JP3677559B2 - Partially feeding dipole antenna - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナに関する。この偏給電ダイポ−ルアンテナは、例えばPHS等移動体通信のアンテナとして利用される。
【0002】
【従来の技術】
ダイポ−ルアンテナ等の線状アンテナは、それに同軸ケ−ブルを直接に接続して給電する場合が多い。
【0003】
図7の(a)に、ダイポ−ルアンテナ6に同軸ケ−ブル1を直結した一例を示す。図に示す様に、アンテナエレメント61の一端は同軸ケ−ブル1の外導体2に、アンテナエレメント62の一端は同軸ケ−ブル1の中心導体(芯線)3に接続されている。この様に最も簡単な構造であるが、該ダイポ−ルアンテナ6の給電点インピ−ダンスと、該同軸ケ−ブル1の特性インピ−ダンスが一致していても、平衡系であるダイポ−ルアンテナ6と不平衡系である同軸ケ−ブル1を接続することにより、同軸ケ−ブル1の外導体2に漏洩電流が流れ、これが不要な電波放射となり、またアンテナ利得を低下させる欠点を有している。
【0004】
このためダイポ−ルアンテナに直接同軸ケ−ブルを接続して使用する場合、従来は阻止套管,分枝導体,半波長迂回線路,分割同軸線路等の「バラン」を併用して給電し、同軸ケ−ブル1の外導体2に流れる漏洩電流を実質上零にすることにより、不要放射を抑制して利用されている。
【0005】
図7の(b)は、図7の(a)に示すダイポ−ルアンテナ6の同軸ケ−ブル1の外導体2に流れる漏洩電流を阻止するために、阻止套管7を使用した一例である。図に示す様に阻止套管7は、使用波長λの1/4の長さを持つ金属製円筒状パイプであり、同軸ケ−ブル1に同心円状にはめ込み、アンテナエレメント接続点側よりλ/4の位置で同軸ケ−ブル外導体2に電気的に接続した構造である。
アンテナエレメント接続点より阻止套管7側を見たインピ−ダンスは無限大となるので、同軸ケ−ブル外導体2には漏洩電流が流れず、平衡−不平衡変換回路として作動する。
【0006】
不平衡回路であるマイクロストリップ線路と、平衡回路であるアンテナを接続する変換回路(バラン)を回路基板上に形成したものとして特公昭52-19062号公報がある。これに開示されたストリップ線路用平衡−不平衡変換回路は、誘電体基板上に蒸着して形成された、一対の線路導体からなる平衡線路と、この平衡線路に接続された分枝導体(スタブ)と、該接続点の一方に接続された不平衡線路から構成されている。
【0007】
該平衡線路の他端には、平衡回路であるアンテナが接続される。該スタブは不平衡系の電波波長λgaに対しλga/2長の短絡スタブを形成し、この途中、すなわち平衡系の電波波長λgbに対しλgb/4に相当する位置を短絡している。従って平衡電流に対しては、スタブ長がλgb/4で先端短絡のスタブを形成するのでインピ−ダンスは無限大となり、平衡電流はスタブ側には流れない。一方、不平衡電流に対してはスタブ長がλga/2で先端短絡であるのでインピ−ダンスは零となり不平衡電流は全てスタブ側に流れ、アンテナ側には流れない。
【0008】
またバランを板状に形成した一例として、特公昭63-66442号公報がある。これに開示されたバラン回路は、分割同軸線路バランを基本としたもので、三枚の平板状導体(トリプレ−ト)構造のストリップ線路を設け、その一端を同軸ケ−ブル先端に接続する。すなわち上下のプレ−トを同軸ケ−ブル外導体に、中央プレ−トを同軸ケ−ブルの中心導体に接続し、トリプレ−ト他端では中央プレ−トと上下プレ−トの何れか一方とを導体で短絡し、負荷は上下のプレ−ト端に接続する。
【0009】
この構成により不平衡−平衡変換を行なう。また上下のプレ−トを、負荷給電点から約1/4管内波長の位置において導体等で短絡して、バランを形成している。したがって、負荷給電点からストリップ線路を見たインピ−ダンスは無限大となるので、漏洩電流は零となり、また三枚の平板状導体幅の選択によって負荷インピ−ダンスとの整合がとられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
これらのバランは、平衡−不平衡変換回路であり、平衡系の中央給電ダイポ−ルアンテナに、不平衡系の同軸ケ−ブルを接続する際には有効である。
【0011】
ところが偏給電ダイポ−ルアンテナ、すなわちダイポ−ルアンテナの左右エレメント長が相違し、従って中央給電でなく、偏給電となる型式のダイポ−ルアンテナがある。該偏給電ダイポ−ルアンテナは、左右のエレメント長さを調整することにより給電点インピ−ダンスを変化させることが出来る利点と、同様に左右のエレメント長さを調整することにより、放射指向性のチィルト角を調整出来る利点を有している。
【0012】
図6の(a)は、中央給電ダイポ−ルアンテナのチィルト角零の放射指向特性の一例であり、(b)は、偏給電ダイポ−ルアンテナでチィルト角αを持つ放射指向性の一例を示す。例えば、鉄塔上に設けたPHS基地局用アンテナに、水平より下方にチィルト角を持つ偏給電ダイポ−ルアンテナを使用すれば、不要な上空への電波放射が少く、必要な地上への電波放射が強く、有効である。
