JP3656827B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に関し、特に、液晶の軸対称配向技術を採用することにより良好な視野角特性を有する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、アクティブマトリクス方式を用いた液晶表示装置が、省スペースであって、低消費電力化が可能なフラットディスプレイとして、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション用携帯モニタ等に幅広く採用されている。アクティブマトリクス方式の液晶表示装置(LCD)では、各画素を駆動するためのスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)を用いた薄膜トランジスタ液晶表示装置(TFTLCD)、プラズマ素子を用いたプラズマアドレス液晶表示装置(PALC)等が知られている。特に、プラズマアドレス液晶表示装置は、CRTに代わるフラットパネル構造を有する大型ディスプレイとして開発が進められており、例えば、特開平4−265931号公報には、大型ディスプレイとして好適に使用されるプラズマアドレス液晶表示装置が開示されている。
【0003】
このプラズマアドレス液晶表示装置は、中間シートを介して、相互に対向状態で接合された表示セル及びプラズマセルを有するフラットパネル構造になっている。
【0004】
表示媒体として液晶が搭載された表示セルは、それぞれが列方向に沿った複数本の信号電極を有している。また、この表示セルのアドレシングのために用いられるプラズマセルは、それぞれが行方向に沿った複数本の放電チャンネルを有している。プラズマセルに設けられた行方向に沿った各放電チャンネルと、表示セルに設けられた列方向に沿った各信号電極とは、相互に直交状態で交差するように配置されており、各信号電極及び各放電チャンネルの交差部分にて、各画素が構成される。
【0005】
また、表示セルとしては、通常、ツイスト配向したネマチック液晶を表示媒体として用いるTNモードが採用されている。しかしながら、このTNモードは、画素を観察する角度(視角)に対してコントラストや輝度が変化する視野角依存性が大きいことが知られており、大型ディスプレイにこのTNモードを使用すると、視野角依存性が大きいことに起因するコントラスト及び輝度の低下が顕著になる。
【0006】
TNモードにおける視野角依存性を改善した表示セルが、特開平6−301015号公報及び特開平7−120728号公報に開示されている。各公報にそれぞれ開示された表示セルに用いられている表示媒体は、配向制御のために設けられた非導電性の構造物によって細分化された液晶領域の集合によって形成されている。個々の液晶領域は、軸対称に配向制御されており、視角依存性を有することに起因するコントラスト及び輝度の低下が改善されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ツイスト配向したネマチック液晶の視角依存性を改善するために、上記の液晶の軸対称配向技術を採用した表示セルとプラズマセルとを組み合わせたプラズマアドレス液晶表示装置が、例えば、特開平9−197384号公報に開示されている。
【0008】
この公報に開示されたプラズマアドレス液晶表示装置は、列電極に印加される電圧が、液晶層と中間シートとの容量比によって分割されるため、液晶を駆動させる場合には、列電極に数〜数百ボルト程度の高い電圧を印加する必要がある。この場合、隣接する画素の間には、最大で、列電極の2倍の電圧が印加される。このように、高電圧が各画素に印加されると、配向を制御するために表示セル中に設けられた非導電体の構造物による液晶の配向規制力では、液晶の配向状態が変化する場合がある。