JP3675099B2

JP3675099B2 - Weft cutting device for loom

Info

Publication number: JP3675099B2
Application number: JP07767097A
Authority: JP
Inventors: 弘本田; 康孝村上
Original assignee: Toyota Industries Corp
Current assignee: Toyota Industries Corp
Priority date: 1997-03-28
Filing date: 1997-03-28
Publication date: 2005-07-27
Anticipated expiration: 2017-03-28
Also published as: JPH10273856A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筬と一体的に揺動する緯入れ用メインノズルによって緯入れされた緯糸を固定刃と可動刃との協働によって緯入れ用メインノズルから切断分離する緯糸切断装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
特開平２−１５４０３５号公報、特開平３−４５７５１号に開示されるように、緯入れ待機時における緯入れ用メインノズルの先端からの緯糸の延び出し長さを抑制することは、緯入れミスの防止の上で重要である。特開平２−１５４０３５号公報の装置では、多色ジェットルームにおいて各緯入れ用メンノズルから射出される緯糸の切断タイミングを緯入れ用メンノズル別に異ならせ、緯入れ待機時における各緯糸の緯入れ用メインノズルからの延び出し長さを一定長に揃えるようになっている。特開平３−４５７５１号の装置では、緯入れ用メインノズルの先端に固定の切り刃と可動の切り刃とを備えた切断機構を取り付け、緯入れ用メインノズルの揺動領域の範囲外に配置されたソレノイドによって前記可動の切り刃を駆動するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
特開平２−１５４０３５号公報の装置では、緯入れ用メインノズルからの緯糸の延び出し長さが一定長に揃えられ、この一定長は切断タイミングがどの緯糸に対しても一定のときの最短長さの延び出し長さにできる。しかし、この最短長さは１色の緯糸のみを緯入れするときの延び出し長さであり、延び出し長さを従来よりも実質的に短くすることはできない。
【０００４】
特開平３−４５７５１号の装置では、緯入れ用メインノズルからの延び出し長さをほぼ零にすることができる。しかし、緯入れ用メインノズルに切断機構を取り付ける構成は、揺動する部材全体の重量が増大するという欠点がある。
【０００５】
本発明は、揺動する部材全体の重量の増大をもたらすことなく緯入れ用メインノズルからの延び出し長さを短くすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
そのために請求項１の発明では、緯入れ用メンノズル側から固定刃及び可動刃をこの順に配置し、前記緯入れ用メインノズルの先端の揺動軌跡を含む平面を前記固定刃の厚み範囲内に配置した。
【０００７】
緯糸切断時には緯入れ用メインノズルの先端が固定刃の厚み範囲までせり出しており、緯入れ用メインノズルの先端が固定刃の厚み範囲までせり出していない従来装置に比して緯糸切断後の緯入れ用メインノズルからの緯糸の延び出し長さが短くなる。又、緯入れ用メインノズルの先端と固定刃の刃線との距離が短くなるため、低張力状態で緯糸を切断することができる。
【０００８】
請求項２の発明では、緯糸切断時には緯入れ用メインノズルの先端を前記固定刃の直上に配置し、前記固定刃と可動刃との間の切断領域を固定刃の上側とした。
【０００９】
緯入れ用メインノズルの揺動中心は緯入れ用メインノズルの下方であり、可動刃と固定刃との間の切断領域における緯入れ用メインノズルの先端の揺動軌跡は固定刃の上方にある。固定刃と可動刃との間の切断領域を固定刃の上側とした構成は、本発明の適用に好適である。
【００１０】
