JP3683435B2

JP3683435B2 - Hot water storage device

Info

Publication number: JP3683435B2
Application number: JP11223899A
Authority: JP
Inventors: 俊明原; 富夫陶山; 剛史島
Original assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Current assignee: Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date: 1999-04-20
Filing date: 1999-04-20
Publication date: 2005-08-17
Anticipated expiration: 2019-04-20
Also published as: JP2000304354A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給茶機等に装備される貯湯装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
給茶機では、ヒータを装備した貯湯タンクを備え、お茶を生成するための湯を得るようにしている。この貯留された湯は通常、タンクに備えられた温度センサにより湯温を検知する一方、予め設定温度を定めておき、図５に示すように、湯温が設定温度を所定値上回ったところでヒータをオフし、逆に湯温が設定温度を所定値下回ったところでヒータをオンすることによって、貯留された湯の温度をほぼ設定温度に保持するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
一方、標高の高い所等、気圧が低い所ほど水の沸点が低下することが知られている。標高と沸点との関係を示すと、以下のようである。

通常、貯湯タンクに貯留される湯の加熱温度は９４℃程度に設定され、従ってヒータのオフ温度は設定温度に１．５℃を加えた９５．５℃、一方のオン温度は、設定温度から１．５℃を減じた９２．５℃とされている。
【０００４】
しかるに給茶機が標高の高い所で使用され、そこでの水の沸点がヒータのオフ温度（９５．５℃）を下回る温度（例えば９３℃）であったとすると、図６に示すように、沸騰に至った後もヒータがオフとはされず、沸騰状態が継続されることになる。そうすると、給茶機の機体の内外に水蒸気による結露並びに結露水の滴下が多量に発生するという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、貯留された湯の沸騰が継続されることを防止するところにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項１の発明は、湯を貯留するタンクと、このタンク内の湯の水位を所定に保持すべく清水を補給する清水補給手段と、前記タンク内に貯留された湯を加熱するヒータと、前記タンク内の湯温を検知する温度センサとを備え、この温度センサによる検知温度を設定温度と比較しつつ前記ヒータのオンオフを制御して湯温を所定値に保持するようにした貯湯装置において、前記タンク内の湯が沸騰したこと並びにその沸騰温度を検知する沸騰検知手段と、前記沸騰の検知に基づいて前記ヒータをオフとするヒータ制御手段と、前記沸騰温度に基づいて前記設定温度を補正する設定温度補正手段とを具備し、かつ前記沸騰検知手段にはタイマが付設され、前記タンク内の湯温が所定温度に至ったのち前記ヒータが所定時間継続してオン状態にあることが前記タイマにより計時されることにより、前記沸騰が検知されるようになっており、さらに清水が補給されたことを検知する清水補給センサが備えられ、前記タイマの計時中に前記清水補給センサにより清水が補給されたことが検知されると、前記タイマの計時をリセットする手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【０００７】
【発明の作用及び効果】
＜請求項１の発明＞
予め定められた設定温度よりも水の沸点が低い場合、すなわち通常であれば貯留された湯が沸騰したにも拘わらずヒータがオフ制御されない状況にあっても、湯が沸騰したことが沸騰検知手段により検知されると、ヒータ制御手段によりヒータが強制的にオフされる。併せて、設定温度補正手段により沸騰温度に基づいて設定温度が補正され、以降は湯が沸騰に至る前にヒータがオフとされる制御が行われて、湯はその沸騰を見ることなく補正された設定温度に保持される。
タンクに貯留された湯が沸騰し続けることが防止され、もって水蒸気による結露並びに結露水の滴下の発生が防止される。
