JP3671528B2 - 課金管理装置 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスを利用に対する課金を管理する課金管理装置に関する。
【従来の技術】
情報サービスに対する課金を管理する技術は、例えば特開昭61−51166号公報に開示されている。特開昭61−51166号公報は複写機の課金を管理する装置を開示しており、同公報では、用紙の大きさなどから利用金額を算出し、部門ごとの累計を取り、一定金額を越えた部門の複写機の利用を禁止するようにしている。
しかしながら、特開昭61−51166公報においては、単にグループ(部門)ごとに利用金額を管理し、そのグループに所属するユーザやサブグループ各自の利用金額は考慮されていない。このため、各ユーザの利用金額の管理・制限ができないのみならず、あるユーザが一人で多額のサービスの利用を行うと、そのユーザの所属グループに所属している他のユーザがサービスを利用出来なくなる。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の事情を考慮してなされたものであり、グループ内のサブグループやユーザ一人一人の利用金額をも考慮してグループの課金を管理できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以上の目的を達成するために、ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する課金管理装置に、上記ユーザの各々の課金情報と、上記ユーザの各々が属するグループの各々の課金上限とを保持する課金情報保持手段と、上記情報サービスを行う装置の要求に応じて、上記課金情報保持手段に保持されている上記ユーザの各々の課金上限および上記グループの各々の課金上限に基づいて上記サービスを実行するかどうかを決定する課金情報管理手段とを設けるようにしている。
この構成によれば、グループ全体の利用金額のみならず、グループに所属するユーザやサブグループ一人一人の利用金額をも階層的・多重に管理し、これにより、グループに所属しているユーザやサブグループ各自に課金の制限を設けながら、同時に、それらユーザやサブグループがグループ全体の課金を共通して利用できる。この結果、グループ内で突出した課金となるようなサービスの利用を防止でき、また、グループ全体で課金を有効に利用できるようになる。さらに、当初設定した各ユーザやサブグループに対する課金の制限値を、各ユーザやサブグループの利用状況に合わせて変動させることにより、グループに割当てられた課金をより有効に利用できるようになる。
また、本発明によれば、上述の目的を達成するために、ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する課金管理装置に、各々のユーザの課金情報を保持する機能;各々のユーザの課金上限を保持する機能;各々グループへの各々のユーザやサブグループの所属情報を保持する機能;および各々のグループの課金上限を保持する機能を備えた課金情報保持手段と、情報サービスを行う装置の要求に応えて、課金情報保持手段に保持されている各種課金情報を参照・記録・設定・変更する機能を備えた課金情報管理手段とを設けている。
この構成においても、グループ内で突出した課金となるようなサービスの利用を防止でき、また、グループ全体で課金を有効に利用できるようになる。さらに、当初設定した各ユーザやサブグループに対する課金の制限値を、各ユーザやサブグループの利用状況に合わせて変動させることにより、グループに割当てられた課金をより有効に利用できるようになる。
また、この構成において、所定のグループに所属しているユーザやサブグループの課金が不均衡であるとき、日時や時間などの特定の条件が満たされたとき、または情報サービスを行う装置からの要求があったとき、該グループに所属しているユーザやサブグループの課金上限の再設定を行う機能を備えた課金上限再設定手段を設けるようにしてもよい。
また、情報サービスを行う装置から渡されるサービス内容を評価し課金額を決定する課金評価手段を設けるようにしてもよい。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
[実施例1]
まず本発明の実施例1について説明する。図1は本実施例における課金管理装置(100)と、この課金管理装置(100)と連携する外部の情報サービス装置(200)示すものであり、この図において、課金管理装置(100)は課金情報保持手段(110)および課金情報管理手段(120)を有している。また、
