JP3672858B2 - Weather Strip - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体のドアに対応する車体パネルのドア用開口縁に沿って取付けられ、ドアと車体パネルとの間をシールして、外部の水や埃が車内に入り込まないようにするウェザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
車体パネルのドア用開口縁には、車内に外部の水や埃が入り込まないようにシールするための各種のウェザーストリップが装着されている。例えば、参考例として図１及び図７に示されるスライドドアＤを有するワンボックスカーにおいては、その車体後部のドア用開口１０（その中心が符号Ｐで示されている）の開口縁１１に沿い、全長に亘って全体形状において環状に形成したオープニングシール（ウェザーストリップ）Ｓ1'が装着されている。そして、ドア閉時に、前記スライドドアＤのインナーパネル５２と車体のアウターパネル５１との間をシールする。更に、オープニングシールＳ1'が装着されたドア用開口縁１１の上方のルーフパネル５３の側縁に相当する部分には、前記ルーフパネル５３から流れる水を受け止めて車体の前後方向に案内して流すために、樋状に成形された長尺のドリップシールＳ2 を、略水平に保って装着することが考えられる。
【０００３】
図７は、前記想定に基く構成のオープニングシールＳ1'を装着した状態における図１のＸ−Ｘ線拡大断面図である。オープニングシールＳ1'は、弾性変形によりスライドドアＤのインナーパネル５２に弾接して、車体のアウターパネル５１との間をシールするための中空シール部１’と、車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１のパネル面を両側から挟んで取付けるための取付部２とが、一体に形成されたシール部材である。
【０００４】
また、前記ドリップシールＳ2 は、ルーフパネル５３と車体のアウターパネル５１とが互いに溶接一体化された端縁部に取付けるための取付部２２と、雨水等の水Ｗを受け止めて車体の前後方向に案内して流すために樋状に成形された内側及び外側の各シール部２３，２４とが、一体に形成された長尺状のシール部材である。また、ドリップシールＳ2 の車体の前後側の両端末は、端末キャップ部２０によって遮蔽されている。そして、この端末キャップ部２０の本体部２１の内側の端面と、車体のアウターパネル５１との間には、隙間１２が生ずることがあり、前記ドリップシールＳ2 を流れる水Ｗの一部は、前記隙間１２を通って下方に落下することがある。
【０００５】
また、上記したオープニングシールＳ1'は、一部（４箇所の各コーナー部）を除いて、残りの大部分を占める部分の断面形状は、全て同一であるので、断面形状が同一の大部分を占める部分は、押出成形によって成形されており、この部分を「押出成形部」又は「本体部」とする。なお、ドリップシールＳ2 の前記端末キャップ部２０は、押出成形部の端末に射出成形にて形成された部分である。
【０００６】
そして、上記したオープニングシールＳ1'及びドリップシールＳ2 を装着した車体においては、図７に示されるとおり、前記ドリップシールＳ2 を流れる水Ｗが、端末キャップ部２０と車体のアウターパネル５１とが当接する部分に生じた僅かの前記隙間１２から漏れ出して滴下し、その直下のオープニングシールＳ1'の上後側コーナー型成形部９ｂ（図１ないし図３参照）を構成する中空シール部１’と取付部２との接合部近傍に落下する。この部分に落下した水Ｗは、例えば、飛散してスライドドアＤのインナーパネル５２と、前記中空シール部１’との隙間１３に入り込み、車内側に水Ｗが浸入する恐れがあった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記ウェザーストリップにおいて、その取付部と中空シール部との間に水が溜まっても、或いは水滴が滴下しても、この水がドアパネル側に流れ込むのを簡単な構造で防止することを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項１に記載の発明は、車体の側部に設けられたドア用開口縁の上部にルーフパネルから流れ落ちる水を受け止めて車体の前後方向に流すドリップシールが取付けられた車体パネルの前記ドア用開口縁の上縁に沿って取付けられる本体部と、前記ドア用開口縁の上縁から連続する上後側コーナー縁部に取付けられるコーナー部とを有する長尺状のウェザーストリップであって、前記本体部及びコーナー部は共に前記ドア用開口縁に沿って取付けられる取付部と、前記取付部と一体に成形され、前記取付部から車外側に向けて突出してドアが閉じたとき前記ドアの裏面と当接して前記ドア用開口縁との間をシールする中空シール部とを有し、前記本体部では取付部及び中空シール部が共に一体的に押し出されて長尺状に成形され、前記ドア用開口縁の上後側のコーナー縁部に取付けられるコーナー部では少なくとも前記ドリップシールの後側の端末部の垂直下方に位置する中空シール部が射出成形されて本体部の中空シール部と一体的に連続し、前記上後側のコーナー部の中空シール部には、中空シール部に流下する水が車外側に飛散するのを防止する堰状の突出部が前記開口の中心から離れる方向に向け突出すると共に長手方向に連続して、前記突出部の前端は前記ドリップシールの後側の端末位置を超えて前方に延び、前記突出部の後端は前記ドリップシールの後側の端末位置を超えて後方に延びていることを特徴としている。
【０００９】
請求項１の発明によれば、ドリップシールの後側の端末から上後側のコーナー縁部に取付けられたコーナー部の中空シール部の部分に水が流下、或いは滴下（以下、総称して「落下」と記す）しても、当該部分には、堰状の突出部が、ドア用開口の中心から離れる方向に向けて一体成形されているために、前記中空シール部に溜まろうとしたり、或いは当たって飛散する水は、車外側であるドアパネル側に流れ込むのが防止される。
