JP3657255B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はアンテナ装置に関し、特に高利得で狭いビーム幅のビームと、比較的低利得で広いビーム幅のビームとを選択的に放射できるアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ装置においては、直線偏波の電波を放射する1次放射器と、この1次放射器の前方に配置され、複数の金属帯を平行に並べて構成された金属格子からなり1次放射器から放射された直線偏波の電波をそのまま反射する副反射鏡と、この副反射鏡の後方に配置され、入射電波の偏波を90°回転させて反射する主反射鏡とで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−217646号公報(第3頁左欄第28行−右欄第26行、第1図−第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアンテナ装置は上記のように構成されていたので、常に、1次放射器、副反射鏡、主反射鏡を組とする複反射鏡アンテナとして動作し、その放射特性、すなわちビーム幅や利得などは、複反射鏡アンテナの構造に固有のものとなり、同一構成のアンテナで、ビーム幅や利得を選択することが困難であるという欠点があった。
レーダ用を考慮すると、従来のアンテナ装置では、遠距離の目標の方向を精度よく観測するために、高利得で狭いビーム幅のビームと、近距離の目標を広い角度範囲で観測するための比較的低利得で広いビーム幅のビームとを得ようとする目的に対し, 個別のアンテナ装置を設ける必要があるという欠点があった。
【0005】
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、直線偏波の電波を放射する1次放射器と、1次放射器の前方に配置され、複数の金属帯を平行に並べて構成された金属格子からなる副反射鏡と、副反射鏡の後方に配置され、入射電波の偏波を90°回転させて反射する主反射鏡とからなるアンテナ装置において、副反射鏡を構成する金属格子の金属帯の方向と1次放射器の偏波方向との成す角が0°又は90°に選択的に変化できるように、金属格子の角度調整機構を設けることにより、高利得で狭いビーム幅のビームと、比較的低利得で、広いビーム幅のビームとを、単一のアンテナで選択的に放射できるアンテナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアンテナ装置は、直線偏波の電波を放射する1次放射器と、1次放射器の前方に配置され、複数の金属帯を平行に並べて構成された金属格子を有する副反射鏡と、副反射鏡の後方に配置され、入射電波の偏波を90°回転させて反射する主反射鏡とを備えたアンテナ装置において、複数の金属帯のそれぞれが金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように金属帯のそれぞれの一端を連結する第1連結板と、複数の金属帯のそれぞれが金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように金属帯のそれぞれの他端を連結する第2連結板と、金属帯の方向が1次放射器の偏波方向と同一方向又は金属帯の方向が1次放射器の偏波方向と直交する方向となるように第1連結板及び/又は第2連結板の移動範囲を規制する角度調整機構とを設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図、図2はこの発明の実施の形態1によるアンテナ装置の他の動作状態を示す構成図である。図1,図2において、1次放射器10,主反射鏡30は従来例と同様のものであり、従来例と同様の働きをする。アンテナ装置1は、1次放射器10, 副反射鏡20及び主反射鏡30から構成される。
図1(a)及び図2(a)はアンテナ装置1の上面図で、1次放射器10の偏波方向、副反射鏡20の金属格子22の方向、及び主反射鏡30に設けられる金属格子32の方向の関係を示している。なお、図1は金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向とのなす角度が0°(両者が同一方向)で、図2は金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向とのなす角度が90°(両者は直交している)である。
【0008】
第1連結板24と第2連結板25とは、金属格子22の各金属帯の両端をヒンジ(図示せず)によって回動可能に連結している。すなわち、各金属帯のそれぞれが金属格子22を含む平面に沿って回動可能になっている。角度調整機構23a,23b,23c,23dは、金属格子22の方向を図1の方向から図2の方向に、また図2の方向から図1の方向に、切り換える機能を有している。言い換えると、金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向とのなす角度を0°又は90°に調整する機能を有している。41はロープであり、詳細は後述する。図1(b)及び図2(b)はアンテナ装置1の側面図である。電波の放射方向は、図1(b)及び図2(b)でいえば矢印D方向になる。
