JP3672868B2 - Method for producing polytetrafluoroethylene porous membrane composite - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFE、と表記)多孔質膜と通気性支持材との積層体を含むPTFE多孔質膜複合材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PTFE多孔質膜は、通気性、撥水性、微小粒子の捕集性などに優れており、従来、フィルタなどの様々な分野で利用されている。実際の使用にあたっては、強度などの観点から、PTFE多孔質膜を単独で用いるのではなく、不織布などの通気性を持つ支持材との積層体など、複合材の形で用いられる場合が多い。例えば、エアフィルタ濾材として使用されるPTFE多孔質膜複合材は、プリーツ加工時のPTFE多孔質膜へのダメージを防ぐため、PTFE多孔質膜の両面に通気性支持材を積層させて用いられる。PTFE多孔質膜と通気性支持材との一般的な積層方法として、通気性支持材を加熱ロールに接触させることで、その融点以上に加熱し、PTFE多孔質膜と接着、積層させる熱ラミネート法が知られている。
【0003】
上記従来の技術の熱ラミネート法の一例を、図3を用いて説明する。
【0004】
帯状の通気性支持材21と、同じく帯状のPTFE多孔質膜22とを、通気性支持材21がPTFE多孔質膜22を挟み込むように、ガイドロール23を通して重ね、続けて全体を加熱ロール24に接触させて所定の温度にまで加熱する。そのまま加熱ロール24上でニップロール25との間で狭持して、通気性支持材21とPTFE多孔質膜22を接着、積層させ、その後加熱ロール24から分離することでPTFE多孔質膜複合材を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の方法の、加熱ロールを用いた熱ラミネート法の場合、加熱ロールに接触することで熱せられた通気性支持材が、加熱ロールより分離する際に、部分的に加熱ロールに貼り付いてしまうといった問題があった。この問題が発生した場合、複合材の機能が損なわれないまでも、表面に毛羽が発生するなど、表面になんらかの欠陥を持つ複合材となる。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、表面に欠陥の少ないPTFE多孔質膜複合材の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のPTFE多孔質膜複合材の製造方法は、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と通気性支持材との積層体を含むポリテトラフルオロエチレン多孔質膜複合材の製造方法であって、赤外線の照射により上記通気性支持材を加熱する工程を含むことを特徴とする。この方法を用いれば、通気性支持材を、加熱ロールなどとの物理的接触なしに加熱することができ、表面に毛羽などの欠陥の少ないPTFE多孔質膜複合材を得ることができる。
【0008】
上記PTFE多孔質膜複合材の製造方法において、赤外線のピーク波長が、1〜4μmの範囲にあることが好ましい。この方法を用いれば、効率よく通気性支持材を加熱することができる。
【0009】
上記PTFE多孔質膜複合材の製造方法において、赤外線の光源が、赤外線ヒーターであることが好ましい。この方法を用いれば、製造装置のメンテナンスなどが容易であり、また、効率良く、低コストで、表面に毛羽などの欠陥の少ないPTFE多孔質膜複合材を得ることができる。
【0010】
上記PTFE多孔質膜複合材の製造方法において、通気性支持材を、上記通気性支持材に含まれる少なくとも一つの材料の融点以上に加熱することが好ましい。この方法を用いれば、PTFE多孔質膜複合材に十分な強度を与えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
本発明の製造方法によって得られるPTFE多孔質膜複合材は、PTFE多孔質膜と通気性支持材との積層体を含んでいる。通気性支持材により、全体の強度が向上される。
【0013】
PTFE多孔質膜は、例えば、シート状のPTFE成形体を作製し、これを2軸延伸して多孔質化する方法(特表平6−816802号公報、および特開平7−196831号公報などに記載)などの公知の方法により製造することができる。
【0014】
