JP3673723B2 - ブロック成型装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロック成型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ブロック塀等に用いられるコンクリートブロックは、横長の直方体形状をなしており、その表裏両面は平滑面とされているのが一般的である。しかし、近時においては施工されたブロック塀の美観向上を図るべく、例えば表面側に凹凸状の化粧面を有するブロック(以下、「化粧ブロック」という。)が提案されている。この化粧ブロックは型枠を構成する各側壁部材のうち化粧面と対応する側壁部材が成型時位置と脱型時位置との間で進退移動可能とされたブロック成型装置を用いて成型される。そして、そのようなブロックの成型装置として、例えば特開2000−225610号公報に記載されたコンクリートブロックの成型装置が従来から知られている。
【0003】
さて、この公報に記載された成型装置は、四方が前後左右の各板(側壁部材)で囲まれた型枠を複数備えている。そして、各型枠においては、前板と後板がそれぞれ化粧面成型用の側壁部材とされ、型枠毎に前板と後板が油圧シリンダの駆動に基づき成型時位置と脱型時位置との間で進退移動可能とされている。即ち、前記各型枠における前板と後板の背面側には当該前板及び後板を押動可能なカムがそれぞれ設けられ、これら全てのカムと前記油圧シリンダとの間にリンク構成の駆動機構が各々設けられている。
【0004】
従って、油圧シリンダが駆動されるブロック成型時には、各駆動機構が連動して各カムを一斉に回動させ、その結果、全ての型枠において前板及び後板が脱型時位置から成型時位置へ押し出されるようになっている。また、前記型枠の下方位置では、上面平滑なパレットが前記油圧シリンダとは別に設けられた他の駆動源の駆動力に基づき昇降移動する構成とされ、ブロック成型時には当該パレットが上昇して型枠の下側開口を閉塞するようになっている。そして、その閉塞状態において、型枠内へ原材が充填された後、常法に従って振動が付与されることで、ブロック成型が行われる構成とされている。
【0005】
一方、前記成型装置には前板と後板とを脱型時位置方向へ付勢する圧縮コイルスプリングが設けられており、成型ブロックの脱型時には、その圧縮コイルスプリングの付勢力により前記前板と後板とが成型時位置から脱型時位置へ復帰移動する構成になっている。従って、前板及び後板が脱型時位置へ復帰した後、前記パレットが下降すると、当該パレット上に成型ブロックが載置された状態で取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載されたコンクリートブロックの成型装置では、化粧面成型用の前板及び後板を進退移動させるための駆動源(油圧シリンダ)とパレットを昇降移動させるための駆動源とを、それぞれ別々に設けていた。そして、各型枠毎に設けられた全ての前板及び後板を前記油圧シリンダの駆動により駆動機構を介して一斉に成型時位置へ移動させる構成としていた。そのため、装置全体としてみた場合には、油圧シリンダから各カムに至る駆動機構の動力伝達構造が複雑になり、装置コストを上昇させるという問題があった。
【0007】
また、装置の稼働効率という点からすると、特に、ブロック成型時における前記パレットの上昇移動完了タイミングと前板及び後板の成型時位置への移動完了タイミングとは、一致していることが好ましい。即ち、パレットの上昇移動が完了していても前板及び後板の成型時位置への移動が完了していないと、後に続く原材の充填を開始できずに待機時間ができてしまうからである。そのため、前述したように、パレットの昇降移動と前板等の進退移動がそれぞれ別の駆動源の駆動力に基づく構成にあっては、双方の駆動源による駆動タイミング設定を調整する必要があり、その調整作業が煩雑化するという問題もあった。
【0008】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、型枠における可動側壁部材を簡単な構成で装置稼働効率を良好に維持しつつ駆動できるブロック成型装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の側壁部材により周壁が環状に形成される型枠を備え、ブロック成型時には型枠と当該型枠の下方に配置された基板とが上下方向へ接近するように相対移動することにより前記型枠の開口が閉塞され、基板上に載置状態とされた型枠内へ原材が充填される一方、ブロック脱型時には前記型枠と基板とが上下方向へ離間するように相対移動し、当該型枠内から成型ブロックが前記基板上に載置された状態で取り出されるようにしたブロック成型装置において、前記各側壁部材のうち少なくとも一つの側壁部材は前記環状型枠の開口が基板により閉塞され型枠内へ原材が充填される成型時位置と当該位置から他の側壁部材から離間する方向へ後退した脱型時位置との間で進退移動可能な可動側壁部材として構成され、当該可動側壁部材をブロック成型時において前記型枠と基板とを相対移動させる駆動源の駆動力に基づき脱型時位置から成型時位置へ移動する構成としたことを要旨としている。
