JP3663872B2 - Radiator mounting structure for internal combustion engine - Google Patents

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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02—Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04—Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は内燃機関のラジエータ取付構造に係り、特に第１、第２ラジエータステーによってラジエータを左右のフレームに固定する際に、第２ラジエータステーの形状を変更し、ラジエータの大型化を図るとともに、吹き返しを防止あるいは減少させてラジエータの冷却性能の悪化を回避し得る内燃機関のラジエータ取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両においては、フロント側のエンジンルーム内に縦置き内燃機関を搭載して設けるとともに、この縦置き内燃機関前側にラジエータを配設し、ラジエータによって冷却水を冷却し、縦置き内燃機関の適正な冷却を行っている。
【０００３】
例えば、図４に示す如く、４輪駆動車等のフレーム付き車両１０２においては、車両１０２のフロント側のエンジンルーム１０４に車両前後方向（図４において上下方向）に指向させた縦置き内燃機関１０６を搭載して設け、この縦置き内燃機関１０６の車両前後方向前側（図４において上部側）には左右のフレーム、つまり図４及び図５の左側に位置する第１フレーム１０８と図４及び図５の右側に位置する第２フレーム１１０とによって固定されるラジエータ１１２を配設している。
【０００４】
そして、第１ラジエータステー１１４によってラジエータ１１２を第１フレーム１０８に固定するとともに、第２ラジエータステー１１６によってラジエータ１１２を第２フレーム１１０に固定している。
【０００５】
このとき、第２フレーム１１０上部且つ前記ラジエータ１１２の横側部位にステアリングギヤボックス１１８を設けている。
【０００６】
このような内燃機関のラジエータ取付構造としては、実公平２−３９８５２号公報に開示されるものがある。この公報に開示される自動車の機関の冷却装置は、自動車のフロントグリル孔の最遠部とこの最遠部の内側で且つその後方に配置されたラジエータの縁部との間に亘って所定風圧以上で開動する集積板を前方に向かって末広がり状に傾斜して設け、アイドリング時や低速時のように走行風の少ない場合に、積極的に走行風をラジエータに取り入れ、熱風の巻き込み現象を防止するとともに、高速時にはエンジンルーム内に走行風を取り入れ、エンジンルーム内の温度上昇を防止している。
【０００７】
また、実公平２−４５０６４号公報に開示されるものがある。この公報に開示される自動車の前部車体構造は、エンジンルーム内の前側にラジエータがクロスメンバに支持されて配置され、ラジエータは、アッパパネルとロアパネルとをフランジ結合してなるアッパタンクを有しており、このアッパタンクのフランジの左右両側部はそれぞれ車幅方向外方に延長されていて、各側方延長部はエンジンルーム側壁で前後方向に延びる強度メンバーに接続されており、アッパタンクのフランジの前部は前方に延長されていて、前方延長部にはボンネットの先端部に設けられるロック装置が係合する係合部が設けられ、かつ前方延長部は上下方向に延びるステーを介してクロスメンバに接続されており、ラジエータシュラウドアッパを省略し、ラジエータ回りのレイアウトを容易としている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の内燃機関のラジエータ取付構造においては、図４に示す如く、前記第２ラジエータステー１１６がラジエータ１１２の横側部位とステアリングギヤボックス１１８間にのみ位置している。
【０００９】
この結果、前記ラジエータ１１２の幅方向の寸法が規制され、ラジエータを大型化することができず、実用上不利であるという不都合がある。
【００１０】
そして、性能面においては、渋滞時等にエンジンルーム１０４の内圧が上昇し、ラジエータ１１２を通過した温度の高い冷却風の一部が、図５に示す如く、ラジエータ１１２の左右両側、特に間隙の大なる第２ラジエータステー１１６側を通過してラジエータ１１２の前側に吹き返し、ラジエータの冷却性能の悪化を招くという不都合がある。
【００１１】
上述した不都合を解消するための対策として、図６に示す如く、ラジエータ２１２の第１ラジエータステー２１４と第１フレーム２０８間に第１吹き返し防止プレート２３０を設けるとともに、第２ラジエータステー２１６と第２フレーム２１０間に第２吹き返し防止プレート２３２を設ける構成が考えられる。