また必要に応じて、PTFE多孔質膜として、複数のPTFE多孔質膜が積層した構造を持つPTFE複層多孔質膜を用いても構わない。PTFE複層多孔質膜の製法としては特に限定されないが、次に示すような幾つかの方法が提案されている。例えば、
1)液状潤滑剤の混合された分子量の異なるPTFEファインパウダーを、層状に分布させたのちに、層構造を保ったまま押出して圧延し、さらに延伸することでPTFE複層多孔質膜を得る方法(特開平3−179038号公報に記載)。
2)液状潤滑剤を含んだPTFE圧延シートを重ねて圧延し、さらに延伸することでPTFE複層多孔質膜を得る方法(特開昭59−49935号公報に記載)。
3)孔径の異なる未焼成のPTFE多孔質膜を圧着することにより積層化し、PTFEの融点以上の温度で焼成することでPTFE複層多孔質膜を得る方法(特開昭54−97686号公報に記載)。
などが挙げられる。
【0015】
通気性支持材は、PTFE多孔質膜より通気性に優れていればよく、例えば、不織布、織布、メッシュ、その他の多孔質材料などを用いることができる。通気性支持材は、材質、構造、形態などを特に限定する必要はないが、強度や柔軟性、作業性の観点からは不織布が好ましい。さらに、PTFE多孔質膜との接着が容易であることなどから、不織布を構成する一部あるいは全部の繊維が芯鞘構造の複合繊維であり、芯成分が鞘成分より相対的に融点が高い合成繊維であることがより好ましい。なお、通気性支持材の材料としては、特に限定するものではないが、例えば、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)など)、芳香族ポリアミド、またはこれらの複合材を含むものなどを用いることができる。
【0016】
本発明のPTFE多孔質膜複合材の製造方法では、赤外線の照射により通気性支持材を加熱することで、PTFE多孔質膜と通気性支持材とを、接着、積層すればよい。通気性支持材は、単独で加熱の後にPTFE多孔質膜と結合させてもよく、通気性支持材とPTFE多孔質膜とを接触させた状態で加熱してもよい。加熱の方法に赤外線を用いることで、通気性支持材を加熱用部材に接触させることなく加熱することが可能になり、表面に毛羽などの欠陥の少ないPTFE多孔質膜複合体を安定して製造することができる。
【0017】
また、加熱の方法に赤外線を用いることでさらなる利点も生じる。例えば、
1.設備を予熱することなく素早く加熱が可能で、温度調節も容易に行なうことができる。
2.加熱に要するエネルギーのロスが少ないため、低コストの生産を行なうことができる。
3.非接触の加熱方法のため、加熱ムラが起きにくく、全体に均一な加熱を行なうことができる。
などである。
【0018】
赤外線の光源としては、その放射により、通気性支持材を必要な温度にまで加熱できるものであれば特に制限はないが、なかでも赤外線のピーク波長が1〜4μmの範囲にあることが好ましい。通気性支持材の材料として多く用いられる高分子材料の赤外吸収スペクトルが、1〜4μmの範囲に多く存在するためである。
【0019】
赤外線の光源としては、一般的に広く使われている赤外線ヒーターなどを用いることが好ましい。具体的には特に限定されないが、例えば、中波長ヒーター、短波長ヒーター、カーボンヒーターなどである。
【0020】
また、通気性支持材の加熱の温度は、通気性支持材に含まれる少なくとも一つの材料の融点以上であることが好ましい。
【0021】
上記本発明の製造方法の一例を、図1を用いて説明する。
【0022】
帯状の通気性支持材1と、同じく帯状のPTFE多孔質膜2とを、通気性支持材1がPTFE多孔質膜2を挟み込むように、ガイドロール3を通して重ね、続けて全体を回転ロール4に沿わせる。回転ロール4に沿わせた状態で通気性支持材1を含む全体を赤外線ヒーター5により所定の温度にまで加熱し、通気性支持材1とPTFE多孔質膜2を接着、積層させ、本発明のPTFE多孔質膜複合材を得ることができる。また、図1の例では、上記した一連の工程を連続して行なうことができる。
【0023】
図1の例において、通気性支持材の加熱温度は、積層スピードを調節したり、赤外線ヒーターと通気性支持材との距離を調節したりすることで制御することができる。また、赤外線ヒーターと通気性支持材との距離は、0.5〜100mmが好ましく、1〜10mmがより好ましい。赤外線ヒーターを近づけすぎると通気性支持材と赤外線ヒーターとが接触するおそれがあり、離しすぎた場合には通気性支持材を均一に加熱することが難しくなる。
【0024】
また、赤外線ヒーターの直後に設置されているニップロール6により、加熱された通気性支持材1とPTFE多孔質膜2との積層体をさらに加圧することで各層の接着力を上げることが好ましい。また、ニップロール6を使用することで繰出し側のテンションと巻取り側のテンションのコントロールも可能となる。