情報サービス装置(200)は、電子メールを利用してサービスを提供するものであり、処理手段(210)、処理結果キュー(220)、処理要求キュー(230)、処理要求抽出手段(240)、メール送信手段(250)およびメール受信手段(260)を有している。情報サービス装置(200)は電子メールにより受けた処理依頼を処理し、結果を電子メールで返信する装置である。情報サービス装置(200)は、処理を行うに先立ち、処理要求抽出手段(240)において、受信された処理要求の電子メールからどのグループのどのユーザがサービスを利用するかの情報を取得し、仮想的な通信線(10)を通じて、該ユーザの課金が残っているかどうかを課金管理装置(100)に問い合わせる。課金管理装置(100)は該ユーザの課金が制限額に達しているかいないかを調べて、仮想的な通信線(20)を通じて処理要求抽出手段(240)に返答する。情報サービス装置(200)は該返答結果をもとに、該ユーザのサービスの利用の可否を判断する。情報サービス装置(200)が処理を行った時には、処理手段(210)が仮想的な通信線(10)を通じて、行った処理に対する課金額を課金管理装置(100)に伝える。課金管理装置(100)は課金額の登録が成功したか失敗したかを、仮想的な通信線(20)を通じて、処理手段(210)に返答する。情報サービス装置(200)は該返答結果を処理結果に含める。なお、仮想的な通信線(10)(20)は、計算機のプロセス間に生成されるパイプラインやソケットのような仮想的な通信路でもかまわないし、物理的な電線でもかまわない。この通信線にてやりとりされる情報は図4に示している。図4において、入力データは課金情報管理手段(120)に入力されるデータの組である。これらの組において、入力データの先頭のr0,r1は、要求の種類を識別するための記号であり、以降、この記号を要求種別IDという。出力データは、課金情報管理手段(120)が入力データに対して出力するデータである。なお、本実施例ではこの表にない形の不正な入力データは入力されないと仮定する。
課金管理装置(100)において、課金情報保持手段(110)は、例えば図2のような形で課金情報を保持する。図2の「全グループ」と名付けられた表において、「グループID」「課金上限」「課金合計」「所属一覧」の4つ組で、各グループの登録情報が登録されている。「グループID」はグループを識別するための一意に定まる番号である。「課金上限」はそのグループが使用可能な課金の上限値を示している。「課金合計」はそれまでにそのグループで使用された課金の合計値を示している。「所属一覧」はそのグループに所属しているユーザの一覧表へのポインタである。図2において「所属一覧」は矢印で示してある。図2の各グループの「グループID」と関連づけられた名前の表「グループID=G1−0001」、「グループID=G1−0002」、「グループID=G1−0003」…の表において、それぞれ「ユーザID」「課金上限」「課金合計」の3つ組で、各グループの所属ユーザの登録情報が登録されている。「ユーザID」は全グループにおいてユーザを識別するための一意に定まる番号である。ユーザは複数のグループに所属しても構わない。図2において、例えばユーザIDが00003のユーザはグループIDがG1−0001とG1−0002の二つのグループに所属している。「課金上限」はそのユーザがその所属グループ内で使用出来る課金の上限値を示している。各グループにおいて、所属ユーザ各自の課金上限はいずれもグループの課金上限以下に設定されていなければならない。「課金合計」はそのユーザがそれまでに使用した課金の合計値を示している。
なお、図2の表は、図3の表のようにポインタを多重にすることにより、グループの中にサブグループやユーザを混在して所属させることが出来る。図3において、グループIDがG1−0001の表は所属一覧が「×」になっている組はユーザを表現しており、「サブグループ・ユーザID」の欄にはユーザIDが入っている。所属一覧が「×」ではなく、ポインタになっている組はサブグループを示しており、「サブグループ・ユーザID」の欄には、サブグループを識別するための一意に定まる番号である「サブグループID」が入っている。
以降、本実施例では図2の形の表について説明する。
図5は課金管理装置(100)の動作を示すフローチャートである。図5において、S10001、S10002のステップで要求種別IDおよびグループIDがそれぞれ変数r,gidに入力される。S10003のステップで、gidに示されるグループが課金情報保持手段(110)に登録されているか否かを調べる。登録されていない場合、処理はS10100に分岐し、「失敗」を出力して終了する。登録されている場合、処理はS10004に分岐し、変数uidにユーザIDが入力される。S10005ではgidに示されるグループにuidに示されるユーザが登録されているか否かを調べる。登録されていない場合、処理はS10100に分岐し、「失敗」を出力して終了する。登録されている場合、処理はS10006に分岐する。S10006において、rがr0である、すなわち「使用可・不可問い合わせ」要求である場合は、処理はS10007に分岐し「使用可・不可問い合わせ」サブルーチンが呼ばれたのち終了する。rがr0でない、すなわち「課金記録」要求である場合は、処理はS10101に分岐し課金額を変数aに入力したのち、S10102において「課金記録」サブルーチンが呼ばれた後終了する。
