JP3670269B2 - 受信装置および伝送レート判定方法 - Google Patents
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Description
本発明は、音声等のデータの通信を行う受信装置および伝送レート判定方法に関する。
通信システムにおいては、受信側が通信チャネルの伝送レートを予め知っているか、または送信側が通信チャネルの伝送レート等の情報を予め受信側に通知し、受信側がこの伝送レートを用いて受信信号の復号を行うことにより通信データを得るのが一般的である。この伝送レート等の情報は、Transport Format(TF)と呼ばれる。
しかし、音声等のデータの場合には、送信側が送信したデータのTFを受信側に通知しないBTFD(Blind Transport Format Detection)と呼ばれる方式が存在する。かかる場合、受信側では、データを正しく受信するためには通信チャネルに使用されているTFを判定し、判定されたTFを用いて受信信号の復号を行う必要がある。
第三世代ディジタル移動通信の標準機構である3GPP(3rd Generation Partnership Project)の仕様「TS25.212 Ver.3.10.0」には、誤り検出符号(CRC:Cyclic Redundancy Check)あるいは誤り訂正後のデータが持つ尤度(復号結果の確からしさ)を用いて上記のTF判定を行うことが記載されている。このTF判定方法は、そのチャネルのTFが決まると、そのチャネルに従属して他のチャネルのTFが一意に定まるチャネル(以下このチャネルのことを基準チャネルと呼ぶ)のTFをある値に仮定し、この値に基づいて単位ビット長を定め、誤り訂正後のデータのこの単位ビットの最後にあたる位置で、データの誤り訂正処理を停止する。そして、この時点で尤度情報の計算を行い、尤度情報の値が閾値以下だった場合、誤り訂正後のデータについてCRCビットを用いた誤り判定の処理を行う。このとき、CRC判定結果が「OK」だった場合、仮定したTFの値を真のTF候補とする。そして、以上の処理を全てのTFの可能性について行い、最終的に選択されたTFを基準チャネルの真のTFと判断する。また、TFが基準チャネルに従属して設定される上記のチャネルは従属チャネルと呼ばれ、この従属チャネルのTFは、基準チャネルのTFが数ある候補の中から一つに決定された場合、これに基づいて一意に求まる。
また、受信したデータに対し、考えられ得る全ての伝送レートを用いて復号処理を施すことにより、TFを判定する方法もある(例えば、特許文献1参照)。この方法は、まず、考えられ得る全ての伝送レートを用いて受信データを復号する。そして、この復号後のデータを再度符号化し、元の受信値と比較することにより、不一致データ数が最も少ない伝送レートを真の伝送レートと判定する。
特開平10−145245号公報
しかしながら、3GPPの仕様では、従属チャネルが複数(具体的には、2または3)の基準チャネルに従属するように設定されている場合がある。かかる場合、いずれの基準チャネルから導かれる(判定される)TFをこの従属チャネルのTFと判断するかによって、従属チャネルの受信品質は大きく左右される。特に、誤り訂正および復号後のデータの信頼度が低い基準チャネルに基づいてTF判定を行った場合、得られたTFは誤ったものとなる可能性が高い。なお、3GPPには、上記の場合にどのようにTF判定を行ったら良いかの記載は存在しない。
そこで、例えば、選択肢として考えられ得る全ての基準チャネルに対し機械的に従属チャネルのTF判定を行うことが考えられる。しかし、かかる処理は、実際にはあり得ないTF組み合わせに対してもTF判定を行っていることとなり、非効率な処理であって処理時間が長くなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、従属チャネルが複数の基準チャネルに従属する場合にも、高い信頼度をもって伝送レート判定を行うことができ、受信性能を向上させることができる受信装置および伝送レート判定方法を提供することを目的とする。
本発明の受信装置は、複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信手段と、受信された前記複数の基準チャネルのレートマッチング・アトリビュート値同士、または各基準チャネルが要求される通信品質同士を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出手段と、検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、伝送レート(TF)の判定対象となるチャネルの中に、複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在する場合、各基準チャネルの復号結果の信頼度をレートマッチング・アトリビュート値または要求される通信品質(QoS)により判断し、最も信頼できる基準チャネルのTF判定結果を用いて従属チャネルのTF判定を行うので、受信装置の受信性能を向上させることができる。
本発明の受信装置は、複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信手段と、受信された前記複数の基準チャネルのそれぞれの復号結果の信頼度を推定したパラメータ同士を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出手段と、検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定手段と、受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査手段と、を具備し、前記調査手段は、前記検出手段によって検出された前記一の基準チャネルが含まれる前記組み合わせを次回の伝送レート判定において使用する構成を採る。