なお、図1及び図2は、ケース21を透視して書いたものであり、1次放射器10,主反射鏡30は断面してある。
【0009】
図3は、この発明の実施の形態1で用いられる副反射鏡20を示す構造図である。図3(a)は上面図、図3(b)は側面図である。副反射鏡20は、誘電体でできたケース21の内面に設けられている。なお、図3(b)では、図1,図2では図示されているケース21の下部の図示は省略してある。
金属格子22は、各金属帯221の中心が軸222によりケース21に回動可能に支持されている。すなわち、各金属帯221はケース21から浮いている。角度調整機構23a,23b,23c,23dは、モータを駆動源とする巻き取り装置を備えており、一端がそれぞれ第1連結板24と第2連結板25に固定されたロープ41を巻き取り、第1連結板24と第2連結板25とを移動させるようになっている。この場合、第1連結板24と第2連結板25は直線移動でなく円弧を描いて移動する。
【0010】
なお、図1及び図3は角度調整機構23b,23cがロープ41を巻き取り、角度調整機構23a,23dはロープ41が巻き戻された状態であり、図2は角度調整機構23a,23dがロープ41を巻き取り、角度調整機構23b,23cはロープ41が巻き戻された状態である。従って、角度調整機構は、第1連結板24及び第2連結板25を移動させると共に、その移動範囲を図1の位置から図2の位置までに規制する機能も有している。
なお、例えば第2連結板25はケースに固定し、角度調整機構23a,23bにより第1連結板24のみを移動させるようにしてもよい。この場合、角度調整機構23c,23dは不要である。また、軸222も不要である。さらに、第1連結板24はケースに固定し、角度調整機構23c,23dにより第2連結板25のみを移動させるようにしてもよい。
なお、図1,図2,図3(b)では、図が分かりにくくなるので軸222の図示を省略してある。
【0011】
図4は、この発明の実施の形態1で用いられる副反射鏡20の他の例を示す構造図である。この例は第1連結板24と第2連結板25とを直線移動させるものである。この場合、例えば角度調整機構23e,23fを図示の位置に設ける。また、第1連結板24と第2連結板25とは、ケース21に固定されたレール42により移動可能に支持されている。なお、第1連結板24と第2連結板25とを直線移動させるためには、第1連結板24及び第2連結板25と各金属帯221とがスライドする必要がある。図5は金属帯と連結板とのスライド状態を説明する説明図で、(a)は金属帯221に長穴43を開けた場合を示している。44は第1連結板24に設けたピンである。(b)は連結板24側に穴45を開けた場合を示している。なお、第2連結板25側も同様の構造になっている。
【0012】
角度調整機構23e,23fは、モータの回転運動を直線運動に変換する変換機構を備えている。この機構はモータ軸に固定した歯車とこの歯車と噛み合う平歯車で実現でき、この平歯車と第1連結板24及び第2連結板25を固定すればよい。あるいは第1連結板24と第2連結板25とに直接平歯車を切ってもよい。なお、例えば第2連結板25はケースに固定し、角度調整機構23eにより第1連結板24のみを移動させるようにしてもよい。この場合、角度調整機構23fは不要である。軸222も不要である。また、第2連結板25側は金属帯をスライドさせる必要がなく、ヒンジによる連結でよい。また、第1連結板24はケースに固定し、角度調整機構23fにより第2連結板25のみを移動させるようにしてもよい。
【0013】
次に、角度調整機構は、アンテナ装置外部からの角度調整指令により制御されモータを動作させる。この角度調整指令は、0°と90°の2種類となるので、2つの区別が出来る信号であればよい。
第1連結板24及び第2連結板25の両端に感知センサを設置すれば、0°か90°を判断でき、モータで第1連結板24及び第2連結板25を0°か90°で感知されるまで、力を加えることが可能である。
【0014】
以上の説明は、角度調整機構の駆動源がモータの場合であるが、駆動源は電磁石でもよい。電磁石の場合は、磁石の反発力と吸引力を利用し、第1連結板24と第2連結板25に直接又は間接的に力を伝達する。例えば、金属格子22の方向を図1の状態から図2の状態に変えるためには、角度調整機構23a,23b23c,23dの駆動源のモータを電磁石に変え、角度調整機構23bにより23a方向の力を第1連結板24に加え、角度調整機構23cにより23d方向の力を第2連結板25に加えればよい。金属格子22の方向を図2の状態から図1の状態に変えるためには、角度調整機構23aにより23b方向の力を第1連結板24に加え、角度調整機構23dにより23c方向の力を第2連結板25に加えればよい。
