JP3666965B2 - Hydraulic shock absorber - Google Patents

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JP3666965B2 JP35316695A JP35316695A JP3666965B2 JP 3666965 B2 JP3666965 B2 JP 3666965B2 JP 35316695 A JP35316695 A JP 35316695A JP 35316695 A JP35316695 A JP 35316695A JP 3666965 B2 JP3666965 B2 JP 3666965B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両搭載用の油圧緩衝器に関し、特に、振動周波数に感応して発生減衰力が所謂ハイカット調整されるようにした油圧緩衝器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両に搭載される油圧緩衝器は、振動周波数に感応して発生減衰力が調整されるように構成されることが多い。
【0003】
例えば、本出願人は、振動周波数に適確に感応して所定の減衰力を発生し得て車両への搭載に最適となる油圧緩衝器を開発している(特願平7−246741号)。
【0004】
この油圧緩衝器は、図2に示すように、シリンダ1内にピストン3を介して二つのロッド側油室Aとピストン側油室Bが区画され、二つの油室A,Bは減衰バルブ4を介して開閉され、更に前記減衰バルブ4を迂回して二つの油室A,Bを開閉するバイパス路Rが形成されている油圧緩衝器であり、バイパス路Rの途中に当該バイパス路Rを開閉するスプール10を摺動自在に配設し、スプール10の受圧面側に形成される受圧面側油室R3とスプール10の背圧面側に形成される背圧面側油室R4とをオリフィス17aを介して連通させ、更に背圧面側油室R4内にはフリーピストン13が摺動自在に挿入され、このフリーピストン13と前記スプール10との間に当該スプール10を閉じ方向に付勢するスプリング12を介在させたものである。
【0005】
上記の場合、バイパス路Rは、ピストンロッド2と、このピストンロッド2の下端に連設したピストンナット6内に形成され、ピストンナット内中空部にスプール10とフリーピストン13とが直列に配置されている。上記の油圧緩衝器によれば、シリンダ1内における振動周波数が低周波数領域にある場合には、例えば、伸長作動時に高圧側油室Aからの油圧がスプール10の受圧面側に形成されている受圧面側油室R3に供給されると共に、オリフィス17aを介してスプール10の背圧面側に形成されている背圧面側油室R4にも供給される。このとき、受圧面側油室R3と背圧面側油室R4との間には、油圧差が現出されず、静止状態に維持されてバイパス路Rが閉鎖状態に維持される。
【0006】
その結果、高圧側油室Aからの作動油が減衰バルブ4のみを通過して低圧側油室R4に流出し、減衰バルブ4で設定された所定の減衰力の発生が可能になる。
【0007】
一方、シリンダ1内における振動周波数が低周波数領域を脱して、特に、高周波数領域になると、高圧側油室Aからの油圧が受圧面側油室R3には供給されるが、オリフィス17aを介しての油圧が背圧面側油室R4には供給されなくなる。
【0008】
このとき、受圧面側油室R3と背圧面側油室R4との間には、油圧差が現出されることになり、スプール10が背圧面側油室R4に配在のスプリング12の付勢力に抗して下方に摺動してバイパス路Rを開放状態にする。
【0009】
この場合、スプール10の下方への摺動時には、背圧面側油室R4に配在されているフリーピストン13が下方に後退しスプール10の摺動を保障する。
【0010】
その結果、高圧側油室Aからの作動油がバイパス路Rを通過して低圧側油室Bに流出することになり、減衰バルブ4を通過する油量が減り、減衰力が小さくなる。
【0011】
シリンダ1内における振動周波数が低周波数領域から高周波数領域になると、それまで発生されていた減衰力の発生状態がより低い減衰力の発生状態に変更調整され、減衰力が所謂ハイカット調整される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の油圧緩衝器によれば、上記のようなすぐれた効果があり、機能上は全く問題は無いが、スプール10とフリーピストン13とがピストンナット6内に軸方向に沿って直列に配置されているために、スプール10とフリーピストン13とを収容する軸方向のスペースを大きくする必要があり、この為に、ピストンナット6を長く成形する必要がある。従って、ピストンナット6が長くなった分十分なストロークをとるためにはシリンダ1の長さも長くなり、油圧緩衝器の全長も長くなり、油圧緩衝器の設置スペースが制約を受けるおそれが生じるという問題がある。更に、フリーピストン13は伸長作動時に下方に移動した状態から圧縮作動に切換った時下方のスプリング13aのばね力とピストン側油室Bの油圧とで上方に復帰するが、この時フリーピストン13がストッパ14に当り衝撃音が発生するという問題がある。そこで、本発明の目的は、周波数感応部たるスプールとフリーピストンとの収容スペースを小さくし、全長の短縮化が図れ、更にフリーピストンによる衝撃音の発生を防止できる油圧緩衝器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の構成は、シリンダ内にピストンを介してピストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内にロッド側油室とピストン側油室とを区画し、二つの油室はピストンに設けた減衰バルブを介して開閉され、更に、前記減衰バルブを迂回して二つの油室を連通するバイパス路が形成され、このバイパス路内に当該バイパス路を開閉するスプールが移動自在に挿入され、バイパス路内におけるスプールの上面側油室と背面側油室とはスプールに設けたオリフィスを介して接続され、又、上記背面側油室側にはスプールと連動するフリーピストンが移動自在に設けられている油圧緩衝器ゆおいて、ピストンロッドの下部に中空なピストンナットを結合させ、ピストンとピストンロッドとに上記バイパス路を形成し、ピストンロッド側のバイパス路内にスプールを移動自在に挿入させ、ピストンナット内にフリーピストンを移動自在に挿入させたことを特徴とするものである。
