JP3668517B2

JP3668517B2 - Endoscopic treatment tool

Info

Publication number: JP3668517B2
Application number: JP33500494A
Authority: JP
Inventors: 修二小見
Original assignee: Fujinon Corp
Current assignee: Fujinon Corp
Priority date: 1994-12-19
Filing date: 1994-12-19
Publication date: 2005-07-06
Anticipated expiration: 2020-07-06
Also published as: JPH08168492A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は内視鏡用処置具、特に被観察体内へ処置具挿通チャンネルを介して導出する高周波スネアやパピロトミーナイフ等の処置具の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内視鏡は、先端部の照射窓からの光の照射に基づいて、観察窓から被観察体内を観察できるように構成されると共に、処置具挿通チャンネルを介して処置具を先端部から被観察体内へ導くようになっている。この処置具としては、例えば高周波スネア、パピロトミーナイフ等があり、これらの処置具によれば、例えば十二指腸の乳頭部の切開や、ポリープの切除等が行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の内視鏡では、被観察体内へ導出する処置具の側面方向の向き（円周方向の位置）を規制しておらず、この処置具は自由に回転するので、観察画像を見ながらその向きを所定の方向に合せるようになっている。しかしながら、一部の処置においては処置具が最初からある向きに設定されている方が良い場合がある。例えば、胆石等の結石除去処置又は内視鏡的膵胆管造影（ＥＲＣＰ）処置等では、処置具である高周波スネアやパピロトミーナイフにより乳頭部を切開する場合がある。この処置では、乳頭部の位置が所定の場所にあることから、高周波スネアにおける輪状のスネア部やパピロトミーナイフのナイフ部が切開位置に対し所定の向きに設定されていれば、切開処置を容易かつ確実に行うことができる。従って、このような処置では、導出される処置具の側面方向の向きが所定の方向に規制されることにより、処置の効率が向上することになる。
【０００４】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、処置具を導出する際にその側面方向の向きを所定方向に規制でき、またこの方向規制をした処置具の適用範囲を拡大することができる内視鏡用処置具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第１請求項記載の発明に係る内視鏡用処置具は、処置具挿通チャンネルの出口近傍に、導出される処置具の側面方向を規制するためのガイド部が形成された内視鏡に用いられる処置具であって、上記ガイド部により案内される被ガイド部を備えた方向規制部材を、処置具に対し着脱自在かつ処置具軸方向へスライド自在となるように配置し、この方向規制部材の処置具軸方向の取付け位置を変えることにより、方向規制した処置具の突出量を調整することを特徴とする。
第２請求項記載の発明は、上記処置具の円周方向に、上記方向規制部材の円周方向の配置位置を変えるための取付け部を複数設けたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】
上記の構成によれば、処置具挿通チャンネルの出口近傍には、例えば出口へ向かって幅が狭くなる先細りのガイド溝が形成される。そして、処置具の外周に方向規制部材が着脱自在に配置され、この方向規制部材には、上記ガイド溝に案内される例えば所定長さの突起部（突状部）が外周に形成される。従って、処置具は処置具挿通チャンネルの出口近傍へ達すると、方向規制部材の突起部がガイド溝により案内され、所定の向きで被観察体内へ導出される。従って、この処置具が例えば結石除去処置や内視鏡的膵胆管造影で用いられた場合は、その処置具は乳頭部の切開位置に確実に配置され、処置が行い易くなる。
【０００７】
そして、上記方向規制部材は処置具に対しスライド自在となるので、ガイド部及び被ガイド部により方向規制した状態の処置具の突出量を調整することができ、処置具の適用範囲が拡大するという利点がある。
【０００８】
【実施例】
図１及び図２には、実施例に係る内視鏡用処置具として高周波スネアの構成が示され、図３及び図４には正視型内視鏡の先端部の構成が示されており、図１は側面図、図２（Ａ）は図１のII−II線断面図、図３は図４のIII−III線断面図、図４は先端面の図である。まず、図４に示されるように、先端部１０の先端面にはライトガイドが接続されている照射窓１１，１２、被観察体内の像を捉えるための観察窓１４、洗浄ノズル１５、鉗子口１６が配置される。上記照射窓１１，１２には、光源装置からの光がライトガイドを介して供給され、上記洗浄ノズル１５は上記観察窓１４の窓面を洗浄するためのものである。
【０００９】
図３に示されるように、上記観察窓１４には光学系部材１７、プリズム１８等を介してＣＣＤ（Charge Coupled Device）２０が接続されており、このＣＣＤ２０で撮像された画像信号をプロセッサ装置で処理することによって、モニタ上に被観察体内の画像が表示される。また、上記鉗子口１６は処置具挿通チャンネル２２に連通しており、この処置具挿通チャンネル２２内を介して処置具は鉗子口１６から被観察体内へ導出される。
【００１０】
そして、図５にも示されるように、処置具挿通チャンネル２２の出口である鉗子口１６には、対向する２箇所にガイド溝２４が形成される。即ち、このガイド溝２４は、出口へ向かう程、狭くなる先細りの溝形状とされており、最先端の溝幅は後述する処置具側の突起部が通過する大きさに形成される。
【００１１】
図１において、処置具である高周波スネア２６は、本体（管）２７の先端側に輪状ワイヤからなるスネア部２８、後端側に操作部２９を有しており、この操作部２９の操作により、スネア部２８を本体（管）２７から突出させたり、その内部へ引っ込めたりすることができる。また、このスネア部２８に高周波電流を流すことにより、患部等の切開、切除等を行うことができる。
【００１２】