【0010】
また、請求項1に記載の発明において、前記可動側壁部材は、ブロック成型時において前記駆動源の駆動力に基づき型枠に対して前記基板と共に相対移動する変位部材からの押動力が押動機構を介し伝達されることにより脱型時位置から成型時位置へ移動することを要旨としている。
【0011】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記押動機構は、前記可動側壁部材の背面側に設けられ、前記変位部材からの押動力を受けて所定方向へ作動することにより前記可動側壁部材は脱型時位置から成型時位置へ移動することを要旨としている。
【0012】
また、請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の発明において、前記変位部材は、ブロック成型時における型枠内への原材の充填完了後であってブロック脱型時における前記型枠と基板との相対移動開始前に、前記可動側壁部材に対して押動力を付与している位置から当該押動力を付与不能な位置へ変位することを要旨としている。
【0013】
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の発明において、前記可動側壁部材は、所定の付勢力を受けて前記成型時位置から脱型時位置へ移動するように付勢されていることを要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したブロック成型装置の第一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0015】
図1に示すように、本実施形態に係るブロック成型装置11は、前側フレーム12と後側フレーム13及び左右両側フレーム14,15からなる矩形状の型枠フレーム16を備えている。そして、この型枠フレーム16内にブロック成型のための複数(本実施形態では2つ)の型枠17,18が設けられている。なお、これら両型枠17,18は基本的に同一構成をなすため、以下では図1で左側に位置する型枠17を代表例にして説明する。
【0016】
さて、前記型枠17は、前後左右の各プレート(側壁部材)17a〜17dにより周壁を形成する四角環状の形態とされ、当該型枠17における上下両端部はそれぞれ開口するように形成されている。前記各プレート17a〜17dのうち前側プレート17aと後側プレート17bは、各々が対応する前側フレーム12と後側フレーム13に対し面接触状態で固着され、その固着位置から移動不能な側壁部材として構成されている。一方、左右両側の各プレート17c,17dは、前記前側プレート17aと後側プレート17bとの間で互いに左右両側プレート17c,17d同士が接近及び離間する方向へ水平移動可能な可動側壁部材として構成されている。
【0017】
即ち、前記左右両側プレート17c,17dの各前端面及び後端面には先端部にコロ19を回動可能に支持した支軸20が複数(本実施形態では2つ)上下方向へ所定距離だけ離間した位置で設けられている。また、前側プレート17aと後側プレート17bには、前記各支軸20と位置対応するように、当該支軸20を水平方向へ移動可能に挿通する挿通孔21が貫通形成されている。また、前側フレーム12と後側フレーム13には、前記各コロ19と位置対応するように、当該コロ19を水平方向へ転動可能に挿通案内する横長矩形状の案内孔22が貫通形成されている。
【0018】
さらに、前側プレート17aと後側プレート17bの互いに対向する両対向面は左右両側プレート17c,17dの各前端面及び後端面が摺動接触する平滑面の構成とされている。従って、前記左右両側プレート17c,17dは、各支軸20のコロ19が対応する案内孔22内を転動することにより、水平方向へ移動可能とされている。そして、本実施形態では、左右両側プレート17c,17dの互いに対向する各対向面に、内底面が凹凸状をなす化粧面成型用凹部23が形成されており、当該凹部23により成型ブロックBの表裏両側面に凹凸状の化粧面が形成されるようになっている。
