JP3660003B2 - サブマージドモータポンプの着座装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、船舶あるいは地下タンク等の貯蔵タンクに貯留されているLNG等の液化ガス(以下、取扱液という)を外部へ排出するために、前記貯蔵タンク内に配設され、その下端部にフート弁を取付けてなるコラムケーシング内の底部所定位置で浸漬されポンプ動作を行う、いわゆるサブマージドモータポンプに係り、特に前記サブマージドモータポンプが前記底部所定位置で着座状態にあるとき前記コラムケーシングの内部と前記フート弁近傍領域との間でシール機能を有する前記サブマージドモータポンプの着座装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のサブマージドモータポンプは、図4に示すように、浸漬型モータを締結したサブマージドモータポンプ10を、その吊下げ(巻上げ)装置12およびガイドローラ14(詳細には図5参照)を介して、貯蔵タンク16(天板16aおよび底面16bの一部が示されている)内の液化ガス(取扱液)18中に立設したコラムケーシング20内に吊下げ挿通し、サブマージドモータポンプ10の下端部に設けたポンプ側シール部22の封止テーパ面22aを、コラムケーシング20の下端部に設けたフート弁アダプタ部24の対応シートテーパ面24aに対接着座させることにより、コラムケーシング20内を液密に保持し、且つフート弁開口部26を開成してこの吸込口26から吐出口28へ至るポンプ動作(図4の流線参照)を達成するよう構成されている。
【0003】
従って、このような構成からなるサブマージドモータポンプによれば、船舶或いは地下タンク等の比較的低位に貯蔵した取扱液に対しても、ポンプ動作を簡単且つ的確に達成することができる。なお、この種のポンプにおいて、そのサブマージドモータポンプ10は、保守等のために適宜引抜きを必要とするが、この引抜き作業は、前記巻上げ装置12および分解組立て可能なヘッドプレート30を介して比較的簡単に達成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のサブマージドモータポンプにおいては、なお以下に述べるような難点があった。
【0005】
すなわち、この種のサブマージドモータポンプは、前述したように、ポンプ側シール部の封止テーパ面をフート弁アダプタ部の対応シートテーパ面に対接着座させることにより、コラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成するように構成されている。従って、ポンプ側シール部22のフート弁アダプタ部24に対する前記着座(両テーパ面22a、24aの前記対接)に際しては、ポンプ効率の低下を防止するために、ポンプ側シール部の正確な着座性能(両テーパ面の確実な対接液密性)が不可欠である。しかるに、前記従来のサブマージドモータポンプにおいては、前記着座性能が正確には達成されていなかった。すなわち、前記着座性能は、両テーパ面22a、24aの同芯および平行度、言換えればサブマージドモータポンプ10およびコラムケーシング20の両軸線10a、20aの整合度に依存する。しかしながら、この場合、コラムケーシング20は、ステンレス等の板材から巻回された溶接構造であるため、内面の工作精度が悪く、工作精度の向上には、所要の一端部のみの場合であっても、多大の困難性とコストアップを必要とする。しかも、サブマージドモータポンプ10は、この粗い内面上をガイドローラ14を介して案内されているため、図6に示すように、両軸線10a、20aが整合しない場合(なお、図4においては整合している)、前記従来のサブマージドモータポンプポンプにおいては、前記着座性能が正確には達成されず、ポンプ側シール部の封止性能が確保されなかった。さらに、前記両軸線10a、20aのずれが大きい場合、ポンプ側シール部22の外周の一部がフート弁アダプタ部24のテーパ面24aよりも下方に食い込むと、サブマージドモータポンプの巻上げ操作が困難となり、最悪の場合には着座異常により巻上げ(引抜き)不能となる。このため、保守等を含むポンプ操作の信頼性が損なわれる難点も併せて生じていた。
【0006】
このように、前記従来のサブマージドモータポンプは、ポンプの着座性能が正確に達成されないため、ポンプ効率が低下すると共に、ポンプ操作の信頼性も損なわれる難点を有していた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、ポンプ着座性能を確保することにより、ポンプ効率ならびにポンプ操作の信頼性を向上することができるサブマージドモータポンプの着座装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
先の目的を達成するために、本発明に係るサブマージドモータポンプの着座装置は、浸漬型モータを締結したサブマージドモータポンプを、取扱液中に立設されその下端部にフート弁を取付けてなるコラムケーシング内で吊下げ挿通し所定降下位置に着座させることにより前記コラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成するサブマージドモータポンプの着座装置において、前記コラムケーシングとは別体であって機械加工により形成され前記コラムケーシング下端面に締結され且つ、前記サブマージドモータポンプ全体を案内格納するサブマージドモータポンプ用の格納部をフート弁アダプタと一体的なエンドコラムとして設け、前記サブマージドモータの下端部に設けたポンプ側の封止面を前記フート弁アダプタ部の対応シート面に対接着座させることを特徴とする。
