JP3668435B2 - Hinge device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ノート型と称されるパソコンやワープロなどにおける本体(第一部材)と開閉体(第二部材)とを起伏開閉自在に枢着するために使用されるヒンジ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ノート型と称されるパソコンやワープロは、本体に対して開閉体(ディスプレイ部)がヒンジ装置を介して起伏開閉自在に設けられている。
【0003】
また、従来からこのノート型機器には、開閉体を本体に伏した閉塞状態で開閉体が勝手に開いてしまうことがないように、この閉塞状態を維持する閉塞装置が組み込まれている。この閉塞装置としては、所謂ラッチと称されるロック・解除可能な装置が用いられることが一般的であり、開閉体を閉じるとこのラッチによって自動的に閉塞状態がロックされ、使用時にはこのラッチを解除することで開閉体を開くことができる構造となっている。
【0004】
しかし、開閉体を開く際にラッチを解除することは以外と煩わしく、本発明者は、このラッチなどの閉塞装置を用いることなく本体と開閉体との閉塞状態を維持できないものかと着眼した。
【0005】
そして、本発明者は、この着眼点に基づいて試行錯誤し商品開発を進めた結果、本体(第一部材)に対し開閉体(第二部材)を閉じた状態ではヒンジ装置に回動抵抗が生じるように構成することにより、閉塞装置を用いることなく本体(第一部材)に対し開閉体(第二部材)を閉塞状態に維持できて、開くときの煩わしいロック解除操作は不要となり、また、これにより閉じる手前の位置でも回動作動に抵抗が付与されて閉じる際の衝撃が極めて良好に緩衝されることになる画期的なヒンジ装置を完成させるに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
第一部材1と第二部材2とを枢着するヒンジ装置であって、第一部材1若しくは第二部材2に連結される第一連結体3の軸受部4に、第二部材2若しくは第一部材1に連結される第二連結体5の枢着軸6を回動自在に枢着し、この枢着軸6にこの枢着軸6と共に回動する圧接部7を設け、この圧接部7が回動することで圧接する受部8を前記第一連結体3に設けて、この圧接部7と受部8との圧接力によって前記枢着軸6の回動作動に抵抗が生じるように構成し、前記第一連結体3は板材により構成して、この板材の一端部に前記軸受部4を設け、この第一連結体3としての板材から軸受部4の左右に並設状態にして切り出し片9を切り出し形成し、この左右の切り出し片9の先端部を略V字状に屈曲形成してこの屈曲先端部を前記受部8とし、この軸受部4に枢着される前記枢着軸6の二箇所に、軸受部4を挟むようにして前記圧接部7を設けて、この圧接部7と受部8とが近接状態に配設されるように構成し、この受部8としての屈曲切り出し片9の弾性により受部8と前記圧接部7との圧接状態が維持されて前記枢着軸6に回動抵抗が付与されると共に、この受部8の弾性による回動抵抗に抗して枢着軸6を回動し得るように構成し、前記第一部材1と前記第二部材2とが開いた状態から、第一部材1に対して第二部材2を閉じるように回動させると、第一部材1に対して第二部材2が完全に重合閉塞してしまう少し手前の位置で前記圧接部7が前記受部8に圧接して前記枢着軸6に回動抵抗が生じるように構成し、この回動抵抗に抗して第一部材1に対して第二部材2を重合閉塞させることができ、又はこの回動抵抗に抗して重合閉塞している第一部材1と第二部材2とを開くことができるように構成したことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
【0008】
また、前記枢着軸6に前記圧接部7として突起7Aを設け、この突起7Aが回動することで圧接する前記受部8を前記第一連結体3に突設したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係るものである。
【0009】
また、前記第一連結体3は板材により構成して、この板材の一端部に前記軸受部4を設け、この第一連結体3としての板材に軸受部4と並設状態となるようにして切り出し片9を形成し、この切り出し片9の先端部を屈曲形成してこの屈曲先端部を前記受部8とし、前記軸受部4に枢着される枢着軸6の軸着部分の近傍に前記圧接部7としてカム7を設けて、この軸受部4に枢着軸6を枢着した際カム7と前記受部8とが近接状態に配設されるように構成し、この枢着軸6の回動により圧接部7としてのカム7が回動すると、このカム7の偏心突起7Aが近接する前記受部8に圧接するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】
第一部材1と第二部材2とが開いた状態から、第一部材1に対して第二部材2を閉じるように回動させると、第一部材1と第二部材2とが重合閉塞する手前の位置で、軸受部4若しくは枢着軸6に設けた圧接部7が第二連結体5若しくは前記第一連結体3に設けた受部8に圧接して枢着軸6に回動抵抗が生じる。
【0012】
従って、閉じる手前で回動抵抗が生じるために、閉じた時の衝撃が極めて良好に緩衝されることになり、例えばノート型のパソコンやワープロなどのヒンジ装置として本発明品を使用すれば、勢い良く本体(第一部材1)に開閉体(第二部材2)が叩き付けられて破損したりすることが確実に防止されることになる。
