JP3659614B2

JP3659614B2 - Software distribution management system

Info

Publication number: JP3659614B2
Application number: JP14605598A
Authority: JP
Inventors: 勉小西
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1998-05-27
Filing date: 1998-05-27
Publication date: 2005-06-15
Anticipated expiration: 2018-05-27
Also published as: JPH11338705A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保持管理するソフトウェア共有システムが分散配置されたシステムにおいて、各ソフトウェア共有環境を配布管理システムからの指示で自動的に構築することのできるソフトウェア配布管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、複数のクライアントシステムと、それらのクライアントシステムで共有するソフトウェアを保持管理するソフトウェア共有システムとを、ネットワークに接続し、上記複数のクライアントシステムでソフトウェアを共有するシステムが知られている。
【０００３】
比較的小規模な共有システムでは、システム管理者が手動でソフトウェアの共有環境を構築していた。一方、比較的大規模なシステムにおいてソフトウェアの共有環境を構築する際には、ある１つのソフトウェア共有システムに多数のクライアントから共有ソフトウェアのダウンロード要求が行なわれるなど負荷が集中することがある。そこで、ネットワーク負荷を分散するため、例えば、ソフトウェアを共有する複数のクライアントとソフトウェア共有システムとをあわせたグループをあちこちに配置するなど、ソフトウェア共有環境を分散配置するように構築する必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の方式では、システム管理者が手動でソフトウェアの共有環境を構築しなければならず、管理者のソフトウェア管理更新作業の負担が大きいという不都合があった。特に、比較的大規模なシステムでは、ソフトウェア共有システムはクライアントシステムが接続する比較的高速なネットワーク上に構築する必要があり、またネットワーク負荷分散の目的からソフトウェア共有システムを分散して配置する必要があり、分散するすべてのソフトウェア共有システムに１つ１つソフトウェア共有環境を手動で構築する必要があるため、システム管理者のソフトウェア管理更新作業の負担が非常に大きい。
【０００５】
さらに、ソフトウェア共有システム上にソフトウェアを共有できるように環境構築すると、ソフトウェア共有システムに接続するすべてのクライアントシステムでそのソフトウェアが適用されることになる。そのため、システム管理者が決めるソフトウェアの適用時期になったときに利用できるようにしたり、ソフトウェアの不具合などによりソフトウェアを前の世代に戻したり、ソフトウェアの利用者毎に適用するソフトウェアの世代を制御したり、ソフトウェアの利用状況を把握する、といった使用形態を容易に実現できない。
【０００６】
本発明は、上述の従来技術における問題点に鑑み、分散配置されている複数のソフトウェア共有環境の構築作業を軽減し、ソフトウェアの適用日時、利用時期、および利用者などに応じた柔軟な制御を実現することができるソフトウェア配布管理システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保管し、クライアントからの要求に応じて該クライアントに共有ソフトウエアの利用環境を提供するソフトウエア共有システムが、分散してネットワーク上の複数個所に存在するシステムにおいて、各ソフトウエア共有システムに共有ソフトウエアを配布するソフトウェア配布管理システムをネットワーク上に設けることとした。これにより、システム管理者によるソフトウェアの共有指示を受け付け、該共有指示に応じて、上記複数のソフトウエア共有システムに、指定された共有ソフトウェアを配布し、各ソフトウエア共有システムにおけるソフトウエア共有環境を構築させる。
【０００８】
また本発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保管し、クライアントからの要求に応じて該クライアントに共有ソフトウエアの利用環境を提供するソフトウエア共有システムが、分散してネットワーク上の複数個所に存在するシステムにおいて、各ソフトウエア共有システムに共有ソフトウエアを配布するソフトウェア配布管理システムをネットワーク上に設けるようにした。これにより、システム管理者によるソフトウェアの共有指示を受け付け、該共有指示に応じて、上記複数のソフトウエア共有システムに、指定された共有ソフトウェアを配布し、各ソフトウエア共有システムにおけるソフトウエア共有環境を構築させる。上記ソフトウエア共有システムは、上記共有ソフトウエアの配布を受けて、該共有ソフトウエアを仮想的にインストールする処理を行ない、該インストール処理の内容を解析しその解析結果を保持し、上記仮想インストールを行なったソフトウエアをインストールした状態で保管し、上記仮想インストールを行なったソフトウエアを共有化して管理する。上記クライアントシステムは、上記インストール処理解析結果に基づいて、クライアントシステムにおける共有ソフトウエアの利用環境を構築し、上記共有ソフトウエア保管部に保管されている共有ソフトウエアを共有して使用可能にする環境を提供する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【００１２】
図１は、本発明の実施の形態に係るソフトウェア配布管理システムの全体構成を示す。図１において、１００は配布管理システム、２００はソフトウェア共有システム、３００−１，３００−２はクライアントシステムを示す。配布管理システム１００としては、主に汎用コンピュータ、ＵＮＩＸサーバ、またはＰＣサーバを使用する。Ａ００は、配布管理システム１００とソフトウェア共有システム２００とを接続するＷＡＮ（Wide Area Network）またはＬＡＮ（Local Area Network）を示す。Ｂ００は、ソフトウェア共有システム２００とクライアントシステム３００とを接続するＬＡＮを示す。Ｘ００−１は配布管理システム１００で管理する共有ソフトウェアの共有状況データベースを示し、Ｘ００−２はソフトウェア共有システム２００に保管された共有するソフトウェアを示し、Ｘ００−３はソフトウェア共有システム２００とクライアントシステム３００−１，３００−２との間で共有したソフトウェアを示す。
【００１３】
ソフトウェア共有システム２００とクライアントシステム３００−１，３００−２には、ソフトウェア共有環境が構築されており、クライアントシステム３００−１，３００−２はソフトウェア共有システム２００に保管されているソフトウェアＸ００−２をダウンロードしてＸ００−３のように実行することができる。ここでは、２つのクライアントシステム３００−１，３００−２でソフトウェアを共有する例を示したが、ソフトウェア共有システム２００とＬＡＮＢ００への負荷が問題にならない程度であれば、クライアントシステムの数は任意で良い。なお、任意の１つのクライアントシステムをクライアントシステム３００と呼ぶ。
【００１４】
また、ここでは１つのソフトウェア共有システム２００のみ図示したが、ＷＡＮまたはＬＡＮＡ００には、同様のソフトウェア共有システムが複数接続されているものとする。配布管理システム１００は、そのような複数のソフトウェア共有環境を簡単に構築できるようにソフトウェアの配布管理を行なう。また、配布管理システム１００は、ソフトウェア共有環境を構築するにあたって、ソフトウェアを共有する際にソフトウェアの利用者や適用時期などに応じた各種の制御ができるようにする。さらに、配布管理システム１００は、太い矢印で示すように、ソフトウェア共有システム２００からソフトウェアの共有状況を受信し、共有状況データベースＸ００−１に保存して管理する。必要に応じて共有状況をディスプレイ表示することもできる。
【００１５】
図２は、図１の配布管理システム１００の内部構成を示す。配布管理システム１００は、配布指示部１０１、ソフトウェア管理部１０２、制御部１０３、共有ソフトウェア情報管理部１０４、データ送信部１０５、ソフトウェア保管部１０６、および共有ソフトウェア情報保管部１０７を備えている。
【００１６】
配布指示部１０１は、システム管理者からの指示を受けて配布指示内容を各部に伝達する。ソフトウェア管理部１０２は、配布するソフトウェアを管理する。制御部１０３は、システム管理者からの配布指示内容を受けて、ソフトウェアを新たに配布するか、または既にソフトウェア共有システム２００に保管されているソフトウェアを共有するように共有指示するか、などの制御を実施する。共有ソフトウェア情報管理部１０４は、ソフトウェア共有システム２００のソフトウェアの共有状況を管理する。データ送信部１０５は、ソフトウェアの配布指示や共有指示、および配布するソフトウェアをソフトウェア共有システム２００に伝送する。ソフトウェア保管部１０６は、配布するソフトウェアを保管する。共有ソフトウェア情報保管部１０７は、ソフトウェア共有システム２００から伝達されたソフトウェアの共有状況に関する情報を保管する。なお、図示しないが、配布管理システム１００は、ソフトウエア共有システム２００から共有状況を受信するための受信部を備えている。