【００１２】
このとき、完全な密閉構造とすることができない場合には、第１、第２ラジエータステー２１４、２１６の両方ではなく、間隙の大なる第２ラジエータステー２１６側のみに吹き返し防止プレートを設ける構成とする方策を取ることも考えられる。
【００１３】
しかし、上記方策においては、機能面における不都合である吹き返しを防止あるいは減少させることはできるが、第１、第２吹き返し防止プレート２３０、２３２によって前記ラジエータ２１２の幅方向の寸法が規制されることとなり、ラジエータを大型化することができないという不都合が解消されず、改善が望まれていた。
【００１４】
また、前記第１、第２吹き返し防止プレート２３０、２３２、あるいは少なくとも第２ラジエータステー２１６側の吹き返し防止プレートを追加することにより、部品点数が増加し、製作が困難で、コストが大となり、経済的に不利であるとともに、取付工数が多く、取付性が悪く、実用上不利であるという不都合もある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明は、上述の不都合を除去するために、車両のフロント側のエンジンルームに車両前後方向に指向させた縦置き内燃機関を搭載して設け、この縦置き内燃機関の車両前後方向前側には幅方向の両側を左右のフレームによって挟まれるラジエータを配設し、一方のフレームに前記ラジエータを固定する第１ラジエータステーを設けるとともに、他方のフレームに前記ラジエータを固定する第２ラジエータステーを設け、この他方のフレーム上部且つ前記ラジエータの横側部位にステアリングギヤボックスを設けた内燃機関のラジエータ取付構造において、前記第２ラジエータステーを、前記ラジエータの横側部位に固定されるラジエータ固定部と、車両前後方向に延びる垂直面部と、車両幅方向に延びる接続面部と、前記他方のフレームに取り付けるフレーム取付部とを接続して構成し、前記フレーム取付部を前記ステアリングギヤボックスよりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、前記垂直面部を前記ステアリングギヤボックスの上方に位置させる形状に形成したことを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、ラジエータの横側部位に固定されるラジエータ固定部と、車両前後方向に延びる垂直面部と、車両幅方向に延びる接続面部と、他方のフレームに取り付けるフレーム取付部とを接続して第２ラジエータステーを構成し、フレーム取付部をステアリングギヤボックスよりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、垂直面部をステアリングギヤボックスの上方に位置させる形状に形成し、第２ラジエータステーによってラジエータの幅方向の寸法を大とし、ラジエータの冷却性能を向上させている。
【００１７】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
【００１８】
図１〜図３は、この発明の実施例を示すものである。図３において、２は車両、４はエンジンルームである。
【００１９】
この車両２のフロント側のボディ２ａ間のエンジンルーム４に車両前後方向（図１において上下方向）に指向させた縦置き内燃機関６を搭載して設け、この縦置き内燃機関６の車両前後方向前側（図１において上部側）には幅方向の両側を左右のフレーム、つまり図１の左側に位置する第１フレーム８と図１の右側に位置する第２フレーム１０とによって挟まれるラジエータ１２を配設する。
【００２０】
そして、第１フレーム８にラジエータ１２を固定する第１ラジエータステー１４を設けるとともに、第２フレーム１０にラジエータ１２を固定する第２ラジエータステー１６を設け、第２フレーム１０の斜め上方且つ前記ラジエータ１２の横側部位にステアリングギヤボックス１８を設ける。
【００２１】
このとき、前記第２ラジエータステー１６を、前記ラジエータ１２の横側部位に固定されるラジエータ固定部２０と、車両前後方向に延びる垂直面部２４と、車両幅方向に延びる接続面部２８と、前記他方のフレームに取り付けるフレーム取付部２２とを接続して構成し、前記フレーム取付部２２を前記ステアリングギヤボックス１８よりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、前記垂直面部２４を前記ステアリングギヤボックス１８の上方に位置させる形状に形成した構成とする。
【００２２】
詳述すれば、図２に示す如く、前記第２ラジエータステー１６のラジエータ１２の横側部位とステアリングギヤボックス１８間に位置する部位に前記ラジエータ固定部２０を形成する。
【００２３】
