走行距離を著しく低下させる問題があった。
【0004】
また、大型のスピーカおよび大型のパワーアンプが必要であり、設置スペース、車両重量の増大、コストの増大等の問題があった。また、車両の走行、停止に応じて音を発生させあるいは音の発生を停止させるための制御や車両の速度に応じて音量や周波数を変化させるための制御が必要であった。
【0005】
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、簡単な構成でかつ少ないエネルギで車両の接近を気づかせあるいは車両運転時の臨場感を醸し出すための音を発生することができる低騒音車両用音源装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、車両の駆動回転軸にサイレンの回転子の回転軸を直接または伝達機構を介して連結し、当該サイレンの固定子を前記車両の固定部分に固定してなり、前記車両の駆動回転軸の回転により前記サイレンの回転子を回転させて当該サイレンから音を発生させたものである。
【0007】
これによれば、サイレン(流体力学的音源)はスピーカに比べてエネルギ効率が高いので、少ないエネルギで発音することができ(回転立上り時(走行開始時)に多少エネルギが必要なだけで、一定速になれば、ほとんどエネルギ消費はない。)、電気自動車の場合一充電走行距離を延ばすことができる。また、サイレンは小型でも大音量を発することができ、しかもアンプ等の電気機器を必要としないので、コンパクトに構成することができ、これにより、設置スペースが狭くてすみ、車両重量の増大が少なく、コストを安くすることができる。また、車両が停止すれば発音も自動的に停止し、また車両の速度に応じて音の周波数や音量も自動的に変わるので、特別の制御は不要である。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を以下説明する。図1はこの発明による発音メカニズムを模式的に示したものである。駆動源10は電気自動車の場合はモータおよび変速機に相当し、車両に搭載されたバッテリーの電力を用いて駆動される。駆動源10の動力はその駆動回転軸12および駆動回転軸14(車軸)を介して車両タイヤ(車輪)16,18に伝達される。
【0009】
サイレン20は、車両のボンネット内あるいは車両外側底部等に配設され、回転子の回転軸32が車両の駆動回転軸12または14に直接または変速機等の伝達機構を介して連結され、駆動回転軸12または14の回転に応じて回転駆動される。サイレン20の固定子は車両の固定部分(ボデー、フレーム等)に固定配設されている。サイレン20は、車両の駆動回転軸12または14の回転に応じて回転子が回転駆動されることにより、サイレン20の内部空間に蓄積されている圧力あるいは粒子速度のエネルギが大気へ周期的に開放されて音波を発生させる。
【0010】
サイレン20の内部には、外部のコンプレッサ22から強制的に圧縮空気を送り込む。この場合、コンプレッサ22は、車両の駆動回転軸12,14の駆動力を利用して駆動しあるいは別途モータを用意して駆動することができる。なお、コンプレッサ22の代わりに、後述する他の具体例のようにサイレン20自身に回転羽根等の外気吸込構成を設けることもできる。また、サイレン20の出力には、圧力あるいは粒子速度のエネルギを大気に開放するポートに音響管またはホーンまたは共鳴器24等のフィルタ要素を設けることにより、ポートから発生する音圧波形を制御して、任意の音圧波形を得ることができる。
【0011】
サイレン20の具体例を図2に縦断面図で示す。サイレン20は固定子26と回転子28で構成される。回転子28は円板状の部材で構成され、その外周部近くに、表裏面に貫通する単一または周方向に等間隔に配置した複数の孔(可動側ポート)30が形成されている。回転子28にはその中心軸上に回転軸32が固定連結されている。回転軸32は車両の駆動回転軸12または14に直結または変速機等の伝達機構を介して連結されている。
【0012】
固定子26は、回転子28を収容する大きさの円筒状のケースで構成され、車両の固定部分に固定されている。回転子28は固定子26の内部空間(圧力室)34内で固定子26の一面26aに近接した位置に配置されている。固定子26の一面26aには回転子28の可動側ポート30と対面する位置に、表裏面に貫通する単一または可動側ポート30と同じピッチで周方向に等間隔に配置された複数の孔(固定側ポート)36が形成されている。また、固定子26の他面26bには、表裏面に貫通する単一または複数の孔38が形成されている。この孔38にはコンプレッサ32(図1)から圧縮空気が一定圧力で送り込まれる。
【0013】
以上の構成によれば、駆動源10(図1)が駆動されると、駆動回転軸12,14が回転駆動されて、車両タイヤ16,18が回転して、車両が走行する。このとき、駆動回転軸12または14の駆動力によりサイレン20の回転軸32が回転して回転子28が回転する。回転子28が回転すると、可動側ポート30と固定側ポート36とが一致していない回転角度では孔38から供給される圧縮空気が圧力室34に蓄積される。可動側ポート30と固定側ポート36とが一致した回転角度では、圧力室34に蓄積された圧縮空気が固定側ポート36から外部空間に放出される。このようにして、可動側ポート30と固定側ポート36の周期的な重なり具合(断面積変化)により、圧力室34に蓄積されている圧力あるいは粒子速度のエネルギを大気へ周期的に開放してやることにより音波を外部に放出する。車両の速度が変わると音波の周期や音量が自動的に変化する。
【0014】
なお、可動側、固定側両ポート30,36の開口部形状の調整により瞬間的なポート断面積変化率を変えたり、あるいは固定側ポート36の外側に当該ポート36に連通して音響管、ホーン、共鳴器等を設ける等により、音圧波形を制御して任意の音圧波形(音色)を得ることができる。また、ポート個数や駆動回転軸12または14と回転軸32との間に配置する変速機の変速比を変えることにより、音波の周波数を任意に調整することができる。また、ポート径の調整により、音圧レベルを調整することができる。
【0015】
サイレン20の他の具体例を図3に縦断面図で示す。サイレン20は固定子40と回転子42で構成される。回転子42は複数枚の羽根46を一定ピッチで配設して構成されている。回転子42はその中心軸上に回転軸32が固定連結されている。回転軸32は車両の駆動回転軸12または14に直結または変速機等の伝達機構を介して連結されている。
【0016】
