JP3665410B2 - Vibro hammer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は振動に起因する給電用キャブタイヤケーブルの損傷を防止することが可能なバイブロハンマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水道管、ガス管、電話線挿通管のように地表に対して横方向に延びる管材を地中に埋設する工事を実施する場合には、前記の管材を埋設するための溝を掘削するのに先立ち、溝掘削時における土留め用に鋼矢板を、掘削すべき溝の両側に連続的に並ぶように地中に打ち込む矢板打ち込み作業を行っている。
【0003】
上述した矢板打ち込み作業、及び管材を敷設して溝を埋め戻した後、土留め用の鋼矢板を地中から引き抜く矢板引き抜き作業には、バイブロハンマが用いられている。
【0004】
図9及び図10は従来のバイブロハンマの一例を示すもので、このバイブロハンマは、移動式クレーン1のブーム2から垂下されたフック3に連結されるハンガー5と、該ハンガー5にダンパ機構6を介して吊り下げられた起振機7と、該起振機7の下部に取り付けられ且つ地中に打ち込むべき鋼矢板Pの上端部、あるいは地中から引き抜くべき鋼矢板Pの上端部を把持し得る把持機構8とから構成されている。
【0005】
ハンガー5は、移動式クレーン1のフック3に係合可能なシャックル9を上部に有するハンガー本体10と、該ハンガー本体10の下面に固着されたゴム等の弾性部材により形成されたストッパ11とを有している。
【0006】
ダンパ機構6は、前記のハンガー本体10の左端部及び右端部に上端部が締結され且つそれぞれ下方向へ向って延びるガイドシャフト12と、門型形状に形成され且つガイドシャフト12に上下方向へ摺動し得るように挿通されたフレーム13と、該フレーム13の左右両端部の下方に位置するように各ガイドシャフト12に遊嵌されたスプリング14と、該スプリング14の下端部に下方から当接し得るように各ガイドシャフト12の下端部に螺合固定されたフランジナット15とを有しており、フレーム13が上下に振動する際には、各スプリング14が長さ方向に伸縮することにより、フレーム13がハンガー5に対して近接離反する方向に変位し、フレーム13からハンガー5へ伝達されようとする振動を減衰させるようになっている。
【0007】
起振機7は、前記のフレーム13に締結された起振部ケーシング16と、該起振部ケーシング16に内装され且つそれぞれ偏心重錘17a,17bを有する一対の回転体18a,18bと、起振部ケーシング16に締結され且つ回転体18a,18bを互いに異なる方向へ回転させ得るモータ19と、該モータ19へ電力を供給する給電用キャブタイヤケーブル(電気用軟銅線を素線とした撚線を導体とし、ゴム等の軟電気絶縁材料により形成した被覆材によって前記の導体を被覆したもの、以後給電用ケーブルと略称する)20とを有しており、該給電用ケーブル20を介してモータ19に電力を供給すると、該モータ19によって各偏心重錘17a,17bが回転中心の直上あるいは直下に同時に位置するように回転体18a,18bが互いに異なる方向に回転し、これにより、起振部ケーシング16が振動するようになっている。
【0008】
把持機構8は、起振部フレーム13に締結された把持部ケーシング21と、該把持部ケーシング21に支持された相対的に近接離反し得る一対の把持爪22a,22bと、把持機構8に内装され且つ前記の把持爪22a,22bを相対的に近接離反させる流体圧シリンダ23と、該流体圧シリンダ23に流体圧(作動油圧)を付与する流体圧ホース24とを有しており、該流体圧ホース24から流体圧シリンダ23に流体圧を付与しない状態においては、流体圧シリンダ23に内装されているスプリング(図示せず)によって一方の把持爪22aが他方の把持爪22bに対して押圧され、また、流体圧ホース24によって流体圧シリンダ23に流体圧を付与した際には、前記のスプリングに抗して一方の把持爪22aが他方の把持爪22bから離反するようになっている。
【0009】
上述した構成を備えたバイブロハンマを用いて土留め用の鋼矢板Pを地中に打ち込む際には、ハンガー5のシャックル9を移動式クレーン1のフック3に係合させることにより、移動式クレーン1のブーム2の先端からバイブロハンマーが吊り下げられた状態とする。