【００１０】
また、請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記突出部は、前記上後側のコーナー部の中空シール部のほぼ全長に亘って成形されていることを特徴としている。
【００１１】
請求項２の発明によれば、突出部が形成される長さが長くなるために、中空シール部に溜まろうとしたり、或いは当たって飛散する水が、車外側であるドアパネル側に流れ込むのが防止される、という請求項１の効果がより顕著に奏される。
【００１２】
請求項３の発明は、請求項１又は２の発明において、前記突出部は、前記ウェザーストリップが前記ドア用開口縁に取付けられた状態において、前記ドリップシールの後側の端末の水落下位置よりも車外側に配置されていることを特徴としている。
【００１３】
請求項３の発明によれば、ドリップシールの後側の端末から水が落下しても、中空シール部に一体成形された突出部が、水の落下位置よりも車外側に配置されているので、落下した水滴がドアパネルの側に達するのを一層効果的に防止することができる。
【００１４】
また、請求項４の発明は、請求項１ないし３のいずれかの発明において、前記コーナー部において、取付部は前記本体部と一体に連続して略Ｌ字形に折り曲げられ、中空シール部は本体部の中空シール部が除去された上に略Ｌ字状に射出成形されていることを特徴としている。
【００１５】
請求項４の発明によれば、車体パネルのドア用開口縁の上後側のコーナー部の形状に沿った中空シール部の成形が可能となると共に、この中空シール部の望みの位置に突出部を容易に形成できる。また、中空シール部がドア用開口縁の上後側のコーナー部の形状に沿っているために、ドアのシール性も良好となる。
【００１６】
【００１７】
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図１は、本発明に係るオープニングシールＳ1 を装着した自動車の側面図であり、図２は、車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１に装着された状態のオープニングシールＳ1 の正面図であり、図３は、図１の上後側のコーナー型成形部９ｂを拡大して示した図である。そして、図４及び図５は、スライドドアＤの開時及び閉時における図３のＹ−Ｙ線断面図である。図１に示されるとおり、ワンボックスカーの車体側面には、その前部及び後部に設けられた各ドア用開口１５，１０を開閉するためのヒンジ式及びスライド式の各ドアがそれぞれ取付けられている。そして、後部のドア用開口１０を形成している車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１には、このアウターパネル５１とスライドドアＤのインナーパネル５２との間をシールするためのオープニングシールＳ1 が装着されている。前記ドア用開口１０の上方であって、ルーフパネル５３の側縁に相当する部分には、前記ドリップシールＳ2 が装着されている。このオープニングシールＳ1 は、前もって全体が環状に形成され、図２に示されるとおり、車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１の形状に沿って装着されて、４箇所のコーナー型成形部９ａ〜９ｄを除いて、残りの大部分を占める部分の断面形状は、同一となっている。なお、図１及び図２における符号Ｐは、ドア用開口１０の面方向の中心位置を示す。
【００１９】
また、図２に示されるとおり、前記オープニングシ−ルＳ1 は、軟質で弾力性を有する材料から直線の長尺状に押出成形された押出成形品を、ドア用開口１０の周縁の長さ（周長）に切断して、この切断された１本状の押出成形部８における４箇所の各コーナー部に相当する部分の中空シール部１のみを切除する。前記中空シール部１を切除した４箇所の部分には、残余の部分を所定の角度と曲率半径に曲げた状態で、射出成形によって新たな中空シール部１’を一体成形すると、上前側及び上後側と、下前側及び下後側とに所定の角度で曲がった各コーナー型成形部９ａ〜９ｄ（図２参照）が成形される。しかる後に、押出成形部（本体部）の両端同士を溶着等によって固着させると、全周に亘って中空シール部１，１’が連続することになる。オープニングシ−ルＳ1 を構成する後述の取付部２は、前述したように、その全長に亘って連続して１本の環状となっている。ここで、このように、各コーナー型成形部９ａ〜９ｄにおいて、中空シール部１’を新たに射出成形するのは、各コーナー型成形部９ａ〜９ｄの湾曲半径（曲率半径）が小さいために、押出成形されたままの中空シール部１をそのまま湾曲させると、前記中空シール部１が自然状態（フリー状態）の形状から好ましくない形状に変形されてしまい、ドアＤのインナーパネル５２と弾接してシールする際に、十分なシール機能が奏されないためである。そして、その射出成型時に、上後側のコーナー型成形部９ｂには、後述する堰状突出部３が一体成形される。また、４箇所の各コーナー型成形部のうち上後側を除く部分、即ち、上前側、下前側及び下後側の各コーナー型成形部９ａ，９ｃ，９ｄは、押出成形部８の前記中空シール部１に対応する断面形状の中空シール部１’が射出成形によって形成されている。なお、図２において符号５は、前記押出成形部８の両端面が固着されている接合部である。
【００２０】