また、駆動源は空気圧でもよく、この場合は圧力を直線方向の力に変え、電磁石の場合と同様に第1連結板24と第2連結板25とを移動させればよい。
【0015】
次に、第1連結板24と第2連結板25との移動は、手動でもよい。この場合は、角度調整機構は、駆動源を必要とせず第1連結板24及び第2連結板25の移動を規制し、金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向とのなす角度が0°又は金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向とのなす角度が90°となるように、ストッパーの機能があればよい。手動の場合は、金属格子22が0°(図1)から90°(図2)まで移動できれば、どこを手で動かしてもよい。なお、手動の場合も、いずれか一方の連結板は固定し、他方の連結板を移動させるようにしてもよい。
【0016】
図6は、この発明の実施の形態1で用いられる主反射鏡30を示す構造図であり、(a)は上面図、(b)は(a)図のB−B線断面図である。実施の形態1において, 主反射鏡30は従来例と同等の構造のものを用いることができる。すなわち、主反射鏡30は、点F1(図7参照)を焦点とする回転放物面の形状に誘電体31を成形して構成する。ここで誘電体31の厚さは、アンテナの使用周波数に対する、誘電体内における波長の約4分の1に選ばれる。更に、主反射鏡30には、その電波の入射する面に、図1に示す金属格子22と45°の方向を成すように, 金属格子32が設けられている。また、主反射鏡30の電波入射面の裏面全体に、導体33が設けられている。
図7は、この発明の実施の形態1によるアンテナ装置1の動作概念を示す説明図である。図7の左半分は、図1に対応する金属格子22の配置に関する電波の経路を示し、図7の右半分は、図2に対応する金属格子22の配置に関する電波の経路を示す。
【0017】
図8は、副反射鏡20を構成する金属格子22の方向に対する電界の向きを示す説明図である。E1は1次放射器10から放射される電波の電界の向きを、E2はそれと直交する電波の電界の向きをそれぞれ示す。
図9は、この発明の実施の形態1における反射鏡を介したアンテナ装置1の放射パターンA及び1次放射器10の放射パターンBをそれぞれ示す線図である。横軸はビーム軸からの角度、縦軸は放射電界の相対振幅(ビーム最大レベル=0dbとした相対振幅)を示す。
【0018】
以下、図1から図9を用いて、動作を説明する。
図1に示すように, 副反射鏡20の金属格子22の方向を、1次放射器の偏波の方向と同一方向となるように角度調整機構23a〜dを調整した場合、アンテナ装置1の動作は以下のようになる。
1 次放射器10から放射された電波は, その電界の方向がE1であるので、金属格子22、すなわち副反射鏡20で反射する。この反射波は、主反射鏡30に入射する。主反射鏡30は、偏波回転機能、すなわち入射波の偏波を、入射軸周りに90°回転して反射する機能を有する。主反射鏡30で偏波方向を90°回転されて反射された電波は, その電界の方向がE2となり、再び副反射鏡20に到達する。この電界の方向、E2は、副反射鏡20を構成する金属格子22の方向と垂直なため、そのまま金属格子22を透過する。すなわち、副反射鏡20で反射、吸収されることなく, 空間に放射される。
すなわち, アンテナ装置1は, 従来例どおりの折り返しパラボラアンテナとして動作し、図9のAで示されるように、主反射鏡30の開口径に依存する、高利得で狭いビーム幅のビームを放射する。
【0019】
一方、図2に示すように, 副反射鏡20の金属格子22の方向を、1次放射器の偏波の方向に垂直となるように角度調整機構23a〜dを調整した場合、アンテナ装置1の動作は以下のようになる。
1 次放射器10から放射された電波は, その電界の方向がE1である。この電界の方向、E1は、副反射鏡20を構成する金属格子22の方向と垂直なため、そのまま金属格子22を透過する。すなわち、副反射鏡20で反射,吸収されることなく、空間に放射される。
すなわち、アンテナ装置1は、図9のBで示されるように、1次放射器10の開口径に依存する、比較的低利得で, 広いビーム幅を持つビームを放射する。
従って、この実施の形態1のアンテナ装置は、高利得で狭いビーム幅のビームと、比較的低利得で、広いビーム幅のビームとを、単一のアンテナ装置で実現することができる。
【0020】
なお、レーダ用を考慮すると、この実施の形態1のアンテナ装置は、遠距離目標観測用の狭ビーム幅ビームと、近距離目標観測用の広ビーム幅ビームとを、アンテナ装置外部からの指示によって切り替える必要がある。したがって、上記2種類のビームを切り替えるため、角度調整機構は外部からの指示によって選択的に制御され、金属格子22の方向と1次放射器10の偏波方向との成す角を0°または90°の角度に設定する。
【0021】
実施の形態2.
