JP3667979B2 - 缶蓋の袋詰め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の缶蓋を直立した状態で密着させ、この複数の缶蓋の姿勢を崩さずに袋に挿入する缶蓋の袋詰め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように製缶工場では、缶胴と缶蓋とを別個に成形し、それぞれを所定数づつに梱包して充填工場へ出荷している。この缶蓋は円板状に成形されているため、百数十ないし数百枚を積み重ねて袋詰めして出荷される。缶蓋の出荷に先立つ整列工程では、複数の缶蓋の向きを統一し、かつ、直立した状態で相互に厚さ方向に密着される。つぎの袋詰め工程では、所定枚数の缶蓋が1ユニットとして分離され、1ユニットの缶蓋の列が筒状の袋に詰められる。その後、袋の開口端が閉じられて円柱形状の缶蓋包装体が製造される。
【0003】
一方、食品または飲料などの内容物の充填工場では、缶胴に内容物を充填する工程と、缶胴の開口部に缶蓋を当接させ、缶胴と缶蓋とを巻き締めする工程とが行われる。この巻き締め工程においては、前記した缶蓋包装体の袋が破断され、缶蓋が整列された向きのまま袋から取り出され、缶胴側に移送される。このため、袋の内部で缶蓋の整列状態が崩れた場合は、巻き締め作業に支障を来す。したがって、前述の袋詰め工程においては、缶蓋の整列状態を維持したまま袋に詰め込むことが要求される。
【0004】
上記のような缶蓋の袋詰め作業を自動的に行う装置の一例が、特開平6−8903号公報に記載されている。上記公報に記載された缶蓋の袋詰め装置は、缶蓋を載せるトレーと、トレーを長さ方向に前進・後退させる移動機構と、袋を開口する開口装置とを備えている。このトレーは樋形状をなす細長い部材であり、トレーの上面、つまり受け面は、缶蓋の下方を支持する凹円弧面に形成されている。そして、受け面の長さ方向の前端部に第1突部が形成され、受け面の長さ方向の後端部に第2突部が形成されている。この第1突部および第2突部は、缶蓋の列を直立状態に支持するための構成である。
【0005】
上記構成の袋詰め装置においては、まず、所定枚数を1ユニットとする複数の缶蓋が、整列状態でトレーの受け面に載せられる。すると、第1突部が、袋に対する挿入方向の先端に位置する缶蓋に当接し、第2突部が、袋に対する挿入方向の後端に位置する缶蓋に当接した状態になる。つまり、複数の缶蓋が、第1突部と第2突部との間に挟み込まれ、第1突部と第2突部との保持力により複数の缶蓋が直立した状態に保持される。
【0006】
そして、開口装置により袋が開口される一方、移動機構によりトレーが移動され、複数の缶蓋がその整列方向に袋の内部に挿入される。ついで、缶蓋の後端を押さえた状態でトレーが袋から抜き取られ、袋の開口端が仮り折りされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、製缶工程の多様化または複雑化、あるいは製缶工程のトラブル、さらには袋詰め工程に搬入される缶蓋の計数ミスなどにより、トレーに載せられる1ユニット毎の缶蓋の枚数が変化する場合がある。また、缶蓋の種類によっては、その厚さや整列方向の形状が変化する場合がある。このような場合は、トレーに載せられる複数の缶蓋の1ユニット毎に、缶蓋の整列方向の全長が変化する可能性がある。
【0008】
しかしながら上記公報に記載された袋詰め装置においては、第1突出部と第2突出部との間隔が一定に維持されていた。このため、複数の缶蓋の1ユニットの整列方向の全長が、第1突出部と第2突出部との間隔よりも短い場合は、缶蓋に対する保持力が不足して缶蓋がトレー上で転倒または反転する可能性があった。また、複数の缶蓋の1ユニットの整列方向の全長が、第1突出部と第2突出部との間隔よりも長い場合は、缶蓋がトレーの受け面から脱落してしまう可能性があった。
【0009】
