JP3663425B2 - Fishing lure - Google Patents

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JP3663425B2 JP2003040596A JP2003040596A JP3663425B2 JP 3663425 B2 JP3663425 B2 JP 3663425B2 JP 2003040596 A JP2003040596 A JP 2003040596A JP 2003040596 A JP2003040596 A JP 2003040596A JP 3663425 B2 JP3663425 B2 JP 3663425B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釣り用ルアーに関し、特に、軟質性プラスチック樹脂でなるワームに毛皮片やフェザーを一体成形した釣り用ルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ゲームフィッシングにおいて各種の疑似餌が用いられており、そのうちフライ(毛鉤)と呼ばれるものがある。フライは釣り針に動物の毛や鳥の羽などを巻き付けて昆虫に見せかけるものであるが、フライをうまく作成するには細かい作業が必要であり扱いにくいという問題もあった。
【0003】
また、軟質プラスチック樹脂をみみず等の環形動物に模して成形したワーム型ルアー(以下、適宜「ワーム」と称す)がある。このワームは、特にラージマウス・バス(通称ブラックバス)に対して広く用いられており、ルアー業界において一大カテゴリを構成している。ワーム型ルアーは流動化させた軟質性プラスチックを金型に流し込んで成型され、内部に食塩粒や色合いの異なる粒などが混入されることもある。
【0004】
本願発明に関連する従来技術に、ワーム端部にティンセルを取り付けたものがある(例えば、特許文献1)。この技術では、極細の樹脂や金属片を房状にまとめたティンセルを、ワームの一方の端部に設けた空洞に強制的に挿入するようにしている。魚釣用ワームの先端にティンセルを取り付けることで、ティンセルの持つ集魚効果と相まってさらなる釣果を期待している。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−262500号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のようにティンセルを取り付けたワームには以下のような問題がある。第1の問題は、極細の樹脂片等でなるティンセルの先端をワーム本体に取り付けると、ティンセルが水中で広がってその外観により集魚効果を得ることができるが、ティンセル自体には腰がなく、ワームの動き自体には何ら影響を与えるものではない。すなわち、軟質プラスチック樹脂からなるワームの動きをより自然にするという効果が得られるものではない。
【0007】
第2の問題は、従来のティンセルは人工素材を機械で切断してなるため、水中におけるティンセルの動きが不自然であるというものである。人工的に製造したティンセルは各片の太さや長さが均一であるとともに、各片の外表面は直線的となる。このため水中での動きが画一的なものとなり、親水性に欠ける点も相まって不自然な見た目になるという問題がある。
【0008】
第3の問題は、従来のティンセルは人工素材でなるため、魚が食いついたときに違和感を与えてしまうというものである。魚はルアーに食いついたときの食感に少しでも違和感を感じるとすぐさま吐き出してしまうため、ルアーの触感は可能な限り本物の餌(環形動物や毛虫など)に近いことが望ましい。従来のティンセルでも軟質樹脂を使用して触感を和らげる工夫がなされているが、本物の毛虫や小動物の体毛、鳥の羽などの触感を実現することはできない。
【0009】
第4の問題は、従来のワームは沈むのが速く、水に投げ入れられたワームが水底まですぐに到達するということである。これは、魚が水底より上の層にいる場合に、この狙うべき層を短時間で通過してしまい、この層にいる魚へのアピールに欠けるという問題がある。したがって、ワームに浮力を付与したりワームの水抵抗を大きくしたりすると、投げ入れたワームがゆっくり沈むようになり、魚のいる層に長く留まるので好都合である。
【0010】
本発明はこのような問題に鑑み、軟質性プラスチックからなるルアー本体に毛皮片や羽毛を一体成形することにより、ルアーに一層自然な動きを付与するとともに魚が食いついたときの不自然な食感を和らげた釣り用ルアーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本願第1発明にかかる釣り用ルアーは、軟質プラスチックを成型してなるルアー本体と、当該ルアー本体から延在するひも状部材とを備え、前記ひも状部材が、平状のストリング基部と、当該ストリング基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる短起毛とを備えることを特徴とする。前記短起毛は前記平状のストリング基部全体に密生していることが有効である。また、前記ひも状部材は獣毛皮であることが望ましい。
【0012】
本願第2発明にかかる釣り用ルアーは、軟質プラスチックを成型してなるルアー本体と、当該ルアー本体から延在する抵抗部材とを備え、前記抵抗部材が、線状の基部と、当該基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる細毛とを備えることを特徴とする。この抵抗部材は鳥の羽毛であることが有効である。
【0013】
後に詳述するが、上記の構成により、キャスティング時にルアーがゆっくり水底まで沈み、その後もルアーの動きがより自然なものとなり、さらに、魚がくわえたときの違和感を緩和することができる。また、獣毛皮または鳥の羽毛を用いるとこの効果が一層顕著となる。
【0014】
