JP3682372B2 - Pipe fitting - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管の端部をスリーブに挿入して接続するタイプの管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の管継手としては従来、次のようなものが公知である。
1) スリーブの中に挿入される管の位置を決めるストッパーがあり、このスリーブの端部外周に環状突起を形成し、この環状突起に、内向きに爪を突設した弾性U字体を嵌合したもの。弾性U字体の弾性に抗してスリーブに波付き管を挿入すると、U字体の弾性で爪が波付き管外周の谷部に落ち込んで、波付き管が引き抜けなくなる(実公平2−31851号公報)。
2) スリーブの中に挿入される管の位置を決めるストッパーがあり、スリーブの端部に貫通孔を形成すると共にC型連結体を外嵌し、C型連結体に内向きに突設した爪を前記貫通孔を通してスリーブの内周面に突出させたもの。C型連結体の弾性に抗してスリーブに波付き管を挿入すると、C型連結体の弾性で爪が波付き管外周の谷部に落ち込んで、波付き管が引き抜けなくなる(実公平2−31852号公報)。
【0003】
しかし前記1) 、 2)の管継手では、スリーブに管を挿入しやすくするためには、U字体またはC型連結体の剛性を小さく(広がりやすく)する必要があるが、そうするとC型連結体が外れやすく、波付き管が引き抜けやすくなる。逆にスリーブから波付き管が引き抜けにくくするためには、U字体またはC型連結体の剛性を大きくして強固に嵌着する(広がりにくくする)必要があるが、そうすると管が挿入しにくくなるという問題がある。したがって管を挿入しやすくし、かつ引き抜けにくくすることが困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような課題を解決し、管が引き抜けにくく、しかも接続作業を簡単に行える管継手を提供するために、本発明者等は先に、図10および図11に示すような管継手を提案した(特願平10-30078号)。この管継手11は、接続すべき波付き管1が挿入されるスリーブ13と、スリーブ13の端部外周とスリーブ13端付近の波付き管1の外周に跨って装着される抜け止め具15とを備えている。
【0005】
スリーブ13は、両端部外周に外向き突縁17を有し、中央部内周に波付き管1のストッパー19を有するものである(ストッパー19はなくてもよい)。
抜け止め具15は、スリーブ13および波付き管1の半周より大きい周長を有する優弧形部材15Aと、この優弧形部材15Aの周方向欠落部を補完する劣弧形部材15Bとから構成されている。
【0006】
優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bは内周に、スリーブ13の外向き突縁17に対して軸線方向に引っ掛かり合う内向き突縁21と、波付き管1の外周の谷部落ち込み、管1に対して軸線方向に引っ掛かり合う内向き突条23とを有している。優弧形部材15Aはこの形態で、外力を加えて両端の間隔をスリーブ13および波付き管1が入る間隔まで広げても外力を除去すれば元の状態に戻るだけの弾性を有している。
【0007】
また優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bは両端に、径方向には抜き差し可能で周方向には互いに引っ掛かり合う凹凸型の連結部25A、25Bを有している。この例では優弧形部材15Aの両端の連結部25AはT型凹部(奥の方が幅が広い凹部)となっており、劣弧形部材15Bの両端の連結部25Bは前記T型凹部に嵌合するT型凸部(先端の方が幅が広い凸部)となっている。
【0008】
またスリーブ13の中間部の内径は、防水性を保つため、波付き管1の外周に装着されたパッキング3に密接する大きさになっている。スリーブ13の両端部の内周面は、波付き管1の挿入を容易にするため、開口端に近づくほど徐々に内径が大きくなるテーパー面となっている。
【0009】
この管継手11を用いると、次のようにして簡単に波付き管1、1を接続することができる。
まずスリーブ13の一端側から、外周にパッキング3を装着した波付き管1を、先端がストッパー19に突き当たるまで挿入する。次に優弧形部材15Aを、その周方向の両端部がスリーブ13の端部外周と波付き管1の外周とに跨るように配置した後、優弧形部材15Aをスリーブ13の径方向に向けて押し込む。
【0010】