そして、このような高周波スネア２６の本体２７の先端側外周に、方向規制部材３０が着脱自在かつスライド自在に配置される。即ち、図２（Ａ）にも示されるように、本体２７の外周には１８０度離れた２箇所に取付け溝３１が形成され、この取付け溝３１に嵌合する内周突起部３２が方向規制部材３０の内周に形成される。従って、この方向規制部材３０はその内周突起部３２を上記取付け溝３１へ嵌合することにより、取り付けたり、外したりできる。また、上記取付け溝３１の長さは、方向規制部材３０の長さ以上に形成されており、方向規制部材３０が本体２７の外周上で軸方向へスライドできるように構成される。
【００１３】
更に、上記方向規制部材３０の外周の１８０度離れた２箇所に、被ガイド部としてレール状の突起部３３が形成される。この突起部３３の幅（円周方向）は、上記ガイド溝２４の最先端の幅を通過する長さに設定されており、この突起部３３がガイド溝２４によって案内されることによって、高周波スネア２６の側面（円周方向の位置）は所定の向きに位置決めされる。
【００１４】
実施例は以上の構成からなり、図１の高周波スネア２６は、図５のような状態で、処置具挿通チャンネル２２内を通される。この高周波スネア２６が鉗子口１６へ達すると、方向規制部材３０の両突起部３３はガイド溝２４により案内され、鉗子口１６から出るときには、方向規制部材３０が図の横向きとなるので、高周波スネア２６の側面は所定の方向を向くように規制される。従って、この高周波スネア２６が結石除去処置や内視鏡的膵胆管造影で使用されるときは、乳頭部の所定位置にスネア部２６の輪の側面部分を配置することができ、これにより切開が容易に行われる。
【００１５】
また、上記の処置具使用の際には、高周波スネア２６における方向規制部材３０の取付け位置を変えることにより、方向規制した高周波スネア２６の突出量を調整することができる。即ち、上記方向規制部材３０を先端側へ移動させれば、方向規制部材３０がガイド溝２４の最先端部に係合した状態における高周波スネア２６の鉗子口１６からの突出量を短くすることができ、一方方向規制部材３０を後側へ移動させれば、上記高周波スネア２６の突出量を長くすることができるという利点がある。
【００１６】
しかも、上記方向規制部材３０はその着脱が自在となっているので、方向規制が不要な場合には、この方向規制部材３０を取り外すことにより、従来と同様に各種処置具の使用が可能となる。
【００１７】
図２（Ｂ）には、上記方向規制部材３０の高周波スネア２６への取付け構造の応用例が示されており、これは規制方向が調整できるように、本体２７の外周に上記取付け溝３１をもう１組追加したものである。この例のように、取付け溝３１を必要に応じて複数組設けたり、又は所定角度毎に規則的に配置したりすれば、方向規制部材３０の突起部３３の円周方向の配置位置を変えることができ、高周波スネア２６の規制方向を可変・調整することが可能となる。
【００１８】
上記実施例では、ガイド溝２４を対向する２箇所に設け、突起部３３も２箇所に設けたが、一箇所のガイド溝２４及び突起部３３によっても、同様の効果を得ることができる。このガイド部であるガイド溝２４と、被ガイド部である突起部３３との取付けは、上記実施例とは逆の関係にしてもよく、突状部を鉗子口１６側へ設け、ガイド溝を方向規制部材３０側へ設けてもよい。
【００１９】
また、処置具として高周波スネア２６を用いた例を示したが、パピロトミーナイフやその他の処置具でも、方向規制部材３０を取り付けることにより、その側面方向の向きを所定方向に規制することができる。更に、上記実施例では、直視型内視鏡を用いた例を示したが、側視型内視鏡に適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】
以上説明したように、第１請求項記載の発明によれば、処置具挿通チャンネルの出口近傍に処置具の側面方向の向きを規制するためのガイド部を形成し、処置具には、上記ガイド部により案内される被ガイド部を備えた方向規制部材を、着脱自在かつ処置具軸方向へスライド自在となるように配置し、この方向規制部材の処置具軸方向の取付け位置を変えることにより、方向規制した処置具の突出量を調整するようにしたので、高周波スネア、パピロトミーナイフ等の処置具の側面方向の向きを規制した状態で、被観察体内へ導出することができ、各種の処置具を目的位置へ配置することが容易となる。この結果、例えば結石除去処置、内視鏡的膵胆管造影では乳頭部が切開し易くなる。
【００２１】
また、方向規制した処置具の突出量を調整することができ、処置具の適用範囲が広がるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係る内視鏡用処置具（高周波スネア）の構成を示す側面図である。
【図２】図１のII−II線断面図であり、図（Ａ）は実施例を示す図、図（Ｂ）は応用例を示す図である。
【図３】実施例の内視鏡先端部の構成を示す図４のIII−III線断面図である。
【図４】内視鏡先端部の先端面の構成を示す図である。
【図５】図３の処置具挿通チャンネル内へ通された高周波スネアの状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０ … 先端部、
１６ … 鉗子口、
２２ … 処置具挿通チャンネル、
２４ … ガイド溝、
２６ … 高周波スネア、
２７ … 本体、
３０ … 方向規制部材、
３３ … 突起部。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a treatment instrument for an endoscope, and more particularly to a configuration of a treatment instrument such as a high-frequency snare or a papillotomy knife that is led into a body to be observed through a treatment instrument insertion channel.
[0002]
[Prior art]