【0013】
この回動抵抗に抗して第一部材1若しくは第二部材2を手で動かせば、この第一部材1と第二部材2とを重合閉塞状態とすることができる。
【0014】
また、この重合閉塞した状態の第一部材1と第二部材2とを開こうとする際にも、圧接部7が受部8に圧接して枢着軸6に回動抵抗が生じることとなる。
【0015】
従って、簡単に第一部材1と第二部材2とが開いてしまうようなことはなく、圧接部7と受部8との圧接力により重合閉塞状態が維持されることになる。
【0016】
この回動抵抗に抗して第一部材1若しくは第二部材2を手で動かせば、第一部材1と第二部材2とを開くことができる。
【0017】
よって、例えば、ノート型のパソコンやワープロなどのヒンジ装置として本発明品を使用すれば、従来品のようにラッチなどの閉塞装置を用いることなく本体(第一部材1)に対し開閉体(第二部材2)を閉塞状態に維持できることになるので、これにより開くときの煩わしいロック解除操作は不要で、この回動抵抗に抗して第一部材1若しくは第二部材2を手で動かすだけの操作で第一部材1と第二部材2とを開くことができる開閉操作性に秀れた構造の製品を実現できることになる。
【0018】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0019】
本実施例は、図1に示すようにノート型パソコンに適用した場合を示したもので、本体部を第一部材1とし、開閉部(ディスプレイ部)を第二部材2とし、本体部1と開閉部2とが重合した閉塞状態から開閉部2を回動起動した開放状態(使用状態)とすることができる枢着構造に本発明のヒンジ装置を適用している。尚、図面ではヒンジ装置をノート型パソコンの左右二箇所に設けた場合を示している。
以下、具体的に説明すると、図1〜図6は第一実施例(本発明の実施例)、図7は第二構成例を示している。
【0020】
第一実施例について説明する。
【0021】
本実施例は、本体部1の後部に連結される第一連結体3と、開閉部2の下部に連結される第二連結体5とを回動自在に枢着した構成としている。
【0022】
具体的に説明すると、第一連結体3は、略長方形状を呈する板材(例えば金属板)により構成し、この板材の長さ方向の一端側(図2における上端側)をこの長さ方向に沿って三つに切断し、この三つの切り出し片9のうち、図3に示すように中央の切り出し片9の先端を円筒状に折曲形成してこの先端円筒部を軸受部4としている。
【0023】
また、第二連結体5も、略長方形状を呈する板材(例えば金属板)により構成し、この板材の一端側(図2における下端側)に枢着軸6を、この枢着軸6の軸方向が第二連結体5の長さ方向と直交する方向となるようにして付設固定している。
【0024】
そして、前記第一連結体3の筒状の軸受部4に、第二連結体5の枢着軸6を嵌挿することで第一連結体3に対して第二連結体5を回動自在に枢着した構成としている。
【0025】
また、本実施例では、軸受部4と枢着軸6とに摩擦抵抗(回動抵抗)を生じる構成とし、この回動抵抗により本体部1に対して開閉部2を所望位置でストップできるフリーストップ構造を実現している。図中符号12は軸受部4と枢着軸6との間に介在するカラーである。
【0026】
本実施例では、この枢着軸6にこの枢着軸6と共に回動する圧接部7を設け、この圧接部7が回動することで圧接する受部8を前記第一連結体3に設けて、この圧接部7と受部8との圧接力によって前記枢着軸6の回動作動に抵抗が生じるように構成している。
【0027】
具体的に説明すると、軸受部4に軸支される枢着軸6のこの軸支部分の近傍に前記圧接部7を設けている。更に詳しくは、図2,図3に示すように、軸受部4を挟むようにして枢着軸6の二箇所に圧接部7を設け、この二箇所の圧接部7が、夫々前記第一連結体3の左右の切り出し片9に臨設するように構成している。
【0028】
また、本実施例の圧接部7は、偏心カム7を採用し、このカム7の偏心突起7Aが前記受部8に圧接することとなるように構成している。
【0029】
受部8は、前記第一連結体3の一端側に形成された三つの前記切り出し片9のうち、左右の切り出し片9の先端部に設けている。
【0030】
更に詳しくは、この左右の切り出し片9の先端部を断面略V字状に屈曲形成してこの屈曲先端部を前記受部8としている。
【0031】
即ち、軸受部4に枢着軸6を枢着すると、カム7と受部8とが近接状態に配設されるように構成し、この枢着軸6の回動によりカム7が回動すると、このカム7の偏心突起7Aが近接する前記受部8に圧接するように構成している。
【0032】
また、この際、受部8としての屈曲切り出し片9の弾性により受部8と前記圧接部7との圧接状態が維持されて前記枢着軸6に回動抵抗が付与されると共に、この受部8の弾性による回動抵抗に抗して枢着軸6を回動し得るように構成している。
【0033】
尚、本実施例では、上記のように受部8を第一連結体3に一体に設けた場合を示しているが、例えば第一連結体3に別の部材を付設し、この別部材に受部8を設けることで、第一連結体3から受部8を突設する構成としても良い。また、受部8は、図示した場合と逆方向に切り出し片9の先端部を屈曲形成して構成しても良いし、その他の構造としても良い。