【0025】
さらに回転ロール4は、加熱後の積層体の温度調節機能を持つ部材としても用いることができる。例えば、積層体の温度を回転ロール4上で通気性支持材1の融点以下にまで冷却させた後に、回転ロール4から積層体を分離させることにより、回転ロール4上に通気性支持材1の一部が貼り付くという問題を、より確実に回避することができる。この場合、積層体の温度を調節できるのであれば、回転ロール4を、冷却装置などを用いて冷却しても、自然放冷で冷却させても構わない。また、ニップロール6に対しても回転ロール4と同様な、加熱後の積層体に対する温度調節機能を与えることができる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例により制限されるものではない。
【0027】
本実施例におけるPTFE多孔質膜複合材の剥離強度の測定、および外観検査は以下に示す方法で行った。
【0028】
(剥離強度)
本実施例における剥離強度の測定について図2を用いて説明する。
【0029】
PTFE多孔質膜複合材を、MD(Machine Direction−PTFEシートの長手方向)100mm×CD(Cross Direction−PTFEシートの幅方向)25mmの大きさにサンプリングし、ステンレス板14に両面テープ15(No.500 日東電工製)を用いて貼りつける。引張試験機の一方のチャック16に、上記サンプリングしたPTFE多孔質膜複合材11をステンレス板14ごと取り付け、もう一方のチャック17に、PTFE多孔質膜複合材11の一方の面を構成する通気性支持材13を、PTFE多孔質膜複合材11より約60mm剥離して取り付ける。このとき、PTFE多孔質膜複合材11のCD方向、すなわち短辺をそれぞれのチャックに取り付ける。PTFE多孔質膜複合材11のMD方向に剥離強度試験が行なわれることになる。その後、チャック16に取り付けたPTFE多孔質膜12と、チャック17に取り付けた通気性支持材11との界面を、チャック速度50mm/minで180°ピーリングを行って剥離させ、剥離強度を測定した。チャートに連続的に記録された引張強度の、上位5個の平均値をサンプルの剥離強度とする。
【0030】
(外観)
目視により、PTFE多孔質膜複合材の表面に異常がないかを確認する。
【0031】
(実施例1)
PTFEファインパウダー(フルオンCD−123、旭硝子社製)100重量部に対して液状潤滑剤(流動パラフィン)30重量部を均一に混合し、この混合物を20kg/cm2の条件で予備成形した。続いてこれをロッド状に押出成形し、さらにこのロッド状押出物を1対の金属製圧延ロール間に通すことで圧延し、厚さ0.2mmの長尺のシート状成形体を得た。次に、このシート状成形体を、ノルマルデカンを用いた抽出法を用いて液状潤滑剤を除去した後に、管状の芯体に巻き、ロール状にした。このシート状成形体を、ロール延伸法を用い、250℃にて長手方向に20倍の延伸を行なった。続いて、テンターを用い、100℃にて幅方向に5倍の延伸を行い、未焼成状態のPTFE多孔質膜を得た。この未焼成PTFE多孔質膜を380℃で30秒間加熱して焼成を行い、PTFE多孔質膜を得た。
【0032】
上記の方法で得られたPTFE多孔質膜に積層させる通気性支持材として、目付けが30g/m2のPET/PE芯鞘不織布(TO303WDO ユニチカ社製 鞘部PEの融点129℃、芯部PETの融点261℃)を準備し、図1に示す装置を用いてPTFE多孔質膜と通気性支持材との積層を行い、PTFE多孔質膜複合材を得た。赤外線ヒーターには、ピーク波長が2.0〜2.5μmである中波長カーボンヒーター(ヘレウス社製)を使用した。通気性支持材と赤外線ヒーターの距離は3mmとし、回転ロールの速度を3m/minとして積層を行った。このとき、通気性支持材の加熱温度は、150℃であった。
【0033】
得られたPTFE多孔質膜複合材の、通気性支持材とPTFE多孔質膜との界面の剥離強度測定、および表面外観の確認を行った。
【0034】
(比較例1)
PTFE多孔質膜と通気性支持材には実施例1と同じものを用い、図3に示す装置を用いてPTFE多孔質膜と通気性支持材との積層を行い、PTFE多孔質膜複合材を得た。加熱ロールの表面温度を150℃とし、加熱ロールの速度を3m/minとして積層を行った。
【0035】
得られたPTFE多孔質膜複合材の、通気性支持材とPTFE多孔質膜との界面の剥離強度測定、および表面外観の確認を行った。