また、前記ルアー本体がワーム型ルアーであり、前記ひも状部材または抵抗部材がルアーの一方あるいは双方の端部に設けられていることが有効である。本願出願人の研究により、この構成が最も釣果があがることが判明している。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本発明の第1発明にかかる釣り用ルアー1の構成を示す側面図である。図1に示すように、釣り用ルアー1は、ミミズ等の環形動物を模したルアー本体11と、当該ルアー本体11の先端部分から外部に延在する毛皮片21(ひも状部材)とを備えている。ルアー本体11は、例えばフタル酸ジエチルヘキシル等の可塑剤を添加したプラスチックを成型してなり、適度な柔らかさと強度を併せ持つ。この軟質プラスチックには様々な色の顔料を添加することができ、さらに実施条件に応じて食塩粒や色合いの異なる粒が混入されてもよい。また、ルアー本体11の表面には環形動物の外観を模して適宜の凹凸が形成されている。
【0016】
毛皮片21は、例えば兎皮や鹿皮など適宜な毛の長さと1mm程度の厚みとを有する動物の毛皮を、幅2〜5mm、長さ30〜100mmのスリットに切断したものであり、その片側ほぼ全面に約10mm〜30mm程度の長さの毛が密生している。この毛皮片はワーム本体11の成型前に適宜の色に着色され、ルアー本体11の成型時に金型に配置することによってルアー本体11と一体的に構成される。したがって、毛皮片21の端部は約5mm程度がルアー本体11の内部に保持され、確実に固着されている。
【0017】
なお、毛皮片21には上記のように獣毛皮を用いることが好ましいが、人工的に製造した毛皮様のひも状部材を用いるようにしてもよい。例えば、毛足の長いベルベットや絨毯などのように梳毛糸をパイル状に編んでパイル頂部をカットした織物や、基布に獣毛や獣毛に似た繊維を編み込んで毛皮様に構成した織物などを用いることができる。すなわち、平状のストリング基部と、当該ストリング基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる短起毛を備えるひも状部材であれば獣毛皮に限るものではない。
【0018】
このように構成したワーム型ルアー1は、例えば図2に示すように用いられる。図2に示すように、使用時には、ルアー1は釣り糸31の先端に緊結された釣り針32に取り付けられる。釣り糸31の先端部分には重り33が配置され、キャスティングの際に必要な重さを付与するとともに、ルアー1がゆっくりと水底に沈むようにしている。ルアー1において釣り針32は毛皮片21のある端部と反対側の端部に取り付けられ、毛皮片21のある端部は自由に浮動することができる。水に投げ込んだルアー1を小刻みに引くと、ルアー本体11と毛皮片21とで醸し出す微妙な動きによって飛躍的な集魚効果を達成することができる。
【0019】
より具体的には、毛皮片21には毛が密生しているため、毛の間に空気が保有されルアー1に浮力を付与し、図2に示すように後尾が持ち上がった状態が実現する。この状態でルアーを小刻みに引くと、環形動物が水底をジャンプしているような動きが得られる。また、毛皮片21は所定長さのストリング基部21aと、当該ストリング基部21aから延びる短起毛21bとからなり、比較的密集した状態で浮遊する。したがって、房状のティンセルをワーム先端に配置した従来例に比べると水の抵抗が大きくなり、その動きが優雅で自然なものとなる。さらに毛皮片21は有意な幅と厚みによって適度なしなやかさを備えるとともに、その端部がルアー本体11内部に直接保持されているため、毛皮片21の動きがルアー本体11に伝わり、ルアー本体11の動きも自然で好ましいものになる。さらに、毛皮片21のストリング基部21a自体は扁平であり、その片側にのみ毛が生えているため、このことも毛皮片21ひいてはルアー1全体に多彩な動きを付与する原因となる。また、毛皮片21は水になじみ易いという性質もあり、これら総てが相乗的に作用することにより、水中において、より自然で好ましいアクションが実現する。
【0020】
また、毛皮片21の浮力と水抵抗力により水に投げ入れられたルアー1はゆっくり水底まで沈むため、魚のターゲット層に長く留まることになり、このときに魚が食いつく可能性が上昇する。さらに、毛皮片21は、魚が食いついたときに違和感を覚えることがなく、すぐに吐き出されてしまい釣り損なうといった不具合が減少する。
【0021】
図3は、本願第2発明にかかる釣り用ルアーの構成を示す立面図である。図3に示すように、本実施例のワーム型ルアー2は、ルアー本体12と、フェザー22(抵抗部材)とを備えている。フェザー22は適宜の鳥の矢羽根に着色を施したものであり、ワームの成型に用いるキャビティ内に芯22aの基端部を配置することによりルアー本体12と一体的に構成される。このようにルアー2を構成すると、第1実施例のルアー1に勝るとも劣らない自然で多彩な動きを実現することができる。さらに、フェザー22は一層軽量で水に浮くためルアー2に大きな浮力を付与し、非常に強くしなやかであるため水抵抗が大きく、水に投げ入れたときにルアー2が多彩な動きをしながらゆっくり沈むこととなる。また、フェザー22の芯22aが確実にルアー本体12に保持されているため、抜け落ち等の問題もなくフェザー22の動きが直接的にルアー本体12に伝達される。なお、このフェザーも天然のものを用いるのが好ましいが、人工的に製造したものであってもよい。すなわち、線状の基部と、当該基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる細毛を備える抵抗部材であれば羽毛に限るものではない。
【0022】
図4は、本発明の第3の実施例の構成を示す側面図である。図4(a)に示すように、本発明のワーム型ルアー3は、ルアー本体13の両端部にそれぞれ毛皮片23が設けられている。ルアー本体13や各毛皮片23の構成は、図1に示すルアー1のものとほぼ同様である。このルアー3は、ルアー本体13の成型時に金型のキャビティの前後端にそれぞれ別個の毛皮片23を配置することにより一体的に構成する。
【0023】