【0009】
この場合、サブマージドモータとその格納部との間には、互いに協働してサブマージドモータを案内位置決めするため格納部側に嵌合部を設け、サブマージドモータ側に案内部を設けることができる。
【0010】
【作用】
サブマージドモータポンプ用の格納部は、コラムケーシングとは異なり細長の溶接構造体ではないため、その各部寸法を、サブマージドモータポンプおよびフート弁アダプタ部の寸法に対応するように正確に機械加工することができる。従って、本発明によれば、着座直前のサブマージドモータポンプの中心軸線および着座面(フート弁アダプタ部に形成されたテーパ面)の中心軸線を容易に整合させることが可能となる。換言すれば、ポンプの着座性能が確保されて、ポンプ効率ならびにポンプ操作の信頼性を向上することができる。
【0011】
【実施例】
次に、本発明に係るサブマージドモータポンプの着座装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図4ないし図6に示す従来の構造と同一の構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0012】
先ず初めに、本発明に係るサブマージドモータポンプ自体の構成は、基本的には、前記従来の構成と同一である。従って、重複するが理解を容易にするため、再び簡単に説明すると、サブマージドモータポンプは、基本的には、その吊下げ(巻上げ)装置12およびガイドローラ14を介して、取扱液18中に立設したコラムケーシング20内に吊下げ挿通し、サブマージドモータポンプ10の下端部に設けたポンプ側シール部22の封止テーパ面22aをコラムケーシング20の下端部に設けたフート弁アダプタ部24の対応シートテーパ面24aに対接着座させることにより、コラムケーシング20内を液密に保持し、且つフート弁開口部26を開成してこの吸込口26から吐出口28へ至るポンプ動作を達成するよう構成されている。
【0013】
しかるに、本発明の実施例においては、前記構成において、図1(前記従来の図6に対応し、吸込口26が未だ開成されていない着座直前の状態を示す)に示されるように、コラムケーシング20とフート弁アダプタ部24との間に、サブマージドモータポンプ10を案内格納して位置決めするサブマージドモータ格納部32を設ける。なお、本実施例においては、前記フート弁アダプタ部24およびサブマージドモータ格納部32の両部は、前記コラムケーシング20とは別体の一体的なエンドコラムとして形成されている。前記サブマージドモータ格納部32は、その上端面がコラムケーシング20の下端と液密に締結されさらにその上端内周部にはサブマージドモータポンプ10を下方へ案内する案内テーパ面36が設けられ、その内径dをサブマージドモータポンプ10の外径Dに可及的に近接すると共に、そのサブマージドモータポンプ10との間には、互いに協働する嵌合案内部すなわちサブマージドモータ格納部32側に形成した嵌合溝38およびサブマージドモータポンプ10側に形成した嵌合突起40(図2を併せ参照)が設けられている。これにより、サブマージドモータポンプ10を所定位置に位置決め格納するよう構成されている。なお、この場合、サブマージドモータ格納部32は、細長の溶接構造体の複数個をさらに溶接結合して製作されるコラムケーシング20とは異なり、その各部寸法を、サブマージドモータポンプ10およびフート弁アダプタ部22の寸法に対応するように通常のターニング盤等の工作機械により正確に機械加工することができるので、前記位置決めが極めて正確に達成される。
【0014】
このような本発明の実施例によれば、サブマージドモータ格納部32内へ降下・案内された着座直前のサブマージドモータポンプ10の中心軸線とフート弁アダプタ部に形成されたテーパ面の中心軸線を、確実に整合させることができる。従って、ポンプの着座性能を確実に達成することができるので、ポンプ側シール部22の封止性能が確保されて、ポンプ効率が向上すると共に、サブマージドモータポンプ10の引抜き不能等が防止され、ポンプ操作の信頼性が向上することは明らかである。なお、前記サブマージドモータ格納部32、フート弁アダプタ部24及び嵌合溝38は本発明におけるエンドコラム34を構成している。また前記嵌合溝38及び嵌合突起40は本発明における嵌合部及び案内部を構成している。
【0015】
次に、図3に嵌合部及び案内部の他の例を示す。すなわち、この例においては、嵌合部及び案内部は、嵌合溝42およびローラ付き嵌合突起44と、案内ローラ46とから構成されている。なお、図3に示す例においても、前記図2の例の場合と同様の効果が発揮されることは明らかであり、その詳細な説明は省略する。
【0016】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの変形が可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るサブマージドモータポンプの着座装置は、浸漬型モータを締結したサブマージドモータポンプを、取扱液中に立設されその下端部にフート弁を取付けてなるコラムケーシング内で吊下げ挿通し所定降下位置に着座させることにより前記コラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成するサブマージドモータポンプの着座装置において、前記コラムケーシングとは別体であって機械加工により形成され前記コラムケーシング下端面に締結され且つ、前記サブマージドモータポンプ全体を案内格納するサブマージドモータポンプ用の格納部をフート弁アダプタと一体的なエンドコラムとして設け、前記サブマージドモータの下端部に設けたポンプ側の封止面を前記フート弁アダプタ部の対応シート面に対接着座させたことにより、着座直前のサブマージドモータポンプの中心軸線と着座面の中心軸線とが整合するように前記格納部を高精度に機械加工することが可能となり、従ってポンプの着座性能が確実に達成される。すなわち、本発明によれば、ポンプ側シール部の封止性能が確保されてポンプ効率が向上すると共に、サブマージドモータポンプの引抜き不能等が防止され、ポンプ操作の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサブマージドモータポンプの着座装置の一実施例を示すエンドコラム部の縦断面図である。