すると優弧形部材15Aは両端部がスリーブ13および波付き管1の外径まで広がった後、優弧形部材15A自身の弾性で元の状態に復元し、スリーブ13および波付き管1を抱持する状態となる。この状態で、優弧形部材15Aの内向き突縁21とスリーブ13の外向き突縁17が軸線方向に互いに引っ掛かり合い、かつ優弧形部材15Aの内向き突条23が波付き管1の谷部に落ち込み、管1に対して軸線方向に引っ掛かるため、一方の波付き管1はスリーブ13から引き抜けなくなる。
【0011】
この後、劣弧形部材15Bの一方のT型凸部25Bを優弧形部材15Aの一方のT型凹部25Aに嵌合させ、さらに劣弧形部材15Bの他方のT型凸部25Bを優弧形部材15Aの他方のT型凹部25Aに嵌合させる。これで優弧形部材15Aと劣弧形部材15Bが環状に連結された状態となり、一方の波付き管1のスリーブ13への接続が終了する。他方の波付き管1の接続も同様にして行う。
【0012】
上記のようにして優弧形部材15Aの両端を劣弧形部材15Bで連結すると、波付き管1の引き抜き強度が大幅に向上する。その理由は次のとおりである。すなわち、優弧形部材15Aのみの場合は波付き管1に強い引き抜き力が加わると、優弧形部材15Aの両端の間隔が徐々に開いていって波付き管1の引き抜けが発生するが、優弧形部材15Aの両端が劣弧形部材15Bで連結されている場合は、波付き管1に強い引き抜き力が加わっても優弧形部材15Aの両端が開きにくくなるため、引き抜き強度が大幅に向上するのである。試作試験によると、劣弧形部材15Bを取り付けると、取り付けない場合に比べ、引き抜き強度が約4倍に向上することが確認された。
このように図10および図11に示す管継手11を用いると、波付き管1の引き抜き強度の大きい接続部を得ることができる。
【0013】
しかし、この管継手の接続性能をさらにチェックしたところ、管継手11とその付近の波付き管1、1に強い曲げ応力が加わると、優弧形部材15Aと劣弧形部材15Bとの連結部が外れてしまい、強固な接続状態が保てなくなる場合のあることが判明した。その原因は次のように考えられる。
【0014】
すなわち、劣弧形部材15BのT型凸部25Bと優弧形部材15AのT型凹部25Aとの連結部分は、周方向には互いに引っ掛かり合っているが、径方向には相対的なずれが可能な状態にある。一方、管継手11とその付近の波付き管1、1が強く曲げられた場合、図12に示すように曲がりの内側では圧縮応力が、外側では引張応力が作用し、各位置によってその大きさや方向が異なるという複雑な応力分布になる。このため各部材に不均等な変形が発生しやすい。その結果、T型凹部25AまたはT型凸部25Bを内側から外側へ変位させるような応力が発生した場合には、T型凹部25AとT型凸部25Bに径方向の相対的なずれが起こり、連結部が外れてしまうのである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る管継手は、
接続すべき波付き管が挿入されるスリーブと、スリーブの端部外周とスリーブ端付近の波付き管の外周とに係合する抜け止め具とを備え、
前記抜け止め具は、スリーブおよび波付き管の半周より大きい周長を有する優弧形部材と、この優弧形部材の周方向欠落部を補完する劣弧形部材とからなり、
前記優弧形部材および劣弧形部材のうち少なくとも前者は内周に、前記スリーブに対して軸線方向に引っ掛かり合う部分と、前記波付き管に対して軸線方向に引っ掛かり合う部分とを有しており、
前記優弧形部材は、外力を加えて両端の間隔をスリーブおよび波付き管が入る間隔まで広げても外力を除去すれば元の状態に戻るだけの弾性を有しており、かつ外力がかからない状態でのスリーブに装着される部分の内径が、スリーブの優弧形部材が装着される部分の外径より小さく形成されており、
前記優弧形部材および劣弧形部材は両端に、径方向には抜き差し可能で周方向には互いに引っ掛かり合う凹凸型の連結部を有しており、
スリーブに波付き管を挿入した後、優弧形部材を、スリーブの端部外周と波付き管の外周に跨るように装着し、さらに優弧形部材の両端を劣弧形部材で連結して、波付き管がスリーブから引き抜けないようにする、
ことを特徴とするものである(請求項1)。
【0016】
この管継手は、優弧形部材が、スリーブの端部に装着されたときにスリーブを締め付ける状態となるので、接続状態が安定する。
【0017】
また本発明の管継手は、優弧形部材および劣弧形部材が両端に、両者の連結部が互いに連結されたときに、両者の連結部が相対的に径方向にずれるのを阻止する径方向ずれ止め部を有していることが好ましい(請求項2)。