【0013】
しかしながら偏給電ダイポ−ルアンテナにおいても、同軸ケ−ブルの外導体に漏洩電流が流れる。偏給電ダイポ−ルアンテナにおいては、アンテナエレメントと同軸ケ−ブルが共に不平衡系であるため、該漏洩電流は前述のバランを使用しても阻止することは出来ない。従って偏給電ダイポ−ルアンテナにおいては、同軸ケ−ブルからの不要な電波放射を抑制することが出来ず、今迄実用化されていなかった。
【0014】
本発明は、偏給電ダイポ−ルアンテナに同軸ケ−ブルを直結して給電するに際し、同軸ケ−ブルの外導体に流れる漏洩電流を抑制し、同軸ケ−ブルからの不要な電波放射を抑制することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナは、
(1)地板(5)から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)において、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の外導体(2)に直結接続したアンテナエレメント(41)の、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零であることを、第1の特徴とする。
【0016】
(2)地板(5)から距離hに設置した偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)において、
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の中心導体(3)に接続されるアンテナエレメント(42)の、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを、第2の特徴とする。
【0017】
(3)本発明の好ましい実施例の偏給電ダイポ−ルアンテナ(4)は、上記第1の特徴と第2の特徴を有する。すなわち、距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブル(1)の外導体(2)に直結接続したアンテナエレメント(41)の、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零で、同軸ケ−ブル(1)の中心導体(3)に接続されるアンテナエレメント(42)の、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大である。
【0018】
(4)本発明の好ましい実施例では、前記インピ−ダンスZa1を実質上零とするために、アンテナエレメント(41)の長さl1を実質上λ/4の奇数倍とした。
【0019】
(5)本発明の好ましい実施例では、前記インピ−ダンスZa2を実質上無限大とするために、アンテナエレメント(42)の長さl2を実質上λ/2の整数倍とした。
【0020】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参照までに付記した。
【0021】
次に本発明の、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナの動作原理を以下に図面を参照して説明する。
【0022】
図1の(a)に、地板5の上部に設置した、同軸ケ−ブル1を直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ4の一例を示す。該アンテナ4は、長さl1の第1アンテナエレメント41,長さl2の第2アンテナエレメント42、及び、地板5から構成されており、アンテナエレメントの全長はlである。
【0023】
給電点は、第1アンテナエレメント41左端からl1、また第2アンテナエレメント42右端からl2に位置しており、l1≠l2であるので偏給電ダイポ−ルアンテナである。第1アンテナエレメント41および第2アンテナエレメント42は、地板5より距離hの位置に配置されている。この距離hは、使用波長λに対して1/4、好ましくは1/10以下と十分に小さいので、本アンテナは反射板上の伝送線路的な取扱いが出来る構造である。
【0024】
同軸ケ−ブル1は、地板5の中心位置を、地板に対し垂直に貫通しており、同軸ケ−ブル1の外導体2に第1アンテナエレメント41のアンテナ端子Aが、同軸ケ−ブル1の中心導体3に第2アンテナエレメント42のアンテナ端子Bが、接続されている。同軸ケ−ブル1の外導体2は、地板5とは分離している(地板5に接続されていない)。
【0025】
図1の(b)には、偏給電ダイポ−ルアンテナ4の給電点を原点とする3次元座標上の、アンテナ4の放射電界Eを示す。φはx軸y軸間の角度を示し、θはz軸y軸間の角度を示し、図中のEφは放射電界Eの水平偏波成分(所望する成分)を表わし、Eθは放射電界Eの、同軸ケ−ブル1の漏洩電流による垂直偏波成分(不要成分)を表わす。
【0026】