【0014】
この場合に、バイパス路がピストンに設けられてロッド側油室に開口する第1のポートと、同じくピストンに設けられてピストン側油室に開口する第2のポートと、ピストンロッドに設けられて上記第1のポートに連通する第3のポートと、同じくピストンロッドに設けられて上記第2のポートに連通する第4のポートと、これら第3、第4のポートに連通する縦方向通路とで構成され、縦方向通路を第4のポートに開閉させるスプールが縦方向通路内に上下移動自在に挿入されているのが好ましい。
【0015】
同じく、スプールの断面積をフリーピストンの断面積より小さく形成するのが好ましい。
【0016】
更に、スプールが柱状本体と、本体の外周に形成した環状溝と、本体の上方内部に形成されて環状溝を本体の上面側油室に連通させる第1の通路と、同じく本体の下方内部に形成され環状溝を本体の背面側油室に連通させるオリフィス及び第2の通路とで構成されているのが好ましい。
【0017】
更に又、フリーピストンの背部にスプリングを配設し、スプリングで付勢されたフリーピストンの上部を弾性な材料で成形されたストッパに当接させているのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態を示すもので、これは、シリンダ1内にピストン3を介してピストンロッド2が移動自在に挿入され、ピストン3は、シリンダ1内にロッド側油室Aとピストン側油室Bとを区画し、二つの油室A,Bは、ピストン3に設けた伸側ポート3aと圧側ポート3dを介して連通し、伸側ポート3aの出口側には伸側減衰バルブ4が開閉自在に設けられ、同じく圧側ポート3dの出口側にはチェック弁7が開閉自在に設けられたものである。更に、この実施の形態に係る油圧緩衝器は、更に、前記減衰バルブ4を迂回して二つの油室A,Bを連通するバイパス路Rが形成され、このバイパス路R内に当該バイパス路Rを開閉するスプール10が移動自在に挿入され、バイパス路R内におけるスプール10の上面側油室R3と背面側油室R4とはスプール10に設けたオリフィス10aを介して接続されている。又、上記背面側油室R4側にはスプール10と連動するフリーピストン13が移動自在に設けられている。
【0020】
この場合、ピストンロッド2の下部に中空なピストンナット6を結合させ、ピストン3とピストンロッド2とに上記バイパス路Rを形成し、ピストンロッド2側のバイパス路R内にスプール10を移動自在に挿入させ、ピストンナット6内にフリーピストン13を移動自在に挿入させている。
【0021】
バイパス路Rにはピストン3に設けられてロッド側油室Aに開口する第1のポート3bと、同じくピストン3に設けられてピストン側油室Bに開口する第2のポート3cと、ピストンロッド2に設けられて上記第1のポート3bに連通する第3のポート2aと、同じくピストンロッド2に設けられて上記第2のポート3cに連通する第4のポート2bと、これら第3、第4のポートに連通する縦方向通路2cと、で構成されている。縦方向通路2c内には当該縦方向通路2cを第4のポート2bに開閉させるスプール10を上下移動自在に挿入されている。
【0022】
スプール10は、柱状本体aと、本体aの外周に形成した環状溝bと、本体aの上方内部に形成されて環状溝bを本体aの上面側油室R3に連通させる第1の通路cと、同じく本体aの下方内部に形成され環状溝bを本体aの背面側油室R4に連通させるオリフィス10a及び第2の通路dと、で構成されている。
【0023】
ピストンロッド2の縦方向通路2c下部には中空なパイプ状のスプリングシート15が嵌合し、このパイプリングシート15の上面とスプール10の本体a下面との間にスプリング12が介装され、このスプリング12は、常時スプール10を閉じ方向たる上方に押し上げている。スプール10が上方に押し上げられた中立位置では、スプール10の本体aの下部ランドが第4のポート2bを閉じており、この結果、バイパス路Rが閉じているが、スプール10の本体aがスプリング12に抗して下降する時、本体aの下部ランドが環状溝bを第4のポート2bに連通させ、これによりバイパス路Rが閉じることになる。
【0024】
ピストンナット6の内部にはスプール10の背面側油室R4に連通する中空部Pが形成され、この中空部P内に縦方向のガイド筒16が挿入されている。
【0025】
中空部Pの開口端にはキャップ17が水平方向に向けて設けられ、このキャップ17には中空部Pをピストン側油室Bに連通するポート18がけすせいされている。ガイド筒16内には有底筒状、即ち、断面コ字状のフリーピストン13がシール19を介して上下移動自在に挿入されている。
【0026】
フリーピストン13の上方には弾性な材料、例えば、ゴム,板ばね,等で成形されたストッパ14が配設され、中立時フリーピストン13は下方たる背部のスプリング13aで上方に付勢されて上記ストッパ14に当接している。
【0027】
以上のように形成されたこの実施の態様に係る油圧緩衝器では、ピストン3がシリンダ1内を上昇する伸側行程時には、基本的には、高圧側油室となるロッド側油室Aからの作動油がピストン3の伸側バルブ4を介して低圧側油室たるピストン側油室Bに流出される。そして、作動油が伸側バルブ4を通過するときに、所定の大きさの伸側減衰力が発生されることになる。
【0028】
ところで、上記の伸側行程時には、ロッド側油室Aからの油圧がバイパス路Rたるピストン3に設けたポート3bとピストンロッド2に開穿のポート2aと、スプール10に形成した環状溝b及び通路cを介してスプール10の受圧面側に形成されている上面側油室R3内に作用する。
