JP3684967B2 - Cake turntable - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばケーキをデコレートする際に用いられるケーキ製作用回転台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のケーキ製作用回転台として、例えば、座部と座部に配設された脚部と脚部に配設された台部とからなる構造のものが知られ、しかして、例えば、台部上にスポンジケーキ等のケーキを載置し、台部を回転させながらケーキの上面及び側周面にホイップクリームをパレットナイフ等を用いて塗ったり、イチゴ、バナナ等のフルーツで飾り付けたりしてデコレートすることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来構造の場合、ケーキは台部上に載置されているだけであるから、例えばケーキの側周面をデコレートするため、回転台を傾けたとき、ケーキが台部から滑落することがあり、それだけ滑落に十分配慮してデコレートしなければならず、使用快適性に劣ることがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、座部と該座部に立設された脚部と該脚部の上端部に配設された台部とからなり、上記脚部は上記座部に対して回転及び着脱自在に設けられ、上記台部は上記脚部に着脱自在に配設された回転板及び該回転板上に着脱自在に配設された載置板からなり、上記回転板の周縁部に該回転板の周縁部を切欠してなる転動防止部が形成され、上記回転板及び載置板に一対の差込穴を複数対形成し、該一対の差込穴内にケーキ内に差込可能なU状体に形成された差込体を差込着脱自在に設けてなることを特徴とするケーキ製作用回転台にある。
【0005】
又、請求項2記載の発明は、上記差込体は金属の針金を折り返し折曲してU状体に形成されていることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記載置板の裏面に脚を兼ねたピン状の位置決め凸部及び弧状の位置決め嵌合部を垂設すると共に上記回転板に位置決め穴部及び位置決め溝部を形成し、該位置決め凸部と該位置決め穴部及び該位置決め嵌合部と該位置決め溝部との嵌合により回転板上に載置板を着脱自在に配設してなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記載置板の上面に載置板の中心を中心とする複数個のケーキ円目印を刻成してなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記載置板の上面に上記回転板との位置関係を上方から目視確認可能な位置決め目印を刻成してなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図11は本発明の実施の形態例を示し、1は座部、2は脚部、3は台部であって、いずれも合成樹脂により製作され、座部1は円形板上に形成され、中央部に隆起部1aが形成され、隆起部1aに回転軸穴1bを形成してなり、又、脚部2は筒状に形成され、脚部2の下端部寄りに隆起部1aの上面に当接可能な当接環状部2aを形成すると共に下端部に回転軸穴1bに回転自在に挿脱可能な回転軸筒部2bを形成し、かつ、回転軸筒部2bに弾性係止爪部2cを形成すると共に回転軸穴1bに環状段部1cを形成し、これにより脚部2を座部1に対して回転及び着脱自在に設けて構成している。
【0007】
又、上記台部3は上記脚部2に着脱自在に配設された回転板4と回転板4上に着脱自在に配設された載置板5とからなり、この場合、回転板4の中心部に十字穴状の嵌合穴4aを形成し、上記脚部2の上端部寄りに環状段部2dを形成すると共に上端部に嵌合穴4aに嵌入可能な十字状の嵌合部2eを形成し、嵌合穴4aと嵌合部2eとを合致させて嵌合穴4aに嵌合部2eを挿通し、挿通後に脚部2を45度旋回させることにより回転板4を脚部2に着脱自在に設けている。
【0008】
又、この場合、上記載置板5の裏面に脚を兼ねた四個のピン状の位置決め凸部5a及び四個の弧状の位置決め嵌合部5bを垂設すると共に回転板4に四個の位置決め穴部4b及び位置決め溝部4cを形成し、位置決め凸部5aと位置決め穴部4b及び位置決め嵌合部5bと位置決め溝部4cとの嵌合により回転板4上に載置板5を着脱自在に配設している。
【0009】
6は転動防止部であって、上記回転板4の周縁部を切欠形成して四個形成されている。
【0010】
7は差込体であって、この場合、金属の針金を折り返し折曲してU状体に形成され、回転板4及び載置板5に一対の差込穴4d・5cを八対形成し、回転板4の下方位置から差込体7の開放両端部を一対の差込穴4d・5c内に差込み、更に、載置板5上のケーキW内にU状の差込体7の両端部を適宜深さ差し込むように構成している。
【0011】
又、この場合、上記載置板5の上面に載置板5の中心を中心とする複数個、この場合三個のケーキ円目印5eを刻成し、かつ、載置板5の上面に回転板3との位置関係を上方から目視確認可能な位置決め目印5f・5gを刻成している。
【0012】
この実施の形態例は上記構成であるから、図10の如く、台部3上にデコレートすべきスポンジケーキ等のケーキWを載置し、台部1を回転させながらケーキの上面及び側周面にホイップクリームをパレットナイフ等を用いて塗ったり、クリームを絞り出し袋から押し出したり、イチゴ、バナナ等のフルーツで飾り付けたりしてデコレートすることになり、この際、台部3に着脱自在に設けられた差込体3を、図7の如く、ケーキW内に差し込むことができ、差込体3の差し込みによりケーキWを台部3上に固定することができ、デコレート作業時のケーキWの滑動や滑落を防ぐことができ、ケーキWを台部1から取り出す時には差込体7を台部1からぬきとることができ、デコレートの作業性を高めることができると共に快適にデコレート作業を行うことができる。
【0013】
この場合、上記脚部2を座部1に対して回転及び着脱自在に設けてなるから、台部3は脚部2と一緒に座部1に対して回転するので台部3を容易に回転させることができると共に脚部2を台部1から取り外すことができ、不使用時等の収納保管が容易となり、又、この場合、上記台部3は上記脚部2に着脱自在に配設された回転板4と、回転板4上に着脱自在に配設された載置板5とからなるので、脚部2から回転板4を取り外すことができると共に回転板4から載置板5を取り外すことができ、不使用時等の収納保管が容易となると共に載置板5上のケーキWを載置板5上に載置したまま取り出し、ケーキ台として使用することもでき、又、この場合、上記回転板4の周縁部に転動防止部6を形成しているから、図11の如く、台部1を傾けてケーキWの側周面をデコレートする時、台部1の不測の転動を防ぐことができ、それだけ楽に快適にデコレートすることができ、又、この場合、上記回転板4及び載置板5に一対の差込穴4d・5cを複数対形成し、上記差込体7を一対の差込穴4d・5c内に差込可能なU状体に形成してなるから、差込体7をケーキW内に容易に差し込むことができる。
【0014】
又、この場合、上記載置板5の上面に載置板5の中心を中心とする複数個、この場合三個のケーキ円目印5eを刻成しているから、直径の異なるケーキWの外周縁をケーキ円目印5eに合致させることにより載置板5の中心にケーキWを配置することができ、又、この場合、載置板5の上面に回転板3との位置関係を上方から目視確認可能な位置決め目印5f・5gを刻成しているから、回転板3と載置板5との着脱を容易に行うことができる。
