JP3657056B2

JP3657056B2 - Profile for existing pipe lining

Info

Publication number: JP3657056B2
Application number: JP12850596A
Authority: JP
Inventors: 康北山
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1996-05-23
Filing date: 1996-05-23
Publication date: 2005-06-08
Anticipated expiration: 2016-05-23
Also published as: JPH09310788A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老朽化した既設管を更生するために実施されるライニング工法に使用されるプロファイルに関し、特に、断面が四角形、卵形状等のように円形状とは異なった異形の断面を有する既設管を更生するために好適に使用される既設管ライニング用プロファイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
下水管等の既設管が老朽化すると、合成樹脂によって構成された帯板状のプロファイル（基板）を使用して既設管をライニングする工法が実施されるようになっている。このライニング工法では、例えば、特開平５−１６９５３９号公報に開示されているように、マンホール内に設置された製管機によって、可撓性を有する帯状のプロファイルを螺旋状に巻回して螺旋管に成形しつつ、成形された螺旋管を既設管内に挿入することにより、螺旋管を既設管内に回転しつつ推進させるようになっている。
【０００３】
このようなライニング工法において、プロファイルによって小径の螺旋管を製造した際に、螺旋管が所定の小径を保持するように、プロファイルの外周面側に帯状の補強部材を設ける構成が、特公平７−８０２３８号公報に開示されている。このようなプロファイルによって形成される螺旋管は、塑性変形し得る金属板等によって構成された補強部材によって、所定の小径に保持される。
【０００４】
また、特開平３−２８２０９５号公報には、断面円形状の既設管の内周面を、帯板状のプロファイルによってライニングする際に、螺旋状に巻回されたプロファイルの側縁部同士を、内周面側から接合部材によって接合する構成が開示されている。
【０００５】
【発明が解決使用とする課題】
最近では、ボックスカルバートのように、断面四角形状になった既設管も、帯板状のプロファイルによってライニングする工法が提案されている。ボックスカルバートのような断面が四角形状の既設管の場合には、既設管の内周面をライニングするプロファイルは、既設管における各コーナー部に沿って屈曲されず、各コーナー部に対向して円弧状に湾曲される。プロファイルは、通常、合成樹脂によって弾性変形し得るように構成されているために、その剛性が大きい場合には、各コーナー部に対向したプロファイルの湾曲部分を、各コーナー部に沿うように、その曲率半径をできるだけ小さくすることは容易ではない。プロファイルの曲率半径を小さくすると、プロファイルの湾曲部に大きな応力が生じるために、その湾曲状態を保持することも容易でない。
【０００６】
このようなプロファイルの変形を防止するために、例えば、前述した特公平７−８０２３８号公報に開示されているように、適当な湾曲状態になった場合にその状態を保持し得る帯状の補強部材を、プロファイルの長手方向に沿って取り付けることが考えられる。しかしながら、このような帯状の補強部材は、プロファイルと同様の湾曲状態に対してさらに小さな曲率半径に湾曲させると、塑性変形するおそれがある。従って、プロファイルに装着されるまでは、塑性変形しない状態に保持する必要があり、その取り扱いが容易でないという問題がある。また、プロファイルの外周側には、通常、補強リブ等が設けられており、また、プロファイルの外周側は既設管の内周面に密着されるようになっているために、複雑な形状になった外周側に、補強部材を連続的に装着し、さらには、装着された補強部材をプロファイルとともに既設管の内周面に密着させることは容易ではないという問題もある。
【０００７】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、断面四角形状等の既設管に対しても、各コーナー部において、所定の湾曲状態にすることができ、しかも、螺旋状に巻回する際の作業も容易である既設管ライニング用プロファイルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の既設管ライニング用プロファイルは、螺旋状に巻回されて螺旋管とされた状態で、既設管の内周面をライニングする既設管ライニング用プロファイルであって、可撓性を有する合成樹脂によって構成された帯板状をしており、螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同士が接合状態とされる基板と、その基板に対して長手方向に沿って装着される帯状をしており、基板とともに長手方向に沿って湾曲されて、その湾曲状態を保持し得るようになった補強部材とを具備し、前記基板において螺旋状に巻回された際に内周面になる一面に、径方向内向きに開口する溝が長手方向に沿って設けられており、前記補強部材は、塑性変形可能な金属からなり、かつ、前記基板を螺旋状に巻回する際または巻回後において、その幅方向を前記基板に対して垂直とするように前記基板の溝内に挿入されて抜け止めされるようになっていることを特徴とする。
【０００９】
上記既設管ライニング用プロファイルにおいて、前記補強部材の長手方向に間隔をあけて多数のスリットが設けられており、このスリットが、前記補強部材の幅方向において前記溝の内奥側に位置する一方側縁部へ向けて開口するよう幅方向に沿うものとされている。
【００１０】
本発明の既設管ライニング用プロファイルは、螺旋状に巻回されて螺旋管とされた状態で、既設管の内周面をライニングする既設管ライニング用プロファイルであって、可撓性を有する合成樹脂によって構成された帯板状をしており、螺旋状に巻回された際に、隣接
する各側縁部同士が接合状態とされる基板と、その基板に対して長手方向に沿って装着される帯状をしており、基板とともに長手方向に沿って湾曲されて、その湾曲状態を保持し得るようになった補強部材とを具備し、前記基板において螺旋状に巻回された際に内周面になる一面に、径方向内向きに開口する溝が長手方向に沿って設けられており、前記補強部材は、塑性変形可能な金属からなり、かつ、前記基板を螺旋状に巻回する際または巻回後において、螺旋状に巻回される基板における曲率半径の小さな部分の溝内にのみ、断続的に挿入されて抜け止めされるようになっていることを特徴とする。
【００１１】
本発明の既設管ライニング用プロファイルは、螺旋状に巻回されて螺旋管とされた状態で、既設管の内周面をライニングする既設管ライニング用プロファイルであって、可撓性を有する合成樹脂によって構成された帯板状をしており、螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同士が接合状態とされる基板と、その基板に対して長手方向に沿って装着される帯状をしており、基板とともに長手方向に沿って湾曲されて、その湾曲状態を保持し得るようになった補強部材とを具備し、前記基板において螺旋状に巻回された際に内周面になる一面に、径方向内向きに開口する溝が長手方向に沿って設けられており、前記補強部材は、多数のリンクエレメントを一直線状に並べて互いに傾動可能にヒンジ結合されたものからなり、前記基板を螺旋状に巻回する際または巻回後に、前記補強部材が、その傾動方向に沿う面を前記基板に対して垂直とするように前記基板の溝内に挿入されて抜け止めされるようになっていることを特徴とする。この既設管ライニング用プロファイルにおいて、前記補強部材の抜け止めは、前記溝の開口に当該開口を閉塞するように装着されるカバー部材によって行われる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【００１３】
