JP3659861B2 - タービン車室のキャットバック変形量計測方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タービン車室における温度偏差によるキャットバック変形量の計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3をもとに、従来のタービン車室のキャットバック変形量計測方法を説明する。図3(a)は上半分を縦断面としたガスタービンの要部の側面図、(b)は従来の計測器を模式的に示す図である。
【0003】
タービンは、ガスタービンを例にとると一般に図3(a)に示すように、固定側の車室1内に、ベアリング2を介してロータ等(回転部分)3が回転可能に支承されており、空気及びガス流の上流側から圧縮機部4、燃焼器5、タービン部6が構成されている。
【0004】
タービンの車室1と内部の回転部分3とのクリアランスは、ロータのタービンブレードチップの接触を避ける必要がある一方、効率向上ためクリアランスは極力小さく取る必要があるため、厳しく設定されており、定常の運転状態等において車室1の温度分布が比較的均一の状態で所定のクリアランスを有するものとしている。
【0005】
すなわち、温度が比較的均一な場合は、熱膨張による変形は生じるがそれ自体は車室1内部の回転部分3も含め一様に発生するので、ここで車室1内部の回転部分3とのクリアランス上の問題となる変形成分とならない。
【0006】
しかし、タービンの停止中においては車室1の上部が下部に対して高温となる温度分布の偏差が生じ、熱膨張による変形に偏差が生じ、車室1の全長ではそれが累積して偏った変形(上部が反り上がる、いわゆる「キャットバック変形」)および偏心として現出することが避けがたい。
【0007】
一方、タービンの停止過程においては車室1内部の回転部分3はいまだ一定の回転を維持しているため比較的温度均一の状態であり車室1のような変形、偏心はないので車室1と回転部分3とのクリアランスに変化が生じ、車室1の変形がクリアランス上許容範囲にあるかどうかを監視する必要が生ずる。この場合、特に車室1の上下の温度偏差による車室1の軸方向に従う上下の曲げ変形「キャトバック変形」が大きい要素であり、このキャトバック変形量を計測することが重要となる。
【0008】
なお、クリアランスが一定以上危険状態に近づいている場合は、車室1内部の回転部分3の回転を維持しあるいは上げて車室1内の温度のより均一化が図られ、クリアランスの減少を回避する処置がとられる。
【0009】
従来、タービンの車室1の変形量を計測するにあたっては、ガスタービンにおいても蒸気タービン等において行われると同様に、図3(a)に示すように、例えば車室1の圧縮機側ベアリング位置1a、燃焼器兼圧縮機車室位置1b、排気側ベアリング位置にそれぞれ計測器を取り付け、各位置1a、1b、1cの上下の変位量を測定し、車室1の軸方向に従うキャットバック変形量を計測することが行われている。
【0010】
従来用いられる計測器7は、その構成を図3(b)に模式的に示すように水を入れた容器8にフロート9を浮かべ、それを連通管10で水槽11に連通したものであり、予め複数の計測器7を車室1の上記測定位置1a、1b、1cに同一水準で取り付けた後、車室にキャットバック変形が生じた場合、各計測器7の容器8内の水が増減し、フロート9の上下移動量により各測定位置の相対的上下変位が測定され、これに基づき車室1のキャットバック変形量が計測されるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような従来の計測器7を用いたタービン車室のキャットバック変形量計測方法は、特に高温環境となるガスタービン車室のキャットバック変形量の計測において、以下のような問題があった。
【0012】
すなわち、フロート9の変位を非接触式変位計で検出するためフロート9の位置を非接触式変位計の測定範囲内としなければならず、容器8の高さの微調整等その初期設定を行なうことが困難であり、キャットバック変形量の計測の作業効率が著しく阻害されることがあった。
【0013】
また特に、ガスタービンに適用する場合には高温の温度環境となるため、一旦初期設定をした後も、温度環境から計測器7内の水位が蒸発等で移動をおこし測定範囲外となり、計測器7の再微調整や再初期設定を要する場合もあり、タイムリーなキャットバック変形量の計測を行なえないおそれもあった。
【0014】
本発明は、かかる従来のタービン車室のキャットバッック変形量の計測方法の問題点を解消し、タイムリーに且つ効率的にキャットバッック変形量を得ることのできる、タービン車室のキャットバッック変形量計測方法を提供することを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、その第1の手段として、タービン車室に軸方向の複数の区間を設定し、各区間の所定の状態の温度、位置、長さ、直径等形状寸法、熱膨張率を予め演算装置に設定し、前記各区間の上部と下部の温度を測定して同各区間で生ずる上部と下部の熱歪み量の差より中心軸方向の傾きを求め、各区間の前記中心軸方向の傾きを集積して各区間の位置と傾きを演算し、前記所定の状態に対する車室の変形量を求めることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法を提供するものである。