このルアー3は、図4(b)に示すように、水底より上の層で浮動させこの層にいる魚を誘引する目的で用いられる。すなわち、釣り糸31の先端に重り33を取り付けるとともに、釣り糸の途中に釣り針32を設け、この釣り針32を本実施例のワーム型ルアー3の中央部に取り付ける。釣り針32を設ける位置は狙う層によって適宜決定することができる。図4(b)に示す状態で釣り糸31を小刻みに引くと、ルアー3が水底から離れた状態で、図4(c)に示すような動きをする。
【0024】
図4(c)に示すように、釣り針32によりルアー中央部が引っ張られると、水の抵抗により毛皮片23を設けた両端部が取り残されるようにしてルアー本体13が湾曲する(左から2番目の図)。軟質性プラスチックの弾力性により一拍遅れてルアー本体13が元の姿勢に戻ろうとし(左から3番目の図)、さらに少し引っ張られることにより前述の動作が繰り返される。この一連の動作は、あたかもミミズ等の環形動物が水の中を泳ぐ様子に酷似している。本実施例のルアー3では毛皮片23により大きな水抵抗や自然な動きが得られるので、高い集魚効果を得ることができる。なお、本実施例では毛皮片を用いているが、代わりに図2に示すようなフェザーを用いてもよく、また、天然素材でなく人工的に製造したものであってもよい。
【0025】
図5は、本発明のさらなる実施例の構成を示す立面図である。図5に示すルアー4では、ルアー本体14の一端に2本の毛皮片24が設けられている。また、ルアー本体14にはその中間部から両脇に延びる肢部14aが設けられている。この肢部14aは軟質プラスチックの成型キャビティをこのようにデザインすることによりルアー本体14と一体的に成型される。肢部14aは水中で自在に浮動し、あたかも水に落ちた昆虫のような動きを体現する。さらに、2本の毛皮片24が設けられているので、その自然な動きにより集魚効果が向上するとともに、魚がくわえたときの違和感をなくすことができる。このように、毛皮片やフェザーは複数本を適宜の位置に設けることができる。
【0026】
本発明の幾つかの実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記実施例に限られるものではない。例えば、上記実施例ではいずれもルアー本体の前後方向の端部から毛皮片やフェザーを延在させているが、図5に示す肢部14aのようにルアー本体の中間部から毛皮片やフェザーを延在させてもよい。例えば図5に示す肢部14aの代わりに毛皮片をルアー本体14の両脇から延在させると、昆虫の羽のような感触を与えることができる。また、本発明においてルアー本体は軟質プラスチックを成型するものであればワーム型ルアーに限らず、例えば小魚型などにしてもよい。また、上記実施例で毛皮片はその片面にのみ毛が生えているが、例えば毛皮片を2枚貼り合わせる等して、両面から毛が延びるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明によれば、ルアー本体と毛皮片またはフェザーとが協働して醸し出す自然な動きによって飛躍的な釣果を達成することができる。すなわち、毛皮片やフェザーはルアーに浮力を付与するとともに水抵抗が大きいため、ルアーの動きが優雅で自然なものとなる。さらに適度な強さ、しなやかさを備えるとともに、その端部がルアー本体内部に直接保持されているため、ルアー本体の動きも自然で好ましいものになる。また、人工物に比して水になじみ易く、これら総てが相乗的に作用することにより、水中において、より自然で好ましいアクションが実現する。さらに、天然の毛皮やフェザーを用いることにより、魚が食いついたときの違和感を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願第1実施例にかかるワーム型ルアーを示す側面図である。
【図2】 第1実施例にかかるワーム型ルアーの使用状態を示す図である。
【図3】 本願第2実施例にかかるワーム型ルアーを示す立面図である。
【図4】 本願第3実施例にかかるワーム型ルアーを示す図である。
【図5】 本願第4実施例にかかるルアーの構成を示す立面図である。
【符号の説明】
1〜4 釣り用ルアー
11〜14 ルアー本体
21、23、24 毛皮片
22 フェザー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing lure, and more particularly to a fishing lure in which a piece of fur and a feather are integrally formed with a worm made of a soft plastic resin.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of simulated baits have been used in game fishing, of which there is a so-called fry. A fly wraps animal hair or bird's wings around a fishhook to make it look like an insect.
[0003]
Further, there is a worm type lure (hereinafter referred to as “worm” as appropriate) in which a soft plastic resin is shaped like a ring-shaped animal such as a worm. This worm is widely used especially for large mouth buses (commonly known as black buses) and constitutes a major category in the lure industry. Worm type lures are molded by pouring fluidized soft plastic into a mold, and salt grains or grains with different colors may be mixed inside.