液晶の配向状態に変化が生じると、視野角特性等が変化し、表示の均一性が損なわれるおそれがある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高い電圧が列電極に印加されても、液晶の配向状態の変化を抑制した液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置は、相互に対向する一対の基板の間に表示媒体である液晶が充填され、一方の基板にそれぞれが列方向に沿って延びる複数の信号電極が設けられ、他方の基板にそれぞれが線順次に走査されるように行方向に沿って延びる複数の走査手段が設けられ、前記各信号電極と前記各走査手段との交差部分に画素がそれぞれ形成された液晶表示装置において、前記一方の基板に、前記各信号電極を覆うように非導電体膜が設けられており、該非導電体膜には、前記各画素内に位置する前記各信号電極上に、前記信号電極が延びる方向にそれぞれが沿った少なくとも一対の列状に構成された開口部がそれぞれ設けられており、前記各信号電極には、前記各画素内における前記非導電体膜が設けられた部分であって隣接する信号電極との間に、前記非導電体膜の開口部に沿ったスリットが形成されており、前記一対の基板の間に充填された液晶に垂直配向処理が施されて、該液晶が、前記非導電体膜に設けられた前記開口部および前記各信号電極に設けられた前記スリットによって、前記各画素毎に軸対称配向するように配向制御されていることを特徴とするものである。
【0011】
前記非導電体膜において前記各画素毎に前記各列状にそれぞれ配置される開口部は、前記信号電極が延びる方向に沿って一定の間隔を空けて複数が配置されており、それぞれの開口部が四角形状になっており、前記スリットは、前記各開口部のそれぞれに沿うように複数設けられている
【0012】
前記非導電体膜において前記各画素毎に前記各列状にそれぞれ配置される開口部は、前記信号電極が延びる方向に沿って、ジグザグ形状になるように形成されており、前記信号電極の電極スリットは、前記非導電体膜の各開口部に沿ったジグザグ形状に形成されている
【0013】
また、本発明の液晶表示装置は、相互に対向する一対の基板の間に表示媒体である液晶が充填され、一方の基板にそれぞれが列方向に沿って延びる複数の信号電極が設けられ、他方の基板にそれぞれが線順次に走査されるように行方向に沿って延びる複数の走査手段が設けられ、前記各信号電極と前記各走査手段との交差部分に画素がそれぞれ形成された液晶表示装置において、前記一方の基板に、前記各画素内に位置する前記各信号電極上に、前記信号電極が延びる方向にそれぞれが一定の間隔で配置される非導電膜部分がそれぞれ設けられており、前記各信号電極には、前記各非導電体膜部分の中央部に対向してスリットが設けられており、前記一対の基板の間に充填された液晶に垂直配向処理が施されて、該液晶が、前記非導電体膜に設けられた前記開口部および前記各信号電極に設けられた前記スリットによって、前記各画素毎に軸対称配向するように配向制御されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1の液晶表示装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態1の液晶表示装置であるプラズマアドレス液晶表示装置の概略構成を示す平面図、図2は、その液晶表示装置の断面図である。
【0017】
このプラズマアドレス液晶表示装置1は、図2に示すように、中間シート3を挟んで、表示セル1及びプラズマセル2を互いに対向するように接合したフラットパネル構造を有している。
【0018】
プラズマセル2は、ガラス基板4を有しており、このガラス基板4には、それぞれが行方向に沿って延びる複数の隔壁7が、一定の間隔を空けて互いに平行に設けられている。各隔壁7は中間シート3によって覆われており、隣接する各隔壁7間の空隙によって、行方向に延びる複数の放電チャンネル5がそれぞれ形成されている。
【0019】
各放電チャンネル5には、各隔壁7の下部に各隔壁7に沿ってそれぞれ設けられたアノード電極Aと、各隔壁7間の中間位置に各隔壁7に沿って設けられたカソード電極Kとがそれぞれ配置されており、各アノード電極Aと各カソード電極Kとの間には、光が通過することができる物理的開口が形成されるように、適当な空間が設けられている。各放電チャンネル5の一方の隔壁7の下部に設けられたアノード電極Aと、その放電チャンネル5内に設けられたカソード電極Kとは互いに反対の極性となるように電圧が印加される。
【0020】
各放電チャンネル5には、対をなすアノード電極A及びカソード電極K間に反対極性の電圧が印加されることによりプラズマ放電が発生する。行方向に沿って設けられた各放電チャンネル5のアノード電極A及びカソード電極Kには、行方向とは直交する列方向に沿って順番に電圧が印加される。これにより、列方向に並んだ各放電チャンネル5に順番にプラズマ放電が発生し、プラズマ放電が、列方向に沿って、線順次に実施される。このように、各放電チャンネル5にプラズマ放電が線順次に走査されることによって、表示セル1の走査(アドレッシング)が行われる。
