JP3677032B1 - 係留装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水面が上昇した場合にも浮遊体が水没することがなく、また水面が下降した場合も浮遊体が四方に移動せず、浮遊体を定位置に係留することができ、水面利用効率を向上させることができ、しかも安価であって故障が少ない係留装置を提供する。
【解決手段】 この係留装置Bは、浮遊体に一端部が固定されたアーム2と、前記アームに挿通され、該アームを垂直方向に案内するガイドパイプ20と、前記ガイドパイプに設けられた係留フロート5と、前記ガイドパイプの内部を挿通し、一端部に錘6が取り付けられた係留ロープ21と、前記ガイドパイプの上端部に設けられた、係留ロープを案内するガイドローラ31,32と、前記係留ロープの他端部に取り付けられた緊張用錘33とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は係留装置に関し、詳しくは、植物栽培用筏、真珠、魚介類、海苔等の養殖用筏等の浮遊体を定位置に係留することができる係留装置に関する。
従来から、内水面、湖沼、河川、調整池、海洋(湾)等において、筏等の浮遊体を用いて、植物栽培、真珠、魚介類、海苔等の養殖がなされている。特に、最近、汚染された内水面、湖沼、調整池等において植物を水耕栽培し、内水面、湖沼、調整池等を浄化する試みがなされている。
これら用途に用いられる筏等の浮遊体は、所定の目的を達するまで、長期間定められた場所に係留される。この係留装置としては、従来から図3に示すような係留装置が一般的に用いられている。図3に基づいて係留装置50について説明すると、符号51は浮遊体である筏であって、この筏50の縁部に係留ロープ52が連結され、この係留ロープ52の他端には錘53が取り付けられている。そして、前記係留ロープ52に弛みを持たせた状態で錘53を水底に沈め、筏51を定められた場所に係留する。
前記したように係留ロープ52に弛みを持たせた状態で係留するのは、水面が上昇した場合に、筏51も水面の上昇に合わせて、上昇可能となすためである。即ち、係留ロープ52を緊張状態として筏51を係留した場合、水面が上昇した際、筏51は水面下に水没し、筏51の破損、また筏51で栽培、養殖していた物の破損、流出という問題が生じるためである。
かかる弊害の発生を防止するため、前記したように筏51は、係留ロープ52に弛みを持たせた状態で係留されている。
ところで、前記したように、係留ロープに弛みを持たせた状態で筏を係留したとしても、係留ロープの弛み以上に水面が上昇した場合には、前記したように、筏が水面下に水没するという問題があった。
また、前記したように筏は係留ロープに弛みを持たせた状態で係留されているため、必ずしも定位置に係留されず、所定の範内を浮遊する。しかも、筏の水没を防止するため、係留ロープに弛みをよりもたせて筏を係留した場合には、筏はより広い範囲を浮遊する。
その結果、筏を隣接して多数、設置した場合、筏同士が衝突し破損する虞があり、また座礁、岸辺への打ち上げ、消失の危険があった。一方、衝突を避けるため、筏の配置間隔を広くすると、水面利用効率が低下するという問題があった。
かかる問題を解決するため、図4に示すような係留装置を備えた筏が考えられる。
この係留装置Aは、浮遊体である筏1に一端部が固定されたアーム2と、前記アーム2に形成された貫通孔2aを挿通するガイドパイプ20と、前記ガイドパイプ20に設けられた係留フロート5と、前記ガイドパイプ20の内部を挿通し、一端部に錘6が取り付けられた係留ロープ21と、前記係留ロープ21を巻き取る巻取りローラ22と、前記巻取りローラ22を駆動する駆動モータ23とを備えている。
また、図4に示すように太陽光発電パネル24及びバッテリ25が設けられ、太陽光発電パネル24からのエネルギーをバッテリ25に蓄電し、前記駆動モータ23を駆動するように構成されている。また符号26は、巻取りローラ22を回転させるためのチェーンあるいはベルトである。なお、巻取りローラ22、駆動モータ23等は、筏1上に設けられている。
また、前記ガイドパイプ20の上端にはローラ27と、スイッチ28が設けられている。前記ローラ27は係留ロープ21がガイドパイプ20の上端部で摺れることなく巻取りローラ22に導くものである。
またスイッチ28は係留ロープ21の張力を検知し、オン、オフするスイッチであり、係留ロープ21のたるみを検知すると、前記スイッチ28がオンし、駆動モータ23を駆動して、係留ロープ21を巻取りローラ22に巻き取るように構成されている。また、係留ロープ21のたるみが無くなると、前記スイッチ28がオフし、駆動モータ23の駆動が停止し、巻取りローラ22の回転が停止するように構成されている。
また、前記ガイドパイプ20の内部には、係留ロープ21を案内するガイド部20aが設けられている。このガイド部20aは円盤状の板部材の中心に貫通孔が形成されたもので、前記貫通孔に係留ロープ21を挿通させることにより、係留ロープ21はガイド部20aにより案内される。