[0004]
As a conventional technique related to the present invention, there is one in which a tinsel is attached to a worm end (for example, Patent Document 1). In this technique, a tin cell in which ultrafine resin and metal pieces are bundled together is forcibly inserted into a cavity provided at one end of the worm. By attaching a tinsel to the tip of the fishing worm, we expect further fishing results coupled with the fish collection effect of the tinsel.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-10-262500 gazette
[Problems to be solved by the invention]
However, the worm with tinsel attached as in Patent Document 1 has the following problems. The first problem is that if you attach the tip of a tinsel made of ultra-fine resin pieces to the worm body, the tinsel spreads in the water and the fish collection effect can be obtained by its appearance, but the tinsel itself has no waist and the worm It does not affect the movement itself. That is, the effect of making the movement of the worm made of the soft plastic resin more natural is not obtained.
[0007]
The second problem is that the conventional tinsel is made by cutting an artificial material with a machine, so that the tinsel's movement in water is unnatural. The artificially manufactured tin cell has a uniform thickness and length for each piece, and the outer surface of each piece is linear. For this reason, there is a problem that the movement in water becomes uniform, and the lack of hydrophilicity is combined with an unnatural appearance.
[0008]
The third problem is that the conventional tinsel is made of an artificial material, which gives a sense of incongruity when the fish eats. Because fish vomits as soon as it feels uncomfortable when eating at a lure, it is desirable that the lure feel as close as possible to real food (such as annelids and caterpillars). Although conventional tinsel has been devised to soften the touch using a soft resin, it cannot realize the feel of real caterpillars, small animal hair, bird feathers, and the like.
[0009]
The fourth problem is that conventional worms sink quickly and worms thrown into water quickly reach the bottom of the water. This is a problem that when the fish is in a layer above the bottom of the water, it passes through the target layer in a short time and lacks appeal to the fish in this layer. Therefore, when buoyancy is applied to the worm or the water resistance of the worm is increased, the thrown worm slowly sinks and stays in the fish layer for a long time.