【００１７】
図３は、図１のソフトウェア共有システム２００の内部構成を示す。ソフトウェア共有システム２００は、データ受信部２０１、ソフトウェア保管部２０２、インストール処理解析部２０３、共有ソフトウェア管理部２０４、データ送信部２０５、共有ソフトウェア保管部２０６、および制御部２０７を備えている。
【００１８】
データ受信部２０１は、配布管理システム１００からのソフトウェアを含めた伝達情報を受信する。ソフトウェア保管部２０２は、配布管理システム１００から配布されたソフトウェアおよび該ソフトウエアに関連する情報を保管する。インストール処理解析部２０３は、ソフトウェアの仮想インストールを実行し、インストール処理内容を解析し、その解析結果を保持する。共有ソフトウェア管理部２０６は、仮想インストールしたソフトウェアを共有化して管理する。
【００１９】
配布管理システム１００から配布されソフトウェア保管部２０２に保管されたソフトウェアは、そのままでは、クライアントに送って実行できる形式ではない。それが動作するクライアントに当該ソフトウェアをインストールして、始めて当該クライアントで実行可能になる。しかし、一般にインストールには時間がかかるため、クライアントからソフトウェアの実行要求が来る度に当該クライアントにソフトウェアをインストールする訳にはいかない。そこで、本実施の形態では、配布管理システム１００から配布されソフトウェア保管部２０２に保管されたソフトウェアを、インストール処理解析部２０３により共有ソフトウエア保管部２０６上に仮想的にインストールする。共有ソフトウェア保管部２０６は、共有するソフトウェアをインストールした状態で保管するとともに、インストール処理の解析結果を保管する。
【００２０】
データ送信部２０５は、クライアントシステム３００にソフトウェアを含めた伝達情報を送信する。制御部２０７は、配布管理システム１００からの伝達情報を元に上記各部を制御する。
【００２１】
図４は、図１のクライアントシステム３００の内部構成を示す。クライアントシステム３００は、データ送信部３０１、ソフトウェア動作環境構築部３０２、ソフトウェア共有部３０３、ソフトウェア利用状況監視部３０４、データ受信部３０５、および制御部３０６を備えている。
【００２２】
データ受信部３０５は、ソフトウェア共有システム２００からの伝達情報を受信する。ソフトウェア動作環境構築部３０２は、インストール処理解析情報を元にソフトウェアの利用環境を構築する。ソフトウェア共有部３０３は、ソフトウェア共有システム２００と協調してソフトウェア共有システム２００にあるソフトウェアを共有できるようにする。ソフトウェア利用状況監視部３０４は、ソフトウェアの利用者および利用状況を監視する。データ送信部３０１は、ソフトウェア共有システム２００に、ソフトウェアの利用状況や障害情報といった情報を転送する。制御部３０６は、ソフトウェア共有システム２００からの伝達情報を元に上記各部を制御する。
【００２３】
図５は、本システムの分散共有ソフトウェア管理方式の概要を示す全体図である。本システムでは、システム管理者のソフトウェア共有指示に基づいて、主に配布管理システム１００とソフトウェア共有システム２００とが連動して、ソフトウェア共有環境構築準備を実施する。まず、ソフトウェア共有システム２００は、システム管理者からのソフトウェア共有指示の内容に基づいて、ソフトウェアをどのクライアントシステム３００で共有するか、そのソフトウェアの利用を許可する利用者は誰か、そのソフトウェアはいつ適用できるか、適用可能なそのソフトウエアの世代（バージョン）は何か、などについて制御部２０３により制御する。また、ソフトウェア共有システム２００は、ソフトウェアの共有指示のあったクライアントシステム３００に対してソフトウェア共有指示を送信し、それを受けたクライアントシステム３００ではソフトウェア共有準備を実施する。
【００２４】
ソフトウェア共有準備とは、当該クライアント３００において共有ソフトウエアを実行するための準備の処理であり、例えば、当該ソフトウエアを起動するためのアイコンをデスクトップに作成したり、必要な設定情報を設定するなどの処理である。
【００２５】
ソフトウェア共有準備完了後、クライアントシステム３００では当該ソフトウェアを利用することができるようになる。すなわち、利用者が当該ソフトウエアの利用開始を指示すると、クライアントシステム３００は、ソフトウェア共有要求をソフトウェア共有システム２００に送信する。それを受けたソフトウェア共有システム２００は、保管してある当該ソフトウエアのプログラムそのものや該ソフトウエアを実行するために必要な各種の情報をクライアントシステム３００に送信する。これにより、利用者は、クライアントシステム３００で当該ソフトウエアを実行することができるようになる。
【００２６】
さらに、ソフトウェア共有システム２００は、配布管理システム１００にソフトウェア共有状況情報を送信する。また、クライアントシステム３００で利用者が当該ソフトウェアを終了させたときには、クライアントシステム３００からソフトウェア共有システム２００にソフトウェア共有解除要求をし、これを受けたソフトウェア共有システム２００は、ソフトウェアの共有状態が解除されたことを配布管理システム１００に送信する。これにより、配布管理システム１００においてシステム管理者がソフトウェアの共有状況を管理できる。
【００２７】
次に、上述した本実施の形態のシステムの動作を詳細に説明する。
【００２８】
図７は、配布管理システム１００の配布指示部１０１の処理概要を示すフローチャートである。配布指示部１０１では、配布指示用ＧＵＩ（グラフィカル・ユーザ・インターフェース）またはコマンド入力により、システム管理者から下記の▲１▼から▲４▼のような項目の入力を受け付ける。
▲１▼共有するソフトウェアの名称と世代（バージョン）
▲２▼共有するソフトウェアを利用する端末（クライアント）のあて先（アドレス）▲３▼共有するソフトウェアの利用者を表す識別子（利用者ＩＤ）
▲４▼共有するソフトウェアの適用日時（期限）
【００２９】
上記項目の入力を受け付けると、配布指示部１０１は、ステップ７０１で、共有するソフトウエアを利用する端末あて先から、当該ソフトウェアを配布すべきソフトウエア共有システム２００のあて先を、決定する。配布管理システム１００は、どの端末（クライアント）３００がどのソフトウェア共有システム２００に接続されているかについての情報を保持しているので、端末あて先から配布すべきソフトウエア共有システム２００のあて先が分かる。
【００３０】
次に、ステップ７０２で、システム管理者の指示にしたがい、ソフトウエア共有システム２００に転送する配布指示を作成する。配布指示は、システム管理者が入力した上記▲１▼〜▲４▼の情報や、ソフトウエアを転送するソフトウエア共有システム２００を示す情報などを含む。ステップ７０３では、ステップ７０１で決定したあて先のソフトウエア共有システム２００に、ステップ７０２で作成した配布指示を転送するよう、ソフトウエア管理部１０２に指示する。ステップ７０４で、ソフトウエアを転送すべきすべてのソフトウエア共有システム２００に関してソフトウエアの配布指示が完了したか否かを判別し、未だすべてのソフトウエア共有システム２００の配布指示が完了していないときは、ステップ７０１に戻って次のソフトウエア共有システム２００に関する配布指示の処理を続ける。すべてのソフトウエア共有システム２００に関して配布指示が完了したときは、処理を終了する。
【００３１】
図８は、配布管理システム１００のソフトウエア管理部１０２の処理概要を示すフローチャートである。ソフトウエア管理部１０２は、図７のステップ７０３で発行された配布指示を受けて、下記の処理を行なう。まず、ステップ８０１で、配布を指示されたソフトウエアがソフトウエア保管部１０６にあるか否かを判定する。指示されたソフトウエアがあったら、ステップ８０２で、配布指示で指定されたソフトウエア共有システム２００に、配布を指示されたソフトウエアを転送するよう、データ送信部１０５に指示して、処理を終了する。データ送信部１０５は、この配布指示に基づいて、指示されたソフトウエアおよび配布指示に含まれる各種の情報をソフトウエア共有システム２００に送信する。
【００３２】
ステップ８０１でソフトウエアが無かったときは、ステップ８０３で、配布指示部１０１に、指示されたソフトウエアが無い旨を通知する。ソフトウエアが無い旨の通知を受けた配布指示部１０１は、その旨をディスプレイ表示などでシステム管理者に知らせる。
【００３３】
