JP3684733B2 - Compressor control device for vehicle air conditioner - Google Patents
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Description
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す第1実施形態について説明する。
図1は、本発明装置の全体システム構成を示すもので、先ず車両用空調装置の冷凍サイクル装置100について述べると、圧縮機1は電磁クラッチ1aを介して走行用エンジン2(以下、エンジン2)によりベルト駆動されるようになっている。そして、圧縮機1は、周知の如く冷媒を圧縮して吐出するものであって、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガスは凝縮器3において、図示しない冷却ファンにより送風される冷却空気と熱交換して冷却され、凝縮する。
この凝縮した液冷媒は、レシーバー4に溜められ、ここで冷媒の気液が分離され、液冷媒のみが温度作動式自動膨張弁5において減圧され、気液2相状態となり、次いで蒸発器6において冷媒は空調空気から吸熱して蒸発する。この空調空気は、蒸発器6にて冷却され、冷風となり、車室内へ吹き出し、車室内を冷房する。
蒸発器6は、車両用空調装置の通風路7を形成するダクト8内に設置され、空調用送風機9により送風される送風空気(車室内空気または車室外空気)を冷却する。なお、送風機9は図作成上便宜のため、軸流ファンを図示しているが、実際は遠心ファンである。また、蒸発器6で蒸発したガス冷媒は、圧縮機1に還流して再度圧縮される。
蒸発器6の空気直下流側近傍には、サーミスタ等の温度センサ10が配置されており、蒸発器6の吹出温度直後の空気温度Teを検出するようになっている。この温度センサ10は、蒸発器6の冷却度合いを検出する検出手段としての役割を果たすもので、蒸発器6に冷却度合いは、吹出直後の空気温度Teの他に、蒸発器フィン表面温度、蒸発器冷媒配管温度等を検出しても良い。
さらに蒸発器6の空気下流側には、通過する空気を加熱する加熱用熱交換器であるヒータコア(図示しない)が配置されている。そして、蒸発器6にて冷却された冷風と、上記ヒータコアとを通過する空気との割合を調整する周知のエアミックスドア(図示しない)が設けられている。なお、上記ヒータコアは、上記エンジン1の冷却水回路中に設けられ、エンジン冷却水を熱源とするものである。11は、エンジン2の回転数を検出するセンサで、この回転数センサ11は本実施形態ではエンジン2の回転数と上記圧縮機1との回転数とが一緒なので、エンジン2および圧縮機1の回転数を検出している。
12は電子制御装置(ECU)で、圧縮機1を断続制御(作動停止制御)するため、電磁クラッチ1aへの通電を断続するものである。この電子制御装置12には、後述の作動説明おいて詳述する加速判定手段13、圧縮機1の断続作動の設定温度変更手段14、蒸発器6の吹出直後の空気温度Teが設定温度より高いか否かの判定を行う温度判定手段15等を備えている。
電子制御装置12には、図示しないイグニッションスイッチがオンされることで、車載バッテリから電源が供給されるようになっている。さらに電子制御装置12には、入力端子として上記回転数センサ11および空調操作パネル16が電気的に接続されている。そして、空調操作パネル16には、手動操作にて各空調状態を切り換えるスイッチ、レバーが設けられている。
つまり、本実施形態では、各空調状態を手動にて操作設定するマニュアルタイプのものである。そして、上記空調操作パネルには、上記送風機9を駆動するとともに、上記送風機9の送風量を設定する送風機スイッチ17、周知の吹出モードを変更する吹出モードスイッチ18、上記圧縮機1を作動停止させるエアコンスイッチ(A/C)19、上記エアミックスドアの開度、つまり空調風の温度を調整する温度調節レバー20が設けられている。また、上記送風機スイッチ17により、送風機9の送風状態がOFF、Lo、Midiam、Hiが設定可能になる。
そして、本実施形態では上記イグニッションスイッチがオンされた状態で、上記エアコンスイッチ19がオンされ、さらに送風機スイッチ17の設定位置がOFF以外であると、圧縮機1は、温度センサ10の検出温が後述の作動温度(TEon)より高くなると作動され、後述の停止温度(TEoff )より低くなると停止される。なお、これら温度センサ10の検出温と、作動温度(TEon)および停止温度(TEoff )の判定は、上記温度判定手段にて15行われる。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。なお、本実施形態ではエアコンスイッチがオンされると、上記回転数センサ11が常時エンジン2(圧縮機1)の回転数を検出するようになっている。
図2は、電子制御装置12による制御内容を示すフローチャートで、上記エアコンスイッチの投入により制御ルーチンが起動する。
先ず、ステップS10では、上記加速判定手段にて、回転数センサ11が検出する回転数Neが5000rpm以上か否かを判定する。ここで、車両を加速させる際には、車両の運転者は図示しないアクセルペダルを踏み込み、これに伴ってエンジン1の回転数が上昇する。つまり、このステップS10では、エンジン1の回転数が5000rpm以上となると、車両を加速させる条件(第1加速条件)としてステップS20に進んで、圧縮機1を電磁クラッチ1aを介して停止させる。これにより、エンジン2の負荷が低減されて、加速性能が向上する。
一方、エンジン2の回転数が5000rpmより低いときには、ステップS30に進む。ステップS30では、このステップSに進む以前の所定時間T1(本実施形態では5分)以内に、温度センサ10の検出温度TEが予め設定された作動温度(TEon)より高くなって圧縮機1を作動(ON)したのち、予め設定された停止温度(TEoff )より低くなって圧縮機を停止(OFF)したか否かが判定される。
ここで、本実施形態では、上記設定温度変更手段14により、設定温度である作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とは、図3に示すようにエンジン2の回転数Neが高くなるほど、高くなるように設定される。
具体的には、図3に示すように回転数Neが3000rpmまでは、作動温度(TEon)は4℃一定で、停止温度(TEoff )は3℃一定とする。回転数Neが3000rpm〜4000rpmの間は、作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とは共に同じ割合で、高くなるように設定される。さらに回転数Neが4000rpmより高くなると、作動温度(TEon)は5℃一定で、停止温度(TEoff )は4℃一定に設定される。なお、この作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とは、圧縮機1がハンチングを起こさないように周知のごとくヒステリシスを持たせてある。また、上記停止温度(TEoff )の最低温度3℃は、蒸発器6がフロストしない最低温度に設定されている。