【図2】 図1に示すサブマージドモータポンプのII−II線概略断面図である。
【図3】 本発明に係る嵌合案内部の別の実施例を示すもので、図2に対応する概略断面図である。
【図4】 従来のサブマージドモータポンプの構成を示す一部切開斜視図である。
【図5】 図4に示すサブマージドモータポンプの着座装置の一状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】 図4に示すサブマージドモータポンプの着座装置の別の状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 サブマージドモータポンプ
10a サブマージドモータポンプ軸線
14 ガイドローラ
16b タンク底面
20 コラムケーシング
20a コラムケーシング軸線
22 ポンプ側シール部
22a 封止テーパ面
24 フート弁アダプタ部
24a シートテーパ面
26 吸込口(フート弁開成部)
32 サブマージドモータ格納部
34 エンドコラム
36 案内テーパ面
38 嵌合溝
40 嵌合突起
42 嵌合溝
44 ローラ付き嵌合突起
46 案内ローラ
Claims (2)
- 浸漬型モータを締結したサブマージドモータポンプを、取扱液中に立設されその下端部にフート弁を取付けてなるコラムケーシング内で吊下げ挿通し所定降下位置に着座させることにより前記コラムケーシング内を液密に保持してポンプ動作を達成するサブマージドモータポンプの着座装置において、前記コラムケーシングとは別体であって機械加工により形成され前記コラムケーシング下端面に締結され且つ、前記サブマージドモータポンプ全体を案内格納するサブマージドモータポンプ用の格納部をフート弁アダプタと一体的なエンドコラムとして設け、前記サブマージドモータの下端部に設けたポンプ側の封止面を前記フート弁アダプタ部の対応シート面に対接着座させることを特徴とするサブマージドモータポンプの着座装置。
- サブマージドモータとその格納部との間には、互いに協働してサブマージドモータを案内位置決めするため格納部側に嵌合部を設け、サブマージドモータ側に案内部を設けてなる請求項1記載のサブマージドモータポンプの着座装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01296395A JP3660003B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | サブマージドモータポンプの着座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01296395A JP3660003B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | サブマージドモータポンプの着座装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200275A JPH08200275A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3660003B2 true JP3660003B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=11819916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01296395A Expired - Lifetime JP3660003B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | サブマージドモータポンプの着座装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3660003B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200449653Y1 (ko) * | 2009-05-15 | 2010-07-28 | 신우중공업주식회사 | 수중모터펌프 설비 |
| KR101600928B1 (ko) * | 2014-09-19 | 2016-03-09 | 주식회사 인팩 | 전자식 주차브레이크용 액추에이터의 모터결합구조 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP01296395A patent/JP3660003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08200275A (ja) | 1996-08-06 |
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