【0021】
表示セル1は、中間シート3に対向配置されたガラス基板8を有し、このガラス基板8における中間シート3との対向した表面に、相互に平行に配置された複数の信号電極10が設けられ、信号電極10を覆うように、非導電体膜13及び表示媒体としての液晶9がその順に積層状態で設けられている。
【0022】
図1に示すように、各信号電極10は、列方向に沿った長い帯状の透明電極によってそれぞれ構成されており、また、各信号電極10には、所定の位置に電極スリット(電極がない部分)10a(図3参照)が形成されている。各信号電極10の間には、光を遮光するブラックマトリクス12がそれぞれ設けられている。
【0023】
各信号電極10が設けられたガラス基板8には、非導電体膜13が、各信号電極10を覆うように設けられており、この非導電体膜13と中間シート3との間に、液晶9が設けられている。
【0024】
列方向に沿って配列された表示セル1の各信号電極10と、行方向に沿って配列されたプラズマセル2の各放電チャンネル5とは、それぞれ互いに直交状態で交差するように配置されており、両者の交差部分によって構成された区画に対向する液晶9の領域に、画素11がそれぞれ形成されている。各信号電極10には、放電チャンネル5の線順次走査に同期して画像信号がそれぞれ印加されることにより、各画素11毎に入射光が変調される。
【0025】
ガラス基板8の内側の表面には、カラーフィルター(図示せず)が形成されており、各信号電極10に対してRGBの三原色が順番に割り当てられている。ただし、本実施の形態1の液晶表示装置は、カラーディスプレイに限られるものではなく、モノクロディスプレイにも適用することが可能である。
【0026】
図3(a)は、各信号電極10及び非導電体膜13の要部を示す平面図である。ガラス基板8に設けられた各信号電極10を覆う非導電体膜13には、液晶9によって形成される画素11に対向して、画素11より小さく形成された開口13aが、それぞれ形成されている。各開口部13aは、1つの各画素11に対して、1個以上が形成されるように、それぞれ設けられており、図3(a)では、1つの画素11に対して非導電体膜13に形成される開口13aは、それぞれ正方形状であって、行方向に延びる信号電極10に沿って2列に規則的に形成されている。1つの画素11に対しては、各列の5つの開口13aが、それぞれ対向しており、したがって、1つの画素11に10個の開口13aが設けられている。また、各信号電極10には、それぞれの各側縁部に沿って複数の電極スリット10aがそれぞれ設けられている。各電極スリット10aは、非導電体膜13に2列に設けられた各開口13aの外側の側縁に沿った長方形状にそれぞれ形成されている。したがって、各電極スリット10aは、各画素11における列方向に隣接する画素11との境界部分に沿ってそれぞれ設けられている。
【0027】
図3(b)〜(d)は、それぞれ1つの画素11に対して非導電体膜13に形成される開口13a及び信号電極10の電極スリット10aのパターニングの他の例を示す平面図である。
【0028】
図3(b)においては、非導電体膜13の開口部13aは、図3(a)と同様のパターニングに形成されている。信号電極10の電極スリット10aは、非導電体膜13に2列に設けられた各開口部13aの外側の側縁に沿って、それぞれ各開口部13aよりも小さい正方形状に形成されており、各開口部13aの行方向の中央部の側方及び行方向に隣接する一対の開口部13a間の側方にそれぞれ位置するように一定の間隔を空けて配置されている。
【0029】
図3(c)においては、非導電体膜13の開口部13aは、図3(a)と同様のパターニングに形成されており、信号電極10の電極スリット10aは、非導電体膜13に2列に設けられた各開口部13aの外側の側縁に沿った長方形状にそれぞれ形成されるとともに、行方向に隣接する各開口部13aの間にて行方向に直交する方向に沿った長方形状にそれぞれ形成されている。
【0030】
図3(d)においては、非導電体膜13の開口部13aは、図3(a)と同様のパターニングに形成されており、信号電極10の電極スリット10aは、非導電体膜13に2列に設けられた各開口部13aの外側の側縁に沿って、それぞれ各開口部13aよりも小さい正方形状に形成されるとともに、行方向に隣接する各開口部13aの間にて、行方向に直交する方向に沿った長方形状にもそれぞれ形成されている。
【0031】