そして、上記ステップS30では、図3において作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とが最も低く、作動温度(TEon)4℃、停止温度(TEoff )3℃に設定されているときに、所定時間T1以内に圧縮機1が作動(ON)から停止(OFF)となったか否か、もしくは所定時間T1中に常時圧縮機1が停止していたか否かが判定される。
ここで、このステップS30での機能は、以下のようなものである。
例えば外気温が高い夏場において車室内を急速に冷却するクールダウン時は冷房負荷を大きく、蒸発器6を通過する風量も多いので車室内が十分冷却されるまで、蒸発器6を通過した直後の空気温度は4℃より高く3℃より低くならない。
従って、ステップS30では 冷房負荷が所定値より小さいか否かを判定する手段を構成しており、このステップS30での判定結果は、夏場のクールダウン時においてはNOとなって、ステップS40に進んで、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とを共に最低温度の3℃、4℃とする。これにより、クールダウン時に蒸発器6での冷却能力を確保できる。
また、例えば蒸発器6を通過する空気が外気であって、春や秋等の中間期では、蒸発器6を通過した直後の空気温度は、3℃より低くなって、頻繁に圧縮機1は作動と停止を繰り返す。さらに外気が低い冬季においては、それほど蒸発器6の冷却能力(除湿能力)が必要でなく、圧縮機1は長時間停止状態ということもある。
従って、この場合ステップS30では、所定時間T1中に常時圧縮機1が停止状態と判定されて、ステップS50に進む。
続いて、ステップS50では、エンジン2の回転数Neが4000rpm以上か否かを判定する。ここで、車両を加速させる際には、上述したように車両の運転者は図示しないアクセルペダルを踏み込み、これに伴ってエンジン1の回転数が上昇する。そして、上記ステップS10ではエンジン1の回転数が5000rpm以上となると、車両を加速させる第1加速条件としてステップS20に進んで、圧縮機1を電磁クラッチ1aを介して停止させた。
つまり、このステップS50での機能は、上記第1加速条件より緩く車両を加速させる第2加速条件として、エンジン2の回転数Neが4000rpm以上か否かを判定している。
ステップS50での判定結果がNOの場合、つまり車両をそれほど加速させないときにはステップS90に進む。そして、ステップS90では図3に示す特性図からエンジン2の回転数Neに応じて作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とが設定される。
なお、ステップS90では、上記ステップS20の判定結果がYESで、ステップS50の判定結果がNOであるので、エンジン2の回転数Neは、4000rpmより低い。従って、この場合は作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とは、図3においてエンジン2の回転数Neが4000rpmより低い範囲にて設定される。
一方、ステップS50の判定結果がYESの場合、つまり上記ステップS10の判定結果がNOであったのでエンジン2の回転数Neが4000rpm以上で5000rpmより低いときでは、ステップS60に進む。
ステップS60では、作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とは図3に基づいて設定されるのであるが、ここで、エンジン2の回転数Neが4000rpm以上で5000rpmより低い。従って、エンジンの回転数Neが4000rpmり低い場合より、作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )は高めに設定され、図3に示すように作動温度(TEon)は5℃で、停止温度(TEoff )は4℃となる。
これにより、上記第1加速条件より緩く車両を加速させる第2加速条件時には、作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とがともに高めに設定されるので、圧縮機1が停止しやすくなって、車両の加速性能を向上できるとともに、燃費も向上できる。これに加え、作動温度(TEon)と停止温度(TEoff )とを若干ながら高めるので、ある程度の冷房能力(除湿能力)を確保できる。
続いて、ステップS70に進み、ステップS70ではエンジン2の回転数Neが4000rpm以上で5000rpmより低い状態が、所定時間T2(本実施形態では5秒)経過したか否かが判定される。また、ここで所定時間T2は、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とが、それぞれ4℃、5℃となってからの時間である。
そして、ステップS70での判定結果がYESの場合は、ステップS90に進み、現在のエンジン2の回転数Neに基づいて図3から停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とが設定される。
一方、ステップS60にて停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とが、それぞれ4℃、5℃に設定された直後では、ステップS70での判定結果はNOとなり、ステップS100に進む。そして、ステップS100では、現在のエンジン2の回転数Neが5000rpm以上か否かを判定し、この判定結果がYESの場合は、ステップS20に進んで、圧縮機2を停止させる。
また、ステップS100の判定結果がNOの場合は、ステップS110に進んで、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とをステップS60にて設定された値で、ホールドする。つまり、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とは、それぞれ4℃、5℃とし、ステップS70に戻る。
このようにすることで、エンジン2の回転数Neが、一旦4000rpm以上で5000rpmより低くなると、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)と最高の4℃、5℃とし、この後、所定時間T2経過しないと、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とは変更されないようになる。