そして、前記第２フレーム１０への取付位置たる前記フレーム取付部２２を車両前後方向後側に移動させて形成するとともに、ラジエータ１２への取付位置と第２フレーム１０への取付位置たるフレーム取付部２２間に、車両前後方向に延び且つ吹き返し防止機能を有する前記垂直面部２４を形成し、図１及び図３に示す如く、前記第２ラジエータステー１６をステアリングギヤボックス１８側にオフセットさせ、第２ラジエータステー１６の垂直面部２４をステアリングギヤボックス１８の上方に位置させるものである。
【００２４】
このとき、前記第２ラジエータステー１６の垂直面部２４の下方部位には、この垂直面部２４をステアリングギヤボックス１８の上方に位置させた際に、ステアリングギヤボックス１８への接触を回避するために、接触防止用の切欠き部２６が形成されている。
【００２５】
また、前記第２ラジエータステー１６の垂直面部２４と前記フレーム取付部２２とは、垂直面部２４に対して直交し且つ車両幅方向に延びる接続面部２８により接続されている。
【００２６】
更に、前記垂直面部２４は、図１及び図２に示す如く、車両前後方向で前記ラジエータ固定部２０から前記縦置き内燃機関６に設けられるファンの側方に到るよう形成されるとともに、前記ラジエータ固定部２０からファンの側方に到る範囲において前記ラジエータ１２の上端部と略同一の高さの上端から垂下され、前記ステアリングギヤボックス１８上方の下端に到るよう形成されている。
【００２７】
次に作用を説明する。
【００２８】
前記車両２には、エンジンルーム４に車両前後方向に指向させて縦置き内燃機関６を搭載している。この縦置き内燃機関６は、車両前後方向の前側にラジエータ１２を配設している。
【００２９】
そして、ラジエータ１２は、前記第１フレーム８に第１ラジエータステー１４を介して固定されるとともに、前記第２フレーム１０には第２ラジエータステー１６を介して固定される。
【００３０】
このとき、第２ラジエータステー１６側においては、ステアリングギヤボックス１８よりも車両前後方向後側に移動させたフレーム取付部２２によって第２ラジエータステー１６を前記第２フレーム１０に取り付けし、ラジエータ１２の横側部位とステアリングギヤボックス１８間且つステアリングギヤボックス１８よりも上方部位において、第２ラジエータステー１６のラジエータ固定部２０にラジエータ１２の横側部位を固定している。
【００３１】
これにより、前記ラジエータ１２の横側部位に固定されるラジエータ固定部２０と、車両前後方向に延びる垂直面部２４と、車両幅方向に延びる接続面部２８と、前記他方のフレームに取り付けるフレーム取付部２２とを接続して構成した前記第２ラジエータステー１６の前記フレーム取付部２２を、前記ステアリングギヤボックス１８よりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、前記垂直面部２４を前記ステアリングギヤボックス１８の上方に位置させる形状に形成したことによって、ラジエータ１２の幅方向の寸法を大とすることができ、ラジエータ１２を大型化できて冷却性能を向上し得るものである。
【００３２】
また、前記第２フレーム１０への取付位置たるフレーム取付部２２を車両前後方向後側に移動させて形成するとともに、ラジエータ１２への取付位置と第２フレーム１０への取付位置たるフレーム取付部２２間に、車両前後方向に延びる垂直面部２４を形成したことにより、この垂直面部２４によって吹き返しを防止あるいは減少させることができ、ラジエータの冷却性能の悪化を回避し得る。
【００３３】
更に、前記垂直面部２４を有する第２ラジエータステー１６を設けることにより、第２ラジエータステー１６側において従来の如き吹き返し防止プレートを設ける必要がなく、部品点数を削減することができ、コストを低減し得て、経済的に有利であるとともに、取付工数が減少し、取付性を向上し得て、実用上有利である。
【００３４】
更にまた、前記垂直面部２４は、車両前後方向で前記ラジエータ固定部２０から前記縦置き内燃機関６に設けられるファンの側方に到るよう形成されるとともに、前記ラジエータ固定部２０からファンの側方に到る範囲において前記ラジエータ１２の上端部と略同一の高さの上端から垂下され、前記ステアリングギヤボックス１８上方の下端に到るよう形成されることにより、垂直面部２４に車両前後方向で内燃機関６に設けられるファンの側方まで到るよう延設し、その間の垂直面部２４の高さを高くし、ラジエータ１２を通過した冷却風の吹き返し防止機能を高めることができる。