【0010】
次いで、流体圧ホース24から把持機構8の流体圧シリンダ23に流体圧を付与することにより両把持爪22a,22bを相対的に離反させ、この把持爪22a,22bの間に、地中に打ち込まれた際に上端となるべき鋼矢板Pの一端を挿入したうえ、流体圧シリンダ23に対する流体圧の付与を中断すると、流体圧シリンダ23に内装されているスプリング(図示せず)により両把持爪22a,22bが相対的に近接して鋼矢板Pの一端を把持する。
【0011】
この状態で、移動式クレーン1を適宜操作し、鋼矢板Pの他端下端を該鋼矢板Pを打ち込むべき地表Eの直上に位置させた後、移動式クレーン1によるバイブロハンマの吊り下げ位置を若干下降させて鋼矢板P及びバイブロハンマ4の重量が地表Eに加わるようにする。
【0012】
更に、給電用ケーブル20を介して起振機7のモータ19に電力を供給すると、該モータ19によって各偏心重錘17a,17bが回転中心の直上あるいは直下に同時に位置するように回転体18a,18bが互いに異なる方向に回転し、これにより発生する振動が、起振部ケーシング16、把持部ケーシング21、両把持爪22a,22bを介して鋼矢板Pに伝達され、移動式クレーン1によるバイブロハンマの吊り下げ位置を徐々に下降させると、鋼矢板Pが自重及びバイブロハンマの重量と振動によって地中に打ち込まれる。
【0013】
一方、鋼矢板Pを地中から引き抜く際には、鋼矢板Pを地中に打ち込んだ時と逆の手順で、地中に打ち込まれている鋼矢板Pの上端を両把持爪22a,22bにより把持する。
【0014】
この状態で、起振機7により鋼矢板Pを振動させつつ、移動式クレーン1によるバイブロハンマの吊り揚げ位置を徐々に上昇させると、鋼矢板Pが地中から引き抜かれる。
【0015】
また、図9及び図10に示すバイブロハンマでは、給電用ケーブル20の起振部ケーシング16に対する固定部分に、給電用ケーブル20の固定部分から垂下する部分の重量が負荷され、起振機7によって振動を発生させる際には、給電用ケーブル20の固定部分に大きな引張力が作用するので、バイブロハンマを長期間に亘って使用すると、給電用ケーブル20の固定部付近において導体の断線や被覆材の損傷が生じることになる。
【0016】
そこで、モータ19と給電用ケーブル20とを直接に接続せずに、モータ19の端子箱から延びる短いケーブル(図示せず)と給電用ケーブル20とを圧着端子を介して接続し、該圧着端子による接続部分付近をゴムチューブ及び電気絶縁用ビニルテープにより被覆したうえ、端子箱から延びるケーブルと給電用ケーブル20の接続部分の近傍部分を、ハンド等の係止部材(図示せず)によってそれぞれ起振部ケーシング16に固定して、導線の破断や被覆材の損傷が生じたときに、給電用ケーブル20の修理を速やかに行えるようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9及び図10に示すバイブロハンマにおいては、起振機7の振動に起因する給電用ケーブル20の導線の破断や被覆材の損傷の抑止について何ら考慮されていない。
【0018】
また、図9及び図10に示すバイブロハンマ4では、モータ19の端子箱から延びる短いケーブルと給電用ケーブル20の圧着端子による接続部分を被覆するゴムチューブ及びビニルテープの施工が完全に行われていないと、圧着端子による接続部分に雨水が侵入し、絶縁不良に起因する短絡が生じることがある。
【0019】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、給電用キャブタイヤケーブルの導線の破断や被覆材の損傷を抑止し且つ電力供給系の絶縁不良による短絡を防止することが可能なバイブロハンマを提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のバイブロハンマでは、クレーン等の揚重手段により吊り下げ支持されるハンガー5と、該ハンガー5にダンパ機構6を介して吊り下げられ、且つモータ19により駆動される起振機7と、該起振機7の下部に取り付けられ且つ地中に打ち込むべき鋼矢板Pの上端部、あるいは地中から引き抜くべき鋼矢板Pの上端部を把持し得る把持機構8と、前記のモータ19に先端部が接続された給電用キャブタイヤケーブル20とを備えたバイブロハンマにおいて、ハンガー5に、ケーブル支持用ブラケット33とケーブル担持部材34とを有するケーブル支持部材30を設けるとともに、ケーブル担持部材34を、側方から見て上方に突出する凸湾曲面を有し且つ該凸湾曲面に一端から他端に沿って延びる溝50aを設けた下部緩衝部材50、この下部緩衝部材50の凸湾曲面に面接触する凹湾曲面を有し且つ該凹湾曲面に一端から他端に沿って延びる溝51aを設けた上部緩衝部材51、並びに両緩衝部材50,51をケーブル支持用ブラケット33に対して拘束する固定部材52により構成し、給電用キャブタイヤケーブル20の先端部近傍部分を上方へ立ち上げて、給電用キャブタイヤケーブル20の所定箇所を両緩衝部材50,51の溝50a,51aに対して面接触するように嵌入させたうえ、給電用キャブタイヤケーブル20の所定箇所から基端部寄りの部分をケーブル支持部材30から垂下させている。
【0021】
また、本発明の請求項2に記載のバイブロハンマでは、ケーブル支持部材30が、ハンガー5に取り付けたハンガー側ブラケット31を有し、ケーブル支持用ブラケット33の一端を支持ピン32を介してハンガー側ブラケット31に枢支している。
【0022】
本発明の請求項1及び請求項2に記載のバイブロハンマのいずれにおいても、起振機7のモータ19に先端部が接続された給電用キャブタイヤケーブル20の先端部近傍部分を上方へ立ち上げて、該給電用キャブタイヤケーブル20の所定箇所をハンガー5に設けたケーブル支持部材30に支持させ、給電用キャブタイヤケーブル20の先端部付近に作用する給電用キャブタイヤケーブル20の自重を軽減して、給電用キャブタイヤケーブル20の破断や損傷を抑止する。
【0023】
また、本発明の請求項2に記載のバイブロハンマにおいては、支持ピン32を中心にケーブル支持部材30をハンガー5に対して回動させることにより、バイブロハンマが作業に適した状態あるいは輸送に適した状態になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0025】
図1から図8は本発明のバイブロハンマの実施の形態の一例であり、図中、ハンガー5、ダンパ機構6、起振機7、把持機構8の基本的な構成は、図9及び図10に示すものと同様であり、その他、図9及び図10と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0026】
30はケーブル支持部材であり、該ケーブル支持部材30は、ハンガー5に取り付けられたハンガー側ブラケット31と、該ハンガー側ブラケット31に略垂直に延びる支持ピン32によって枢支されたケーブル支持用ブラケット33と、該ケーブル支持用ブラケット33に装着され且つ給電用ケーブル20を担持するケーブル担持部材34とを有している。
【0027】
ハンガー側ブラケット31は、バイブロハンマの上方から見て前後両端に締結用フランジ35a,35bを有するコ字形状に形成されたブラケット基部35と、該ブラケット基部35の前後方向中間部上面に連なり且つバイブロハンマの前後方向に見て前記の締結用フランジ35a,35bとは反対側へ略水平に突出する上部アーム36と、該上部アーム36に対して平行に位置するようにブラケット基部35の前後方向中間部下面に固着された下部アーム37とにより構成されている。
【0028】
ブラケット基部35は、締結用フランジ35a,35bがハンガー5を構成しているハンガー本体10のバイブロハンマの前方から見て左側の端部の前後に位置するように配置されており、締結用フランジ35a,35bは、複数のボルト38によってハンガー本体10に固定されている。
【0029】
上部アーム36は、バイブロハンマの上方から見ると、後端近傍部分よりも前端近傍部分のほうが反ブラケット基部側(バイブロハンマの正面から見て左方側)へ突出する形状に形成されている。
【0030】
この上部アーム36の前端近傍部分には、ブラケット基部35に隣接するように略垂直に貫通する支持ピン孔36aが穿設され、上部アーム36の後端近傍部分には、ブラケット基部35に隣接するように略垂直に貫通する作業時固定用ピン孔36bが穿設され、上部アーム36の前端近傍部分において反ブラケット基部側へ突出する部分には、略垂直に貫通する輸送時固定用ピン孔36cが穿設されている。
