JP3655278B2 - Double facer glue residue remover - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダブルフェーサの糊カス除去装置に関するものであって、特に接着した段ボールシートの側面から食み出した余剰の糊カス及び、接着する段ボールシートの端部における位置ずれ(耳ずれ)などによって、段ボールシート面やキャンバスベルト及び熱板に糊が付着した場合に、これを有効に除去する糊カス除去装置を備えたダブルフェーサの糊カス除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
段ボールシート製造機におけるダブルフェーサには、ライナーに糊を塗布した一方のシート片と、一方のシート片に接着する他方のシート片とが前工程から順次供給され、ダブルフェーサでは重合した一方及び他方のシート片からなる段ボールシートを、ウエイトロールを添装したキャンバスベルトと、加熱手段で熱せられた熱板とで狭持し、次工程へ移送しながら糊を乾燥させて接着を行う。
【0003】
これらのキャンバスベルト及び熱板は、各種段ボール製造の製造に適用できるように、製造する段ボールシートの最大横幅寸法に適合させて横幅寸法が設定されており、このために横幅寸法の狭い段ボールを製造した際には、ウエイトロールの加圧によってゲル状をした余剰の糊が段ボールシートの側面から食み出す恐れがある。
【0004】
食み出した糊は、次第に乾燥して固結化した粒状の糊カスとなって段ボールシート面やキャンバスベルト及び熱板に付着し、横幅寸法の広い段ボールを製造した際には、糊カスによって段ボールシートの表面を凹凸に変形させた不良品を製造する恐れがあると共に、熱板上を滑動する段ボールシートが紙づまりする恐れがある。
【0005】
また、接着する各シート片を重合した際に端部が整合しないで位置ずれ(耳ずれ)を生じ、特にライナーの頂部に糊を塗布した一方側(上部側)のシート片が突出して糊面が露出すると、ライナーが熱板に当接して糊を付着させる恐れがあるので、これを放置しておくと上記と同様の悪影響を及ぼすことになる。
【0006】
このような課題を解決するための従来技術として、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されているように、ダブルフェーサの始端側と終端側に配置した各回転ローラに卷回してエンドレス状に走行するキャンバスベルトに対し、始端側の回転ローラと係合させた糊カス除去装置によって、キャンバスベルトに付着した糊カスを除去するようにした提案がされている。
【0007】
【特許文献1】
実公平5−38924号公報
【特許文献2】
特開2001−233435号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1,2のようにキャンバスベルトを駆動するダブルフェーサの始端側の回転ローラの位置に糊カス除去装置を設けた場合には、乾燥の初期段階で糊の食み出しが最も発生し易い始端側回転ローラの後方側に隣接した個所すなわち、ダブルフェーサの入口側で発生した糊カスは出口側まで付着したままの状態で、キャンバスベルトが一巡した後に除去されることになる。
【0009】
このために、一巡する間にキャンバスベルトに付着した糊カスは除去することができるが、新たに発生して段ボールシート面やキャンバスベルト及び熱板に付着した糊カスによって、段ボールシートの表面を凹凸に変形させた不良品を製造する恐れがあると共に、熱板上を滑動する段ボールシートが紙づまりする恐れがある。
【0010】
そこで本発明では、これら従来技術の課題を解決し得るダブルフェーサの糊カス除去装置を提供するものであって、特に熱板上を走行する段ボールシートの下面側に摺接し、段ボールシートの側面から食み出した余剰の糊カス及び耳ずれによる露出面の糊カスを除去し、段ボールシート面やキャンバスベルト及び熱板に付着するのを防止することを主たる目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のダブルフェーサの糊カス除去装置は、ダブルフェーサの熱板側に配置し、熱板上を走行する段ボールシートの下面側に摺接する糊カスの除去手段を設けたことを特徴とし、段ボールシートの下面側に対して、段ボールシートの走行移動が可能な状態で摺接した糊カスの除去手段によって、段ボールシートに付着した糊カスを払拭や掻き取りその他によって除去するものである。
【0012】
この糊カス除去装置は、ダブルフェーサの前方側の位置で隣接した各熱板の間や、ダブルフェーサの最初の熱板の前方に対し、1個所又は複数個所に糊カスの除去手段を配置させることが可能であり、糊カスの除去に効果的な位置を適宜に選択して設置することができる。
【0013】
また、本発明のダブルフェーサの糊カス除去装置は、ダブルフェーサの前方側の位置で隣接した各熱板の間に配置し、通常運転時には段ボールシートの下面側及びキャンバスベルトの幅方向両端の下面側に摺接すると共に、空運転時にはキャンバスベルトの幅方向全域の下面側に摺接する糊カスの除去手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
この糊カス除去装置では、通常運転時には段ボールシートの表面及びキャンバスベルトの幅方向両端側に付着した糊カスを除去すると共に、空運転時にはキャンバスベルトの幅方向全域の糊カスを除去することが可能である。
【0015】
特に、乾燥の初期段階で糊の食み出しが最も発生し易いダブルフェーサの入口側で発生した糊カスを、段ボールシートの表面及びキャンバスベルトの幅方向両端側から除去するので、後方側で段ボールシートの表面を凹凸に変形させて不良品を製造する恐れが解消すると共に、熱板上を滑動する段ボールシートが紙づまりする恐れもない。
