JP3667681B2 - 加入者保安器用キャビネット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メタル通信線の外線と加入者側の内線との接続部に保安器ユニットを取り付けるための加入者保安器用キャビネットであって、特に光ケーブル通信線の成端処理も可能なキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
雷による衝撃やその他の異常電圧等から通信機器を保護するため、メタル通信線の外線と加入者側の内線との接続部には、保安器用ユニットを備えた加入者保安器が例えば各加入者宅の外壁に設けられている。
【0003】
また近年、光ケーブル網が普及しているため、光ケーブル通信線においても、外線と内線とを接続する成端処理が必要とされてきている。そのため、光ケーブル通信線の成端処理用の成端キャビネットが提案されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、メタル通信線から光ケーブル通信線への切り替えや、メタル通信線と光ケーブル通信線との両方を加入者側へ引き込む際には、光ケーブル通信線の成端処理と加入者保安器とは従来それぞれ別々の専用キャビネットを用意し、別々に各加入者宅の外壁に設置されていた。
【0005】
また、上記別々の専用キャビネットを各加入者宅の外壁に取り付ける場合には取り付けに要するスペースの確保が必要となるばかりでなく美観を損なうという不具合があった。
【0006】
光ケーブル通信線の成端処理の取り付けは、ねじ止め方式やあらかじめ各加入者宅の外壁に板を打ち付けて板上に取り付ける方式によって行われる。この場合には、加入者保安器の専用キャビネットとは別に、新に加入者宅の外壁に開ける穴が増えるという問題も生じる。このような取り付けのための穴は、雨水等の侵入を引き起こす原因となるため、できるだけ開けないことが望まれていた。
【0007】
本発明は、このような事情に対処してなされたもので、光ケーブル通信線の成端処理と加入者保安器の取付けを一体化して行い、収納効率の向上を図るとともに取り付けスペースの確保を容易にし、外観上の美観を向上させ、さらに外壁に開ける穴を少なくできる加入者保安器用キャビネットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を考慮して、本発明は以下のような手段を採用する。
【0009】
すなわち、請求項1では、キャビネット本体とキャビネット本体を覆うカバー体とが備えられ、キャビネット本体には、メタル通信線を接続する保安器ユニットの収納空間と、光ケーブル通信線の成端手段を取り付ける成端ユニットの収納空間とを仕切るホルダ体が設けられ、ホルダ体は開閉自在な箱形状であり、ホルダ体の内側に成端ユニットが収納され、ホルダ体の外側に保安器ユニットが収納されて仕切られていることを特徴とする。
【0010】
この手段では、1つのキャビネット本体に、保安器ユニットの収納空間と成端ユニットの収納空間とが収納される。また、ホルダ体を介して、キャビネット本体の上側に保安器ユニットが収納され、下側には成端ユニットが収納される。
【0011】
請求項2では、請求項1記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、ホルダ体は、キャビネット本体に収納するトレイと、保安器ユニットが取り付け可能な蓋体を備え、トレイと蓋体はキャビネット本体から着脱自在であることを特徴とする。
【0012】
この手段では、トレイと蓋体を有するホルダ体が、キャビネット本体に着脱自在に装着される。また、蓋体には保安器ユニットが取り付けられ、トレイには成端ユニットが取り付けられる。
【0013】
請求項3では、請求項2記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、トレイに蓋体が開閉自在に設けられていることを特徴とする。
【0014】
この手段では、保安器ユニットを取り付けたまま蓋体の開閉が可能とされる。また、取り付け作業の効率が図れる。
【0015】