請求項３の発明では、請求項２における固定刃の刃線を前記切断領域における前記緯入れ用メインノズルの先端の揺動軌跡と略平行にした。
固定刃の刃線を前記揺動軌跡と略平行にした構成は、従来の定位置で緯糸を切断するためのカッターガイドを不要にすることに寄与する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第１の実施の形態を図１〜図５に基づいて説明する。
【００１２】
図１に示すように、スレイ１１上には緯入れ用メインノズル１２が取り付けられている。緯入れ用メインノズル１２から射出された緯糸Ｙは変形筬１３前面の緯入れ通路１３１内を飛走する。緯入れ通路１３１内の緯糸Ｙは緯入れ用補助ノズル１４の噴射によって牽引される。経糸Ｔの開口内へ緯入れされた緯糸Ｙは変形筬１３によって織布Ｗの織前Ｗ１に筬打ちされる。
【００１３】
図２及び図３は緯糸切断装置１６を示す。固定部１７に固設された支持台１８にはロータリソレノイド１９が取り付けられており、支持台１８に回動可能に支持された支軸２０には可動刃２１が止着されている。ロータリソレノイド１９の出力軸１９１の往復回動は駆動レバー２２を介して可動刃２１に伝達され、可動刃２１が支軸２０を中心にして往復回動する。支持台１８には支持板２３が止着されており、支持板２３には固定刃２４が止着されている。支持板２３、固定刃２４及び可動刃２１はこの順に緯入れ用メインノズル１２側から織布Ｗ側にかけて並設されている。緯入れが正常に行われた場合には緯糸切断装置１６が変形筬１３の筬打ち直後に緯糸Ｙを緯入れ用メインノズル１２から切断分離する。
【００１４】
固定刃２４の刃線２４１は織布Ｗの面と略平行に配設されている。又、刃線２４１は織布Ｗの面より下側にある。緯入れ用メインノズル１２の加速管１５の先端１５１は、図２及び図３に示す軌跡Ｌに沿って移動する。軌跡Ｌは織布Ｗの面と略平行であり、刃線２４１は軌跡Ｌと略平行である。図４は平面図、図５は正面図である。図４における加速管１５の実線位置は緯糸切断時点の位置であり、加速管１５の鎖線位置は筬打ち時点の位置である。図５における加速管１５の実線位置は緯糸切断時点の位置である。緯糸切断時には加速管１５の先端１５１は固定刃２４の直上で固定刃２４の厚み範囲Ｄにせり出している。即ち、加速管１５の先端１５１の軌跡Ｌを含む平面Ｈは固定刃２４の厚み範囲Ｄ内に配置されている。
【００１５】
第１の実施の形態では以下の効果が得られる。
（１-1）可動刃２１と固定刃２４との間の切断領域内では緯入れ用メインノズル１２の先端１５１が固定刃２４の厚み範囲Ｄまでせり出している。従って、緯入れ用メインノズル１２の先端１５１と固定刃２４の刃線２４１との距離は、緯入れ用メインノズルの先端が固定刃の厚み範囲までせり出していない従来装置に比して短くなる。その結果、緯糸切断後の緯入れ用メインノズル１２の先端１５１からの緯糸の延び出し長さが前記従来装置よりも短くなる。
（１-2）一般的に、糸を切断する場合には糸張力は高い方がよい。緯糸切断時の緯糸張力が高いと、もじり耳形成用の経糸の張力を高くする必要がある。しかし、もじり耳形成用の経糸の張力が高いとこの張力がもじり耳を引っ張り過ぎて房耳がもじり耳形成用の経糸の把持作用から抜け、良好な耳形成が阻害される。房耳がもじり耳形成用の経糸の把持作用から抜けないようにするには房耳を長くすればよいが、これは緯糸Ｙのロスとなる。
【００１６】
図５の加速管１５の鎖線位置は、緯入れ用メインノズルの先端が固定刃の厚み範囲までせり出していない従来装置における緯糸切断時点の位置である。角度θ２は、従来の切断位置における緯糸Ｙの屈曲程度を表し、角度θ１は本実施の形態の切断位置における緯糸Ｙの屈曲程度を表す。切断位置（固定刃２４の刃線２４１の位置）における屈曲程度が大きくなれば加速管１５の先端１５１の内縁１５２における緯糸Ｙの屈曲程度（角度θ３で表す）も大きくなる。角度θ３で表す屈曲程度が大きいほど緯糸切断の際の緯糸の伸び及びずれが少なく、固定刃２４の刃線２４１上の所定位置での緯糸切断が安定して行われる。従って、緯糸Ｙが低張力の状態で緯糸Ｙを定位置で確実に切断することができ、房耳の長さを短くすることができる。