図6は図5のS10007の「使用可・不可問い合わせ」サブルーチンの動作を示すフローチャートである。この図でacctlimit{gid},acct{gid},acctlimit{gid,uid},acct{gid,uid}はそれぞれ「グループgidの課金上限」、「グループgidの課金合計」「グループgidに所属するユーザuidの課金上限」「グループgidに所属するユーザuidの課金合計」を表す。さて図6において、S20001およびS20002において、それぞれ「グループgidの課金合計がグループgidの課金上限を下回っている」「グループgidに所属するユーザuidの課金合計がグループgidに所属するユーザuidの課金上限を下回っている」かどうかが判断される。両方の条件が成立した時のみ「使用可」が出力され(S20003)、さもなくば「使用不可」が出力される(S20100)。どちらかの出力の後でこのサブルーチンは終了し、呼出し元に帰る。
図7は図5のS10102の「課金記録」サブルーチンの動作を示すフローチャートである。この図でacct{gid},acct{gid,uid}はそれぞれ「グループgidの課金合計」「グループgidに所属するユーザuidの課金合計」を表す。図7において、S30001でグループgidに所属するユーザuidの課金合計に今回の課金額aが加算され、S30001でグループgidの課金合計に今回の課金額aが加算され、S30003で「成功」を出力しこのサブルーチンは終了し、呼出し元に帰る。
以上説明した動作を具体例に即してさらに説明する。今、課金情報保持手段(110)が、図2の状態であるとする。このとき課金管理装置に(r0,G1−0002,00001)が入力データとして与えられるとする。このユーザは図2に登録されており、図5において、r=’r0’(ステップS10001)、gid=’G1−0002’(ステップS10002)、uid=’00001’(ステップS10004)となり、r=’r0’であることから、使用可・不可問い合わせサブルーチンが呼び出される(ステップS10007)。図6の使用可・不可問い合わせサブルーチンでは該ユーザの課金合計は課金上限を上回っており、ステップS20002の条件が成立せず、「使用不可」を出力して終了する。
また、課金情報保持手段(110)が、図2の状態であるとき、課金管理装置に(r1,G1−0002,00003,120)が入力データとして与えられるとする。このユーザは図2に登録されており、図5において、r=’r1’(ステップS10001)、gid=’G1−0002’(ステップS10002)、uid=’00003’(ステップS10004)となり、r=’r0’であることから、S10006からステップS10101に分岐し、a=120となり、さらにステップS10102において課金記録サブルーチンが呼び出される。図7の課金記録サブルーチンにおいて、グループgidに所属するユーザuidの課金合計に120が加算され(S30001)、グループgidの課金合計に120が加算され(S30002)、「成功」を出力し(S30003)終了する。この処理の後、課金情報保持手段(110)に保持されている課金情報は図8のようになる。
このように、「使用可・不可問い合わせ」「課金記録」がユーザとグループという階層構造によって多重に管理されることにより、グループのみで課金管理を行っていた場合に起こる、あるユーザの突出したサービスの利用により他のメンバーがサービスを利用できなくなる事態を防止することが出来る。上記説明では、グループIDがG1−0002のグループでユーザIDが00001のユーザの使用が不可とされる一方、該グループの他のユーザは引続きサービスを利用できる。また、グループに割り当てられた課金上限全額をユーザ個人個人に振り分け、各ユーザ単位のみで課金管理を行う場合に起こる、一部のユーザがサービスを利用しないためそのユーザに割り当てられた課金が使われないことからグループに割り当てられた課金上限全額を有効利用できないという事態も回避できる。上記説明では、グループIDがG1−0002のグループに所属している各ユーザは、一人当たり1万円を上限として、グループ全体の課金上限全額(残り15000−12120 = 2880)を利用することができる。
[実施例2]