この構成によれば、全ての基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定を行った際に、実際には存在しないTF組み合わせが選択されることを回避できる。
本発明の受信装置は、複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちのいずれかの基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートがそれぞれ定められた複数の従属チャネルと、を受信する受信手段と、受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査手段と、前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号し、前記組み合わせごとの復号結果の信頼度を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果において信頼度が最も高い前記組み合わせに基づいて他の基準チャネルおよび従属チャネルの伝送レートを再判定する再判定手段と、を具備する構成を採る。
本発明の受信装置は、前記比較手段は、各基準チャネルの伝送レートを判定する第1の判定手段と、判定された伝送レートを用いて各基準チャネルと前記組み合わせをなす従属チャネルの伝送レートを判定する第2の判定手段と、を具備し、前記第1および第2の判定手段によって判定された各伝送レートを用いて、前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号する構成を採る。
これらの構成によれば、基準チャネルおよび従属チャネル双方の復号結果のもつ尤度を用いて、複数の基準チャネルと従属関係にある従属チャネルのTF判定を行うことが可能となる。また、基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定の信頼性向上を図ることができる。
本発明の受信装置は、前記調査手段は、前記比較手段の比較結果において信頼度が最も高い前記組み合わせと当該組み合わせに基づいて再判定された基準チャネルおよび従属チャネルの組み合わせとを次回の伝送レート判定において使用する構成を採る。
この構成によれば、全ての基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定を行った際に、実際には存在しないTF組み合わせが選択されることを回避できる。
本発明の伝送レート判定方法は、複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信ステップと、受信された前記複数の基準チャネルのレートマッチング・アトリビュート値同士、または各基準チャネルが要求される通信品質同士を比較する比較ステップと、前記比較ステップの結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出ステップと、検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定ステップと、を具備するようにした。
この方法によれば、伝送レートの判定対象となるチャネルの中に、複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在する場合、各基準チャネルの復号結果の信頼度をレートマッチング・アトリビュート値等により判断し、最も信頼できる基準チャネルのTF判定結果を用いて従属チャネルのTF判定を行うので、受信装置の受信性能を向上させることができる。
本発明の伝送レート判定方法は、複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちのいずれかの基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートがそれぞれ定められた複数の従属チャネルと、を受信する受信ステップと、受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査ステップと、前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号し、前記組み合わせごとの復号結果の信頼度を比較する比較ステップと、前記比較ステップにおいて信頼度が最も高い前記組み合わせに基づいて他の基準チャネルおよび従属チャネルの伝送レートを再判定する再判定ステップと、を具備するようにした。
この方法によれば、基準チャネルおよび従属チャネル双方の復号結果のもつ尤度を用いて、複数の基準チャネルと従属関係にある従属チャネルのTF判定を行うことが可能となる。また、基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定の信頼性向上を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、従属チャネルが複数の基準チャネルに従属する場合にも、高い信頼度をもって伝送レート判定を行うことができる。