つまり、短時間に停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とが4℃、5℃から、元の3℃、4℃に戻るように変更されると、蒸発器6を通過した直後の空気温度が変動する。これにより、本実施形態では上述したマニュアルタイプのものであるので、車室内に吹き出される空調風の温度も変動し、乗員に不快感を与えるという問題がある。そこで、本実施形態では、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とは、所定時間T2経過するまで4℃、5℃にホールドされるので、上記問題を解決することができる。
また、本実施形態では、回転数センサ11として、既存のエンジン2の回転数Neを検出するセンサを用い、さらにタイマー機能を既存の電子制御装置内に組み込めば、システムを複雑化せずに安価に実施することができる。
ところで、本実施形態では以下に述べるような効果を有する。本実施形態では、図3に示すようにエンジン2の回転数Neが3000rpm以上で、4000rpmより低いときには、エンジン2の回転数Ne、つまり圧縮機1の回転数が高くなるほど、停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とはリニアに高くなるように設定される。従って、圧縮機1の回転数が高くなるほど、温度センサ10の検出温に応じて圧縮機1は停止されやすくなる。
ここで、一般的な車両用空調装置の圧縮機1は、図4に示すように実使用での稼働回転数頻度(ここでは4000rpm以下)を考慮し、低中回転域で最高効率となるように設計されている。従って、本実施形態では圧縮機1が、図4に示すように圧縮機効率が低い高回転数になるほど、停止されやすくなるので、効率良く圧縮機1を作動させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、上記第1実施形態における図3のフローチャートの内容だけが若干異なるものである。図5に本実施形態におけるフローチャートを示す。なお、本実施形態におけるフローチャートは、上記第1実施形態におけるステップS30、40を無くしたものである。本発明はこのようなものでも良い。なお、本実施形態における説明は、上記第1実施形態にて明らかであるので、説明は省略する。
(第3実施形態)
本実施形態は、上記第1実施形態における図3のフローチャートの内容だけが若干異なるものである。図6に本実施形態におけるフローチャートを示す。なお、本実施形態におけるフローチャートは、上記第1実施形態におけるステップS70、100、110を無くしたものである。本発明はこのようなものでも良い。なお、本実施形態における説明は、上記第1実施形態にて明らかであるので、説明は省略する。
(第4実施形態)
本実施形態は、上記第1実施形態における図3のフローチャートの内容だけが若干異なるものである。図7に本実施形態におけるフローチャートを示す。なお、本実施形態におけるフローチャートは、上記第1実施形態におけるステップS30、40、70、100、110を無くしたものである。本発明はこのようなものでも良い。なお、本実施形態における説明は、上記第1実施形態にて明らかであるので、説明は省略する。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、車両用空調装置をマニュアルタイプのものとし、特に空調風の温度を温度調整レバー20にて調整するものであった。しかし、本発明は内気温や、外気温等に基づいて自動的に空調風の温度を調整するものに適用しても良い。
また、上記実施形態では、車両の加速条件としてエンジン2の回転数Neを用いたが、図示しないアクセルの開度を用いても良い。さらに、エンジン2の回転数Neと図示しないアクセルの開度との2つを組み合わし、加速条件として、少なくともエンジン2の回転数Neと、図示しないアクセルの開度とのどちらか一方を用いても良い。さらにエンジン2の回転数の変化率を加速条件としても良い。
また、上記各実施形態では図3に示すような特性図から停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とを設定したが、本発明はこれに限られるものでは無い。例えば、本発明では図8に示すようにエンジン2の回転数Neが、3000〜4000rpmの間で、作動温度(TEon)の方が停止温度(TEoff )より増加温度が大きくなるようにしても良い。また、図9に示すようにエンジン2の回転数Neに対し作動温度(TEon)を一定とするようにしても良い。さらに、図10に示すようにエンジン2の回転数Neに対し作動温度(TEon)を一定とし、エンジン2の回転数Neが4000rpm以上である停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)とを同じ4℃としても良い。
また、上記各実施形態にて述べた数値は限定されるものでなく、例えばエンジン2の回転数Neに対する停止温度(TEoff )と作動温度(TEon)との設定は、車両エンジンの排気量等に応じて可変すれば良い。
また、上記各実施形態では圧縮機1の回転数を検出するためにエンジン2の回転数を検出する回転数センサ11を使用したが、圧縮機1専用の回転数センサを使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜4実施形態における車両用空調装置の全体構成図である。
【図2】上記第1実施形態における圧縮機1の作動を表すフローチャートである。
【図3】上記第1実施形態におけるエンジン2の回転数Neと設定温度との関係を示す図である。
【図4】本発明の各実施形態における圧縮機の回転数(Ne)と圧縮機効率との関係を表す図である。
【図5】上記第2実施形態における圧縮機1の作動を表すフローチャートである。
【図6】上記第3実施形態における圧縮機1の作動を表すフローチャートである。
【図7】上記第4実施形態における圧縮機1の作動を表すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態におけるエンジン2の回転数Neと設定温度との関係を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態におけるエンジン2の回転数Neと設定温度との関係を示す図である。
【図10】本発明の他の実施形態におけるエンジン2の回転数Neと設定温度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、1a…電磁クラッチ、2…エンジン、6…蒸発器
11…回転数センサ、12…電子制御装置。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
