JP3654843B2 - Cdma方式による受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(符号分割多元接続)方式のスペクトル拡散受信装置に関し、特に、複数の基地局、マルチパスによる復調パスデータの位相差を揃えてRAKE受信部で利用できるようにすることで、良好な対干渉特性を発揮することが可能な受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA方式では、送信側で一次変調を受けたベースバンド信号に対して、チャネル毎に異なる拡散符号を乗算するという拡散処理を行うことにより信号が送出される。
受信側では、このスペクトル拡散信号に対して、送信側と同一の拡散符号を乗算することで逆拡散処理を行って、元の一次変調信号を取り出す。この一次変調信号は、通常の復調回路によりベースバンド信号として再生される。
ここで、送信側と受信側で拡散符号が異なる場合には相関がとれず、信号を取り出すことはできない。したがって、CDMA方式では、送信側と受信側で同一の拡散符号を用いることにより、同一周波数で複数のチャネルが混在した受信信号の中から目的のチャネルを取り出すことができる。
【0003】
陸上移動体通信では、比較的遠距離まで電波が届き、建造物等の障害物の裏にも回折効果が大きく伝わりやすいという特徴もあって、800M〜2GHzまでの周波数帯を利用することが多い。しかし、障害物等による電磁波の反射・回折が生じることで、伝搬路は複数(マルチパス)となる。すなわち、電波の伝わる距離が異なることにより、同一地点を発した電波がある地点に到着するまでに、経路による遅延が生じて、復調時の符号同期のタイミングを徐々にずらしていくと、相関ピークが複数得られることになる。
【0004】
この遅延プロファイルで現れた位相差(遅延時間差)に従って、各々独立に逆拡散、DLL(Delay Locked Loop)を動作させ、得られた復調出力に適当な係数を掛けて各マルチパス信号を加算することにより、良好な受信特性を発揮することができる。これをRAKE合成という。
ここで生じる位相差は、対象とする通信システムのセル半径等のパラメータから推測することができる。その推測される範囲までの位相差を考慮して、各復調出力をRAKE合成することが必要とされる。
【0005】
このように、マルチパスにより生じた複数の位相差(遅延時間差)を有する復調出力(パスデータ)をRAKE合成する方法が、特開2000−312164号に開示されている。
特開2000−312164号に開示された方法は、図7に示す回路によって構成される。すなわち、図7に示す回路は、DLL部が3つある3フィンガー方式のRAKE合成方式を採用している。この回路では、アンテナ1で受信された信号が、無線部2において増幅、周波数変換、検波されてベースバンド信号に変換される。
【0006】
そして、パスサーチ部3で相関ピークの位置から各パスの位相差が求められ、そのタイミングで各DLL部(4a、4b、4c)を動作させることにより相関出力が得られる。得られた各パスの相関出力データは、タイミング調整部51により位相が揃えられ、RAKE部6においてRAKE合成が行われる。
【0007】
タイミング調整部51は、図8に示すように、各パスデータを保存するためのバッファ部(22a、22b、22c)と、各パスデータの読み出し用タイミングを制御するための読み出し信号制御部23と、基準DLLの監視を行うための基準DLL監視部24とから構成される。
【0008】
図9は、3つのパスの位相差を揃える場合に、DLL1〜3までの出力が、フレーム先頭から順にアドレス順に取り込まれ、読み出し信号制御部23のタイミングで取り出されるイメージを示す説明図である。
図9に示す例では、DLL1を中心に、DLL3がDLL1より先行し、DLL2がDLL1より遅延したパスを復調している場合を想定している。また、図9に示す例では、DLL1が、基準とするDLL(MAINDLL)に指定されており、8段目からデータが取り出されている。また、DLL2では、4段目のデータがフレーム先頭のデータであり、DLL3では12段目のデータがフレーム先頭のデータである。
【0009】
なお、ここでいう段数とは、バッファの具体的なアドレスを示すものではなく、パスデータから見て基準となるDLLのパスデータを中心として、位相関係に対応したバッファの読み出し位置を表現するものであり、DLLからのパスデータを読み出す位置に差をもたせることを模式的に説明するものである。このように、読み出し位置に差をもたせることにより、パスの位相差を吸収している。
【0010】
図9に示す例では、DLL1が、MAINDLLLとして最初に認識される。ここで、パス変更により、フレームの途中でDLL2の動作が停止された後、別のタイミングで動作が再開され場合には、再開されたDLL2からの出力を受けて取り込みが行われ、次のフレーム先頭の取り出しは、例えば16段目から行われるように変更される。
【0011】
この受信状況の変化を受けて、MAINDLLが、DLL1からDLL3に変更になったとすると、図9に示すように、次のフレーム先頭の読み出しまでにリードポインタの位置を変更して、DLL1がそうであったように、8段目からの読み出しとなるように読み出し速度を変化させていく。このとき、一瞬で追従させるのではなく、速度を少しずつ変化させて追従を行う。すなわち、出力信号でいえば、シンボル幅を少しずつ変化させて対応させる。