【００３５】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、車両のフロント側のエンジンルームに車両前後方向に指向させた縦置き内燃機関を搭載して設け、縦置き内燃機関の車両前後方向前側には幅方向の両側を左右のフレームによって挟まれるラジエータを配設し、一方のフレームに前記ラジエータを固定する第１ラジエータステーを設けるとともに、他方のフレームにラジエータを固定する第２ラジエータステーを設け、他方のフレーム上部且つ前記ラジエータの横側部位にステアリングギヤボックスを設けた内燃機関のラジエータ取付構造において、第２ラジエータステーを、ラジエータの横側部位に固定されるラジエータ固定部と、車両前後方向に延びる垂直面部と、車両幅方向に延びる接続面部と、他方のフレームに取り付けるフレーム取付部とを接続して構成し、フレーム取付部をステアリングギヤボックスよりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、垂直面部をステアリングギヤボックスの上方に位置させる形状に形成したので、前記第２ラジエータステーによってラジエータの幅方向の寸法を大とすることができ、ラジエータを大型化できて冷却性能を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施例を示す車両に搭載されるラジエータの概略拡大平面図である。
【図２】 図１の矢視ＩＩ部分からの拡大側面図である。
【図３】 図１の矢視ＩＩＩ部分からの拡大正面図である。
【図４】 この発明の第１の従来技術を示す車両に搭載されるラジエータの概略平面図である。
【図５】 車両に搭載されるラジエータの概略拡大平面図である。
【図６】 この発明の第２の従来技術を示す車両に搭載されるラジエータの概略拡大平面図である。
【符号の説明】
２ 車両
４ エンジンルーム
６ 縦置き内燃機関
８ 第１フレーム
１０ 第２フレーム
１２ ラジエータ
１４ 第１ラジエータステー
１６ 第２ラジエータステー
１８ ステアリングギヤボックス
２０ ラジエータ固定部
２２ フレーム取付部
２４ 垂直面部
２６ 切欠き部
２８ 接続面部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a radiator mounting structure for an internal combustion engine, and in particular, when the radiator is fixed to the left and right frames by the first and second radiator stays, the shape of the second radiator stay is changed, and the size of the radiator is increased. The present invention relates to a radiator mounting structure for an internal combustion engine that can prevent or reduce blowback and avoid deterioration of the cooling performance of the radiator.
[0002]
[Prior art]
In a vehicle, a longitudinally mounted internal combustion engine is mounted in a front engine room, and a radiator is disposed on the front side of the longitudinally mounted internal combustion engine. Cooling water is cooled by the radiator so that an appropriate Cooling is in progress.
[0003]
For example, as shown in FIG. 4, in a vehicle 102 with a frame such as a four-wheel drive vehicle, a longitudinally-placed internal combustion engine 106 oriented in the vehicle front-rear direction (vertical direction in FIG. 4) in the engine room 104 on the front side of the vehicle 102 The vertical internal combustion engine 106 is mounted on the front side in the vehicle front-rear direction (upper side in FIG. 4). The left and right frames, that is, the first frame 108 located on the left side in FIGS. A radiator 112 fixed by the second frame 110 located on the right side of 5 is disposed.