【0036】
上記実施例1と比較例1におけるPTFE多孔質膜複合材の、剥離強度測定結果、および表面外観確認結果を、表1にまとめて記す。
【0037】
(表1)
【0038】
表1によれば、実施例1と比較例1で得られたPTFE多孔質膜複合材は、どちらもほぼ同等の剥離強度を示している。しかし、表面外観について見てみると、比較例1で得られたPTFE多孔質膜複合材では、加熱ロールとPTFE多孔質膜複合材が離れる際に通気性支持材に含まれる繊維の一部が加熱ロールに貼り付いたために、表面が毛羽立つ現象が見られたが、実施例1で得られたPTFE多孔質膜複合材の表面外観は良好であった。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表面に欠陥の少ないPTFE多孔質膜複合材の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のPTFE多孔質膜複合材の製造方法例を示す図である。
【図2】 実施例における、PTFE多孔質膜複合材の剥離強度測定方法を示す断面図である。
【図3】 従来の技術のPTFE多孔質膜複合材の製造方法例を示す図である。
【符号の説明】
1、13、21 通気性支持材
2、12、22 PTFE多孔質膜
3、23 ガイドロール
4 回転ロール
5 赤外線ヒーター
6、25 ニップロール
11 PTFE多孔質膜複合材
14 ステンレス板
15 両面テープ
16、17 チャック
24 加熱ロール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing a PTFE porous membrane composite including a laminate of a polytetrafluoroethylene (hereinafter referred to as PTFE) porous membrane and a breathable support material.
[0002]
[Prior art]
The PTFE porous membrane is excellent in air permeability, water repellency, fine particle collecting property and the like, and has been conventionally used in various fields such as filters. In actual use, from the viewpoint of strength and the like, the PTFE porous membrane is not used alone but is often used in the form of a composite material such as a laminate with a breathable support material such as a nonwoven fabric. For example, a PTFE porous membrane composite material used as an air filter medium is used by laminating a breathable support material on both sides of a PTFE porous membrane in order to prevent damage to the PTFE porous membrane during pleating. As a general method of laminating a porous PTFE membrane and a breathable support material, a heat laminating method in which the breathable support material is brought into contact with a heating roll so as to be heated to the melting point or higher and bonded to and laminated with the PTFE porous membrane. It has been known.
[0003]
An example of the conventional heat laminating method will be described with reference to FIG.