【０００８】
また、タンク内の湯温が所定温度に至ったところでタイマがスタートし、タイムアップするまでヒータがオン状態にあると、タンク内の湯が沸騰状態にあると見なされる。
ここで、タイマがスタートしたのちタイムアップするまでの間に清水が補給されると、湯温が一旦低下するため、タイムアップまでヒータがオン状態にあったとしても、沸騰に至らない場合があり得る。そうした場合、タイムアップした時点の湯温が沸騰温度と見なされて、実際の沸騰温度よりも低い温度に基づいていたずらに低い設定温度に補正される結果となる。
その点この発明では、タイマの計時中に清水が補給されたことが清水補給センサにより検知されると、タイマがリセットされる。すなわちタイマの計時動作が一旦キャンセルされ、湯温が改めて所定温度に上昇したところでタイマが再スタートするように機能する。したがって、湯が沸騰に至ったこと並びに沸騰温度を誤差無く検知することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図１ないし図４に基づいて説明する。この実施形態では、給茶機に装備された貯湯装置を例示している。
まず、図１により給茶機並びに貯湯装置の概略の構造と作用を説明する。給茶機には、湯を貯留するための貯湯タンク１が備えられており、その上面には、給水弁２を介設した給水管３が臨んでいるとともに、内部には、上限水位と下限水位とを検知する水位センサ４Ａ，４Ｂが設けられている。貯湯タンク１の底部にはヒータ５が設けられているとともに、内部には温度センサ６が設けられている。側壁の底部側には、給湯弁７の介設された給湯管８が突設され、その先端に設けられたシャワー式の吐出口９が、茶葉を入れた茶漉器１０の上方に臨んでいる。また、マイクロコンピュータ等を搭載した制御部１５が設けられている。
【００１０】
運転中は、温度センサ６で検知された湯温と、湯温設定部１６に予め設定された湯の設定温度（例えば９４℃）とが比較されつつヒータ５のオンオフが制御され、貯湯タンク１内に貯留された湯の温度がほぼ設定温度に保持される。そして、注出スイッチ１２を操作すると、給湯弁７が所定時間開放されて所定量の湯が吐出され、茶漉器１０を通過することでお茶として容器Ｘ内に注出される。湯の吐出に伴って水位が下がり、下限水位に達したことが下側の水位センサ４Ｂで検知されると、給水弁２が開いて清水が補給され、上限水位まで達したことが上側の水位センサ４Ａで検知されると補給が停止され、この繰り返しにより、貯湯タンク１内の水位が一定（上限水位）に保持されるようになっている。
【００１１】
さて本実施形態では、給茶機が標高の高い所等の水の沸点が低い場所に設置された場合に、貯湯タンク１内の湯が継続して沸騰しないようにした機能が備えられており、以下それについて説明する。
上記した制御部１５には、沸騰制御部２０が付設されている。この沸騰制御部２０には、図２に示すようにタイマ２１、沸騰検知部２２、ヒータ制御部２３、設定温度補正部２４及びリセット部２５が格納されている。上記した給水弁２には、その開弁に伴って補給開始信号を送出する清水補給センサ２６が付設され、温度センサ６とともに沸騰制御部２０の入力側に接続されている。また、沸騰制御部２０の出力側にはヒータ５と、温度設定部１６とが接続されている。
【００１２】
続いて、本実施形態の作動を図３のフローチャート並びに図４のタイミングチャートを参照して説明する。この実施形態では、給茶機の使用場所での沸点が９３℃で、湯の予め定められた設定温度が９４℃である場合を例示する。したがって、初めのヒータオフ温度は９５．５（９４＋１．５）℃、ヒータオン温度は９２．５（９４−１．５）℃となっている。
【００１３】
給茶機の運転中には、図３に示す沸騰防止制御ルーチンが実行される。湯温が初期のヒータオフ温度（９５．５℃）を下回り（ステップＳ１が「ＮＯ」）、また９０℃を下回っていると（ステップＳ２が「ＮＯ」）、ステップＳ３においてヒータ５がオンされて、貯湯タンク１内の湯が加熱される。図４のタイミングＡのように、湯温が９０℃まで上昇すると、ステップＳ４においてタイマ２１がスタートする。それ以降も所定時間が経過するまでは、ヒータ５のオン状態が継続され、それに伴い湯温がさらに上昇する。図４に示すように、湯温が９３℃になったところで沸騰するが、ヒータオフ温度はそれ以上（９５．５℃）であるため、ヒータ５のオン状態がさらに継続されて沸騰状態が続く。
【００１４】
図４のタイミングＢに示すように、タイマ２１がスタートしてから所定時間（１２分）が経過すると（ステップＳ５が「ＹＥＳ」）、沸騰検知部２２によりその沸騰温度（９３℃）が記憶されるとともに、ステップＳ６において、ヒータ制御部２３から信号が出されてヒータ５が強制的にオフとされる。