（１-3）緯入れ用メインノズル１２の揺動中心は緯入れ用メインノズル１２の下方であり、可動刃２１と固定刃２４との間の切断領域における緯入れ用メインノズル１２の先端１５１の軌跡Ｌは固定刃２４の上方にある。緯入れ用メインノズル１２の先端１５１を固定刃２４の刃線２４１に可及的に近づけることは先端１５１からの緯糸の延び出し長さを短くする上で必要である。固定刃２４と可動刃２１とによる切断領域を固定刃２４の上側にして軌跡Ｌを描かせる構成は、先端１５１を固定刃２４の刃線２４１に可及的に近づける上で好適である。
（１-4）固定刃２４の刃線２４１は軌跡Ｌと略平行であり、緯入れ用メインノズル１２の先端１５１は筬打ち時点以後の織前Ｗ１からの後退の際には固定刃２４の刃線２４１と略平行に移動する。従って、筬打ち以後に緯糸Ｙが刃線２４１から急激に離れてゆくことはない。刃線２４１から急激に離れてゆく緯糸を可動刃２１で押さえ込んで切断しようとすると、緯糸Ｙが固定刃２４の先端側へ逃げ易く、固定刃の刃線上の定位置での緯糸切断が難しくなる。刃線２４１を軌跡Ｌと略平行とした構成は、刃線２４１上の定位置での緯糸Ｙの切断に寄与する。さらに、定位置での緯糸Ｙの切断の安定性は、定位置での緯糸切断を確実にするためのカッターガイドを不要とする。
【００１７】
次に、図６の第２の実施の形態を説明する。第１の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、固定刃２４の刃線２４２が緯入れ用メインノズル１２の先端１５１の軌跡Ｌに対して傾いており、固定刃２４の先端側にはガイド縁２４３が形成されている。刃線２４２とガイド縁２４３とは互いに逆向きに傾いている。ガイド縁２４３は緯糸Ｙを固定刃２４の刃線２４２と可動刃２１の刃線２１１との間の切断領域へ円滑に誘導する。軌跡Ｌに対して傾けられた刃線２４２は、前記切断領域へ導入された緯糸Ｙをこの切断領域の所定位置で確実に切断することに寄与する。
【００１８】
次に、図７の第３の実施の形態を説明する。第１の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態では、固定刃２４の刃線２４４が先端１５１の軌跡Ｌに対して傾いており、刃線２４４上には係止部２４５が形成されている。緯糸Ｙは係止部２４５に係止されて切断される。従って、緯糸Ｙは係止部２４５という所定の位置で常に切断され、緯入れ用メインノズル１２の先端１５からの緯糸延び出し長さ及び房耳Ｙ１の長さが安定して揃えられる。
【００１９】
本発明は、可動刃が固定刃の下側に位置するような緯糸切断装置にも適用できる。
又、本発明は、複数本の緯入れ用メインノズルを使って多色緯入れを行なう織機にも適用できる。
【００２０】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、緯入れ用メインノズルの先端の揺動軌跡を含む平面を前記固定刃の厚み範囲内に配置したので、緯入れ待機時における緯入れ用メインノズルからの緯糸延び出し長さを短くすることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態を示す斜視図。
【図２】緯糸切断装置の外側面図。
【図３】緯糸切断装置の内側面図。
【図４】緯糸切断装置の平面図。
【図５】緯糸切断装置の背面図。
【図６】第２の実施の形態を示す緯糸切断装置の要部外側面図。
【図７】第３の実施の形態を示す緯糸切断装置の要部外側面図。
【符号の説明】
１２…緯入れ用メインノズル、１５１…先端、２１…可動刃、２４…固定刃、２４１，２４２，２４４…刃線、Ｙ…緯糸、Ｄ…厚み範囲、Ｈ…平面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a weft cutting device that cuts and separates a weft thread inserted by a weft insertion main nozzle that swings integrally with a kite from a weft insertion main nozzle by cooperation of a fixed blade and a movable blade. .