図１は、本発明の既設管ライニング用プロファイルの一例を示す横断面図である。このプロファイル１０は、可撓性を有する合成樹脂によって一体的に成形された帯板状の基板１１と、この基板１１を所定の湾曲状態になった際に、その湾曲状態を保持するように基板１１の長手方向に沿って装着される帯板状の補強部材１２とを有している。
【００１４】
基板１１は、厚さが２〜４ｍｍ程度の帯板状をした基板本体部１１ａを有している。この基板本体部１１ａの幅方向の一方の側縁部には、基板本体部１１ａの厚さ分だけ外側に位置する段落ち部１１ｂが設けられている。基板本体部１１ａの側縁部である段落ち部１１ｂの側縁部には、基板本体部１１ａの表面側に斜めに延出する斜め係止リブ１１ｄが長手方向に連続して設けられている。
【００１５】
段落ち部１１ｂの中程には、斜め係止リブ１１ｄの突出方向と同方向に突出する半円環状のソケット１１ｃが、基板本体部１１ａの長手方向に沿って連続して設けられている。このソケット１１ｃは、段落ち部１１ｂの段落ち側とは反対側（基板本体部１１ａの裏面側）に開口した状態になっている。ソケット１１ｃの内部は、開口側部分が狭く、内奥側が円弧状に広がった状態になっている。半円環状のソケット１１ｃの外周面には、基板本体部１１ａと平行になった補強部１１ｆが設けられている。
【００１６】
基板１１は、ソケット１１ｃ、斜め係止リブ１１ｄ等が設けられた表面側が外周側になるように螺旋状に巻回される。
【００１７】
基板本体部１１ａにおける斜め係止リブ１１ｄが設けられた側縁とは反対側に位置する側縁の近傍部分には、基板本体部１１ａに対してソケット１１ｃの突出方向と同方向に垂直に立ち上げられた嵌合突条１１ｅが、基板本体部１１ａの長手方向に沿って連続して設けられている。この嵌合突条１１ｅは、基板本体部１１ａの表面から垂直に立ち上がった支柱部の先端に断面円形状の嵌合部が設けられており、その嵌合部は、段落ち部１１ｂに設けられたソケット１１ｃの中空の断面と整合した断面円形状になっている。
【００１８】
基板本体部１１ａの外周側の表面には、嵌合突条１１ｅとは適当な間隔をあけて隣接する補強リブ１１ｈが、嵌合突条１１ｅと同方向に突出した状態で設けられている。この補強リブ１１ｈには、図１に二点鎖線で示すように、基板１１が螺旋状に巻回されてソケット１１ｃ内に嵌合突条１１ｅが嵌合された際に、斜め係止リブ１１ｄの先端部が係合されるように、嵌合突条１１ｅ側に突出している。また、補強リブ１１ｈと嵌合突条１１ｅとの間には、ソケット１１ｃ内に嵌合突条１１ｅが嵌合された際に段落ち部１１ｂによって圧接されて、両者の間を止水状態にシールする帯板状のシール部材１１ｍが、基板本体部１１ａの表面に、長手方向に沿って設けられている。
【００１９】
また、基板本体部１１ａの外周側の表面には、ソケット１１ｃとは適当な間隔をあけた状態で隣接する補強リブ１１ｋが、ソケット１１ｃと同方向に突出した状態で設けられている。
【００２０】
基板本体部１１ａは、一対の補強リブ１１ｈおよび１１ｋの間で、各補強リブ１１ｈおよび１１ｋ側に突出するように屈曲されて、補強部材挿入用凹溝１１ｇが形成されている。この補強部材挿入用凹溝１１ｇは、基板本体部１１ａの裏面側に細長く突出した断面長方形状になっており、対向する各内壁面に抜け止め凹部１１ｎがそれぞれ設けられている。各抜け止め凹部１１ｎは、補強部材挿入用凹溝１１ｇの開口部側に係止段差が形成された断面三角形状になっている。
【００２１】
このような構成の基板１１は、基板本体部１１ａ、段落ち部１１ｂ、ソケット１１ｃ、斜め係止リブ１１ｄ、嵌合突条１１ｅ、各補強リブ１１ｈおよび１１ｋ等が、可撓性を有するポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等の合成樹脂によって一体的に成形されている。
【００２２】
基板本体部１１ａの幅方向の中央部に設けられた一対の補強リブ１１ｈおよび１１ｋ間の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内には、帯板状になった補強部材１２が挿入されるようになっている。図２は、この補強部材１２の斜視図である。補強部材１２は、鋼板、ステンレス、アルミニウム等の金属板によって、帯板状に構成されており、補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に、その深さ方向が幅方向となるように挿入される。補強部材１２は、補強部材挿入用凹溝１１ｇの断面と同様の断面形状になっており、補強部材挿入用凹溝１１ｇに設けられた抜け止め凹部１１ｎと同様の断面三角形状になった抜け止め凸部１２ａが、対向する表面にそれぞれ設けられている。
【００２３】
このような帯板状の補強部材１２は、基板本体部１１ａの補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入されるまでは、図２に示すように、幅方向とは直交する長手方向に沿ってコイル状に巻回されており、厚さ方向がコイルの径方向に沿った状態になっている。
【００２４】
このようなプロファイル１０は、螺旋状に巻回されて、ボックスカルバート２０の内面をライニングするようになっている。この場合、基板１０が、ボックスカルバート２０内に挿入される螺旋状に巻回される際に、コイル状に巻回された補強部材１２が、順次、基板１０の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入される。補強部材１２は、補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入されると、各抜け止め凹部１１ｎに、補強部材１２の各抜け止め凸部１２ａがそれぞれ係止した状態になって抜け止めされる。
【００２５】
螺旋状に巻回された基板１０は、図１に二点鎖線で示すように、段落ち部１１ｂに設けられたソケット１１ｃ内に、嵌合突条１１ｅが嵌合されるとともに、斜め係止リブ１１ｄの先端部が、補強リブ１１ｈの先端部に係合される。ソケット１１ｃ内に嵌合された嵌合突条１１ｅは、ソケット１１ｃに係止して抜け止め状態にされる。これにより、プロファイル１０は、螺旋管状に成形される。
【００２６】
図３は、このようなプロファイル１０を使用して実施される既設管のライニング工法の実施状態の一例を示すボックスカルバートの概略縦断面図である。ボックスカルバート２０は、断面が正方形状になっており、一対のマンホール間に設けられている。そして、帯状のプロファイル１０によって、ボックスカルバート２０の内周面がライニングされる。
【００２７】
プロファイル１０は、ボックスカルバート２０内に配置された製管機４０によって螺旋状に巻回される。この製管機４０は、ボックスカルバート２０の断面形状と相似形状の断面正方形状でボックスカルバート２０内に同心状態で配置されたフレーム４１を有している。このフレーム４１は、外周側に開口した溝状になっており、その溝内に、相互に等しい間隔をあけて回転可能に配置された複数の案内ローラー４２が、周回移動可能に支持されている。隣接する案内ローラー４２同士は、連接棒４３によって相互に連結されている。
【００２８】
周回移動する各案内ローラー４２の一つには、その案内ローラー４２の外周側に、適当な間隔をあけて対向した状態になった駆動ローラー４４が設けられている。この駆動ローラー４４は、図示しない油圧モーターによって回転されるようになっており、対向して配置された案内ローラー４２とは一体となって周回移動し得るようになっている。また、この駆動ローラー４４とは軸心対称位置には、１つの案内ローラー４２の外周側に、適当な間隔をあけて対向した状態になった駆動ローラー４４が設けられている。この駆動ローラー４４も、図示しない油圧モーターによって回転されるようになっており、対向して配置された案内ローラー４２と一体となって周回移動する。
【００２９】