【0016】
前記糊カスの除去手段は、ダブルフェーサの前方側の位置で隣接した各熱板の間に対し、1個所又は複数個所に設ける形態を採ることが可能であるが、食み出した糊カスが乾燥して固結化する以前に除去するのが効果的であるので、少なくともキャンバスベルト上にウエイトロールが載置されている最初の熱板と次の熱板の間に設けた形態を採ることが望ましい。
【0017】
前記糊カス除去手段は、段ボールシートの表面及びキャンバスベルトの幅方向両端側に付着した糊カスを除去し、これによって熱板に付着する糊カスも軽減することが可能な各種の糊カスの除去手段を適用し得るが、段ボールシートの表面に摺接して移送方向と反対方向に回転する除去ロールを備えている形態を採ることにより、安価且つ簡単な構成で効果的に糊カスの除去を行うことができる。
【0018】
前記除去ロールには、除去ロールに係合して滞積した糊カスを掻き取る掻き取り片を設けた形態を採ることにより、常に除去ロールを糊カスを除去するのに適した状態に維持することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のダブルフェーサの糊カス除去装置について、本発明を適用した図示の実施形態に基づいて詳細に説明するが、図1はダブルフェーサの要部を縦断面図で示し、図2は同じく平面図を示し、図3は同じく部分拡大断面図を示し、図4と図5は糊カス除去装置の構造及び動作を説明する拡大した縦断面図を示す。
【0020】
図1及び図2で示すように、段ボールシート1を移送する通路の上部側には、始端側及び終端側に配置した回転ロール2(終端側は図示を省略)に巻装したエンドレス状のキャンバスベルト3を設け、一方の回転ロール2をモータで回転駆動することによって、エンドレス状に連続走行させている。
【0021】
キャンバスベルト3は、柔軟性のある布材によって形成されていると共に、製造する段ボールの最大横幅寸法に適合させた横幅寸法に設定されており、段ボールシート1を移送する通路側に位置する往路部分の上面には、多数のウエイトロール4(4A,4B)を所定間隔毎に並設している。
【0022】
ウエイトロール4は、縦長穴などで形成した軸受部に両端を支持して昇降移動可能にし、段ボールシート1が移送されると一旦押し上げられた後に自重でキャンバスベルト3を通路側に加圧するが、前方側のウエイトロール4Aに対して後方側のウエイトロール4Bは、ウエイトを軽くするように小径にしている。
【0023】
段ボールシート1を移送する通路の下部側には、スチームなどの加熱手段(図示を省略)によって加熱された複数の熱板5(5A,5B,5C)が、所定間隔毎に基台6に取り付けて並設されていると共に、基台6には隣接する各熱板5間の適所に設けた除去ロール部7Aと、除去駆動部7Bによる糊カス除去装置7が取り付けられている。
【0024】
なお、熱板5は横幅寸法をキャンバスベルト3と同幅又は僅かに広幅で形成すると共に、入口側に最初に設けた熱板5Aの先端部には傾斜状の導入案内部8を形成し、前工程から順次供給されるライナーに糊を塗布した一方のシート片1Aと、接着する他方のシート片1Bとを容易に受容できるようにし、各シート片1A,1Bは重合状態に接着して段ボールシート1を形成する。
【0025】
除去ロール部7Aは、図4と図5で詳細を示すように、円筒状で両端を熱板5の横幅より外側へ突出する態様で各熱板5間に除去手段として配置した除去ロール9を備え、除去ロール9は基台6に取り付けた軸受部材(図示を省略)で両端を回転可能に支持すると共に、一端側に装着した従動ホイール10にベルトやチェーンなどの伝動部材11を巻装して除去駆動部7B側と連結されている。
【0026】
除去駆動部7Bは、基台6に取り付けた取付け部材12に装着されたモータ13を備え、モータ13の出力軸に装着した駆動ホイール14に伝動部材11を巻装して除去ロール部7A側と連結され、モータ12を回転させると除去ロール9を矢印のように、段ボールシート1を移送する方向とは反対側の時計方向に回転される。
【0027】
段ボールシート1を移送する通常運転時には、図4で示すように、段ボールシート1はウエイトロール4で加圧されたキャンバスベルト3と、加熱した熱板5の間で狭持した態様で移送されながら接着及び乾燥作業が行われると共に、除去ロール9が段ボールシート1に摺接した状態で回転することによって、除去ロール部7Aが糊カス20の除去作業を行う。
【0028】
この糊カス20の除去作業は、段ボールシート1の両側面側から食み出した余剰の糊が熱板5上に流動した後に、熱板5の加熱で多少乾燥を始めたゲル状の糊カス20が段ボールシート1面に付着しているのを、除去手段である除去ロール9で払拭するようにして除去することができる。
【0029】
また、柔軟な布材で形成したキャンバスベルト3は、段ボールシート1のない両端側3aは、図3で示すように各熱板5間の除去ロール9上に垂れ下がった状態になり、この両端側3aに食み出した余剰の糊が直接又は熱板5を介して、キャンバスベルト3にゲル状の糊カス20として付着した場合も、除去ロール9で払拭するようにして除去することができる。
【0030】
さらに、段ボールシート1を移送しない空運転時には、図5で示すように、キャンバスベルト3はウエイトロール4と熱板5の間及び、ウエイトロール4と除去ロール9の間に狭持された態様で走行されるので、除去ロール9をキャンバスベルト3に摺接した状態で回転することによって、キャンバスベルト3に付着した糊カス20を除去することができる。
【0031】