請求項4では、請求項2または3記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、トレイの内部には、成端手段を取り付けるための支持部と、光ケーブル通信線の余長部分を巻取る巻取り部と、光ケーブル通信線を誘導する誘導部と、光ケーブル通信線を挿通し位置決めするケーブル挿通部とを有する成端ユニットが設置されることを特徴とする。
【0016】
この手段では、トレイの内部で光ケーブル通信線の成端が処理される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は実施の形態の概略斜視図、図2は実施の形態の分解斜視図、図3は実施の形態の正面図、図4は実施の形態の蓋体を開いた時の正面図、図5は実施の形態の断面図、図6は実施の形態のケーブル挿通部の拡大斜視図である。
【0018】
本発明の加入者保安器用キャビネット100は、キャビネット本体150とキャビネット本体100を覆うカバー体151とが備えられ、メタル通信線35を接続する保安器ユニット30の収納空間と、光ケーブル通信線10の成端手段20を取り付ける成端ユニット40の収納空間とを仕切るホルダ体160がキャビネット本体150から着脱自在に設けられている。
【0019】
ホルダ体160の内側に成端ユニット40が収納され、ホルダ体160の外側には保安器ユニット30が収納される概略構成である。
【0020】
加入者保安器用キャビネット100は、キャビネット本体150と、このキャビネット本体150に装着されるカバー体151とで覆われる内部に各種部品を収納可能としている。素材としては、樹脂製のものが適用される。
【0021】
キャビネット本体150は、加入者宅の壁面に対抗する面として後面部152と、この後面部152を囲む下面部153と側面部154を有している。また、下面部153の下方には一体に延伸した固定部155も有している。キャビネット本体150は、キャビネット本体150に収納されるホルダ体160を備えている。後面部152の内側には、略中央にホルダ体160と着脱自在に嵌合される形状を有する嵌合壁部1521と、嵌入穴1522とが設けられている。嵌合壁部1521は、例えば、略楕円形状を有し、突設されている。また、嵌入穴1522は、嵌合壁部1521の略中央に位置し、後面部152の内側に設けられている。下面部153は、メタル通信線35を挿通するメタル挿通溝1531が形成され、下面部153の両端には光ケーブル通信線35を挿通する光挿通溝1532が形成されている。側面部154の両側には、カバー体151を装着するための装着部1540が設けられている。
【0022】
固定部155は、固定面1551と、固定面1551に設けられた固定ねじ孔1552を備えている。加入者保安器用キャビネット100自体を壁面に固定するため、ねじ1553で所望の壁面にねじ止め固定される。図中では、3箇所でねじ止め固定されており、加入者保安器用キャビネット100の取り付けに際しては、これら3箇所のねじ止め以外に外壁に穴を開ける必要はない。
【0023】
ホルダ体160は、箱形状であり、例えば、キャビネット本体150と略同形状を有する構成である。素材としては、ポリエチレン製を適用する。またホルダ体160は、蓋体162と、キャビネット本体150に収納されるトレイ161とを有する。
【0024】
蓋体162は、蓋体162の片端に設けられたヒンジ部167によりトレイ161に開閉自在に設けられる。また、蓋体162は、蓋体162の中央両端に設けられたプレート穴部164と、蓋体162の中央に設けられ、キャビネット本体150の嵌合壁部1521と略同形状を有する嵌合穴部165とトレイ161と嵌め合うために設けられたくい込み部168から構成される。
【0025】
取付部163は、蓋体162の略中央に設けられており、保安器ユニット30の2回線分が配置できる広さを有する。
【0026】
保安器ユニット30を1回線分または2回線分、いずれを取り付ける場合にも、図2にしめすように、取付部163と保安器ユニット30との間に接地板31が設けられている。接地板31には、雌ねじ部310が2箇所設けられており、保安器ユニット30を並設してねじ33でねじ止めすることができる。接地板31は、接地板31に設けられた雌嵌入部320とキャビネット本体150の嵌入穴1522とをねじ32でねじ止めされることで固定される。したがって、保安器ユニット30は、接地板31の雌ねじ部310と雌嵌入部320とがねじ止めされることによって、取り付けと同時に接地することができる。