それとともにステップＳ７において、設定温度補正部２４により設定温度の補正がなされる。具体的には、上記の沸騰検知部２２に記憶された沸騰温度（９３℃）がヒータオフ温度となるように新たな設定温度が演算される。設定温度は１℃ずつ補正可能となっているから、この場合は新たな設定温度が９１℃となって湯温設定部１６に設定される。それに伴い、新たなヒータオフ温度は９２．５（９１＋１．５）℃、ヒータオン温度は８９．５（９１−１．５）℃となる。
それ以降は、図４に示すように、湯温が８９．５℃まで下がるとヒータ５がオンし、湯温が９２．５℃まで上がるとヒータ５がオフとなることが繰り返され、湯温は、沸騰温度（９３℃）に至ることなく、ほぼ新たな設定温度（９１℃）に保持される。
【００１５】
なお、図４のタイミングＣに示すように、タイマ２１がスタートしてカウントされている最中に清水が補給されると、清水補給センサ２６からの信号を受けてリセット部２５によりタイマ２１がリセットされる。この場合は、清水の補給が完了したのち、再び湯温が９０℃に上昇したところでタイマ２１が再スタートし、上記した沸騰検知が行われることになる。
【００１６】
以上のようにこの実施形態によれば、水の沸点が低い場所に給茶機が設置され、通常であれば貯湯タンク１内の湯が沸騰したにも拘わらずヒータ５がオフ制御されない状況にあっても、湯が沸騰したことが検知されると、ヒータ５が強制的にオフされるとともに、そのときの沸騰温度に基づいて設定温度が下降補正され、以降は湯が沸騰に至る前にヒータ５がオフとされる制御が行われて、湯はその沸騰を見ることなく補正された設定温度に保持される。
【００１７】
すなわち貯湯タンク１に貯留された湯が沸騰し続けることが防止され、また一旦沸騰が検知されて設定温度が補正されたのちは二度と沸騰することが無くなるから、水蒸気が機体の内外に大量に結露したり結露水が滴下することが防止される。
また、沸騰による湯の蒸発が防止されるから、ヒータ５の空焚きも防がれる。さらに、高温状態における長時間のヒータ通電が無くなるから、ヒータ５の過度の発熱が抑制され、ヒータ５の故障の原因を減らすことができる。
また、ヒータ５が水没式の場合は、ヒータ５の表面が高温になり過ぎると、水道水に含まれるカルキが付着して損傷の原因となりやすいが、上記のようにヒータ５が長時間高温に晒されることが阻止されるから、損傷を未然に防止することができる。
【００１８】
なお、タイマ２１がスタートしたのちタイムアップするまでの間に清水が補給されると、湯温が一旦低下するため、タイムアップまでヒータ５がオン状態にあったとしても、沸騰に至らない場合があり得る。そうした場合、タイムアップした時点の湯温が沸騰温度と見なされて、実際の沸騰温度よりも低い温度に基づいていたずらに低い設定温度に補正される結果となる。
その点この実施形態では、清水が供給されたことが清水供給センサ２６により検知されると、タイマ２１の計時動作が一旦キャンセルされ、湯温が改めて所定温度（９０℃）に上昇したところでタイマ２１が再スタートするように機能する。したがって、湯が沸騰に至ったこと並びに沸騰温度を誤差無く検知することができる。
【００１９】
＜他の実施形態＞
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
（１）沸騰を検知すべくタイマをスタートさせる湯温と、タイマがタイムアップする時間とは、上記実施形態に例示した数値に限らず、必要に応じて適宜に変更し得るものである。
（２）また沸騰を検知する別の方法として、湯温を一定時間間隔ごとに見ており、所定の検知時間内での湯温の変化が所定以下であったら沸騰状態と見なすといった方法を採用してもよい。
（３）本発明は、給茶機に装備された貯湯装置に限らず、タンク内に貯めた湯の温度をヒータをオンオフ制御して設定温度に保持する形式の貯湯タンク全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る給茶機の概略図とブロック図
【図２】沸騰制御部のブロック図
【図３】沸騰防止制御のフローチャート
【図４】そのタイムチャート
【図５】従来例に係る湯温とヒータ制御の関係を示すグラフ
【図６】沸点がヒータオフ温度を下回っている場合のタイムチャート
【符号の説明】
１…貯湯タンク５…ヒータ６…温度センサ１５…制御部１６…湯温設定部２０…沸騰制御部２１…タイマ２２…沸騰検知部２３…ヒータ制御部２４…設定温度補正部２５…リセット部２６…清水供給センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hot water storage device installed in a tea machine or the like.