【0019】
図1及び図2に示すように、前記型枠17における左右両側プレート17c,17dの各背面側には、当該プレート17a,17bと平行をなすように平板状の昇降プレート24がそれぞれ配設されている。各昇降プレート24は前側フレーム12と後側フレーム13に形成された縦溝25に前後両端部が摺接嵌合されており、その縦溝25内に支持された状態で上下方向へスライド移動可能とされている。そして、各昇降プレート24と左右両側プレート17c,17dの各対向面には複数(本実施形態では6つ)の軸受26が各々設けられ、互いに対をなす両軸受26間がリンク27により回動可能に連結されている。
【0020】
従って、前記型枠17における左側プレート17cと右側プレート17dは、背面側に位置する昇降プレート24が縦溝25内を上下方向へスライド移動する際のリンク27の動きによって互いに接近及び離間する方向へ移動する。即ち、昇降プレート24が上昇した場合は、前記両プレート17c,17dが互いに接近する成型時位置まで移動し、その反対に、昇降プレート24が下降した場合には、前記両プレート17c,17dが互いに離間する脱型時位置まで移動する。そして、本実施形態では、前記昇降プレート24と軸受26及びリンク27により左右両側プレート17c,17dを脱型時位置から成型時位置へ押動するための押動機構28が構成されている。
【0021】
また、前記型枠フレーム16における前側フレーム12と後側フレーム13の各対向面上部には、下側に開口した断面コ字状をなす取付ブラケット29が前記各縦溝25と位置対応するように固着されている。そして、各取付ブラケット29の下面には先端側が斜め下方に向けて弓なり形状をなす板バネ(付勢部材)30が片持ち支持されており、当該バネ30はその先端部を昇降プレート24の上端面に押圧接触させている。従って、前記昇降プレート24は板バネ30の付勢力により常に下降方向へ付勢されており、その結果、前記左右両側プレート17c,17dは常に互いに離間する方向である脱型時位置方向へ付勢されている。
【0022】
一方、前記ブロック成型装置11における型枠フレーム16の下方には、駆動ローラ31等を備えてなる公知のパレット搬送装置(図3〜図5に駆動ローラ31のみ図示)が配設されている。即ち、このパレット搬送装置は、板状をなすパレット(基板)32をブロック成型装置11の下方位置で前記駆動ローラ31の回転駆動に基づき上流側から下流側へ搬送するものである。そして、パレット32を上流側(例えば、図1で左側)から型枠フレーム16の直下位置まで搬送すると、ブロック成型及び脱型のために当該位置でパレット搬送動作を一旦停止し、成型ブロックBが脱型されると当該ブロックBを載置したパレット32を再び下流側へ搬送するようになっている。
【0023】
そのため、前記型枠フレーム16の下方位置には前記駆動ローラ31の回転駆動により搬送されてきたパレット32をブロック成型及び脱型のために昇降移動させるための油圧シリンダ33が昇降用駆動源として配設されている(図4,図5参照)。即ち、前記油圧シリンダ33のシリンダロッド34には水平バー35が取り付けられ、当該水平バー35を介して油圧シリンダ33は前記パレット32を下方から当接支持可能になっている。従って、前記パレット32は油圧シリンダ33が駆動されると、前記水平バー35上に載置支持された状態で、型枠17,18に対して上下方向へ接近又は離間するように相対移動する構成になっている。そして、油圧シリンダ33のシリンダロッド34が伸長してパレット32が最上昇位置まで移動した場合(図2,図5(c)(d)の場合)には、当該パレット32により各型枠17,18の下側開口が閉塞されるようになっている。
【0024】
また、図3,図4に略示するように、前記パレット32の昇降移動領域の側方(本実施形態では前側)には、昇降枠36が一点鎖線で示すように水平バー35上に支持固定された状態で配置され、前記パレット32と共に昇降移動する構成になっている。前記昇降枠36の左右両側には左右で対をなすように水平ガイドレール37が前後方向へ延びるように支持されている。また、左右両水平ガイドレール37間には、横筋フィンガー38及び変位部材としての押上フィンガー39を後方に向けて突出形成したスライドバー40が前後方向へ移動可能に配設されている。
【0025】