The first embodiment shown in the drawings will be described below.
FIG. 1 shows the overall system configuration of the apparatus of the present invention. First, a
The condensed liquid refrigerant is stored in the
The evaporator 6 is installed in a
A
Further, a heater core (not shown), which is a heat exchanger for heating that heats the air passing therethrough, is disposed on the air downstream side of the evaporator 6. And the well-known air mix door (not shown) which adjusts the ratio of the cold wind cooled with the evaporator 6 and the air which passes the said heater core is provided. The heater core is provided in the cooling water circuit of the
The
That is, in this embodiment, it is a manual type that manually sets each air conditioning state. In the air conditioning operation panel, the blower 9 is driven and the
In this embodiment, when the
Next, the operation of this embodiment in the above configuration will be described. In the present embodiment, when the air conditioner switch is turned on, the
FIG. 2 is a flowchart showing the contents of control by the
First, in step S10, it is determined by the acceleration determination means whether or not the rotation speed Ne detected by the
On the other hand, when the rotational speed of the engine 2 is lower than 5000 rpm, the process proceeds to step S30. In step S30, the detected temperature TE of the
Here, in the present embodiment, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff), which are the set temperatures, are set by the set temperature changing means 14 as the engine speed Ne increases as shown in FIG. Set to be higher.
Specifically, as shown in FIG. 3, the operating temperature (TEon) is kept constant at 4 ° C. and the stop temperature (TEoff) is kept constant at 3 ° C. until the rotational speed Ne reaches 3000 rpm. When the rotational speed Ne is between 3000 rpm and 4000 rpm, both the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are set to be higher at the same rate. Further, when the rotational speed Ne becomes higher than 4000 rpm, the operating temperature (TEon) is set to a constant 5 ° C., and the stop temperature (TEoff) is set to a constant 4 ° C. The operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) have hysteresis as is well known so that the
In step S30, when the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are the lowest in FIG. 3, and the operating temperature (TEon) is set to 4 ° C. and the stop temperature (TEoff) is 3 ° C., a predetermined value is obtained. It is determined whether or not the
Here, the function in step S30 is as follows.
For example, during a cool-down period in which the vehicle interior is rapidly cooled in summer when the outside air temperature is high, the cooling load is large and the amount of air passing through the evaporator 6 is large, so that the vehicle interior immediately after passing through the evaporator 6 is sufficiently cooled. Air temperature is higher than 4 ° C and not lower than 3 ° C.