【0031】
一方、下部アーム37の前端近傍部分には、略垂直に貫通する支持ピン孔37aが前記の支持ピン孔36aと同軸に位置するように穿設され、下部アーム37の後端近傍部分には、略垂直に貫通する作業時固定用ピン孔37bが前記の作業時固定用ピン孔36bと同軸に位置するように穿設されている。
【0032】
上記の支持ピン孔36aと作業時固定用ピン孔36bとの中心間距離、支持ピン孔36aと輸送時固定用ピン孔36cとの中心間距離、支持ピン孔37aと作業時固定用ピン孔37bとの中心間距離は、同一寸法となるように設定されている。
【0033】
ケーブル支持用ブラケット33は、上下方向に延びる支持ピン用ボス39及び固定ピン用ボス40と、これら支持ピン用ボス39及び固定ピン用ボス40をその中心間距離が先に述べた支持ピン孔36aと作業時固定用ピン孔36bとの中心間距離と等しくなるように固定する連結部材41,42と、一方の連結部材41の下端部に両ボス39,40の反対側へ向って略水平に突出するように基端部が固着されたアーム43と、該アーム43の両側部より上方に向って突出し且つアーム43及び前記の連結部材41に対して固着された一対の側板44,44と、固定ピン用ボス40に挿通可能な固定ピン45とにより構成されている。
【0034】
支持ピン用ボス39の内径は、先に述べたハンガー側ブラケット31の支持ピン孔36a,37aの内径と同一に形成され、固定ピン用ボス40の内径は、ハンガー側ブラケット31の作業時固定用ピン孔36b並びに輸送時固定用ピン孔36cの内径と同一に形成されており、支持ピン用ボス39は、ハンガー側ブラケット31の上部アーム36と下部アーム37との間に配置されるとともに、アーム43がバイブロハンマの左方へ突出する位置とバイプロハンマの前方へ突出する位置との間を回動し得るように、ハンガー側ブラケット31の支持ピン孔36a,37aに挿通された支持ピン32に枢支されている。
【0035】
従って、アーム43をバイブロハンマの左方へ突出させた場合には、ケーブル支持用ブラケット33の固定ピン用ボス40がハンガー側ブラケット31の作業時固定用ピン孔36bの下方に同軸に位置し、該作業時固定用ピン孔36b及び固定ピン用ボス40に固定ピン45を挿通すると、アーム43がバイブロハンマの左方へ略水平に突出した作業状態に固定されるようになる。
【0036】
一方、アーム43をバイブロハンマの前方へ突出させた場合には、ケーブル支持用ブラケット33の固定ピン用ボス40がハンガー側ブラケット31の輸送時固定用ピン孔36cの下方に同軸に位置し、該輸送時固定用ピン孔36c及び固定ピン用ボス40に固定ピン45を挿通すると、アーム43がバイブロハンマの前方へ略水平に突出した輸送状態に固定されるようになる。
【0037】
アーム43の基端部近傍には、上下に貫通し且つ給電用ケーブル20が挿通可能なケーブル挿通孔43aが2箇所にわたって穿設され、アーム43の先端部近傍には、上下に貫通し且つ給電用ケーブル20が挿通可能なケーブル挿通孔43bが2箇所にわたって穿設されており、給電用ケーブル20は、所定箇所がアーム43の上面側に位置するように、所定箇所からモータ19に対する接続端寄りの部分が、アーム43の基端部近傍のケーブル挿通孔43aに上方から下方へ向って挿通され、また、所定箇所から電力供給源(図示せず)に対する接続端寄りの部分が、アーム43の先端部近傍のケーブル挿通孔43bに上方から下方へ向って挿通されている。
【0038】
更に、アーム43の基端部下面及び先端部下面に固着したクランプ取付座46には、前記のケーブル挿通孔43aに挿通された給電用ケーブル20を該給電用ケーブル20に外嵌させた保護部材47を介して径方向に挾持する2分割構造のケーブルクランプ48が設けられている。
【0039】
ケーブル担持部材34は、ケーブル支持用ブラケット33の側板44,44の間にアーム43の上面に当接するように配置され且つアーム43に対してボルト締結された基板49と、該基板49の上面に固着され且つ側板44,44の間に挿入された下部緩衝部材50と、該下部緩衝部材50に上方から当接し且つ側板44,44の間に挿入された上部緩衝部材51と、該上部緩衝部材51に上方から当接するように側板44,44の間に挿入され且つ下部緩衝部材50及び上部緩衝部材51をケーブル支持用ブラケット33に対して拘束する固定部材52とから構成されている。