【0034】
また、本実施例では、前記本体部1に対し前記開閉部2が重合閉塞する手前の位置で受部8に圧接して枢着軸6に回動抵抗が生じ、又は重合閉塞した状態の本体部1に対して開閉部2を開こうとする際に受部8に圧接して枢着軸6に回動抵抗が生じるように構成している。
【0035】
具体的には、図4に示すように本体部1に対して開閉部2が開いた状態では、全く圧接部(カム)7の突起7Aが受部8に接触することがなく、この状態から、開閉部2を閉じるように回動させると、図5に示すように本体部1に開閉部2が完全に重合閉塞してしまう少し手前の位置で枢着軸6と共に回動するカム7の突起7Aが受部8に圧接して前記枢着軸6に回動抵抗が生じるように、カム7の突起7Aが存する位置を設定構成し、この回動抵抗に抗して本体部1に対し開閉部2を重合閉塞させることができるように構成している。
【0036】
また、このような圧接部7と受部8との圧接構造とすることにより、図6に示すように回動抵抗に抗して重合閉塞している本体部1と開閉部2とを開く際にも必然的に圧接部7と受部8とが圧接して枢着軸6に回動抵抗を生じることになり、これにより簡単に開閉部2が開くことはなく、且つ例えば手で開くなどして開閉部2を動かすことで開閉部2を開放することができる構成としている。
【0037】
図中符号10は本体部1と開閉部2に第一連結体3と第二連結体5とを固定するためのビス、11はビス穴である。
【0038】
第二構成例について説明する。
【0039】
本構成例は、前記第一実施例において、第一連結体3の一端側に設けた三つの切り出し片9のうち、左右の切り出し片9の先端を円筒状に折曲形成してこの左右の先端円筒部を軸受部4とし、中央の切り出し片9の先端部を断面略V字状に屈曲形成してこの屈曲先端部を受部8とした場合である。
【0040】
また、この受部8の形成位置に対応して、前記枢着軸6には、左右の軸受部4に挟まれた中央部分の一箇所に圧接部7(カム)を設けている。
【0041】
この第二構成例の構造によっても、前記第一実施例と同様の作用効果が得られる。
【0042】
その他の構成は前記第一実施例と同様である。
【0043】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【0044】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、第一部材と第二部材とを閉じる手前で回動抵抗が生じるために、閉じた時の衝撃が極めて良好に緩衝されることになり、また、重合閉塞した状態の第一部材と第二部材とを開こうとする際にも枢着軸に回動抵抗が生じることとなる。
【0045】
従って、例えばノート型のパソコンやワープロなどのヒンジ装置として本発明品を使用した場合には、勢い良く本体(第一部材)に開閉体(第二部材)が叩き付けられて破損したりすることが確実に防止され、且つ重合閉塞状態が維持されて簡単には開かないので、実質的にラッチなどの閉塞装置は不要で開くときのロック解除操作が不要となる製品を実現できることになる極めて実用性に秀れた画期的なヒンジ装置となる。
【0046】
しかも、本発明は、前記作用効果を確実に発揮する圧接部と受部との圧接構造を簡易に設計実現可能であり、更に、本発明の受部は単に第一連結体としての板材から切り出した切り出し片の先端を屈曲形成するだけの構成であるため、極めて容易に構成可能であるなど一層実用性に秀れたヒンジ装置となる。
【0047】
また、請求項2記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する圧接部と受部との圧接構造を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れたヒンジ装置となる。
【0048】
また、請求項3記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する圧接部と受部との圧接構造を簡易に設計実現可能となり、更に、本発明の圧接部は枢着軸に偏心カムを設けるだけで構成できるし、受部も単に板材から切り出した切り出し片の先端を屈曲形成する構成のため、いずれも極めて容易に構成可能であるなど一層実用性に秀れたヒンジ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の使用状態の説明斜視図である。
【図2】 第一実施例を示す拡大説明平面図である。
【図3】 第一実施例の使用状態における部分拡大説明図である。
【図4】 第一実施例の使用状態における本体部に対して開閉部を開放した状態を示す部分拡大説明図である。
【図5】 図4の状態から開閉部を伏動させることで、開閉部が本体部を重合閉塞する少し手前の位置にある状態を示す部分拡大説明図である。
【図6】 図5の状態から開閉部を更に伏動させて、開閉部が本体部を重合閉塞した状態を示す部分拡大説明図である。
【図7】 第二構成例の使用状態における部分拡大説明図である。
【符号の説明】
1 第一部材
2 第二部材
3 第一連結体
4 軸受部
5 第二連結体
6 枢着軸
7 圧接部(カム)
7A 突起
8 受部
9 切り出し片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hinge device used to pivotally mount a main body (first member) and an opening / closing body (second member) in a personal computer or word processor called a notebook type so as to be able to be opened and closed freely. is there.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
In a personal computer or word processor called a notebook type, an openable / closable body (display unit) is provided on a main body so as to be freely opened and closed via a hinge device.
[0003]
Conventionally, this notebook type device has a built-in closing device for maintaining the closed state so that the openable body is not opened without permission when the openable body is closed to the main body. As this closing device, a so-called latch / lockable device is generally used. When the opening / closing body is closed, the closing state is automatically locked by this latch, and this latch is not used in use. It has a structure that can open the opening and closing body by releasing.
[0004]
However, it is troublesome to release the latch when opening the opening / closing body, and the present inventor has focused on whether the closed state of the main body and the opening / closing body cannot be maintained without using a closing device such as this latch.
[0005]
As a result of trial and error and product development based on this point of view, the inventor has a rotational resistance in the hinge device when the opening / closing body (second member) is closed with respect to the main body (first member). By configuring so that the opening / closing body (second member) can be maintained in the closed state with respect to the main body (first member) without using a closing device, a troublesome unlocking operation when opening is unnecessary, As a result, even in the position before the closing, a resistance is given to the rotation operation, and the impact at the closing is buffered very well, and an epoch-making hinge device is completed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0007]
The hinge device pivotally attaches the first member 1 and the
[0008]
The
[0009]
Moreover, said
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention (how to carry out the invention) considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings, showing its effects.