液晶9の各画素11における個々の液晶分子9aは、非導電体膜13に形成された各開口13aと、各信号電極10の電極スリット10aとにより、軸対称に配向制御される。
【0032】
軸対称配向とは、例えば、液晶分子が渦巻き状、同心円状、放射状等に配向している状態をいう。一般に、液晶分子は、上下一対の基板間において、上側の基板にて同心円状に配向し、下側の基板にて放射状に配向し、上側の基板と下側の基板との中間でツイスト配向させることによって、軸対称配向とされる。あるいは、上下の基板の中間部分において液晶分子を放射状に配向し、上下の基板方向に向かってツイストした配向によっても軸対称配向とされる。
【0033】
軸対称配向した液晶分子9aは、軸対称配向した液晶分子9aのリタデーションが相互に補償されるために、各視角方向からの光線の透過率が平均化され、視角依存性が弱められるので、視角依存性を顕著に改善することができる。
【0034】
図4は、図3(a)に示す表示セル1の信号電極10及び非導電体膜13の構造によって得られる液晶分子の配向方向の変動を説明するための表示セルの模式的な断面図である。
【0035】
図4に示す表示セルでは、図3(a)に示すようなパターニングにて、電極スリット10aが設けられた下側の信号電極10に、同様に図3(a)に示すようなパターニングにて開口13aが設けられた非導電膜13が積層されており、この非導電膜13と上側の電極17との間に、液晶9が封入されている。
【0036】
非導電膜13の開口部13aに対向した液晶9は、開口部13aの側縁と非導電膜13との段差によって、開口部13aの側縁部に近接して配置された液晶分子9aは、上側になるにつれて開口部13aの中央側に位置するように矢印k1で示す方向に傾斜した状態になっている。
【0037】
このような状態の表示セルの信号電極10及び上側の電極17間に電圧を印加すると、液晶9内に図中点線で示す方向の電界16が形成される。この電界16は、信号電極10の電極スリット10aが形成されていない部分では、上下方向に沿って形成されるが、信号電極10の電極スリット10aが形成されている部分では、電界方向に歪みが生じる。この電界方向の歪みは、上下方向に沿った方向に対して電極スリット10aの幅方向中央から各側縁に向かってそれぞれ傾斜した状態になる。このために、電極スリット10aの側縁に近接して配置された液晶分子9aは、図4の矢印k2で示すように傾斜され、非導電体膜13の傾斜方向である矢印k1と同方向に傾斜される。
【0038】
したがって、隣接する画素11に近接した画素の側縁部における液晶分子9aの配向方向を、信号電極10に形成されたスリット10aによっても、非導電膜13の開口部13aによる配向方向と同方向に配向させることができる。したがって、表示セルにおいて、各画素11を確実に軸対称配向させることができる。この矢印k1及びk2が示す傾斜方向は、同一方向となるので、表示セル全体としては、図4に示す矢印Kの方向に液晶9の配向方向が制御されている。
【0039】
なお、図3(b)に示すように、非導電体膜13の開口部13aの外縁部に沿って形成される信号電極10の電極スリット10aが分断された状態で設けられていても、信号電極10の中央部分を対称軸とする軸対称に液晶分子9aを確実に配向制御することができる。
【0040】
また、図3(c)及び(d)に示すように、行方向に隣接する各開口部13aの間に、信号電極10の電極スリット10aを設ける場合には、隣接する開口部13a間の各電極スリット10aによっても、液晶分子9aが軸対称に配向制御される。
【0041】
このように、信号電極10に電極スリット10aを設けて軸対称に配向制御される液晶9は、非導電体膜13の開口部13aによってのみ配向制御した場合に比べて、液晶9の配向制御を決定する力が大きくなり、配向の安定性が高くなる。このため、隣接画素からの横電界等による軸対称を乱す要因があっても、液晶9の配向の乱れを受けにくくすることができる。
【0042】
次に、図1及び図2に示す液晶表示装置の製造方法について説明する。
【0043】
図5(a)〜(h)は、図1及び図2に示した液晶表示装置の製造方法を説明する工程図である。
【0044】
(1)図5(a)は、表示セル1を形成するためのガラス基板8を示している。このガラス基板8は、内側の表面にカラーフィルターが設けられているが、図面の煩雑を避けるため、簡略して示している。
【0045】