この発明は、上記の事情を背景としてなされたもので、複数の缶蓋の整列方向の全長に関わりなく、複数の缶蓋の整列状態を維持したまま袋に詰め込むことの可能な袋詰め装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するためこの発明は、複数の缶蓋を直立させ、かつ、この複数の缶蓋を厚さ方向に密着させた整列状態で保持するトレーと、このトレーを袋の内部に進入・退出させる移動機構と、前記トレーが前記袋の内部に進入した状態で、この袋の開口端側に位置する缶蓋に当接することにより、前記トレーが前記袋から退出する場合に複数の缶蓋の移動を規制する規制部材とを備えた缶蓋の袋詰め装置において、前記トレーに取り付けられ、かつ、前記袋に対する進入方向の後端に位置する缶蓋に弾性的に当接して収縮し前記進入方向の付勢力を与え、前記トレーが前記袋から外部に抜き取られる場合には伸長する付勢部材と、前記トレーに取り付けられ、かつ、前記袋に対する進入方向の先端に位置する缶蓋に係合することにより、前記付勢部材の付勢力を受け止めて複数の缶蓋を直立状態に維持するとともに、前記トレーが前記袋から外部に抜き取られる際に、前記缶蓋の外周側に前記トレーの長手方向に平行な回転軸を中心として回転移動して当該缶蓋からの離脱が可能な支持部材と、その支持部材を前記缶蓋に係合する係止位置と前記缶蓋の外周側に外れた退避位置とに移動させるロータリーアクチュエータとを備えていることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、トレーに複数の缶蓋が載せられた場合は、袋に対する進入方向の後端に位置する缶蓋に付勢部材が弾性的に当接して収縮し、進入方向の付勢力すなわち弾性力が与えられる。したがって缶蓋の整列方向の形状が変化しても確実に缶蓋を整列状態に維持することができる。また、支持部材が進入方向の先端に位置する缶蓋に係合しているため、付勢部材から複数の缶蓋に与えられる付勢力と、この付勢力に応じて支持部材に生じる反力とにより、複数の缶蓋が挟持されて直立状態に維持される。その支持部材は、トレーが袋から外部に抜き取られる場合には退避位置に回動させられて缶蓋から離脱する。したがって、複数の缶蓋の整列方向の全長に関わりなく、複数の缶蓋同士の整列方向の隙間が詰められて確実に保持される。
【0012】
【発明の実施の形態】
つぎにこの発明の実施例について説明する。図1はこの発明の一実施例である缶蓋の整列工程および缶蓋の袋詰め工程を示し、その一部を破断した概念図である。この実施例の整列工程および袋詰め工程には、整列装置1と袋詰め装置2と押え装置3と開口装置4とが配置されている。
【0013】
ここで、缶蓋は、所定方向に凸となった方向性のある円板状に成形加工されている。整列装置1に搬入された缶蓋は、その面が垂直に立てられた状態で厚さ方向に密着され、かつ、その向きが統一された状態に整列される。そして、整列された所定枚数の缶蓋が1ユニットとして分離される。整列装置1は、水平方向に移動可能に構成されており、分離された1ユニットの缶蓋を袋詰め装置2に移送する機能を備えている。
【0014】
つぎに、袋詰め装置2の構成を具体的に説明する。図2は袋詰め装置2を示し、その一部を破断した側面図、図3は袋詰め装置2の平面図、図4は、図3のIV−IV線における正面断面図である。袋詰め装置2は、整列装置1の下方に配置されている。まず、整列装置1の下方から開口装置4側に向けて、水平に特殊スライドシリンダー5が配置されている。この特殊スライドシリンダー5は、図示しない昇降機構により上下方向に移動可能に構成されている。
【0015】
特殊スライドシリンダー5には、水平方向に移動可能なトレーベース6が取り付けられている。このトレーベース6には、整列された複数の缶蓋7を載せるトレー8が水平に固定されている。トレー8は樋形状をなす細長い部材であり、トレー8の幅方向の断面形状は円弧状に構成されている。
【0016】