そして、前記押出成形部８は、中空シール部１を切除して、新たな中空シール部１’を射出成形した各コーナー型成形部９ａ〜９ｄを除いて同一断面形状となっていて、車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１に取付けるための断面Ｕ字状をした取付部２と、スライドドアＤを閉めた際に、そのインナーパネル５２に弾接してシールするために、取付部２に一体成形された管状の中空シール部１とで形成されている。中空シール部１は、発泡ゴム等の弾性を有する軟質ゴム、又は軟質の熱可塑性エラストマーで成形された弾性変形可能なシール部分である。また、取付部２は、前記中空シール部１よりも硬質のゴム、又は同じく硬質の熱可塑性エラストマーによって断面Ｕ字状に成形されて、車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１に取付けられる部分であって、自身の断面形状を保持するための金属帯板の打抜き芯金６が全長に亘って埋設されていると共に、自身の相対向する内周面には、それぞれ開口縁を挟持するための取付リップ７が対向状態で設けられている。
【００２１】
また、図３に示されるとおり、前記ドリップシールＳ2 の後端の端末キャップ部２０の直下に位置する上後側のコーナー型成形部９ｂには、堰状突出部３が一体成形されている。図１及び図３に示されるように、前記コーナー型成形部９ｂは、ドア用開口縁１１の上縁１１ａに取付けられる押出成形部（本体部）８の後端に接続して、ドア用開口縁１１の上後側のコーナー縁部１１ｂに取付けられる。この堰状突出部３は、上後側のコーナー型成形部９ｂを構成する中空シール部１’の射出成形時に同時成形される。この堰状突出部３は、ドア用開口１０の中心Ｐから離れる方向に向けて、上後側のコーナー型成形部９ｂの長手方向に沿って、その中空シール部１’の部分に一体成形された突出体であって、しかも、図５に示されるとおり、前記隙間１２の部分における車体の前後方向に沿った垂直面Ｖから距離ｄだけ車外側に離れて配置されるように設けられている。この堰状突出部３は、端末キャップ部２０と車体のアウターパネル５１との前記隙間１２から上後側のコーナー型成形部９ｂに落下する水Ｗが、スライドドアＤのインナーパネル５２の側に飛散するのを防ぐために設けられた突出体である。前記堰状突出部３は、図３に示されるように、上後側のコーナー型成形部９ｂの中空シール部１’のほぼ全長に亘って形成され、その 前端はドリップシールＳ 2 の後側の端末キャップ部２０を超えて前方に延び、その後端はドリップシールＳ 2 の後側の端末キャップ部２０を超えて後方に延びている。なお、図３において、１４は、車体の中心側に向けて所定の深さを有し、車体の前後方向に沿って該車体のアウターパネル５１に形成された凹部であって、この凹部１４には、レールと、これに装着されたローラーとを介してスライドドアＤに連結された支持アーム（いずれも図示せず）が配置される。
【００２２】
そして、車体のルーフパネル５３から、車幅方向に流れて、一旦ドリップシールＳ2 内を流れた水Ｗは、車体の前側又は後側に向けて誘導案内されて、その前端及び／又は後端から落下して、車体のアウターパネル５１に沿って下方に流れる。ここで、図１に示されるとおり、ドリップシールＳ2 の前端２５は、上前側のコーナー型成形部９ａに対して、その直上ではなくて、車体の前側にずれて配置されているので、前記前端部２５から落下する水Ｗが、前記上前側のコーナー型成形部９ａの部分に落下することはない。しかし、オープニングシールＳ1 の上後側のコーナー型成形部９ｂは、ドリップシールＳ2 の後端の端末キャップ部２０のほぼ直下に配置されているので、前記端末キャップ部２０の隙間１２から落下する水Ｗは、前記上後側のコーナー型成形部９ｂの部分に達する。
【００２３】
スライドドアＤの閉時には、オープニングシールＳ1 の中空シール部１は、スライドドアＤのインナーパネル５２に弾接することにより、弾性変形されて、ドア用開口縁１１は、全周に亘ってシールされる。この状態で、水Ｗが、上後側のコーナー型成形部９ｂの部分に落下しても、当該部分には、堰状突出部３が、ドア用開口１０の中心Ｐから離れる方向に向けて一体成形されているために、前記中空シール部１’に溜まろうとしたり、或いは当たって飛散する水Ｗは、スライドドアＤのインナーパネル５２の側に流れ込むのが防止される。この結果、インナーパネル５２と中空シール部１’との隙間を通って水Ｗが車内側に浸入することがない。また、寒冷地において使用されても、前記オープニングシールＳ1 の上後側のコーナー型成形部９ｂの中空シール部１’と、スライドドアＤのインナーパネル５２との隙間１３に水が溜まらないので、凍結によってスライドドアＤの開閉が困難となる不具合も解消される。また、前記堰状突出部３は、水Ｗの落下位置よりも距離ｄだけ車外側に離れて配置されているので、落下した水Ｗが、スライドドアＤのインナーパネル５２の側に達するのを一層効果的に防止することができる。また、前記堰状突出部３は、上後側のコーナー型成形部９ｂの中空シール部１’の射出成形と同時に成形可能なので、堰機能を効果的に発揮できる形状を自由に選択できると共に、その成形は別工程を要せず容易である。
【００２４】
なお、スライドドアＤの開時には、落下した水Ｗが、ドア用開口縁１１の側に飛散して、車に乗降する者にかかるのが防止される。
【００２５】
ところで、上述した実施例においては、ドリップシールＳ2 の後端の端末キャップ部２０が、オープニングシールＳ1 の上後側のコーナー型成形部９ｂのほぼ直上に位置していて、前端部２５は、オープニングシールＳ1 の上前側のコーナー型成形部９ａの直上ではなくて、車体の前側にずれて配置されている。従って、ドリップシールＳ2 の後端から落下する水が、上後側のコーナー型成形部９ｂに達する恐れがあるために、当該コーナー型成形部９ｂの部分に堰状突出部３を設けてある。しかし、前記堰状突出部３は、ドリップシールＳ2 の前後端の各位置と、オープニングシールＳ1 の上前側及び上後側の各コーナー型成形部９a,９b との上下方向に沿った相対的な位置関係によって、ドリップシールＳ2 の前後端から落下した水Ｗが、上前側及び上後側のコーナー型成形部９a,９b の双方、或いはいずれか一方に達する場合においては、当該コーナー型成形部９a,９b の双方或いはいずれか一方に堰状突出部３を設けることができる。例えば、ドリップシールＳ2 の前後端のいずれもが、上前側及び上後側の各コーナー型成形部９a,９b のほぼ直上に位置している場合には、双方のコーナー型成形部９a,９b に堰状突出部３を一体成形して、上記不具合を防止することが好ましい。