【0029】
このとき、ピストン3の振動周波数が低周波数領域にあるときには、環状溝b上面側油室R3に供給された油圧がオリフィス17cを介してスプール10の背圧面側に形成されている背圧面側油室R4にも供給される。このため上面側油室R3と背圧面側油室R4との間は同圧となって油圧差が現出されなくなり、それ故、スプール10がスプリング12で中立状態に維持されていることと相俟って静止状態に維持され、バイパス路Rが閉鎖状態に維持されることになる。
【0030】
その結果、上記の伸側行程時には、ロッド側油室Aからの作動油が減衰バルブ4のみを通過して低圧側油室たるピストン側油室Bに流出することになり、減衰バルブ4で設定された所定の高い減衰力の発生が可能になる。
【0031】
上記伸側行程時において、ピストン3の振動周波数が低周波数領域を脱して、特に、高周波数領域になると、ロッド側油室Aからの油圧が環状溝bと上面側油室R3には供給されるが、オリフィス17cの絞りにより背圧面側油室R4には供給されなくなる。
【0032】
その結果、このときには、上面側油室R3と背圧面側油室R4との間では上面側油室R3の内圧の方が高くなり、その結果、油圧差が現出されることになり、スプール10が背圧面側油室R4に配在のスプリング12の付勢力に抗して図中で下降方向となる後退方向に摺動して環状溝bをポート2bにバイパス路Rを開放状態にする。
【0033】
尚、スプール10の後退方向への摺動時には、フリーピストン13がこれを付勢するスプリング13aの付勢力に抗して図中で下降するように後退してスプール10の摺動を保障する。この際、フリーピストン13の下方の中空部P内の油はポート18を介してピストン側油室Bに流出する。
【0034】
その結果、ロッド側油室Aからの作動油がバイパス路Rたるポート2b,3cを通過してピストン側油室Bに流出することになり、伸側減衰バルブ4を通過する油量が減って、該伸側減衰バルブ4で設定された所定の低い減衰力が発生される。
【0035】
即ち、シリンダ1内における振動周波数が低周波数領域から高周波数領域になると、それまで発生されていた減衰力の発生状態がより低い減衰力の発生状態に変更調整される。即ち、減衰力が所謂ハイカット調整されることになる。
【0036】
上記した所謂ハイカット調整は、同じ構造のものを使用することにより、油圧緩衝器におけるベースバルブ部にも利用できることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果がある。
【0038】
▲1▼各請求項の発明によれば、ピストン内の振動周波数が低周波数領域にあるときに、スプールが閉じ状態に維持されてバイパス路を閉鎖して言わば高い減衰力の発生を可能にする一方で、ピストン内の振動周波数が低周波数領域を脱し、特に、高周波数領域になるときには、スプールが摺動してバイパス路を開放して言わば低い減衰力の発生を可能にし、両者の減衰力差を大きくできる。入力振動が低周波数と高周波数とを混在する重畳波振動の場合であっても、高周波要素に感応して発生減衰力を低くする調整、即ち、所謂ハイカット調整が確実に実現されることになる利点がある。
【0039】
▲2▼同じく、スプールは、振動周波数が低周波数領域にあるときには、スプリングの付勢力によって中立状態におかれて閉じ状態におかれるように構成されてなるから、ピストン速度が低速域にあり、減衰力が低く、内圧が小さい時であっても、確実にバイパス路を閉鎖して所定の高減衰力の発生状態を実現できることになる利点がある。
【0040】
▲3▼同じく、油圧緩衝器が静止状態から極微低速で伸縮を開始するような場合にあっても、スプールによるバイパス路の閉鎖が予め実現されているから、高圧側油室からの作動油がバイパス路を介して低圧側油室に流出されることがなく、確実に所定の高減衰力の発生を期待できる利点がある。従って、この発明に係る油圧緩衝器は、振動周波数に適確に感応して所定の減衰力を発生し得て、車両への搭載に最適となる。
【0041】
▲4▼フリーピストンがピストンロッド側のバイパス路内に挿入されているから、スプールを収容するスペースをピストンロッドの下方に設ける必要がなく、又、ピストンナット内にはフリーピストンのみを挿入しているから、ピストンナットの軸方向の長さを短かくでき、これによりシリンダを短かくでき、油圧緩衝器の全長の短縮化が図れる。
【0042】
▲5▼請求項3の発明によれば、スプールの断面積をフリーピストンの断面積より小さくした為に、高周波入力時にスプールが移動する際フリーピストンの移動量も少なくでき、これによりピストンナットの長さを短かくでき、油圧緩衝器の全長も短かくできる。
【0043】
▲6▼請求項5の発明によれば、フリーピストンの上部を弾性な材料で成形されたストッパに当接させているから、伸長作動から圧縮作動に移行して、フリーピストンに中立位置に復帰するとき衝撃や衝撃音の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る油圧緩衝器を示す一部縦断面図である。
【図2】従来の油圧緩衝器を示す一部縦断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
2 ピストンロッド
2a,2b,3b,3c ポート
3 ピストン
4 減衰バルブとしての伸側減衰バルブ
6 ピストンナット
10 スプール
10a オリフィス
12 スプリング
13 フリーピストン
14 ストッパ
A ロッド側油室
B ピストン側油室
R バイパス路
R3 上面側油室
R4 背圧面側油室
a 本体
b 環状溝
c 第1の通路
d 第2の通路