トレー8と特殊スライドシリンダー5とは、相互に平行に配置されており、トレー8の一端側がトレーベース6に固定されている。すなわち、一対のトレーホルダー9により、トレー8がトレーベース6に対して固定されている。図4に示すように、一対のトレーホルダー9の側面形状は円弧状に構成されている。また、一対のトレーホルダー9の外周面が、トレー8の内周面に近似する形状に構成されている。さらに、一対のトレーホルダー9の外周側には、長手方向の中途位置から開口装置4側の端部に亘って切欠部9Aが形成されている。
【0017】
そして、一対のトレーホルダー9の外周面がトレー8の内周面に当接された状態で、ねじ部材(図示せず)などにより、一対のトレーホルダー9およびトレー8がトレーベース6に固定されている。また、トレー8の自由端、つまり、開口装置4側の端部にはストッパ10が突出して形成されている。このストッパ10は、トレー8の長さ方向に所定の長さで配置され、開口装置4側に向けて高さが増大するように湾曲されている。
【0018】
さらにトレー8の両側縁には、長手方向にそれぞれ線材11が取り付けられている。トレー8の両側縁には、その長手方向に所定間隔おきに複数のパイプ12が設けられている。そして、各線材11は、パイプ12により回転可能に保持されている。各線材11は金属材料などにより構成されており、各線材11における開口装置4側の端部には、係止爪13がそれぞれ取り付けられている。各係止爪13は、その一端側が線材11に固定され、かつ、各係止爪13は線材11に直交する方向に突出されている。
【0019】
一方、前記トレーベース6には、板形状のシリンダーブラケット14が固定されている。このシリンダーブラケット14には、一対のロータリーアクチュエータ15が固定されている。一対のロータリーアクチュエータ15は、それぞれ出力軸16を備えている。各出力軸16にはレバー17がそれぞれ連結されている。各レバー17にはリンク18がそれぞれ連結され、各リンク18にはレバー19がそれぞれ連結されている。そして、各レバー19には線材11がそれぞれ接続されている。
【0020】
さらに、各線材11の端部にはホルダー20が取り付けられ、各ホルダー20が、シリンダーブラケット14により回転可能に支持されている。そして、各ホルダー20がシリンダーブラケット14に当接し、かつ、各係止爪13がパイプ12に当接することにより、各線材11とトレー8とが長手方向に位置決めされている。
【0021】
上記構成において、一対のロータリーアクチュエータ15の出力が、出力軸16とレバー17とリンク18とレバー19とを介して各線材11に伝達され、各線材11が所定の角度範囲で回転される。この線材11の回転によって一対の係止爪13が回転する。すなわち、各係止爪13が、図5の実線で示す係止位置と、一点鎖線で示す退避位置とに制御される。ここで、係止位置とは、各係止爪13が、缶蓋7の整列方向の投影面内に停止した状態を意味している。つまり、各係止爪13が缶蓋7に係合した状態になる。また、退避位置とは、各係止爪13が、缶蓋7の整列方向の投影面外に停止した状態を意味している。つまり、各係止爪13が缶蓋7の外側に移動して缶蓋7から離脱した状態になる。
【0022】
一方、トレー8におけるシリンダーブラケット14側の端部には切欠部21が形成されている。この切欠部21は、一対のトレーホルダー9同士の間に配置されている。また、トレー8の内面にはガイドレール22が取り付けられている。この、ガイドレール22は、一対のトレーホルダー9の間に配置されている。ガイドレール22は、切欠部21付近から、トレー8の長手方向の中央に到達する長さに設定されている。ガイドレール22には2つのスライダー23,24が移動可能に取り付けられている。
【0023】