次に、この係留装置の動作、作用について図4に基づいて説明する。なお、図4に示す状態が通常の状態である。
この状態おいて、筏1はガイドパイプ20と係留ロープ21とにより浮遊が抑制される。即ち、筏1はアーム2に形成された空間部2aの範囲おいて浮遊する。また、前記ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5はたるみのない係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限される。
したがって、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1の浮遊する範囲は、より狭い範囲となる。
そして、この図4に示す状態から水面が上昇すると、筏1及び係留フロート5は共に上昇する。そして、所定力以上の張力が係留ロープ21にかかると、係留ロープ21は巻取りローラ22から引き出される。
このとき、巻取りローラは強制的に逆回転するため、一定の負荷がかかった状態で係留ロープ21は巻取りローラ22から引き出される。そのため、係留ロープ21はたるむことなく巻取りローラ22から引き出される。また、必要以上に係留ロープ21が巻取りローラ22から引き出されることもない。
筏1及び係留フロート5の上昇後は、前記した場合と同様に、筏1はアーム2に形成された空間部2aの範囲内において浮遊する。また、前記ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5は、たるみのない係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限される。その結果、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1はより狭い範囲で浮遊する。
また、この図4に示す状態から水面が下降すると、筏1及び係留フロート5は共に下降する。これに伴い、係留ロープ21にたるみが生じ、スイッチ28がオンする。このスイッチ28のオンにより、駆動モータ23が駆動され、たるみが生じた係留ロープ21を巻取りローラ22に巻き取る。その結果、係留ロープ27はたるみのない、一定の張力状態に置かれる。
筏1及び係留フロート5の下降後は、前記した場合と同様に、筏1はアーム2に形成された空間部2aの範囲内において浮遊する。また、前記ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5は、たるみのない係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限される。その結果、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1はより狭い範囲で浮遊する。
更に、筏1が風等の影響で水面を流されると、アーム2の貫通孔2aとガイドパイプ20が衝突し、前記ガイドパイプ20を斜めに傾けようとする。しかしながら、前記ガイドパイプが斜めに傾くことによって係留フロート5は水没しようとするが、係留フロート5に大きな浮力が生じる。その結果、係留フロート5によってガイドパイプ20は垂直状態に復帰し、前記筏1は所定の位置に戻される。
このような筏にあっては、水面が上昇した場合にも浮遊体である筏が水没することがなく、しかも水面の上下動にかかわらず、浮遊体である筏を所定の位置に係留することができる。
しかしながら、この係留装置Aにあっては、係留ロープ21を巻き取るための駆動モータ23、係留ロープ21のたるみを検出するスイッチ28、前記駆動モータ23を駆動するためのバッテリ25等を備える必要があり、コスト高になるという問題があった。また、前記筏1は水面上に野晒しになるため、前記係留ロープ21を駆動モータ23で巻き取ることは、故障の原因にもなり、好ましいものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、水面が上昇した場合にも浮遊体が水没することがなく、また水面が下降した場合も浮遊体が四方に移動せず、浮遊体を定位置に係留することができ、水面利用効率を向上させることができ、しかも安価であって故障が少ない係留装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するためになされた本発明にかかる係留装置は、浮遊体に一端部が固定されたアームと、前記アームに挿通され、該アームを垂直方向に案内するガイドパイプと、前記ガイドパイプに設けられた係留フロートと、前記ガイドパイプの内部を挿通し、一端部に水底に位置する錘が取り付けられた係留ロープと、前記ガイドパイプの上端部に設けられた、係留ロープを案内するガイドローラと、前記係留ロープの他端部に水底から離れた状態で取り付けられた、係留ロープを緊張させる緊張用錘とを備えることを特徴としている。
このように構成されているため、係留ロープのたるみは、前記係留ロープの他端部に、水底から離れた状態で取り付けられた緊張用錘によって常に除去され、浮遊体を定位置に係留することができる。その結果、浮遊体を隣接して多数配置しても、浮遊体同士の衝突を防止でき、水面利用効率を向上させることができる。