【0018】
上記のような径方向ずれ止め部を設けることにより、管の接続部が曲げられたときに優弧形部材と劣弧形部材の連結部が外れるのを防止することができる。
【0019】
削除
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
〔実施形態1〕
図1ないし図5は本発明の第1の実施形態を示す。図1ないし図5において先に説明した図10および図11と同一部分には同一符号を付してある。
【0021】
この管継手11が、図10および図11のものと異なる点は、優弧形部材 15 Aの、外力がかからない状態でのスリーブ 13 に装着される部分 21 (図1、図2参照)の内径が、スリーブ 13 の優弧形部材 15 Aが装着される部分の外径より若干小さく形成されていることと、図2および図3に示すように劣弧形部材15Bの両端に、T型凸部25Bより内周側に周方向に突出する突片27が形成されていることと、優弧形部材15Aの両端に、T型凹部25Aより内周側に前記突片27が入る切欠き部29が形成されていることである。劣弧形部材15Bの突片27は、管1の谷部に落ち込む劣弧形部材15Bの内向き突条23の内周側部分に形成されている。優弧形部材15Aの切欠き部29は、管1の谷部に落ち込む優弧形部材15Aの内向き突条23の内周側部分を切り欠いて形成されている。
【0022】
優弧形部材 15 Aの、外力がかからない状態でのスリーブ 13 に装着される部分 21 (図1、図2参照)の内径が、スリーブ 13 の優弧形部材 15 Aが装着される部分の外径より若干小さ く形成されていると、優弧形部材 15 Aが、スリーブ 13 の端部に装着されたときにスリーブ 13 を締め付ける状態となるので、接続状態が安定する。突片27と切欠き部29は、優弧形部材15Aと劣弧形部材15Bが図4(A)のようにして連結されたときに、図4(B)のように突片27が切欠き部29に入って、連結状態にあるT型凸部25BとT型凹部25Aが相対的に径方向にずれるのを阻止する。このように突片27を切欠き部29に係合する作業を円滑に行えるようにするため、突片27の先端外周側の角27aは曲面に面取りされている。また切欠き部29の入口外周側の角29aにも曲面の面取りが施されている。
上記以外の構成は図10および図11に示した管継手と同じである。
【0023】
なおスリーブ13は、その中に挿入された波付き管1やパッキン5を外部から視認できるように全体が透明または半透明のプラスチックで形成するとよい。スリーブ13は例えば高密度ポリエチレンのブロー成形などにより製造することができる。
【0024】
また優弧形部材15Aの周長は中心角θで200°〜260°とすることが好ましい。
【0025】
一方、劣弧形部材15Bは外力が加わらない状態で、スリーブ13に取り付けられたときの優弧形部材15Aと同じ曲率半径にすることが好ましい。
優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bは例えばABS樹脂、ポリプロピレン、ポリアミドの射出成形などにより製造することができる。
【0026】
図5(A)〜(C)はこの実施形態の管継手11を用いて波付き管1、1を接続する手順を示している。図5(A)は、一方(左方)の波付き管1をスリーブ13に挿入し、優弧形部材15Aと劣弧形部材15Bを装着して、一方の波付き管1の接続を終え、他方(右方)の波付き管1をスリーブ13に挿入するところである。このあとスリーブ13に他方の波付き管1を挿入した後、図5(B)に示すように優弧形部材15Aを、スリーブ13の端部外周と波付き管1の外周に跨るように装着する。この装着は、優弧形部材15Aの両端をスリーブ13の端部外周と波付き管1の外周に跨らせて、スリーブ13の径方向に向けて押し込むだけでよい。
【0027】
これにより優弧形部材15Aがスリーブ13および波付き管1を抱持し、優弧形部材15Aの内向き突縁21とスリーブ13の外向き突縁17が軸線方向に互いに引っ掛かり合い、かつ優弧形部材15Aの内向き突条23が波付き管1の谷部に落ち込むため、波付き管1がスリーブ13から引き抜けなくなる。
【0028】
この後、図5(C)のように劣弧形部材15Bを配置し、まず劣弧形部材15Bの一端のT型凸部25Bを図4(A)のようにして優弧形部材15Aの一端のT型凹部25Aに嵌合させ、次いで劣弧形部材15Bの他端のT型凸部25Bを図4(B)のように優弧形部材15Aの他端のT型凹部25Aに嵌合させる。これらの嵌合は両端同時に行った方が円滑な場合もある。これで優弧形部材15Aと劣弧形部材15Bが環状に連結され、図1のような接続状態が得られる。