【００２６】
【００２７】
また、上述した実施例においては、ドア用開口縁１１の周長に対応した１本状のオープニングシールＳ1 の押出成形部８を湾曲させて、その一部分に堰状突出部３を有する上後側のコーナー型成形部９ｂを射出成形する例を示したが、該押出成形部８を、ドア用開口縁１１の上下及び前後の４辺の長さに対応した長さに切断し、これら４本の押出成形部８を方形状に配置し、各々の端末の間にコーナー型成形部の部分を射出成形して、４本の各押出成形部８を接続して、成形完成品（オープニングシールＳ1)を得ることもできる。この成形の場合には、４箇所の各コーナー型成形部は、その取付部と中空シール部との双方を含んだ全体が射出成形されることになり、図６に、その例が示されている。即ち、射出成形による取付部３２は、断面Ｕ字状に形成された部分の内周面に、前記取付リップ７に相当する挟持片３４が相対向し、しかも長手方向に沿って断続的に一体成形されており、複数の前記挟持片３４によって、車体のアウターパネル５１の端縁部に挟持状態で取付けられる。
【００２８】
【発明の効果】
本発明によれば、ドリップシールの後側の端末から車体パネルのドア用開口縁に沿って取付けられたオープニングシール（ウェザーストリップ）の中空シール部の部分に水が落下しても、当該部分には、堰状突出部が、ドア用開口の中心から離れる方向に向けて一体成形されているために、前記中空シール部上に溜まろうとしたり、或いは当たって飛散する水は、車外側であるドアパネル側に流れ込むのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るオープニングシールＳ1 を装着した自動車の側面図である。
【図２】 車体のアウターパネル５１のドア用開口縁１１に装着された状態のオープニングシールＳ1 の正面図である。
【図３】 図１の上後側のコーナー型成形部９ｂを拡大して示した図である。
【図４】 スライドドアＤの開時における図３のＹ−Ｙ線断面図である。
【図５】 スライドドアＤの閉時における図３のＹ−Ｙ線断面図である。
【図６】 全て射出成形されたコーナー型成形部をドア用開口縁１１に装着した状態を示す図である。
【図７】 オープニングシールＳ1'を装着した状態における図１のＸ−Ｘ線拡大断面図である。
【符号の説明】
Ｓ1 ：オープニングシール（ウェザーストリップ）
Ｓ2 ：ドリップシール
Ｐ：ドア用開口の中心
Ｖ：垂直面
１：中空シール部（押出成形部）
１’：中空シール部（コーナー型成形部）
２：取付部
３：堰状突出部
８：押出成形部（本体部）
９ｂ：上後側のコーナー型成形部
１０：ドア用開口
１１：ドア用開口縁
２０：端末キャップ部（ドリップシールの後側の端末部） [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a weather strip that is attached along a door opening edge of a vehicle body panel corresponding to a door of a vehicle body and seals between the door and the vehicle body panel so that external water and dust do not enter the vehicle. It is about.
[0002]
[Prior art]
Various weather strips are mounted on the door opening edge of the vehicle body panel for sealing so that external water and dust do not enter the vehicle. For example, in a one-box car having a sliding door D shown in FIGS. 1 and 7 as a reference example, along the opening edge 11 of the door opening 10 (the center of which is indicated by the symbol P) at the rear of the vehicle body. An opening seal (weather strip) S 1 ′ formed in an annular shape over the entire length is mounted. When the door is closed, the space between the inner panel 52 of the slide door D and the outer panel 51 of the vehicle body is sealed. Further, in the portion corresponding to the side edge of the roof panel 53 above the door opening edge 11 to which the opening seal S 1 ′ is mounted, the water flowing from the roof panel 53 is received and guided in the longitudinal direction of the vehicle body. for flow, a drip seal S 2 long formed into a gutter shape, it is conceivable to mount kept substantially horizontally.