The endoscope is configured so that the inside of the observed body can be observed from the observation window based on the irradiation of light from the irradiation window at the distal end portion, and the treatment instrument is observed from the distal end portion through the treatment instrument insertion channel. It is designed to lead to the body. Examples of the treatment tool include a high-frequency snare and a papillotome knife. According to these treatment tools, for example, incision of the papilla of the duodenum, excision of a polyp, and the like are performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional endoscope does not regulate the side direction (circumferential position) of the treatment tool led out into the observed body, and the treatment tool rotates freely. However, the direction is adapted to a predetermined direction. However, in some treatments, it may be better to set the treatment tool in a certain direction from the beginning. For example, in stone removal treatment such as gallstones or endoscopic pancreatobiliography (ERCP) treatment, the nipple may be incised by a high-frequency snare or a papillotome knife as a treatment tool. In this procedure, since the position of the nipple is in a predetermined location, the incision procedure is easy if the ring-shaped snare part of the high-frequency snare and the knife part of the papyrotomy knife are set in a predetermined direction with respect to the incision position. And it can be done reliably. Therefore, in such a treatment, the direction of the lateral direction of the treatment tool to be derived is restricted to a predetermined direction, so that the efficiency of the treatment is improved.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and the purpose of the present invention is to restrict the direction of the side surface direction to a predetermined direction when deriving the treatment tool, and to apply the range of application of the treatment tool with this direction restriction. An object of the present invention is to provide an endoscopic treatment tool that can be enlarged.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the endoscope treatment tool according to the first aspect of the present invention has a guide portion for restricting the lateral direction of the treatment tool to be derived in the vicinity of the outlet of the treatment tool insertion channel. a treatment instrument for use in an endoscope which is formed, a direction regulating member provided with a guided portion guided by the guide portion, so as to be slidable to removably and treatment tool axis direction against the treatment tool The protrusion amount of the directionally restricted treatment instrument is adjusted by changing the mounting position of the direction restriction member in the treatment instrument axial direction .
The invention according to the second aspect is characterized in that a plurality of attachment portions for changing the arrangement position of the direction regulating member in the circumferential direction are provided in the circumferential direction of the treatment instrument .