一方の駆動ローラー４４と、その駆動ローラー４４に対向した案内ローラー４２との間には、前述したプロファイル１０の基板１１が、補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に補強部材１２を挿入した装着状態で供給されるようになっている。供給されたプロファイル１０は、各案内ローラー４２の外周側部分に巻き付けられた状態とされて、各案内ローラー４２に１周にわたって巻き付けられたプロファイル１０と、新たに、対向して配置された駆動ローラー４４および案内ローラー４２との間に供給されるプロファイル１０とが螺旋状態に位置されて、隣接する各側縁部におけるソケット１１ｃと嵌合突条１１ｅとが係合状態とされる。
【００３０】
このような構成の製管機４０を使用しての本発明のライニング工法は、次のように実施される。
【００３１】
まず、プロファイル１０が導入されるマンホール内に製管機４０が配置される。そして、マンホールの開口部に近接した地表に、プロファイル１０の基板１１が巻回された基板ドラムが配置されて、基板１１がマンホール内に導入される。基板ドラムは垂直軸回りに回転し得るように構成されている。
【００３２】
マンホール内に導入された基板１１は、製管機４０における相互に対向した各駆動ローラー４４および案内ローラー４２の間に挿入される。この場合、コイル状に巻回された状態から引き出された補強部材１２が、基板１１の補強部材用凹溝１１ｇ内に挿入されて、補強部材１２とともに基板１１が、駆動ローラー４４および案内ローラー４２の間に挿入される。そして、補強部材１２とともに基板１１が、各案内ローラー４２の外側に沿って２〜３周程度にわたって螺旋状に巻回され、軸方向に隣接する基板１１の一方の側縁部に設けられた段落ち部１１ｂのソケット１１ｃ内に、他方の基板１１の側縁部に設けられた嵌合突条１１ｅが嵌合されるとともに、斜め係止リブ１１ｄの先端部が、隣接する補強リブ１１ｈの先端部に係止される。このようにして、プロファイル１０は、２〜３周程度にわたって螺旋状に巻回されて螺旋管とされる。
【００３３】
このような状態になると、製管機４０は、ボックスカルバート２０内に設置されて、ボックスカルバート２０の端部に固定される。これにより、管状に成形されたプロファイル１０も、ボックスカルバート２０内にて回動しない固定状態とされる。
【００３４】
その後、各駆動ローラー４４が、それぞれ、油圧モーターによって回転される。各駆動ローラー４４は、ボックスカルバート２０に対して固定された管状のプロファイル１０の内周面を螺旋状に転接して周回移動し、また、各駆動ローラー４４に対向して配置された各案内ローラー４２も、プロファイル１０の外周面を螺旋状に転接して周回移動する。同時に、他の案内ローラー４２も四角形状のフレーム４１に沿って周回移動する。そして、各駆動ローラー４４および各案内ローラー４２がボックスカルバート２０に固定されたプロファイル１０に沿って周回移動すると、ボックスカルバート２０内に導入されたプロファイル１０が、順次、対向配置された駆動ローラー４４および案内ローラー４２の間に引き込まれて、ボックスカルバート２０に固定されたプロファイル１０のソケット１１ｃに、嵌合突条１１ｅが順次嵌合される。
【００３５】
このとき、プロファイル１０は、ボックスカルバート２０の内周面を転接する各駆動ローラー４４によって、ボックスカルバート２０の断面形状に対応した四角形状に成形される。ボックスカルバート２０の各コーナー部では、プロファイル１０は、各駆動ローラー４４の軌跡に沿った小さな湾曲状態とされる。
【００３６】
このとき、補強部材用凹溝１１ｇ内に挿入された帯板状の補強部材１２は、その幅方向を半径方向として湾曲されるために、プロファイル１０の基板１１は、その補強部材１２によって、小さな曲率半径の湾曲状態で、ボックスカルバート２０の内周面押しつけられて、その湾曲状態を保持する。
【００３７】
このように、補強部材１２は帯板状をしており、基板１１に装着された際には、その幅方向が半径方向となるように基板１１とともに湾曲されるようになっているのに対して、基板１１に装着されるまでは、基板１１とともに湾曲される方向とは直交する厚さ方向に湾曲されてコイル状にされている。従って、補強部材１２は、基板１１に装着されるまでは、幅方向を半径方向に湾曲されて塑性変形されるようなおそれがない。コイル状になった補強部材１２は、運搬が容易であり、しかも、容易に取り扱うことができる。
【００３８】
また、補強部材１２は、螺旋状に巻回された際に内周面となる基板１１の表面側から挿入されるようになっているために、基板１１を製管機４０によって螺旋状に巻回する際にも、製管機４０における内部の広くなった空間を利用して基板１１に容易に装着することができる。
【００３９】
螺旋管状に成形されるプロファイル１０の基板１１は、製管機４０によって螺旋状に巻回されるために、製管機４０内に供給される際に、順次、捩じれた状態になるが、地表に配置された基板ドラムが垂直軸回りに回転することにより、その捩じれが解消される。
【００４０】
また、補強部材１２はコイル状に巻回された状態で、製管機４０の近傍に配置されており、コイル状に巻回された状態から順次引き出されて、製管機４０に供給される基板１１の補強部材用凹溝１１ｇ内に挿入されている。従って、基板１１とともに螺旋状に巻回される補強部材１２は、コイル状に巻回された部分を軸方向とは直交軸の周囲に回転させれば、引き出される補強部材１２は、捩じれるおそれはない。
【００４１】
このようにして、各駆動ローラー４４および各案内ローラー４２は、ボックスカルバート２０内を周回移動しつつ、プロファイル１０が導入されるマンホールから遠ざかるように移動し、ボックスカルバート２０の内周面が全体にわたってプロファイル１０によりライニングされる。その後、ボックスカルバート２０をライニングする管状になったプロファイル１０に対して、製管機４０内に導入されるプロファイル１０が切断される。そして、ボックスカルバート２０をライニングする管状になったプロファイル１０から、製管機４０が取り外される。製管機４０が取り外されると、裏込め材が、ボックスカルバート２０の内周面と管状になったプロファイル１０との間に充填される。これにより、断面四角形状のボックスカルバート２０は、プロファイル１０によってライニングされた状態になる。
【００４２】
なお、補強部材１２は、図４に示すように、基板１１とともに所定の湾曲状態に容易に変形されるように、一方の側縁部に開口する幅方向に沿った多数のスリット１２ｂを、補強部材１２の長手方向に等しい間隔をあけて設けるようにしてもよい。この場合は、各スリット１２ｂが設けられた側縁部が内奥側になるように、基板１１の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入される。
【００４３】
図５（ａ）は、補強部材の実施の形態の他の例を示す側面図、図５（ｂ）はその平面図である。この補強部材１５は、多数の平板状をしたリンクエレメント１５ｅが帯板状になるように連結されて構成されている。帯板状に配列された各リンクエレメント１５ｅは、幅方向に沿って二分された一対の板状半体１５ａおよび１５ｂが、幅方向に沿って配置された連結軸１５ｃによって、それぞれ、その連結軸１５ｃの回りに回動可能にヒンジ結合されて構成されている。また、隣接する一対のリンクエレメント１５ｅ同士が、幅方向の一方の側縁部にて、連結軸１５ｆによって、相互に回動可能に連結されている。
【００４４】
このような構成の帯板状の補強部材１５は、隣接する各リンクエレメント１５ｅ同士が、連結軸１５ｆによってヒンジ結合されて、一方の側縁部が、広がるように湾曲し得るようになっている。また、各リンクエレメント１５ｅが、一対の板状半体１５ａおよび１５ｂ同士が帯板状の補強部材１５の幅方向に沿った連結軸１５ｃによって、ヒンジ結合されているために、補強材１５の厚さ方向を半径方向になるように湾曲し得るようになっている。従って、補強部材１５は、各リンクエレメント１５ｅ同士の湾曲方向とは直交する方向に、より湾曲しやすい状態で湾曲し得るようになっている。
【００４５】
このような補強部材１５も、基板１１の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に、各リンクエレメント１５ｅがヒンジ結合された側縁部とは反対側の側縁部が内奥側になるように挿入され、基板１１と同様の湾曲状態とされる。また、基板１１の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入されるまでは、各リンクエレメント１５ｅが連結軸１５ｃを中心として湾曲されて、コイル状に巻回された状態とされる。