【0029】
図1の接続状態では第1に、スリーブ13の外向き突縁17と優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bの内向き突縁21が軸線方向に互いに引っ掛かり合い、優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bの内向き突条23が波付き管1の谷部に落ち込むため、波付き管1の引き抜けが阻止される。
第2に、優弧形部材15Aの両端が劣弧形部材15Bで連結されているため、波付き管1に強い引き抜き力が加わっても優弧形部材15Aの両端が開きにくい。このため波付き管1の引き抜き強度が大幅に弧以上する。
第3に、劣弧形部材15Bの両端の突片27が優弧形部材15Aの両端の切欠き部29に入り込み、連結されたT型凹部25AとT型凸部25Bは径方向にずれるのを阻止する。このため接続部が無理に曲げられてもT型凹部25AとT型凸部25Bが外れにくく、接続状態を安定に維持できる。
【0030】
〔関連技術1〕
図6および図7は本発明の関連技術を示す。この管継手11が実施形態1のものと異なる点は、実施形態1における突片27および切欠き部29が省略され、優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bの外周に締めつけバンド装着用の周方向に延びる溝31が形成されていることである。
【0031】
この管継手11は、実施形態1の管継手と同様にして波付き管1、1を接続した後、連結された優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bの外周に、溝31に沿って鋼製のバンド33を巻き、締めつけることにより、接続部が曲げられたときのT型凹部25AとT型凸部25Bの径方向のずれを阻止するものである。それ以外の構成、使用方法、作用効果は実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0032】
〔実施形態2〕
図8および図9は本発明の第2の実施形態を示す。この管継手11は、実施形態1と関連技術1を組み合わせたものである。すなわち、劣弧形部材15Bの両端に突片27を設け、優弧形部材15Aの両端に切欠き部29を設けると共に、優弧形部材15Aおよび劣弧形部材15Bの外周に締めつけバンド装着用の溝31を形成したものである。それ以外の構成、使用方法、作用効果は実施形態1および関連技術1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0033】
削除
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による管継手は、管を簡単に接続することができると共に、接続後の管の引き抜き強度がきわめて大きく、しかも接続状態を安定に維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る管継手の第1の実施形態を示す一部切開側面図。
【図2】 図1の管継手における抜け止め具の、(A)は側面図、(B)は一部切開正面図。
【図3】 図2の抜け止め具の連結部を示す斜視図。
【図4】 (A)、(B)は図2の抜け止め具を連結する手順を示す正面図。
【図5】 (A)〜(C)は図1の管継手を使用して波付き管を接続する手順を示す一部切開側面図。
【図6】 本発明に係る管継手の関連技術を示す一部切開側面図。
【図7】 図6の管継手における抜け止め具の、(A)は側面図、(B)は一部切開正面図。
【図8】 本発明に係る管継手の第2の実施形態を示す一部切開側面図。
【図9】 図8の管継手における抜け止め具の、(A)は側面図、(B)は一部切開正面図。
【図10】 本発明の基礎となる管継手の一部切開側面図。
【図11】 図10の管継手における抜け止め具の、(A)は半分切開正面図、(B)は側面図。
【図12】 管を曲げた場合に発生する応力の説明図。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint of a type in which an end portion of a pipe is inserted into a sleeve and connected.