DLL1、DLL2についても、同様にリードポインタを変更してパスデータの欠損が生じないようにする。
【0012】
出力シンボル幅の調整について、図10を用いて説明を行う。図10に示す例は、DLLが2基動作している場合、すなわち2フィンガー動作している場合であり、DLL1の復調出力a1、フレーム同期信号flに対して、DLL2の復調出力a2、フレーム同期信号f2が2シンボル遅延している。
出力は、±2シンボルの関係にあるパスデータの位相を揃えることを考慮して、MATNDLLから2+1シンボル後に出力されるように、FIFOのアドレスを定めている。
【0013】
ここで、フレームの途中でMAINDLLを、時間的に後のDLL2から前のDLLIに変更したときを想定する。このとき、MAINDLLが切り替わった直後に、DLL1とDLL2の位相差分の2シンボル分を1シンボル幅に集中して出力すると、RAKE合成回路の入力において取り込みがうまくゆかずに、合成に不都合が生じる。このため、MAINDLL変更時から、出力信号でフレームを構成する各シンボルの幅をシステムクロック単位で調整すること、すなわち、読み出し速度を変更して余分な位相差の分だけ出力シンボルを縮め、RAKE合成部においてパスデータの取り込みミスが生じないようにしている。
【0014】
以上の例は、時間的に早いフレームにMANDLLが変更になった例であるが、逆のケースでは、反対に読み出し速度を遅くして出力シンボル幅を広げて対応する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基準DLL監視部を備え、基準DLLに対して例えば±31μsまでの信号に対するRAKE合成を行う方法では、頻繁にパスの追加や削除が必要となる環境下において、どのパスを基準DLLにするかによって合成範囲が変化するため、追加したいパスを容易に合成できないという問題が生じる。
【0016】
例えば、図11に示すように、基準DLLをf2のパスとして新たにパスの追加を行う場合、f3のパスは、±31μsの範囲以内に存在するためパス合成することが可能であるが、f4のパスは合成することがができない。また、基準DLLをf1のパスとすると、f4のパスは合成することができるが、f3のパスは合成することができない。
さらに、メモリに対して書き込みと読み出しが非同期で行われる場合には、書き込みおよび読み出しのアドレス番号が一度ずれると、以後正常動作をしないという問題がある。
【0017】
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、簡単な制御によりパスの追加および削除を行うことが可能なCDMA方式による受信装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明のCDMA方式による受信装置は、スペクトル拡散されたベースバンド信号に対して、パスサーチを行うためのパスサーチ部と、各々独立に同期捕捉・追従を行うための複数のDLL部と、該DLL部からの複数の復調出力を受信し、それぞれのパスの位相タイミング調整を行うためのタイミング調整部と、該タイミング調整部において位相調整された複数のパスのRAKE合成を行うためのRAKE部とを備えたCDMA方式による受信装置において、
前記タイミング調整部は、任意の設定時間分だけデータの保存を行うためのメモリ部と、前記メモリ部に対してデータの書き込み信号を生成するための書き込み信号生成部と、前記メモリ部に対して読み出し信号を生成するための読み出し信号生成部と、前記メモリ部の書き込みと読み出し位置の監視を行うための読み出し位置監視部と、前記読み出し位置監視部からの信号に基づいて前記読み出し信号生成部の制御を行うための読み出し信号制御部とを備え、前記読み出し信号制御部は、スロットタイミングを抽出するためのスロットタイミング抽出部と、合成範囲のカウントを行うための合成範囲カウント部と、各パスの読み出し用タイミングの生成を行うためのタイミング信号生成部とを含んで構成することを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明のCDMA方式による受信装置において、前記タイミング調整部は、前記書き込み信号生成部からの前記メモリ部に対するアドレス信号に対して、スロットの先頭アドレス番号の保存を行うためのアドレス保存部を含んで構成することを特徴とする
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す具体的な実施例に基づいて、本発明のCDMA方式による受信装置の実施形態を説明する。
【0022】
<実施例1>
本発明の実施例1に係る受信装置は、複数のDLL部からシンボル単位で複数のパスデータを取り込み、前後数シンボル間の位相差を揃えてRAKE合成するようになっている。
図1は、実施例1に係る受信装置の構成を示すブロック図であり、図7と同一部分には、同一符合を付してある。
図1に示す実施例1に係る受信装置は、図7とほぼ同様の構成であり、アンテナ1と、受信信号を増幅等するための無線部2と、パスサーチを行うためのパスサーチ部3と、各々独立に同期捕捉・追従を行うための3つのDLL部4a,4b,4cと、これらのDLL部4a,4b,4cからの複数の復調出力を受信し、それぞれのパスの位相タイミング調整を行うためのタイミング調整部5と、このタイミング調整部5において位相調整された複数のパスのRAKE合成を行うためのRAKE部6とを備えている。