【0040】
下部緩衝部材50は、ゴム系材料等の弾性を具備した材料を、側方から見て上方に突出する凸湾曲面を有する半円形板状に形成するとともに、凸湾曲面に一端から他端へ延びる2条の溝50aを設けたものである。
【0041】
この下部緩衝部材50は、下面が前記の基板49の上面に、衝撃力や圧縮力に柔軟なゴム系接着材によって接着されている。
【0042】
また、下部緩衝部材50の溝50aには、先に述べた基板49の上面側に位置する給電用ケーブル20の所定箇所の周方向半分が溝50aに対して面接触するように嵌入されており、給電用ケーブル20の下部緩衝部材50に担持されている部分とモータ19に接続されている部分は、下方に垂下して充分に弛んだ状態になっている。
【0043】
上部緩衝部材51は、ゴム系材料等の弾性を具備した材料を、側方から見て上方に突出する凸湾曲面と下方に窪み且つ前記の下部緩衝部材50の凸湾曲面に面接触する凹湾曲面とを有する湾曲板状に形成するとともに、凹湾曲面に一端から他端へ延びる2条の溝51aを有する形状に形成したものである。
【0044】
この上部緩衝部材51は、凹湾曲面の溝51aが形成されていない部分が前記の下部緩衝部材50の凸湾曲面の溝50aが形成されていない部分に面接触するように、下部緩衝部材50に載置されており、先に述べた給電用ケーブル20の所定箇所の溝50aに嵌入されていない残りの周方向半分が、溝51aに対して面接触するように嵌入された状態になっている。
【0045】
固定部材52は、側方から見て上方に突出する凸湾曲面と下方に窪み且つ前記の上部緩衝部材51の凸湾曲面に面接触する凹湾曲面とを有する略湾曲板状に形成され、凹湾曲面が上部緩衝部材51の凸湾曲面に面接触するように、ケーブル支持用ブラケット33の側板44,44に配置されている。
【0046】
この固定部材52の一端部は、ボルト53によりケーブル支持用ブラケット33のアーム43の先端部に締結され、また、固定部材52の他端部は、ボルト54によりケーブル支持用ブラケット33の連結部材41に締結されている。
【0047】
すなわち、固定部材52によって、上部緩衝部材51が下部緩衝部材50に押圧され、先に述べた給電用ケーブル20の所定箇所が上部緩衝部材51と下部緩衝部材50とに挾持された状態になっている。
【0048】
図1から図8に示すバイブロハンマによって、鋼矢板Pの打ち込み作業、あるいは引き抜き作業を行う際には、ハンガー側ブラケット31の上部アーム36の作業時固定用ピン孔36b及び輸送時固定用ピン孔36cのいずれに対しても固定ピン45が挿入されていない状態にした後、アーム43がバイブロハンマの左方へ突出するように支持ピン32を中心としてケーブル支持用ブラケット33を回動させ、該ケーブル支持用ブラケット33の固定ピン用ボス40をハンガー側ブラケット31の作業時固定用ピン孔36bの下方に同軸に位置させたうえ、該作業時固定用ピン孔36b及び固定ピン用ボス40に固定ピン45を挿通し、ケーブル支持用ブラケット33を作業状態に固定する。
【0049】
次いで、流体圧ホース24から把持機構8の流体圧シリンダ23に流体圧を付与することにより両把持爪22a,22bを相対的に離反させ、この把持爪22a,22bの間に、地中に打ち込まれた際に上端となるべき鋼矢板Pの一端、あるいは地中に打ち込まれている鋼矢板Pの上端を挿入したうえ、流体圧シリンダ23に対する流体圧の付与を中断すると、流体圧シリンダ23に内装されているスプリング(図示せず)により両把持爪22a,22bが相対的に近接した鋼矢板Pを把持する。
【0050】
この状態で、給電用ケーブル20を介して起振機7のモータ19に電力を供給すると、該モータ19によって各偏心重錘17a,17bが回転中心の直上あるいは直下に同時に位置するように回転体18a,18bが互いに逆方向に回転し、これにより発生する振動が、起振部ケーシング16、把持部ケーシング21、両把持爪22a,22bを介して鋼矢板Pに伝達され、鋼矢板Pの打ち込み、あるいは引き抜きが行われることになる。
【0051】