固定子40は、回転子42を収容する大きさの円筒状のケースで構成され、車両の固定部分に固定されている。固定子40の外周面40aには回転子42の羽根46の先端部と対面する位置に、羽根46と同数の孔(固定側ポート)48が同一ピッチで形成されている。また、固定子40の一面40bの中心部には、開口部50が形成されている。開口部50は大気に開放されあるいは必要に応じてコンプレッサ22(図1)から圧縮空気が一定圧力で送り込まれる。
【0017】
以上の構成によれば、駆動源10(図1)が駆動されると、駆動回転軸12,14が回転駆動されて、車両タイヤ16,18が回転して、車両が走行する。このとき、駆動回転軸12または14の駆動力によりサイレン20の回転軸32が回転して回転子42が回転する。回転子42が回転すると、開口部50から外気が取り込まれて固定側ポート48から排出される。このとき、回転子42の羽根46の作用により固定側ポート48から圧力あるいは粒子速度のエネルギが周期的に開放されて、音波が外部に放出される。車両の速度が変わると音波の周期や音量が自動的に変化する。
【0018】
なお、固定側ポート48の開口部形状の調整により瞬間的なポート断面積変化率を変えたり、あるいは固定側ポート48の外側に当該ポート48に連通して音響管、ホーン、共鳴器等を設ける等により、音圧波形を制御して任意の音圧波形(音色)を得ることができる。また、ポート個数や駆動回転軸12または14と回転軸32との間に配置する変速機の変速比を調整することにより、音波の周波数を任意に調整することができる。また、ポート径の調整により、音圧レベルを調整することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、簡単な構成でかつ少ないエネルギで音を発生して、車両の周囲に対する注意喚起あるいは車両運転時の臨場感を醸し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す図で、この発明による発音メカニズムを模式的に示した図である。
【図2】 図1のサイレン20の具体的構成を示す縦断面図である。
【図3】 図1のサイレン20の他の具体的構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
12,14 車両の駆動回転軸
20 サイレン
26,40 固定子
28,42 回転子
32 回転子の回転軸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sound generator for a low-noise vehicle for alerting the surroundings in an electric propulsion vehicle (electric vehicle) or other low-noise vehicle, or creating a sense of reality when the vehicle is driven, and can generate sound with a simple structure and low energy. It is what I did.
[0002]
[Prior art]
In a low noise vehicle such as an electric vehicle, a noise level is lower than that of a vehicle powered by an internal combustion engine, so that a person in the vicinity or another vehicle is not aware of the approach of the vehicle and may cause a collision accident. In addition, since the noise level in the vehicle during driving is low, there is a tendency that the speed is increased and the mood is lowered. Therefore, in order to solve such problems, a sound source device is installed in the vehicle, and the vehicle is driven while emitting sound toward the outside, so that the surrounding people or other vehicles are aware of the approach of the vehicle and driving. It is considered to give the driver a sense of realism during driving to prevent excessive speed. Conventionally, as this type of sound source device, it has been considered to prepare sound data electrically and pronounce the sound data from a speaker toward the outside of the vehicle while the vehicle is running.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of generating sound from the speaker, since the electroacoustic conversion efficiency of the speaker is generally low, a large electric energy is necessary to obtain a sufficient sound volume. For example, it is usually necessary to obtain a sound volume of 120 dB continuously. In consideration of the fact that several hundred watts of electric energy is required in this audio system, this type of loudspeaker method has a problem of significantly reducing the one-charge travel distance in the case of an electric vehicle.