【００４６】
図６（ａ）は、本発明のプロファイルの実施の形態の他の例を示す断面図である。本実施の形態では、補強部材として、多数のリンクエレメントがヒンジ結合されたチェーン１６が使用されている。チェーン１６は、隣接する一対のリンクエレメント同士の回動方向（湾曲方向）とは直交する方向にも、湾曲し得るようになっている。
【００４７】
基板１１は、補強部材挿入用凹溝１１ｇがチェーン１６を内部に収容し得るように、基板１１の幅方向に広くなっている。補強部材挿入用凹溝１１ｇの対向する各内壁面には、抜け止め用凹部１１ｎがそれぞれ設けられてる。補強部材挿入用凹溝１１ｇには、内部に収容されるチェーン１６が脱落しないようにカバー部材１７が装着される。
【００４８】
このカバー部材１７は、図６（ｂ）に示すように、補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に嵌入し得るように帯状になっており、補強部材挿入用凹溝１１ｇの各内壁面にそれぞれ対向する一対の側面部１７ａと、補強部材挿入用凹溝１１ｇの開口部内に位置される底面部１７ｂとによって断面Ｕ字状に構成されている。そして、各側面部１７ａの外側面に、補強部材挿入用凹溝１１ｇの各抜け止め凹部１１ｎに係止される抜け止め凸部１７ｃが、それぞれ設けられている。
【００４９】
補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入されてカバー部材１７によって、その補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に保持されたチェーン１６は、基板１１が湾曲される際に、チェーン１６が、各リンクエレメントの湾曲方向とは直交する方向に強制的に湾曲された状態になる。従って、基板１１は、強制的に湾曲されたチェーン１６によって、ボックスカルバート２０の内周面に押し付けられて、その湾曲状態を保持する。
【００５０】
チェーン１６は、基板１１における補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入される前は、隣接する各リンクエレメント同士が相互に回動されて、小径のコイル状とされる。
【００５１】
図７は、内周面側に開口した補強部材挿入用凹溝１１ｇを有する基板１１を使用して実施されるボックスカルバートのライニング工法に使用されるプロファイル１０の一例を示す断面図である。このように、内周面側に開口した補強部材挿入用凹溝１１ｇを有する基板１１を使用する場合には、補強部材１９を基板１１の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に挿入することなく、基板１１の外周面に予め形状保持用補強部材１８を設けて、基板１１をボックスカルバート２０内にて螺旋管状に形成する。
【００５２】
形状補強部材１８は、例えば、基板本体部１１ａの表面側に突出した補強部材挿入用凹溝１１ｇを覆うように、帯板状の金属板を断面Ｕ字状に屈曲させて、各側縁部を補強部材挿入用凹溝１１ｇを挟む各補強リブ１１ｈおよび１１ｋに係止されるように折り返した形状に構成されている。
【００５３】
ボックスカルバート２０内にて螺旋状に成形された基板１１には、ボックスカルバート２０における各コーナー部に対向して湾曲状態になった補強部材挿入用凹溝１１ｇ内にのみ、塑性変形可能な補強部材１９を、基板１１の湾曲状態に対応した湾曲状態で、断続的に挿入される。従って、ボックスカルバート２０における直線状になった内周面に沿った補強部材挿入用凹溝１１ｇ内には、補強部材１９は挿入されない。そして、補強部材１９が挿入された補強部材挿入用凹溝１１ｇ内には、補強部材１９が脱落しないように、カバー部材１７が、順次、断続的に装着される。
【００５４】
ボックスカルバート２０内にて螺旋管状に成形されたプロファイル１０は、基板１１は、形状保持用補強部材１８によって、全体にわたって、所定の断面形状に保持されており、しかも、ボックスカルバート２０の各コーナー部に対向した湾曲部は、基板１１の補強部材挿入用凹溝１１ｇ内に塑性変形状態で挿入された補強部材１９によって、その湾曲状態が確実に保持されている。
【００５５】
なお、補強部材１９としては、図６に示すチェーン１６のように、直交する２方向にそれぞれ湾曲し得て、一方への湾曲が容易になったものを使用するようにしてもよい。
【００５６】
さらに、本発明の既設管ライニング用プロファイル１０は、図８に示すように、基板本体１１の各側縁部に、長手方向に沿って延びる凹条部１１ｘをそれぞれ設けて、基板本体１１を螺旋状に巻回した際に、隣接する各凹条部１１ｘ内に嵌入される凸部を有する帯状の連結部材１１ｙによって、隣接する側縁部同士を接合されるものであってもよい。
【００５７】
【発明の効果】
本発明の既設管ライニング用プロファイルは、このように、可撓性を有する帯板状の基板が所定の湾曲状態とされる際に、補強部材が基板の内周面側から装着されるようになっているために、補強部材の取り扱いが容易になるとともに、補強部材が装着された基板の取り扱いも容易になる。
【００５８】
また、補強部材は、基板に装着されて湾曲状態とされる方向とは直交方向に容易に湾曲されるようになっているために、基板に装着される前の取り扱いが容易である。
【００５９】
さらに、補強部材は、螺旋状に巻回された基板の内周面側から任意の位置に装着できるために、補強すべき部分に対応した補強が可能になり、既設管の内周面をライニングするプロファイルを、既設管の断面形状に対応した強度とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の既設管ライニング用プロファイルの実施の形態の一例を示す横断面図である。
【図２】そのプロファイルに設けられた補強部材の斜視図である。
【図３】本発明の既設管のライニング工法の実施の形態の一例を示すボックスカルバートの横断面図である。
【図４】本発明の既設管ライニング用プロファイルに使用される補強部材の他の例を示す要部の斜視図である。
【図５】（ａ）は、その補強部材のさらに他の例を示す側面図、（ｂ）は、その平面図である。
【図６】（ａ）は、本発明の既設管ライニング用プロファイルの実施の形態の他の一例を示す横断面図、（ｂ）はそのプロファイルに使用されるカバー部材の横断面図である。
【図７】本発明の既設管ライニング用プロファイルの実施の形態のさらに他の例を示す横断面図である。
【図８】本発明の既設管ライニング用プロファイルの実施の形態のさらに他の例における側縁部同士の接合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０プロファイル
１１ａ基板本体
１１ｂ段落ち部
１１ｃソケット
１１ｄ斜め係止リブ
１１ｅ嵌合突条
１１ｇ補強部材挿入用凹溝
１２補強部材
１２ａ抜け止め凸部
１５補強部材
１６チェーン
１７カバー部材
１８形状保持用補強部材
１９補強部材
２０ボックスカルバート
４０製管機
４１フレーム
４２案内ローラー
４３連接棒
４４駆動ローラー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a profile used in a lining method that is implemented to rehabilitate an aged existing pipe, and in particular, an existing section having a cross-section that is different from a circular shape, such as a square shape or an egg shape. The present invention relates to an existing pipe lining profile that is preferably used for rehabilitating pipes.