即ち、前記スライドバー40は、前記型枠フレーム16の左右方向長さとほぼ等しい長尺状をなし、当該スライドバー40の左右両端部には平板状ブラケット41が垂直平面内に位置するように溶接固定されている。そして、図3,図4に略示するように、前記各ブラケット41の外側面には前記水平ガイドレール37を上下から挟んだ状態で転動する上下二対のローラ42が回動可能に支持されている。また、前記スライドバー40には前記昇降枠36内に装備された図示しないスライド駆動機構が作動連結されており、当該スライド駆動機構が駆動されると、前記スライドバー40は前後方向へ進退移動する構成になっている。
【0026】
なお、前記型枠フレーム16の前側フレーム12と後側フレーム13の上端部間には、各型枠17,18における左右両側プレート17c,17dの間に位置するように吊り棒43が架設されている。そして、この吊り棒43に成型ブロックBへ縦筋配筋用孔を形成するための各中子44が吊り下げ支持されている。ちなみに、各中子44の下端部は図2に示すように前記横筋フィンガー38の断面形状と対応した凹状に形成されている。また、前記型枠フレーム16における前側フレーム12の下端部には各横筋フィンガー38及び各押上フィンガー39の断面形状と対応した形状の切欠凹部45,46が形成されている。また同様に、各型枠17,18における前側プレート17a,18aの下端部には各横筋フィンガー38の断面形状と対応した形状の切欠凹部47が前記前側フレーム12に形成された横筋フィンガー38用の切欠凹部45と連通するように形成されている。
【0027】
次に、以上のように構成された本実施形態に係るブロック成型装置11の作用について図5を参照しながら説明する。なお、図5は左側型枠17における右側プレート17dの背面側及び右側型枠18における左側プレート18cの背面側に位置するように設けられた中央の押動機構28が前記パレット32の昇降移動及び押上フィンガー39のスライド移動に伴い作動する状態を示している。
【0028】
そのため、この図5においては、説明の便宜上、前記両プレート17d,18c及び両プレート17d,18c間の押動機構28を例示的に抜き出して表示している。また、これら両プレート17d,18cと一体的に水平移動するコロ19が転動案内される案内孔22についても、当該案内孔22内でのコロ19の位置関係を示すべく併せて図面上に表示している。
【0029】
さて、図5(a)に示すように、ブロック成型工程へ移行する前段階において、前記パレット32と型枠17,18とは上下方向へ互いに離間した位置関係にある。即ち、前記パレット32は、前述したパレット搬送装置の駆動ローラ31上に支持された状態でブロック成型装置11における型枠17,18の直下位置まで搬送された後、その位置で一旦停止する。また、昇降用駆動源たる油圧シリンダ33はシリンダロッド34が未だ収縮状態にある。そのため、シリンダロッド34の先端部に架設された水平バー35は前記パレット32から更に下方へ離間した最下降位置にある。なお、前記スライドバー40等を装備した昇降枠36も前記水平バー35に支持固定された構造であるため、当該水平バー35と共に最下降位置にある。
【0030】
一方、前記押上フィンガー39は、図3,図4及び図5(a)に示すように、前記型枠17,18における各昇降プレート24の直下位置からは退避した位置(図5では紙面と直交する方向の手前側位置)にある。そのため、左側型枠17の右側プレート17dと右側型枠18の左側プレート18cとは、両型枠17,18間の昇降プレート24が板バネ30の付勢力により下方位置に付勢保持されているため、前記押動機構28に作動連結された状態のまま脱型時位置にある。
【0031】
そして、この状態からブロック成型装置11の作動スイッチ(図示しない)が操作されると、まず油圧シリンダ33のシリンダロッド34が伸長し、水平バー35が上昇移動して前記パレット32の下面に当接する。そして、その状態から前記シリンダロッド34が更に伸長すると、前記パレット32は水平バー35上に載置支持された状態で、当該水平バー35と共に図5(b)に示す高さ位置まで上昇する。すると、その高さ位置で前記油圧シリンダ33はシリンダロッド34の伸長動作を一旦停止させる。
【0032】
すると次に、昇降枠36に装備されたスライド駆動機構が駆動され、スライドバー40が前方から後方へ向けて移動する。即ち、スライドバー40は左右両端部の上下両ローラ42が水平ガイドレール37に沿って転動することにより前記パレット32の昇降移動領域に向けて水平移動する。すると、スライドバー40から後方へ突出した前記各押上フィンガー39が前記水平バー35上に載置支持されているパレット32の上面を摺動しながら各々対応する昇降プレート24の直下位置へ進出する(図5(b)参照)。なお、その際には、前記各横筋フィンガー38も前記押上フィンガー39と同様にパレット32の上面を摺動しながら対応する中子44の直下位置へ進出する。