つぎに本発明の実施例2について説明する。図9は本実施例における課金管理装置(100)とこの課金管理装置(100)と連携して用いられる外部の情報サービス装置(200)とを示す。情報サービス装置(200)は実施例1と同様に電子メールにより受けた処理依頼を処理し、結果を電子メールで返信する装置である。ただし、実施例1の情報サービス装置に対して新たに課金メンテナンス手段(270)が追加されている。課金メンテナンス手段(270)はディスプレイ(271)、キーボード(272)、マウス(273)等の入出力装置を装備し、情報サービス装置(200)の管理者に対して、課金管理装置(100)の保持している課金情報をメンテナンスするための手段を提供する。課金メンテナンス手段(270)と課金管理装置(100)の間は実施例1と同様に仮想的な通信線(10)(20)によって通信する。図10は仮想的な通信線を通して課金管理装置が行う入出力データを示している。「使用可・不可問い合わせ」要求と「課金記録」要求は実施例1と同じものであり、それ以外は課金メンテナンスのための要求である。
さらに、図9においては、実施例1の課金管理装置に課金評価手段(140)および課金上限再設定手段(130)が追加されている。課金評価手段(140)の追加に伴い、情報処理装置(200)は課金を評価するのに必要なデータを仮想的な通信線(30)によって課金管理装置(100)の課金評価手段(140)に渡す。渡されるデータは処理手段(210)の処理結果の量や処理に要した時間や計算機資源の量、あるいは、処理結果等である。何をどのように評価するかは情報処理装置の運用に依存するので、ここでは詳細を説明しない。課金評価手段(140)によって種々のサービスについて種々の条件の下、課金体系を設定し、課金を計算、管理できる。また、課金上限再設定手段(130)は仮想的な通信線(10)(20)を使い、さらにその上で図10の入出力データを利用して課金情報管理手段とデータをやりとりする。
図11は課金管理装置(100)の動作を示すフローチャートである。図11において、S40001で入力サブルーチンを呼び出し、入力データから要求番号、グループID、ユーザIDなどを読み出す。その後、S40002からS40006までで要求にあったサブルーチンへ分岐し、それぞれの要求を処理する。S40100,S40101のサブルーチンは実施例1のS10007(図6)、S10102(図7)のステップと同様である。
図12はS40001の入力サブルーチンであり、図12において、入力データから要求種別IDを変数rに入力し(S50001)、グループIDを変数gidに入力し(S50002)、要求種別によってはユーザIDを変数uidに入力し(S50004,S50102)、あるいは課金額を変数aに入力する(S50005,S50104)。また、グループIDやユーザIDが課金情報保持手段に登録されていない場合は「失敗」を出力し、呼出し元に戻らずに終了する(S50003,S50103,S50100,S50101)。
図13は課金参照サブルーチンである。図13において、要求種別によって、グループgidの課金合計(acct{gid})の出力(S60100)、グループgidの課金上限(acctlimit{gid})の出力(S60101)、グループgidに所属するユーザuidの課金合計(acct{gid,uid})の出力(S60102)、グループgidに所属するユーザuidの課金上限(acctlimit{gid,uid})の出力(S60103)の出力のいずれかを行い、「成功」を出力し(S60005)、呼出し元に帰る。
図14は課金設定サブルーチンである。図14において、要求種別によって、グループgidの課金上限(acctlimit{gid})の設定(S70101)、グループgidに所属するユーザuidの課金合計(acct{gid,uid})の設定(S70103)、グループgidに所属するユーザuidの課金上限(acctlimit{gid,uid})の設定(S70105)、を行う。グループgidの課金上限(acctlimit{gid})の設定(S70101)については、グループgidの所属ユーザ各自の課金上限がいずれもa以下であることが条件(S70100)であり、これを満たした場合は設定され(S70101)、満たさない場合は「失敗」を出力して(S70200)呼出し元へ戻る(S70005)。グループgidに所属するユーザuidの課金合計(acct{gid,uid})の設定(S70103)は、設定する課金合計aが、該ユーザの課金上限acctlimit{gid,uid}以下であることが条件(S70102)であり、これを満たした場合は設定され、さらにacct{uid}が再計算され(S70103)、満たさない場合は「失敗」を出力して(S70200)呼出し元へ戻る(S70005)。グループgidに所属するユーザuidの課金上限(acctlimit{gid,uid})の設定(S70105)は、設定する課金上限aがグループgidの課金上限acctlimit{gid}以下であることが条件(S70104)であり、これを満たした場合は設定され(S70105)、満たさない場合は「失敗」を出力して(S70200)呼出し元へ戻る(S70005)。いずれの場合も設定ができた場合には「成功」を出力して(S70004)、呼出し元へ戻る(S70005)。