[0002]
[Prior art]
When existing pipes such as sewage pipes are aged, a method of lining existing pipes using a strip-like profile (substrate) made of synthetic resin has been implemented. In this lining method, for example, as disclosed in JP-A-5-169539, a flexible belt-like profile is spirally wound by a pipe making machine installed in a manhole. The molded spiral tube is inserted into the existing tube while being molded into the existing tube, thereby propelling the spiral tube while rotating into the existing tube.
[0003]
In such a lining construction method, when a small-diameter spiral tube is manufactured by a profile, a configuration in which a band-shaped reinforcing member is provided on the outer peripheral surface side of the profile so that the spiral tube maintains a predetermined small diameter is disclosed in JP 7-B This is disclosed in Japanese Patent No. 80238. The spiral tube formed by such a profile is held at a predetermined small diameter by a reinforcing member formed of a metal plate or the like that can be plastically deformed.
[0004]
Further, in JP-A-3-282095, when lining the inner peripheral surface of an existing pipe having a circular cross-section with a strip-like profile, the side edges of the spirally wound profile are The structure joined by the joining member from the inner peripheral surface side is disclosed.
[0005]
[Problems to be Solved by the Invention]
Recently, a construction method has been proposed in which an existing pipe having a rectangular cross section, such as a box culvert, is lined with a strip-like profile. In the case of an existing pipe having a quadrangular cross section, such as a box culvert, the profile lining the inner peripheral surface of the existing pipe is not bent along each corner of the existing pipe, but is a circle facing each corner. Curved in an arc. Since the profile is usually configured to be elastically deformable by a synthetic resin, if the rigidity is large, the curved portion of the profile facing each corner is arranged along each corner. It is not easy to make the radius of curvature as small as possible. When the curvature radius of the profile is reduced, a large stress is generated in the curved portion of the profile, so that it is not easy to maintain the curved state.
[0006]
In order to prevent such deformation of the profile, for example, as disclosed in the above-mentioned Japanese Patent Publication No. 7-80238, a belt-like reinforcing member that can maintain the state when the curved state is appropriate. Can be mounted along the longitudinal direction of the profile. However, such a band-shaped reinforcing member may be plastically deformed if it is curved to a smaller radius of curvature with respect to the curved state similar to the profile. Therefore, it is necessary to keep the plastic deformation until it is attached to the profile, and there is a problem that handling is not easy. In addition, reinforcing ribs are usually provided on the outer peripheral side of the profile, and the outer peripheral side of the profile is in close contact with the inner peripheral surface of the existing pipe, resulting in a complicated shape. Further, there is a problem that it is not easy to continuously attach the reinforcing member to the outer peripheral side, and to closely attach the attached reinforcing member to the inner peripheral surface of the existing pipe together with the profile.
[0007]
The present invention solves such a problem, and an object of the present invention is to provide a predetermined curved state in each corner portion of an existing pipe having a quadrangular cross section, etc. An object of the present invention is to provide an existing pipe lining profile that can be easily wound.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  The existing pipe lining profile of the present invention is an existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state, and is a flexible synthetic resin. When the substrate is wound in a spiral shape, the side edges adjacent to each other are bonded together, and the substrate is mounted along the longitudinal direction of the substrate. And a reinforcing member that is curved along the longitudinal direction together with the substrate and can maintain the curved state.A groove that opens radially inward is provided on one surface that becomes an inner peripheral surface when spirally wound on the substrate, and the reinforcing member is made of a plastically deformable metal. And when the substrate is wound spirally or after winding, the substrate is inserted into the groove of the substrate so that its width direction is perpendicular to the substrate, and is prevented from coming off.It is characterized by being adapted.
[0009]
  the aboveProfile for existing pipe liningA plurality of slits are provided at intervals in the longitudinal direction of the reinforcing member, and the slits open toward one side edge located on the inner side of the groove in the width direction of the reinforcing member. To be along the width direction.
[0010]
  Of the present inventionThe existing pipe lining profile isAn existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state to form a strip plate made of a flexible synthetic resin And adjacent when spirally wound
Each side edge portion is in a bonded state, and has a belt-like shape that is attached to the substrate along the longitudinal direction, and is curved along the longitudinal direction together with the substrate to maintain the curved state. A groove that opens radially inward is provided on one surface that becomes an inner peripheral surface when the substrate is spirally wound on the substrate. And the reinforcing member is made of a plastically deformable metal, and in the groove of a portion having a small curvature radius in the spirally wound substrate when the substrate is spirally wound or after winding. It is characterized by being inserted only intermittently to prevent it from coming off.
[0011]
  Of the present inventionThe existing pipe lining profile isAn existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state to form a strip plate made of a flexible synthetic resin When the substrate is spirally wound, the adjacent side edges are bonded to each other, and the belt is attached to the substrate along the longitudinal direction. A reinforcing member that is curved along the direction and can maintain the curved state, and is radially inward on one surface that becomes an inner circumferential surface when spirally wound on the substrate. The reinforcing member is formed by arranging a large number of link elements in a straight line and hinged to each other so as to be tiltable, and spirally winds the substrate. At the time of winding or after winding , Characterized in that is adapted to be retained are inserted into the groove of the substrate so as to vertically face along its tilting direction with respect to the substrate. In the existing pipe lining profile, the reinforcing member is prevented from coming off by a cover member attached to the opening of the groove so as to close the opening.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0013]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of an existing pipe lining profile according to the present invention. The profile 10 includes a strip-shaped substrate 11 integrally formed of a flexible synthetic resin, and a substrate so that the curved state is maintained when the substrate 11 is in a predetermined curved state. 11 and a strip-shaped reinforcing member 12 mounted along the longitudinal direction of the belt 11.
[0014]
The board | substrate 11 has the board | substrate main-body part 11a made into strip | belt board shape about 2-4 mm in thickness. On one side edge in the width direction of the substrate main body portion 11a, a stepped portion 11b is provided which is positioned on the outer side by the thickness of the substrate main body portion 11a. On the side edge of the stepped portion 11b, which is the side edge of the substrate body 11a, oblique locking ribs 11d extending obliquely toward the surface side of the substrate body 11a are provided continuously in the longitudinal direction. .
[0015]
In the middle of the stepped portion 11b, a semi-annular socket 11c protruding in the same direction as the protruding direction of the oblique locking rib 11d is provided continuously along the longitudinal direction of the substrate body 11a. The socket 11c is in an open state on the side opposite to the stepped side of the stepped portion 11b (the back side of the substrate body 11a). The inside of the socket 11c is in a state where the opening side portion is narrow and the inner back side is expanded in an arc shape. On the outer peripheral surface of the semicircular socket 11c, a reinforcing portion 11f parallel to the substrate body 11a is provided.
[0016]
The substrate 11 is spirally wound so that the surface side on which the socket 11c, the oblique locking rib 11d and the like are provided is the outer peripheral side.