(2)このガラス基板8の表面に対して、図5(b)に示すように、ITOからなる透明な帯状の信号電極10を適当な間隔を空けて平行に形成する。各信号電極10には、液晶分子の配向を制御するために、各側縁部における所定の位置にITOを削除した電極スリット10aを形成する。
【0046】
(3)次に、図5(c)に示すように、信号電極10の上に、液晶分子を配向制御する非導電体膜13を形成する。この非導電体膜13は、信号電極10の上側に位置するように、各側縁部を除いた中央部に対向するように、複数の開口部13aが格子状に形成される。なお、開口部13aは、1本の信号電極10上に2列形成している。複数の開口部13aは、例えば、非導電体膜13として感光性樹脂を用い、この感光性樹脂を信号電極10上に塗布した後、所定の格子パターンを有するフォトマスクを非導電体膜13上に形成し、このフォトマスクを介して露光現像(フォトリソグラフィー)を行うことにより形成する。
【0047】
(4)次に、図5(d)に示すように、非導電体膜13上に、信号電極10に沿って延びる柱状突起19を、各信号電極10のそれぞれの側縁部上に位置するように、一定の間隔を空けてパターニングして形成する。各柱状突起19も、上記の非導電体膜13と同様に、フォトリソグラフィーを用いて形成することができる。
【0048】
(5)次に、図5(e)に示すように、信号電極10及び非導電体膜13及び柱状突起19が形成されたガラス基板8の全体にわたって、ポリイミド等の垂直配向剤20を被覆する。
【0049】
(6)以上の図5(a)〜(e)に示す工程に並行して、図5(f)及び(g)に簡略化して示すように、ガラス基板4にプラズマセル2を作製し、このプラズマセル2上に中間シート3(図5(g)には図示せず)を貼り合わせる。
【0050】
(7)次に、図5(g)に示すように、プラズマセル2の中間シート3側の表面全体に、垂直配向剤20を塗布する。
【0051】
(8)次に、図5(h)に示すように、プラズマセル2と表示セル1とを中間シート3を挟んで、互いに向き合うようにして接合する。このプラズマセル2と表示セル1の両者の間隔寸法は、非導電体膜13及び柱状突起19によって(画面)全体にわたって、一定の間隔に設定される。このようにして形成された表示セル1の内表面は全体にわたって垂直配向剤20によって被覆された状態になっている。
【0052】
(9)次に、図5(i)に示すように、真空注入方式等の手法により、表示セル1の内部に液晶9を注入する。ここで、注入される液晶は、実際には、n型のネマチック液晶材料、カイラル物質、モノマー、光開始剤等を含む混合物である。
【0053】
(10)次に、図5(j)に示すように、液晶分子9aを軸対称に配向制御する。これは、まず、ガラス基板4及び8の両側から交流電圧を印加し、非導電体膜13に形成された開口部13aの壁面効果及び信号電極10に形成された電極スリット10aによる効果を利用して液晶分子9aを軸対称の配向状態に配向制御する。その後、液晶分子9aの軸対称配向状態を固定するため、高圧水銀ランプ等によって紫外線を照射する。この紫外線照射によって、液晶9に含まれるモノマーが光重合し、液晶9の軸対称配向状態を記憶する。
【0054】
このように、本実施の形態1の液晶表示装置は、信号電極10に形成された電極スリット10a及び非導電体膜13の開口部13aによって、高度に配向制御された液晶領域を形成することができ、高い電圧が列電極に印加されても、液晶の配向状態が影響を受けないようにすることができる。
【0055】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2の液晶表示装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0056】
本実施の形態2の液晶表示装置は、全体の構成については、実施の形態1の液晶表示装置と概略同一であるので、詳しい説明は省略し、以下、異なる点についてのみ説明する。
【0057】
図6(a)は、本実施の形態2の液晶表示装置の非導電体膜13の開口部13a及び信号電極10の電極スリット10aの形成パターンを示す模式図である。
【0058】
非導電体膜13には、各画素11毎に、信号電極10が延びる方向に沿ってそれぞれがジグザグ状に形成された2本の開口部13aが形成されている。また、非導電体膜13の下に形成される信号電極10の各側縁部には、非導電体膜13の開口部13aのジグザグ形状に沿って、それぞれが平行に形成された2本の電極スリット10aが形成されている。
【0059】