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hydraulic shock absorber mounted on a vehicle, and more particularly to an improvement of a hydraulic shock absorber in which a generated damping force is so-called high cut adjusted in response to a vibration frequency.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a hydraulic shock absorber mounted on a vehicle is often configured so that a generated damping force is adjusted in response to a vibration frequency.
[0003]
For example, the present applicant has developed a hydraulic shock absorber that can generate a predetermined damping force in response to the vibration frequency accurately and is optimal for mounting on a vehicle (Japanese Patent Application No. 7-246741). .
[0004]
In this hydraulic shock absorber, as shown in FIG. 2, two rod-side oil chambers A and piston-side oil chambers B are defined in a cylinder 1 via a piston 3, and the two oil chambers A and B are damped valves 4. And a bypass path R that opens and closes the two oil chambers A and B by bypassing the damping valve 4 is formed, and the bypass path R is inserted in the middle of the bypass path R. A spool 10 to be opened and closed is slidably disposed, and an orifice 17a includes a pressure receiving surface side oil chamber R3 formed on the pressure receiving surface side of the spool 10 and a back pressure surface side oil chamber R4 formed on the back pressure surface side of the spool 10. Further, a free piston 13 is slidably inserted into the back pressure surface side oil chamber R4, and a spring that biases the spool 10 between the free piston 13 and the spool 10 in the closing direction. 12 intervening A.
[0005]
In the above case, the bypass path R is formed in the piston rod 2 and the piston nut 6 connected to the lower end of the piston rod 2, and the spool 10 and the free piston 13 are arranged in series in the hollow portion of the piston nut. ing. According to the above hydraulic shock absorber, when the vibration frequency in the cylinder 1 is in the low frequency region, for example, the hydraulic pressure from the high pressure side oil chamber A is formed on the pressure receiving surface side of the spool 10 during the extension operation. While being supplied to the pressure receiving surface side oil chamber R3, it is also supplied to the back pressure surface side oil chamber R4 formed on the back pressure surface side of the spool 10 through the orifice 17a. At this time, a hydraulic pressure difference does not appear between the pressure receiving surface side oil chamber R3 and the back pressure surface side oil chamber R4, and the bypass path R is maintained in a closed state while being kept stationary.