[0002]
[Prior art]
The following are known as this type of pipe joint.
1) There is a stopper that determines the position of the tube to be inserted into the sleeve. An annular protrusion is formed on the outer periphery of the end of this sleeve, and an elastic U-shaped body with claws protruding inward is fitted into this annular protrusion. What you did. When the corrugated tube is inserted into the sleeve against the elasticity of the elastic U-shaped body, the claw falls into the valley of the outer periphery of the corrugated tube due to the elasticity of the U-shaped body, and the corrugated tube cannot be pulled out (No. 2-31851) Publication).
2) There is a stopper that determines the position of the tube to be inserted into the sleeve, a through hole is formed at the end of the sleeve, and a C-type coupling body is externally fitted, and a claw projecting inwardly to the C-type coupling body Projecting to the inner peripheral surface of the sleeve through the through hole. When the corrugated tube is inserted into the sleeve against the elasticity of the C-shaped connecting body, the claw falls into the valley of the outer periphery of the corrugated tube due to the elasticity of the C-shaped connecting body, and the corrugated tube cannot be pulled out (actual fairness 2 -31852 gazette).
[0003]
However, in the above-described pipe joints 1) and 2) , in order to make it easy to insert the pipe into the sleeve, it is necessary to reduce the rigidity of the U-shaped body or the C-type coupling body (easy to spread). Is easily removed, and the corrugated tube is easily pulled out. On the other hand, in order to make it difficult to pull out the corrugated tube from the sleeve, it is necessary to increase the rigidity of the U-shaped body or the C-shaped coupling body so that it is firmly fitted (hard to spread), but this makes it difficult to insert the tube. There is a problem of becoming. Therefore, it is difficult to make the tube easy to insert and difficult to pull out.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In order to solve such problems, and to provide a pipe joint in which the pipe is difficult to pull out and can be easily connected, the present inventors previously proposed a pipe joint as shown in FIGS. 10 and 11. (Japanese Patent Application No. 10-30078). The pipe joint 11 includes a
[0005]
The
The
[0006]
The superior arc-
[0007]
Further, the
[0008]
The inner diameter of the intermediate portion of the
[0009]
When this pipe joint 11 is used, the
First, from one end side of the
[0010]
Then, both ends of the arc-
[0011]
Thereafter, one T-
[0012]
When the both ends of the
With such use of the pipe fitting 11 shown in FIGS. 10 and 11, it is possible to obtain a large connection of pull-out strength of the
[0013]
However, when the connection performance of this pipe joint was further checked, when a strong bending stress was applied to the pipe joint 11 and the
[0014]
That is, the connecting portion of the T-shaped
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The pipe joint according to the present invention is
A sleeve into which the corrugated tube to be connected is inserted, and a stopper that engages the outer periphery of the end of the sleeve and the outer periphery of the corrugated tube near the sleeve end,
The retainer is composed of a superior arc-shaped member having a circumference greater than a half circumference of the sleeve and the corrugated tube, and an inferior arc-shaped member that complements the circumferential missing portion of the superior arc-shaped member,
At least the former of the arc-shaped member and the subarc-shaped member has, on the inner periphery, a portion that hooks in the axial direction with respect to the sleeve, and a portion that hooks in the axial direction with respect to the corrugated tube. And