図7は、図6(a)に示す表示セル1の信号電極10及び非導電体膜13の構造によって得られる液晶分子9aの配向方向の変動を説明するための表示セルの模式的な断面図である。
【0060】
図7に示す表示セルでは、図6(a)に示すようなパターニングにて、電極スリット10aが設けられた下側の信号電極10に、同様に図6(a)に示すようなパターニングにて開口13aが設けられた非導電体膜13が積層されており、この非導電体膜13と上側の電極17との間に、液晶9が封入されている。
【0061】
非導電体膜13の開口部13aの側縁部に対向した領域の液晶分子9aは、前記の図4の場合と同様の理由により、矢印k1及びk1’で示すように、開口部13aのそれぞれの幅方向の中央側に向かってそれぞれ傾斜した状態になっている。
【0062】
また、信号電極10の電極スリット10aにおける各側縁部に対向した領域の液晶分子9aは、前記図4の場合と同様の理由により、矢印k2及びk2’で示すように、それぞれk1及びk1’と同じ方向に傾斜される。
【0063】
したがって、図7に示す構造を有することにより、非導電体膜13のジグザグ状に形成された開口部13aにおける各側縁部に対向する領域の液晶分子9aは、それぞれ矢印k1及びk1’の方向にそれぞれ傾斜され、信号電極10の電極スリット10aにおける各側縁部に対向する液晶分子9aは、それぞれ電極スリット10aの各側縁部に近接した開口部13aの各側縁部における液晶分子9aの傾斜方向とそれぞれ同方向である矢印k2及びk2’の方向にそれぞれ傾斜される。その結果、各画素11において、より確実に液晶分子9aを軸対称配向させることができる。この矢印k1及びk2とk1’及びk2’が示す傾斜方向は、それぞれ同一方向となっているので、表示セル全体としては、図7に示す矢印K及びK’の方向に液晶9の配向方向がそれぞれ制御される。
【0064】
本実施の形態2の液晶表示装置では、非導電体膜13の開口部13aと信号電極10の電極スリット10aをジグザグ状に配置しているので、図6(a)に示すように、液晶9は、K1及びK1’とK2及びK2’との4方向に配向制御されることになる。しかも、画素11の液晶分子9aの配向方向が4方向に制御されることにより、液晶分子9aのリタデーションが相互に補償され、各視角方向からの光線の透過率が平均化されて、視角依存性が弱められる。このため、良好な視角特性が得られることになる。
【0065】
各画素11に形成される非導電体膜13のジグザグ状の開口部13aの本数は、信号電極10の幅等により変わり、図6(a)に示すように2本に限定されるものではない。また、信号電極10の電極スリット10aは、信号電極10を全体にわたって連続するように形成してもよく、また、断続的に形成するようにしてもよい。
【0066】
非導電体膜13の開口部13aと信号電極10の電極スリット10aとを信号電極10が延びる方向に沿うジグザグ形状に形成する場合には、図6(b)に示すように、開口部13aの幅を電極スリット10aよりも広く形成して、開口部13aのジグザグ形状の各コーナー部に、隣接する電極スリット10aに向かって突出するように、突出部13bをそれぞれ形成してもよい。
【0067】
このように、非導電体膜13の開口部13aに突出部13bをそれぞれ形成することにより、4方向に軸対称される液晶分子9aの配向制御の面積比を均等にすることができ、視角依存性をさらに低減することができる。
【0068】
また、図6(c)に示すように、非導電体膜13の開口部13a及び信号電極10の電極スリット10aが、信号電極10に沿った部分と、その部分に直交する方向に沿った部分とを交互に接続したジグザグ形状してもよい。
【0069】
このように、非導電体膜13の開口部13a及び信号電極10の電極スリット10aを、直角に屈曲させて形成することによって、液晶9の配向方向を4方向に制御することができるので、視角依存性を低減することができる。
【0070】
なお、液晶の方式としては、ツイストネマチック方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式等、いずれであってもよい。
【0071】
また、本実施の形態2の液晶表示装置の製造方法については、実施の形態1の液晶表示装置の製造方法と略同一であるので、詳しい説明は省略する。
【0072】
ただし、ECB方式の液晶の場合、液晶には、n型のネマチック液晶材料だけを含んでいる場合、及び、n型の液晶材料、モノマー、光開始剤等を含んでいる場合がある。ツイストネマティック方式の液晶の場合には、液晶を含めて、実施の形態1の液晶表示装置の場合と同一である。