図1の受信装置の上記各部の詳しい説明を以下に行う。
【0023】
この受信装置では、基地局からの無線信号をアンテナ1で受信し、無線部2において増幅、フィルタリング、周波数変換および検波して、ベースバンド信号100を得る。
パスサーチ部3は、ベースバンド信号100をサーチして、各パスのピーク位置を検出する。そして、検出されたタイミング関係に基づいて、DLL部4a、4b、4c内部の符号発生器を動作させて、復調出力101a,101b,101cを得る。
【0024】
タイミング調整部5は、図7とは異となる構成であり、復調出力101a,101b,101cを取り込んで位相を揃える。位相を揃えられた復調信号102a,102b,102cは、RAKE部6において加算される。なお、図1に示す実施例1では、説明を簡単にするため、3個のパスに対応した構成になっているが、対象とするシステム条件に応じてパスを増減しても、本発明の受信装置がもたらす効果を維持することができる。
【0025】
図2は、タイミング調整部5の具体的な構成を示すブロック図である。
タイミング調整部5は、図2に示すように、DLL部4a,4b,4cからパスデータを取り込むバッファ部7a、7b、7cと、読み出し用タイミングを調整するための読み出し信号制御部8とから構成される。
【0026】
図3は、バッファ部7の具体的な構成を示すブロック図である。
バッファ部7は、図3に示すように、パスデータの保存を行うためのメモリ部9と、メモリ部9に対してデータの書き込み信号を生成するための書き込み信号生成部10と、メモリ部9に対してデータの読み出し信号を生成するための読み出し信号生成部11と、メモリ部9における書き込みと読み出しのタイミングを監視するための読み出し位置監視部12とから構成される。
【0027】
図4は、読み出し信号生成部11の具体的な構成を示すブロック図である。
読み出し信号生成部11は、図4に示すように、スロットタイミングの検出を行うためのスロットタイミング検出部13と、データの読み出し用タイミング制御フラグの検出を行うためのフラグ検出部14と、パス合成を行う範囲の測定を行うための合成範囲カウント部15と、メモリ部9に保存されたデータの読み出し用タイミングを生成するための読み出し用タイミング信号生成部16とから構成される。
【0028】
図5に基づいて、タイミング調整部5の具体的な動作を説明する。
タイミング調整部5では、図5に示すように、各DLL部4a,4b,4cのスロット同期信号S1,S2,S3およびシンボル同期信号(図示されていない)に基づいて、書き込み信号生成部10により書き込み信号(ライトパルス)(WP1,WP2,WP3)を生成し、メモリ部9に対してメモリアドレス(ライトアドレス)(WA1,WA2,WA3)に示すアドレス順に各シンボルデータを書き込んでゆく。このメモリ部9は、例えばS−RAMを用いて実現することが考えられる。
【0029】
スロットタイミング検出部13においてスロット同期信号S1が検出されると、合成範囲カウント部15では、合成範囲のカウントを開始する。例えば、パス合成範囲が62μsに設定されている場合には、62μs間だけカウントを行ってから、読み出し用タイミング信号生成部16に対して読み出し開始要求を行う。
読み出し用タイミング信号生成部16では、各バッファ部7a,7b,7cに対して読み出し用タイミング信号を出力する。しかし、このタイミング信号は、書き込みのシンボルタイミング信号に比べて、少し早いタイミングで出力される。
【0030】
読み出し位置監視部12では、読み出しのアドレスが書き込みのアドレスを追い越すことがないように監視を行う。もし、読み出しのアドレスが書き込みのアドレスを追い越しそうになった場合には、フラグ検出部14に対して読み出しを遅くするように要求する。
フラグ検出部14では、フラグを検出すると、読み出し用タイミング信号生成部16に対して読み出し用タイミングを遅くするように指示する。
【0031】
読み出し用タイミング信号生成部16では、読み出し用タイミングを、書き込みタイミング信号と同等の読み出し速度とする。これにより、読み出し動作タイミングが一番遅いパスのタイミングの位置に来るので、新規にパスを追加する場合には、一番早いパスから62μs以内に位置するパスであれば自由に追加することが可能となる。
【0032】
<実施例2>
本発明の実施例2に係る受信装置は、上述した実施例1に係る受信装置とほぼ同様の構成を備えているが、バッファ部の構成が異なっている。以下、実施例2に係る受信装置について、主としてバッファ部の構成について説明を行う。
【0033】
図6は、実施例2に係る受信装置のバッファ部の具体的構成を示すブロック図である。
実施例2に係る受信装置のバッファ部は、図6に示すように、パスデータの保存を行うためのメモリ部17と、メモリ部17に対してデータの書き込み信号を生成するための書き込み信号生成部18と、メモリ部17に対してデータの読み出し信号を生成するための読み出し信号生成部19と、メモリ部17における書き込みと読み出しのタイミングを監視するための読み出し位置監視部20と、書き込みを行ったスロットの先頭のアドレス情報を保存するためのアドレス保存部21とから構成される。
【0034】
次に、実施例2に係る受信装置の具体的な動作について説明する.