【0016】
上記第1の手段によれば、運転状態の、あるいは停止過程のガスタービン車室の変形量を実際に測定することなく、車室の各区間の測定温度と、車室の各区間について予め得ておいた所定の状態の温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値から、随時、車室のキャットバック変形量を計測することができるものとなり、予め得ておく所定の状態の温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値は一旦設定すれば、同条件において再調整の必要はなく、タービンの車室のキャットバック変形量の計測が著しく効率的となり、且つタイムリーに行える。
【0017】
(2) 第2の手段は、第1の手段のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記所定状態とは前記タービン車室の中心線が一直線となる状態であることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法である。第2の手段によれば、第1の手段の特徴に加え、所定状態が構造的に明確であり、計測にあたって所定状態での諸値の設定、演算、演算結果の利用が容易である。
【0018】
(3) 第3の手段は、第1の手段のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各一か所の車室メタル温度であることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法である。第3の手段によれば、第1の手段の特徴に加え、温度計測が容易であり、また演算も容易である。
【0019】
(4) 第4の手段は、第1の手段のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各複数箇所の車室メタル温度であり、同上下各複数箇所の車室メタル温度より各区間の上部と下部の温度の平均値をもとめることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法である。第4の手段によれば、第1の手段の特徴に加え、各区間の上下の熱歪み量算出の精度が高まり、それから得られる車室の変形量の精度も高まる。
【0020】
(5) 第5の手段は、第1の手段ないし第4の手段のいずれかのタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、得られた前記所定の状態に対する車室の変形量に基づいて前記各区間における車室内面と回転部分とのクリアランスの監視を行なうことを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法である。第5の手段によれば、第1の手段ないし第4の手段の特徴に加え、各区間における車室内面と回転部分とのクリアランスが許容範囲にあるかどうかを容易に自動的に監視することができ、ロータのタービンブレードチップと車室内面との接触を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1および図2に基づき本発明の実施の一形態に係るタービン車室のキャットバッック変形量計測方法を、ガスタービンの場合を例に説明する。
【0022】
図1は上半分を縦断面としたガスタービンの要部の側面図であり、本実施の形態のタービン車室のキャットバック変形量計測方法における温度測定位置を例示するものである。図2は、本実施の形態におけるタービン車室のキャットバッック変形量計測方法の説明図である。
【0023】
本実施の形態のタービン車室のキャットバッック変形量計測方法においては、上述のような変形量を直接計測器で測定することに代えて、タービン車室の温度から精度よくキャットバッック変形量を算出するものである。
【0024】
すなわち、図1に示すように、ガスタービンの車室1に、その構造、形状寸法、材質、負荷及び支持条件等によって軸方向に複数の区間を設定し、各区間毎に車室1の上部と下部に温度検出器20を取り付け、各区間における車室1のメタル温度を測定する。温度検出器20は熱電対等適宜のものを用いることができる。
【0025】
図1は、車室1をAからLまでの12区間に区分した例であって、A〜Lまでの区間のそれぞれの車室1上部の温度、Ta〜Tlがそれぞれの区間の車室1上部に取り付けられた温度検出器20で測定される。また、A〜Lまでの区間のそれぞれの車室1下部の温度、Ta’〜Tl’がそれぞれの区間の車室1下部に取り付けられた温度検出器20で測定される。
【0026】
車室1の所定の基準状態、例えば車室1と回転部分3とのクリアランスが所定の状態となる状態等、における温度(基準温度)Tでの各区間の位置、車室長さ、直径(形状によっては相当直径をとるものとする)等の形状寸法、クリアランス等の諸値を予め測定し適宜の演算装置に設定しておくものとする。また各区間の形状寸法、材質等から各区間の軸方向熱膨張率も得て設定しておくものとする。
【0027】
上記の所定の基準状態は前記諸値を得ておけるものであればよいが、ここでは車室1の中心線が一直線となる状態とした場合を例に説明すると、図2に示すように、基準状態、基準温度Tにおける車室1の各区間A〜Lの中心線上の長さをLa〜Llとすると、各区間の上部、下部ともに長さはLa〜Llである。