Accordingly, in step S30, means for determining whether or not the cooling load is smaller than the predetermined value is configured. The determination result in step S30 is NO during the cool-down in summer, and the process proceeds to step S40. Thus, both the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are set to the minimum temperatures of 3 ° C. and 4 ° C. Thereby, the cooling capacity in the evaporator 6 can be ensured at the time of cool-down.
Further, for example, the air passing through the evaporator 6 is outside air, and in the intermediate period such as spring or autumn, the air temperature immediately after passing through the evaporator 6 becomes lower than 3 ° C. Repeat operation and stop. Further, in the winter season when the outside air is low, the cooling capacity (dehumidification capacity) of the evaporator 6 is not so necessary, and the
Therefore, in this case, in step S30, it is determined that the
Subsequently, in step S50, it is determined whether or not the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or more. Here, when accelerating the vehicle, the driver of the vehicle depresses an accelerator pedal (not shown) as described above, and the rotational speed of the
That is, the function in step S50 determines whether the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or more as a second acceleration condition for accelerating the vehicle more slowly than the first acceleration condition.
If the determination result in step S50 is NO, that is, if the vehicle is not accelerated much, the process proceeds to step S90. In step S90, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are set according to the rotational speed Ne of the engine 2 from the characteristic diagram shown in FIG.
In step S90, the determination result in step S20 is YES and the determination result in step S50 is NO. Therefore, the rotational speed Ne of the engine 2 is lower than 4000 rpm. Accordingly, in this case, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are set in a range where the rotational speed Ne of the engine 2 is lower than 4000 rpm in FIG.
On the other hand, if the decision result in the step S50 is YES, that is, the decision result in the step S10 is NO, the process proceeds to a step S60 when the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or higher and lower than 5000 rpm.
In step S60, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are set based on FIG. 3, but here, the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or more and lower than 5000 rpm. Therefore, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are set higher than when the engine speed Ne is lower than 4000 rpm, and the operating temperature (TEon) is 5 ° C. as shown in FIG. TEoff) is 4 ° C.
As a result, the operating temperature (TEon) and the stop temperature (TEoff) are both set higher during the second acceleration condition in which the vehicle is accelerated more slowly than the first acceleration condition, so that the
Subsequently, the process proceeds to step S70. In step S70, it is determined whether or not the state in which the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or higher and lower than 5000 rpm has elapsed for a predetermined time T2 (5 seconds in the present embodiment). Here, the predetermined time T2 is a time after the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) become 4 ° C. and 5 ° C., respectively.
If the decision result in the step S70 is YES, the process proceeds to a step S90, and the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are set from FIG. 3 based on the current rotational speed Ne of the engine 2.
On the other hand, immediately after the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are set to 4 ° C. and 5 ° C., respectively, in step S60, the determination result in step S70 is NO, and the process proceeds to step S100. In step S100, it is determined whether or not the current rotational speed Ne of the engine 2 is 5000 rpm or more. If the determination result is YES, the process proceeds to step S20 and the compressor 2 is stopped.
On the other hand, if the decision result in the step S100 is NO, the process proceeds to a step S110 to hold the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) at the values set in the step S60. That is, the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are 4 ° C. and 5 ° C., respectively, and the process returns to step S70.
By doing in this way, once the rotational speed Ne of the engine 2 becomes 4000 rpm or more and lower than 5000 rpm, the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are set to the maximum 4 ° C. and 5 ° C., and thereafter for a predetermined time. If T2 does not elapse, the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are not changed.
That is, if the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are changed from 4 ° C. and 5 ° C. back to the original 3 ° C. and 4 ° C. in a short time, the air immediately after passing through the evaporator 6 Temperature fluctuates. Thereby, since it is a manual type thing mentioned above in this embodiment, the temperature of the air-conditioning wind blown out into a vehicle interior also fluctuates, and there is a problem of giving a passenger discomfort. Therefore, in this embodiment, the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are held at 4 ° C. and 5 ° C. until the predetermined time T2 elapses, so that the above problem can be solved.
In the present embodiment, if a sensor for detecting the rotational speed Ne of the existing engine 2 is used as the
By the way, this embodiment has the following effects. In this embodiment, as shown in FIG. 3, when the rotational speed Ne of the engine 2 is 3000 rpm or higher and lower than 4000 rpm, the higher the rotational speed Ne of the engine 2, that is, the rotational speed of the
Here, as shown in FIG. 4, the
(Second Embodiment)
This embodiment is slightly different only in the contents of the flowchart of FIG. 3 in the first embodiment. FIG. 5 shows a flowchart in the present embodiment. Note that the flowchart in the present embodiment eliminates steps S30 and S40 in the first embodiment. The present invention may be such. In addition, since the description in this embodiment is clear in the said 1st Embodiment, description is abbreviate | omitted.