【0073】
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3の液晶表示装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0074】
本実施の形態3の液晶表示装置は、全体の構成については、前記の実施の形態1の液晶表示装置と概略同一であるので、詳しい説明は省略し、以下、異なる点についてのみ説明する。
【0075】
図8は、本実施の形態3の液晶表示装置の非導電体膜13の開口部13a及び信号電極10の電極スリット10aの形成パターンを示す模式図である。
【0076】
図8(a)〜(c)に示す信号電極10及び非導電体膜13においては、非導電体膜13が、信号電極10上に一定の間隔を空けて配置された正方形状にそれぞれ形成されており、正方形状の各非導電体膜13の間に開口部13aがそれぞれ形成されている。信号電極10には、各非導電体膜13に対向する中央部に正方形状の電極スリット10aが形成されている。
【0077】
図8(a)においては、1つの画素11に3つの開口部13aが形成されており、図8(b)においては、1つの画素11に(2×8)個の開口部13aが形成されている。図8(c)においては、複数の画素11に跨って、多数の開口部13aが形成されている。
【0078】
図8(a)〜(c)は、信号電極10上に形成される非導電体膜13の数を変更したいくつかの例を示しているが、この非導電体膜13は、信号電極10の幅等により、適宜決定されるため、図に示した場合に限られるものではない。
【0079】
上記のように、非導電体膜13及び信号電極10の電極スリット10aを配置すると、図8(a)の矢印K1とK1’及びK2及びK2’に示すように、液晶9の配向方向は、4方向に制御されることになる。
【0080】
このように、液晶9の配向方向が4方向に制御されることにより、液晶分子9aのリタデーションが相互に補償されるため、各視角方向からの光線の透過率が平均化され、視角依存性が低減される。このため、良好な視角特性が得られることになる。
【0081】
ここで、液晶の方式としては、ツイストネマチック方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式等、いずれであってもよい。
【0082】
また、本実施の形態3の液晶表示装置の製造方法については、実施の形態1の液晶表示装置の製造方法と略同一であるので、詳しい説明は省略する。
【0083】
ただし、ECB方式の液晶の場合、液晶には、n型のネマチック液晶材料だけを含んでいる場合、及び、n型の液晶材料、モノマー、光開始剤等を含んでいる場合がある。ツイストネマティック方式の液晶の場合には、液晶を含めて、実施の形態1の液晶表示装置の場合と同一である。
【0084】
なお、上記実施の形態1〜3の液晶表示装置の表示セルの構成は、主としてPALCに適用した場合について記載したものであるが、この構成は、PALCだけではなく、TFTLCD等の他の液晶表示装置にも適用することができ、この構成を適用することによって、隣接電極からの電界の影響を抑制することができ、この結果、表示の均一性を向上させることができる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各信号電極上に、所定位置に開口部を有する非導電体の構造物が設けられているとともに、信号電極の非導電体の構造物に対向して、非導電体の構造物の開口部に沿った電極スリットが形成されているので、高度に配向制御された液晶領域を形成することができ、高い電圧が列電極に印加されても、隣接する液晶の配向状態に対する影響を抑制することができる。このため、隣接する電極からの電界による配向の乱れを低減することができ、表示の均一性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプラズマアドレス液晶表示装置を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るプラズマアドレス液晶表示装置を示す断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、本発明の実施の形態1に係るプラズマアドレス液晶表示装置の表示セルの信号電極の電極スリット及び非導電体膜の開口部の形成パターンを示す平面図である。