【0028】
以上において、車室1のキャットバック変形量を計測するに際しては、車室1上部の温度Ta〜Tlを測定し、測定した温度Ta〜Tlから、基準温度Tの各区間上部長さLa〜Llに対する軸方向熱歪み量δa〜δlを求める。また、車室1下部の温度Ta’〜Tl’を測定し、測定した温度Ta’〜Tl’から、基準温度Tの各区間下部長さLa〜Llに対する軸方向熱歪み量δa’〜δl’を求める。
【0029】
各区間A、B〜Lの上部と下部の温度の偏差により、各区間の上部と下部において熱歪み量は(δa−δa’)、(δb−δb’)〜(δl−δl’)の偏差を生ずることになる。
【0030】
したがって、車室1の各区間A、B〜Lにおいて、車室の中心軸方向はそれぞれdθa、dθb〜dθlずつ傾くこととなり、dθa、dθb〜dθlは、arcsin〔(δa−δa’)/Da〕、arcsin〔(δb−δb’)/Db〕〜arcsin〔(δl−δl’)/Dl〕として求まる。微小傾斜であり、近似的にはそれぞれ(δa−δa’)/Da、(δb−δb’)/Db〜(δl−δl’)/Dlとすることもできる。
【0031】
以上から、各区間の熱歪み量、中心軸方向の傾きを集積すれば、車室1のキャットバック変形量を計測しようとする状態における車室1の各区間の位置、傾きが、適宜の演算装置をもって容易に算出され、所定の基準状態に対する変形量が求まり、それから車室1のキャットバック変形量が計測できるものとなる。そして、これから各部のクリアランスの状態のチェックを容易行うことができる。
【0032】
なお、上記においては所定の基準状態を車室1の中心線が一直線となる状態である代表的なものであり、所定の基準状態が構造的に明確であり、計測に当たって所定の基準状態の諸値の設定、演算、演算結果の利用が容易である。しかし、所定の基準状態はこれに限らず、その状態の諸値を明確に得ておけるものであれば、上記のような代表的な特定の状態でなくてもキャットバック変形量を算出することができるものである。
【0033】
すなわち、本実施の形態のタービン車室のキャットバッック変形量計測方法によれば、運転状態の、あるいは停止中のガスタービン車室の変形量を実際に測定することなく、車室1の各区間A〜Lの上部と下部に取り付けてある温度検出器20の検出温度と、車室1の各区間について予め得ておいた所定の基準状態の基準温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値から、随時、所定の基準状態に対する変形量が求まり、これから車室1のキャットバック変形量を計測することができるものとなる。
【0034】
そして、予め得ておく所定の基準状態の基準温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値は一旦設定すれば、同条件において再調整の必要はなく、タービンの車室1のキャットバック変形量の計測が著しく効率的となり、且つタイムリーに行えるものとなる。
【0035】
また、上述のようにタービン車室のキャットバック変形量が計測されれば、得られた変形量に基づき各区間における車室1内面と回転部分3とのクリアランスが許容範囲にあるかどうかを自動的に監視することも容易に行うことができ、ロータのタービンブレードチップと車室内面との接触を防止できる。このため、タービンの運転管理が効率的に行えるようになる。
【0036】
以上、本発明の実施の一形態を説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内でその具体的構成に種々の変更を加えてもよいことは勿論である。
【0037】
例えば、図1および図2においては車室にA〜Lの12区間を設定したものを示したが、区間の数、区間を区分する箇所は図示のものに限られるものではなく、タービン車室の構造に合わせて適切な数、区分する箇所を設定すればよいことは勿論である。
【0038】
また、図1において車室の各区間の温度測定点を上下各一か所とし、各区間の上部と下部の温度とは各区間の上下各一か所の車室メタル温度であるとしたが、この場合は温度計測が容易であり、また演算も容易である。しかし、各区間において上下の温度を複数点計測してその平均値をもってそれぞれの区間の上下の温度とすれば、さらに正確な各区間の熱歪み量を算出でき、その結果、それから得られる車室の変形量の精度を高めることができる。また、要に応じて車室側面の温度も含め温度分布を求めてもよい。
【0039】
なお、実施の一形態としては、ガスタービンを示し説明したが、本発明方法は蒸気タービンにも同様に適用できるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上、請求項1の発明によれば、タービン車室のキャットバック変形量計測方法を、タービン車室に軸方向の複数の区間を設定し、各区間の所定の状態の温度、位置、長さ、直径等形状寸法、熱膨張率を予め演算装置に設定し、前記各区間の上部と下部の温度を測定して同各区間で生ずる上部と下部の熱歪み量の差より中心軸方向の傾きを求め、各区間の前記中心軸方向の傾きを集積して各区間の位置と傾きを演算し、前記所定の状態に対する車室の変形量を求めるように構成したので、車室の各区間の測定温度と、車室の各区間について予め得ておいた所定の状態の温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値から、随時、車室のキャットバック変形量を計測することができるものとなり、予め得ておく所定の状態の温度、形状寸法、軸方向熱膨張率等の諸値は一旦設定すれば、同条件において再調整の必要はなく、タービンの車室のキャットバック変形量の計測が著しく効率的となり、且つタイムリーに行えるものとなる。