[0004]
The belt-like air-
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the heat laminating method using the heating roll of the above conventional method, when the breathable support material heated by contacting the heating roll is separated from the heating roll, it is partially attached to the heating roll. There was a problem of sticking. When this problem occurs, even if the function of the composite material is not impaired, the composite material has some defects on the surface, such as fluffing on the surface.
[0006]
This invention is made | formed in view of such a situation, and it aims at providing the manufacturing method of a PTFE porous membrane composite with few defects on the surface.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for producing a PTFE porous membrane composite according to the present invention includes a polytetrafluoroethylene porous membrane composite including a laminate of a polytetrafluoroethylene porous membrane and a breathable support material. It is a manufacturing method, Comprising: The process of heating the said air-permeable support material by infrared irradiation is characterized by the above-mentioned. If this method is used, the breathable support material can be heated without physical contact with a heating roll or the like, and a PTFE porous membrane composite material with few defects such as fuzz on the surface can be obtained.
[0008]
In the method for producing the PTFE porous membrane composite material, it is preferable that the infrared peak wavelength is in the range of 1 to 4 μm. If this method is used, the breathable support material can be efficiently heated.
[0009]
In the method for producing the PTFE porous membrane composite material, the infrared light source is preferably an infrared heater. By using this method, it is possible to obtain a PTFE porous membrane composite material that facilitates maintenance of the manufacturing apparatus, and is efficient, low-cost, and has few defects such as fuzz on the surface.
[0010]
In the method for producing the PTFE porous membrane composite material, it is preferable to heat the breathable support material to a temperature equal to or higher than the melting point of at least one material included in the breathable support material. If this method is used, sufficient strength can be given to the PTFE porous membrane composite.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
The PTFE porous membrane composite material obtained by the production method of the present invention includes a laminate of a PTFE porous membrane and a breathable support material. The breathable support material improves the overall strength.
[0013]
The PTFE porous membrane is prepared, for example, by a method of producing a sheet-like PTFE molded body and biaxially stretching it to make it porous (Japanese Patent Publication No. 6-816802 and Japanese Patent Laid-Open No. 7-196931). And the like.
[0014]
If necessary, a PTFE multilayer porous membrane having a structure in which a plurality of PTFE porous membranes are laminated may be used as the PTFE porous membrane. Although it does not specifically limit as a manufacturing method of a PTFE multilayer porous membrane, Several methods as shown below are proposed. For example,
1) A method of obtaining a PTFE multilayer porous film by distributing PTFE fine powders mixed with a liquid lubricant in different layers, extruding and rolling while maintaining the layer structure, and further stretching. (Described in JP-A-3-179038).
2) A method of obtaining a PTFE multilayer porous film by rolling a PTFE rolled sheet containing a liquid lubricant on top of each other, and further stretching (described in JP-A-59-49935).
3) A method in which unfired PTFE porous membranes having different pore diameters are laminated by pressure bonding, and a PTFE multilayer porous membrane is obtained by firing at a temperature equal to or higher than the melting point of PTFE (Japanese Patent Laid-Open No. 54-97686) Listed).
Etc.
[0015]
The breathable support material only needs to be more breathable than the PTFE porous membrane, and for example, a nonwoven fabric, a woven fabric, a mesh, other porous materials, and the like can be used. The breathable support material need not be particularly limited in terms of material, structure, form, etc., but is preferably a nonwoven fabric from the viewpoint of strength, flexibility, and workability. Furthermore, because it is easy to adhere to the PTFE porous membrane, some or all of the fibers constituting the nonwoven fabric are core-sheath composite fibers, and the core component has a relatively higher melting point than the sheath component. More preferably, it is a fiber. The material of the breathable support material is not particularly limited, but for example, polyolefin (polyethylene (PE), polypropylene (PP), etc.), polyamide, polyester (polyethylene terephthalate (PET), etc.), aromatic polyamide Or those containing these composite materials can be used.