【0015】
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、座部1、脚部2、台部3、差込体7、転動防止部6の大きさや形状、構造等は適宜変更して設計される。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、台部上にデコレートすべきケーキを載置し、台部を回転させながらケーキの上面及び側周面にホイップクリームをパレットナイフ等を用いて塗ったり、クリームを絞り出し袋から押し出したり、イチゴ、バナナ等のフルーツで飾り付けたりしてデコレートすることになり、この際、台部に着脱自在に設けられた差込体をケーキ内に差し込むことができ、差込体の差し込みによりケーキを台部上に固定することができ、デコレート作業時のケーキの滑動や滑落を防ぐことができ、作業性を高めることができると共に快適にデコレート作業を行うことができ、かつ、上記脚部を座部に対して回転及び着脱自在に設けてなるから、台部は脚部と一緒に座部に対して回転するので台部を容易に回転させることができると共に脚部を台部から取り外すことができ、不使用時等の収納保管が容易となり、更に、上記台部は上記脚部に着脱自在に配設された回転板及び回転板上に着脱自在に配設された載置板からなるので、脚部から回転板を取り外すことができると共に回転板から載置板を取り外すことができ、不使用時等の収納保管が容易となると共に載置板上のケーキを載置板上に載置したまま取り出し、ケーキ台として使用することもでき、しかも、上記回転板の周縁部に回転板を切欠してなる転動防止部を形成しているから、台部を傾けてケーキの側周面をデコレートする時、台部の不測の転動を防ぐことができ、それだけ楽に快適にデコレートすることができ、更に、上記回転板及び載置板に一対の差込穴を複数対形成し、該一対の差込穴内にケーキ内に差込可能なU状体に形成された差込体を差込着脱自在に設けてなるから、差込体をケーキ内に容易に差し込むことができる。
【0018】
又、請求項2記載の発明にあっては、上記差込体は金属の針金を折り返し折曲してU状体に形成されているから、差込体をケーキ内に容易に差し込むことができ、又、請求項3記載の発明は、上記載置板の裏面に脚を兼ねたピン状の位置決め凸部及び弧状の位置決め嵌合部を垂設すると共に上記回転板に位置決め穴部及び位置決め溝部を形成し、該位置決め凸部と該位置決め穴部及び該位置決め嵌合部と該位置決め溝部との嵌合により回転板上に載置板を着脱自在に配設してなるから、回転板上に載置板を位置決めすることができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記載置板の上面に載置板の中心を中心とする複数個のケーキ円目印を刻成してなるから、直径の異なるケーキの外周縁をケーキ円目印に合致させることにより載置板の中心にケーキを配置することができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記載置板の上面に上記回転板との位置関係を上方から目視確認可能な位置決め目印を刻成してなるから、回転板3と載置板5との着脱を容易に行うことができる。
【0018】
以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例の全体斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態例の分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態例の部分分解斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態例の部分平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態例の載置板の裏面図である。
【図7】 本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態例の部分断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態例の使用状態図である。
【図11】 本発明の実施の形態例の使用状態図である。
【符号の説明】
W ケーキ
1 座部
2 脚部
3 台部
4 回転板
5 載置板
6 転動防止部
7 差込体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cake-making work turntable used when decorating a cake, for example.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of cake-producing rotating table, for example, a structure composed of a seat part, a leg part disposed on the seat part and a base part disposed on the leg part is known, for example, Sponge cake or other cake is placed on the base, and while rotating the base, whipped cream is applied to the top and side surfaces of the cake with a palette knife or decorated with fruits such as strawberries and bananas. Will be decorated.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the above-described conventional structure, the cake is only placed on the pedestal, so that, for example, to decorate the side surface of the cake, the cake may slide off the pedestal when the turntable is tilted. There is a disadvantage that it has to be decorated with sufficient consideration for sliding down, and may be inferior in comfort.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention aims to solve such problems. Among the present inventions, the invention described in
[0005]
The invention described in
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 to FIG. 11 show an embodiment of the present invention, 1 is a seat part, 2 is a leg part, 3 is a pedestal part, both are made of synthetic resin, and the