実施の形態1は、1次放射器10として長方形導波管開口を用いたものであるが、実施の形態2は、実施の形態1と同様の作用効果をもたらす種々の構造の1次放射器を用いたものである。
図10(a)〜(e)は、この発明の実施の形態2で用いられる種々の構造の1次放射器10を示す構造図である。(イ)は上面図、(ロ)は断面図である。(a)は方形導波管開口、(b)は円形導波管開口、(c)は角錐ホーン、(d)は円錐ホーン、(e)はマイクロストリップパッチアンテナを示している。1次放射器10は、直線偏波を放射することができる構造であればよく、この場合も実施の形態1と同様に作用し、同様の効果をもたらす。なお、1次放射器10は、上記の条件を満たせば、この実施の形態2に示す以外の構造であってもよい。なお、図10において、(ロ)の断面図は、断面を示す斜線の図示は省略してある。
【0022】
実施の形態1及び2では、本アンテナ装置が, 移動体を測距する静置レーダに用いられる例で説明しているが、本アンテナ装置が、車両,船舶,航空機等の移動体に搭載されるレーダに用いられるものであっても、上記実施の形態と同様に動作し、同様の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】
この発明は以上説明したとおり、直線偏波の電波を放射する1次放射器と、1次放射器の前方に配置され、複数の金属帯を平行に並べて構成された金属格子を有する副反射鏡と、副反射鏡の後方に配置され、入射電波の偏波を90°回転させて反射する主反射鏡とを備えたアンテナ装置において、複数の金属帯のそれぞれが金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように金属帯のそれぞれの一端を連結する第1連結板と、複数の金属帯のそれぞれが金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように金属帯のそれぞれの他端を連結する第2連結板と、金属帯の方向が1次放射器の偏波方向と同一方向又は金属帯の方向が1次放射器の偏波方向と直交する方向となるように第1連結板及び/又は第2連結板の移動範囲を規制する角度調整機構とを設けたものであるから、高利得で狭いビーム幅のビームと、比較的低利得で、広いビーム幅のビームとを、単一のアンテナ装置で選択的に放射できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置の他の動作状態を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1で用いられる副反射鏡を示す構造図である。
【図4】 この発明の実施の形態1で用いられる副反射鏡の他の例を示す構造図である。
【図5】 金属帯と連結板とのスライド状態を説明する説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1で用いられる主反射鏡を示す構造図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置の動作概念を示す説明図である。
【図8】 副反射鏡を構成する金属格子の方向に対する電界の向きを示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1における反射鏡を介したアンテナ装置の放射パターンA及び1次放射器の放射パターンBをそれぞれ示す線図である。
【図10】 この発明の実施の形態2で用いられる種々の構造の1次放射器を示す構造図である。
【符号の説明】
1 アンテナ装置、10 1 次放射器、20 副反射鏡、30 主反射鏡、21 ケース、22 金属格子、23a〜23d 角度調整機構、24 第1連結板、25 第2連結板、221 金属帯。
Claims (11)
- 直線偏波の電波を放射する1次放射器と、上記1次放射器の前方に配置され、複数の金属帯を平行に並べて構成された金属格子を有する副反射鏡と、上記副反射鏡の後方に配置され、入射電波の偏波を90°回転させて反射する主反射鏡とを備えたアンテナ装置において、
上記複数の金属帯のそれぞれが上記金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように上記金属帯のそれぞれの一端を連結する第1連結板と、上記複数の金属帯のそれぞれが上記金属格子を含む平面に沿って回動可能となるように上記金属帯のそれぞれの他端を連結する第2連結板と、上記金属帯の方向が上記1次放射器の偏波方向と同一方向又は上記金属帯の方向が上記1次放射器の偏波方向と直交する方向となるように上記第1連結板及び/又は第2連結板の移動範囲を規制する角度調整機構とを設けたことを特徴とするアンテナ装置。 - 上記角度調整機構は、駆動源を有しこの駆動源によって上記第1連結板及び/又は第2連結板を上記移動範囲だけ移動させると共に、上記駆動源の動作が外部からの指令に基づいて選択的に制御されることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 上記角度調整機構の駆動源は、モータを用いていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
- 上記角度調整機構の駆動源は、電磁石を用いていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
- 上記角度調整機構の駆動源は、空気圧を用いていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、長方形導波管開口を用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、方形導波管開口を用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、円形導波管開口を用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、角錐ホーンを用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、円錐ホーンを用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
- 上記1次放射器は、マイクロストリップパッチアンテナを用いていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のアンテナ装置。
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