このとき、図1から図8に示すバイブロハンマにおいては、起振機7のモータ19に先端部が接続された給電用ケーブル20の先端部近傍部分を上方へ立ち上げて、該給電用ケーブル20の所定箇所をハンガー5に設けたケーブル支持部材30に支持させ、給電用ケーブル20の起振部ケーシング16に対する固定部分に付加される重量を軽減するので、給電用ケーブル20の固定部分に大きな引張力が作用しない。
【0052】
従って、給電用ケーブル20の固定部分における導体の断線や被覆材の損傷が発生せず、また、従来のように、給電用ケーブル20の導体の断線や被覆材の損傷に起因する修理を前提とした圧着端子による接続構造が不要となり、電力供給系に絶縁不良による短絡が生じることがない。
【0053】
一方、鋼矢板Pの打ち込み作業、あるいは引き抜き作業が完了した後、バイブロハンマを輸送する際には、ハンガー側ブラケット31の上部アーム36の作業時固定用ピン孔36b及び輸送時固定用ピン孔36cのいずれに対しても固定ピン45が挿入されていない状態にした後、アーム43がバイブロハンマの前方へ突出するように支持ピン32を中心としてケーブル支持用ブラケット33を回動させ、該ケーブル支持用ブラケット33の固定ピン用ボス40をハンガー側ブラケット31の輸送時固定用ピン孔36cの下方に同軸に位置させたうえ、該輸送時固定用ピン孔36c及び固定ピン用ボス40に固定ピン45を挿通し、ケーブル支持用ブラケット33を輸送状態に固定する。
【0054】
このように、図1から図8に示すバイブロハンマにおいては、支持ピン32を中心にケーブル支持用ブラケット33をハンガー5に対してバイブロハンマの前方へ回動させて、輸送時におけるバイブロハンマの左右方向の寸法を縮小することができる。
【0055】
なお、本発明のバイブロハンマは上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、支持ピンの向きを略水平にしてケーブル支持部材を上下に揺動させる構成とすること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のバイブロハンマによれば下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0057】
(1)本発明の請求項1及び請求項2に記載のバイブロハンマのいずれにおいても、起振機7のモータ19に先端部が接続された給電用キャブタイヤケーブル20の先端部近傍部分を上方へ立ち上げて、該給電用キャブタイヤケーブル20の所定箇所をハンガー5に設けたケーブル支持部材30に支持させ、給電用キャブタイヤケーブル20の起振機7に対する固定部分に付加される重量を軽減するので、給電用キャブタイヤケーブル20の固定部分に大きな引張力が作用せず、従って、給電用キャブタイヤケーブル20の固定部分における導体の断線や被覆材の損傷が防止され、また、従来のような給電用キャブタイヤケーブル20の導体の断線や被覆材の損傷に起因する修理を前提とした圧着端子による接続構造が不要となり、電力供給系に絶縁不良による短絡が生じることがない。
【0058】
(2)本発明の請求項2に記載のバイブロハンマにおいては、支持ピン32を中心にケーブル支持部材30をハンガー5に対して回動させることにより、バイブロハンマが作業に適した状態あるいは輸送に適した状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバイブロハンマの実施の形態の一例を示す正面図である。
【図2】本発明のバイブロハンマの実施の形態の一例におけるケーブル支持部材の正面図である。
【図3】図2に示すケーブル支持部材の平面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図2に示すケーブル支持部材における下部緩衝体を示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図2に示すケーブル支持部材における上部緩衝体を示す正面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【図9】従来のバイブロハンマの一例における鋼矢板の打ち込み作業を示す概念図である。
【図10】従来のバイブロハンマの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
5 ハンガー
6 ダンンパ機構