[0006]
As a result, the hydraulic oil from the high-pressure side oil chamber A passes only through the damping valve 4 and flows out to the low-pressure side oil chamber R4, and a predetermined damping force set by the damping valve 4 can be generated.
[0007]
On the other hand, when the vibration frequency in the cylinder 1 moves out of the low frequency region, and particularly into the high frequency region, the oil pressure from the high pressure side oil chamber A is supplied to the pressure receiving surface side oil chamber R3, but through the orifice 17a. All hydraulic pressure is not supplied to the back pressure surface side oil chamber R4.
[0008]
At this time, a hydraulic pressure difference appears between the pressure receiving surface side oil chamber R3 and the back pressure surface side oil chamber R4, and the spool 10 is attached to the back pressure surface side oil chamber R4. The bypass passage R is opened by sliding downward against the force.
[0009]
In this case, when the spool 10 slides downward, the free piston 13 disposed in the back pressure surface side oil chamber R4 moves backward to ensure sliding of the spool 10.
[0010]
As a result, the hydraulic oil from the high-pressure side oil chamber A passes through the bypass R and flows out to the low-pressure side oil chamber B, so that the amount of oil passing through the damping valve 4 is reduced and the damping force is reduced.
[0011]
When the vibration frequency in the cylinder 1 changes from the low frequency region to the high frequency region, the state of generation of the damping force that has been generated so far is changed and adjusted to a state of generation of a lower damping force, and the damping force is so-called high cut adjustment.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
According to the hydraulic shock absorber described above, there are excellent effects as described above, and there is no problem in function. However, the spool 10 and the free piston 13 are arranged in series in the piston nut 6 in the axial direction. For this reason, it is necessary to increase the axial space for accommodating the spool 10 and the free piston 13, and for this purpose, the piston nut 6 must be formed longer. Therefore, in order to take a sufficient stroke as the piston nut 6 becomes longer, the length of the cylinder 1 becomes longer, the total length of the hydraulic shock absorber becomes longer, and the installation space of the hydraulic shock absorber may be restricted. There is. Further, the free piston 13 returns upward by the spring force of the lower spring 13a and the hydraulic pressure of the piston side oil chamber B when switching from the state of moving downward during the extension operation to the compression operation. However, there is a problem that an impact sound is generated by hitting the stopper 14. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a hydraulic shock absorber capable of reducing the accommodation space between the spool serving as the frequency sensitive portion and the free piston, shortening the overall length, and further preventing the generation of impact sound due to the free piston. is there.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the configuration of the present invention, a piston rod is movably inserted into a cylinder via a piston, and the piston partitions a rod-side oil chamber and a piston-side oil chamber into the cylinder. The two oil chambers are opened and closed via a damping valve provided on the piston, and further, a bypass passage is formed to bypass the damping valve and connect the two oil chambers, and a spool that opens and closes the bypass passage in the bypass passage The upper oil chamber and the rear oil chamber of the spool in the bypass passage are connected via an orifice provided in the spool, and the rear oil chamber is free to be interlocked with the spool. In the hydraulic shock absorber in which the piston is movably provided, a hollow piston nut is coupled to the lower part of the piston rod, and the bypass passage is connected to the piston and the piston rod. Formed, piston rod side movably injects the spool bypass path of, is characterized in that the movably is inserted a free piston in the piston nut.
[0014]
In this case, a first bypass port is provided in the piston and opens to the rod side oil chamber, a second port is also provided in the piston and opens to the piston side oil chamber, and the piston rod is provided. A third port that communicates with the first port, a fourth port that is also provided on the piston rod and communicates with the second port, and a longitudinal passage that communicates with the third and fourth ports. Preferably, a spool that opens and closes the vertical passage to the fourth port is inserted into the vertical passage so as to be vertically movable.
[0015]
Similarly, the cross-sectional area of the spool is preferably smaller than the cross-sectional area of the free piston.
[0016]
Further, the spool has a columnar main body, an annular groove formed on the outer periphery of the main body, a first passage formed in the upper interior of the main body to communicate the annular groove with the oil chamber on the upper surface side of the main body, and the lower interior of the main body. It is preferable that an annular groove formed and communicated with an oil chamber on the back side of the main body and a second passage.