シリンダーブラケット14側に位置するスライダー23にはブラケット25が取り付けられている。ブラケット25は、水平部と、水平部のシリンダーブラケット14側の端部に接続された垂直部とを備えている。前記トレーベース6にはマルチマウントシリンダー26が取り付けられており、このマルチマウントシリンダー26のピストンロッド26Aに、ブラケット25の垂直部が接続されている。このマルチマウントシリンダー26は、図2および図3に示すようにピストンロッド26Aが没入した没入状態と、ピストンロッド26Aが左方向に突出した突出状態とに制御される。なお、ブラケット25におけるスライダー24側の端部には、ジョイントブラケット27が取り付けられている。ジョイントブラケット27は、一対のトレーホルダー9の切欠部9A同士の間に移動可能に配置されている。
【0024】
前記スライダー24にはブラケット28が取り付けられている。このブラケット28における係止爪13側の端部には、ジョイントブラケット29が固定されている。図4に示すように、ジョイントブラケット29の側面形状は円弧状に構成されている。ジョイントブラケット29の外周面形状は、トレー8の内周面に近似する形状に構成されている。前記ジョイントブラケット27には、トレー8の長手方向にカラー30がそれぞれ固定されている。各カラー30には、長手方向に移動可能なシャフト31がそれぞれ挿入されている。そして、各シャフト31の一端がジョイントブラケット29に接続されている。
【0025】
さらに、各カラー30とジョイントブラケット29との間には、圧縮ばね32が配置されている。この圧縮ばね32は各シャフト31に巻き付けられており、圧縮ばね32の弾性力により、ジョイントブラケット29が係止爪13側に押圧されている。なお、各シャフト31の他端には頭部33が形成され、各頭部33がジョイントブラケット27に当接している。
【0026】
上記構成により、ブラケット25とブラケット28とが、ジョイントブラケット29とシャフト31とにより接続されている。このため、マルチマウントシリンダー26の動作に対応して、ブラケット25およびブラケット28が移動する。そして、圧縮ばね32の伸縮作用により、ブラケット25と、ブラケット28およびジョイントブラケット29とが相対移動可能な状態になっている。ブラケット25と、ブラケット28およびジョイントブラケット29との相対移動範囲は、シャフト31により設定されている。
【0027】
前記押え装置3は、袋35に挿入された複数の缶蓋7の挿入方向の後端を押えるための機構である。この押え装置3は、プッシュロッド36と、マグネットシリンダ37,38とを備えている。このマグネットシリンダ37は、プッシュロッド36を長手方向に前進・後退させるための機構である。また、マグネットシリンダ38は、プッシュロッド35を長手方向に直交して前進・後退させるための機構である。
【0028】
前記開口装置4は、扁平に折り畳まれた袋35を自動的に開口させるための機構である。この開口装置4は、一対の吸着パッド39と、複数の開口爪40とを備えている。この一対の吸着パッド39は、袋25の外周面に吸着され、一対の吸着パッド39が離れる方向に相対移動して袋35が一次開口される。複数の開口爪40は、一次開口された袋35の内部に挿入され、複数の開口爪40が離れる方向に相対移動して袋35の開口量が増大される。その結果、図5に示すように、袋35の開口端が円形に開口される。
【0029】
ここで、上記実施例の構成とこの発明の構成との対応関係を説明する。すなわち、特殊スライドシリンダー5とトレーベース6とが、この発明の移動機構に相当する。また、一対の係止爪13が、この発明の支持部材に相当する。さらに、ジョイントブラケット29と圧縮ばね32とが、この発明の付勢部材に相当する。さらにまた、プッシュロッド36がこの発明の規制部材に相当する。
【0030】
つぎに上記実施例の動作を説明する。まず、整列装置1により、複数の缶蓋7の向きが統一され、かつ、厚さ方向に密着された状態に整列される。一方、ロータリーアクチュエーター15の制御により、一対の係止爪13が係止位置に停止している。また、マルチマウントシリンダー26が突出状態に制御され、ブラケット25,28が、図2および図3の左側に移動している。つまり、一対の係止爪13と、ジョイントブラケット29との間隔が最も広い状態に制御されている。