[0002]
[Prior art]
As disclosed in JP-A-2-154035 and JP-A-3-45751, suppressing the extension length of the weft thread from the tip of the main nozzle for weft insertion at the time of weft insertion standby is a mistake in weft insertion. It is important for prevention. In the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2-153535, the cutting timing of the wefts ejected from each weft insertion men nozzle in the multi-color jet loom is different for each weft insertion men nozzle, and the main for weft insertion of each weft in the weft insertion standby The extended length from the nozzle is made uniform. In the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 3-45751, a cutting mechanism having a fixed cutting blade and a movable cutting blade is attached to the tip of the main nozzle for weft insertion, and is disposed outside the range of the swing region of the main nozzle for weft insertion. The movable cutting blade is driven by a solenoid.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2-154355, the length of the weft thread extending from the main nozzle for weft insertion is made constant, and this constant length is the shortest length when the cutting timing is constant for every weft. The length can be extended. However, this shortest length is the extended length when wefts of only one color are inserted, and the extended length cannot be made substantially shorter than the conventional length.
[0004]
In the apparatus disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 3-45751, the extension length from the weft insertion main nozzle can be made substantially zero. However, the configuration in which the cutting mechanism is attached to the weft insertion main nozzle has a drawback that the weight of the entire swinging member increases.
[0005]
An object of the present invention is to shorten the length of extension from the main nozzle for weft insertion without increasing the weight of the entire swinging member.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the first aspect of the present invention, the fixed blade and the movable blade are arranged in this order from the weft insertion men nozzle side, and a plane including the swing locus of the tip of the main insertion nozzle is within the thickness range of the fixed blade. Arranged.
[0007]
At the time of weft cutting, the tip of the main nozzle for weft insertion protrudes to the thickness range of the fixed blade, and weft insertion after weft cutting compared to conventional devices where the tip of the main nozzle for weft insertion does not protrude to the thickness range of the fixed blade The length of the weft extending from the main nozzle for use is shortened. Further, since the distance between the tip of the main nozzle for weft insertion and the blade line of the fixed blade is shortened, the weft can be cut in a low tension state.
[0008]
In the invention of claim 2, when cutting the weft, the tip of the main nozzle for weft insertion is arranged immediately above the fixed blade, and the cutting area between the fixed blade and the movable blade is the upper side of the fixed blade.
[0009]
The swing center of the weft insertion main nozzle is below the weft insertion main nozzle, and the swing locus of the tip of the weft insertion main nozzle in the cutting area between the movable blade and the fixed blade is above the fixed blade. . A configuration in which the cutting area between the fixed blade and the movable blade is the upper side of the fixed blade is suitable for application of the present invention.
[0010]
In the invention of claim 3, the blade line of the fixed blade in claim 2 is made substantially parallel to the swinging locus of the tip of the weft insertion main nozzle in the cutting region.
The configuration in which the blade line of the fixed blade is substantially parallel to the swing locus contributes to eliminating the need for a cutter guide for cutting the weft yarn at a conventional fixed position.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
As shown in FIG. 1, a main nozzle 12 for weft insertion is attached on the sley 11. The weft Y ejected from the weft insertion main nozzle 12 flies through the weft insertion passage 131 in front of the deformed rod 13. The weft Y in the weft insertion passage 131 is pulled by the injection of the auxiliary nozzle 14 for weft insertion. The weft Y that has been inserted into the opening of the warp T is beaten on the front weave W1 of the woven fabric W by the deformation rod 13.