[0003]
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view taken along the line XX of FIG. 1 in a state in which the opening seal S 1 ′ having the configuration based on the above assumption is attached. The opening seal S 1 ′ is elastically deformed to elastically contact the inner panel 52 of the slide door D and seal between the outer panel 51 of the vehicle body and the door for the outer panel 51 of the vehicle body. An attachment portion 2 for attaching the panel surface of the opening edge 11 from both sides is an integrally formed seal member.
[0004]
Further, the drip seal S 2 receives the attachment portion 22 for attaching to the edge portion where the roof panel 53 and the outer panel 51 of the vehicle body are integrated with each other, and the water W such as rain water, and the vehicle body longitudinal direction. Each of the inner and outer seal portions 23 and 24 formed into a bowl shape for guiding and flowing is a long seal member formed integrally. Further, both ends of the drip seal S 2 on the front and rear sides of the vehicle body are shielded by the terminal cap portion 20. A gap 12 may be generated between the inner end surface of the main body 21 of the terminal cap portion 20 and the outer panel 51 of the vehicle body. A part of the water W flowing through the drip seal S 2 is It may fall downward through the gap 12.
[0005]
In addition, since the opening seal S 1 ′ described above has the same cross-sectional shape except for a part (four corner portions), the remaining portion occupies most of the cross-sectional shape. The portion occupying is formed by extrusion molding, and this portion is referred to as an “extruded portion” or a “main body portion”. Incidentally, the terminal cap portion 20 of the drip seal S 2 is a part formed by injection molding the terminal of the extruded section.
[0006]
Then, in the vehicle body equipped with the opening seal S 1 ′ and the drip seal S 2, as shown in FIG. 7, the water W flowing through the drip seal S 2 flows between the terminal cap portion 20 and the outer panel 51 of the vehicle body. The hollow seal portion that leaks and drops from the slight gap 12 generated in the portion where the contact portion contacts and forms the upper rear corner mold portion 9b (see FIGS. 1 to 3) immediately below the opening seal S 1 ′. It falls in the vicinity of the joint portion between 1 'and the mounting portion 2. For example, the water W that has fallen on this portion may scatter and enter the gap 13 between the inner panel 52 of the slide door D and the hollow seal portion 1 ′, and the water W may enter the inside of the vehicle.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention prevents the water from flowing into the door panel with a simple structure even when water accumulates between the mounting portion and the hollow seal portion or drops of water drop in the weather strip. Is an issue.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to claim 1 is provided with a drip seal attached to the upper edge of the door opening provided on the side of the vehicle body for receiving water flowing from the roof panel and flowing in the front-rear direction of the vehicle body. A main body portion attached along the upper edge of the door opening edge of the vehicle body panel, and a long shape having a corner portion attached to an upper rear corner edge continuous from the upper edge of the door opening edge. A weather strip, wherein both the main body portion and the corner portion are mounted along the door opening edge, and are formed integrally with the mounting portion, and project from the mounting portion toward the outside of the vehicle. And a hollow seal portion that abuts the back surface of the door when the door is closed and seals between the door opening edge. And at least a hollow seal portion positioned vertically below the rear end portion of the drip seal is injection-molded at a corner portion that is molded in a shape and is attached to the upper rear corner edge portion of the door opening edge. The hollow seal portion at the upper rear corner is integrally formed with a weir-like protrusion that prevents water flowing down to the hollow seal portion from splashing outside the vehicle. The front end of the protrusion extends forward beyond the terminal position on the rear side of the drip seal, and the rear end of the protrusion is the rear end of the drip seal. It is characterized by extending backward beyond the terminal position on the rear side .
[0009]
According to the first aspect of the present invention, water flows down or drops (hereinafter collectively referred to as “ the hollow seal portion of the corner portion) attached to the corner edge portion of the upper rear side from the rear end of the drip seal. Even if it is described as `` falling ''), since the weir-like protrusion is integrally formed in the direction away from the center of the door opening, the portion is likely to accumulate in the hollow seal portion, Alternatively, the water splashed upon contact is prevented from flowing into the door panel side which is the outside of the vehicle.
[0010]
The invention of claim 2 is characterized in that, in the invention of claim 1, the projecting portion is formed over substantially the entire length of the hollow seal portion of the upper rear corner portion.
[0011]
According to the second aspect of the present invention, since the length of the protruding portion is increased, the water that is about to collect or hit the hollow seal portion flows into the door panel that is outside the vehicle. The effect of claim 1 that it is prevented is more remarkably exhibited.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, in the state where the weather strip is attached to the door opening edge, the projecting portion is closer to the water drop position of the terminal on the rear side of the drip seal Is also arranged on the outside of the vehicle.