図2の(a)は、図1の(a)に示すアンテナ端子Aとアンテナ端子B間の給電電圧Vを分解して表わしたものである。アンテナ端子Aとアンテナ端子Cは、図1の(a)に示す様に、端子Aと端子Bの間の中間電位点Oの電位よりそれぞれV/2低いので、同電位である。
【0027】
図2の(b)に、図2の(a)に表わした給電電圧の内、平衡系成分のみ摘出して示し、図2の(c)には、不平衡系成分のみ摘出して示す。このように分解すると、図1に示すアンテナ端子Aとアンテナ端子B間の給電電圧V(図2の(a)は、平衡系成分(図2の(b))と不平衡系成分(図2の(c))に分けて、各々独立に検討することが出来る。
【0028】
図2の(b)に示す平衡系成分は、通常の水平偏波ダイポ−ルアンテナの成分と同一であり、電流Ib1とIb2により水平偏波が放射される。またこのアンテナは、左アンテナエレメント長l1、右アンテナエレメント長l2が、l1≠l2である偏給電ダイポ−ルであるので、同軸ケ−ブル1の外導体2に漏洩電流Icbが流れる。図2の(c)に示す不平衡系成分は、給電点Oの位置によらず、漏洩電流Icuが生ずる。これらの漏洩電流Icb及び漏洩電流Icuにより、不要な垂直偏波が放射される。
【0029】
図2の(b)に示す平衡系成分と、(c)に示す不平衡系成分は、アンテナ4が地板5に近い位置(h≦λ/10)に配置されているために、前述の様に伝送線路的に取扱うことが出来るので、図3に示す様に、各端子A〜Cのインピ−ダンスを集中定数的に表現した3個の成分Za1,Za2,Zcに分解することが出来る。
【0030】
図3の(a)のZa1は、図2の(a)において端子Aから左側のインピ−ダンスを、図3の(b)のZa2は、図2の(a)において端子Bから右側のインピ−ダンスを、図3の(c)のZcは、図2の(a)において端子Cから下側のインピ−ダンスを集中定数的に表したものである。
【0031】
このように表現したとき、偏給電ダイポ−ルアンテナ4の等価回路は、最終的に第4図の(a)(平衡系)及び(b)(不平衡系)に分解して表わすことが出来る。このように分解すると、平衡系の漏洩電流Icbと、不平衡系の漏洩電流Icuは、次式となる。
Icb=(Za1−Za2)(V/2)[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(1)
Icu=(Za1+Za2)(V/2)[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(2)。
【0032】
よって、端子Cにおける漏洩電流Icは、IcbとIcuの和として次式となる。
Ic=Icb+Icu
=Za1・V/[Za1・Za2+Zc(Za1+Za2)] ・・・(3)
式(3)で示す漏洩電流Icに着目して、不要な垂直偏波成分の放射電界Eθを求める。放射電界Eθは、漏洩電流Icの分布Ic(z)から求めることが出来る。
【0033】
【数4】
【0034】
ここで位相定数kは、自由空間2π/λに等しいとした。印加電流Ioは、Io=Ic(h)として次式となる。
【0035】
【数5】
【0036】
またPLは、z=0における反射係数であり、次式で表される。
PL=(ZL−Zo)/(ZL+Zo) ・・・(6)
ここにZLは、図3の(c)に示す地板5から下方のインピ−ダンスを集中定数的に表したものである。
【0037】
また特性インピ−ダンスZoは、次式の値を用いる。
Zo=60[(ln・2h/a)−1] ・・・(7)
式(4)から、漏洩電流による不要な垂直偏波成分の放射電界Eθ、は次式の様になる。
【0038】
【数8】
【0039】
上式は、地板5に対してアンテナの高さhが低い(h≦1/4)ため、kz≪1となり、結果的に次式で表わすことが出来る。
【0040】
【数9】
【0041】
上式からIo=0の時に、漏洩電流による不要な垂直偏波成分の放射電界Eθを零とすることが出来る。Io=0の条件は、式(5)からIc=0である。
【0042】
従って式(3)から、次のインピ−ダンスが条件となる。
Za1=0 ・・・(10)
Za2=∞ ・・・(11)
Za1は、図3の(a)に示す様に、端子Aから左側を見たインピ−ダンスであり、Za2は図3の(b)に示す様に、端子Bから右側を見たインピ−ダンスである。
【0043】
これらは近似的に長さl1とl2を持つ終端開放線路として、インピーダンスの主成分(実部<<虚部)となる虚部に着目すると、次に様に表現できる。
Za1≒−jZo・cot(kl1) ・・・(12)
Za2≒−jZo・cot(kl2) ・・・(13)。
【0044】
従って、インピ−ダンスの条件式(10)と(11)は、偏給電ダイポ−ルアンテナのエレメント長l1とl2で表わすことが出来る。
l1≒(2n−1)λ/4 (n=1,2,・・・) ・・・(14)
l2≒nλ/2 (n=1,2,・・・) ・・・(15)。
【0045】
上式から、エレメントl1および/またはl2の長さを選ぶことにより、不要な放射を抑制できることが判る。
【0046】