【0027】
なお、図中では、1回線分の保安器ユニットを2個併設して2回線分としているが、これに限定するものではなく、2回線分が1ユニットとなった保安器ユニットを取り付けても良い。
【0028】
トレイ161は、その内部に、光ケーブル通信線10の成端手段20を取り付けるための支持部110と、光ケーブル通信線10の余長部分11を巻き取る巻き取り部120と、光ケーブル通信線10を誘導する誘導部130と、光ケーブル通信線10を挿通し位置決めするケーブル挿通部140とが設けられている。また、トレイ161は、その側面部の片端に、蓋体162を閉めたときに嵌め合う突部169が設けられている。
【0029】
支持部110は、トレイ161の中程の側面寄りで、両側に配置されており、どちらかを選択することができる。
【0030】
1つの支持部110は、ガイド溝111とガイド溝111の片端に突起部112が設けられて構成されている。ガイド溝111には、成端手段20のアダプタ23のプレート部24が差し込まれ保持固定される。アダプタ23には、コネクタ21、22が装着され、外線側から引き込まれる光ケーブル通信線10と加入者側に引き込まれる光ケーブル通信線10とが成端されている。
【0031】
巻き取り部120は、光ケーブル通信線10がよれや折れ曲がり無く巻回できる構造であり、隔壁121と複数の突起とを備えている。
【0032】
隔壁121は、光ケーブル通信線10が何周回と巻回できるよう、光ケーブル通信線10の曲径半径を維持できるほどの一定間隔を有し、内周側から外周側へ向かって何重かに設けられた構成である。
【0033】
複数の突起は、収納される光ケーブル通信線10がトレイ161の内部から逸脱しないよう設けられた突起であり、トレイ161の外周側から水平方向に立設され内周側に向かって設けられた第1突起122と、トレイ161の内周側から水平方向に立設され外周側に向かって設けられた第2突起123とから構成される。第1突起122は、トレイ161の側面166および隔壁121に設けられ、第2突起123は誘導部130に設けられる。
【0034】
誘導部130は、トレイ161の内部で巻回される光ケーブル通信線10のねじれやよれを防止し、効率よく収納するため設けられたガイド用突片131であり、トレイ161の中央に突設され、例えば、略楕円形状を有する。図中では、誘導部130はトレイ161の中央に上下2つ並設されている。
【0035】
ケーブル挿通部140は、図6に示すように、光ケーブル通信線10の外線と内線とを挿通し位置決めするためのものであり、トレイ161の下方に左右2箇所に設けられている。ケーブル挿通部140は、挿通基部141と押さえ部材142と連結部143とから構成され、挿通基部141と押さえ部材142とは連結部143によって連結され、挿通基部141の上部に押さえ部材142が嵌合されて光ケーブル通信線10が位置決めされる概略構成である。
【0036】
挿通基部141は、トレイ161の側面166に延設され、例えば弾性と可撓性を有する櫛歯状を適用する。挿通基部141には光ケーブル通信線10を挿通するための挿通溝1411が形成され、挿通溝1411の壁面1415が光ケーブル通信線10の軸方向にわたって櫛歯状に形成される。図中では、挿通溝1411が2本形成される。光ケーブル通信線10は複数挿通可能とされる。また挿通基部141には、挿通溝1411と挿通溝1411との間に逃げ溝1412が形成される。挿通溝1411に異径の光ケーブル通信線10を挿通しても、逃げ溝1412が撓むことにより、光ケーブル通信線10は確実に位置決めされる。さらに挿通基部141には、水平方向に割溝1413が形成されている。割溝1413は異径の光ケーブル通信線10を挿通し易くさせ、また複数の光ケーブル通信線10を挿通させても、挿通基部1411の内部でその変形に対応できるよう設けられたものである。これにより、異径の光ケーブル通信線10は挿通可能とされる。挿通基部141の両端中央に突起テーパー面を有した抜止突起1414が形成される。
【0037】