[0013]
According to the invention of claim 3, even if water falls from the terminal on the rear side of the drip seal, the protrusion formed integrally with the hollow seal portion is disposed on the vehicle outer side than the water dropping position. Thus, it is possible to more effectively prevent the dropped water droplets from reaching the door panel.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, in the corner portion, the attachment portion is continuously bent integrally with the main body portion into a substantially L shape, and the hollow seal portion is the main body. It is characterized in that the hollow seal portion of the portion is removed and injection molded in a substantially L shape.
[0015]
According to the invention of claim 4, it is possible to form the hollow seal portion along the shape of the corner portion on the upper rear side of the door opening edge of the vehicle body panel, and the protruding portion at the desired position of the hollow seal portion. Can be easily formed. Moreover, since the hollow seal part is along the shape of the upper rear corner part of the door opening edge, the sealing performance of the door is also improved.
[0016]
[0017]
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. FIG. 1 is a side view of an automobile equipped with an opening seal S 1 according to the present invention, and FIG. 2 is a front view of the opening seal S 1 in a state of being attached to a door opening edge 11 of an outer panel 51 of a vehicle body. FIG. 3 is an enlarged view of the corner mold forming portion 9b on the upper rear side of FIG. 4 and 5 are cross-sectional views taken along the line YY of FIG. 3 when the slide door D is opened and closed. As shown in FIG. 1, hinge-type and slide-type doors for opening and closing the door openings 15, 10 provided at the front and rear portions of the one-box car are attached to the side of the vehicle body. Yes. An opening seal S for sealing between the outer panel 51 and the inner panel 52 of the slide door D is provided at the door opening edge 11 of the outer panel 51 of the vehicle body forming the rear door opening 10. 1 is installed. The drip seal S 2 is mounted on the portion corresponding to the side edge of the roof panel 53 above the door opening 10. The opening seal S 1 is formed in a ring shape in advance, and is mounted along the shape of the door opening edge 11 of the outer panel 51 of the vehicle body as shown in FIG. Except for ~ 9d, the cross-sectional shapes of the remaining most of the portions are the same. In addition, the code | symbol P in FIG.1 and FIG.2 shows the center position of the surface direction of the opening 10 for doors.
[0019]
Further, as shown in FIG. 2, the opening seal S 1 is an extruded product obtained by extruding a soft, elastic material into a linear long shape, and the length of the periphery of the door opening 10. (Circumferential length) is cut, and only the hollow seal portions 1 corresponding to the four corner portions in the cut single extruded portion 8 are cut out. In the four portions where the hollow seal portion 1 is cut, when a new hollow seal portion 1 ′ is integrally formed by injection molding with the remaining portion bent at a predetermined angle and a radius of curvature, the upper front side and the upper side The corner mold forming portions 9a to 9d (see FIG. 2) bent at a predetermined angle are formed on the rear side, the lower front side, and the lower rear side. After that, when both ends of the extrusion-molded part (main body part) are fixed to each other by welding or the like, the hollow seal parts 1 and 1 'are continuous over the entire circumference. Opening sheet - attaching portion 2 described later that constitutes the Le S 1, as described above, has a single annular continuously over its entire length. Here, the reason why the hollow seal portion 1 ′ is newly injection-molded in each of the corner mold molded portions 9a to 9d is that the radius of curvature (curvature radius) of each of the corner mold molded portions 9a to 9d is small. If the extruded hollow seal portion 1 is bent as it is, the hollow seal portion 1 is deformed from a natural state (free state) to an unfavorable shape and elastically contacts the inner panel 52 of the door D. This is because a sufficient sealing function is not achieved. And at the time of the injection molding, the dam-like protruding portion 3 described later is integrally formed in the upper rear corner type molding portion 9b. Further, of the four corner mold parts, the portions excluding the upper rear side, that is, the upper front side, the lower front side, and the lower rear side corner mold parts 9a, 9c, 9d are the hollow parts of the extrusion part 8. A hollow seal portion 1 ′ having a cross-sectional shape corresponding to the seal portion 1 is formed by injection molding. In FIG. 2, reference numeral 5 denotes a joint portion to which both end surfaces of the extruded portion 8 are fixed.
[0020]
The extrusion molding portion 8 has the same cross-sectional shape except for the corner molding portions 9a to 9d obtained by cutting out the hollow sealing portion 1 and injection molding a new hollow sealing portion 1 ′. The mounting portion 2 having a U-shaped cross section for mounting on the door opening edge 11 of the outer panel 51 and the mounting portion 2 in order to elastically contact and seal the inner panel 52 when the slide door D is closed. It is formed with a tubular hollow seal portion 1 formed integrally. The hollow seal portion 1 is an elastically deformable seal portion formed of soft rubber having elasticity such as foam rubber or soft thermoplastic elastomer. The mounting portion 2 is a portion that is molded in a U-shaped cross section with a rubber harder than the hollow seal portion 1 or a rigid thermoplastic elastomer, and is attached to the door opening edge 11 of the outer panel 51 of the vehicle body. The metal strip punching core 6 for maintaining its own cross-sectional shape is embedded over the entire length, and the opening edges are sandwiched between the inner peripheral surfaces facing each other. The mounting lip 7 is provided in an opposed state.