[0017]
In the vicinity of the side edge of the board main body 11a opposite to the side edge where the oblique locking rib 11d is provided, the board main body 11a stands vertically in the same direction as the protruding direction of the socket 11c. The raised fitting ridge 11e is continuously provided along the longitudinal direction of the substrate body 11a. This fitting protrusion 11e is provided with a fitting section having a circular cross section at the tip of a column part rising vertically from the surface of the substrate body 11a, and the fitting part is provided in the stepped part 11b. It has a circular cross section that matches the hollow cross section of the socket 11c.
[0018]
Reinforcing ribs 11h adjacent to the fitting protrusions 11e are provided on the outer peripheral surface of the substrate main body 11a with an appropriate interval protruding in the same direction as the fitting protrusions 11e. As shown by a two-dot chain line in FIG. 1, when the board 11 is spirally wound and the fitting protrusion 11e is fitted into the socket 11c, the reinforcing rib 11h is slanted and locked rib 11d. It protrudes to the fitting protrusion 11e side so that the front-end | tip part may be engaged. Moreover, when the fitting protrusion 11e is fitted in the socket 11c, it press-contacts between the reinforcement rib 11h and the fitting protrusion 11e by the step-down part 11b, and a water stop state is made between both. A strip-shaped sealing member 11m for sealing is provided on the surface of the substrate body 11a along the longitudinal direction.
[0019]
Further, a reinforcing rib 11k adjacent to the socket 11c at an appropriate interval is provided on the outer peripheral surface of the substrate body 11a so as to protrude in the same direction as the socket 11c.
[0020]
The substrate body 11a is bent between the pair of reinforcing ribs 11h and 11k so as to protrude toward the reinforcing ribs 11h and 11k, thereby forming a reinforcing member insertion concave groove 11g. The reinforcing member insertion concave groove 11g has a rectangular cross-section projecting elongated on the back side of the substrate body 11a, and a retaining recess 11n is provided on each opposing inner wall surface. Each retaining recess 11n has a triangular cross section in which a locking step is formed on the opening side of the reinforcing member insertion groove 11g.
[0021]
The substrate 11 having such a structure includes a substrate body portion 11a, a stepped portion 11b, a socket 11c, an oblique locking rib 11d, a fitting protrusion 11e, and reinforcing ribs 11h and 11k having flexibility, It is integrally formed of a synthetic resin such as polypropylene or vinyl chloride.
[0022]
A reinforcing member 12 in the form of a band plate is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g between the pair of reinforcing ribs 11h and 11k provided at the center in the width direction of the substrate body 11a. ing. FIG. 2 is a perspective view of the reinforcing member 12. The reinforcing member 12 is formed in a band plate shape by a metal plate such as a steel plate, stainless steel, and aluminum, and is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g so that the depth direction thereof is the width direction. The reinforcing member 12 has the same cross-sectional shape as the cross-section of the reinforcing member insertion groove 11g, and the retaining member has a triangular cross section similar to the retaining recess 11n provided in the reinforcing member insertion groove 11g. Protrusions 12a are provided on the opposing surfaces, respectively.
[0023]
As shown in FIG. 2, such a band-plate-like reinforcing member 12 is inserted along the longitudinal direction perpendicular to the width direction until it is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11 g of the substrate body 11 a. It is wound in a coil shape, and the thickness direction is in a state along the radial direction of the coil.
[0024]
Such a profile 10 is wound spirally to line the inner surface of the box culvert 20. In this case, when the substrate 10 is spirally inserted into the box culvert 20, the reinforcing member 12 wound in a coil shape is sequentially inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11 g of the substrate 10. Inserted into. When the reinforcing member 12 is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g, the retaining protrusions 12a of the reinforcing member 12 are locked to the retaining recesses 11n and are retained.
[0025]
As shown by a two-dot chain line in FIG. 1, the board 10 wound in a spiral shape is fitted with a fitting protrusion 11e in a socket 11c provided in the stepped-down portion 11b, and is obliquely locked. The tip of the rib 11d is engaged with the tip of the reinforcing rib 11h. The fitting protrusion 11e fitted in the socket 11c is locked to the socket 11c to prevent it from coming off. As a result, the profile 10 is formed into a spiral tubular shape.
[0026]
FIG. 3 is a schematic longitudinal sectional view of a box culvert showing an example of an implementation state of an existing pipe lining method implemented using such a profile 10. The box culvert 20 has a square cross section and is provided between a pair of manholes. Then, the inner peripheral surface of the box culvert 20 is lined by the belt-like profile 10.
[0027]
The profile 10 is spirally wound by a pipe making machine 40 disposed in the box culvert 20. The pipe making machine 40 has a frame 41 having a square cross section similar to the cross sectional shape of the box culvert 20 and being concentrically arranged in the box culvert 20. The frame 41 has a groove shape that opens to the outer peripheral side, and a plurality of guide rollers 42 that are rotatably arranged at equal intervals in the groove are supported so as to be able to move around. . Adjacent guide rollers 42 are connected to each other by a connecting rod 43.
[0028]
One of the guide rollers 42 that circulates is provided with a drive roller 44 that faces the outer periphery of the guide roller 42 with an appropriate interval. The drive roller 44 is rotated by a hydraulic motor (not shown), and can rotate around the guide roller 42 disposed opposite to the drive roller 44. Further, a drive roller 44 that is in a state of being opposed to the drive roller 44 at an appropriate interval on the outer peripheral side of one guide roller 42 is provided at an axially symmetric position. The drive roller 44 is also rotated by a hydraulic motor (not shown), and moves around in unison with the guide roller 42 disposed facing the drive roller 44.
[0029]
Between the one driving roller 44 and the guide roller 42 facing the driving roller 44, the substrate 11 of the profile 10 described above is in a mounted state in which the reinforcing member 12 is inserted into the concave groove 11g for inserting the reinforcing member. It comes to be supplied. The supplied profile 10 is in a state of being wound around the outer peripheral side portion of each guide roller 42, and the profile 10 wound around the guide roller 42 over the entire circumference and a drive roller newly disposed opposite to each other 44 and the profile 10 supplied between the guide rollers 42 are positioned in a spiral state, and the sockets 11c and the fitting protrusions 11e at the adjacent side edges are engaged.
[0030]
The lining method of the present invention using the pipe making machine 40 having such a configuration is carried out as follows.
[0031]
First, the pipe making machine 40 is arranged in a manhole where the profile 10 is introduced. Then, a substrate drum around which the substrate 11 of the profile 10 is wound is disposed on the ground surface close to the opening of the manhole, and the substrate 11 is introduced into the manhole. The substrate drum is configured to be rotatable about a vertical axis.
[0032]
The substrate 11 introduced into the manhole is inserted between the drive roller 44 and the guide roller 42 facing each other in the pipe making machine 40. In this case, the reinforcing member 12 drawn out from the coiled state is inserted into the reinforcing member concave groove 11g of the substrate 11, and the substrate 11 together with the reinforcing member 12 is connected to the drive roller 44 and the guide roller 42. Inserted between. And the board | substrate 11 with the reinforcement member 12 was spirally wound over the outer periphery of each guide roller 42 over about 2 to 3 rounds, and the stage provided in the one side edge part of the board | substrate 11 adjacent to an axial direction. A fitting protrusion 11e provided on the side edge of the other substrate 11 is fitted into the socket 11c of the drop portion 11b, and the tip of the oblique locking rib 11d is the tip of the adjacent reinforcing rib 11h. It is locked to the part. In this way, the profile 10 is spirally wound over about two to three turns to form a spiral tube.