[0004]
The first radiator stay 114 fixes the radiator 112 to the first frame 108, and the second radiator stay 116 fixes the radiator 112 to the second frame 110.
[0005]
At this time, a steering gear box 118 is provided on the second frame 110 and on the lateral side of the radiator 112.
[0006]
Such a radiator mounting structure for an internal combustion engine is disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 2-33982. The automobile engine cooling device disclosed in this publication has a predetermined wind pressure between the farthest part of the front grill hole of the car and the edge of the radiator disposed inside and behind the farthest part. The integrated plate that opens as described above is inclined in a divergent shape toward the front, and when the running wind is low, such as when idling or at low speeds, the running wind is actively taken into the radiator to prevent hot air from being caught. At the same time, driving air is taken into the engine room at high speeds to prevent temperature rise in the engine room.
[0007]
Further, there is one disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 2-45064. The front body structure of an automobile disclosed in this publication is arranged with a radiator supported by a cross member on the front side in an engine room, and the radiator has an upper tank formed by connecting an upper panel and a lower panel with a flange. The left and right sides of the flange of the upper tank are extended outward in the vehicle width direction, and each side extension is connected to a strength member extending in the front-rear direction on the side wall of the engine room. Is extended to the front, and the front extension is provided with an engaging part that engages a locking device provided at the tip of the bonnet, and the front extension is connected to the cross member via a stay extending in the vertical direction. Thus, the radiator shroud upper is omitted, and the layout around the radiator is facilitated.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Incidentally, in the conventional radiator mounting structure for an internal combustion engine, as shown in FIG. 4, the second radiator stay 116 is located only between the lateral portion of the radiator 112 and the steering gear box 118.
[0009]
As a result, the size of the radiator 112 in the width direction is restricted, and the radiator cannot be increased in size, which is disadvantageous in practice.
[0010]
In terms of performance, the internal pressure of the engine room 104 increases during traffic jams, etc., and a part of the high-temperature cooling air that has passed through the radiator 112, as shown in FIG. There is an inconvenience that it passes through the large second radiator stay 116 side and blows back to the front side of the radiator 112 to cause deterioration of the cooling performance of the radiator.
[0011]
As measures for solving the above-described disadvantages, as shown in FIG. 6, a first blowback preventing plate 230 is provided between the first radiator stay 214 and the first frame 208 of the radiator 212, and the second radiator stay 216 and the second radiator stay 216. A configuration in which the second blowback preventing plate 232 is provided between the frames 210 is conceivable.
[0012]
At this time, if a completely sealed structure cannot be obtained, a blowback prevention plate is provided only on the side of the second radiator stay 216 with a large gap, not on both the first and second radiator stays 214 and 216. It is also possible to take measures to do this.
[0013]
However, the above measures can prevent or reduce blowback, which is a disadvantage in terms of function, but the width of the radiator 212 is restricted by the first and second blowback prevention plates 230 and 232. However, the inconvenience that the size of the radiator cannot be increased is not solved, and improvement is desired.
[0014]
Further, by adding the first and second blowback prevention plates 230 and 232, or at least the blowback prevention plate on the second radiator stay 216 side, the number of parts is increased, the production is difficult, the cost is increased, and the economy is increased. In addition to being disadvantageous, there are also inconveniences such as a large number of mounting steps, poor mounting properties, and practical disadvantages.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to eliminate the above-mentioned inconvenience, the present invention is provided with a vertically mounted internal combustion engine oriented in the vehicle front-rear direction in the engine room on the front side of the vehicle. Is provided with a radiator that is sandwiched between the left and right frames on both sides in the width direction, a first radiator stay that fixes the radiator to one frame, and a second radiator stay that fixes the radiator to the other frame. In the radiator mounting structure of the internal combustion engine in which a steering gear box is provided in the upper part of the other frame and in the lateral part of the radiator, a radiator fixing part that fixes the second radiator stay to the lateral part of the radiator; A vertical surface portion extending in the vehicle longitudinal direction, a connection surface portion extending in the vehicle width direction, and the other frame. Constituted by connecting the frame mounting portion for mounting the over arm, with is positioned rearward of the frame mounting portion in the vehicle front-rear direction than the steering gear box, to position the said vertical surface portion above the steering gear box It is formed in a shape .