[0010]
In view of such a problem, the present invention provides a more natural movement to the lure by integrally forming a piece of fur and feathers on a lure body made of a soft plastic, and an unnatural texture when a fish eats. It aims to provide a fishing lure that has been softened.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, a fishing lure according to the first invention of the present application includes a lure body formed by molding soft plastic, and a string-like member extending from the lure body, wherein the string-like member is, It comprises a flat string base and short raised hairs extending in a direction substantially perpendicular to the extending direction of the string base. It is effective that the short raising is densely distributed over the entire flat string base. The string-like member is preferably animal fur.
[0012]
A fishing lure according to the second invention of the present application includes a luer body formed by molding soft plastic, and a resistance member extending from the luer body, and the resistance member includes a linear base and an extension of the base. It is characterized by comprising fine hairs extending in a direction substantially perpendicular to the present direction. It is effective that the resistance member is a feather of a bird.
[0013]
As will be described in detail later, with the above-described configuration, the lure slowly sinks to the bottom of the water during casting, and then the lure moves more naturally, and further, the feeling of strangeness when the fish is added can be alleviated. In addition, this effect becomes more remarkable when animal fur or bird feathers are used.
[0014]
In addition, it is effective that the luer body is a worm type luer and the string member or the resistance member is provided at one or both ends of the lure. Applicant's research has shown that this configuration provides the best results.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a side view showing the configuration of a fishing lure 1 according to the first aspect of the present invention. As shown in FIG. 1, the fishing lure 1 includes a lure body 11 that imitates an annelid such as an earthworm, and a fur piece 21 (string-like member) that extends outward from the tip portion of the lure body 11. ing. The lure body 11 is formed by molding a plastic to which a plasticizer such as diethyl hexyl phthalate is added, and has appropriate softness and strength. Various pigments of various colors can be added to the soft plastic, and salt grains or grains having different shades may be mixed depending on the working conditions. In addition, appropriate irregularities are formed on the surface of the lure body 11 to imitate the appearance of an annelid.
[0016]
The fur piece 21 is obtained by cutting, for example, an animal fur having a suitable hair length and a thickness of about 1 mm, such as crust and deer skin, into slits having a width of 2 to 5 mm and a length of 30 to 100 mm. Hair with a length of about 10 mm to 30 mm is densely formed on almost the entire surface of one side. The fur pieces are colored in an appropriate color before the worm body 11 is molded, and are arranged integrally with the lure body 11 by being placed in a mold when the lure body 11 is molded. Therefore, about 5 mm of the end of the fur piece 21 is held inside the lure body 11 and is firmly fixed.
[0017]
In addition, although it is preferable to use animal fur for the fur piece 21 as described above, an artificially manufactured fur-like string-like member may be used. For example, woven fabrics made by knitting eyelash yarn in a pile shape, such as velvet or carpet with long hairs, and cutting the top of the pile, or woven fabrics that are similar to animal hair or animal hair in the base fabric. Etc. can be used. That is, it is not limited to animal fur as long as it is a string-like member having a flat string base and short raised portions extending in a direction substantially perpendicular to the extending direction of the string base.
[0018]
The worm type lure 1 configured in this way is used as shown in FIG. 2, for example. As shown in FIG. 2, in use, the lure 1 is attached to a fishing hook 32 that is tightly coupled to the tip of a fishing line 31. A weight 33 is disposed at the tip of the fishing line 31 to give the weight necessary for casting, and the lure 1 slowly sinks to the bottom of the water. In the lure 1, the fishhook 32 is attached to the end opposite to the end having the fur piece 21, and the end having the fur piece 21 can float freely. When the lure 1 thrown into the water is pulled in small increments, a dramatic fish collection effect can be achieved by the subtle movement created by the lure body 11 and the fur piece 21.