また、水面が上下動した場合、浮遊体は共に浮き沈みするガイドパイプに案内され、上下動する。したがって、浮遊体が水面下に水没することはない。
しかも、駆動モータ等の電気的手段を用いていないため、安価に清掃することができ、しかも故障が少ない。
ここで、前記ガイドローラは、ガイドローラ取付け部材を介して、ガイドパイプの上端部に取り付けられたことが望ましく、また前記ガイドローラ取付け部材の傾斜角度が、可変可能に構成されていることが望ましい。
このように、前記ガイドローラ取付け部材の傾斜角度が可変可能に構成されている場合には、水深の深さに拘わらず、係留ロープの長さを調整することなく、係留装置を用いることができる。
また、前記ガイドパイプの下端部に、ガイドパイプ起立用錘が設けられていることが望ましい。このように、前記ガイドパイプの下端部にガイドパイプ起立用錘が設けられている場合には、傾いたガイドパイプを素早く垂直状態(起立状態)になすことができる。
本発明によれば、水面が上昇した場合にも浮遊体が水没することがなく、また水面が下降した場合も浮遊体が四方に移動せず、浮遊体を定位置に係留することができ、水面利用効率を向上させることができ、しかも安価であって故障が少ない係留装置を得ることができる。
次に、本発明にかかる係留装置Bの一実施形態について、図1に基づいて説明する。なお、図4に示した部材と同一、あるいは相当する部材は同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
この係留装置Bは、浮遊体である筏1に一端部が固定されたアーム2と、前記アーム2に形成された貫通孔2aを挿通するガイドパイプ20と、前記ガイドパイプ20に設けられた係留フロート5と、前記ガイドパイプ20の内部を挿通し、一端部に水底に位置する錘6が取り付けられた係留ロープ21と、前記ガイドパイプ20の上端部に設けられた、係留ロープを案内するガイドローラ31,32と、前記係留ロープ21の他端部に水底から離れた状態で取り付けられた、係留ロープを緊張させる緊張用錘33とを備えている。
また、前記ガイドパイプ20の上端部に設けられたガイドローラ31,32は、前記上端部に取り付けられた取付け部材30に設けられている。そして、この取付け部材30のガイドローラ31,32の反対側には、バランスウエイト34が設けられている。
このバランスウエイト34は、前記した係留ロープ21に一定の張力を与える緊張用錘33とバランスを保ち、前記ガイドパイプ20を垂直の状態に為すために設けられている。
更に、ガイドパイプ20の下端部には、ガイドパイプ起立用錘35が設けられている。この錘35により、傾いたガイドパイプ20は、より起立しやすく、より早く垂直状態になすことができる。
更にまた、ガイドパイプ20の内部には、係留ロープ21を案内するガイド部20aが設けられている。このガイド部20aは円盤状の板部材の中心に貫通孔が形成されたもので、前記貫通孔に係留ロープ21を挿通させることにより、係留ロープ21はガイド部20aにより案内される。
次に、この一実施形態にかかる係留装置の動作、作用について図1に基づいて説明する。なお、図1に示す状態が通常の状態である。
この状態おいて、ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5は、緊張用錘33によってたるみが除去された係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限され、筏1はガイドパイプ20と係留ロープ21とにより浮遊が抑制される。
したがって、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1の浮遊する範囲は、より狭い範囲となる。
そして、この図1に示す状態から水面が上昇すると、筏1及び係留フロート5は共に上昇する。このとき、前記係留ロープ21には、緊張用錘33がその一端に設けられているため、所定力以上の張力が維持されている。
その結果、筏1及び係留フロート5の上昇後においても、前記ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5は、たるみのない係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限され、筏1はアーム2に形成された空間部2aの範囲内において浮遊する。即ち、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1はより狭い範囲で浮遊する。
また、この図1に示す状態から水面が下降すると、筏1及び係留フロート5は共に下降する。このとき、前記係留ロープ21には、緊張用錘33がその一端に設けられているため、所定力以上の張力が維持されている。
その結果、筏1及び係留フロート5の下降後においても、前記ガイドパイプ20が固定されている係留フロート5は、たるみのない係留ロープ21によって、浮遊する範囲が極小さな範囲に制限され、筏1はアーム2に形成された空間部2aの範囲内において浮遊する。即ち、従来の係留ロープと錘による係留装置に比べて、筏1はより狭い範囲で浮遊する。