[0004]
In addition, a large speaker and a large power amplifier are required, and there are problems such as an installation space, an increase in vehicle weight, and an increase in cost. In addition, it is necessary to perform control for generating sound or stopping generation of sound according to running and stopping of the vehicle, and control for changing volume and frequency according to the speed of the vehicle.
[0005]
The present invention solves the problems in the prior art and can generate a sound with a simple configuration and with a small amount of energy that can be used to notice the approach of the vehicle or to create a sense of realism when driving the vehicle. A sound source device for a vehicle is to be provided.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a rotating shaft of a siren rotor is connected to a driving rotating shaft of a vehicle directly or via a transmission mechanism, and the stator of the siren is fixed to a fixed portion of the vehicle. A sound is generated from the siren by rotating the siren rotor by rotating the shaft.
[0007]
According to this, since the siren (hydrodynamic sound source) is more energy efficient than the speaker, it can be pronounced with less energy (only a little energy is needed at the start of rotation (at the start of running), it is constant) If it becomes faster, there is almost no energy consumption.) In the case of an electric vehicle, the mileage can be extended by one charge. In addition, the siren can produce a large volume even when it is small, and since it does not require an electric device such as an amplifier, it can be configured compactly, which reduces the installation space and reduces the increase in vehicle weight. , Can reduce the cost. Also, when the vehicle stops, the sound generation stops automatically, and the sound frequency and volume automatically change according to the speed of the vehicle, so that no special control is required.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below. FIG. 1 schematically shows a sound generation mechanism according to the present invention. In the case of an electric vehicle, the drive source 10 corresponds to a motor and a transmission, and is driven using the power of a battery mounted on the vehicle. The power of the drive source 10 is transmitted to the vehicle tires (wheels) 16 and 18 via the drive rotary shaft 12 and the drive rotary shaft 14 (axle).
[0009]
The siren 20 is disposed in the hood of the vehicle or at the bottom of the vehicle outer side, and the rotating shaft 32 of the rotor is connected to the driving rotating shaft 12 or 14 of the vehicle directly or via a transmission mechanism such as a transmission for driving rotation. It is driven to rotate according to the rotation of the shaft 12 or 14. The stator of the siren 20 is fixedly disposed on a fixed part (body, frame, etc.) of the vehicle. The siren 20 is driven to rotate in accordance with the rotation of the drive rotary shaft 12 or 14 of the vehicle, whereby the pressure or particle velocity energy accumulated in the internal space of the siren 20 is periodically released to the atmosphere. To generate sound waves.
[0010]
Compressed air is forcibly sent into the siren 20 from an external compressor 22. In this case, the compressor 22 can be driven using the driving force of the drive rotary shafts 12 and 14 of the vehicle, or can be driven by preparing a separate motor. Instead of the compressor 22, the siren 20 itself can be provided with an outside air suction configuration such as a rotary blade as in other specific examples described later. In addition, the output of the siren 20 controls the sound pressure waveform generated from the port by providing a filter element such as an acoustic tube or a horn or a resonator 24 at the port that releases pressure or particle velocity energy to the atmosphere. Any sound pressure waveform can be obtained.
[0011]
A specific example of the siren 20 is shown in a longitudinal sectional view in FIG. The siren 20 includes a stator 26 and a rotor 28. The rotor 28 is formed of a disk-shaped member, and a plurality of holes (movable side ports) 30 penetrating the front and back surfaces and arranged at equal intervals in the circumferential direction are formed near the outer peripheral portion thereof. A rotating shaft 32 is fixedly connected to the rotor 28 on the central axis thereof. The rotary shaft 32 is directly connected to the drive rotary shaft 12 or 14 of the vehicle or connected via a transmission mechanism such as a transmission.
[0012]
The stator 26 is constituted by a cylindrical case having a size for accommodating the rotor 28, and is fixed to a fixed portion of the vehicle. The rotor 28 is disposed in the inner space (pressure chamber) 34 of the stator 26 at a position close to the one surface 26 a of the stator 26. On one surface 26a of the stator 26, a plurality of holes arranged at equal intervals in the circumferential direction at the same pitch as the single or movable side port 30 penetrating the front and back surfaces at a position facing the movable side port 30 of the rotor 28. (Fixed side port) 36 is formed. Moreover, the other surface 26b of the stator 26 is formed with a single or a plurality of holes 38 penetrating the front and back surfaces. Compressed air is fed into the hole 38 at a constant pressure from the compressor 32 (FIG. 1).