[0002]
[Prior art]
In the tea dispenser, a hot water storage tank equipped with a heater is provided to obtain hot water for producing tea. The stored hot water is normally detected by a temperature sensor provided in the tank, while a preset temperature is set in advance, and when the hot water temperature exceeds the preset temperature as shown in FIG. On the contrary, the heater is turned on when the hot water temperature falls below the set temperature by a predetermined value, so that the temperature of the stored hot water is maintained at substantially the set temperature.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, it is known that the lower the atmospheric pressure, such as a higher altitude, the lower the boiling point of water. The relationship between altitude and boiling point is as follows.

Usually, the heating temperature of hot water stored in the hot water storage tank is set to about 94 ° C. Therefore, the heater off temperature is 95.5 ° C. obtained by adding 1.5 ° C. to the set temperature, and one on temperature is It is set to 92.5 ° C. obtained by subtracting 1.5 ° C.
[0004]
However, assuming that the tea machine is used at a high altitude and the boiling point of water is below the heater off temperature (95.5 ° C.) (eg 93 ° C.), as shown in FIG. Even after reaching the value, the heater is not turned off, and the boiling state is continued. If it does so, there existed a problem that the dew condensation by water vapor | steam and dripping of dew condensation water generate | occur | produced inside and outside the body of a tea machine.
The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object thereof is to prevent the boiling of stored hot water from continuing.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As means for achieving the above object, the invention of claim 1 includes a tank for storing hot water, fresh water replenishing means for replenishing fresh water to maintain a predetermined level of hot water in the tank, A heater for heating the hot water stored in the tank and a temperature sensor for detecting the temperature of the hot water in the tank. The temperature of the hot water is controlled by controlling on / off of the heater while comparing the temperature detected by the temperature sensor with a set temperature. In the hot water storage apparatus configured to maintain a predetermined value, boiling detection means for detecting that the hot water in the tank has boiled and its boiling temperature, and heater control means for turning off the heater based on the detection of the boiling, the to and a set temperature correction means for correcting the set temperature based on the boiling temperature, and said boiling detection means timer is attached, before after hot water in the tank has reached a predetermined temperature The boiling time is detected by the timer counting that the heater is continuously on for a predetermined time, and a fresh water replenishment sensor for detecting that fresh water is replenished is provided. When the fresh water replenishment sensor detects that the fresh water has been replenished during the time counting of the timer, there is a feature in that means for resetting the time counting of the timer is provided .
[0007]
[Action and effect of the invention]
<Invention of Claim 1>
When the boiling point of water is lower than a preset temperature, that is, when the stored hot water has boiled, the heater is not controlled to be turned off even when the heater is not turned off. When detected by the means, the heater is forcibly turned off by the heater control means. At the same time, the set temperature correction means corrects the set temperature based on the boiling temperature, and thereafter, the heater is turned off before the hot water reaches the boil, and the hot water is corrected without seeing the boiling. At the set temperature.
The hot water stored in the tank is prevented from continuing to boil, thereby preventing the dew condensation due to water vapor and the dripping of the dew condensation water.
[0008]
Further, when the temperature of the hot water in the tank reaches a predetermined temperature, the timer is started, and if the heater is in an on state until the time is up, it is considered that the hot water in the tank is in a boiling state.
Here, if fresh water is replenished after the timer starts and before the time is up, the hot water temperature will temporarily drop, so even if the heater is on until the time is up, boiling may not occur. obtain. In such a case, the hot water temperature at the time when the time is up is regarded as the boiling temperature, and the result is corrected to an undesirably lower set temperature based on a temperature lower than the actual boiling temperature.
In this regard, in the present invention, when the fresh water replenishment sensor detects that fresh water has been replenished while the timer is counting, the timer is reset. That is, the timer functions once so that the timer is restarted when the hot water temperature rises to a predetermined temperature once again. Therefore, the boiling of the hot water and the boiling temperature can be detected without error.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this embodiment, the hot water storage apparatus equipped in the tea machine is illustrated.
First, the schematic structure and operation of the tea machine and the hot water storage device will be described with reference to FIG. The tea supply machine is provided with a hot water storage tank 1 for storing hot water, and a water supply pipe 3 having a water supply valve 2 is provided on the upper surface thereof, and an upper limit water level and a lower limit are provided therein. Water level sensors 4A and 4B for detecting the water level are provided. A heater 5 is provided at the bottom of the hot water storage tank 1 and a temperature sensor 6 is provided therein. A hot water supply pipe 8 provided with a hot water supply valve 7 projects from the bottom side of the side wall, and a shower-type discharge port 9 provided at the tip of the hot water pipe 8 faces above the tea bowl 10 containing tea leaves. . In addition, a control unit 15 equipped with a microcomputer or the like is provided.