配布管理システム１００のデータ送信部１０５により送信されたソフトウエアは、ソフトウエア共有システム２００のデータ受信部２０１で受信され、ソフトウエア保管部２０２に保管される。制御部２０７は、インストール処理解析部２０３による仮想インストールを実行する。なお、図７および図８では、配布を指示されたソフトウエアをソフトウエア共有システム２００に送信する場合を示したが、当該ソフトウエアが既にソフトウェア共有システム２００のソフトウェア保管部２０２に保管されている場合は、配布指示に含まれる各種の情報のみがソフトウエア共有システム２００に送信される。これは、例えば、あるクライアントに対して既に共有環境が構築されているソフトウエアに対して、追加で別のクライアントについても共有できるように設定する場合などである。
【００３４】
図９に、ソフトウエア共有システム２００のインストール処理解析部２０３による仮想インストール（インストール処理解析）の処理手順を示す。まず、ステップ９０１で、ソフトウェア保管部２０２から、共有するソフトウエアを取り出す。次に、ステップ９０２で、ソフトウエア共有システム２００の共通ファイルおよび設定環境を待避する。これは、共有するソフトウエアの仮想インストールによりソフトウエア共有システム２００の各種の環境がどのように変更されるかを検出し、さらに仮想インストールにより変更された環境を元に戻すために、仮想インストール前の環境を待避しておくものである。環境を待避したら、ステップ９０９でインストール先を共有ソフトウエア保管部２０６にして、ステップ９０３でインストール処理を実行する。
【００３５】
次に、ステップ９０４で、ファイルシステム監視を行なう。これは、ステップ９１０に示すように、当該ソフトウエアに固有のファイルのインストール処理を解析する処理であり、具体的には、当該ソフトウエアに固有のどのようなファイルがどこにインストールされるかなどを検出するものである。また、ステップ９０５で、待避してある共通ファイル環境と現在（インストール後）の共通ファイル環境とを比較し、ステップ９１１で、共通ファイルのインストール処理を解析する。これは、どのような共通ファイルがどのように更新されあるいは追加されたかなどを検出するものである。
【００３６】
次に、ステップ９０６で、待避した設定環境と現在（インストール後）の設定環境とを比較し、ステップ９１２で、インストールに係る設定処理を解析する。また、ステップ９０７で、デスクトップ監視を行ない、ステップ９１３で、デスクトップへの更新処理の解析を行なう。これにより、仮想インストールによってデスクトップがどのように変更されたかなどを検出する。その後、ステップ９０８で、インストール処理の解析結果を保持して、処理を終了する。インストール処理の解析結果は、ステップ９１４で、ステップ９１０〜９１３の解析結果をまとめることで得ることができる。なお、インストール処理の解析結果を保持した後、ステップ９０２で待避してあった共通ファイルおよび設定環境を元に戻し、仮想インストールにより変更された環境を仮想インストール前の状態に戻す。
【００３７】
図６に、図９に示した仮想インストールによるインストール処理解析結果の保持例を示す。「設定情報」には、仮想インストールした共有ソフトウェアの名称と、そのソフトウエアの設定情報の格納場所と、その格納場所の詳細が保持される。「インストールファイル情報」には、共有ソフトウエア名称と、そのソフトウエアに固有のファイルの格納場所と、共通ファイル（別のソフトウエアからも共通に使用されるファイル）の名称と、共通ファイルのバージョンと、共通ファイルの格納場所が保持される。「デスクトップ情報」には、共有ソフトウエア名称と、その共有ソフトウエアを示すアイコンが含まれるアイコングループ名と、共有ソフトウエアのアイコン名と、アイコン作成対象ファイル名と、アイコン作成対象ファイル格納場所と、アイコン作成対象ファイル実行環境が保持される。
【００３８】
図９の処理により、図６に示すような処理解析結果が生成され、この処理解析結果は、共有ソフトウエア保管部２０６に保管される。また、インストール処理により共有ソフトウエア保管部２０６に展開されたプログラムそのものもそのまま保管される。
【００３９】
図９の処理の後、ソフトウエア共有システム２００は、ソフトウエアを共有するすべてのクライアントシステム３００に対して、インストール処理解析結果情報を付したソフトウエア共有準備処理要求を発行する。要求を受けたクライアントシステム３００は、制御部３０６の制御の元で、ソフトウエア共有準備の処理を実行する。
【００４０】
図１１は、クライアントシステム３００のソフトウエア動作環境構築部３０２によるソフトウエア共有準備の処理概要を示す。制御部３０６からソフトウエア共有準備の指示（具体的には、ソフトウエア動作環境構築指示およびインストール解析結果情報）を受信したとき、図１１の処理が開始する。まず、ステップ１１０１で、インストール処理解析結果情報より設定情報の作成および設定を行なう。次に、ステップ１１０２で、インストール処理解析結果情報よりデスクトップ環境を作成を行ない、処理を終了する。
【００４１】
図１１の処理により、図６に示した情報に基づいてクライアントシステム３００上に、指定された共有ソフトウエアを実行するための環境が構築される。具体的には、クライアントシステム３００において、当該ソフトウエアを実行するために必要な設定情報が設定され、当該ソフトウエアの固有ファイルや共通ファイルの格納場所が決定され、デスクトップ上に当該ソフトウエアを起動するためのアイコンを生成する、などの処理である。
【００４２】
一方、ソフトウエア共有システム２００では、上述した仮想インストール処理により共有ソフトウエアが共有ソフトウエア保管部２０６に保管されると、制御部２０６から共有ソフトウエア管理部２０４にその旨の通知がなされる。その通知により、図１０に示す共有ソフトウエア管理部２０４の処理が開始する。
【００４３】
ステップ１００１では、共有可能クライアントシステム情報を保持する。これは、ソフトウエア共有システム２００で受信した配布指示から、当該ソフトウエアを共有することを許可するクライアントを特定する情報を取り出して保管する処理である。ステップ１００２では、共有対象のソフトウエアと保管場所の対応表を作成し保管する。ステップ１００３では、クライアントシステム３００からの共有要求を待つ。共有要求とは、共有ソフトウエアの使用要求である。
【００４４】
以上説明した図７〜図９、図１１、および図１０のステップ１００１〜１００３の処理により、クライアントシステム３００で当該共有ソフトウエアを使用することができるようになる。当該共有ソフトウエアを使用したいとき、ユーザは、クライアントシステム３００において当該共有ソフトウエアを示すアイコンを開く操作を行なうことなどにより共有ソフトウエアの起動要求を発行する。その起動要求に応じて、ステップ１００４で、制御部２０６からクライアントシステム３００からの共有連絡の通知がなされる。その共有連絡には、クライアントシステム３００を特定する情報と、その共有要求を発行したユーザを特定する情報を付してある。
【００４５】
その共有連絡を受けた共有ソフトウエア管理部２０４は、ステップ１００５で、共有要求を発行したクライアントシステム３００が共有を許可されているクライアントであるか否かを判定する。そうであるときは、ステップ１００６で、共有要求を発行したユーザが共有を許可されているユーザであるか否かを判定する。そうであるときは、ステップ１００７で、現在時がその共有ソフトウエアを使用するのに許可された時間（期限）であるか否かを判定する。ステップ１００５〜１００７の判定で共有を拒否すべきときは、ステップ１０１０で制御部２０７に共有拒否通知を発行する。共有拒否通知を受けた制御部２０７は、当該クライアントシステム３００に共有拒否を伝える。
【００４６】
ステップ１００５〜１００７の条件を満足する場合は、ステップ１００８でソフトウエア共有化を行ない、ステップ１００９で共有化情報をクライアントシステム３００に転送するため制御部２０６に共有化情報を通知して、処理を終了する。これにより、クライアントシステム３００から共有ソフトウエア保管部２０６に保管されている共有ソフトウエアのプログラムにアクセスすることができるようになり、クライアントで当該ソフトウエアが使用できるようになる。
【００４７】
図１３は、上記ステップ１００８，１００９でソフトウエア共有システム２００から送られてくるソフトウエア共有化の指示を受けたクライアントシステム３００の制御部３０６の処理手順を示す。ソフトウエア共有システム２００からソフトウエア共有指示が送られたとき、まずステップ１３０１で、前回受けたソフトウエア共有指示および今回受けたソフトウエア共有指示を読み込む。次に、ステップ１３０２で、ソフトウエア利用者識別子要求があるか否か判定する。あれば、ステップ１３０３でソフトウエア利用者識別子をソフトウエア共有システム２００に転送する。ステップ１３０４では、ソフトウエア共有システム２００にソフトウエア共有情報を要求する。このソフトウエア共有情報は、図１０のステップ１００９で送信される共有化情報である。ステップ１３０５で、ソフトウエア共有情報を受け取ったか否か判定し、受け取っていたら、ステップ１３０６でソフトウエア共有部３０３に対してソフトウエアの共有情報を通知し、共有を指示して処理を終了する。
【００４８】