[0013]
2 and 3 show the weft cutting device 16. A rotary solenoid 19 is attached to a support base 18 fixed to the fixed portion 17, and a movable blade 21 is fixed to a support shaft 20 that is rotatably supported by the support base 18. The reciprocating rotation of the output shaft 191 of the rotary solenoid 19 is transmitted to the movable blade 21 via the drive lever 22, and the movable blade 21 reciprocates about the support shaft 20. A support plate 23 is fixed to the support base 18, and a fixed blade 24 is fixed to the support plate 23. The support plate 23, the fixed blade 24, and the movable blade 21 are arranged in this order from the main nozzle 12 for weft insertion to the woven fabric W side. When the weft insertion is performed normally, the weft cutting device 16 cuts and separates the weft Y from the main nozzle 12 for weft insertion immediately after the deformation rod 13 is beaten.
[0014]
The blade line 241 of the fixed blade 24 is disposed substantially parallel to the surface of the woven fabric W. The blade line 241 is located below the surface of the woven fabric W. The tip 151 of the acceleration tube 15 of the weft insertion main nozzle 12 moves along a locus L shown in FIGS. The locus L is substantially parallel to the surface of the woven fabric W, and the blade line 241 is substantially parallel to the locus L. 4 is a plan view, and FIG. 5 is a front view. The solid line position of the acceleration tube 15 in FIG. 4 is the position at the time of weft cutting, and the chain line position of the acceleration tube 15 is the position at the time of beating. The solid line position of the acceleration tube 15 in FIG. 5 is the position at the time of weft cutting. At the time of weft cutting, the tip 151 of the acceleration tube 15 protrudes to the thickness range D of the fixed blade 24 immediately above the fixed blade 24. That is, the plane H including the locus L of the tip 151 of the acceleration tube 15 is disposed within the thickness range D of the fixed blade 24.
[0015]
The following effects can be obtained in the first embodiment.
(1-1) In the cutting region between the movable blade 21 and the fixed blade 24, the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 protrudes to the thickness range D of the fixed blade 24. Accordingly, the distance between the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 and the blade line 241 of the fixed blade 24 is shorter than that of the conventional apparatus in which the tip of the main nozzle for weft insertion does not protrude to the thickness range of the fixed blade. As a result, the extending length of the weft from the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 after weft cutting is shorter than that of the conventional device.
(1-2) Generally, when cutting a yarn, it is better that the yarn tension is higher. If the weft tension at the time of cutting the weft is high, it is necessary to increase the tension of the warp for forming the fringe ear. However, if the tension of the warp ear forming warp is too high, this tension will pull the ear too much and the tufted ear will fall out of the gripping action of the ear forming warp thread, thereby inhibiting good ear formation. In order to prevent the tufted ear from slipping out from the gripping action of the warp for forming the tufted ear, the tufted ear may be lengthened, but this results in a loss of the weft Y.
[0016]
The chain line position of the accelerating tube 15 in FIG. 5 is the position at the time of weft cutting in the conventional apparatus in which the tip of the main nozzle for weft insertion does not protrude to the thickness range of the fixed blade. The angle θ2 represents the degree of bending of the weft Y at the conventional cutting position, and the angle θ1 represents the degree of bending of the weft Y at the cutting position of the present embodiment. If the degree of bending at the cutting position (the position of the blade line 241 of the fixed blade 24) increases, the degree of bending of the weft Y at the inner edge 152 of the tip 151 of the acceleration tube 15 (represented by an angle θ3) also increases. As the degree of bending represented by the angle θ3 is larger, the weft is less stretched and displaced when the weft is cut, and the weft cutting at a predetermined position on the blade line 241 of the fixed blade 24 is stably performed. Therefore, the weft Y can be reliably cut at a fixed position while the weft Y is in a low tension state, and the length of the tuft ear can be shortened.
(1-3) The swing center of the weft insertion main nozzle 12 is below the weft insertion main nozzle 12, and the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 in the cutting region between the movable blade 21 and the fixed blade 24. The locus L is above the fixed blade 24. It is necessary to make the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 as close as possible to the blade line 241 of the fixed blade 24 in order to shorten the extension length of the weft from the tip 151. The configuration in which the locus L is drawn with the cutting region of the fixed blade 24 and the movable blade 21 being above the fixed blade 24 is suitable for bringing the tip 151 as close as possible to the blade line 241 of the fixed blade 24.