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
By inventing as described above, a radiator fixing portion that is fixed to a lateral portion of the radiator, a vertical surface portion that extends in the vehicle front-rear direction, a connection surface portion that extends in the vehicle width direction, and a frame attachment portion that is attached to the other frame. The second radiator stay is connected to form a shape in which the frame mounting portion is positioned rearward of the steering gear box in the longitudinal direction of the vehicle and the vertical surface portion is positioned above the steering gear box. The stay increases the width of the radiator in the width direction to improve the cooling performance of the radiator.
[0017]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0018]
1 to 3 show an embodiment of the present invention. In FIG. 3, 2 is a vehicle and 4 is an engine room.
[0019]
A longitudinally mounted internal combustion engine 6 oriented in the vehicle longitudinal direction (vertical direction in FIG. 1) is mounted in the engine room 4 between the front body 2a of the vehicle 2 and the vehicle longitudinal direction of the longitudinally mounted internal combustion engine 6 is provided. front radiator 12 that pinched left and right frame sides in the width direction to, i.e., the first frame 8 and the second frame 10 on the right side of FIG. 1 on the left side of FIG. 1 by (upper side in FIG. 1) Is disposed.
[0020]
In addition, a first radiator stay 14 for fixing the radiator 12 to the first frame 8 is provided, and a second radiator stay 16 for fixing the radiator 12 to the second frame 10 is provided, obliquely above the second frame 10 and the radiator 12. A steering gear box 18 is provided on the lateral side of the.
[0021]
At this time, the second radiator stay 16 is fixed to a radiator fixing portion 20 fixed to a lateral portion of the radiator 12, a vertical surface portion 24 extending in the vehicle longitudinal direction, a connection surface portion 28 extending in the vehicle width direction, and the other side. The frame mounting portion 22 is connected to the frame, and the frame mounting portion 22 is positioned rearward of the steering gear box 18 in the vehicle front-rear direction, and the vertical surface portion 24 is connected to the steering gear box 18. It is set as the structure formed in the shape located above .
[0022]
If specifically, as shown in FIG. 2, to form the radiator fixing part 20 at a portion located between the side portion and the steering gear box 18 of the radiator 12 of the second radiator stay 16.
[0023]
Then, the second said frame mounting portion 22 serving as the mounting position of the frame 10 so as to form by moving in the longitudinal direction of the vehicle rear side, the frame attachment portion serving mounting position of the mounting position and the second frame 10 to the radiator 12 between 22 to form the vertical surface portion 24 and having a blow-back prevention function extends in the longitudinal direction of the vehicle, as shown in FIGS. 1 and 3, to offset the second radiator stay 16 to the steering gear box 18 side, the second The vertical surface portion 24 of the radiator stay 16 is positioned above the steering gear box 18.
[0024]
At this time, in order to avoid contact with the steering gear box 18 when the vertical surface portion 24 is positioned above the steering gear box 18 at the lower portion of the vertical surface portion 24 of the second radiator stay 16. A notch 26 for preventing contact is formed.
[0025]
The vertical surface portion 24 of the second radiator stay 16 and the frame attachment portion 22 are connected by a connection surface portion 28 that is orthogonal to the vertical surface portion 24 and extends in the vehicle width direction.
[0026]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the vertical surface portion 24 is formed so as to reach the side of a fan provided in the vertically mounted internal combustion engine 6 from the radiator fixing portion 20 in the longitudinal direction of the vehicle. In the range from the radiator fixing part 20 to the side of the fan, the upper part of the radiator 12 is suspended from the upper end and is formed so as to reach the lower end above the steering gear box 18.