図１２は、上記ステップ１３０６の処理、すなわちクライアントシステム３００のソフトウエア共有部３０３の処理手順を示す。ステップ１２０１で、ソフトウエア共有システム２００との間でファイル共有機能を利用してソフトウエアの共有環境を構築し、処理を終了する。これにより、ソフトウエア共有システム２００の共有ソフトウエア保管部２０６に保管されているプログラムその他のファイルにクライアントシステム３００からアクセスすることが可能になり、以後は当該プログラムが実行される。
【００４９】
図１４は、クライアントシステム３００のソフトウエア利用状況監視部３０４の処理手順を示す。ソフトウエア共有システム２００からソフトウエア共有指示またはシステム起動が送られたとき、図１４の処理を開始する。まずステップ１４０１で、共有開始日時を保持する。次に、ステップ１４０２で共有ソフトウエアプロセスの終了を監視し、ステップ１４０３で共有ソフトウエアが停止したか否か判定する。停止していないときは、ステップ１４０２に戻って監視を続ける。ステップ１４０３で共有ソフトウエアの停止が検出されたときには、ステップ１４０４で共有終了日時を保持し、ステップ１４０５で共有時間情報をソフトウエア共有システム２００に転送するためデータ送信部３０１に通知して処理を終了する。
【００５０】
ソフトウエア共有システム２００は、上記のようにクライアントシステムから送られてくる共有状況に係る情報を配布管理システム１００に転送し、配布管理システム１００は、その共有状況に係る情報を共有状況データベースに保管し、必要に応じて共有状況をシステム管理者が参照できるようになっている。
【００５１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大規模システムにおいて配布管理システムでのシステム管理者の指示により、分散配置されているソフトウェアを利用するためのソフトウェア共有環境を自動的に構築できることから、システム管理者のソフトウェア共有環境構築作業を軽減することができる。また、配布管理システムで共有するソフトウェアの適用日時、利用者などを指示することでソフトウェアの利用時期や利用者などを制御することができ、その制御時の蓄積情報からソフトウェアの利用状況を管理することができる。また、現在利用しているソフトウェアの不具合などから前の世代のソフトウェアを利用できるようにするといった共有しているソフトウェアの世代の管理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態のシステム構成例を示す図
【図２】本発明の実施の形態の配布管理システムの構成図
【図３】本発明の実施の形態のソフトウェア共有システムの構成図
【図４】本発明の実施の形態のクライントシステムの構成図
【図５】本発明の実施の形態の分散共有ソフトウェア管理方式の概要を示す図
【図６】仮想インストールによるインストール処理解析結果例を示す図
【図７】配布管理システムの配布指示部の処理概要を示すフローチャート図
【図８】配布管理システムのソフトウエア管理部の処理概要を示すフローチャート図
【図９】ソフトウエア共有システムのインストール処理解析部の処理概要を示すフローチャート図
【図１０】ソフトウエア共有システムの共有ソフトウエア管理部の処理概要を示すフローチャート図
【図１１】クライアントシステムのソフトウエア動作環境構築部の処理概要を示すフローチャート図
【図１２】クライアントシステムのソフトウエア共有部の処理概要を示すフローチャート図
【図１３】クライアントシステムの制御部の処理概要を示すフローチャート図
【図１４】クライアントシステムのソフトウエア利用状況監視部の処理概要を示すフローチャート図
【符号の説明】
１００…配布管理システム、１０１…配布指示部、１０２…ソフトウエア管理部、１０３…制御部、１０４…共有ソフトウエア情報管理部、１０５…データ送信部、１０６…ソフトウエア保管部、１０７…共有ソフトウエア情報保管部、２００…ソフトウェア共有システム、２０１…データ受信部、２０２…ソフトウェア保管部、２０３…インストール処理解析部、２０４…共有ソフトウェア管理部、２０５…データ送信部、２０６…共有ソフトウェア保管部、２０７…制御部、３００…クライアントシステム、３０１…データ送信部、３０２…ソフトウェア動作環境、３０３…ソフトウェア共有部、３０４…ソフトウェア利用状況監視部、３０５…データ受信部、３０６…制御部、Ａ００…配布管理システム１００とソフトウェア共有システム２００間を繋ぐネットワーク、Ｂ００…ソフトウェア共有システム２００とクライアントシステム間を繋ぐネットワーク、Ｘ００…ソフトウェア。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a software distribution management system capable of automatically constructing each software sharing environment in response to an instruction from the distribution management system in a system in which software sharing systems that hold and manage software shared by a plurality of clients are distributed.ToRelated.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a system is known in which a plurality of client systems and a software sharing system that holds and manages software shared by these client systems are connected to a network and the software is shared by the plurality of client systems.
[0003]
In a relatively small shared system, the system administrator manually constructs a software sharing environment. On the other hand, when a software sharing environment is constructed in a relatively large system, a load may be concentrated on a certain software sharing system, such as requests for downloading shared software from a large number of clients. Therefore, in order to distribute the network load, for example, it is necessary to construct a software sharing environment to be distributed and arranged, for example, by arranging a group including a plurality of clients sharing software and a software sharing system.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional method as described above, the system administrator has to manually construct a software sharing environment, and there is a disadvantage that the burden of software management update work for the administrator is large. In particular, in a relatively large system, the software sharing system needs to be constructed on a relatively high-speed network to which the client system is connected, and the software sharing system needs to be distributed and arranged for the purpose of network load distribution. In addition, since it is necessary to manually construct a software sharing environment for every distributed software sharing system, the burden of software management update work on the system administrator is very large.