(1-4) The blade line 241 of the fixed blade 24 is substantially parallel to the locus L, and the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12 is moved by the fixed blade 24 when retreating from the pre-weaving W1 after the hammering time. It moves substantially parallel to the blade line 241. Therefore, the weft Y does not abruptly leave the blade line 241 after the beating. If the weft thread that is abruptly separated from the blade line 241 is pressed by the movable blade 21 to cut it, the weft Y tends to escape to the tip side of the fixed blade 24, and it becomes difficult to cut the weft thread at a fixed position on the blade line of the fixed blade. . The configuration in which the blade line 241 is substantially parallel to the locus L contributes to the cutting of the weft Y at a fixed position on the blade line 241. Further, the stability of cutting the weft Y at the fixed position eliminates the need for a cutter guide for ensuring the weft cutting at the fixed position.
[0017]
Next, a second embodiment of FIG. 6 will be described. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
In this embodiment, the blade line 242 of the fixed blade 24 is inclined with respect to the locus L of the tip 151 of the weft insertion main nozzle 12, and a guide edge 243 is formed on the tip side of the fixed blade 24. The blade line 242 and the guide edge 243 are inclined in opposite directions. The guide edge 243 smoothly guides the weft Y to the cutting area between the blade line 242 of the fixed blade 24 and the blade line 211 of the movable blade 21. The blade line 242 inclined with respect to the locus L contributes to reliably cutting the weft Y introduced into the cutting region at a predetermined position in the cutting region.
[0018]
Next, a third embodiment of FIG. 7 will be described. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
In this embodiment, the blade line 244 of the fixed blade 24 is inclined with respect to the locus L of the tip 151, and a locking portion 245 is formed on the blade line 244. The weft Y is locked by the locking portion 245 and cut. Therefore, the weft Y is always cut at a predetermined position of the engaging portion 245, and the weft extension length from the tip 15 of the weft insertion main nozzle 12 and the length of the tuft ear Y1 are stably aligned.
[0019]
The present invention can also be applied to a weft cutting device in which the movable blade is positioned below the fixed blade.
The present invention is also applicable to a loom that performs multi-color weft insertion using a plurality of main nozzles for weft insertion.
[0020]
【The invention's effect】
As described above in detail, in the present invention, since the plane including the swing locus of the tip of the weft insertion main nozzle is disposed within the thickness range of the fixed blade, the weft from the weft insertion main nozzle at the time of weft insertion standby There is an excellent effect that the extension length can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment.
FIG. 2 is an outer side view of the weft cutting device.
FIG. 3 is an inner side view of the weft cutting device.
FIG. 4 is a plan view of the weft cutting device.
FIG. 5 is a rear view of the weft cutting device.
FIG. 6 is an outer side view of a main part of a weft cutting device showing a second embodiment.
FIG. 7 is a main part outer side view of a weft cutting device showing a third embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 12 ... Main nozzle for weft insertion, 151 ... Tip, 21 ... Movable blade, 24 ... Fixed blade, 241, 242, 244 ... Blade line, Y ... Weft, D ... Thickness range, H ... Plane.

Claims

In the weft cutting device for cutting and separating the weft thread inserted by the main nozzle for weft insertion swinging integrally with the heel from the main nozzle for weft insertion by the cooperation of the fixed blade and the movable blade,
The weft cutting device in a loom in which the fixed blade and the movable blade are arranged in this order from the weft insertion men nozzle side, and a plane including the swing locus of the tip of the main nozzle for weft insertion is arranged within the thickness range of the fixed blade. .

2. The weft cutting in a loom according to claim 1, wherein a tip of the main nozzle for weft insertion is disposed immediately above the fixed blade when weft is cut, and a cutting region between the fixed blade and the movable blade is an upper side of the fixed blade. apparatus.

The weft cutting device in a loom according to claim 2, wherein a blade line of the fixed blade is substantially parallel to a swing locus of a tip of the main nozzle for weft insertion in the cutting region.