図15はユーザ・グループの追加・削除サブルーチンである。図15において、要求種別によって、グループgidの追加(S80100)・削除(S80102)、グループgidに所属するユーザuidの追加(S80103)・削除(S80105)を行う。グループの追加(S80100)やユーザの追加(S80103)は、既に登録されているグループIDやユーザIDに対しては何も行われない。グループの削除はそのグループにユーザが一人も登録されていないことが条件(S80101)である。すなわち、あらかじめ所属全ユーザを削除しておく必要がある。該条件(S80101)が満たされるとグループgidが削除される(S80102)。グループgidに所属するユーザuidの削除は課金額と課金上限額がともに0になっていることが条件(S80104)である。すなわち、あらかじめ該課金額を0に設定しておく必要がある。グループの削除およびユーザの削除は条件が満たされれば実行され、満たされなければ「失敗」が出力され(S80200)、呼出し元へ戻る(S80006)。いずれの場合も追加または削除ができた場合には「成功」を出力して(S80005)、呼出し元へ戻る(S80006)。
課金上限再設定手段(130)は、課金の状態が不均衡であるとき、課金の上限を自動的に再設定する。ここでは、課金の上限の再設定は定期的に行われるとする。各グループについて、その時点で未使用になっている課金すなわちグループの課金上限からグループの課金合計を引いた値(未使用の課金の合計)を求め、さらにその値をユーザの数で割ることにより算出された値を、各々のユーザの課金合計に加算した値に課金上限を再設定する。つまり、未使用の課金の合計を各ユーザに均等に再配分することにより、新しい課金上限を設定する。
図16はあるグループの課金再設定が行われる直前の時点での課金の状態を図示したものである。このグループの課金上限は40000である。グラフで濃い影は各ユーザの課金上限値を示し、薄い影は各ユーザの課金合計値を示している。この課金の状態において、未使用の課金の合計は16000である。これをユーザの数4で割った値は4000であり、それぞれのユーザの課金合計にこの値4000を加算したものが各ユーザの新しい課金上限になる。このような再設定が行われた直後の課金の状態を図17に示す。図18は該再設定が行われた後、次の課金再設定が行われる直前の時点での課金の状態を図示したものである。同様の計算により、再設定が行われた直後の課金の状態を図19に示す。このように未使用になっている課金が分配されることにより、グループに割当てられた課金上限全額を有効に利用出来る。
この再設定は定期的に行われてもよいし、不均衡な状態になったときに行われてもよい。また、課金の上限の再設定方法は本実施例で示した以外にも様々なものが考えられる。例えば、この実施例では未使用の課金を各々のユーザに均等に分配したが、各々のユーザの利用状態を予測し、傾斜を付けて分配してもよい。また、ユーザの課金だけではなく、サブグループなどの階層的な課金管理も考慮した処理も考えられる。なお上述ではユーザ/グループ、ユーザ/サブグループ、ユーザ/サブグループ/グループの階層としたが、階層数を増加させたもの等、どのような階層としてもよいことはもちろんである。
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明により、各々のユーザと該ユーザの所属サブグループやグループに対して多重に課金上限を設定でき、また、利用状況に応じて各ユーザやサブグループの課金上限が変動する課金管理装置が提供され、これにより特定のユーザが突出した課金となるような情報サービス装置の偏った利用の防止や、グループ全体として有効な課金の利用が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における課金管理装置(100)および連携される外部の情報サービス装置(200)を全体として示すブロック図である。
【図2】 上述実施例1における課金情報保持手段(110)の内容例を示す図である。
【図3】 上述実施例1の課金情報保持手段(110)の階層的な課金情報保持の例を示す図である。
【図4】 上述実施例1における課金管理装置(100)と情報サービス装置(200)との間でやり取りされるデータを示す図である。
【図5】 上述実施例1における課金管理装置(100)の動作を示すフローチャートである。
【図6】 上述実施例1における「使用可・不可問い合わせ」サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図7】 上述実施例1における「課金記録」サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図8】 上述実施例1における課金情報保持手段(110)の内容例を示す図である。
