JP3667546B2 - 排水装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高水位タンクに接続したドレン排水管と低水位タンクに接続したオーバーフロー排水管を集流排水管に接続して、同集流排水管を通して前記高水位タンク内の水と前記低水位タンク内の水を排水するようにした排水装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種の排水装置は、例えば、図2に示したように電解水生成装置の排水装置として採用し得るものであって、酸性水タンク1(図示省略の電解槽にて生成された酸性水を貯溜するタンク)に接続したドレン排水管2と、アルカリ性水タンク3(図示省略の電解槽にて生成されたアルカリ性水を貯溜するタンク)に接続したドレン排水管4と、酸性水タンク1とアルカリ性水タンク3の上限水位(破線にて示した水位)よりもその上限水位(破線にて示した水位)が低水位の濃塩水タンク5(図示省略の電解槽に供給される濃塩水を貯溜するタンク)に接続したオーバーフロー排水管6とを集流排水管7に接続することにより構成されていて、各タンク1,3,5内の水を排水するようになっている。
【0003】
ところで、上記した排水装置においては、各ドレン排水管2,4に介装された各排水弁8,9の開弁によって、各ドレン排水管2,4と集流排水管7の管路抵抗によって定まる排水許容量以上の水が各タンク(高水位タンク)1,3から各ドレン排水管2,4内に流れると、その水がオーバーフロー排水管6を通して濃塩水タンク(低水位タンク)5内に逆流してしまうおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、高水位タンクに接続したドレン排水管と低水位タンクに接続したオーバーフロー排水管を集流排水管に接続して、同集流排水管を通して前記高水位タンク内の水と前記低水位タンク内の水を排水するようにした排水装置において、前記ドレン排水管における最小通路断面積を前記集流排水管における最小通路断面積よりも小さくしたことに特徴がある。この場合において、前記ドレン排水管における最小通路断面積を前記ドレン排水管に設けた絞りによって形成することが望ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】
本発明による排水装置においては、高水位タンクに接続したドレン排水管と低水位タンクに接続したオーバーフロー排水管を集流排水管に接続して、同集流排水管を通して高水位タンク内の水と低水位タンク内の水を排水するようにした排水装置において、ドレン排水管における最小通路断面積を集流排水管における最小通路断面積よりも小さくしたため、ドレン排水管を通して集流排水管に向けて流れる水量を少なくすることができる。したがって、オーバーフロー排水管に逆流する水量を少なく又は無くすことができて、高水位タンク内の水がオーバーフロー排水管を通して低水位タンクに逆流することを防止することができる。
【0006】
また、本発明の実施に際して、ドレン排水管における最小通路断面積をドレン排水管に設けた絞りによって形成した場合には、絞りによって上記した作用効果を同様に得ることができるため、ドレン排水管と集流排水管の管径を等しくし得て、ドレン排水管と集流排水管に使用する部材を同一のものとすることができ、安価に実施することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による排水装置50を実施した電解水生成装置を示していて、この電解水生成装置は、電解槽10と、濃塩水タンク20と、酸性水タンク30と、アルカリ性水タンク40と、排水装置50等を備えている。
【0008】
電解槽10は、それ自体周知の有隔膜電解槽であり、濃塩水タンク20から供給される濃塩水と水道水(図示省略の外部給水源から供給される)とが混合された希塩水を電気分解することによって陽極室R1にて酸性水が生成されるとともに陰極室R2にてアルカリ性水が生成され、酸性水は導水管11を通して酸性水タンク30に導かれ、アルカリ性水は導水管12を通してアルカリ性水タンク40に導かれるようになっている。
【0009】
濃塩水タンク20は、内部に収容される食塩と給水管21(給水弁WVが介装されている)から供給される水道水とを混合して略飽和状態の濃塩水を生成・貯溜するためのものであり、同タンク20には、同タンク20内の余剰濃塩水をオーバーフロー排水するオーバーフロー排水管51が接続されている。
【0010】