(Third embodiment)
This embodiment is slightly different only in the contents of the flowchart of FIG. 3 in the first embodiment. FIG. 6 shows a flowchart in the present embodiment. Note that the flowchart in the present embodiment eliminates steps S70, 100, and 110 in the first embodiment. The present invention may be such. In addition, since the description in this embodiment is clear in the said 1st Embodiment, description is abbreviate | omitted.
(Fourth embodiment)
This embodiment is slightly different only in the contents of the flowchart of FIG. 3 in the first embodiment. FIG. 7 shows a flowchart in the present embodiment. Note that the flowchart in the present embodiment eliminates steps S30, 40, 70, 100, and 110 in the first embodiment. The present invention may be such. In addition, since the description in this embodiment is clear in the said 1st Embodiment, description is abbreviate | omitted.
(Other embodiments)
In each of the above embodiments, the vehicle air conditioner is of the manual type, and in particular, the temperature of the conditioned air is adjusted by the
Moreover, in the said embodiment, although the rotation speed Ne of the engine 2 was used as a vehicle acceleration condition, you may use the opening degree of the accelerator which is not shown in figure. Further, by combining two of the rotational speed Ne of the engine 2 and the opening degree of the accelerator (not shown), at least one of the rotational speed Ne of the engine 2 and the opening degree of the accelerator (not shown) is used as an acceleration condition. Also good. Further, the rate of change of the rotational speed of the engine 2 may be set as the acceleration condition.
In the above embodiments, the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) are set from the characteristic diagram as shown in FIG. 3, but the present invention is not limited to this. For example, in the present invention, as shown in FIG. 8, when the rotational speed Ne of the engine 2 is between 3000 and 4000 rpm, the operating temperature (TEon) may be higher in the increase temperature than the stop temperature (TEoff). . Further, as shown in FIG. 9, the operating temperature (TEon) may be constant with respect to the rotational speed Ne of the engine 2. Further, as shown in FIG. 10, the operating temperature (TEon) is constant with respect to the rotational speed Ne of the engine 2, and the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) at which the rotational speed Ne of the engine 2 is 4000 rpm or more are the same. It may be 4 ° C.
The numerical values described in the above embodiments are not limited. For example, the setting of the stop temperature (TEoff) and the operating temperature (TEon) with respect to the rotational speed Ne of the engine 2 depends on the displacement of the vehicle engine. What is necessary is just to change according to it.
Moreover, in each said embodiment, although the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a vehicle air conditioner according to first to fourth embodiments of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing the operation of the
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a rotational speed Ne of the engine 2 and a set temperature in the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a relationship between a compressor rotation speed (Ne) and compressor efficiency in each embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the
FIG. 8 is a diagram showing a relationship between a rotational speed Ne of an engine 2 and a set temperature in another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing the relationship between the rotational speed Ne of the engine 2 and the set temperature in another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a relationship between a rotational speed Ne of an engine 2 and a set temperature in another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記圧縮機制御手段(1a、12)は、
前記車両を加速させる第1加速条件時に前記圧縮機(1)を停止させ、前記第1加速条件より緩く前記車両を加速させる第2加速条件時には、前記停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴とする車両用空調装置の圧縮機制御装置。A compressor (1) that is driven by a vehicle travel engine (2) and compresses and discharges refrigerant, and an air downstream side of an evaporator (6) of a refrigeration cycle apparatus (100) including the compressor (1). Compressor control means (1a) that operates the compressor (1) when the temperature in the vicinity becomes higher than a predetermined operating temperature (TEon) and stops the compressor (1) when the temperature becomes lower than a predetermined stop temperature (TEoff). 12), a compressor control device for a vehicle air conditioner,
The compressor control means (1a, 12)
The compressor (1) is stopped during a first acceleration condition for accelerating the vehicle, and the stop temperature (TEoff) is set higher during a second acceleration condition for accelerating the vehicle more slowly than the first acceleration condition. A compressor control device for a vehicle air conditioner.
前記冷房負荷検出手段(S30)が検出する前記冷房負荷が所定値より小さいときに前記停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴とする請求項1または2記載の車両用空調装置の圧縮機制御装置。A cooling load detecting means (S30) for detecting the size of the cooling load in the passenger compartment;
The compression of the vehicle air conditioner according to claim 1 or 2, wherein the stop temperature (TEoff) is set higher when the cooling load detected by the cooling load detection means (S30) is smaller than a predetermined value. Machine control device.