[0011]
When the first member 1 and the
[0012]
Therefore, since a rotational resistance is generated before closing, the impact when closing is very well buffered. For example, if the product of the present invention is used as a hinge device of a notebook personal computer, word processor, etc. The opening / closing body (second member 2) is well hit against the main body (first member 1) and is reliably prevented from being damaged.
[0013]
If the first member 1 or the
[0014]
Further, when trying to open the first member 1 and the
[0015]
Therefore, the first member 1 and the
[0016]
If the first member 1 or the
[0017]
Therefore, for example, if the product of the present invention is used as a hinge device for a notebook computer or a word processor, the opening / closing body (first member 1) can be removed from the main body (first member 1) without using a closing device such as a latch as in the conventional product. Since the two members 2) can be maintained in the closed state, a troublesome unlocking operation at the time of opening is unnecessary, and only the first member 1 or the
[0018]
【Example】
Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
This embodiment shows a case where the present invention is applied to a notebook computer as shown in FIG. 1, wherein the main body portion is the first member 1, the opening / closing portion (display portion) is the
Specifically, FIGS. 1 to 6 show a first embodiment ( an embodiment of the present invention) , and FIG. 7 shows a second configuration example.
[0020]
A first embodiment will be described.
[0021]
In this embodiment, a first connecting
[0022]
If demonstrating it concretely, the
[0023]
Moreover, the
[0024]
Then, the second connecting
[0025]
In the present embodiment, a frictional resistance (rotation resistance) is generated between the bearing
[0026]
In this embodiment, a
[0027]
More specifically, the
[0028]
Further, the
[0029]
The receiving
[0030]
More specifically, the distal end portions of the left and
[0031]
That is, when the
[0032]
At this time, the elastic state of the
[0033]
In addition, in the present Example, although the case where the receiving
[0034]
Further, in this embodiment, the main body 1 is in a state where the opening /
[0035]
Specifically, as shown in FIG. 4, when the opening /
[0036]
Further, by adopting such a pressure contact structure between the
[0037]
In the figure,
[0038]
A second configuration example will be described.
[0039]
In this configuration example, in the first embodiment, among the three
[0040]
Corresponding to the position where the receiving
[0041]
Also according to the structure of the second configuration example, the same effects as those of the first embodiment can be obtained.
[0042]
Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0043]
The present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
[0044]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, a rotational resistance is generated before the first member and the second member are closed, so that an impact when the first member is closed is extremely well buffered. When trying to open the first member and the second member in the closed state, a rotational resistance is generated on the pivot shaft.
[0045]
Therefore, for example, when the product of the present invention is used as a hinge device such as a notebook computer or word processor, the opening / closing body (second member) may be struck against the main body (first member) and damaged. Since it is reliably prevented and the polymerization blockage state is maintained and it does not open easily, a closure device such as a latch is substantially unnecessary, and it is possible to realize a product that requires no unlocking operation when opening. This is a revolutionary hinge device that excels in.
[0046]
Moreover, the present invention can easily design and realize the pressure contact structure between the pressure contact portion and the receiving portion that reliably exerts the above-described effects, and further, the receiving portion of the present invention is simply cut out from the plate material as the first coupling body. Since the configuration is such that the tip of the cut-out piece is simply formed by bending, the hinge device is more practical and can be configured very easily.
[0047]
In the invention of
[0048]
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory perspective view of a use state of a first embodiment.
FIG. 2 is an enlarged explanatory plan view showing a first embodiment.
FIG. 3 is a partially enlarged explanatory view of the first embodiment in use.
FIG. 4 is a partially enlarged explanatory view showing a state in which an opening / closing part is opened with respect to a main body part in a use state of the first embodiment.
FIG. 5 is a partially enlarged explanatory view showing a state in which the opening / closing part is in a position just before the main body part is overlapped by closing the opening / closing part from the state of FIG. 4;
6 is a partially enlarged explanatory view showing a state in which the opening / closing part is further bent from the state of FIG.
FIG. 7 is a partially enlarged explanatory view of the second configuration example in use.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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