除去した糊カス20は、そのままにしておくと次第に除去ロール9に滞積するので、これを除去するための掻き取り部15を除去ロール9の隣接位置に設け、基台6に取り付けた取付け板16と、取付け板16に押さえ板17を固着する取付けねじ18と、取付け板16と押さえ板17で狭持して先端を除去ロール9に宛った掻き取り片19で構成している。
【0032】
除去ロール9は、金属パイプのような硬質材料で形成する形態や、ウレタンのような弾性材料で形成する形態を採ることができると共に、図示の実施形態のように全体を同一の外径にした円筒状以外に、段ボールシート1の横幅より外側に対し、段ボールシート1の厚み分だけ外径を大きく形成してキャンバスベルト3に摺接させる形態を採ることも可能である。
【0033】
除去ロール部7Aは、隣接する各熱板5間で最も効果的な糊カス20の除去が可能な1個所以上に設けることができるが、乾燥が進んで糊が固結化すると除去が困難であること、後方側に設けた場合にはそれ以前に付着した糊カス20によって悪影響を受けることから、なるべく前方側に設けることが望ましい。
【0034】
また、ウエイトロール4によって段ボールシート1が加圧されると、糊の食み出し量も多くなるので、図示の実施形態では加圧を行わない1枚目の熱板5Aを除外し、前方側の2枚目と3枚目に設けた熱板5Bと熱板5Cの間に、除去ロール9を備えた除去ロール部7Aを設けている。
【0035】
但し、1枚目にも加圧ロール4がある場合や、1枚目には加圧ロール4がない場合でも、1枚目と2枚目の熱板5A,5B間に除去ロール部7Aを設ける形態を採ることも可能であり、3枚目の熱板5Cと4枚目の間にも設ける形態や、複数個所に設ける形態を必要に応じて採ることができる。
【0036】
除去ロール部7Aは、通常は熱膨張によるクリアランスとして僅かに離間させている各熱板の間を、除去ロール9を装着できる間隔にスライドさせた状態にして設置させることが可能であるから、所望の各熱板の間を選択して容易に設置することができる。
【0037】
また、除去手段である除去ロール9は各熱板の間だけではなく、ダブルフェーサの最初の熱板5Aの前方に装着する形態を採ることも可能であり、例えば図示の実施形態では傾斜状にした導入案内部8の前方に除去ロール9を設け、一方片1Aから他方片1Bに垂れ落ちた糊カスを除去することができる。
【0038】
除去駆動部7Bは、図示の実施形態では除去ロール部7Aと離れた位置に設けて、ベルトなどの伝動部材11を介して除去ロール9の回転駆動を行っているが、除去駆動部7Bを除去ロール部7Aの近接位置に設けて歯車によって伝動する形態や、除去ロール部7Aの一方端部に減速機を介してモータを直接連結する形態などを採ることも可能である。
【0039】
また、図示の実施形態では段ボールシート面を損傷しないように除去手段に除去ロール9を用いたが、段ボールシート面及びキャンバスベルトに当接する態様で、掻き取り片19と同様の掻き取り片を備えた掻き取り部15を設ける簡単で且つ安価な形態にすることもできる。
【0040】
この形態による除去手段の場合、掻き取り片を前方又は後方側へ傾斜状に設けたり、この掻き取り片又は除去ロール9をばね手段で段ボールシート面及びキャンバスベルト側にばね付勢する形態などを採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態であって、糊カス除去装置を装備したダブルフェーサの要部を縦断面図で示す。
【図2】図1の平面図を示す。
【図3】図1の部分拡大断面図を示す。
【図4】図1における糊カス除去装置の構造及び動作の説明をする拡大した縦断面図であって、通常運転時における糊カス除去の状態を示す。
【図5】同じく、空運転時における糊カス除去の状態を示す。
【符号の説明】
1 段ボールシート
2 回転ロール
3 キャンバスベルト
3a (キャンバスベルトの)両端側
4 ウエイトロール
5 熱板
6 基台
7 糊カス除去装置
7A 除去ロール部
7B 除去駆動部
8 導入案内部
9 除去ロール(除去手段)
10 従動ホイール
11 伝動部材
12 取付部材
13 モータ
14 駆動ホイール
15 掻き取り部
16 取付け板
17 押さえ板
18 取付けねじ
19 掻き取り片
20 糊カス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for removing glue residue from a double facer, and in particular, due to excess glue residue protruding from the side surface of a bonded corrugated sheet and misalignment (ear misalignment) at the end of the corrugated cardboard sheet to be bonded. The present invention relates to a double facer glue residue removing apparatus provided with an adhesive residue removing apparatus that effectively removes adhesive when a paste adheres to a corrugated cardboard surface, a canvas belt and a hot plate.
[0002]
[Prior art]