[0016]
In the method for producing a PTFE porous membrane composite of the present invention, the PTFE porous membrane and the breathable support material may be bonded and laminated by heating the breathable support material by irradiation with infrared rays. The breathable support material may be combined with the PTFE porous membrane after heating alone, or may be heated while the breathable support material and the PTFE porous membrane are in contact with each other. By using infrared rays as the heating method, it is possible to heat the breathable support material without bringing it into contact with the heating member, and stably produce a PTFE porous membrane composite with few defects such as fuzz on the surface. can do.
[0017]
In addition, the use of infrared rays as a heating method has further advantages. For example,
1. Heating can be done quickly without preheating the equipment, and the temperature can be adjusted easily.
2. Since there is little energy loss required for heating, low-cost production can be performed.
3. Due to the non-contact heating method, uneven heating is unlikely to occur and uniform heating can be performed throughout.
Etc.
[0018]
The infrared light source is not particularly limited as long as it can heat the breathable support material to a necessary temperature by the radiation, but it is preferable that the infrared peak wavelength is in the range of 1 to 4 μm. This is because a large number of infrared absorption spectra of a polymer material often used as a material for the breathable support material exist in the range of 1 to 4 μm.
[0019]
As the infrared light source, it is preferable to use a generally used infrared heater or the like. Although it does not specifically limit, For example, they are a medium wavelength heater, a short wavelength heater, a carbon heater, etc.
[0020]
Further, the heating temperature of the breathable support material is preferably equal to or higher than the melting point of at least one material contained in the breathable support material.
[0021]
An example of the manufacturing method of the present invention will be described with reference to FIG.
[0022]
The belt-like air-permeable support material 1 and the belt-like PTFE porous membrane 2 are overlapped through the guide roll 3 so that the air-permeable support material 1 sandwiches the PTFE porous membrane 2, and then the whole is attached to the rotating roll 4. Keep along. The whole including the breathable support material 1 along the rotating roll 4 is heated to a predetermined temperature by the infrared heater 5, and the breathable support material 1 and the PTFE porous membrane 2 are bonded and laminated. A PTFE porous membrane composite can be obtained. In the example of FIG. 1, the above-described series of steps can be performed continuously.
[0023]
In the example of FIG. 1, the heating temperature of the breathable support material can be controlled by adjusting the stacking speed or adjusting the distance between the infrared heater and the breathable support material. Moreover, 0.5-100 mm is preferable and, as for the distance of an infrared heater and a breathable support material, 1-10 mm is more preferable. If the infrared heater is too close, the breathable support material and the infrared heater may come into contact with each other, and if it is too far, it becomes difficult to uniformly heat the breathable support material.
[0024]
Moreover, it is preferable to raise the adhesive force of each layer by further pressurizing the laminated body of the heated air-permeable support material 1 and the PTFE porous membrane 2 with the nip roll 6 installed immediately after the infrared heater. Further, the use of the nip roll 6 makes it possible to control the tension on the feeding side and the tension on the winding side.
[0025]
Furthermore, the rotating roll 4 can also be used as a member having a temperature adjusting function of the laminated body after heating. For example, after the temperature of the laminated body is cooled on the rotating roll 4 to be equal to or lower than the melting point of the breathable support material 1, the laminated body is separated from the rotating roll 4, whereby the breathable support material 1 is placed on the rotating roll 4. The problem of part sticking can be avoided more reliably. In this case, as long as the temperature of the laminated body can be adjusted, the rotating roll 4 may be cooled using a cooling device or the like, or may be cooled by natural cooling. The nip roll 6 can also be provided with a temperature adjustment function for the laminated body after heating, similar to the rotating roll 4.
[0026]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not restrict | limited by a following example.
[0027]
The measurement of the peel strength and the appearance inspection of the PTFE porous membrane composite material in this example were performed by the following methods.