【0031】
そして、袋詰め装置2が上昇し、所定数を1ユニットとし、かつ、整列された缶蓋7がトレー8の上面に載せられる。つまり、複数の缶蓋7が、係止爪13とジョイントブラケット29との間に保持される。すると、マウントシリンダー26が没入状態に制御され、ブラケット25が、図2および図3の右方向に移動する。
【0032】
ここで、ブラケット25が停止する前にジョイントブラケット29が缶蓋7に当接した場合は、ジョイントブラケット29が缶蓋7に当接した時点から圧縮ばね32が収縮される。このため、ジョイントブラケット29が停止して、ブラケット25だけが所定量移動して停止する。その結果、ブラケット25の移動が圧縮ばね32を介してジョイントブラケット29に伝達され、ジョイントブラケット29が、複数の缶蓋7の整列方向の一端に当接される。つまり、複数の缶蓋7を袋35に対して挿入する方向の付勢力が与えられる。
【0033】
また、一対の係止爪13が複数の缶蓋7の整列方向の他端に係合されている。このため、複数の缶蓋7に与えられている付勢力が一対の係止爪13により受け止められる。つまり、ジョイントブラケット29から複数の缶蓋7に対して与えられる付勢力と、この付勢力に応じて一対の係止爪13に生じる反力とにより、複数の缶蓋7が挟持される。この挟持力により複数の缶蓋7の整列方向の隙間が詰められ、直立状態に維持される。その後、袋詰め装置2が下降し、トレーベース6が特殊スライドシリンダー5に沿って開口装置4側に移動する。
【0034】
一方、開口装置4により袋35が自動的に開口されており、図6に示すように、袋35の内部にトレー8および複数の缶蓋7が一括して挿入される。そして、トレー8の挿入方向の先端が袋35の奥端に到達する直前でトレー8が停止する。つぎに、プッシュロッド36が長手方向に直交して移動し、ついで長手方向に前進して袋35の内部に挿入され、プッシュロッド36の先端が缶蓋7の後端に当接される。
【0035】
さらに、一対のロータリーアクチュエーター15が制御されて各線材11が回転し、図5に示すように一対の係止爪13が缶蓋7の外側に移動して退避位置に停止する。つまり、一対の係止爪13が缶蓋7から離脱した状態になる。この状態でトレー8が図2および図3の左方向に後退すると、ストッパ10が缶蓋7に当接し、ついで、缶蓋7がストッパ10を乗り越えて袋35の内部に残され、トレー8だけが袋35の外部に抜き取られる。上記トレー8の抜き取り動作中は、係止爪13が退避位置に停止しているため、一対の係止爪13が缶蓋7に当接することなく円滑にトレー8が移動する。
【0036】
その後、缶蓋押え(図示せず)により袋35の外面から缶蓋7が押えられ、プッシュロッド36が後退して退避位置に復帰する。同時に袋35の開口端が仮折りされ、缶蓋押えが上昇して一連の袋詰め作業が完了する。なお、袋35から抜き取られたトレー8は初期位置に復帰して停止し、つぎの缶蓋7の移送動作に備えることになる。
【0037】
以上のように、この実施例によれば、ジョイントブラケット29から複数の缶蓋7に対して与えられる付勢力と、この付勢力に応じて一対の係止爪13に生じる反力とにより、複数の缶蓋7が挟持される。この挟持力により複数の缶蓋7同士の整列方向の隙間が詰められ、直立状態に維持される。言い換えれば、缶蓋7の整列方向(挿入方向)において、ジョイントブラケット29と一対の係止爪13との間隔が、複数の缶蓋7の全長に対応して変化する。
【0038】
このため、製缶工程の多様化または複雑化、あるいは製缶工程のトラブル、さらには袋詰め工程に搬入される缶蓋7の計数ミスなどにより、トレー8に載せられる1ユニット毎の缶蓋7の枚数が変化する場合や、缶蓋7の種類によって、その厚さや整列方向の形状が変化する場合においても、複数の缶蓋7の整列状態を維持することができる。