[0019]
More specifically, since the fur pieces 21 are densely haired, air is held between the hairs, and buoyancy is imparted to the lure 1 to realize a state where the tail is lifted as shown in FIG. If you pull the lure in this state, you can get a movement like an annelid jumping the bottom of the water. The fur piece 21 includes a string base portion 21a having a predetermined length and short raised hairs 21b extending from the string base portion 21a, and floats in a relatively dense state. Therefore, compared to the conventional example in which the tufted tinsel is arranged at the tip of the worm, the resistance of water is increased, and the movement becomes elegant and natural. Furthermore, since the fur piece 21 has moderate flexibility due to a significant width and thickness, and its end is directly held inside the luer body 11, the movement of the fur piece 21 is transmitted to the luer body 11, and the lure body 11. The movement will be natural and favorable. Furthermore, since the string base 21a itself of the fur piece 21 is flat and hairs grow only on one side thereof, this also causes various movements to be imparted to the fur piece 21 and the lure 1 as a whole. Further, the fur piece 21 has a property that it is easy to become familiar with water, and all of them act synergistically to realize a more natural and preferable action in water.
[0020]
Further, the lure 1 thrown into the water due to the buoyancy and water resistance of the fur pieces 21 slowly sinks to the bottom of the water, so that the lure 1 stays on the target layer of the fish for a long time, and this increases the possibility that the fish will bite. Furthermore, the fur piece 21 does not feel uncomfortable when the fish eats, and the problem of being spit out immediately and losing fishing is reduced.
[0021]
FIG. 3 is an elevation view showing the configuration of the fishing lure according to the second invention of the present application. As shown in FIG. 3, the worm type lure 2 of this embodiment includes a luer body 12 and a feather 22 (resistance member). The feather 22 is obtained by coloring a suitable bird's arrow feather, and is configured integrally with the lure body 12 by disposing a base end portion of the core 22a in a cavity used for forming a worm. By configuring the lure 2 in this way, it is possible to realize natural and diverse movements that are not inferior to the lure 1 of the first embodiment. Furthermore, since the feather 22 is lighter and floats in the water, it gives the lure 2 a large buoyancy, and because it is very strong and supple, it has high water resistance, and when it is thrown into the water, the lure 2 sinks slowly with various movements. It will be. Further, since the core 22a of the feather 22 is securely held by the luer body 12, the movement of the feather 22 is directly transmitted to the luer body 12 without problems such as falling off. In addition, although it is preferable to use a natural thing for this feather, what was manufactured artificially may be used. That is, if it is a resistance member provided with the linear base and the fine hair extended in the direction substantially orthogonal to the extension direction of the said base, it will not be restricted to a feather.
[0022]
FIG. 4 is a side view showing the configuration of the third embodiment of the present invention. As shown in FIG. 4 (a), the worm lure 3 of the present invention is provided with fur pieces 23 at both ends of the lure body 13. The configuration of the lure body 13 and each piece of fur 23 is substantially the same as that of the lure 1 shown in FIG. The lure 3 is integrally formed by disposing separate fur pieces 23 at the front and rear ends of the mold cavity when the lure body 13 is molded.
[0023]
As shown in FIG. 4B, the lure 3 is used for the purpose of attracting fish in the layer by floating in a layer above the bottom of the water. That is, a weight 33 is attached to the tip of the fishing line 31, and a fishing hook 32 is provided in the middle of the fishing line, and the fishing hook 32 is attached to the central portion of the worm lure 3 of this embodiment. The position where the fishhook 32 is provided can be appropriately determined depending on the target layer. When the fishing line 31 is pulled in small increments in the state shown in FIG. 4B, the lure 3 moves as shown in FIG.
[0024]
As shown in FIG. 4 (c), when the luer center is pulled by the fishing hook 32, the luer body 13 is bent so that both ends provided with the fur pieces 23 are left behind due to water resistance (second from the left). Figure). Due to the elasticity of the soft plastic, the lure body 13 tries to return to its original posture with a delay of one beat (the third figure from the left), and the above-described operation is repeated by being pulled a little further. This series of movements is very similar to a ring-shaped animal such as an earthworm swimming in water. In the lure 3 of the present embodiment, a large fish resistance can be obtained by the fur piece 23, so that a high fish collection effect can be obtained. In this embodiment, a piece of fur is used, but a feather as shown in FIG. 2 may be used instead, and it may be an artificially manufactured material instead of a natural material.