【0033】
すると次に、前記油圧シリンダ33が再駆動され、そのシリンダロッド34が更に伸長して水平バー35が上昇する。すると、その水平バー35と共に、前記パレット32と横筋フィンガー38及び押上フィンガー39が図5(b)に示す高さ位置(フィンガー進出位置)から図5(c)に示す高さ位置(最上昇位置)まで上昇する。すると、前記各横筋フィンガー38及び各押上フィンガー39が各々対応する切欠凹部45〜47に嵌合すると共に、パレット32が型枠17,18の下端側開口を閉塞し、型枠17,18はパレット32上に載置状態とされる。
【0034】
また、その際には、上昇したパレット32上に型枠17,18が載置状態とされる直前で、押上フィンガー39が昇降プレート24の下端面に押圧接触し、当該プレート24を前記板バネ30の付勢力に抗して上方へ押し上げる。すると、この昇降プレート24の上昇移動に基づき、リンク27等からなる押動機構28が作動し、前記型枠17の右側プレート17dと型枠18の左側プレート18cがそれぞれ成型時位置に向かって押動される(図5(c)参照)。即ち、押上フィンガー39は可動側壁部材たる前記各プレート17d,18cに対して押動力を付与する位置へ変位したことになる。
【0035】
そして、この図5(c)に示す状態において、図示しない原材供給手段から各型枠17,18内へコンクリート等の原材が充填され、常法に従った振動付与等が行われた後、次の脱型工程に移行する。即ち、昇降枠36上のスライド駆動機構が前記成型工程とは逆方向へ駆動され、前記スライドバー40がパレット32の昇降移動領域から離間する方向へ移動するため、前記横筋フィンガー38及び押上フィンガー39も昇降枠36内へ復帰移動する。従って、各押上フィンガー39は昇降プレート24の下端面に押圧接触することで可動側壁部材として例示する前記右側プレート17d及び左側プレート18cに対して押動力を付与していた位置から当該押動力を付与不能な位置へ変位する。
【0036】
すると、前記昇降プレート24は板バネ30の付勢力により下方へ付勢される。そのため、リンク等27からなる押動機構28が前記とは反対方向に作動し、前記右側プレート17d及び左側プレート18cはそれぞれ脱型時位置へ移動させられる。その結果、成型ブロックBの化粧面たる表裏両側面が化粧面成型用凹部23から離間する。そして、その状態において前記昇降用駆動源の油圧シリンダ33のシリンダロッド34が収縮し、図5(a)に示す状態に戻ることで、成型ブロックBが各型枠17,18内からパレット32上に載置状態で取り出され、当該パレット32は駆動ローラ31により下流側へ搬送される。
【0037】
従って、本実施形態のブロック成型装置11では、次のような効果を奏する。
(1)各型枠17,18において化粧面成型用凹部23が形成された可動側壁部材としての左右両側プレート17c,17d,18c,18dをパレット32の昇降用駆動源たる油圧シリンダ33の駆動力に基づき脱型時位置から成型時位置へ移動することができる。そのため、装置11全体として見た場合の駆動源の数を減少させることができる。
【0038】
(2)しかも、パレット32と共に上昇する昇降枠36内から押上フィンガー39を昇降プレート24の直下位置へ進出移動させた後に、昇降用駆動源たる油圧シリンダ33を再駆動するだけで、押上フィンガー39及び押動機構28を介して各左右両側プレート17c,17d,18c,18dを成型時位置へ押動できる。従って、前記各プレート17c,17d,18c,18dへ押動力を伝達する動力伝達機構が簡単に構成でき、装置コストを低減することができる。
【0039】
(3)さらに、前記押上フィンガー39が昇降プレート24に下方から押圧接触することに基づき押動機構28が作動するため、パレット32の上昇完了タイミングと前記各プレート17c,17d,18c,18dの成型時位置への移動完了タイミングを簡単に一致させることができる。従って、煩雑なタイミング調整作業が必要であった従来とは異なり、装置メンテナンス作業も簡便になり、装置可動効率を良好に維持しつつ作業コストを低減することができる。
【0040】
(4)また、変位部材としての押上フィンガー39はパレット32を載置支持して上昇する水平バー35に固定支持された昇降枠36に装備されているため、型枠17,18に対するパレット32の相対移動時には、当該パレット32の移動に確実に追随移動させることができる。
【0041】