The above-mentioned arcuate member has elasticity enough to return to its original state when the external force is removed even if the external force is applied to widen the distance between both ends to the interval where the sleeve and the corrugated tube are inserted, and no external force is applied. The inner diameter of the portion to be attached to the sleeve in a state is formed smaller than the outer diameter of the portion to which the dominant arc-shaped member of the sleeve is attached,
The superior arc-shaped member and the inferior arc-shaped member have concavo-convex connecting portions that can be inserted and removed in the radial direction and caught in the circumferential direction at both ends,
After inserting the corrugated tube into the sleeve, attach the superior arc-shaped member so as to straddle the outer periphery of the end of the sleeve and the outer periphery of the corrugated tube, and connect both ends of the superior arc-shaped member with the subarc-shaped member. , To prevent the corrugated tube from pulling out of the sleeve,
(Claim 1).
[0016]
Since this pipe joint is in a state in which the sleeve is tightened when the superior arc-shaped member is attached to the end of the sleeve, the connection state is stabilized.
[0017]
In addition, the pipe joint of the present invention has a diameter that prevents relative displacement of the connecting portions when the super arc member and the sub arc member are connected to both ends and the connecting portions are connected to each other. It is preferable to have a direction deviation prevention part (Claim 2).
[0018]
By providing the radial displacement stopper as described above, it is possible to prevent the connecting portion between the superior arc member and the inferior arc member from being disconnected when the connecting portion of the pipe is bent.
[0019]
Delete [0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. 1 to 5, the same parts as those shown in FIGS. 10 and 11 described above are denoted by the same reference numerals.
[0021]
The pipe joint 11, as different from 10 and 11, the major arc-shaped
[0022]
The major arc-shaped
The configuration other than the above is the same as the pipe joint shown in FIGS.
[0023]
The
[0024]
Further, it is preferable that the perimeter of the arc-shaped
[0025]
On the other hand, it is preferable that the inferior arc-shaped
The
[0026]
5A to 5C show a procedure for connecting the
[0027]
As a result, the dominant arc-shaped
[0028]
Thereafter, the subarc-shaped
[0029]
In the connected state of FIG. 1, first, the outward projecting
Second, since both ends of the
Third, the
[0030]
[ Related Technology 1 ]
6 and 7 show related techniques of the present invention. This pipe joint 11 is different from that of the first embodiment in that the projecting
[0031]
This pipe joint 11 is connected to the outer circumferences of the connected major arc shaped
[0032]
[Embodiment 2 ]
8 and 9 show a second embodiment of the present invention. This pipe joint 11 is a combination of the first embodiment and the
[0033]
Delete [0034]
【The invention's effect】
Pipe joint according to the present invention described above, it is possible to connect the tube easily, pull-out strength of the pipe after the connection is very large, deer also there is an effect that the connection state can be maintained stably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway side view showing a first embodiment of a pipe joint according to the present invention.
2A is a side view, and FIG. 2B is a partially cut front view of a retainer in the pipe joint of FIG. 1;
3 is a perspective view showing a connecting portion of the retainer in FIG. 2. FIG.
FIGS. 4A and 4B are front views showing a procedure for connecting the retainer of FIG.
5A to 5C are partially cutaway side views showing a procedure for connecting corrugated pipes using the pipe joint of FIG.