[0005]
Furthermore, when an environment is constructed so that software can be shared on the software sharing system, the software is applied to all client systems connected to the software sharing system. Therefore, it can be used when the software application time determined by the system administrator is reached, the software is returned to the previous generation due to a software defect, etc., or the software generation applied to each software user is controlled. Or a usage pattern such as grasping the usage status of software cannot be realized easily.
[0006]
In view of the above-described problems in the prior art, the present invention reduces the construction work of a plurality of software sharing environments that are distributed and provides flexible control according to the application date and time of use, the time of use, and the user. Software distribution management system that can be realizedTheThe purpose is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above objective,BookAccording to the present invention, software sharing systems that store software shared by a plurality of clients and provide a shared software usage environment to the clients in response to requests from the clients are distributed at a plurality of locations on the network. Software distribution management system that distributes shared software to each software sharing systemWas established on the network. ThisReceives software sharing instructions from system administratorsTheIn response to the sharing instruction, the designated shared software is distributed to the plurality of software sharing systems, and a software sharing environment in each software sharing system is constructed.The
[0008]
Also bookAccording to the present invention, software sharing systems that store software shared by a plurality of clients and provide a shared software usage environment to the clients in response to requests from the clients are distributed at a plurality of locations on the network. Software distribution management system that distributes shared software to each software sharing systemOn the network. ThisReceives software sharing instructions from system administratorsTheIn response to the sharing instruction, the designated shared software is distributed to the plurality of software sharing systems, and a software sharing environment in each software sharing system is constructed..Upon receiving the distribution of the shared software, the software sharing system performs a process of virtually installing the shared software, analyzes the contents of the installation process, and holds the analysis resultShi, Keep the installed software with the above virtual installationShi, Share and manage the software with the virtual installation.The client system builds a shared software usage environment in the client system based on the analysis result of the installation process.ShiProvide an environment for sharing and using the shared software stored in the shared software storage unitThe
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows the overall configuration of a software distribution management system according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, reference numeral 100 denotes a distribution management system, 200 denotes a software sharing system, and 300-1 and 300-2 denote client systems. As the distribution management system 100, a general-purpose computer, a UNIX server, or a PC server is mainly used. A 00 indicates a WAN (Wide Area Network) or a LAN (Local Area Network) that connects the distribution management system 100 and the software sharing system 200. B00 indicates a LAN connecting the software sharing system 200 and the client system 300. X00-1 represents a sharing status database of shared software managed by the distribution management system 100, X00-2 represents shared software stored in the software sharing system 200, and X00-3 represents the software sharing system 200 and the client system 300 -1 shows software shared between 1 and 300-2.