この回転数検出手段(11)が検出する前記物理量が大きくなるほど、前記停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つに記載の車両用空調装置の圧縮機制御装置。A rotation speed detection means (11) for detecting a physical quantity corresponding to the rotation speed (Ne) of the compressor (1);
The vehicle air conditioner according to any one of claims 1 to 4, wherein the stop temperature (TEoff) is set higher as the physical quantity detected by the rotational speed detection means (11) increases. Compressor control device.
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置の圧縮機制御装置に関するもので、特に車両の加速性能および車両の燃費を向上させるものに関する。
【従来の技術】
従来、車両用空調装置の圧縮機は、エンジンにて駆動されるようになっている。そして、このような圧縮機が駆動されている際は、エンジンに負荷がかかって、走行のためのエンジン性能を低下させる要因となる。そして、特に車両が加速する状態を判定するための条件として、例えばエンジン回転数が所定値より高くなると車両用空調装置の圧縮機の作動を停止して、エンジンの負荷を低減することで、車両の加速性能を向上させているものが公知である(一般的に加速カットと呼ばれる)。
そして、近年、例えば低排気量車等では、エンジン自体の性能から加速性能が大排気量車に比べて劣り、まだまだ加速性能が悪く、さらなる加速能力を向上させたいという要望が強い。
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者は上述したようにさらなる加速性能を向上させるために、上述の加速カットを早める、つまり加速する状態を判定する条件をさらに下げることで、ゆるやかな加速においても圧縮機を停止させるものを検討した。
しかしながら、このように行うと頻繁に圧縮機が停止してしまうことで、車両用空調装置の冷凍サイクルが停止して冷房能力が著しく低下するという問題がある。
【課題を解決するための手段】
ところで、上記圧縮機を含む冷凍サイクルには、車室内を冷却するための蒸発器が設けられている。そして、この蒸発器の直下流側には、温度センサが設置されており、圧縮機は、例えばこの温度センサが検出する温度が、停止温度として3℃(停止温度)より低いと停止され、作動温度として4℃より高くなると作動するように制御されている。
そこで、本発明者は、車両加速時において上記停止温度を上げると、圧縮機を停止しやすくすることで、車両の加速性能を向上させることができるとともに、冷房能力をある程度確保できるという点に着目した。
つまり、本発明では、車両の加速する第1加速条件のときには、上述したように圧縮機を停止させ、この第1条件より緩い加速時である第2加速条件のときには、圧縮機の上記停止温度を上げることで、車両の加速性能を向上させるとともに、冷房能力を確保することを目的とする。
そこで、本発明は、請求項1ないし7記載の発明では、
圧縮機制御手段(1a、12)は、
車両を加速させる第1加速条件時に圧縮機(1)を停止させ、第1加速条件より緩く前記車両を加速させる第2加速条件時には、停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴としている。
これにより、車両を加速させる第1加速条件には圧縮機1を停止させる。これにより、走行用エンジンの負荷が低減されて、加速性能が向上する。これに加え上記第1加速条件より緩く車両を加速させる第2加速条件時には、停止温度が高めに設定されるので、圧縮機が停止しやすくなって、車両の加速性能を向上できるとともに、ある程度の冷房能力(除湿能力)を確保できる。
また、特に請求項2記載の発明では、圧縮機制御手段(1a、12)は、停止温度(TEoff )を高めに設定されたのち、車両の加速させる条件に係わらず所定時間(T2)中は、停止温度(TEoff )を高めに設定された状態を保持することを特徴としている。
これにより、例えば短時間に停止温度が高められたのち、停止温度が元に戻ると、蒸発器6を通過した直後の温度が頻繁に変動してしまう不具合があるが、一旦停止温度が高められた後、所定時間経過するまでは停止温度が高められた状態が保持されるので、上記のような不具合は未然に防止できる。
また、特に請求項3記載の発明では、車室内の冷房負荷の大きさを検出する冷房負荷検出手段(S30)を有し、冷房負荷検出手段(S30)が検出する冷房負荷が所定値より小さいときに停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴としている。
これにより、冷房負荷が所定値より小さいときのみに停止温度を高めに設定するので、冷房負荷が所定値より大きいときの冷却能力を確保できる。
また、特に請求項5記載の発明では、圧縮機(1)の回転数(Ne)に相当する物理量を検出する回転数検出手段(11)を有し、この回転数検出手段(11)が検出する前記物理量が大きくなるほど、停止温度(TEoff )を高めに設定することを特徴としている。
これにより、一般的な車両用空調装置の圧縮機は、図4に示すように実使用での稼働回転数頻度を考慮し、低中回転域で最高効率となるように設計されていることに着目し、本発明では図4に示すように圧縮機効率が低い高回転数になるほど、圧縮機は停止されやすくなるので、効率良く圧縮機を作動させることができる。The compression of the vehicle air conditioner according to any one of claims 1 to 6, wherein the vehicle air conditioner is configured to adjust the temperature of the conditioned air manually. Machine control device.