7 起振機
8 把持機構
19 モータ
20 給電用ケーブル(給電用キャブタイヤケーブル)
30 ケーブル支持部材
32 支持ピン
P 鋼矢板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vibratory hammer capable of preventing damage to a power supply cabtire cable due to vibration.
[0002]
[Prior art]
When excavating a groove for embedding the above-mentioned pipe material when carrying out construction to embed a pipe material extending in the lateral direction with respect to the ground surface, such as a water pipe, a gas pipe, a telephone line insertion pipe, etc. Prior to this, a sheet pile driving operation is performed in which a steel sheet pile is driven into the ground so as to be continuously lined on both sides of the groove to be excavated for earth retaining during trench excavation.
[0003]
Vibro hammers are used for the above-described sheet pile driving work and for the sheet pile drawing work for laying the pipe material and backfilling the groove, and then drawing the steel sheet pile for earth retaining from the ground.
[0004]
FIG. 9 and FIG. 10 show an example of a conventional vibro hammer. The vibro hammer is a hanger 5 connected to a hook 3 suspended from a
[0005]
The hanger 5 includes a
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The gripping mechanism 8 includes a
[0009]
When driving the steel sheet pile P for retaining earth into the ground using the vibro hammer having the above-described configuration, the
[0010]
Next, by applying fluid pressure from the
[0011]
In this state, the mobile crane 1 is appropriately operated so that the lower end of the other end of the steel sheet pile P is positioned immediately above the surface E where the steel sheet pile P is to be driven, and then the suspension position of the vibrator hammer by the mobile crane 1 is slightly changed. The steel sheet pile P and the vibro hammer 4 are added to the ground surface E by being lowered.