すなわち一つは同軸ケ−ブル1の外導体2に接続されるエレメント41の長さl1を、λ/4の奇数倍として、インピ−ダンスZa1を小さくする方法であり、他の一つは同軸ケ−ブル1の中心導体3に接続されるエレメント42の長さl2を、λ/2の整数倍として、インピ−ダンスZa2を高くする方法である。これらの条件を満足すれば、漏洩電流による不要な放射のない、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナが実現する。
【0047】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明ら
かになろう。
【0048】
【発明の実施の形態】
【0049】
【実施例】
本実施例では、周波数f=1500MHz,波長λ=20cmにおいて、l/λ=0.8のダイポ−ルアンテナを使用して、給電点位置を変化させて垂直偏波放射電界Eθ(不要成分)を測定した。上記において、アンテナエレメント総長l=0.8λ=16cmであり、
アンテナエレメント半径a=5・λ/1000=1mm
地板5の大きさ=2m×50cm
の条件により実施したものである。
【0050】
図5の(a)および(b)は、上述した理論を確認した結果を示すグラフである。図5の(a)には、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離h=0.25λ=5cm(すなわちh=(1/4)λ)として実施した場合の結果を示す。横軸Fp/λは給電点位置を示し、0.0は給電点が左端(エレメント41長さl1=0,エレメント42長さl2=16cm)であり、0.5は給電点が中間(エレメント41長さl1=8cm,エレメント42長さl2=8cm)であり、1.0は給電点が右端(エレメント41長さl1=16cm,エレメント42長さl2=0)である。縦軸Eθは垂直偏波放射電界の絶対値レベルをデジベルで表わしたものである。実線は計算で求めた値を示し、黒丸印は、実測による値を示す。尚、本実施例では計算値(理論値)を得るために、図1の(a)に示す同軸ケ−ブル1の外導体2をZ=0で地板5と短絡して行った。
【0051】
図5の(b)は、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離h=0.1λ=2cm(すなわちh=(1/10)λ)として実施した場合の結果である。
【0052】
一般的に、Eθ<−10dBであれば、不要な放射が抑制されていると言えるが、本実施例においては、図5の(a)及び図5の(b)に示す様に、Za1=0,Za2=∞の時に、垂直偏波放射電界Eθが10dB以上抑制されていることがわかる。図5の(a)の場合(h=(1/4)λ)よりも、図5の(b)の場合(h=(1/10)λ)の方が、垂直偏波放射電界Eθの減衰量が大きい。このように、地板5に対するアンテナエレメント41,42の距離hを波長λに対してh=(1/10)λと、より小さくする方が、垂直偏波放射電界Eθの抑制効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、本発明の偏給電ダイポ−ルアンテナの構成を示す斜視図であり、(b)は、該アンテナの放射電界Eの方向を示すベクトル図である。
【図2】 (a)は、図1の(a)に示す端子A,B間の電圧Vを平衡系と不平衡系とに分解して表わしたブロック図であり、(b)はその内平衡系分のみを示し、(c)は不平衡系分のみを示す。
【図3】 (a)は、図2の(a)の端子1から左側を見たインピ−ダンスを示す模式図であり、(b)は、図2の(a)の端子2から右側を見たインピ−ダンスを示し、(c)は、図2の(a)の端子3から下側を見たインピ−ダンスを示す。
【図4】 (a)は、偏給電ダイポ−ルアンテナの平衡成分を表わす等価回路図であり、(b)は、偏給電ダイポ−ルアンテナの不平衡成分を表わす等価回路図である。
【図5】 (a)は、本発明の一実施例の、h=0.25λの場合の垂直偏波放射電界Eθの減衰量を示すグラフであり、(b)は、h=0.1λの場合の減衰量を示すグラフである。
【図6】 (a)は、従来の中央給電ダイポ−ルの放射指向性の一例を示すグラフであり(b)は、本発明の偏給電ダイポ−ルアンテナの放射指向性の一例を示すグラフである。
【図7】 (a)は、従来の中央給電ダイポ−ルアンテナの構成を示すブロック図であり、(b)は、(a)に阻止套管を装着したアンテナの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:同軸ケ−ブル
2:同軸ケ−ブルの外導体
3:同軸ケ−ブルの中心導体(芯線)
4:偏給電ダイポ−ルアンテナ
41:偏給電ダイポ−ルアンテナの第1エレメント
42:偏給電ダイポ−ルアンテナの第2エレメント
5:地板
6:中央給電ダイポ−ルアンテナ
61:中央給電ダイポ−ルアンテナの第1エレメント
62:中央給電ダイポ−ルアンテナの第2エレメント
7:阻止套管
Eθ:垂直偏波放射電界