[0028]
(Peel strength)
Measurement of peel strength in this example will be described with reference to FIG.
[0029]
The PTFE porous membrane composite material was sampled to a size of MD (Machine Direction—the length direction of the PTFE sheet) 100 mm × CD (Cross Direction—the width direction of the PTFE sheet) 25 mm, and the double-faced tape 15 (No. 500 using Nitto Denko). The sampled PTFE porous
[0030]
(appearance)
Visual inspection confirms that there is no abnormality on the surface of the PTFE porous membrane composite.
[0031]
(Example 1)
30 parts by weight of a liquid lubricant (liquid paraffin) was uniformly mixed with 100 parts by weight of PTFE fine powder (Fullon CD-123, manufactured by Asahi Glass Co., Ltd.), and this mixture was preformed under the condition of 20 kg / cm 2 . Subsequently, this was extruded into a rod shape, and the rod-like extrudate was rolled by passing between a pair of metal rolling rolls to obtain a long sheet-like molded body having a thickness of 0.2 mm. Next, after removing the liquid lubricant by using an extraction method using normal decane, the sheet-like molded body was wound around a tubular core body to form a roll. This sheet-like molded body was stretched 20 times in the longitudinal direction at 250 ° C. using a roll stretching method. Subsequently, using a tenter, the film was stretched 5 times in the width direction at 100 ° C. to obtain an unfired PTFE porous membrane. This unsintered PTFE porous membrane was baked by heating at 380 ° C. for 30 seconds to obtain a PTFE porous membrane.
[0032]
As a breathable support material to be laminated on the PTFE porous membrane obtained by the above method, a PET / PE core-sheath nonwoven fabric with a basis weight of 30 g / m 2 (TO303WDO Unitika's sheath PE melting point 129 ° C., core PET 1 was prepared, and a PTFE porous membrane and a breathable support material were laminated using the apparatus shown in FIG. 1 to obtain a PTFE porous membrane composite. As the infrared heater, a medium wavelength carbon heater (manufactured by Heraeus) having a peak wavelength of 2.0 to 2.5 μm was used. Lamination was performed at a distance of 3 mm / min between the breathable support material and the infrared heater and at a rotating roll speed of 3 m / min. At this time, the heating temperature of the breathable support material was 150 ° C.
[0033]
The obtained PTFE porous membrane composite material was measured for peel strength at the interface between the air-permeable support material and the PTFE porous membrane, and confirmed the surface appearance.
[0034]
(Comparative Example 1)
The same PTFE porous membrane and breathable support material as in Example 1 were used, and the PTFE porous membrane and the breathable support material were laminated using the apparatus shown in FIG. Obtained. Lamination was performed at a surface temperature of the heating roll of 150 ° C. and a heating roll speed of 3 m / min.
[0035]
The obtained PTFE porous membrane composite material was measured for peel strength at the interface between the air-permeable support material and the PTFE porous membrane, and confirmed the surface appearance.
[0036]
The peel strength measurement results and the surface appearance confirmation results of the PTFE porous membrane composite materials in Example 1 and Comparative Example 1 are collectively shown in Table 1.
[0037]
(Table 1)
[0038]
According to Table 1, the PTFE porous membrane composites obtained in Example 1 and Comparative Example 1 both show substantially the same peel strength. However, looking at the surface appearance, in the PTFE porous membrane composite material obtained in Comparative Example 1, when the heating roll and the PTFE porous membrane composite material are separated, some of the fibers contained in the breathable support material are Since the surface was fluffed due to sticking to the heating roll, the surface appearance of the PTFE porous membrane composite obtained in Example 1 was good.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a method for producing a PTFE porous membrane composite material having few defects on the surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an example of a method for producing a PTFE porous membrane composite of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a method for measuring the peel strength of a PTFE porous membrane composite in an example.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a conventional method for producing a PTFE porous membrane composite.
[Explanation of symbols]
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