[0013]
A software sharing environment is constructed in the software sharing system 200 and the client systems 300-1 and 300-2, and the client systems 300-1 and 300-2 receive the software X00-2 stored in the software sharing system 200. It can be downloaded and executed like X00-3. Here, an example is shown in which software is shared between the two client systems 300-1 and 300-2. However, the number of client systems is arbitrary as long as the load on the software sharing system 200 and the LAN B00 is not a problem. Good. Any one client system is referred to as a client system 300.
[0014]
Although only one software sharing system 200 is shown here, it is assumed that a plurality of similar software sharing systems are connected to WAN or LAN A00. The distribution management system 100 manages software distribution so that a plurality of software sharing environments can be easily constructed. In addition, the distribution management system 100 enables various controls in accordance with the user of the software and the application time when the software is shared when the software sharing environment is constructed. Further, the distribution management system 100 receives the software sharing status from the software sharing system 200 as shown by a thick arrow, and stores and manages it in the sharing status database X00-1. If necessary, the sharing status can be displayed on the display.
[0015]
FIG. 2 shows the internal configuration of the distribution management system 100 of FIG. The distribution management system 100 includes a distribution instruction unit 101, a software management unit 102, a control unit 103, a shared software information management unit 104, a data transmission unit 105, a software storage unit 106, and a shared software information storage unit 107.
[0016]
In response to an instruction from the system administrator, the distribution instruction unit 101 transmits the contents of the distribution instruction to each unit. The software management unit 102 manages software to be distributed. In response to the distribution instruction content from the system administrator, the control unit 103 controls whether to newly distribute software or to instruct to share software already stored in the software sharing system 200. To implement. The shared software information management unit 104 manages the software sharing status of the software sharing system 200. The data transmission unit 105 transmits a software distribution instruction and a sharing instruction and software to be distributed to the software sharing system 200. The software storage unit 106 stores software to be distributed. The shared software information storage unit 107 stores information related to the software sharing status transmitted from the software sharing system 200. Although not shown, the distribution management system 100 includes a receiving unit for receiving the sharing status from the software sharing system 200.
[0017]
FIG. 3 shows an internal configuration of the software sharing system 200 of FIG. The software sharing system 200 includes a data receiving unit 201, a software storage unit 202, an installation processing analysis unit 203, a shared software management unit 204, a data transmission unit 205, a shared software storage unit 206, and a control unit 207.
[0018]
The data receiving unit 201 receives transmission information including software from the distribution management system 100. The software storage unit 202 stores software distributed from the distribution management system 100 and information related to the software. The installation process analysis unit 203 performs virtual installation of software, analyzes the contents of the installation process, and holds the analysis result. The shared software management unit 206 shares and manages virtually installed software.
[0019]
The software distributed from the distribution management system 100 and stored in the software storage unit 202 is not in a format that can be sent to the client and executed as it is. Only when the software is installed on the client on which it operates, can it be executed on the client. However, since installation generally takes time, the software cannot be installed on the client every time a request for execution of the software is received from the client. Therefore, in this embodiment, the software distributed from the distribution management system 100 and stored in the software storage unit 202 is virtually installed on the shared software storage unit 206 by the installation processing analysis unit 203. The shared software storage unit 206 stores the shared software in an installed state, and stores the analysis result of the installation process.
[0020]
The data transmission unit 205 transmits transmission information including software to the client system 300. The control unit 207 controls each of the above units based on the transmission information from the distribution management system 100.
[0021]
FIG. 4 shows an internal configuration of the client system 300 of FIG. The client system 300 includes a data transmission unit 301, a software operating environment construction unit 302, a software sharing unit 303, a software usage status monitoring unit 304, a data reception unit 305, and a control unit 306.
[0022]
The data receiving unit 305 receives transmission information from the software sharing system 200. The software operating environment construction unit 302 constructs a software usage environment based on the installation processing analysis information. The software sharing unit 303 enables software in the software sharing system 200 to be shared in cooperation with the software sharing system 200. The software usage status monitoring unit 304 monitors software users and usage status. The data transmission unit 301 transfers information such as software usage status and failure information to the software sharing system 200. The control unit 306 controls each of the above units based on transmission information from the software sharing system 200.
[0023]
FIG. 5 is an overall view showing an overview of the distributed shared software management method of this system. In this system, based on the software sharing instruction of the system administrator, the distribution management system 100 and the software sharing system 200 mainly work together to prepare for software sharing environment construction. First, the software sharing system 200 is based on the contents of the software sharing instruction from the system administrator, to which client system 300 the software is shared, who is allowed to use the software, and when the software is applied The control unit 203 controls whether the software generation is applicable or not. In addition, the software sharing system 200 transmits a software sharing instruction to the client system 300 that has received the software sharing instruction, and the client system 300 that has received the software sharing instruction performs software sharing preparation.
[0024]
The software sharing preparation is preparation processing for executing the shared software in the client 300. For example, an icon for starting the software is created on the desktop, or necessary setting information is set. It is processing of.
[0025]
After completing the software sharing preparation, the client system 300 can use the software. That is, when the user instructs to start using the software, the client system 300 transmits a software sharing request to the software sharing system 200. Upon receiving the request, the software sharing system 200 transmits the stored software program itself and various types of information necessary for executing the software to the client system 300. As a result, the user can execute the software on the client system 300.
[0026]
Furthermore, the software sharing system 200 transmits software sharing status information to the distribution management system 100. When the user ends the software in the client system 300, the client sharing request is sent from the client system 300 to the software sharing system 200, and the software sharing system 200 receiving the request releases the software sharing state. Is transmitted to the distribution management system 100. Thus, the system administrator can manage the software sharing status in the distribution management system 100.
[0027]
Next, the operation of the system according to this embodiment will be described in detail.
[0028]
FIG. 7 is a flowchart showing an outline of processing of the distribution instruction unit 101 of the distribution management system 100. The distribution instruction unit 101 accepts input of items such as the following items (1) to (4) from the system administrator by a distribution instruction GUI (graphical user interface) or command input.