Eφ:水平偏波放射電界[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bias feed dipole antenna in which coaxial cables are directly connected. This partial feed dipole antenna is used as an antenna for mobile communication such as PHS, for example.
[0002]
[Prior art]
In many cases, a linear antenna such as a dipole antenna feeds power by directly connecting a coaxial cable thereto.
[0003]
FIG. 7A shows an example in which the
[0004]
For this reason, when a coaxial cable is directly connected to a dipole antenna, power is supplied by using a “balun” such as a blocking tube, a branch conductor, a half-wave detour, and a split coaxial line. By making the leakage current flowing through the
[0005]
FIG. 7B is an example in which a blocking sleeve 7 is used to block leakage current flowing in the
Since the impedance when the blocking sleeve 7 side is viewed from the antenna element connection point is infinite, no leakage current flows through the coaxial cable
[0006]
Japanese Patent Publication No. 52-19062 discloses a conversion circuit (balun) that connects a microstrip line, which is an unbalanced circuit, and an antenna, which is a balanced circuit, on a circuit board. The stripline balanced-unbalanced conversion circuit disclosed therein is formed by vapor deposition on a dielectric substrate and consists of a balanced line consisting of a pair of line conductors and a branch conductor (stub) connected to the balanced line. ) And an unbalanced line connected to one of the connection points.
[0007]
An antenna which is a balanced circuit is connected to the other end of the balanced line. The stub forms a shorted stub having a length of λga / 2 with respect to the unbalanced radio wave wavelength λga, and short-circuits in the middle, that is, a position corresponding to λgb / 4 with respect to the balanced radio wave wavelength λgb. Therefore, for the balanced current, the stub length is λgb / 4 and a short-circuited stub is formed. Therefore, the impedance is infinite, and the balanced current does not flow to the stub side. On the other hand, since the stub length is λga / 2 and the tip is short-circuited with respect to the unbalanced current, the impedance is zero and all the unbalanced current flows to the stub side and does not flow to the antenna side.