[0010]
During operation, the hot water temperature detected by the temperature sensor 6 is compared with the set temperature of hot water preset in the hot water temperature setting unit 16 (for example, 94 ° C.), and on / off of the heater 5 is controlled. The temperature of the hot water stored inside is kept substantially at the set temperature. When the pouring switch 12 is operated, the hot water supply valve 7 is opened for a predetermined time, and a predetermined amount of hot water is discharged. After passing through the tea bowl 10, the tea is poured into the container X as tea. When the lower water level sensor 4B detects that the water level has dropped as the hot water is discharged, and the lower water level sensor 4B has been detected, the water supply valve 2 is opened to supply fresh water, and the upper water level has been reached. When detected by the sensor 4A, the replenishment is stopped, and the water level in the hot water storage tank 1 is kept constant (upper limit water level) by repeating this.
[0011]
Now, in this embodiment, when the tea machine is installed in a place where the boiling point of water is low, such as at a high altitude, the hot water in the hot water storage tank 1 is kept from boiling continuously. This will be described below.
A boiling control unit 20 is attached to the control unit 15 described above. As shown in FIG. 2, the boiling control unit 20 stores a timer 21, a boiling detection unit 22, a heater control unit 23, a set temperature correction unit 24, and a reset unit 25. The water supply valve 2 is provided with a fresh water replenishment sensor 26 that sends a replenishment start signal when the valve is opened, and is connected to the input side of the boiling controller 20 together with the temperature sensor 6. The heater 5 and the temperature setting unit 16 are connected to the output side of the boiling control unit 20.
[0012]
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. 3 and the timing chart of FIG. In this embodiment, the case where the boiling point in the place where the tea machine is used is 93 ° C., and the predetermined set temperature of hot water is 94 ° C. is exemplified. Therefore, the initial heater off temperature is 95.5 (94 + 1.5) ° C., and the heater on temperature is 92.5 (94−1.5) ° C.
[0013]
During the operation of the tea dispenser, the boiling prevention control routine shown in FIG. 3 is executed. When the hot water temperature is below the initial heater off temperature (95.5 ° C.) (step S1 is “NO”) and below 90 ° C. (step S2 is “NO”), the heater 5 is turned on in step S3. The hot water in the hot water storage tank 1 is heated. When the hot water temperature rises to 90 ° C. as shown in timing A of FIG. 4, the timer 21 starts in step S4. Thereafter, the heater 5 is kept on until the predetermined time elapses, and the hot water temperature further rises accordingly. As shown in FIG. 4, boiling occurs when the hot water temperature reaches 93 ° C., but since the heater off temperature is higher (95.5 ° C.), the heater 5 is further kept on and the boiling state continues.
[0014]
As shown in the timing B of FIG. 4, when a predetermined time (12 minutes) has elapsed since the timer 21 started (step S5 is “YES”), the boiling temperature (93 ° C.) is stored by the boiling detector 22. In step S6, a signal is output from the heater control unit 23 to forcibly turn off the heater 5.
At the same time, in step S7, the set temperature correction unit 24 corrects the set temperature. Specifically, a new set temperature is calculated so that the boiling temperature (93 ° C.) stored in the boiling detector 22 becomes the heater off temperature. Since the set temperature can be corrected by 1 ° C., in this case, the new set temperature becomes 91 ° C. and is set in the hot water temperature setting unit 16. Accordingly, the new heater off temperature is 92.5 (91 + 1.5) ° C., and the heater on temperature is 89.5 (91−1.5) ° C.
Thereafter, as shown in FIG. 4, when the hot water temperature is lowered to 89.5 ° C., the heater 5 is turned on, and when the hot water temperature is raised to 92.5 ° C., the heater 5 is turned off repeatedly. Is kept at a substantially new set temperature (91 ° C.) without reaching the boiling temperature (93 ° C.).