[0013]
According to the above configuration, when the drive source 10 (FIG. 1) is driven, the drive rotating shafts 12 and 14 are rotationally driven, the vehicle tires 16 and 18 are rotated, and the vehicle travels. At this time, the rotating shaft 32 of the siren 20 is rotated by the driving force of the driving rotating shaft 12 or 14, and the rotor 28 is rotated. When the rotor 28 rotates, the compressed air supplied from the hole 38 is accumulated in the pressure chamber 34 at a rotation angle at which the movable side port 30 and the fixed side port 36 do not coincide. At the rotation angle at which the movable side port 30 and the fixed side port 36 coincide, the compressed air accumulated in the pressure chamber 34 is discharged from the fixed side port 36 to the external space. In this manner, the energy of the pressure or particle velocity accumulated in the pressure chamber 34 is periodically released to the atmosphere by the periodic overlap (change in cross-sectional area) of the movable side port 30 and the fixed side port 36. To release sound waves to the outside. When the speed of the vehicle changes, the period and volume of the sound waves change automatically.
[0014]
It should be noted that the instantaneous change rate of the cross-sectional area of the port can be changed by adjusting the shapes of the openings of both the movable side and fixed side ports 30 or 36, or an acoustic tube, a horn, etc. An arbitrary sound pressure waveform (tone color) can be obtained by controlling the sound pressure waveform by providing a resonator or the like. Further, the frequency of the sound wave can be arbitrarily adjusted by changing the number of ports and the transmission ratio of the transmission arranged between the drive rotary shaft 12 or 14 and the rotary shaft 32. Also, the sound pressure level can be adjusted by adjusting the port diameter.
[0015]
Another specific example of the siren 20 is shown in a longitudinal sectional view in FIG. The siren 20 includes a stator 40 and a rotor 42. The rotor 42 is configured by arranging a plurality of blades 46 at a constant pitch. The rotating shaft 32 is fixedly connected to the rotor 42 on the central axis thereof. The rotary shaft 32 is directly connected to the drive rotary shaft 12 or 14 of the vehicle or connected via a transmission mechanism such as a transmission.
[0016]
The stator 40 is configured by a cylindrical case having a size for accommodating the rotor 42 and is fixed to a fixed portion of the vehicle. On the outer peripheral surface 40a of the stator 40, holes (fixed side ports) 48 of the same number as the blades 46 are formed at the same pitch at positions facing the tip portions of the blades 46 of the rotor 42. An opening 50 is formed at the center of the one surface 40b of the stator 40. The opening 50 is opened to the atmosphere, or compressed air is fed at a constant pressure from the compressor 22 (FIG. 1) as necessary.
[0017]
According to the above configuration, when the drive source 10 (FIG. 1) is driven, the drive rotating shafts 12 and 14 are rotationally driven, the vehicle tires 16 and 18 are rotated, and the vehicle travels. At this time, the rotating shaft 32 of the siren 20 is rotated by the driving force of the driving rotating shaft 12 or 14, and the rotor 42 rotates. When the rotor 42 rotates, outside air is taken in from the opening 50 and discharged from the fixed port 48. At this time, the pressure or particle velocity energy is periodically released from the fixed side port 48 by the action of the blades 46 of the rotor 42, and sound waves are emitted to the outside. When the speed of the vehicle changes, the period and volume of the sound waves change automatically.
[0018]
It should be noted that the instantaneous change rate of the cross-sectional area of the port is adjusted by adjusting the shape of the opening of the fixed side port 48, or an acoustic tube, a horn, a resonator, etc. are provided outside the fixed side port 48 in communication with the port 48. Thus, an arbitrary sound pressure waveform (tone color) can be obtained by controlling the sound pressure waveform. Further, the frequency of the sound wave can be arbitrarily adjusted by adjusting the number of ports and the gear ratio of the transmission arranged between the drive rotary shaft 12 or 14 and the rotary shaft 32. Also, the sound pressure level can be adjusted by adjusting the port diameter.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to generate a sound with a simple configuration and with a small amount of energy so as to alert the surroundings of the vehicle or to give a sense of realism when driving the vehicle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of the present invention, and schematically showing a sound generation mechanism according to the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a specific configuration of the siren 20 of FIG.
3 is a perspective view showing another specific configuration of the siren 20 of FIG. 1; FIG.
[Explanation of symbols]
12, 14 Drive rotary shaft 20 of vehicle Siren 26, 40 Stator 28, 42 Rotor 32 Rotor rotary shaft

Claims (1)

車両の駆動回転軸にサイレンの回転子の回転軸を直接または伝達機構を介して連結し、当該サイレンの固定子を前記車両の固定部分に固定してなり、前記車両の駆動回転軸の回転により前記サイレンの回転子を回転させて当該サイレンから音を発生させてなる低騒音車両用音源装置。A rotating shaft of a siren rotor is connected to a driving rotating shaft of a vehicle directly or via a transmission mechanism, and the stator of the siren is fixed to a fixed portion of the vehicle. By rotating the driving rotating shaft of the vehicle, A low noise vehicle sound source device in which a rotor of the siren is rotated to generate sound from the siren.
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