[0033]
In such a state, the pipe making machine 40 is installed in the box culvert 20 and fixed to the end of the box culvert 20. Thereby, the profile 10 formed into a tubular shape is also in a fixed state in which it does not rotate within the box culvert 20.
[0034]
Thereafter, each drive roller 44 is rotated by a hydraulic motor. Each drive roller 44 rotates around the inner peripheral surface of the tubular profile 10 fixed to the box culvert 20 in a spiral manner, and each guide roller disposed opposite to each drive roller 44. 42 also rotates around the outer peripheral surface of the profile 10 in a spiral manner. At the same time, the other guide rollers 42 also move around along the rectangular frame 41. Then, when each drive roller 44 and each guide roller 42 circulates along the profile 10 fixed to the box culvert 20, the profile 10 introduced into the box culvert 20 is sequentially placed opposite to the drive roller 44 and The fitting ridges 11e are sequentially fitted into the sockets 11c of the profile 10 that are drawn between the guide rollers 42 and fixed to the box culvert 20.
[0035]
At this time, the profile 10 is formed into a quadrangular shape corresponding to the cross-sectional shape of the box culvert 20 by each drive roller 44 that is in rolling contact with the inner peripheral surface of the box culvert 20. At each corner portion of the box culvert 20, the profile 10 is in a small curved state along the trajectory of each drive roller 44.
[0036]
At this time, since the strip-shaped reinforcing member 12 inserted into the reinforcing member concave groove 11g is curved with its width direction as the radial direction, the substrate 11 of the profile 10 is small by the reinforcing member 12. In the curved state with the radius of curvature, the inner circumferential surface of the box culvert 20 is pressed to maintain the curved state.
[0037]
In this way, the reinforcing member 12 has a strip shape, and when mounted on the substrate 11, it is curved with the substrate 11 so that the width direction thereof is the radial direction. Until it is mounted on the substrate 11, it is bent in the thickness direction perpendicular to the direction of bending together with the substrate 11 to be coiled. Therefore, until the reinforcing member 12 is mounted on the substrate 11, there is no fear that the width direction is curved in the radial direction and plastically deformed. The coiled reinforcing member 12 is easy to carry and can be handled easily.
[0038]
Further, since the reinforcing member 12 is inserted from the surface side of the substrate 11 which becomes the inner peripheral surface when being wound spirally, the substrate 11 is spirally wound by the pipe making machine 40. Also when turning, it can be easily mounted on the substrate 11 using the widened space in the pipe making machine 40.
[0039]
Since the substrate 11 of the profile 10 formed into a spiral tube is spirally wound by the pipe making machine 40, when it is supplied into the pipe making machine 40, it is sequentially twisted. The substrate drum arranged in (1) is rotated around the vertical axis, whereby the twist is eliminated.
[0040]
Further, the reinforcing member 12 is disposed in the vicinity of the pipe making machine 40 in a coiled state, and is sequentially drawn out from the coiled state and supplied to the pipe making machine 40. It is inserted into the reinforcing member concave groove 11 g of the substrate 11. Therefore, the reinforcing member 12 spirally wound together with the substrate 11 can be twisted if the coiled portion is rotated around an axis orthogonal to the axial direction. It is not.
[0041]
In this way, each drive roller 44 and each guide roller 42 move around the box culvert 20 while moving away from the manhole into which the profile 10 is introduced, and the inner peripheral surface of the box culvert 20 is entirely covered. Lined by profile 10. Thereafter, the profile 10 introduced into the pipe making machine 40 is cut from the tubular profile 10 that lines the box culvert 20. Then, the pipe making machine 40 is removed from the tubular profile 10 that lines the box culvert 20. When the pipe making machine 40 is removed, the backfilling material is filled between the inner peripheral surface of the box culvert 20 and the tubular profile 10. As a result, the box culvert 20 having a quadrangular cross section is lined by the profile 10.
[0042]
As shown in FIG. 4, the reinforcing member 12 reinforces a large number of slits 12 b along the width direction that open at one side edge so that the reinforcing member 12 can be easily deformed into a predetermined curved state together with the substrate 11. You may make it provide in the longitudinal direction of the member 12 at equal intervals. In this case, it is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g of the substrate 11 so that the side edge portion provided with each slit 12b is on the inner back side.
[0043]
FIG. 5A is a side view showing another example of the embodiment of the reinforcing member, and FIG. 5B is a plan view thereof. The reinforcing member 15 is configured by connecting a large number of flat link elements 15e so as to form a band plate. Each of the link elements 15e arranged in a band plate shape has a pair of plate-like halves 15a and 15b divided into two along the width direction by connection shafts 15c arranged along the width direction. It is configured to be hinged so as to be rotatable around 15c. Also, a pair of adjacent link elements 15e are connected to each other by a connecting shaft 15f at one side edge in the width direction so as to be rotatable.
[0044]
The band-shaped reinforcing member 15 having such a configuration is configured such that adjacent link elements 15e are hinge-coupled by a connecting shaft 15f, and one side edge portion can be curved so as to spread. . Further, since each link element 15e is hinge-coupled with a pair of plate-like halves 15a and 15b by a connecting shaft 15c along the width direction of the belt-like reinforcing member 15, the thickness of the reinforcing member 15 is increased. It can bend so that the vertical direction is the radial direction. Therefore, the reinforcing member 15 can be bent in a direction more easily bent in a direction perpendicular to the bending direction of the link elements 15e.
[0045]
Such a reinforcing member 15 is also inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g of the substrate 11 so that the side edge portion opposite to the side edge portion to which each link element 15e is hinged is on the inner back side. Then, the curved state is the same as that of the substrate 11. In addition, each link element 15e is bent around the connecting shaft 15c and wound in a coil shape until it is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g of the substrate 11.
[0046]
FIG. 6A is a cross-sectional view showing another example of the embodiment of the profile of the present invention. In the present embodiment, a chain 16 in which a large number of link elements are hinged is used as a reinforcing member. The chain 16 can be bent also in a direction orthogonal to the rotation direction (curving direction) between a pair of adjacent link elements.
[0047]
The substrate 11 is widened in the width direction of the substrate 11 so that the reinforcing member insertion concave groove 11g can accommodate the chain 16 therein. On each of the opposing inner wall surfaces of the reinforcing member insertion concave groove 11g, a retaining concave portion 11n is provided. A cover member 17 is attached to the reinforcing member insertion concave groove 11g so that the chain 16 accommodated therein does not fall off.
[0048]
As shown in FIG. 6B, the cover member 17 has a strip shape so as to be fitted into the reinforcing member insertion groove 11g, and is opposed to each inner wall surface of the reinforcing member insertion groove 11g. A pair of side surface portions 17a and a bottom surface portion 17b located in the opening of the reinforcing member insertion concave groove 11g are formed in a U-shaped cross section. And the retaining convex part 17c latched by each retaining part concave part 11n of the concave groove 11g for reinforcement member insertion is each provided in the outer surface of each side part 17a.
[0049]
The chain 16 inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g and held by the cover member 17 in the reinforcing member insertion concave groove 11g is connected to each link element when the substrate 11 is curved. It is forced to bend in a direction perpendicular to the bending direction. Accordingly, the substrate 11 is pressed against the inner peripheral surface of the box culvert 20 by the forcibly curved chain 16 and maintains its curved state.