[0015]
As shown in timing C of FIG. 4, when fresh water is replenished while the timer 21 is started and counted, the timer 21 is reset by the reset unit 25 in response to a signal from the fresh water replenishment sensor 26. Is done. In this case, after the replenishment of fresh water is completed, the timer 21 is restarted when the hot water temperature rises again to 90 ° C., and the above-described boiling detection is performed.
[0016]
As described above, according to this embodiment, a tea machine is installed in a place where the boiling point of water is low, and normally the heater 5 is not controlled to be turned off despite the boiling of hot water in the hot water storage tank 1. Even if it is detected that the hot water has boiled, the heater 5 is forcibly turned off, and the set temperature is corrected to decrease based on the boiling temperature at that time. Control to turn off the heater 5 is performed, and the hot water is maintained at the corrected set temperature without seeing its boiling.
[0017]
That is, the hot water stored in the hot water storage tank 1 is prevented from continuing to boil, and once the boiling is detected and the set temperature is corrected, the water does not boil again. And the condensation water is prevented from dripping.
Moreover, since the evaporation of hot water due to boiling is prevented, the heater 5 is also prevented from being blown. Furthermore, since the heater is not energized for a long time in a high temperature state, excessive heat generation of the heater 5 is suppressed, and the cause of failure of the heater 5 can be reduced.
In addition, when the heater 5 is submerged, if the surface of the heater 5 becomes too hot, the chlorinated water in the tap water tends to adhere and cause damage, but the heater 5 becomes hot for a long time as described above. Since exposure is prevented, damage can be prevented in advance.
[0018]
If fresh water is replenished before the time expires after the timer 21 is started, the hot water temperature is once lowered. Therefore, even if the heater 5 is on until the time expires, boiling may not occur. possible. In such a case, the hot water temperature at the time when the time is up is regarded as the boiling temperature, and the result is corrected to an undesirably lower set temperature based on a temperature lower than the actual boiling temperature.
In this regard, in this embodiment, when the fresh water supply sensor 26 detects that fresh water has been supplied, the timer 21 temporarily cancels the timekeeping operation, and when the hot water temperature rises again to a predetermined temperature (90 ° C.), the timer 21 Works to restart. Therefore, the boiling of the hot water and the boiling temperature can be detected without error.
[0019]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1) The hot water temperature at which the timer is started to detect boiling and the time that the timer times up are not limited to the numerical values exemplified in the above embodiment, and can be changed as appropriate.
(2) As another method of detecting boiling, a method is used in which the hot water temperature is observed at regular time intervals, and if the change in the hot water temperature within a predetermined detection time is less than or equal to a predetermined value, it is regarded as a boiling state. May be.
(3) The present invention is not limited to the hot water storage device equipped in the tea dispenser, and is widely applied to all types of hot water storage tanks in which the temperature of the hot water stored in the tank is controlled at the set temperature by controlling the heater on / off. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram and a block diagram of a tea machine according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a block diagram of a boiling control unit. FIG. 3 is a flowchart of boiling prevention control. ] Graph showing relationship between hot water temperature and heater control according to conventional example [Fig. 6] Time chart when boiling point is lower than heater off temperature [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Hot water storage tank 5 ... Heater 6 ... Temperature sensor 15 ... Control part 16 ... Hot water temperature setting part 20 ... Boiling control part 21 ... Timer 22 ... Boiling detection part 23 ... Heater control part 24 ... Set temperature correction part 25 ... Reset part 26 ... Shimizu supply sensor

Claims

A tank for storing hot water, fresh water replenishing means for replenishing fresh water to maintain a predetermined level of hot water in the tank, a heater for heating the hot water stored in the tank, and the temperature of the hot water in the tank. In the hot water storage device comprising a temperature sensor for detecting, and controlling the on / off of the heater while comparing the temperature detected by the temperature sensor with a set temperature to maintain the hot water temperature at a predetermined value,
Boiling detection means for detecting that the hot water in the tank has boiled and its boiling temperature, heater control means for turning off the heater based on the detection of the boiling, and correcting the set temperature based on the boiling temperature ; and a set temperature correction means for,
In addition, a timer is attached to the boiling detection means, and when the temperature of the hot water in the tank reaches a predetermined temperature, it is timed by the timer that the heater is continuously on for a predetermined time. Is to be detected,
Further, a fresh water replenishment sensor for detecting that fresh water has been replenished is provided, and means is provided for resetting the time count of the timer when the fresh water replenishment sensor detects that the fresh water has been replenished during the time count of the timer. A hot water storage device characterized by that .