(5)また、昇降プレート24には板バネ30から下方への付勢力を常にかけた状態で、各型枠17,18への原材充填後においてパレット32が下降を始める前に押上フィンガー39を昇降プレート24の直下位置から退避させる構成とした。そのため、可動側壁部材たる各プレート17c,17d,18c,18dを成型ブロックBの取り出し前において確実に脱型時位置へ復帰させることができる。
【0042】
(6)また、図4に示すように、前記押上フィンガー39は先端部上面39aが滑らかな下がり勾配に形成されているので、前記昇降プレート24の直下位置へ進出移動する際に当該プレート24の下端面とパレット32上面との間の距離が僅かな場合にも対処できる。また、押上フィンガー39を昇降プレート24の下端面に押圧接触した押動力付与位置から退避させる際にも、昇降プレート24を板バネ30の付勢力により急激に下降移動させることがない。
【0043】
次に、本発明の第2実施形態を図6〜図8に基づき説明する。
この第2実施形態は、パレット32の昇降移動領域の側方に該パレット32と共に昇降移動する昇降枠36が設けられていない点で、前記第1実施形態とは構成が相違している。そして、かかる昇降枠36が設けられていないことに関連して、第2実施形態では水平ガイドレール37及び横筋フィンガー38等に関しても、前記第1実施形態とは異なった支持構成になっている。従って、以下では、前記第1実施形態と相違する構成部分に関してのみ説明することとし、第1実施形態と同一構成の部分(例えば、型枠フレーム16等)に関しては、同一符号を付すことにして重複説明は省略する。
【0044】
さて、本実施形態では、昇降枠36が設けられていないことから、図6及び図7に示すように、水平ガイドレール37は型枠フレーム16の下端と略同一高さ位置に図示しない支持枠を介して前後方向へ延びるように固定支持されている。また、油圧シリンダ33のシリンダロッド34に取り付けられた水平バー35もパレット32の昇降移動領域内に配置され、当該パレット32の前後方向長さと略同一長さに設定されている。従って、油圧シリンダ33が駆動されて水平バー35が昇降移動するときでも、本実施形態における水平ガイドレール37は前述の高さ位置から昇降移動することはない。そのため、左右の両水平ガイドレール37間にスライド移動可能に支持されたスライドバー40についても、同様に、油圧シリンダ33が駆動されて水平バー35が昇降移動するときに昇降移動することはない。
【0045】
一方、本実施形態における横筋フィンガー38及び押上フィンガー39は次のような支持構成になっている。即ち、前記スライドバー40の側面(前面)にはゴム等からなる防振材51が取付け固定され、この防振材51に対して連結バー52が取付け固定されている。そして、この連結バー52の側面(前面)に前記横筋フィンガー38及び押上フィンガー39が片持ち状態に支持されている。また、前記左右両水平ガイドレール37の先端部近傍で該ガイドレール37よりもやや少し下方位置には、フィンガー支持棒53が図示しない支持枠に対して左右方向(水平方向)へ延びるように支持されている。
【0046】
即ち、ブロック成型工程前で、前記スライドバー40が型枠フレーム16から後退した位置にあるときには、図7に示すように、防振材51の弾性変形により前記横筋フィンガー38と押上フィンガー39は先端が斜め下方へ下がった状態となる。そのため、この状態で放置しておくと、前記防振材51が疲弊してしまうことになるが、本実施形態では、前記フィンガー支持棒53により横筋フィンガー38等の各先端部が当接支持されるようにして、前記防振材51の疲弊防止を図っている。
【0047】
そして、ブロック成型工程に入り、油圧シリンダ33の駆動に基づき水平バー35がパレット32を載置支持して図8に示す高さ位置まで上昇移動すると、図示しないスライド駆動機構の駆動によりスライドバー40が前進移動し始める。すると、同図に示すように、前記横筋フィンガー38及び押上フィンガー39も斜め下方へ下がった状態の先端をパレット32上に摺接させながら同様に前進移動する。そして、この前進移動により、横筋フィンガー38は対応する中子44の直下位置まで進出し、押上フィンガー39は対応する昇降プレート24の直下位置まで進出する。
【0048】
即ち、型枠フレーム16との相対的位置は、第1実施形態における図5(b)に示す状態と同じ様になる。従って、その状態から油圧シリンダ33が再駆動されて水平バー35がパレット32を更に上昇させると、横筋フィンガー38及び押上フィンガー39は前記防振材51を弾性変形させながら、水平状態になる。そして、各横筋フィンガー38及び各押上フィンガー39は各々対応する切欠凹部45〜47に嵌合すると共に、パレット32は型枠17,18の下端側開口を閉塞し、型枠17,18がパレット32上に載置状態とされる。