[0008]
Japanese Patent Publication No. 63-66442 is an example of a balun formed into a plate shape. The balun circuit disclosed therein is based on a split coaxial line balun, and is provided with three strip lines having a flat conductor (triplet) structure, and one end thereof is connected to the end of the coaxial cable. That is, the upper and lower plates are connected to the outer conductor of the coaxial cable, the central plate is connected to the central conductor of the coaxial cable, and either the central plate or the upper and lower plates are connected at the other end of the triple plate. Are short-circuited with a conductor, and the load is connected to the upper and lower plate ends.
[0009]
With this configuration, unbalance-balance conversion is performed. In addition, the upper and lower plates are short-circuited with a conductor or the like at a position of about 1/4 wavelength within the tube from the load feeding point to form a balun. Therefore, since the impedance when the strip line is viewed from the load feeding point is infinite, the leakage current is zero, and matching with the load impedance is achieved by selecting the width of the three flat conductors.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
These baluns are balanced-unbalanced conversion circuits, and are effective when an unbalanced coaxial cable is connected to a balanced central feed dipole antenna.
[0011]
However, there is a partial feed dipole antenna, that is, a dipole antenna of a type in which the left and right element lengths of the dipole antenna are different, and therefore the feed is not a central feed but a partial feed. The biased dipole antenna has the advantage that the feed point impedance can be changed by adjusting the left and right element lengths, and the radiation directivity tilt can be adjusted by adjusting the left and right element lengths as well. The advantage is that the angle can be adjusted.
[0012]
6A shows an example of the radiation directivity characteristic of the central feed dipole antenna with a tilt angle of zero, and FIG. 6B shows an example of the radiation directivity having a tilt angle α of the bias feed dipole antenna. For example, if a bias feed dipole antenna with a tilt angle below the horizontal is used for the PHS base station antenna provided on the steel tower, there is little unnecessary radio wave emission, and the necessary radio wave emission to the ground is reduced. Strong and effective.
[0013]
However, even in a bias feed dipole antenna, a leakage current flows through the outer conductor of the coaxial cable. In the bias feed dipole antenna, the antenna element and the coaxial cable are both unbalanced, so that the leakage current cannot be prevented even if the balun described above is used. Therefore, in the bias feeding dipole antenna, unnecessary radio wave radiation from the coaxial cable cannot be suppressed and has not been put into practical use until now.
[0014]
The present invention suppresses leakage current flowing in the outer conductor of the coaxial cable and suppresses unnecessary radio wave radiation from the coaxial cable when the coaxial cable is directly connected to the feed dipole antenna to supply power. For the purpose.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The bias feeding dipole antenna directly connected to the coaxial cable of the present invention is:
(1) In the bias feed dipole antenna (4) installed at a distance h from the ground plane (5),
The impedance Za1 of the
[0016]
(2) In the bias feed dipole antenna (4) installed at a distance h from the ground plane (5),
The impedance Za2 of the
[0017]
(3) A bias feed dipole antenna (4) according to a preferred embodiment of the present invention has the first and second features. That is, the impedance of the antenna element (41) viewed from the connection point of the antenna element (41) directly connected to the outer conductor (2) of the coaxial cable (1) which is sufficiently small compared to the wavelength λ used. The imaginary part of Za1 is virtually zero, and the imaginary part of impedance Za2 of the
[0018]
(4) In a preferred embodiment of the present invention, in order to make the impedance Za1 substantially zero, the length l1 of the antenna element (41) is substantially an odd multiple of λ / 4.
[0019]
(5) In a preferred embodiment of the present invention, in order to make the impedance Za2 substantially infinite, the length l2 of the antenna element (42) is substantially an integral multiple of λ / 2.
[0020]
For ease of understanding, reference numerals of corresponding elements in the embodiments shown in the drawings and described later are added in parentheses for reference.
[0021]
Next, the operation principle of the bias feed dipole antenna directly connected to the coaxial cable according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0022]
FIG. 1A shows an example of a bias
[0023]
The feeding point is located at l1 from the left end of the
[0024]
The
[0025]
FIG. 1B shows a radiation electric field E of the
[0026]
FIG. 2A shows the power supply voltage V between the antenna terminal A and the antenna terminal B shown in FIG. As shown in FIG. 1A, the antenna terminal A and the antenna terminal C have the same potential because they are V / 2 lower than the potential of the intermediate potential point O between the terminal A and the terminal B, respectively.