[0027]
Next, the operation will be described.
[0028]
The vehicle 2 is equipped with an internal combustion engine 6 placed vertically in the engine room 4 so as to be directed in the vehicle longitudinal direction. This vertically-placed internal combustion engine 6 is provided with a radiator 12 on the front side in the vehicle longitudinal direction.
[0029]
The radiator 12 is fixed to the first frame 8 via a first radiator stay 14 and is fixed to the second frame 10 via a second radiator stay 16.
[0030]
At this time, on the second radiator stay 16 side, the second radiator stay 16 is attached to the second frame 10 by the frame attachment portion 22 moved to the rear side in the vehicle front-rear direction with respect to the steering gear box 18, and the radiator 12 The lateral portion of the radiator 12 is fixed to the radiator fixing portion 20 of the second radiator stay 16 between the lateral portion and the steering gear box 18 and above the steering gear box 18.
[0031]
Thereby, the radiator fixing part 20 fixed to the side part of the radiator 12, the vertical surface part 24 extending in the vehicle front-rear direction, the connection surface part 28 extending in the vehicle width direction, and the frame attachment part 22 attached to the other frame. The frame mounting portion 22 of the second radiator stay 16 configured by connecting the second radiator stay 16 to the rear of the steering gear box 18 in the vehicle front-rear direction and the vertical surface portion 24 of the steering gear box 18 By forming it in a shape to be positioned above, the size in the width direction of the radiator 12 can be increased, the radiator 12 can be enlarged, and the cooling performance can be improved.
[0032]
In addition, the frame attachment portion 22 that is the attachment position to the second frame 10 is formed by moving the vehicle in the front-rear direction, and the frame attachment portion 22 that is the attachment position to the radiator 12 and the attachment position to the second frame 10. Since the vertical surface portion 24 extending in the vehicle front-rear direction is formed therebetween, blowback can be prevented or reduced by the vertical surface portion 24, and deterioration of the cooling performance of the radiator can be avoided.
[0033]
Further, by providing the second radiator stay 16 having the vertical surface portion 24, it is not necessary to provide a blow-back prevention plate as in the prior art on the second radiator stay 16 side, the number of parts can be reduced, and the cost can be reduced. Thus, it is economically advantageous, and the mounting man-hour is reduced, and the mounting property can be improved, which is practically advantageous.
[0034]
Furthermore, the vertical surface portion 24 is formed so as to reach the side of the fan provided in the longitudinally mounted internal combustion engine 6 from the radiator fixing portion 20 in the vehicle front-rear direction, and from the radiator fixing portion 20 to the fan side. In such a range, it hangs down from the upper end of the radiator 12 at substantially the same height as the upper end of the radiator 12 and reaches the lower end above the steering gear box 18, so that the vertical surface portion 24 extends in the vehicle longitudinal direction. Extending to the side of the fan provided in the internal combustion engine 6, the height of the vertical surface portion 24 therebetween can be increased, and the function of preventing the blow-back of cooling air that has passed through the radiator 12 can be enhanced.
[0035]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a vertically mounted internal combustion engine oriented in the longitudinal direction of the vehicle is mounted in the engine room on the front side of the vehicle, and the longitudinal direction internal combustion engine has a width direction on the front side in the longitudinal direction of the vehicle. A radiator sandwiched between the left and right frames is provided, a first radiator stay for fixing the radiator is provided on one frame, a second radiator stay for fixing the radiator is provided on the other frame, and the other frame is provided. In a radiator mounting structure for an internal combustion engine in which a steering gear box is provided at an upper portion and a lateral portion of the radiator, a radiator fixing portion for fixing the second radiator stay to the lateral portion of the radiator, and a vertical surface portion extending in the vehicle longitudinal direction A connection surface portion extending in the vehicle width direction, and a frame attachment portion attached to the other frame Was constructed by connecting, with is positioned to the rear in the vehicle front-rear direction than the steering gear box frame mounting portion, since formed in a shape to position the vertical face above the steering gear box, by the second radiator stay The size in the width direction of the radiator can be increased, the radiator can be increased in size, and the cooling performance can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic enlarged plan view of a radiator mounted on a vehicle showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged side view taken from a portion II shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged front view from an arrow III portion in FIG. 1;
FIG. 4 is a schematic plan view of a radiator mounted on a vehicle showing a first prior art of the present invention.