本発明の骨子は、複数の基準チャネルに従属している従属チャネルは、デコード結果の信頼度が高い基準チャネルに基づいて伝送レートを決定することにより、伝送レート判定結果の信頼性を向上させることである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、ここでは、本発明に係る受信装置が、音声データを受信する場合を例にとって説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る受信装置の主要な構成を示すブロック図である。ここでは、この受信装置が無線通信システムに適用され、トランスポート・チャネルと呼ばれる無線回線を介し音声データを受信する場合を例にとって説明する。このトランスポート・チャネルは、送信フレームごとにビットレート(伝送レート)が異なるという特徴を有している。
図1は、本発明の実施の形態1に係る受信装置の主要な構成を示すブロック図である。ここでは、この受信装置が無線通信システムに適用され、トランスポート・チャネルと呼ばれる無線回線を介し音声データを受信する場合を例にとって説明する。このトランスポート・チャネルは、送信フレームごとにビットレート(伝送レート)が異なるという特徴を有している。
この受信装置は、アンテナ101、無線受信部102、復調部103、復号部104、およびTF判定装置110を有する。そして、TF判定装置110は、従属チャネル調査部111、RM比較部112、最大RM基準チャネル検出部113、およびTF判定部114を有する。
無線受信部102は、アンテナ101を介し受信された信号に対し、ダウンコンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を施し、復調部103に出力する。復調部103は、無線受信部102から出力された信号を復調し、復号部104に出力すると共に、復調後のデータをTF判定装置110にも出力する。復号部104は、TF判定装置110から通知されるTFを用いて、復調部103から出力される復調後のデータに対し、誤り訂正および復号の処理を施し、受信データを得る。TF判定装置110は、復調部103から出力されたデータのTFを判定し、判定結果を復号部104に出力する。
次いで、TF判定装置110の動作について、図2および図3を用いて具体的に説明する。
図2は、基準チャネルと従属チャネルの関係の一例を示す図であり、図3は、TF判定装置110の伝送レート判定処理の手順について示すフロー図である。なお、Trchはトランスポート・チャネルの略、RMはレートマッチングの略、TFは Transport Format の略である。また、この図において、矢印は各TrchのTF同士の関係を示している。すなわち、矢印で結ばれたTrchのTFは、矢印の先のTrchと従属関係にあることを示している。
ここでは、Trch#0〜Trch#2が基準チャネル、Trch#3〜Trch#4が従属チャネルであり、例えば、従属チャネルであるTrch#3は、基準チャネルTrch#0〜Trch#1に従属している(図2参照)。
まず、従属チャネル調査部111は、伝送レート判定の対象となるチャネルの中に、複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在するか否か調査する(ST1010)。調査の結果、該当する従属チャネルが存在した場合、従属チャネル調査部111は、この従属チャネルをRM比較部112に通知する。ここでは、前述の通り、Trch#3が基準チャネルTrch#0およびTrch#1の両方と従属関係を持っているので、Trch#3がRM比較部112に通知される。
RM比較部112は、従属チャネル調査部111から通知された従属チャネルに対応する各基準チャネルのレートマッチング・アトリビュート値を相互に比較し(ST1020)、比較結果を最大RM基準チャネル検出部113に通知する。ここでは、Trch#0とTrch#1がこの基準チャネルに該当し、Trch#0とTrch#1のレートマッチング・アトリビュート値RM_0とRM_1の比較が行われる。
なお、レートマッチング・アトリビュート値とは、以下のレートマッチング処理において使用される重み付け用パラメータのことである。レートマッチング処理では、送信側は、各チャネルの符号化データのデータサイズが1フレーム内に収まるように、データを繰り返し(レピティション)若しくは削除(パンクチャ)する調節を行う。そして、受信側は、送信側で繰り返し若しくは削除された分だけデータを削除または繰り返す調節を行う。この処理において、レートマッチング・アトリビュート値は、各トランスポート・チャネルのデータを1つのフレーム内に収めるために増減させるデータ数を決定する際に用いられる。
最大RM基準チャネル検出部113は、RM比較部112から通知された比較結果から、最大のレートマッチング・アトリビュート値を有する基準チャネルを検出し(ST1030)、TF判定部114に出力する。
なお、図2の例では、複数の基準チャネルと従属関係を有している従属チャネル、すなわち従属チャネル調査部111において検出される従属チャネルは、Trch#3だけであるが、以上のループAの処理(ST1020、ST1030)は、従属チャネル調査部111において検出された従属チャネルの全てに対し行われる。