FIG. 6 is a partially cutaway side view showing a related technique of the pipe joint according to the present invention.
7A is a side view, and FIG. 7B is a partially cut front view of a retainer in the pipe joint of FIG.
FIG. 8 is a partially cutaway side view showing a second embodiment of the pipe joint according to the present invention.
9A is a side view, and FIG. 9B is a partially cutaway front view of a retainer in the pipe joint of FIG. 8;
FIG. 10 is a partially cutaway side view of a pipe joint that is the basis of the present invention.
11A is a half-cut front view, and FIG. 11B is a side view of the retainer in the pipe joint of FIG.
FIG. 12 is an explanatory diagram of stress generated when a tube is bent.
Claims (4)
前記抜け止め具(15)は、スリーブ(13)および波付き管(1)の半周より大きい周長を有する優弧形部材(15A)と、この優弧形部材(15A)の周方向欠落部を補完する劣弧形部材(15B)とからなり、
前記優弧形部材(15A)および劣弧形部材(15B)のうち少なくとも前者は内周に、前記スリーブ(13)に対して軸線方向に引っ掛かり合う部分(21)と、前記波付き管(1)に対して軸線方向に引っ掛かり合う部分(23)とを有しており、
前記優弧形部材(15A)は、外力を加えて両端の間隔をスリーブ(13)および波付き管(1)が入る間隔まで広げても外力を除去すれば元の状態に戻るだけの弾性を有しており、かつ外力がかからない状態でのスリーブ( 13 )に装着される部分の内径が、スリーブ( 13 )の優弧形部材( 15 A)が装着される部分の外径より小さく形成されており、
前記優弧形部材(15A)および劣弧形部材(15B)は両端に、径方向には抜き差し可能で周方向には互いに引っ掛かり合う凹凸型の連結部(25A、25B)を有しており、
スリーブ( 13 )に波付き管(1)を挿入した後、優弧形部材( 15 A)を、スリーブ( 13 )の端部外周と波付き管(1)の外周に跨るように装着し、さらに優弧形部材( 15 A)の両端を劣弧形部材( 15 B)で連結して、波付き管(1)がスリーブ( 13 )から引き抜けないようにする、
ことを特徴とする管継手A sleeve (13) into which the corrugated tube (1) to be connected is inserted, and a stopper (15) that engages the outer periphery of the end of the sleeve (13) and the outer periphery of the corrugated tube (1) near the sleeve end. )
The retainer (15) includes a dominant arc-shaped member (15A) having a circumferential length larger than a half circumference of the sleeve (13) and the corrugated tube (1), and a circumferentially missing portion of the dominant arc-shaped member (15A). Consisting of a subarc-shaped member (15B) that complements
Of the above-mentioned arcuate member (15A) and underarc-shaped member (15B), at least the former is on the inner periphery, a portion (21) that is axially hooked to the sleeve (13), and the corrugated tube (1 ) And a portion (23) that is hooked in the axial direction with respect to
The arcuate member (15A) is elastic enough to return to its original state when the external force is removed even if the external force is applied and the distance between both ends is extended to the distance where the sleeve (13) and the corrugated tube (1) are inserted. the inner diameter of the portion to be attached to the sleeve (13) of which, and in a state in which external force is not applied has found major arc-shaped member (15 a) is formed smaller than the outer diameter of the portion to be mounted in the sleeve (13) And
The superior arc-shaped member (15A) and the subarc-shaped member (15B) have concavo-convex connecting portions (25A, 25B) that can be inserted and removed in the radial direction and hooked to each other in the circumferential direction.
After inserting the corrugated tube (1) into the sleeve (13), equipped with a major arc-shaped member (15 A), so as to straddle the outer periphery of an end portion outer periphery corrugated tube sleeves (13) (1), further both ends of the major arc-shaped member (15 a) coupled with minor arc-shaped member (15 B), the corrugated tube (1) to not withdrawn from the sleeve (13),
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