[0021]
Further, as shown in FIG. 3, the corner molding section 9b of the upper rear side located immediately below the drip seal S 2 of the rear end of the terminal cap 20, dam-shaped protrusions 3 are integrally molded . As shown in FIGS. 1 and 3, the corner mold part 9 b is connected to the rear end of the extrusion part (main body part) 8 attached to the upper edge 11 a of the door opening edge 11 to open the door opening. It is attached to the corner edge 11b on the upper rear side of the edge 11. This dam-like protruding portion 3 is formed at the same time as the injection molding of the hollow seal portion 1 ′ constituting the upper rear corner forming portion 9b. This dam-like protruding portion 3 is integrally formed in the hollow seal portion 1 ′ along the longitudinal direction of the upper rear corner-shaped forming portion 9b in a direction away from the center P of the door opening 10. Further, as shown in FIG. 5, the protruding body is provided so as to be arranged on the outside of the vehicle by a distance d from the vertical plane V along the front-rear direction of the vehicle body in the gap 12 portion. . This weir-shaped protrusion 3 is formed so that the water W falling from the gap 12 between the terminal cap 20 and the outer panel 51 of the vehicle body to the upper rear corner-shaped molded part 9b is moved to the inner panel 52 side of the slide door D. It is the protrusion provided in order to prevent scattering. Said dam-shaped protrusions 3, as shown in FIG. 3, is formed over substantially the entire length of the hollow seal portion 1 'of the corner molding part 9b of the top rear side, the rear side of the front drip seal S 2 The rear end of the drip seal S 2 extends rearward beyond the rear end cap portion 20 of the drip seal S 2 . In FIG. 3, reference numeral 14 denotes a recess having a predetermined depth toward the center of the vehicle body and formed in the outer panel 51 of the vehicle body along the longitudinal direction of the vehicle body. Is provided with a support arm (none of which is shown) connected to the slide door D via a rail and a roller attached thereto.
[0022]
Then, the water W that has flowed from the roof panel 53 of the vehicle body in the vehicle width direction and once in the drip seal S 2 is guided and guided toward the front side or the rear side of the vehicle body, and its front end and / or rear end And flows downward along the outer panel 51 of the vehicle body. Here, as shown in FIG. 1, the front end 25 of the drip seal S 2 is arranged not on the upper front corner mold portion 9 a but on the front side of the vehicle body rather than immediately above it. The water W falling from the front end 25 does not fall into the upper front corner mold portion 9a. However, the corner molding section 9b of the upper rear side of the opening seal S 1 is disposed substantially right below the rear end of the terminal cap 20 of the drip seal S 2, falling through the gap 12 of the end cap section 20 The water W to be reached reaches the upper rear corner forming part 9b.
[0023]
When the sliding door D is closed, the hollow seal portion 1 of the opening seal S 1 is elastically deformed by elastic contact with the inner panel 52 of the sliding door D, and the door opening edge 11 is sealed over the entire circumference. The In this state, even when the water W falls to the upper rear corner forming portion 9b, the weir-like protruding portion 3 is directed away from the center P of the door opening 10 in the portion. Since it is integrally molded, the water W that tends to accumulate in the hollow seal portion 1 ′ or splashes is prevented from flowing into the inner panel 52 side of the slide door D. As a result, the water W does not enter the vehicle interior through the gap between the inner panel 52 and the hollow seal portion 1 ′. Even when used in a cold region, water does not accumulate in the gap 13 between the hollow seal portion 1 ′ of the upper corner portion 9 b of the opening seal S 1 and the inner panel 52 of the slide door D. The problem that it becomes difficult to open and close the slide door D due to freezing is also eliminated. In addition, since the weir-shaped protrusion 3 is arranged at a distance d away from the position where the water W is dropped, the dropped water W reaches the inner panel 52 side of the slide door D. This can be prevented more effectively. In addition, since the dam-like projecting portion 3 can be molded simultaneously with the injection molding of the hollow seal portion 1 ′ of the upper rear corner-shaped molded portion 9b, a shape that can effectively exert the dam function can be freely selected, The molding is easy without requiring a separate process.
[0024]
In addition, when the slide door D is opened, the dropped water W is prevented from splashing on the door opening edge 11 side and being applied to a person getting on and off the vehicle.
[0025]
By the way, in the above-described embodiment, the terminal cap portion 20 at the rear end of the drip seal S 2 is positioned almost immediately above the corner mold portion 9 b on the upper rear side of the opening seal S 1 , and the front end portion 25 is The opening seal S 1 is disposed not on the upper front corner portion 9a but on the front side of the vehicle body . Accordingly, since water falling from the rear end of the drip seal S 2 may reach the upper rear corner mold part 9b, the dam-like protrusion 3 is provided at the corner mold part 9b. . However, the dam-like protrusion 3, and the position of the front and rear ends of the drip seal S 2, the opening seal S 1 on front and rear upper side of each corner molding part 9a, along the vertical direction with 9b relative When the water W dropped from the front and rear ends of the drip seal S 2 reaches both the upper front side and the upper rear side corner molding parts 9a, 9b or any one of them, the corner type The dam-like protrusions 3 can be provided on both or one of the molding parts 9a, 9b. For example, when both the front and rear ends of the drip seal S 2 are positioned almost directly above the upper front side and the upper rear side corner molding parts 9a, 9b, both the corner molding parts 9a, 9b. It is preferable to integrally form the weir-like protrusion 3 to prevent the above-mentioned problem.