In the double facer in the corrugated cardboard manufacturing machine, one sheet piece coated with glue on the liner and the other sheet piece adhered to the one sheet piece are sequentially supplied from the previous step, and one and the other sheet polymerized in the double facer. The corrugated cardboard sheet is sandwiched between a canvas belt fitted with a weight roll and a hot plate heated by a heating means, and the glue is dried while being transferred to the next process to be bonded.
[0003]
These canvas belts and hot plates are set so that the width is adapted to the maximum width of the corrugated sheet to be manufactured so that it can be applied to the manufacture of various corrugated boards. For this reason, corrugated board with a narrow width is manufactured. In such a case, there is a risk that excess paste that has been gelled by the pressure of the weight rolls may dig out from the side surface of the cardboard sheet.
[0004]
The glue that sticks out gradually becomes dry and solidified granular glue residue, which adheres to the corrugated cardboard sheet surface, canvas belt, and hot platen. There is a risk of producing a defective product in which the surface of the cardboard sheet is deformed into irregularities, and the cardboard sheet sliding on the hot plate may be jammed.
[0005]
In addition, when the sheet pieces to be bonded are superposed, the end portions do not align and misalignment (ear misalignment) occurs, and in particular, the sheet piece on one side (upper side) coated with glue on the top of the liner protrudes and paste surface When exposed, the liner may come into contact with the hot plate and cause glue to adhere, so leaving it unattended will have the same adverse effects as described above.
[0006]
As a conventional technique for solving such a problem, for example, as disclosed in
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 5-38924 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-233435
[Problems to be solved by the invention]
However, when the glue residue removing device is provided at the position of the rotary roller on the start end side of the double facer that drives the canvas belt as in
[0009]
For this reason, the glue residue adhering to the canvas belt can be removed during one round, but the surface of the cardboard sheet is uneven by the newly generated adhesive residue adhering to the corrugated cardboard surface, canvas belt and hot plate. There is a risk of producing a defective product deformed into a corrugated sheet, and there is a risk that the corrugated cardboard sheet sliding on the hot plate will be jammed.