TF判定部114は、以下のループBの処理(ST1040〜ST1080)を全ての基準チャネルに対し行う。まず、TF判定部114は、基準チャネルが、複数の基準チャネルを持つ従属チャネルと従属関係にあるか判断し、また、この従属チャネルの従属元の複数の基準チャネルの中で最大のレートマッチング・アトリビュート値を有する基準チャネルか否か判断する(ST1040)。最大のレートマッチング・アトリビュート値を有する基準チャネルであった場合、この基準チャネルのTF判定を行う(ST1050)。そして、この結果を用い、従属チャネルのTF判定を行う(ST1060)。ST1040において、最大のレートマッチング・アトリビュート値を有する基準チャネルに該当しなかった場合、この基準チャネルに対してはTF判定を行った後(ST1070)、この基準チャネルにのみ従属している従属チャネルが存在する場合には、その従属チャネルのTF判定を行う(ST1080)。
なお、ST1010において、伝送レート判定の対象となるチャネルの中に複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在しない場合には、上記のST1020〜ST1080の処理は行われない。かかる場合、その旨の通知を従属チャネル調査部111から受けたTF判定部114は、各基準チャネルのTF判定を行い(ST1110)、その結果を基に従属チャネルのTF判定を行い(ST1120)、復号部104に出力する。
ここで、レートマッチング・アトリビュート値が大きいということは、他の基準チャネルよりもその基準チャネルのデータのレピティション率が高い、もしくはパンクチャ率が低いということを示している。そして、レピティション率およびパンクチャ率は受信データの受信品質に基づいて定められる値であるので、レートマッチング・アトリビュート値が大きいということはとりもなおさず、そのデータに対し誤り訂正および復号の処理を施した後のデータの信頼度が高いということを表している。
このように、本実施の形態によれば、伝送レートの判定対象となるチャネルの中に、複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在する場合、各基準チャネルの復号結果の信頼度をレートマッチング・アトリビュート値により判断(推定)し、最も信頼できる基準チャネルのTF判定結果を用いて従属チャネルのTF判定を行うので、受信装置の受信性能を向上させることができる。
なお、ここでは、本実施の形態に係る受信装置が無線通信システムに適用される場合を例にとって説明したが、この受信装置は有線通信システムにおいても適用可能である。図4は、この受信装置が無線通信システムに適用された場合の構成の一例を示したブロック図である。アンテナ101がなくなり無線受信部102が受信処理部102aに変わっているが、基本的構成は無線通信システムと同様である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置210の主要な構成のみを図5に示す。なお、TF判定装置210も、基本的構成はTF判定装置110と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置210の主要な構成のみを図5に示す。なお、TF判定装置210も、基本的構成はTF判定装置110と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の特徴は、TF判定装置210がQoS比較部212および最大QoS基準チャネル検出部213を有し、レートマッチング・アトリビュート値の代わりに個々のチャネルに対して要求される通信品質(QoS:Quality of Service)の高さを用いてTF判定を行うことである。
図6は、上記構成を有する受信装置の伝送レート判定処理の手順を示すフロー図である。なお、この伝送レート判定処理は、基本的に図3に示した伝送レート判定処理と同様の手順からなり、同一の手順には同一の符号を付し、その説明を省略する。
ST1010の調査の結果、該当する従属チャネルが存在した場合、従属チャネル調査部111は、この従属チャネルをQoS比較部212に通知する。QoS比較部212は、従属チャネル調査部111から通知された従属チャネルに対応する各基準チャネルのQoSを相互に比較し(ST2020)、比較結果を最大QoS基準チャネル検出部213に通知する。最大QoS基準チャネル検出部213は、QoS比較部212から通知された比較結果から、最大のQoSが要求される基準チャネルを検出し(ST2030)、TF判定部114に出力する。
以上のループCの処理(ST2020、ST2030)は、複数の基準チャネルと従属関係を有している従属チャネルの全てに対し行われる。
TF判定部114は、以下のループDの処理(ST2040、ST1050〜ST1080)を全ての基準チャネルに対し行う。なお、このループDの処理は、ループBのST1040の処理が、最大のQoSが要求される基準チャネルか否か判断する処理(ST2040)に変わっただけであるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態によれば、伝送レートの判定対象となるチャネルの中に、複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在する場合、各基準チャネルの復号結果の信頼度を各基準チャネルが要求されるQoSにより判断(推定)し、最も信頼できる基準チャネルのTF判定結果を用いて従属チャネルのTF判定を行うので、受信装置の受信性能を向上させることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置310の主要な構成のみを図7に示す。なお、実施の形態1に示したTF判定装置110と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の実施の形態3に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置310の主要な構成のみを図7に示す。なお、実施の形態1に示したTF判定装置110と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の特徴は、TF判定装置310が、尤度値算出部301、メモリ302、従属グループ調査部303、尤度値比較部304、およびTF再判定部305を有することである。