【図9】 本発明の実施例2における課金管理装置(100)および連携される外部の情報サービス装置(200)を全体として示すブロック図である。
【図10】 上述実施例2における課金管理装置(100)と情報サービス装置(200)との間でやり取りされるデータを示す図である。
【図11】 上述実施例2における課金処理装置(100)の動作を示すフローチャートである。
【図12】 上述実施例2における入力サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図13】 上述実施例2における課金参照サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図14】 上述実施例2における課金設定サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図15】 上述実施例2におけるユーザ・グループの追加・削除サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
【図16】 上述実施例2における所定のグループのユーザの課金上限と課金合計の例のグラフである。
【図17】 上述実施例2の課金上限再設定手段(130)による課金上限の再設定の例のグラフである。
【図18】 上述実施例2における所定のグループのユーザの課金上限と課金合計の例のグラフである。
【図19】 上述実施例2の課金上限再設定手段(130)による課金上限の再設定の例のグラフである。
【符号の説明】
10 課金情報管理手段(120)への入力データ線
20 課金情報管理手段(120)からの出力データ線
30 課金評価手段(140)への入力データ線
100 課金管理装置
110 課金情報保持手段
120 課金情報管理手段
130 課金上限再設定手段
140 課金評価手段
200 情報サービス装置
210 処理手段
220 処理結果キュー
230 処理要求キュー
240 処理要求抽出手段
250 メール送信手段
260 メール受信手段
270 課金メンテナンス手段
271 ディスプレイ
272 キーボード
272 マウス

Claims (7)

  1. ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する装置において、
    各ユーザがどのグループに属するかを記述する所属情報と、上記ユーザの各々の課金情報と、上記ユーザの各々が属するグループの各々の課金上限とを保持する課金情報保持手段と、
    上記情報サービスを行う装置の要求に応じて、(a)上記課金情報保持手段に保持されている、情報サービス要求ユーザの課金上限および上記所属情報から決定した上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金上限と、(b)上記課金情報保持手段に保持されている、当該情報サービス要求ユーザの課金情報および上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金情報とを、それぞれ比較してその比較結果に基づいて上記サービスを実行するかどうかを決定する課金情報管理手段と、
    グループの課金上限から当該グループの課金合計を引いて算出された上記グループ内で将来利用可能な課金分を、上記グループのユーザの各々に分配し、上記グループのユーザの各々に分配した分配課金分と上記グループのユーザの各々の利用済み課金分の合計を当該ユーザの課金上限に再設定する課金上限再設定手段とを有することを特徴とする課金管理装置。
  2. 上記ユーザおよびグループの間にサブグループの階層を設けている請求項1記載の課金管理装置。
  3. ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する装置において、
    各々のユーザの課金情報を保持する機能と、各々のユーザの課金上限を保持する機能と、各々グループへの各々のユーザやサブグループの所属情報を保持する機能と、各々のグループの課金上限を保持する機能とを備えた課金情報保持手段と、
    情報サービスを行う装置の要求に応えて、課金情報保持手段に保持されている上記課金情報、課金上限および所属情報を参照・記録・設定・変更する機能を備えた課金情報管理手段とを有し、