[0017]
Furthermore, it is preferable that a spring is disposed on the back of the free piston, and an upper portion of the free piston biased by the spring is brought into contact with a stopper formed of an elastic material.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention, in which a piston rod 2 is movably inserted into a cylinder 1 via a piston 3, and the piston 3 is inserted into the cylinder 1 in a rod side oil chamber. A and the piston side oil chamber B are partitioned, and the two oil chambers A and B communicate with each other via an extension side port 3a and a pressure side port 3d provided in the piston 3, and extend to the outlet side of the extension side port 3a. A side damping valve 4 is provided so as to be openable and closable, and a check valve 7 is provided so as to be openable and closable on the outlet side of the pressure side port 3d. Further, in the hydraulic shock absorber according to this embodiment, a bypass path R that bypasses the damping valve 4 and connects the two oil chambers A and B is formed, and the bypass path R is formed in the bypass path R. A spool 10 that opens and closes the valve 10 is movably inserted, and the upper surface side oil chamber R3 and the rear surface side oil chamber R4 of the spool 10 in the bypass passage R are connected via an orifice 10a provided in the spool 10. Further, a free piston 13 interlocking with the spool 10 is movably provided on the back side oil chamber R4 side.
[0020]
In this case, a hollow piston nut 6 is coupled to the lower portion of the piston rod 2, the bypass path R is formed between the piston 3 and the piston rod 2, and the spool 10 can be freely moved in the bypass path R on the piston rod 2 side. The free piston 13 is movably inserted into the piston nut 6.
[0021]
In the bypass R, a first port 3b provided in the piston 3 and opened to the rod side oil chamber A, a second port 3c also provided in the piston 3 and opened to the piston side oil chamber B, and a piston rod 3 is connected to the first port 3b, and the fourth port 2b is also connected to the piston rod 2 and communicates with the second port 3c. And a vertical passage 2c communicating with the four ports. A spool 10 for opening and closing the vertical passage 2c to the fourth port 2b is inserted in the vertical passage 2c so as to be movable up and down.
[0022]
The spool 10 includes a columnar main body a, an annular groove b formed on the outer periphery of the main body a, and a first passage c that is formed inside the upper part of the main body a and communicates the annular groove b with the upper oil chamber R3 of the main body a. And an orifice 10a formed in the lower interior of the main body a and communicating with the annular groove b to the back side oil chamber R4 of the main body a, and a second passage d.
[0023]
A hollow pipe-shaped spring seat 15 is fitted to the lower part of the longitudinal passage 2c of the piston rod 2, and a spring 12 is interposed between the upper surface of the pipe-ring sheet 15 and the lower surface of the main body a of the spool 10, The spring 12 constantly pushes the spool 10 upward in the closing direction. In the neutral position where the spool 10 is pushed upward, the lower land of the main body a of the spool 10 closes the fourth port 2b. As a result, the bypass path R is closed, but the main body a of the spool 10 is spring-loaded. When descending against 12, the lower land of the main body a causes the annular groove b to communicate with the fourth port 2b, thereby closing the bypass path R.
[0024]
A hollow portion P communicating with the back side oil chamber R4 of the spool 10 is formed inside the piston nut 6, and a vertical guide tube 16 is inserted into the hollow portion P.
[0025]
A cap 17 is provided at the open end of the hollow portion P in the horizontal direction, and a port 18 that connects the hollow portion P to the piston-side oil chamber B is provided in the cap 17. A free piston 13 having a bottomed cylinder shape, that is, a U-shaped cross section, is inserted into the guide cylinder 16 via a seal 19 so as to be movable up and down.
[0026]
A stopper 14 formed of an elastic material, for example, rubber, a leaf spring, etc., is disposed above the free piston 13, and the neutral free piston 13 is urged upward by a spring 13a at the back, which is lower. It is in contact with the stopper 14.
[0027]
In the hydraulic shock absorber according to this embodiment formed as described above, basically, from the rod side oil chamber A, which becomes the high pressure side oil chamber, during the extension stroke in which the piston 3 moves up in the cylinder 1. The hydraulic oil flows out into the piston side oil chamber B which is a low pressure side oil chamber through the extension side valve 4 of the piston 3. When the hydraulic oil passes through the expansion side valve 4, an expansion side damping force having a predetermined magnitude is generated.
[0028]
By the way, at the time of the above extension side stroke, the port 3b provided in the piston 3 where the hydraulic pressure from the rod side oil chamber A is the bypass path R, the port 2a opened in the piston rod 2, the annular groove b formed in the spool 10, and It acts in the upper surface side oil chamber R3 formed on the pressure receiving surface side of the spool 10 via the passage c.