(1) Name and generation (version) of shared software
(2) Destination (address) of the terminal (client) that uses the shared software (3) Identifier indicating the user of the shared software (user ID)
(4) Application date and time (expiration date) of shared software
[0029]
When receiving the input of the above items, the distribution instructing unit 101 determines the destination of the software sharing system 200 to which the software is to be distributed from the terminal destination that uses the shared software in step 701. Since the distribution management system 100 holds information about which terminal (client) 300 is connected to which software sharing system 200, the destination of the software sharing system 200 to be distributed from the terminal destination can be known.
[0030]
Next, in step 702, a distribution instruction to be transferred to the software sharing system 200 is created in accordance with the instruction from the system administrator. The distribution instruction includes information (1) to (4) input by the system administrator, information indicating the software sharing system 200 to which the software is transferred, and the like. In step 703, the software management unit 102 is instructed to transfer the distribution instruction created in step 702 to the destination software sharing system 200 determined in step 701. In step 704, it is determined whether or not the software distribution instruction has been completed for all the software sharing systems 200 to which the software is to be transferred, and the distribution instructions for all the software sharing systems 200 have not been completed yet. Return to step 701 and continue the processing of the distribution instruction relating to the next software sharing system 200. When the distribution instruction is completed for all the software sharing systems 200, the process is terminated.
[0031]
FIG. 8 is a flowchart showing an outline of processing of the software management unit 102 of the distribution management system 100. In response to the distribution instruction issued at step 703 in FIG. 7, the software management unit 102 performs the following processing. First, in step 801, it is determined whether or not software for which distribution is instructed exists in the software storage unit 106. If there is the instructed software, in step 802, the data transmitting unit 105 is instructed to transfer the instructed software to the software sharing system 200 specified in the distribution instruction, and the process is terminated. To do. Based on this distribution instruction, the data transmission unit 105 transmits the instructed software and various types of information included in the distribution instruction to the software sharing system 200.
[0032]
If there is no software in step 801, in step 803, the distribution instructing unit 101 is notified that there is no instructed software. Receiving the notification that there is no software, the distribution instructing unit 101 notifies the system administrator to that effect by a display display or the like.
[0033]
The software transmitted by the data transmission unit 105 of the distribution management system 100 is received by the data reception unit 201 of the software sharing system 200 and stored in the software storage unit 202. The control unit 207 performs virtual installation by the installation processing analysis unit 203. 7 and 8 show the case where the software for which distribution is instructed is transmitted to the software sharing system 200, the software is already stored in the software storage unit 202 of the software sharing system 200. In this case, only various types of information included in the distribution instruction are transmitted to the software sharing system 200. This is the case, for example, when software that has already been shared with a certain client is set so that it can be shared with another client.
[0034]
FIG. 9 shows a processing procedure of virtual installation (installation processing analysis) by the installation processing analysis unit 203 of the software sharing system 200. First, in step 901, shared software is extracted from the software storage unit 202. Next, in step 902, the common file and setting environment of the software sharing system 200 are saved. This is to detect how various environments of the software sharing system 200 are changed by the virtual installation of the shared software, and to restore the environment changed by the virtual installation before the virtual installation. To save the environment. If the environment is saved, the installation destination is set to the shared software storage unit 206 in step 909, and the installation process is executed in step 903.
[0035]
Next, in step 904, file system monitoring is performed. As shown in step 910, this is a process of analyzing the installation process of a file specific to the software. Specifically, what file specific to the software is installed and where is installed. It is to detect. In step 905, the saved common file environment is compared with the current (after installation) common file environment, and in step 911, the common file installation process is analyzed. This is to detect what common file is updated or added.
[0036]
Next, in step 906, the saved setting environment is compared with the current setting environment (after installation), and in step 912, setting processing related to installation is analyzed. In step 907, desktop monitoring is performed. In step 913, desktop update processing is analyzed. Thereby, it is detected how the desktop is changed by the virtual installation. Thereafter, in step 908, the analysis result of the installation process is held, and the process ends. The analysis result of the installation process can be obtained by collecting the analysis results of steps 910 to 913 in step 914. After holding the analysis result of the installation process, the common file and setting environment saved in step 902 are restored, and the environment changed by the virtual installation is restored to the state before the virtual installation.
[0037]
FIG. 6 shows an example of holding the installation processing analysis result by the virtual installation shown in FIG. The “setting information” holds the name of the shared software that is virtually installed, the storage location of the setting information of the software, and details of the storage location. “Installed file information” includes the name of the shared software, the storage location of the file unique to that software, the name of the common file (a file used in common by other software), and the version of the common file. The common file storage location is retained. “Desktop information” includes a shared software name, an icon group name including an icon indicating the shared software, an icon name of the shared software, an icon creation target file name, an icon creation target file storage location, The icon execution target file execution environment is maintained.
[0038]
9 generates a process analysis result as shown in FIG. 6, and the process analysis result is stored in the shared software storage unit 206. Further, the program itself developed in the shared software storage unit 206 by the installation process is also stored as it is.
[0039]
After the processing of FIG. 9, the software sharing system 200 issues a software sharing preparation processing request with installation processing analysis result information to all client systems 300 sharing the software. Upon receiving the request, the client system 300 executes software sharing preparation processing under the control of the control unit 306.
[0040]
FIG. 11 shows an outline of processing for preparing software sharing by the software operating environment construction unit 302 of the client system 300. When a software sharing preparation instruction (specifically, a software operating environment construction instruction and installation analysis result information) is received from the control unit 306, the processing of FIG. 11 starts. First, in step 1101, setting information is created and set based on installation processing analysis result information. Next, in step 1102, a desktop environment is created from the installation process analysis result information, and the process ends.
[0041]
With the processing in FIG. 11, an environment for executing the specified shared software is constructed on the client system 300 based on the information shown in FIG. Specifically, in the client system 300, setting information necessary for executing the software is set, the storage location of the specific file or common file of the software is determined, and the software is started on the desktop. For example, an icon for generating the image is generated.
[0042]
On the other hand, in the software sharing system 200, when the shared software is stored in the shared software storage unit 206 by the virtual installation process described above, the control unit 206 notifies the shared software management unit 204 to that effect. The notification starts the processing of the shared software management unit 204 shown in FIG.
[0043]
In step 1001, sharable client system information is held. This is a process for extracting and storing information for identifying a client permitted to share the software from the distribution instruction received by the software sharing system 200. In step 1002, a correspondence table between software to be shared and storage locations is created and stored. In step 1003, a sharing request from the client system 300 is awaited. A sharing request is a request for using shared software.
[0044]
The shared software can be used in the client system 300 by the processing in steps 1001 to 1003 in FIGS. 7 to 9, 11, and 10 described above. When the user wants to use the shared software, the user issues a request for starting the shared software by performing an operation for opening an icon indicating the shared software in the client system 300. In response to the activation request, in step 1004, the sharing notification is made from the control unit 206 from the client system 300. Information for identifying the client system 300 and information for identifying the user who issued the sharing request are attached to the sharing contact.