アドレス保存部21では、スロットタイミング信号が検出されると書き込みを行ったメモリ部17のアドレス番号を保存するとともに、読み出し信号生成部19に対して保存したスロットの先頭アドレスを出力する。
読み出し信号生成部19では、スロット毎に受信したアドレス番号をロードして、書き込みを行ったスロットの先頭アドレス番号から読み出しを行うように、メモリ部17の読み出しを制御する。
【0035】
これにより、書き込みまたは読み出しのアドレス番号を生成するためのカウンタ値がずれてしまった場合であっても、次のスロットからは正常な動作を行うことが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
本発明のCDMA方式による受信装置では、それぞれのパスに対してハード的にタイミングの監視を行い、常に、一番遅いタイミングのパスに読み出し用タイミングが制御される。
したがって、従来の受信装置のように、基準となるDLLを定め、最適なパス合成を行うために基準DLLの切り替えおよびパスタイミングの監視等を行うというような煩わしい制御が必要でなくなり、簡単な制御によりパスの追加や削除を行うことが可能となる。
【0037】
また、スロット毎に書き込みを行った先頭のアドレスを保存し、読み出しのアドレスに対してロードを行うため、例えば、書き込みまたは読み出しのアドレスを生成するカウンタにおいてアドレスずれが生じたとしても、次のスロットからは正常な読み出しを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例1に係る受信装置のタイミング調整部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】実施例1に係る受信装置のバッファ部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】実施例1に係る受信装置の読み出し信号生成部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図5】実施例1に係る受信装置の動作説明図である。
【図6】実施例2に係る受信装置のバッファ部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図7】従来の受信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の受信装置におけるタイミング調整部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図9】位相を揃える際に基準とするシンボル信号が動作途中で変更された場合の動作を説明するための説明図である。
【図10】位相を揃える際に基準とするシンボル信号が動作途中で変更された場合の出力信号を説明するための説明図である。
【図11】従来の受信装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
3 パスサーチ部
4a、4b、4c DLL部
5 タイミング調整部
6 RAKE部
7a,7b,7c バッファ部
8 読み出し信号制御部
9 メモリ部
10 書き込み信号生成部
11 読み出し信号生成部
12 読み出し位置監視部
13 スロットタイミング検出部
14 フラグ検出部
15 合成範囲カウント部
16 読み出し用タイミング信号生成部
17 メモリ部
18 書き込み信号生成部
19 読み出し信号生成部
20 読み出し位置監視部
21 アドレス保存部
22a,22b,22c バッファ部
23 読み出し信号制御部
24 基準DLL監視部
100 ベースバンド信号
101a,101b,101c DLLからの復調出力
102a,102b,102c 位相の揃った復調出力
200a,200b,200c 読み出し用タイミング信号
201a,201b,201c 読み出し制御信号

Claims (2)

  1. スペクトル拡散されたベースバンド信号に対して、パスサーチを行うためのパスサーチ部と、各々独立に同期捕捉・追従を行うための複数のDLL部と、該DLL部からの複数の復調出力を受信し、それぞれのパスの位相タイミング調整を行うためのタイミング調整部と、該タイミング調整部において位相調整された複数のパスのRAKE合成を行うためのRAKE部とを備えたCDMA方式による受信装置において、
    前記タイミング調整部は、任意の設定時間分だけデータの保存を行うためのメモリ部と、前記メモリ部に対してデータの書き込み信号を生成するための書き込み信号生成部と、
    前記メモリ部に対して読み出し信号を生成するための読み出し信号生成部と、
    前記メモリ部の書き込みと読み出し位置の監視を行うための読み出し位置監視部と、
    前記読み出し位置監視部からの信号に基づいて前記読み出し信号生成部の制御を行うための読み出し信号制御部と、を備え、
    前記読み出し信号制御部は、スロットタイミングを抽出するためのスロットタイミング抽出部と、合成範囲のカウントを行うための合成範囲カウント部と、各パスの読み出し用タイミングの生成を行うためのタイミング信号生成部とからなることを特徴とするCDMA方式による受信装置。
  2. 前記タイミング調整部は、前記書き込み信号生成部からの前記メモリ部に対するアドレス信号に対して、スロットの先頭アドレス番号の保存を行うためのアドレス保存部を含むことを特徴とする請求項1に記載のCDMA方式による受信装置。
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