[0010]
Therefore, the present invention provides an apparatus for removing glue residue from a double facer that can solve these problems of the prior art, and is particularly slidably in contact with the lower surface side of a corrugated cardboard sheet that runs on a hot plate, and is eaten from the side surface of the corrugated cardboard sheet. The main purpose is to remove the excess glue residue and the paste residue on the exposed surface due to the ear misalignment, and to prevent them from adhering to the corrugated cardboard surface, canvas belt and hot plate.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
An apparatus for removing glue residue from a double facer according to the present invention is characterized in that it is provided on the hot plate side of the double facer, and is provided with means for removing glue residue that is in sliding contact with the lower surface side of the cardboard sheet running on the hot plate. The glue residue adhering to the cardboard sheet is removed by wiping, scraping or the like by means of a glue residue removing means which is in sliding contact with the lower surface side in a state where the cardboard sheet can be moved.
[0012]
This glue debris removal device can arrange glue debris removal means at one or more places between adjacent hot plates at the front side of the double facer or in front of the first hot plate of the double facer. Yes, an effective position for removing glue residue can be appropriately selected and installed.
[0013]
In addition, the double scraper debris removal device of the present invention is disposed between adjacent hot plates at the front side of the double facer, and is in sliding contact with the lower surface side of the corrugated cardboard sheet and the lower surface sides of both ends of the canvas belt in the normal operation. At the same time, it is characterized in that there is provided an adhesive residue removing means that is in sliding contact with the lower surface side of the entire width direction of the canvas belt during idle operation.
[0014]
With this glue residue removing device, it is possible to remove the glue residue adhering to the surface of the corrugated cardboard sheet and both ends in the width direction of the canvas belt during normal operation, and it is possible to remove the glue residue throughout the width direction of the canvas belt during idle operation. It is.
[0015]
In particular, since the glue residue generated on the entrance side of the double facer where paste sticking is most likely to occur in the initial stage of drying is removed from the surface of the corrugated cardboard sheet and both ends in the width direction of the canvas belt. This eliminates the risk of producing a defective product by deforming the surface of the sheet into irregularities, and also prevents the cardboard sheet sliding on the hot plate from jamming.
[0016]
The glue residue removing means can take a form of being provided at one place or a plurality of places between the adjacent hot plates at the front side of the double facer. Since it is effective to remove before consolidation, it is desirable to take a form provided at least between the first hot plate and the next hot plate on which the weight roll is placed on the canvas belt.
[0017]
The glue residue removing means removes the glue residue adhering to the surface of the corrugated cardboard sheet and the width direction both ends of the canvas belt, thereby removing the adhesive residue adhering to the hot plate. Although it is possible to apply the means, it is possible to remove the glue residue effectively with an inexpensive and simple configuration by adopting a form including a removing roll that slides on the surface of the corrugated cardboard sheet and rotates in the direction opposite to the transfer direction. be able to.
[0018]
The removal roll is always provided with a scraping piece that engages with the removal roll and scrapes the accumulated glue residue, so that the removal roll is always maintained in a state suitable for removing the adhesive residue. It is possible.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a double facer paste residue removing apparatus according to the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiment to which the present invention is applied. FIG. 3 is a partially enlarged sectional view, and FIGS. 4 and 5 are enlarged longitudinal sectional views for explaining the structure and operation of the glue residue removing device.
[0020]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, an endless canvas wound around a rotating roll 2 (not shown on the end side) disposed on the start end side and the end end side on the upper side of the path for transferring the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
A plurality of hot plates 5 (5A, 5B, 5C) heated by heating means such as steam (not shown) are attached to the
[0024]
The
[0025]
As shown in detail in FIGS. 4 and 5, the removing
[0026]
The
[0027]
During normal operation for transferring the
[0028]
The removal operation of the
[0029]
Further, the
[0030]
Further, during idle operation in which the
[0031]
The removed
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
Further, when the
[0035]
However, even if the first sheet has the
[0036]
Since the removing
[0037]
Further, the removing
[0038]
In the illustrated embodiment, the
[0039]
Further, in the illustrated embodiment, the removing
[0040]
In the case of the removing means according to this form, the scraping piece is provided in an inclined manner forward or backward, or the scraping piece or the removing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an essential part of a double facer which is an embodiment to which the present invention is applied and is equipped with a glue residue removing device.
FIG. 2 shows a plan view of FIG.
FIG. 3 shows a partially enlarged sectional view of FIG. 1;
4 is an enlarged longitudinal sectional view for explaining the structure and operation of the glue residue removing apparatus in FIG. 1, and shows a state of glue residue removal during normal operation.
FIG. 5 similarly shows the state of glue residue removal during idling.
[Explanation of symbols]
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