次いで、TF判定装置310の動作について、図8、図9、および図10を用いて説明する。
図8は、TF判定装置310の伝送レート判定処理の手順について示すフロー図である。なお、図3に示した伝送レート判定処理と同一の手順には同一の符号を付し、その説明を省略する。
従属チャネル調査部111において、複数の基準チャネルに従属する従属チャネルが存在した場合(ST1010)、TF判定装置310は、ループEの処理(ST3010〜3040)を全ての基準チャネルに対して行う。
TF判定部114aは、基準チャネルに対してTF判定処理を行う(ST3010)。そして、この基準チャネルのTF判定結果から、この基準チャネルに従属する従属チャネルのTFを判定し、この判定結果(基準チャネルのTFと従属チャネルのTFとのTF組み合わせ)を尤度値算出部301に出力する(ST3020)。なお、このTF判定部114aは、実施の形態1で示したTF判定部114と同様の機能を有しているものであるが、実施の形態1とはTF判定装置内における位置が異なっている。
尤度値算出部301は、求まった基準チャネルのTFを用いて基準チャネルに対して誤り訂正および復号の処理を施し、この復号結果の確からしさ(尤度値)を算出してメモリ302に記憶する(ST3030)。同様に、従属チャネルに対しても先に求まった従属チャネルのTFを用いて復号処理を施し、尤度値を算出してメモリ302に記憶する(ST3040)。
以上の処理を全ての基準チャネルに対して行うことにより、ループEは終了する。
一方、従属グループ調査部303は、復調部103から出力されるデータを調査し、ある従属チャネルと、この従属チャネルの従属元である(可能性のある)基準チャネルと、をまとめて1つのグループとし(従属している可能性のある基準チャネルが複数存在する場合には、それぞれに対してグループを形成する)、この結果を尤度値比較部304に出力する(ST3050)。例えば、基準チャネルと従属チャネルの関係が図9に示すような状況にあった場合、従属チャネルTrch#3は、基準チャネルTrch#0およびTrch#1の双方と従属関係にあるため、それぞれ2つのグループ(G1、G2)を形成する。一方、従属チャネルTrch#4は、基準チャネルTrch#2のみと従属関係にあるため、1つのグループ(G3)を形成する。
尤度値比較部304は、各基準チャネルの尤度値をメモリ302から読み出し、従属グループ調査部303から通知された各グループ同士で比較し(ST3060)、最大の尤度値を持つグループの基準チャネルと従属チャネルのTF組み合わせを真のTF組み合わせとする。
TF再判定部305は、最大の尤度値を有する基準チャネルのTFを用いて他の基準チャネルおよびこれに従属する従属チャネルのTFを再判定する(ST3070)。すなわち、最大尤度を有する基準チャネルグループの組み合わせを含むTFC(Transport Format Combination:各チャネルのTFの組み合わせのこと)から、他の基準チャネルグループのTF組み合わせを求め、その結果が、ST3010およびST3020において求めたTF組み合わせと異なる場合、新たに求めたTFを真のTF判定結果として登録する。
以上の処理の具体例を図10を用いて説明する。図10は、図9に示した基準チャネルと従属チャネルの従属関係を表にまとめたものである。
例えば、基準チャネルTrch#0に対しTF判定を行ったところ、TF#0−1がTF判定結果として算出されたとすると、かかる場合、従属チャネルであるTrch#3のTFは、TF#3−1となる。この2つのTFを用いて基準チャネル(Trch#0)および従属チャネル(Trch#3)のデータの復号処理を行い、復号結果の尤度を記憶する。一方、基準チャネルであるTrch#1についてもTF判定を行い、その結果、TF#1−0が選択されたとすると、従属チャネルであるTrch#3のTFはTF#3−0となる。よって、TF#1−0およびTF#3−0を用いて復号処理を行い、復号結果の尤度を求める。そして、Trch#0の尤度(TF#0−1およびTF#3−1を基に求めた尤度)とTrch#1の尤度(TF#1−0およびTF#3−0を基に求めた尤度)を比較し、Trch#0の尤度の方が大きいとすれば、Trch#3のTFはTF#3−1となるので、Trch#1のTFはTF#1−1と再判定され、この値に変更される。
なお、1つの基準チャネルとのみ従属関係にある従属チャネルの基準チャネル(図9の例では、Trch#2)については、基準チャネルおよび従属チャネルの尤度計算を行う必要がない。よって、図8のST3050の従属グループの調査において、Trch#2が含まれる組み合わせはグループとして検出されない。
このように、本実施の形態によれば、伝送レート判定の対象となるチャネルの中に複数の基準チャネルと従属関係を有する従属チャネルが存在する場合、ある従属チャネルとこの従属チャネルの従属元である基準チャネルとをまとめて1つのグループとし、グループ間で復号結果の確からしさ(尤度値)を比較し、尤度値が最大のグループのTFが含まれるTFCに基づいてその他のグループのTFを再判定する。