FIG. 5 is a schematic enlarged plan view of a radiator mounted on a vehicle.
FIG. 6 is a schematic enlarged plan view of a radiator mounted on a vehicle showing a second prior art of the present invention.
[Explanation of symbols]
2 Vehicle 4 Engine Room 6 Vertically Placed Internal Combustion Engine 8 First Frame 10 Second Frame 12 Radiator 14 First Radiator Stay 16 Second Radiator Stay 18 Steering Gear Box 20 Radiator Fixing Part 22 Frame Mounting Part 24 Vertical Surface Part 26 Notch 28 Connection surface

Claims (2)

車両のフロント側のエンジンルームに車両前後方向に指向させた縦置き内燃機関を搭載して設け、この縦置き内燃機関の車両前後方向前側には幅方向の両側を左右のフレームによって挟まれるラジエータを配設し、一方のフレームに前記ラジエータを固定する第１ラジエータステーを設けるとともに、他方のフレームに前記ラジエータを固定する第２ラジエータステーを設け、この他方のフレーム上部且つ前記ラジエータの横側部位にステアリングギヤボックスを設けた内燃機関のラジエータ取付構造において、前記第２ラジエータステーを、前記ラジエータの横側部位に固定されるラジエータ固定部と、車両前後方向に延びる垂直面部と、車両幅方向に延びる接続面部と、前記他方のフレームに取り付けるフレーム取付部とを接続して構成し、前記フレーム取付部を前記ステアリングギヤボックスよりも車両前後方向で後側に位置させるとともに、前記垂直面部を前記ステアリングギヤボックスの上方に位置させる形状に形成したことを特徴とする内燃機関のラジエータ取付構造。A vertically mounted internal combustion engine oriented in the vehicle longitudinal direction is mounted in the engine room on the front side of the vehicle, and a radiator that is sandwiched between the left and right frames on both sides in the width direction is provided on the front side of the longitudinally mounted internal combustion engine in the vehicle longitudinal direction. And a first radiator stay for fixing the radiator to one frame, and a second radiator stay for fixing the radiator to the other frame, and an upper portion of the other frame and a side portion of the radiator. In a radiator mounting structure for an internal combustion engine provided with a steering gear box, the second radiator stay is extended to a radiator fixing portion that is fixed to a side portion of the radiator, a vertical surface portion that extends in the vehicle front-rear direction, and a vehicle width direction. Constructed by connecting the connection surface part and the frame mounting part attached to the other frame , Said frame mounting portion with is positioned to the rear in the vehicle front-rear direction than the steering gear box, a radiator mounted in an internal combustion engine, characterized in that the vertical surface is formed in a shape to be positioned above the steering gear box Construction. 前記垂直面部は車両前後方向で前記ラジエータ固定部から前記縦置き内燃機関に設けられるファンの側方に到るよう形成されるとともに、前記ラジエータ固定部からファンの側方に到る範囲において前記ラジエータの上端部と略同一の高さの上端から垂下され、前記ステアリングギヤボックス上方の下端に到るよう形成されること特徴とする請求項１に記載の内燃機関のラジエータ取付構造。The vertical surface portion is formed to extend from the radiator fixing portion to a side of a fan provided in the longitudinally mounted internal combustion engine in a vehicle front-rear direction, and in the range from the radiator fixing portion to the side of the fan. 2. The radiator mounting structure for an internal combustion engine according to claim 1, wherein the structure is suspended from an upper end having substantially the same height as an upper end portion of the engine and reaches a lower end above the steering gear box.
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