[0026]
[0027]
Further, in the above-described embodiment, the extruded portion 8 of the single opening seal S 1 corresponding to the peripheral length of the door opening edge 11 is curved, and the upper and rear portions having the dam-like protruding portion 3 in a part thereof. Although the example of injection molding the corner molding portion 9b on the side is shown, the extrusion molding portion 8 is cut into lengths corresponding to the lengths of the four sides of the upper and lower sides and the front and rear sides of the door opening edge 11, and these 4 The two extrusion molding parts 8 are arranged in a square shape, the corner mold part is injection-molded between the terminals, and the four extrusion molding parts 8 are connected to form a finished product (opening seal) S 1 ) can also be obtained. In the case of this molding, each of the four corner mold molded portions including both the attachment portion and the hollow seal portion is injection-molded, and an example thereof is shown in FIG. Yes. That is, the mounting portion 32 by injection molding has a sandwiching piece 34 corresponding to the mounting lip 7 opposed to an inner peripheral surface of a portion formed in a U-shaped cross section, and is intermittently integrated along the longitudinal direction. It is molded and attached to the end edge of the outer panel 51 of the vehicle body in a sandwiched state by the plurality of sandwiching pieces 34.
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention, even if water falls from the terminal on the rear side of the drip seal to the hollow seal portion of the opening seal (weather strip) attached along the door opening edge of the vehicle body panel , Since the weir-shaped protrusion is integrally formed in a direction away from the center of the door opening, the water that tends to accumulate on or hit the hollow seal portion is outside the vehicle. It is prevented from flowing into the door panel side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an automobile equipped with an opening seal S 1 according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the opening seal S 1 mounted on the door opening edge 11 of the outer panel 51 of the vehicle body.
3 is an enlarged view of an upper rear corner mold portion 9b of FIG. 1;
4 is a cross-sectional view taken along the line YY of FIG. 3 when the slide door D is opened.
5 is a cross-sectional view taken along line YY of FIG. 3 when the slide door D is closed.
FIG. 6 is a view showing a state in which a corner mold forming part, which is all injection-molded, is mounted on the door opening edge 11;
7 is an enlarged sectional view taken along line XX of FIG. 1 in a state where the opening seal S 1 ′ is mounted.
[Explanation of symbols]
S 1 : Opening seal (weather strip)
S 2 : Drip seal
P: Center of door opening
V: Vertical plane
1: Hollow seal part (extruded part)
1 ': Hollow seal part (corner mold part)
2: Mounting part
3: Weir-shaped protrusion
8: Extrusion part (main part)
9b: Corner mold part on the upper rear side
10: Door opening
11: Door opening edge
20: Terminal cap part (terminal part on the rear side of the drip seal)
Claims (4)
前記本体部及びコーナー部は共に前記ドア用開口縁に沿って取付けられる取付部と、前記取付部と一体に成形され、前記取付部から車外側に向けて突出してドアが閉じたとき前記ドアの裏面と当接して前記ドア用開口縁との間をシールする中空シール部とを有し、Both the main body portion and the corner portion are formed integrally with the attachment portion that is attached along the door opening edge, and protrudes from the attachment portion toward the vehicle exterior to close the door when the door is closed. A hollow seal portion that contacts the back surface and seals between the door opening edge,
前記本体部では取付部及び中空シール部が共に一体的に押し出されて長尺状に成形され、前記ドア用開口縁の上後側のコーナー縁部に取付けられるコーナー部では少なくとも前記ドリップシールの後側の端末部の垂直下方に位置する中空シール部が射出成形されて本体部の中空シール部と一体的に連続し、In the main body part, both the attachment part and the hollow seal part are integrally extruded and formed into a long shape. At the corner part attached to the corner edge on the upper rear side of the door opening edge, at least after the drip seal. The hollow seal portion located vertically below the terminal portion on the side is injection-molded and continuously integrated with the hollow seal portion of the main body portion,
前記上後側のコーナー部の中空シール部には、中空シール部に流下する水が車外側に飛散するのを防止する堰状の突出部が前記開口の中心から離れる方向に向け突出すると共に長手方向に連続して、In the hollow seal portion at the upper rear corner portion, a weir-like protrusion that prevents water flowing down to the hollow seal portion from splashing outside the vehicle protrudes in a direction away from the center of the opening and is long. Continuously in the direction,
前記突出部の前端は前記ドリップシールの後側の端末位置を超えて前方に延び、前記突出部の後端は前記ドリップシールの後側の端末位置を超えて後方に延びていることを特徴とするウェザーストリップ。A front end of the protrusion extends forward beyond a terminal position on the rear side of the drip seal, and a rear end of the protrusion extends rearward beyond a terminal position on the rear side of the drip seal. Weather strip to do.
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