酸性水タンク30は、電解槽10から導かれた酸性水を貯溜するためのものであり、その上限水位(破線にて示した水位)は濃塩水タンク20の上限水位(破線にて示した水位)よりも高水位となっていて、その下部にはドレン排水管52が接続されている。また、酸性水タンク30の上方部位には同タンク30内の余剰酸性水をオーバーフロー排水するオーバーフロー排水管53の一端が接続されていて、同オーバーフロー排水管53の他端は、ドレン排水管52に排水弁V1よりも下流側にて接続されている。
【0011】
アルカリ性水タンク40は、電解槽10から導かれたアルカリ性水を貯溜するためのものであり、その上限水位(破線にて示した水位)は濃塩水タンク20の上限水位よりも高水位となっていて、その下部にはドレン排水管54が接続されている。また、アルカリ性水タンク40の上方部位には同タンク40内の余剰アルカリ性水をオーバーフロー排水するオーバーフロー排水管55の一端が接続されていて、同オーバーフロー排水管55の他端は、ドレン排水管54に排水弁V2よりも下流側にて接続されている。
【0012】
排水装置50は、各オーバーフロー排水管51,53,55と各排水弁V1,V2をそれぞれ介装した各ドレン排水管52,54と集流接続管56によって構成されており、オーバーフロー排水管51と各ドレン排水管52,54が集流接続管56に集流接続されていて、濃塩水タンク20内の濃塩水、酸性水タンク30内の酸性水及びアルカリ性水タンク40内のアルカリ性水が集流排水管56を通して排水されるようになっている。なお、各ドレン排水管52,54と集流排水管56は、その管径が等しいものが用いられている。
【0013】
ところで、本実施形態においては、各ドレン排水管52,54にそれぞれ絞り57,58が設けられている。各絞り57,58は、各ドレン排水管52,54における最小通路断面積を形成して各ドレン排水管52,54の時間当たりの排水流量を決定するもので、各排水弁V1,V2よりも下流側に設けられていて、各ドレン排水管52,54における最小通路面積の和は集流排水管56における最小通路断面積よりも小さくなるように設定されている。
【0014】
上記のように構成した本実施形態においては、各ドレン排水管52,54における最小通路断面積の和を集流排水管56における最小通路断面積よりも小さくしたため、各ドレン排水管52,54を通して集流排水管56に向けて流れる水量を少なくすることができる。したがって、オーバーフロー排水管51に逆流する水量を少なく又は無くすことができて、両タンク30,40内の酸性水及びアルカリ性水がオーバーフロー排水管51を通して濃塩水タンク20に逆流することを防止することができる。
【0015】
また、本実施形態においては、各ドレン排水管52,54における最小通路断面積を各ドレン排水管52,54に設けた絞り57,58によって形成したものであるため、各ドレン排水管52,54と集流排水管56の管径を等しくできて、各ドレン排水管52,54と集流排水管56に使用する部材を同一のものとすることができ、安価に実施することができる。
【0016】
上記実施形態においては、各ドレン排水管52,54における最小通路断面積を各ドレン排水管52,54に設けた絞り57,58によって形成して、各ドレン排水管52,54における最小通路面積の和が集流排水管56における最小通路断面積よりも小さくなるように実施したが、各ドレン排水管52,54の管径を集流排水管56の管径よりも小さくして、各ドレン排水管52,54における最小通路断面積の和を集流排水管56における最小通路断面積よりも小さくなるように実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排水装置を実施した電解水生成装置を概略的に示した全体構成図である。
【図2】本発明による排水装置の課題を説明するための排水装置の一実施形態を概略的に示した全体構成図である。
【符号の説明】
20…濃塩水タンク(低水位タンク)、30…酸性水タンク(高水位タンク)、40…アルカリ性水タンク(高水位タンク)、50…排水装置、51…オーバーフロー排水管、52,54…ドレン排水管、53,55…オーバーフロー排水管、56…集流排水管、57,58…絞り、V1,V2…排水弁。
Claims (2)
- 高水位タンクに接続したドレン排水管と低水位タンクに接続したオーバーフロー排水管を集流排水管に接続して、同集流排水管を通して前記高水位タンク内の水と前記低水位タンク内の水を排水するようにした排水装置において、前記ドレン排水管における最小通路断面積を前記集流排水管における最小通路断面積よりも小さくしたことを特徴とする排水装置。
- 請求項1に記載の排水装置において、前記ドレン排水管における最小通路断面積を前記ドレン排水管に設けた絞りによって形成したことを特徴とする排水装置。
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