[0027]
FIG. 2B shows only the balanced system components extracted from the supply voltage shown in FIG. 2A, and FIG. 2C shows only the unbalanced components. When disassembled in this way, the feeding voltage V between the antenna terminal A and the antenna terminal B shown in FIG. 1 ((a) in FIG. 2 is the balanced system component ((b) in FIG. 2)) and the unbalanced system component (FIG. 2). (C)) and can be examined independently.
[0028]
The balanced system component shown in FIG. 2B is the same as the component of a normal horizontal polarization dipole antenna, and the horizontal polarization is radiated by the currents Ib1 and Ib2. Further, since this antenna is a partial feed dipole in which the left antenna
[0029]
Since the balanced system component shown in FIG. 2B and the unbalanced system component shown in FIG. 2C are arranged at the position where the
[0030]
3A is the impedance on the left side from the terminal A in FIG. 2A, and Za2 in FIG. 3B is the impedance on the right side from the terminal B in FIG. -Zc in FIG. 3 (c) is a lumped constant of the impedance below the terminal C in FIG. 2 (a).
[0031]
When expressed in this way, the equivalent circuit of the bias
Icb = (Za1−Za2) (V / 2) [Za1 · Za2 + Zc (Za1 + Za2)] (1)
Icu = (Za1 + Za2) (V / 2) [Za1 · Za2 + Zc (Za1 + Za2)] (2).
[0032]
Therefore, the leakage current Ic at the terminal C is given by the following equation as the sum of Icb and Icu.
Ic = Icb + Icu
= Za1 ・ V / [Za1 ・ Za2 + Zc (Za1 + Za2)] (3)
Paying attention to the leakage current Ic shown in Equation (3), the radiation field Eθ of the unnecessary vertical polarization component is obtained. The radiated electric field Eθ can be obtained from the distribution Ic (z) of the leakage current Ic.
[0033]
[Expression 4]
[0034]
Here, the phase constant k is assumed to be equal to the free space 2π / λ. The applied current Io is expressed by the following equation as Io = Ic (h).
[0035]
[Equation 5]
[0036]
PL is a reflection coefficient at z = 0, and is expressed by the following equation.
PL = (ZL-Zo) / (ZL + Zo) (6)
Here, ZL represents the impedance below the
[0037]
The characteristic impedance Zo uses a value of the following equation.
Zo = 60 [(ln · 2h / a) −1] (7)
From the equation (4), the radiation field Eθ of the unnecessary vertical polarization component due to the leakage current is expressed by the following equation.
[0038]
[Equation 8]
[0039]
Since the height h of the antenna is lower than the ground plane 5 (h ≦ 1/4), the above equation becomes kz << 1, and can be expressed by the following equation as a result.
[0040]
[Equation 9]
[0041]
From the above equation, when Io = 0, the radiated electric field Eθ of unnecessary vertical polarization components due to leakage current can be made zero. The condition of Io = 0 is Ic = 0 from the equation (5).
[0042]
Therefore, from the equation (3), the following impedance is a condition.
Za1 = 0 (10)
Za2 = ∞ (11)
Za1 is an impedance when the left side is viewed from the terminal A as shown in FIG. 3A, and Za2 is an impedance when the right side is viewed from the terminal B as shown in FIG. 3B. It is.
[0043]
These can be expressed as follows when attention is paid to an imaginary part which is a main component of impedance (real part << imaginary part) as an open-ended line having approximately lengths l1 and l2.
Za1≈−jZo · cot (kl1) (12)
Za2≈-jZo.cot (kl2) (13).
[0044]
Therefore, the impedance conditional expressions (10) and (11) can be expressed by the element lengths l1 and l2 of the bias feed dipole antenna.
l1≈ (2n-1) λ / 4 (n = 1, 2,...) (14)
l2≈nλ / 2 (n = 1, 2,...) (15).
[0045]
From the above equation, it can be seen that unnecessary radiation can be suppressed by selecting the length of the elements l1 and / or l2.
[0046]
That is, one is a method of reducing the impedance Za1 by setting the length l1 of the
[0047]
Other objects and features of the present invention will become apparent from the following description of embodiments with reference to the drawings.