[0045]
In step 1005, the shared software management unit 204 that has received the sharing notification determines whether or not the client system 300 that issued the sharing request is a client that is permitted to share. If so, it is determined in step 1006 whether the user who issued the sharing request is a user who is permitted to share. If so, it is determined in step 1007 whether or not the current time is the time (time limit) allowed to use the shared software. When sharing is to be rejected in the determinations in steps 1005 to 1007, a sharing rejection notification is issued to the control unit 207 in step 1010. The control unit 207 that has received the sharing rejection notification notifies the client system 300 of the sharing rejection.
[0046]
If the conditions in steps 1005 to 1007 are satisfied, software sharing is performed in step 1008, and the sharing information is notified to the control unit 206 in order to transfer the sharing information to the client system 300 in step 1009. finish. As a result, the shared software program stored in the shared software storage unit 206 can be accessed from the client system 300, and the software can be used by the client.
[0047]
FIG. 13 shows the processing procedure of the control unit 306 of the client system 300 that has received the software sharing instruction sent from the software sharing system 200 in steps 1008 and 1009. When a software sharing instruction is sent from the software sharing system 200, first, in step 1301, the software sharing instruction received last time and the software sharing instruction received this time are read. Next, in step 1302, it is determined whether there is a software user identifier request. If there is, the software user identifier is transferred to the software sharing system 200 in step 1303. In step 1304, the software sharing system 200 is requested for software sharing information. This software sharing information is the sharing information transmitted in step 1009 of FIG. In step 1305, it is determined whether or not software sharing information has been received. If received, software sharing information is notified to the software sharing unit 303 in step 1306, sharing is instructed, and the process is terminated.
[0048]
FIG. 12 shows the process of step 1306, that is, the process procedure of the software sharing unit 303 of the client system 300. In step 1201, a software sharing environment is constructed using the file sharing function with the software sharing system 200, and the process is terminated. As a result, it becomes possible to access the program and other files stored in the shared software storage unit 206 of the software sharing system 200 from the client system 300, and thereafter the program is executed.
[0049]
FIG. 14 shows a processing procedure of the software usage status monitoring unit 304 of the client system 300. When a software sharing instruction or system activation is sent from the software sharing system 200, the processing of FIG. 14 is started. First, in step 1401, the sharing start date and time is held. Next, in step 1402, the end of the shared software process is monitored, and in step 1403, it is determined whether or not the shared software has been stopped. If not stopped, the process returns to step 1402 to continue monitoring. When the stop of the shared software is detected in step 1403, the sharing end date and time is held in step 1404, and in step 1405, the data transmission unit 301 is notified to transfer the sharing time information to the software sharing system 200. finish.
[0050]
The software sharing system 200 transfers information related to the sharing status sent from the client system to the distribution management system 100 as described above, and the distribution management system 100 stores the information related to the sharing status in the sharing status database. In addition, the system administrator can refer to the sharing status as necessary.
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a large-scale system, a software sharing environment for using distributed software can be automatically constructed according to instructions from a system administrator in a distribution management system. System administrator software sharing environment construction work can be reduced. In addition, by specifying the application date and time of the software shared by the distribution management system, the user, etc., it is possible to control the software usage time and the user, and manage the software usage status from the accumulated information at the time of control. be able to. In addition, it is possible to manage the shared software generation, such as making it possible to use the previous generation software due to problems with the currently used software.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a system configuration example according to an embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a configuration diagram of a distribution management system according to the embodiment of this invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of the software sharing system according to the embodiment of this invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of the client system according to the embodiment of this invention.
FIG. 5 is a diagram showing an overview of a distributed shared software management method according to the embodiment of this invention;
FIG. 6 is a diagram showing an example of an analysis result of installation processing by virtual installation
FIG. 7 is a flowchart showing an outline of processing of a distribution instruction unit of the distribution management system.
FIG. 8 is a flowchart showing an outline of processing of the software management unit of the distribution management system.
FIG. 9 is a flowchart showing an outline of processing of an installation processing analysis unit of the software sharing system.
FIG. 10 is a flowchart showing an outline of processing of the shared software management unit of the software sharing system.
FIG. 11 is a flowchart showing an outline of processing by the software operating environment construction unit of the client system.
FIG. 12 is a flowchart showing an outline of processing of the software sharing unit of the client system.
FIG. 13 is a flowchart showing an outline of processing of the control unit of the client system.
FIG. 14 is a flowchart showing an outline of processing of a software usage status monitoring unit of a client system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 100 ... Distribution management system 101 ... Distribution instruction part 102 ... Software management part 103 ... Control part 104 ... Shared software information management part 105 ... Data transmission part 106 ... Software storage part 107 ... Shared software Software information storage unit, 200 ... Software sharing system, 201 ... Data reception unit, 202 ... Software storage unit, 203 ... Installation processing analysis unit, 204 ... Shared software management unit, 205 ... Data transmission unit, 206 ... Shared software storage unit, 207 ... Control unit, 300 ... Client system, 301 ... Data transmission unit, 302 ... Software operating environment, 303 ... Software sharing unit, 304 ... Software usage monitoring unit, 305 ... Data reception unit, 306 ... Control unit, A00 ... Distribution Management system 100 and software sharing system Connecting the arm 200 network, a network that connects between the B00 ... software sharing system 200 and the client system, X00 ... software.

Claims

In a system in which software sharing systems that store software shared by a plurality of clients and provide a use environment of the shared software to the clients in response to requests from the clients are distributed and exist in a plurality of locations on the network. A software distribution management system that distributes shared software to each software sharing system,
On the above network,
A distribution instruction means for receiving a software sharing instruction by a system administrator;
In response to the sharing instruction, the designated shared software is distributed to the plurality of software sharing systems, and each client shares the software sharing environment in each software sharing system, that is, the program file of the shared software via the network. Software management for constructing an environment for sharing, and when each client executes the shared software, the program file is loaded into the memory of each client device via the network and executed. And a distribution management system with means,
The software sharing system
Installation receiving the distribution of the shared software process that is virtually install the shared software performs the process of installation on those said software sharing system, analyzing the contents of the installation process to hold the result of the analysis Processing analysis means;
A shared software storage unit for storing the software installed on the software sharing system by the virtual installation in the installed file image;
A shared software management means for sharing and managing the software that has undergone the virtual installation,
The client system
Based on the installation processing analysis result, software operating environment construction means for constructing a shared software use environment in the client system,
A software distribution management system comprising: software sharing means for providing a use environment for sharing the shared software stored in the shared software storage unit.