【図4】本発明の液晶表示装置に電圧が印加された場合の液晶領域の配向方向の制御を模式的に説明する断面図である。
【図5】(a)〜(j)は、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の製造方法を経時的に説明する断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の実施の形態2のプラズマアドレス液晶表示装置の表示セルの信号電極の電極スリット及び非導電体膜の開口部の形成パターンを示す平面図である。
【図7】本発明の液晶表示装置に電圧が印加された場合の液晶領域の配向方向の制御を模式的に説明する断面図である。
【図8】(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の実施の形態3のプラズマアドレス液晶表示装置の表示セルの信号電極の電極スリット及び非導電体膜の開口部の形成パターンを示す平面図である。
【符号の説明】
1 表示セル
2 プラズマセル
3 中間シート
4 ガラス基板
5 放電チャンネル
7 隔壁
8 ガラス基板
9 液晶
9a 液晶分子
10 信号電極
10a 電極スリット
11 画素
12 ブラックマトリクス
13 非導電体膜
13a 開口部

Claims (4)

  1. 相互に対向する一対の基板の間に表示媒体である液晶が充填され、一方の基板にそれぞれが列方向に沿って延びる複数の信号電極が設けられ、他方の基板にそれぞれが線順次に走査されるように行方向に沿って延びる複数の走査手段が設けられ、前記各信号電極と前記各走査手段との交差部分に画素がそれぞれ形成された液晶表示装置において、
    前記一方の基板に、前記各信号電極を覆うように非導電体膜が設けられており、該非導電体膜には、前記各画素内に位置する前記各信号電極上に、前記信号電極が延びる方向にそれぞれが沿った少なくとも一対の列状に構成された開口部がそれぞれ設けられており、
    前記各信号電極には、前記各画素内における前記非導電体膜が設けられた部分であって隣接する信号電極との間に、前記非導電体膜の開口部に沿ったスリットが形成されており、
    前記一対の基板の間に充填された液晶に垂直配向処理が施されて、該液晶が、前記非導電体膜に設けられた前記開口部および前記各信号電極に設けられた前記スリットによって、前記各画素毎に軸対称配向するように配向制御されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記非導電体膜において前記各画素毎に前記各列状にそれぞれ配置される開口部は、前記信号電極が延びる方向に沿って一定の間隔を空けて複数が配置されており、それぞれの開口部が四角形状になっており、
    前記スリットは、前記各開口部のそれぞれに沿うように複数設けられている、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記非導電体膜において前記各画素毎に前記各列状にそれぞれ配置される開口部は、前記信号電極が延びる方向に沿って、ジグザグ形状になるように形成されており、
    前記信号電極の電極スリットは、前記非導電体膜の各開口部に沿ったジグザグ形状に形成されている、請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 相互に対向する一対の基板の間に表示媒体である液晶が充填され、一方の基板にそれぞれが列方向に沿って延びる複数の信号電極が設けられ、他方の基板にそれぞれが線順次に走査されるように行方向に沿って延びる複数の走査手段が設けられ、前記各信号電極と前記各走査手段との交差部分に画素がそれぞれ形成された液晶表示装置において、
    前記一方の基板に、前記各画素内に位置する前記各信号電極上に、前記信号電極が延びる方向にそれぞれが一定の間隔で配置される非導電膜部分がそれぞれ設けられており、
    前記各信号電極には、前記各非導電体膜部分の中央部に対向してスリットが設けられており、
    前記一対の基板の間に充填された液晶に垂直配向処理が施されて、該液晶が、前記非導電体膜に設けられた前記開口部および前記各信号電極に設けられた前記スリットによって、前記各画素毎に軸対称配向するように配向制御されていることを特徴とする液晶表示装置。
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