[0048]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0049]
【Example】
In this example, at a frequency f = 1500 MHz and a wavelength λ = 20 cm, a vertically polarized radiation electric field Eθ (unnecessary component) was measured using a dipole antenna with l / λ = 0.8 by changing the feed point position. . In the above, antenna element total length l = 0.8λ = 16 cm,
Antenna element radius a = 5 · λ / 1000 = 1 mm
The size of the
It was carried out under the conditions of
[0050]
(A) and (b) of FIG. 5 are graphs showing the results of confirming the theory described above. FIG. 5 (a) shows the result when the distance h = 0.25λ = 5 cm (that is, h = (1/4) λ) between the
[0051]
FIG. 5B shows the results when the distance h of the
[0052]
In general, if Eθ <−10 dB, it can be said that unnecessary radiation is suppressed. However, in this embodiment, as shown in FIGS. 5A and 5B, Za1 = When 0 and Za2 = ∞, it can be seen that the vertically polarized radiation electric field Eθ is suppressed by 10 dB or more. In the case of (b) in FIG. 5 (h = (1/10) λ) than in the case of (a) in FIG. 5 (h = (1/4) λ), the vertical polarized radiation electric field Eθ is greater. Attenuation is large. As described above, the effect of suppressing the vertically polarized radiation electric field Eθ is higher when the distance h between the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a perspective view showing a configuration of a bias feed dipole antenna of the present invention, and FIG. 1B is a vector diagram showing a direction of a radiated electric field E of the antenna.
2A is a block diagram showing a voltage V between terminals A and B shown in FIG. 1A divided into a balanced system and an unbalanced system, and FIG. Only the equilibrium system is shown, and (c) shows only the unbalance system.
3A is a schematic diagram showing an impedance when the left side is viewed from the
4A is an equivalent circuit diagram showing a balanced component of a biased feed dipole antenna, and FIG. 4B is an equivalent circuit diagram showing an unbalanced component of a biased feed dipole antenna.
FIG. 5A is a graph showing the amount of attenuation of a vertically polarized radiation electric field Eθ when h = 0.25λ, and FIG. 5B is a case where h = 0.1λ. It is a graph which shows the amount of attenuation.
6A is a graph showing an example of the radiation directivity of a conventional central feed dipole, and FIG. 6B is a graph showing an example of the radiation directivity of a biased feed dipole antenna of the present invention. is there.
7A is a block diagram showing a configuration of a conventional central feed dipole antenna, and FIG. 7B is a block diagram showing a configuration of an antenna in which a blocking sleeve is attached to FIG.
[Explanation of symbols]
1: Coaxial cable 2: Coaxial cable outer conductor 3: Coaxial cable center conductor (core wire)
4: Partially fed dipole antenna 41:
Claims (5)
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの外導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。In the bias feed dipole antenna installed at a distance h from the ground plane,
The imaginary part of the impedance Za1 of the antenna element viewed from the connection point of the antenna element directly connected to the outer conductor of the coaxial cable is substantially zero compared to the wavelength λ used by the distance h. A bias feed dipole antenna directly connected to a coaxial cable.
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの中心導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。In the bias feed dipole antenna installed at a distance h from the ground plane,
The imaginary part of the impedance Za2 as viewed from the connection point of the antenna element directly connected to the central conductor of the coaxial cable is substantially infinite as the distance h is sufficiently smaller than the wavelength λ used. A partial feed dipole antenna having a coaxial cable directly connected thereto.
距離hが使用する波長λに比較して十分に小さく、かつ同軸ケ−ブルの外導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa1の虚部が実質上零で、前記同軸ケ−ブルの中心導体に直結接続したアンテナエレメントの、接続点より見たインピ−ダンスZa2の虚部が実質上無限大であることを特徴とする、同軸ケ−ブルを直結した偏給電ダイポ−ルアンテナ。In the bias feed dipole antenna installed at a distance h from the ground plane,
The imaginary part of the impedance Za1 viewed from the connection point of the antenna element directly connected to the outer conductor of the coaxial cable is sufficiently smaller than the wavelength λ used for the distance h is substantially zero, An offset feed die with a direct connection to a coaxial cable, characterized in that the imaginary part of the impedance Za2 as viewed from the connection point of the antenna element directly connected to the central conductor of the coaxial cable is substantially infinite. -Le antenna.
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