    上記課金情報管理手段は、上記情報サービスを行う装置の要求に応じて、(a)上記課金情報保持手段に保持されている、情報サービス要求ユーザの課金上限またはその情報サービス要求ユーザのサブグループおよび上記所属情報から決定した上記情報サービス要求ユーザまたは上記サブグループの属するグループの課金上限と、(b)上記課金情報保持手段に保持されている、当該情報サービス要求ユーザまたは上記サブグループの課金情報および上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金情報とを、それぞれ比較してその比較結果に基づいて上記サービスを実行するかどうかを決定し、
    さらに、グループの課金上限から当該グループの課金合計を引いて算出された上記グループ内で将来利用可能な課金分を上記グループのユーザまたはサブグループの各々に分配し、上記グループのユーザまたはサブグループの各々に分配した分配課金分と上記グループのユーザまたはサブグループの各々の利用済み課金分の合計を当該ユーザまたはサブグループの課金上限に再設定する課金上限再設定手段を有することを特徴とする課金管理装置。
  4. 上記課金上限再設定手段は、所定のグループに所属しているユーザやサブグループの課金が不均衡であるとき、日時や時間などの特定の条件が満たされたとき、または情報サービスを行う装置からの要求があったとき、該グループに所属しているユーザやサブグループの課金上限の再設定を行う請求項3記載の課金管理装置。
  5. 情報サービスを行う装置から渡されるサービス内容を評価し課金額を決定する課金評価手段を具備した請求項3または4記載の課金管理装置。
  6. ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する方法において、
    各ユーザがどのグループに属するかを記述する所属情報と、上記ユーザの各々の課金情報と、上記ユーザの各々が属するグループの各々の課金上限とを課金情報保持手段に保持する課金情報保持ステップと、
    上記情報サービスを行う装置の要求に応じて、(a)上記課金情報保持手段に保持されている、情報要求ユーザの課金上限および上記所属情報から決定した上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金上限と、(b)上記課金情報保持手段に保持されている、当該情報サービス要求ユーザの課金情報および上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金情報とを、それぞれ比較してその比較結果に基づいて上記サービスを実行するかどうかを決定する課金情報管理ステップとを有し、
    さらに、課金上限再設定手段により、グループの課金上限から当該グループの課金合計を引いて算出された上記グループ内で将来利用可能な課金分を、上記グループのユーザの各々に分配し、上記グループのユーザの各々に分配した分配課金分と上記グループのユーザの各々の利用済み課金分の合計を当該ユーザの課金上限に再設定するステップを有することを特徴とする課金管理方法。
  7. ユーザの要求に応じて情報サービスを行う装置と連動して、該情報サービスの課金を管理する方法において、
    各々のユーザの課金情報を課金情報保持手段に保持するサブステップと、各々のユーザの課金上限を上記課金情報保持手段に保持するサブステップと、各々グループへの各々のユーザやサブグループの所属情報を上記課金情報保持手段に保持するサブステップと、各々のグループの課金上限を上記課金情報保持手段に保持するサブステップとを備えた課金情報保持ステップと、
    情報サービスを行う装置の要求に応えて、課金情報保持ステップにより保持されている上記課金情報、課金上限および所属情報を参照・記録・設定・変更するサブステップを備えた課金情報管理ステップとを有し、
    上記課金情報管理ステップは、上記情報サービスを行う装置の要求に応じて、(a)上記課金情報保持手段に保持されている、情報サービス要求ユーザの課金上限またはその情報サービス要求ユーザが属するサブグループの課金情報および上記所属情報から決定した上記情報サービス要求ユーザまたは上記サブグループの属するグループの課金上限と、(b)上記課金情報保持手段に保持されている、当該情報サービス要求ユーザまたは上記サブグループの課金情報および上記情報サービス要求ユーザの属するグループの課金情報とを、それぞれ比較してその比較結果に基づいて上記サービスを実行するかどうかを決定するサブステップを有し、
    さらに、課金上限再設定手段により、グループの課金上限から当該グループの課金合計を引いて算出された上記グループ内で将来利用可能な課金分を上記グループのユーザまたはサブグループの各々に分配し、上記グループのユーザまたはサブグループの各々に分配した分配課金分と上記グループのユーザまたはサブグループの各々の利用済み課金分の合計を当該ユーザまたはサブグループの課金上限に再設定するステップを有することを特徴とする課金管理方法。
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