これにより、基準チャネルおよびそれに従属する従属チャネル双方のTF判定結果に基づいて、最も信頼できるTFCを決定するので、高い信頼度をもって従属チャネルのTF判定を行うことができ、さらに、基準チャネルのTF判定の精度も向上させることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置410の主要な構成のみを図11に示す。なお、TF判定装置410も、基本的構成はTF判定装置110と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の実施の形態4に係る受信装置は、実施の形態1に示した受信装置と同様の基本的構成を有するので、実施の形態1と異なる構成であるTF判定装置410の主要な構成のみを図11に示す。なお、TF判定装置410も、基本的構成はTF判定装置110と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の特徴は、従属チャネルのTFを判定する際に、あり得ないTFの組み合わせを排除することである。
図12は、上記構成を有する受信装置の伝送レート判定処理の手順について示すフロー図である。なお、図3に示した伝送レート判定処理と同一の手順には同一の符号を付し、その説明を省略する。
従属チャネル調査部111において、複数の基準チャネルに従属する従属チャネルが存在した場合(ST1010)、TF判定装置410は、ループFの処理(ST4010〜4060)を全ての基準チャネルに対して行う。
有効TFC数検出部401は、有効TFC数が2以上存在するか否か検出する(ST4010)。ここで、有効TFC数とは、TF判定処理を行った結果、ある基準チャネルおよび従属チャネルのTFが決定された場合、TFCS(TFC Set:TFCの集合のこと。図10に示した各TrchのTF組み合わせの集合を示す。)の中で上述のTF判定で決定されたTFを含むTFCの数のことである。なお、TF判定処理を行う前の有効TFC数は、TFCSに含まれる全TFC数のことを示す。ST4010において、有効TFC数が2以上存在する場合、TF判定部114は、基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定処理を行う(ST4020、ST4030)。
TFCS更新部402は、TF判定部114で求まった基準チャネルおよびこれに従属する従属チャネルのTFが含まれるTFCをTFCSの中から検索し、該当するTFCを新規のTFCSとして更新登録する(ST4040)。そして、次回の基準チャネルおよび従属チャネルのTF判定処理には、更新されたTFCSが用いられる。
このように、本実施の形態によれば、個々の基準チャネルが独立でTF判定処理を行う場合でも、今回求まったTFCSを用いて、次回のTF組み合わせを選択するので、TF判定においてTFCS中に存在しないTF組み合わせを選択することを防止できる。すなわち、本実施の形態によれば、個々の基準チャネルのTF判定結果と、そこから導かれる従属チャネルのTF判定結果との組み合わせが、実際に存在しないTF組み合わせとなることを防止することができる。
なお、TF判定を行う際にどの基準チャネルから優先してTF判定の処理を行うかについては任意の順番で良い。
本発明に係る受信装置は、上記の実施の形態1〜4に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記の実施の形態1〜4は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
本発明に係る受信装置は、移動体通信システムにおける移動局装置または基地局装置に搭載することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する移動局装置または基地局装置を提供することができる。
また、ここでは、通信されるデータが音声である場合を例にとって説明したが、本発明は、通信されるデータが映像等の他のマルチメディアデータである場合においても利用可能である。
本発明に係る伝送レート判定方法は、受信装置の受信性能を向上させる効果を有し、例えば、移動体通信システムにおける基地局装置等の用途に適用できる。
104 復号部
110、210、310、410 TF判定装置
111 従属チャネル調査部
112 RM比較部
113 最大RM基準チャネル検出部
114、114a TF判定部
212 QoS比較部
213 最大QoS基準チャネル検出部
301 尤度値算出部
303 従属グループ調査部
304 尤度値比較部
305 TF再判定部
401 有効TFC数検出部
402 TFCS更新部
110、210、310、410 TF判定装置
111 従属チャネル調査部
112 RM比較部
113 最大RM基準チャネル検出部
114、114a TF判定部
212 QoS比較部
213 最大QoS基準チャネル検出部
301 尤度値算出部
303 従属グループ調査部
304 尤度値比較部
305 TF再判定部
401 有効TFC数検出部
402 TFCS更新部
Claims (9)
- 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信手段と、
受信された前記複数の基準チャネルのレートマッチング・アトリビュート値同士、または各基準チャネルが要求される通信品質同士を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出手段と、