[0007]
The
[0008]
Further, in this case, four pin-like positioning convex
[0009]
[0010]
[0011]
In this case, a plurality of cake circle marks 5e centering on the center of the
[0012]
Since this embodiment has the above-described configuration, as shown in FIG. 10, a cake W such as a sponge cake to be decorated is placed on the
[0013]
In this case, since the
[0014]
Further, in this case, a plurality of
[0015]
The present invention is not limited to the above embodiment, and the size, shape, structure, etc. of the
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the cake to be decorated is placed on the pedestal, and whipped cream is placed on the top and side peripheral surfaces of the cake while rotating the pedestal. Etc., or cream will be pushed out from the squeeze bag, decorated with fruits such as strawberries and bananas, etc. The cake can be fixed on the base by inserting the plug, and the cake can be prevented from sliding and falling during the decorating operation, improving workability and comfortably decorating. work can be performed, and rotation and removable from comprising freely provided, the base portion is easily base portion so rotated relative to the seat with the legs round the legs relative to the seat The leg portion can be removed from the pedestal and can be easily stored and stored when not in use. Further, the pedestal is mounted on the rotating plate and the rotating plate that are detachably attached to the leg. Since the rotating plate can be removed from the leg portion, the mounting plate can be removed from the rotating plate, and storage and storage when not in use becomes easy. The cake on the mounting plate can be taken out while being placed on the mounting plate, and can be used as a cake stand.In addition, a rolling prevention portion is formed by cutting out the rotating plate at the peripheral edge of the rotating plate. Therefore, when decorating the side peripheral surface of the cake by tilting the base part, it is possible to prevent unexpected rolling of the base part and to decorate it comfortably and comfortably. A plurality of pairs of insertion holes are formed on the plate, Since the plug body formed pluggable U-shaped member in the cake insertion hole formed by providing freely inserting removable, it can be inserted easily Sakomitai into cakes.
[0018]
In the invention of
[0018]
As described above, the intended purpose can be sufficiently achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partially exploded perspective view of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a partial plan view of an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a partial cross-sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a rear view of the mounting plate according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a partial cross-sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a partial cross-sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a partial cross-sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a use state diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a use state diagram of an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
Claims (5)
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