[0025]
FIG. 5 is an elevational view showing the configuration of a further embodiment of the present invention. In the lure 4 shown in FIG. 5, two fur pieces 24 are provided at one end of the lure body 14. Further, the lure body 14 is provided with limbs 14a extending from the middle part to both sides. The limb portion 14a is molded integrally with the luer body 14 by designing the molding cavity of soft plastic in this way. The limb part 14a floats freely in the water and embodies an insect-like movement that falls into the water. Furthermore, since the two fur pieces 24 are provided, the fish collection effect is improved by the natural movement, and the uncomfortable feeling when the fish is added can be eliminated. Thus, a plurality of fur pieces and feathers can be provided at appropriate positions.
[0026]
Although several embodiments of the present invention have been described in detail, the scope of the present invention is not limited to the above examples. For example, in the above embodiments, the fur pieces and feathers are extended from the front and rear ends of the lure body, but the fur pieces and feathers are attached from the middle portion of the lure body like the limb 14a shown in FIG. It may be extended. For example, if a piece of fur is extended from both sides of the lure body 14 instead of the limb 14a shown in FIG. 5, a feeling like an insect wing can be given. In the present invention, the lure body is not limited to the worm type lure as long as it molds soft plastic, and may be a small fish type, for example. In the above embodiment, the fur piece has hair only on one side, but the hair may extend from both sides by, for example, bonding two pieces of fur together.
[0027]
【The invention's effect】
As mentioned above, although embodiment of this invention was described in detail, according to this invention, a dramatic fishing result can be achieved by the natural motion which a lure main body and a fur piece, or a feather bring about. That is, the fur pieces and feathers give buoyancy to the lure and have high water resistance, so that the lure moves elegantly and naturally. Furthermore, since it has moderate strength and flexibility, and its end is directly held inside the lure body, the movement of the lure body is also natural and favorable. Moreover, it is easy to become familiar with water as compared with an artificial object, and these all act synergistically to realize a more natural and preferable action in water. Furthermore, by using natural fur and feathers, it is possible to alleviate the uncomfortable feeling when eating fish.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a worm lure according to a first embodiment of the present application.
FIG. 2 is a diagram showing a usage state of the worm lure according to the first embodiment.
FIG. 3 is an elevational view showing a worm lure according to a second embodiment of the present application.
FIG. 4 is a view showing a worm lure according to a third embodiment of the present application.
FIG. 5 is an elevational view showing a configuration of a lure according to a fourth embodiment of the present application.
[Explanation of symbols]
1-4 Lures for fishing 11-14 Lures body 21, 23, 24 Fur pieces 22 Feather

Claims (6)

軟質プラスチックを成型してなるルアー本体と、当該ルアー本体から延在するひも状部材とを備え、前記ひも状部材が、平状のストリング基部と、当該ストリング基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる短起毛とを備えることを特徴とする釣り用ルアー。A lure body formed by molding soft plastic and a string-like member extending from the luer body, the string-like member being a flat string base and a direction substantially perpendicular to the extending direction of the string base A lure for fishing characterized by comprising short raised hairs extending to the bottom. 前記短起毛が前記平状のストリング基部全体に密生していることを特徴とする請求項1に記載の釣り用ルアー。2. The fishing lure according to claim 1, wherein the short raised portions are densely distributed over the entire flat string base. 前記ひも状部材が獣毛皮であることを特徴とする請求項1または2に記載の釣り用ルアー。The fishing lure according to claim 1 or 2, wherein the string-like member is animal fur. 軟質プラスチックを成型してなるルアー本体と、当該ルアー本体から延在する抵抗部材とを備え、前記抵抗部材が、線状の基部と、当該基部の延在方向にほぼ直交する方向に延びる細毛とを備えることを特徴とする釣り用ルアー。A lure body formed by molding soft plastic; and a resistance member extending from the lure body, wherein the resistance member includes a linear base portion and fine hairs extending in a direction substantially perpendicular to the extending direction of the base portion. A fishing lure characterized by comprising: 前記抵抗部材が鳥の羽毛であることを特徴とする請求項4に記載の釣り用ルアー。The fishing lure according to claim 4, wherein the resistance member is a feather of a bird. 請求項1ないし5のいずれかに記載の釣り用ルアーにおいて、当該ルアーがワーム型ルアーであり、前記ひも状部材または抵抗部材がルアーの一方あるいは双方の端部に設けられていることを特徴とする釣り用ルアー。The fishing lure according to any one of claims 1 to 5, wherein the lure is a worm type lure, and the string member or the resistance member is provided at one or both ends of the lure. Fishing lure to do.
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