【0049】
すると、第1実施形態における図5(c)と同じ状態になり、押上フィンガー39により昇降プレート24が上方へ押し上げられる。その結果、押動機構28が作動して型枠17,18における各プレート(可動側壁部材)17c,17d,18c,18dが成型時位置に向かって押動される。そして、型枠17,18内へ原材が供給された後、脱型工程に移行すると、前記スライド駆動機構の作動に基づきスライドバー40が元の成型工程前の位置まで後退移動する。すると、前記横筋フィンガー38及び押上フィンガー39も後退移動し、図7に示す状態に復帰する。即ち、型枠17,18とパレット32等は第1実施形態の図5(d)に示す状態と同じになり、その後、下降するパレット32上に成型ブロックBが載置状態で取り出され、当該パレット32は駆動ローラ31により下流側へ搬送される。
【0050】
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態における前記(1)〜(5)と同様の効果を奏し得る。特に、(4)に示す効果に関しては、昇降枠36を備えていないものの、押上フィンガー39が弾性変形する防振材51を介してスライドバー40に片持ち支持される構成としたことで、第1実施形態の場合と同様の効果を得るようにしている。
【0051】
なお、前記各実施形態は、以下のように変更して具体化してもよい。
・ 前記各実施形態では、昇降プレート24を下方へ付勢する付勢部材として板バネ30を使用したが、板バネ30に限らず、圧縮コイルスプリング等の他の付勢部材により昇降プレート24を下方へ付勢する構成でもよい。要するに、押動機構28に付勢力を及ぼすことにより可動側壁部材たる前記各プレート17c,17d,18c,18dに成型時位置から脱型時位置への付勢力をかけられる構成であれば、前記板バネ30に置換して採用可能である。
【0052】
・ また、前記各実施形態では、前後一対の板バネ30が昇降プレート24の上面前部及び上面後部をそれぞれ下方へ向けて押圧接触する構成としたが、一つの板バネにより昇降プレート24の上面中央部を下方へ向けて押圧接触する構成としてもよい。
【0053】
・ 前記各実施形態では、パレット32の上昇移動を一旦停止し、押上フィンガー39を昇降プレート24の直下位置へ進出移動させた後、パレット32を再上昇開始させる構成とした。しかし、駆動ローラ31上からパレット32を上昇開始させる前に押上フィンガー39を昇降プレート24の直下位置へ進出移動させ、その後にパレット32及び押上フィンガー39等を上昇開始させるようにしてもよい。即ち、パレット32の上昇完了までに押上フィンガー39が前記直下位置へ到達できるのならば、押上フィンガー39の移動開始タイミングは任意に設定可能である。
【0054】
・ 前記各実施形態では、パレット32上を摺接移動する押上フィンガー39が昇降プレート24の下端面全体に押圧接触する構成としたが、押上フィンガー39を短くして昇降プレート24の下端面のうち前側部分のみに押圧接触する構成としてもよい。また、そのような短い押上フィンガー39をパレット32の昇降移動領域の後側から進退移動可能に設け、その後側の押上フィンガー39により昇降プレート24の下端面のうち後側部分のみに押圧接触する構成としてもよい。さらに、前後両押上フィンガー39により昇降プレート24の下端面のうち前側部分及び後側部分の双方に押圧接触する構成としてもよい。
【0055】
・ 前記各実施形態では、変位部材として押上フィンガー39を採用したが、昇降プレート24の下端面に対してパレット32上昇時に押圧接触して上方へ押動した後、パレット32の下降前に当該押動力が付与できない位置状態となるのであれば、回動するカム等により構成することも可能である。
【0056】
・ 前記各実施形態では、パレット32の昇降用駆動源として油圧シリンダ33を使用したが、かかる駆動源としては油圧シリンダ33に限定されない。要するに、ブロック成型装置11の作動に伴いパレット32を昇降移動できる駆動源であれば、モータ等の他の駆動源を採用することも可能である。
【0057】
・ 前記各実施形態では、型枠17,18とパレット32との相対移動に際し、パレット32側を昇降移動させる構成としたが、反対に、型枠17,18を型枠フレーム16と共に昇降移動させる構成としてもよい。又は。両方を互いに接近離間するように各々昇降移動させてもよい。