[0029]
At this time, when the vibration frequency of the piston 3 is in the low frequency region, the hydraulic pressure supplied to the upper surface side oil chamber R3 of the annular groove b is formed on the back pressure surface side of the spool 10 via the orifice 17c. It is also supplied to the chamber R4. For this reason, the upper surface side oil chamber R3 and the back pressure surface side oil chamber R4 have the same pressure, and no hydraulic pressure difference appears. Therefore, the spool 10 is maintained in a neutral state by the spring 12. As a result, the stationary state is maintained, and the bypass path R is maintained in the closed state.
[0030]
As a result, during the above extension stroke, the hydraulic oil from the rod side oil chamber A passes only through the damping valve 4 and flows out into the piston side oil chamber B which is the low pressure side oil chamber. It is possible to generate a predetermined high damping force.
[0031]
During the extension stroke, when the vibration frequency of the piston 3 leaves the low frequency region, and in particular, enters the high frequency region, the hydraulic pressure from the rod side oil chamber A is supplied to the annular groove b and the upper surface side oil chamber R3. However, it is not supplied to the back pressure surface side oil chamber R4 by the restriction of the orifice 17c.
[0032]
As a result, at this time, the internal pressure of the upper surface side oil chamber R3 becomes higher between the upper surface side oil chamber R3 and the back pressure surface side oil chamber R4, and as a result, a hydraulic pressure difference appears, and the spool 10 slides in the retracting direction which is the downward direction in the figure against the urging force of the spring 12 disposed in the back pressure surface side oil chamber R4 to open the bypass groove R to the port 2b through the annular groove b. .
[0033]
When the spool 10 slides in the backward direction, the free piston 13 moves backward so as to descend in the drawing against the biasing force of the spring 13a biasing the spool 10 to ensure the sliding of the spool 10. At this time, the oil in the hollow portion P below the free piston 13 flows out into the piston-side oil chamber B through the port 18.
[0034]
As a result, the hydraulic oil from the rod side oil chamber A passes through the ports 2b and 3c serving as the bypass passage R and flows out to the piston side oil chamber B, and the amount of oil passing through the expansion side damping valve 4 is reduced. A predetermined low damping force set by the extension side damping valve 4 is generated.
[0035]
That is, when the vibration frequency in the cylinder 1 changes from the low frequency region to the high frequency region, the damping force generation state that has been generated so far is changed and adjusted to a lower damping force generation state. That is, the damping force is so-called high cut adjustment.
[0036]
It goes without saying that the so-called high cut adjustment described above can be used for a base valve portion in a hydraulic shock absorber by using the same structure.
[0037]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0038]
(1) According to the invention of each claim, when the vibration frequency in the piston is in the low frequency region, the spool is maintained in the closed state to close the bypass passage, so that a high damping force can be generated. On the other hand, when the vibration frequency in the piston goes out of the low frequency range, especially in the high frequency range, the spool slides to open the bypass passage, so that it is possible to generate a low damping force. The difference can be increased. Even when the input vibration is a superimposed wave vibration in which a low frequency and a high frequency are mixed, an adjustment that lowers the generated damping force in response to a high-frequency element, that is, a so-called high cut adjustment is surely realized. There are advantages.
[0039]
(2) Similarly, when the vibration frequency is in the low frequency range, the spool is configured to be placed in a neutral state and closed by the biasing force of the spring, so that the piston speed is in the low speed range, Even when the damping force is low and the internal pressure is small, there is an advantage that a predetermined high damping force can be generated by reliably closing the bypass.
[0040]
(3) Similarly, even when the hydraulic shock absorber starts expanding and contracting at a very low speed from a stationary state, the bypass passage is closed by the spool in advance, so that the hydraulic oil from the high-pressure side oil chamber is not There is an advantage that a predetermined high damping force can be reliably generated without being discharged into the low pressure side oil chamber via the bypass. Therefore, the hydraulic shock absorber according to the present invention can generate a predetermined damping force in response to the vibration frequency accurately, and is optimal for mounting on a vehicle.
[0041]
(4) Since the free piston is inserted into the bypass path on the piston rod side, there is no need to provide a space for accommodating the spool below the piston rod, and only the free piston is inserted into the piston nut. Therefore, the length of the piston nut in the axial direction can be shortened, whereby the cylinder can be shortened, and the overall length of the hydraulic shock absorber can be shortened.
[0042]
(5) According to the invention of claim 3, since the cross-sectional area of the spool is made smaller than the cross-sectional area of the free piston, the amount of movement of the free piston can be reduced when the spool moves during high-frequency input. The length can be shortened and the overall length of the hydraulic shock absorber can be shortened.