更に、筏1が風等の影響で水面を流されると、アーム2の貫通孔2aとガイドパイプ20が衝突し、前記ガイドパイプ20を斜めに傾けようとする。しかしながら、前記ガイドパイプ20が斜めに傾くことによって係留フロート5は水没しようとするが、係留フロート5に大きな浮力が生じる。その結果、係留フロート5によってガイドパイプ20は垂直状態に復帰し、前記筏1は所定の位置に戻される。また、前記ガイドパイプ20の下端部にガイドパイプ起立用錘35が設けられているため、より早く、前記ガイドパイプ20は垂直状態に復帰する。
このように、この実施形態の係留装置Bにあっても、水面が上昇した場合にも浮遊体である筏が水没することがなく、しかも水面の上下動にかかわらず、浮遊体である筏を所定の位置に係留することができる。
尚、上記実施形態にあっては、駆動モータ、巻取りローラ等を用いていないため、より安価に製造することができ、しかも、電気的手段を用いていないために、故障することが少ない。
また、前記実施形態にあっては、取付け部材30上にガイドローラ31,32が設けられた場合を示したが、図2に示すように、取付け部材30上にローラ取付け部材36a,36bを設け、このローラ取付け部材36a,36bにガイドローラ31,32を取り付けても良い。
そして、前記ローラ取付け部材36bが、取付け部30に対して上方に傾斜して設けられているため、水深が浅い所においても係留ロープ21を短くすることなく、本発明にかかる係留装置を用いることができる。
特に、ローラ取付け部材3bの取付け部30に対する傾斜角度(θ)を可変できるように構成することが望ましい。
具体的に説明すれば、ローラ取付け部材36bを取付け部材30上に立設し、ガイドローラ31を設ける。またローラ取付け部材36aをローラ取付け部材36bに対して回動可能に取付け、ガイドローラ32を設ける。更に、前記ローラ取付け部材36aには固定部36cが設けられ、前記固定部36cが取付け部材30に設けられたねじ部37に、ナット38により固定される。このように構成することにより、ローラ取付け部材36aを所定の傾斜角度をもって固定することができる。
そして、ローラ取付け部材36aに、複数の固定部36cを設け、同様に複数のねじ部を設けることにより、傾斜角度を変えて固定することができる。なお、この傾斜角度を可変する構成は、前記した構成に限定されるものではなく、種々の構成を採用することができる。
これにより、係留ロープ21自体の長さを調整することなく、あらゆる水深の湖等で、本発明にかかる係留装置を用いることができる。
本発明は、前記した筏に限定されることなく、あらゆる浮遊体の係留に用いることができる。例えば、海洋セーフゾーン、海洋観測基地、海洋ヘリポート、海洋飛行場、水上レストラン、水産加工所、水上パーク、水面公園、釣り場等を形成した浮遊体の係留に用いることができ、係留場所も海洋、内水面、川、湖等、特に限定されることなく用いることができる。
図1は、本発明にかかる係留装置の一実施形態を示す構成概略図である。 図2は、本発明にかかる係留装置の一実施形態の変形例を示す構成概略図である。 図3は従来の係留装置を示す構成概略図である。 図4は、従来の係留装置の課題を解決するために考えられる係留装置の構成概略図である。
符号の説明
A 係留装置
B 係留装置
1 筏(浮遊体)
2 アーム
5 係留フロート
6 錘
20 ガイドパイプ
21 係留ロープ
30 取付け部材
31 ガイドローラ
32 ガイドローラ
33 緊張用錘
34 バランスウエイト
35 ガイドパイプ起立用錘
36a ローラ取付け部材
36b ローラ取付け部材
36c 固定部
37 ねじ部
38 ナット

Claims (4)

  1. 浮遊体に一端部が固定されたアームと、前記アームに挿通され、該アームを垂直方向に案内するガイドパイプと、前記ガイドパイプに設けられた係留フロートと、前記ガイドパイプの内部を挿通し、一端部に水底に位置する錘が取り付けられた係留ロープと、前記ガイドパイプの上端部に設けられた、係留ロープを案内するガイドローラと、前記係留ロープの他端部に水底から離れた状態で取り付けられた、係留ロープを緊張させる緊張用錘とを備えることを特徴とする係留装置。
  2. 前記ガイドローラは、ガイドローラ取付け部材を介して、ガイドパイプの上端部に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載された係留装置。
  3. 前記ガイドローラ取付け部材の傾斜角度が可変可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載された係留装置。
  4. 前記ガイドパイプの下端部に、ガイドパイプ起立用錘が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された係留装置。
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