【0058】
・ 前記各実施形態では、左右両側の各プレート17c,17d,18c,18dを可動側壁部材としたが、左側プレート17c,18cだけ、又は右側プレート17d,18dだけを可動側壁部材としてもよい。又は、前後両側プレート17a,17b,18a,18bを可動側壁部材にしてもよい。要するに、前後左右の各プレート17a〜17d,18a〜18dのうち少なくとも一つを可動側壁部材とする構成であればよい。
【0059】
・ 前記各実施形態では、可動側壁部材となる左右両側プレート17c,17d,18c,18dの各対向面に化粧面成型用凹部23を形成していたが、当該凹部23は必ずしもなくてよい。即ち、ブロック表面に凹凸状の化粧面を有する化粧ブロックの成型装置に限らず、ブロック表面に化粧面を有しない汎用ブロックの成型装置に具体化してもよい。
【0060】
【発明の効果】
本願の各請求項に記載の発明によれば、型枠における可動側壁部材を簡単な構成で装置稼働効率を良好に維持しつつ駆動できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るブロック成型装置の原材充填前の平面図。
【図2】 図1における原材充填後のA−A線一部断面図。
【図3】 押上フィンガーとパレット及び型枠フレームの位置関係を概略説明する平面図。
【図4】 押上フィンガーとパレット及び型枠フレームの位置関係を概略説明する側面図。
【図5】 ブロック成型装置の作用説明図であり、(a)は成型工程で基板上昇前の状態、(b)は成型工程で基板上昇途中の状態、(c)は成型工程で原材充填直前の状態、(d)は成型工程終了後で脱型工程開始直前の状態を示す。
【図6】 第2実施形態に係るブロック成型装置の押上フィンガーとパレット及び型枠フレームの位置関係を概略説明する平面図。
【図7】 同じく、その押上フィンガーとパレット及び型枠フレームの位置関係を概略説明する側面図。
【図8】 図7の状態から押上フィンガー等が前進した状態を概略説明する側面図。
【符号の説明】
11…ブロック成型装置、17…型枠、17a〜17d…側壁部材としての前後左右各プレート、18a〜18d…側壁部材としての前後左右各プレート、28…押動機構、30…付勢部材としての板バネ、32…基板としてのパレット、
33…駆動源としての油圧シリンダ、39…変位部材としての押上フィンガー、B…成型ブロック。

Claims (4)

  1. 複数の側壁部材により周壁が環状に形成される型枠を備え、ブロック成型時には型枠と当該型枠の下方に配置された基板とが上下方向へ接近するように相対移動することにより前記型枠の開口が閉塞され、基板上に載置状態とされた型枠内へ原材が充填される一方、ブロック脱型時には前記型枠と基板とが上下方向へ離間するように相対移動し、当該型枠内から成型ブロックが前記基板上に載置された状態で取り出されるようにしたブロック成型装置において、
    前記各側壁部材のうち少なくとも一つの側壁部材は前記環状型枠の開口が基板により閉塞され型枠内へ原材が充填される成型時位置と当該位置から他の側壁部材から離間する方向へ後退した脱型時位置との間で進退移動可能な可動側壁部材として構成され、当該可動側壁部材をブロック成型時において前記型枠と基板とを相対移動させる駆動源の駆動力に基づき脱型時位置から成型時位置へ移動する構成とし、前記可動側壁部材は、ブロック成型時において前記駆動源の駆動力に基づき型枠に対して前記基板と共に相対移動する変位部材からの押動力が押動機構を介し伝達されることにより脱型時位置から成型時位置へ移動するブロック成型装置。
  2. 前記押動機構は、前記可動側壁部材の背面側に設けられ、前記変位部材からの押動力を受けて所定方向へ作動することにより前記可動側壁部材は脱型時位置から成型時位置へ移動する請求項1に記載のブロック成型装置。
  3. 前記変位部材は、ブロック成型時における型枠内への原材の充填完了後であってブロック脱型時における前記型枠と基板との相対移動開始前に、前記可動側壁部材に対して押動力を付与している位置から当該押動力を付与不能な位置へ変位する請求項1又は請求項2に記載のブロック成型装置。
  4. 前記可動側壁部材は、所定の付勢力を受けて前記成型時位置から脱型時位置へ移動するように付勢されている請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のブロック成型装置。
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