【0041】
(2) 請求項2の発明によれば、請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記所定状態とは前記タービン車室の中心線が一直線となる状態であるように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、所定状態が構造的に明確であり、計測に当たって所定状態の諸値の設定、演算、演算結果の利用が容易となる。
【0042】
(3) 請求項3の発明によれば、請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各一か所の車室メタル温度であるように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、温度計測が容易であり、また演算も容易となる。
【0043】
(4) 請求項4の発明によれば、請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各複数箇所の車室メタル温度であり、同上下各複数箇所の車室メタル温度より各区間の上部と下部の温度の平均値をもとめるように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、各区間の上下の熱歪み量を正確に算出でき、それから得られる車室の変形量の精度を高めることができる。
【0044】
(5) 請求項5の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、得られた前記所定の状態に対する車室の変形量に基づいて前記各区間における車室内面と回転部分とのクリアランスの監視を行なうように構成したので、請求項1ないし請求項4の発明の効果に加え、各区間における車室内面と回転部分とのクリアランスが許容範囲にあるかどうかを容易に自動的に監視することができ、ロータのタービンブレードチップと車室内面との接触を防止できる。このため、タービンの運転管理が効率的に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるタービン車室のキャットバック変形量計測方法における温度測定位置を例示する図であり、上半分を縦断面としたガスタービンの要部の側面図である。
【図2】本実施の形態におけるタービン車室のキャットバッック変形量計測方法の説明図である。
【図3】従来のタービン車室のキャットバック変形量計測方法の説明図であり、(a)は上半分を縦断面としたガスタービンの要部の側面図、(b)は従来の計測器を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 車室
2 ベアリング
3 ロータ等(回転部分)
20 温度検出器
Claims (5)
- タービン車室に軸方向の複数の区間を設定し、各区間の所定状態の温度、位置、長さ、直径等形状寸法、熱膨張率を予め演算装置に設定し、前記各区間の上部と下部の温度を測定して同各区間で生ずる上部と下部の熱歪み量の差より中心軸方向の傾きを求め、各区間の前記中心軸方向の傾きを集積して各区間の位置と傾きを演算し、前記所定の状態に対する車室の変形量を求めることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法。
- 請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記所定状態とは前記タービン車室の中心線が一直線となる状態であることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法。
- 請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各一か所の車室メタル温度であることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法。
- 請求項1に記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、前記各区間の上部と下部の温度とは同各区間の上下各複数箇所の車室メタル温度であり、同上下各複数箇所の車室メタル温度より同各区間の上部と下部の温度の平均値をもとめることを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法。
- 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のタービン車室のキャットバック変形量計測方法において、得られた前記所定の状態に対する車室の変形量に基づいて前記各区間における車室内面と回転部分とのクリアランスの監視を行なうことを特徴とするタービン車室のキャットバック変形量計測方法。
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