押さえ部材142は、例えば弾性と可撓性を有する櫛歯形のキャップ形状を適用する。押さえ部材142は、例えばコ字形状を有する。押さえ部材142は、光ケーブル通信線10の軸方向に挿通溝係入突条1421が形成される。また、押さえ部材142の両壁面1425には、水平方向に割溝係入突条1423が形成されている。さらに、押さえ部材142の両端中央には、抜止テーパー面を有した抜け止め受穴1424が形成されている。
【0038】
押さえ部材142を挿通基部141の上部に嵌め合わせた場合には、挿通溝係入突条1421が挿通溝1411に嵌め合う。割溝1413が割溝係入突条123と嵌合され、突起テーパー面と抜止テーパー面とが接触しながら抜止突起1414が抜止受穴1424に係止される。
【0039】
光ケーブル通信線10を挿通溝1411に挿通させ、押さえ部材142を挿通基部141の上部に嵌め合わせた場合には、挿通溝1411と挿通溝係入突条1421とには、光ケーブル通信線10の径より大なる挿通空間が形成される。これにより、光ケーブル通信線10を複数挿通させることができる。
【0040】
同時に、割溝1413と割溝係入突条1423とが嵌合されるとともに、押さえ部材142の付勢力を利用して、抜止突起1414が抜止受穴1424に係止される。
【0041】
このように構成された加入者保安器用キャビネット100を用いて、保安器ユニット30と光ケーブル通信線10の成端処理をそれぞれ1回線分収容させる場合の取り付け方法について説明する。なお、以下の手順は一例であり、その他の手順で行ってもよいことは言うまでもない。
【0042】
まず、キャビネット本体150を、固定面1551の固定ねじ孔1552を介してねじ1553で壁面にねじ止め固定する。
【0043】
次に、ホルダ体160をキャビネット本体150に嵌め込む。このとき、トレイ161の誘導部130がキャビネット本体150の嵌合壁部1521と嵌合し、トレイ161のケーブル挿通部140が光挿通溝1532と嵌め合わされる。
【0044】
次に、ホルダ体160の蓋体162を開け、トレイ161の内部における成端ユニット40の取り付けを行う。
【0045】
一方の光ケーブル通信線10をケーブル挿通部140の挿通基部141の挿通溝1411に通した後、押さえ部材142を挿通基部141の上部に嵌合させ、光ケーブル通信線10の位置決めと抜け止めを行う。
【0046】
次に、光ケーブル通信線10の余長部分11を巻き取り部120に巻回する。巻き取り部120は、隔壁121と第1および第2突起122、123によって適度なスペースが確保されているため、そのスペースに光ケーブル通信線10の余長部分11を落とし込むように巻回する。また誘導部130が、光ケーブル通信線10の巻回をガイドし、よれやねじれを防止する。これにより、余長部分11に無理な力を加えることなく巻回処理が行われる。
【0047】
次に、光ケーブル通信線10の余長部分11の端部をコネクタ21側に装着する。そして、コネクタ22側には、他方の光ケーブル通信線10の一端を装着し、他端は上述と同様に残ったケーブル挿通部140から外部に引き出される。そして、これらコネクタ21、22をアダプタ23に装着し、光ケーブル通信線10の成端を行う。そして、アダプタ23のプレート部24を支持部110のガイド溝111に差し込む。これによりアダプタ23の固定が完了する。
【0048】
蓋体162を閉めると、アダプタ23のプレート部24が、蓋体162のプレート穴部164と嵌め合わされ、トレイ161の誘導部130と蓋体162の嵌合穴部165とが合致する。
【0049】
蓋体162に、接地板31を取り付ける。接地板31は、雌嵌入部320とキャビネット本体150の嵌入穴1522とをねじ32でねじ止めすることより固定する。
【0050】
同時に、接地板31の雌ねじ部310に保安器ユニット30をねじ33でねじ止めする。メタル通信線35を保安器ユニット30の端子34に接続し、接地板31の中央のアース穴330にアース端子36を取り付ける。メタル通信線35の配線39およびアース端子36の配線39は、キャビネット本体150のメタル挿通溝1531に引き込まれる。これにより、成端ユニット40と保安器ユニット30との取り付けが完了する。
【0051】