[0043]
(6) According to the invention of claim 5, since the upper portion of the free piston is brought into contact with a stopper made of an elastic material, the operation is shifted from the extension operation to the compression operation, and the free piston returns to the neutral position. The occurrence of impact and impact sound is prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial longitudinal sectional view showing a hydraulic shock absorber according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial longitudinal sectional view showing a conventional hydraulic shock absorber.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cylinder 2 Piston rod 2a, 2b, 3b, 3c Port 3 Piston 4 The expansion side damping valve 6 as a damping valve 6 Piston nut 10 Spool 10a Orifice 12 Spring 13 Free piston 14 Stopper A Rod side oil chamber B Piston side oil chamber R Bypass Path R3 Upper surface side oil chamber R4 Back pressure surface side oil chamber a Main body b Annular groove c First passage d Second passage

Claims (5)

シリンダ内にピストンを介してピストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリンダ内にロッド側油室とピストン側油室とを区画し、二つの油室はピストンに設けた減衰バルブを介して開閉され、更に、前記減衰バルブを迂回して二つの油室を連通するバイパス路が形成され、このバイパス路内に当該バイパス路を開閉するスプールが移動自在に挿入され、バイパス路内におけるスプールの上面側油室と背面側油室とはスプールに設けたオリフィスを介して接続され、又、上記背面側油室側にはスプールと連動するフリーピストンが移動自在に設けられている油圧緩衝器において、ピストンロッドの下部に中空なピストンナットを結合させ、ピストンとピストンロッドとに上記バイパス路を形成し、ピストンロッド側のバイパス路内にスプールを移動自在に挿入させ、ピストンナット内にフリーピストンを移動自在に挿入させたことを特徴とする油圧緩衝器。A piston rod is movably inserted into the cylinder via a piston, the piston partitions the rod side oil chamber and the piston side oil chamber in the cylinder, and the two oil chambers are opened and closed via a damping valve provided in the piston. Further, a bypass path that bypasses the damping valve and communicates the two oil chambers is formed, and a spool that opens and closes the bypass path is movably inserted into the bypass path, and an upper surface of the spool in the bypass path In the hydraulic shock absorber, the side oil chamber and the back side oil chamber are connected via an orifice provided in the spool, and the back side oil chamber side is provided with a free piston interlocking with the spool. A hollow piston nut is connected to the lower part of the piston rod, and the above bypass path is formed between the piston and the piston rod. Pool movably injects the hydraulic shock absorber, characterized in that movably is inserted a free piston in the piston nut. バイパス路がピストンに設けられてロッド側油室に開口する第1のポートと、同じくピストンに設けられてピストン側油室に開口する第2のポートと、ピストンロッドに設けられて上記第1のポートに連通する第3のポートと、同じくピストンロッドに設けられて上記第2のポートに連通する第4のポートと、これら第3、第4のポートに連通する縦方向通路とで構成され、縦方向通路を第4のポートに開閉させるスプールが縦方向通路内に上下移動自在に挿入されている請求項1記載の油圧緩衝器。A bypass port is provided in the piston and opens to the rod-side oil chamber, a second port is also provided in the piston and opens to the piston-side oil chamber, and a piston rod is provided to the first port. A third port that communicates with the port, a fourth port that is also provided on the piston rod and communicates with the second port, and a longitudinal passage that communicates with the third and fourth ports, 2. The hydraulic shock absorber according to claim 1, wherein a spool for opening and closing the vertical passage to the fourth port is inserted into the vertical passage so as to be movable up and down. スプールの断面積をフリーピストンの断面積より小さく形成した請求項1又は2記載の油圧緩衝器。The hydraulic shock absorber according to claim 1 or 2, wherein a cross-sectional area of the spool is smaller than a cross-sectional area of the free piston. スプールが柱状本体と、本体の外周に形成した環状溝と、本体の上方内部に形成されて環状溝を本体の上面側油室に連通させる第1の通路と、同じく本体の下方内部に形成され環状溝を本体の背面側油室に連通させるオリフィス及び第2の通路とで構成されている請求項2又は3記載の油圧緩衝器。The spool is formed in a columnar main body, an annular groove formed on the outer periphery of the main body, a first passage formed in the upper interior of the main body to communicate the annular groove with the oil chamber on the upper surface side of the main body, and the lower interior of the main body The hydraulic shock absorber according to claim 2 or 3, comprising an orifice for communicating the annular groove with the oil chamber on the back side of the main body and the second passage. フリーピストンの背部にスプリングを配設し、スプリングで付勢されたフリーピストンの上部を弾性な材料で成形されたストッパに当接させている請求項1、2、3、又は4記載の油圧緩衝器。5. The hydraulic shock absorber according to claim 1, wherein a spring is disposed on a back portion of the free piston, and an upper portion of the free piston urged by the spring is brought into contact with a stopper formed of an elastic material. vessel.
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