検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定手段と、
を具備することを特徴とする受信装置。 - 前記検出手段は、
前記レートマッチング・アトリビュート値が最も高い基準チャネル、または前記要求される通信品質が最も高い基準チャネルを前記一の基準チャネルとする、
ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。 - 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信手段と、
受信された前記複数の基準チャネルのそれぞれの復号結果の信頼度を推定したパラメータ同士を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出手段と、
検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定手段と、
受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査手段と、
を具備し、
前記調査手段は、
前記検出手段によって検出された前記一の基準チャネルが含まれる前記組み合わせを次回の伝送レート判定において使用する、
ことを特徴とする受信装置。 - 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちのいずれかの基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートがそれぞれ定められた複数の従属チャネルと、を受信する受信手段と、
受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査手段と、
前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号し、前記組み合わせごとの復号結果の信頼度を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果において信頼度が最も高い前記組み合わせに基づいて他の基準チャネルおよび従属チャネルの伝送レートを再判定する再判定手段と、
を具備することを特徴とする受信装置。 - 前記比較手段は、
各基準チャネルの伝送レートを判定する第1の判定手段と、
判定された伝送レートを用いて各基準チャネルと前記組み合わせをなす従属チャネルの伝送レートを判定する第2の判定手段と、
を具備し、
前記第1および第2の判定手段によって判定された各伝送レートを用いて、前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号する、
ことを特徴とする請求項4記載の受信装置。 - 前記調査手段は、
前記比較手段の比較結果において信頼度が最も高い前記組み合わせと当該組み合わせに基づいて再判定された基準チャネルおよび従属チャネルの組み合わせとを次回の伝送レート判定において使用する、
ことを特徴とする請求項4記載の受信装置。 - 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信ステップと、
受信された前記複数の基準チャネルのレートマッチング・アトリビュート値同士、または各基準チャネルが要求される通信品質同士を比較する比較ステップと、
前記比較ステップの結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出ステップと、
検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定ステップと、
を具備することを特徴とする伝送レート判定方法。 - 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちの一の基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートが定められた従属チャネルと、を受信する受信ステップと、
受信された前記複数の基準チャネルのそれぞれの復号結果の信頼度を推定したパラメータ同士を比較する比較ステップと、
前記比較ステップの結果に基づいて前記一の基準チャネルを検出する検出ステップと、
検出された前記一の基準チャネルの伝送レートを判定して前記従属チャネルの伝送レートを決定する判定ステップと、
受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査ステップと、
を具備し、
前記調査ステップは、
前記検出ステップによって検出された前記一の基準チャネルが含まれる前記組み合わせを次回の伝送レート判定において使用する、
ことを特徴とする伝送レート判定方法。 - 複数の基準チャネルと、前記複数の基準チャネルのうちのいずれかの基準チャネルの伝送レートに従属して伝送レートがそれぞれ定められた複数の従属チャネルと、を受信する受信ステップと、
受信された各基準チャネルと当該基準チャネルに従属している可能性のある従属チャネルとの組み合わせを調査する調査ステップと、
前記組み合わせをなす基準チャネルおよび従属チャネルを復号し、前記組み合わせごとの復号結果の信頼度を比較する比較ステップと、
前記比較ステップにおいて信頼度が最も高い前記組み合わせに基づいて他の基準チャネルおよび従属チャネルの伝送レートを再判定する再判定ステップと、
を具備することを特徴とする伝送レート判定方法。
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