[0006]
[Action]
According to said structure, the taper guide groove which becomes narrow toward the exit, for example is formed in the exit vicinity of the treatment tool penetration channel. A direction restricting member is detachably disposed on the outer periphery of the treatment instrument, and a protrusion (projection) having a predetermined length, for example, guided by the guide groove is formed on the outer periphery of the direction restricting member. Therefore, when the treatment instrument reaches the vicinity of the exit of the treatment instrument insertion channel, the projection of the direction regulating member is guided by the guide groove and led out into the object to be observed in a predetermined direction. Therefore, when this treatment tool is used, for example, in a stone removal treatment or endoscopic pancreaticobiliary angiography, the treatment tool is surely placed at the incision position of the nipple and facilitates treatment.
[0007]
And since the said direction control member becomes slidable with respect to a treatment tool, the protrusion amount of the treatment tool of the state by which the direction control was carried out by the guide part and the to-be-guided part can be adjusted, and the application range of a treatment tool expands. There are advantages.
[0008]
【Example】
FIGS. 1 and 2 show the configuration of a high-frequency snare as an endoscope treatment tool according to the embodiment, and FIGS. 3 and 4 show the configuration of the distal end portion of an orthoscopic endoscope. 1 is a side view, FIG. 2A is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG. 1, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG. 4, and FIG. First, as shown in FIG. 4, irradiation windows 11 and 12 having a light guide connected to the distal end surface of the distal end portion 10, an observation window 14 for capturing an image in the observed body, a washing nozzle 15, and a forceps opening 16 is arranged. Light from the light source device is supplied to the irradiation windows 11 and 12 through a light guide, and the cleaning nozzle 15 is for cleaning the window surface of the observation window 14.
[0009]
As shown in FIG. 3, a CCD (Charge Coupled Device) 20 is connected to the observation window 14 via an optical system member 17, a prism 18 and the like, and an image signal captured by the CCD 20 is processed by a processor device. By processing, an image in the observed body is displayed on the monitor. The forceps port 16 communicates with the treatment tool insertion channel 22, and the treatment tool is led out from the forceps port 16 into the observed body through the treatment tool insertion channel 22.
[0010]
As shown also in FIG. 5, guide grooves 24 are formed at two opposing positions in the forceps port 16 that is the outlet of the treatment instrument insertion channel 22. That is, the guide groove 24 is formed in a tapered groove shape that becomes narrower toward the outlet, and the most advanced groove width is formed such that a projection on the treatment instrument described later passes.
[0011]
In FIG. 1, a high-frequency snare 26 as a treatment instrument has a snare portion 28 formed of a ring-shaped wire on the front end side of a main body (tube) 27 and an operation portion 29 on the rear end side. The snare portion 28 can be protruded from the main body (tube) 27 or retracted therein. Further, by passing a high-frequency current through the snare portion 28, incision and excision of the affected part can be performed.
[0012]
The direction regulating member 30 is detachably and slidably disposed on the outer periphery of the distal end side of the main body 27 of the high-frequency snare 26. That is, as shown in FIG. 2A, the mounting grooves 31 are formed at two positions 180 degrees apart on the outer periphery of the main body 27, and the inner peripheral projections 32 that fit into the mounting grooves 31 have a direction restriction. It is formed on the inner periphery of the member 30. Therefore, the direction regulating member 30 can be attached or removed by fitting the inner peripheral projection 32 to the attachment groove 31. Further, the length of the mounting groove 31 is longer than that of the direction restricting member 30, and the direction restricting member 30 is configured to be slidable in the axial direction on the outer periphery of the main body 27.
[0013]
Furthermore, rail-shaped projections 33 are formed as guided portions at two locations 180 degrees apart on the outer periphery of the direction regulating member 30. The width (circumferential direction) of the protrusion 33 is set to a length that passes through the leading edge width of the guide groove 24, and the high-frequency snare is guided by the protrusion 33 being guided by the guide groove 24. 26 side surfaces (circumferential positions) are positioned in a predetermined direction.
[0014]
The embodiment has the above-described configuration, and the high-frequency snare 26 in FIG. 1 is passed through the treatment instrument insertion channel 22 in the state shown in FIG. When the high-frequency snare 26 reaches the forceps opening 16, both protrusions 33 of the direction restricting member 30 are guided by the guide grooves 24. When the high-frequency snare 26 exits from the forceps opening 16, the direction restricting member 30 is oriented sideways in the figure. The side surface of 26 is regulated to face a predetermined direction. Therefore, when this high-frequency snare 26 is used in a stone removal procedure or endoscopic pancreaticobiliary angiography, the side surface portion of the ring of the snare portion 26 can be placed at a predetermined position on the nipple, thereby making an incision. Easy to do.