【0039】
したがって、トレー8に載せられた缶蓋7の反転や転倒、あるいはトレー8からの缶蓋7の脱落を未然に防止でき、複数の缶蓋7を整列状態のまま袋35の内部に挿入することができる。このため、内容物の充填工場において、缶胴と缶蓋を巻き締めする作業に支障が生じることを回避できる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、トレーに複数の缶蓋が載せられた場合は、袋に対する進入方向の後端に位置する缶蓋に付勢部材が弾性的に当接して収縮し、進入方向の付勢力すなわち弾性力が与えられる。したがって缶蓋の整列方向の形状が変化しても確実に缶蓋を整列状態に維持することができる。また、支持部材が進入方向の先端に位置する缶蓋に係合しているため、付勢部材から複数の缶蓋に与えられる付勢力と、この付勢力に応じて支持部材に生じる反力とにより、複数の缶蓋が挟持されて直立状態に維持される。その支持部材は、トレーが袋から外部に抜き取られる場合には退避位置に回動させられて缶蓋から離脱する。したがって、複数の缶蓋の整列方向の全長に関わりなく、複数の缶蓋同士の整列方向の隙間が詰められて確実に保持される。
【0042】
このため、製缶工程の多様化または複雑化、あるいは製缶工程のトラブル、さらには袋詰め工程に搬入される缶蓋の計数ミスなどにより、トレーに載せられる1ユニットの缶蓋の枚数が変化する場合や、缶蓋の種類によって、その厚さや整列方向の形状が変化する場合においても、複数の缶蓋を確実に整列状態に維持することができる。
【0043】
したがって、トレーに載せられた缶蓋の反転や転倒、あるいはトレーからの缶蓋の脱落を未然に防止でき、複数の缶蓋を整列状態のまま袋の内部に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の基本構成を示し、その一部を破断した概念図である。
【図2】 この発明の缶蓋の袋詰め装置を示し、その一部を破断した側面図である。
【図3】 この発明の缶蓋の袋詰め装置を示す平面図である。
【図4】 図3のIV−IV線における正面断面図である。
【図5】 この発明の実施例であり、トレーおよび缶蓋を袋の内部に挿入した状態の正面断面図である。
【図6】 この発明の実施例であり、トレーおよび缶蓋を袋の内部に挿入した状態の側面断面図である。
【符号の説明】
4…袋詰め装置、 5…特殊スライドシリンダー、 6…トレーベース、 7…缶蓋、 8…トレー、 13…係止爪、 29…ジョイントブラケット、 32…圧縮ばね、 35…袋、 36…プッシュロッド。
Claims (1)
- 複数の缶蓋を直立させ、かつ、この複数の缶蓋を厚さ方向に密着させた整列状態で保持するトレーと、このトレーを袋の内部に進入・退出させる移動機構と、前記トレーが前記袋の内部に進入した状態で、この袋の開口端側に位置する缶蓋に当接することにより、前記トレーが前記袋から退出する場合に複数の缶蓋の移動を規制する規制部材とを備えた缶蓋の袋詰め装置において、
前記トレーに取り付けられ、かつ、前記袋に対する進入方向の後端に位置する缶蓋に弾性的に当接して収縮し前記進入方向の付勢力を与え、前記トレーが前記袋から外部に抜き取られる場合には伸長する付勢部材と、
前記トレーに取り付けられ、かつ、前記袋に対する進入方向の先端に位置する缶蓋に係合することにより、前記付勢部材の付勢力を受け止めて複数の缶蓋を直立状態に維持するとともに、前記トレーが前記袋から外部に抜き取られる際に、前記缶蓋の外周側に前記トレーの長手方向に平行な回転軸を中心として回転移動して当該缶蓋からの離脱が可能な支持部材と、
その支持部材を前記缶蓋に係合する係止位置と前記缶蓋の外周側に外れた退避位置とに移動させるロータリーアクチュエータと
を備えていることを特徴とする缶蓋の袋詰め装置。
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