次に、カバー体151をキャビネット本体150に装着する。装着部1540では、カバー体151のカバー側面部1511がキャビネット本体150の上部から側面部154にスライドして保持されるとともに、側面部154とこの側面部154の下方両端に設けられた側片部1542との間隙にカバー側面部1511が嵌め込まれることで、カバー体151の装着が完了する。これにより取り付けが完了する。
【0052】
【本発明の効果】
以上のように、本発明の加入者保安器用キャビネットは、加入者保安器と光ケーブル通信線の成端処理との取り付けを一体化して行うことができ、収納効率の向上が図れるという優れた効果を有する。
【0053】
また、取り付けスペースの確保を容易にでき、外観上の美観の向上も図れるという優れた効果も有する。
【0054】
さらに、本発明の加入者保安器用キャビネットを取り付ける際にも、外壁に開ける穴の数が少なくできるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の概略斜視図である。
【図2】 実施の形態の分解斜視図図である。
【図3】 実施の形態の正面図である。
【図4】 実施の形態の蓋体を開いた時の正面図である。
【図5】 図3のA−A線断面図である。
【図6】 実施の形態のケーブル挿通部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
100 加入者保安器用キャビネット
150 キャビネット本体
152 後面部
1521 嵌合壁部
1522 嵌入穴
153 下面部
1531 メタル挿通溝
1532 光挿通溝
154 側面部
1540 装着部
1542 側片部
155 固定部
1551 固定面
1552 固定ねじ孔
1553 ねじ
160 ホルダ体
161 トレイ
162 蓋体
163 取付部
164 プレート穴部
165 嵌合穴部
166 側面
167 ヒンジ部
168 くい込み部
169 突部
110 支持部
111 ガイド溝
112 突起部
120 巻き取り部
121 隔壁
122 第1突起
123 第2突起
130 誘導部
131 ガイド用突起
140 ケーブル挿通部
141 挿通基部
1411 挿通溝
1412 逃げ溝
1413 割溝
1414 抜止突起
1415 壁面
142 押さえ部材
1421 挿通溝係入突条
1423 割溝係入突条
1424 抜止受穴
1425 壁面
143 連結部
151 カバー体
1511 カバー側面部
30 保安器ユニット
31 接地板
310 雌ねじ部
320 雌嵌入部
32、33 ねじ
330 アース穴
34 端子
35 メタル通信線
10 光ケーブル線
36 アース端子
39 配線
Claims (4)
- キャビネット本体とキャビネット本体を覆うカバー体とが備えられ、キャビネット本体には、メタル通信線を接続する保安器ユニットの収納空間と、光ケーブル通信線の成端手段を取り付ける成端ユニットの収納空間とを仕切るホルダ体が設けられ、ホルダ体は開閉自在な箱形状であり、ホルダ体の内側に成端ユニットが収納され、ホルダ体の外側に保安器ユニットが収納されて仕切られていることを特徴とする加入者保安器用キャビネット。
- 請求項1記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、ホルダ体は、キャビネット本体に収納するトレイと、保安器ユニットが取り付け可能な蓋体を備え、トレイと蓋体はキャビネット本体から着脱自在であることを特徴とする加入者保安器用キャビネット。
- 請求項2記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、トレイに蓋体が開閉自在に設けられていることを特徴とする加入者保安器用キャビネット。
- 請求項2または3記載の加入者保安器用キャビネットにおいて、トレイの内部には、成端手段を取り付けるための支持部と、光ケーブル通信線の余長部分を巻取る巻取り部と、光ケーブル通信線を誘導する誘導部と、光ケーブル通信線を挿通し位置決めするケーブル挿通部とを有する成端ユニットが設置されることを特徴とする加入者保安器用キャビネット。
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