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a compressor control device for a vehicle air conditioner, and more particularly to a device that improves vehicle acceleration performance and vehicle fuel efficiency.
[Prior art]
Conventionally, a compressor of a vehicle air conditioner is driven by an engine. When such a compressor is driven, a load is applied to the engine, which causes a reduction in engine performance for traveling. In particular, as a condition for determining the state of acceleration of the vehicle, for example, when the engine speed becomes higher than a predetermined value, the operation of the compressor of the vehicle air conditioner is stopped to reduce the load on the engine. Are known to improve the acceleration performance (generally called acceleration cut).
In recent years, for example, low-displacement vehicles have poor acceleration performance due to the performance of the engine itself, compared to large-displacement vehicles, and there is a strong demand for further acceleration capability.
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in order to further improve the acceleration performance as described above, the present inventor stops the compressor even at a moderate acceleration by further reducing the above-described acceleration cut, that is, by further reducing the condition for determining the acceleration state. I examined things.
However, when this is done, the compressor frequently stops, so that there is a problem that the refrigeration cycle of the vehicle air conditioner is stopped and the cooling capacity is remarkably lowered.
[Means for Solving the Problems]
By the way, the refrigerating cycle including the compressor is provided with an evaporator for cooling the passenger compartment. A temperature sensor is installed immediately downstream of the evaporator, and the compressor is stopped when the temperature detected by the temperature sensor is lower than 3 ° C. (stop temperature) as a stop temperature, for example. It is controlled to operate when the temperature is higher than 4 ° C.
Therefore, the inventor of the present invention pays attention to the fact that if the stop temperature is increased during vehicle acceleration, the compressor can be easily stopped, thereby improving the acceleration performance of the vehicle and ensuring a certain cooling capacity. did.
In other words, in the present invention, the compressor is stopped as described above when the vehicle is in the first acceleration condition, and the compressor stop temperature is set under the second acceleration condition, which is an acceleration that is slower than the first condition. The purpose is to improve the acceleration performance of the vehicle and to ensure the cooling capacity by raising
Accordingly, the present invention provides the following aspects of the invention.
The compressor control means (1a, 12)
The compressor (1) is stopped during the first acceleration condition for accelerating the vehicle, and the stop temperature (TEoff) is set higher during the second acceleration condition for accelerating the vehicle more slowly than the first acceleration condition. .
Accordingly, the compressor 1 is stopped under the first acceleration condition for accelerating the vehicle. As a result, the load on the traveling engine is reduced and the acceleration performance is improved. In addition to this, during the second acceleration condition in which the vehicle is accelerated more slowly than the first acceleration condition, the stop temperature is set higher, so that the compressor can be easily stopped and the acceleration performance of the vehicle can be improved. Cooling capacity (dehumidification capacity) can be secured.
In particular, in the invention described in claim 2, the compressor control means (1a, 12) is set high during the predetermined time (T2) regardless of the conditions for accelerating the vehicle after the stop temperature (TEoff) is set high. Further, the present invention is characterized in that a state where the stop temperature (TEoff) is set high is maintained.
Thereby, for example, when the stop temperature is raised in a short time and then returned to the original temperature, the temperature immediately after passing through the evaporator 6 frequently fluctuates, but the stop temperature is temporarily increased. After that, since the state where the stop temperature is raised is maintained until a predetermined time elapses, the above-described problems can be prevented.
In particular, the invention described in claim 3 includes cooling load detection means (S30) for detecting the magnitude of the cooling load in the passenger compartment, and the cooling load detected by the cooling load detection means (S30) is smaller than a predetermined value. In some cases, the stop temperature (TEoff) is set higher.
As a result, the stop temperature is set higher only when the cooling load is smaller than the predetermined value, so that the cooling capacity when the cooling load is larger than the predetermined value can be secured.
In particular, the invention according to claim 5 further includes a rotational speed detection means (11) for detecting a physical quantity corresponding to the rotational speed (Ne) of the compressor (1), and the rotational speed detection means (11) detects the physical quantity. The stopping temperature (TEoff) is set higher as the physical quantity to be increased is larger.
As a result, the compressor of a general vehicle air conditioner is designed so as to have the highest efficiency in the low to medium rotation range in consideration of the operating rotation frequency in actual use as shown in FIG. Paying attention, in the present invention, as the compressor efficiency becomes lower as the compressor speed becomes higher as shown in FIG. 4, the compressor is more easily stopped, so that the compressor can be operated efficiently.
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