[0050]
Before the chain 16 is inserted into the reinforcing member insertion concave groove 11g in the substrate 11, the adjacent link elements are rotated to form a small-diameter coil.
[0051]
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an example of the profile 10 used in the box culvert lining method implemented using the substrate 11 having the reinforcing member insertion concave grooves 11g opened on the inner peripheral surface side. Thus, when using the board | substrate 11 which has the groove 11g for reinforcement member insertion opened to the inner peripheral surface side, without inserting the reinforcement member 19 in the groove 11g for reinforcement member insertion of the board | substrate 11, A shape-retaining reinforcement member 18 is provided in advance on the outer peripheral surface of the substrate 11, and the substrate 11 is formed in a helical tube in the box culvert 20.
[0052]
For example, the shape reinforcing member 18 is formed by bending a strip-shaped metal plate into a U-shaped cross section so as to cover the reinforcing member insertion concave groove 11g protruding to the surface side of the substrate body 11a. Is folded back so as to be engaged with the reinforcing ribs 11h and 11k sandwiching the reinforcing member insertion concave groove 11g.
[0053]
The substrate 11 formed in a spiral shape in the box culvert 20 has a reinforcing member that can be plastically deformed only in the concave groove 11g for inserting the reinforcing member that is curved to face each corner portion in the box culvert 20. 19 is intermittently inserted in a curved state corresponding to the curved state of the substrate 11. Accordingly, the reinforcing member 19 is not inserted into the reinforcing member inserting concave groove 11g along the linear inner peripheral surface of the box culvert 20. And the cover member 17 is mounted | worn sequentially and intermittently so that the reinforcement member 19 may not drop | omit in the concave groove 11g for reinforcement member insertion in which the reinforcement member 19 was inserted.
[0054]
In the profile 10 formed into a spiral tubular shape in the box culvert 20, the substrate 11 is held in a predetermined cross-sectional shape throughout by the shape-retaining reinforcing member 18, and each corner portion of the box culvert 20 is formed. The curved portion opposed to is firmly held by the reinforcing member 19 inserted in the reinforcing member insertion concave groove 11g of the substrate 11 in a plastically deformed state.
[0055]
As the reinforcing member 19, a member that can be bent in two orthogonal directions and can be easily bent in one direction, such as a chain 16 shown in FIG. 6, may be used.
[0056]
Further, as shown in FIG. 8, the existing pipe lining profile 10 of the present invention is provided with a concave strip portion 11x extending in the longitudinal direction at each side edge portion of the substrate body 11, and the substrate body 11 is spirally formed. Adjacent side edges may be joined to each other by a strip-shaped connecting member 11y having a convex portion inserted into each adjacent concave line portion 11x when wound in a shape.
[0057]
【The invention's effect】
Thus, the existing pipe lining profile according to the present invention is arranged so that the reinforcing member is mounted from the inner peripheral surface side of the substrate when the flexible strip-like substrate is brought into a predetermined curved state. Therefore, the reinforcing member can be easily handled and the substrate on which the reinforcing member is mounted can be easily handled.
[0058]
Further, since the reinforcing member is easily bent in a direction perpendicular to the direction in which the reinforcing member is mounted and bent, it is easy to handle before being mounted on the substrate.
[0059]
Furthermore, since the reinforcing member can be mounted at any position from the inner peripheral surface side of the spirally wound substrate, reinforcement corresponding to the portion to be reinforced becomes possible, and the inner peripheral surface of the existing pipe is lined. The profile to be made can have a strength corresponding to the cross-sectional shape of the existing pipe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of an embodiment of an existing pipe lining profile according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a reinforcing member provided in the profile.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a box culvert showing an example of an embodiment of an existing pipe lining method according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of a main part showing another example of a reinforcing member used in the existing pipe lining profile of the present invention.
5A is a side view showing still another example of the reinforcing member, and FIG. 5B is a plan view thereof.
6A is a cross-sectional view showing another example of an embodiment of an existing pipe lining profile according to the present invention, and FIG. 6B is a cross-sectional view of a cover member used for the profile.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing still another example of the embodiment of the existing pipe lining profile according to the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing a joining state of side edges in still another example of the embodiment of the existing pipe lining profile of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 profiles
11a Board body
11b Stepped part
11c socket
11d Diagonal locking rib
11e Mating ridge
11g Recessed member insertion groove
12 Reinforcing member
12a Relief protrusion
15 Reinforcing member
16 chain
17 Cover member
18 Shape retaining reinforcement
19 Reinforcing member
20 Box culvert
40 Pipe making machine
41 frames
42 Guide roller
43 Connecting rod
44 Drive roller

Claims

An existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state as a spiral pipe,
It has a strip shape made of flexible synthetic resin, and when wound spirally, the adjacent side edges are joined to each other, and the substrate It has a belt-like shape that is attached along the longitudinal direction, and is provided with a reinforcing member that is curved along the longitudinal direction together with the substrate and can maintain the curved state.
A groove that opens radially inward is provided along the longitudinal direction on one surface that becomes an inner peripheral surface when spirally wound in the substrate,
The reinforcing member is made of a plastically deformable metal, and when the substrate is wound spirally or after winding, the reinforcing member is disposed in the groove of the substrate so that the width direction thereof is perpendicular to the substrate. A profile for an existing pipe lining, which is inserted into a pipe to be prevented from coming off .

A number of slits are provided at intervals in the longitudinal direction of the reinforcing member, and the slits open toward one side edge located on the inner side of the groove in the width direction of the reinforcing member. The existing pipe lining profile according to claim 1, wherein the profile is set along the width direction .

An existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state as a spiral pipe,
It has a strip shape made of flexible synthetic resin, and when wound spirally, the adjacent side edges are joined to each other, and the substrate It has a belt-like shape that is attached along the longitudinal direction, and is provided with a reinforcing member that is curved along the longitudinal direction together with the substrate and can maintain the curved state.
A groove that opens radially inward is provided along the longitudinal direction on one surface that becomes an inner peripheral surface when spirally wound in the substrate,
The reinforcing member is made of a plastically deformable metal, and only when the substrate is spirally wound or after winding, only in a groove of a portion having a small curvature radius in the spirally wound substrate. An existing pipe lining profile characterized by being intermittently inserted and prevented from coming off .

An existing pipe lining profile for lining the inner peripheral surface of an existing pipe in a spirally wound state as a spiral pipe,
It has a strip shape made of flexible synthetic resin, and when wound spirally, the adjacent side edges are joined to each other, and the substrate Along the longitudinal direction
And a reinforcing member that is curved along the longitudinal direction together with the substrate and can maintain the curved state,
A groove that opens radially inward is provided along the longitudinal direction on one surface that becomes an inner peripheral surface when spirally wound in the substrate,
The reinforcing member is formed by arranging a large number of link elements in a straight line and hinged so as to be tiltable to each other. When the substrate is wound spirally or after winding, the reinforcing member is in the tilting direction. An existing pipe lining profile, which is inserted into a groove of the substrate so as to be perpendicular to the substrate, and is prevented from coming off .

The existing pipe lining profile according to claim 4, wherein the retaining of the reinforcing member is performed by a cover member attached to the opening of the groove so as to close the opening.