[0012]
Further, when electric power is supplied to the
[0013]
On the other hand, when pulling out the steel sheet pile P from the ground, the upper end of the steel sheet pile P driven into the ground is reversed by the gripping
[0014]
In this state, when the lifting position of the vibratory hammer by the mobile crane 1 is gradually raised while vibrating the steel sheet pile P by the
[0015]
Further, in the vibro hammer shown in FIGS. 9 and 10, the weight of the portion hanging from the fixed portion of the
[0016]
Therefore, without connecting the
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the vibro hammer shown in FIG. 9 and FIG. 10, no consideration is given to the suppression of breakage of the conducting wire of the
[0018]
In addition, in the vibro hammer 4 shown in FIGS. 9 and 10, the rubber tube and the vinyl tape that cover the connection portion of the short cable extending from the terminal box of the
[0019]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and provides a vibratory hammer capable of preventing breakage of a conductor of a power supply cabtire cable and damage to a covering material and preventing a short circuit due to poor insulation of a power supply system. The purpose is to do.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the vibratory hammer according to claim 1 of the present invention, a hanger 5 suspended and supported by a lifting means such as a crane, the hanger 5 is suspended via a
[0021]
Moreover, the vibratory hammer according to
[0022]
In either of the vibratory hammers according to the first and second aspects of the present invention, the vicinity of the front end portion of the
[0023]
Moreover, in the vibratory hammer according to
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
1 to 8 show an example of an embodiment of a vibratory hammer according to the present invention. In the figure, the basic configuration of the hanger 5, the
[0026]
[0027]
The hanger-
[0028]
The
[0029]
When viewed from above the vibratory hammer, the
[0030]
A
[0031]
On the other hand, in the vicinity of the front end of the lower arm 37, a support pin hole 37a penetrating substantially vertically is drilled so as to be positioned coaxially with the
[0032]
The distance between the centers of the
[0033]
The
[0034]
The inner diameter of the
[0035]
Therefore, when the
[0036]
On the other hand, when the
[0037]
In the vicinity of the base end portion of the
[0038]
Further, the
[0039]
The
[0040]
The lower shock-absorbing
[0041]
The
[0042]
Further, the circumferential half of a predetermined portion of the
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
The fixing
[0046]
One end of the fixing
[0047]
In other words, the
[0048]
When the steel sheet pile P is driven or pulled out by the vibro hammer shown in FIGS. 1 to 8, the
[0049]
Next, by applying fluid pressure from the
[0050]
In this state, when electric power is supplied to the
[0051]
At this time, in the vibratory hammer shown in FIG. 1 to FIG. 8, the vicinity of the tip of the
[0052]
Therefore, no breakage of the conductor or damage to the covering material occurs in the fixed portion of the
[0053]
On the other hand, when the vibro hammer is transported after the steel sheet pile P has been driven or pulled out, the work fixing
[0054]
As described above, in the vibratory hammer shown in FIGS. 1 to 8, the
[0055]
The vibratory hammer of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the cable support member is configured to swing up and down with the support pins oriented in a substantially horizontal direction. Of course, various changes can be made without departing from the scope of the invention.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the vibratory hammer of the present invention, the following various excellent effects can be obtained.
[0057]
(1) In any of the vibratory hammers according to the first and second aspects of the present invention, the vicinity of the front end portion of the
[0058]
(2) In the vibratory hammer according to the second aspect of the present invention, by rotating the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an example of an embodiment of a vibratory hammer according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of a cable support member in an example of an embodiment of a vibratory hammer according to the present invention.
FIG. 3 is a plan view of the cable support member shown in FIG. 2;
4 is a view taken along arrow IV-IV in FIG. 3;
5 is a front view showing a lower shock absorber in the cable support member shown in FIG. 2. FIG.
6 is a view taken along arrow VI-VI in FIG. 5;
7 is a front view showing an upper shock absorber in the cable support member shown in FIG. 2. FIG.
8 is a view taken along arrow VIII-VIII in FIG. 7;
FIG. 9 is a conceptual diagram showing a steel sheet pile driving operation in an example of a conventional vibratory hammer.
FIG. 10 is a front view showing an example of a conventional vibratory hammer.
[Explanation of symbols]
5 Hanger
6 Damper mechanism
7 Shaker
8 Grip mechanism
19 Motor
20 Power supply cable (Power supply cabtyre cable)
30 Cable support member
32 Support pin
P Steel sheet pile
Claims (2)
Priority Applications (1)
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JP07663896A JP3665410B2 (en) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | Vibro hammer |
Applications Claiming Priority (1)
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