[0015]
Further, when the treatment instrument is used, the protruding amount of the high-frequency snare 26 whose direction is restricted can be adjusted by changing the mounting position of the direction-limiting member 30 in the high-frequency snare 26. That is, if the direction regulating member 30 is moved to the distal end side, the protruding amount of the high-frequency snare 26 from the forceps port 16 in a state where the direction regulating member 30 is engaged with the most distal portion of the guide groove 24 can be shortened. If the one-direction regulating member 30 is moved to the rear side, there is an advantage that the protruding amount of the high-frequency snare 26 can be increased.
[0016]
In addition, since the direction regulating member 30 can be freely attached and detached, when the direction regulation is unnecessary, by removing the direction regulating member 30, various treatment tools can be used as in the conventional case. .
[0017]
FIG. 2B shows an application example of a structure for attaching the direction restricting member 30 to the high frequency snare 26, which is provided with the attaching groove 31 on the outer periphery of the main body 27 so that the restricting direction can be adjusted. Another set is added. As in this example, if a plurality of sets of mounting grooves 31 are provided as necessary, or if the mounting grooves 31 are regularly arranged for each predetermined angle, the circumferential arrangement position of the protrusion 33 of the direction regulating member 30 is changed. It is possible to variably / adjust the regulation direction of the high-frequency snare 26.
[0018]
In the above embodiment, the guide grooves 24 are provided at two opposing positions and the protrusions 33 are also provided at two positions. However, the same effect can be obtained by the guide grooves 24 and the protrusions 33 at one place. The guide groove 24 that is the guide portion and the projection portion 33 that is the guided portion may be attached in a reverse relationship to the above-described embodiment. The protrusion is provided on the forceps port 16 side, and the guide groove is provided. You may provide in the direction control member 30 side.
[0019]
Moreover, although the example which used the high frequency snare 26 as a treatment tool was shown, the direction of the side surface direction can be controlled to a predetermined direction by attaching the direction control member 30 also with a papillotomy knife or other treatment tools. . Further, in the above-described embodiment, an example using a direct-view type endoscope is shown, but the present invention can be applied to a side-view type endoscope.
[0020]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the guide portion for restricting the direction of the side direction of the treatment instrument is formed in the vicinity of the outlet of the treatment instrument insertion channel, and the guide is provided on the treatment instrument. the direction restricting member having a guided portion which is guided by the section, arranged so as to be slidable to removably and treatment tool axis direction, by varying the treatment tool axis direction of the mounting position of the direction regulating portion, Since the protruding amount of the treatment tool whose direction is regulated is adjusted, it can be led out into the observed body in a state in which the direction of the side direction of the treatment tool such as a high-frequency snare or papillotomy knife is regulated, and various treatments It becomes easy to arrange the tool at the target position. As a result, for example, in the calculus removal treatment and endoscopic pancreatobiliography, the nipple is easily incised.
[0021]
Moreover, there is an advantage that the protruding amount of the treatment instrument whose direction is restricted can be adjusted, and the application range of the treatment instrument is widened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a configuration of an endoscope treatment tool (high-frequency snare) according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. 1, in which FIG. (A) is a diagram illustrating an embodiment, and FIG. (B) is a diagram illustrating an application example;
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. 4 showing the configuration of the distal end portion of the endoscope according to the embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a distal end surface of an endoscope distal end portion.
5 is a perspective view showing a state of a high-frequency snare passed through the treatment instrument insertion channel of FIG. 3. FIG.
[Explanation of symbols]
10 ... tip,
16 ... forceps opening,
22 ... treatment instrument insertion channel,
24 ... guide groove,
26 ... high frequency snare,
27 ... body,
3 0 ... Direction regulating member,
33 ... Projection.

Claims

A treatment tool used for an endoscope in which a guide part for regulating a side direction of a treatment tool to be derived is formed in the vicinity of an outlet of a treatment tool insertion channel,
The direction restricting member having a guided portion guided by the guide portion, disposed so as to be slidable to removably and treatment tool axis direction against the treatment tool, the mounting of the instrument axis direction of the direction regulating member A treatment tool for an endoscope, wherein the projection amount of the treatment tool whose direction is restricted is adjusted by changing the position .

The treatment instrument for an endoscope according to claim 1 , wherein a plurality of attachment portions for changing a circumferential position of the direction restricting member are provided in a circumferential direction of the treatment instrument.