JP3654156B2

JP3654156B2 - Toner cartridge

Info

Publication number: JP3654156B2
Application number: JP2000229441A
Authority: JP
Inventors: 克巳岡本; 誠牛山; 博昭鎌田; 裕之丸山
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 2000-07-28
Filing date: 2000-07-28
Publication date: 2005-06-02
Anticipated expiration: 2020-07-28
Also published as: JP2002040771A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法を用いる複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものであり、特に現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体等の像担持体と、この感光体上に静電潜像を順次形成する潜像形成手段と、静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、感光体上の複数色のトナー像を記録媒体に転写する転写装置とを備える。
【０００３】
従来、上記現像装置において、感光体に接する現像ローラを備える現像器と、この現像器に着脱自在に装着され、現像器側にトナーを供給するトナーカートリッジを備える方式がある。例えば、実公平３−５３２３２号公報は、図１（Ａ）に示すように、円筒状のトナーカートリッジ１１０内に回転可能に支持された回転軸１００と、回転軸上に固定されトナー排出口１０２の近傍に装着されて内部のトナーを排出する掻上げ板１０４と、同じく回転軸上の掻上げ板１０４以外の部分に固定され、トナーカートリッジの両端部付近のトナーをトナー排出口１０２に向けて軸方向に移送させるスパイラル状の掻出し板１０６が設けられた構造のトナーカートリッジを提案している。この構造を有するトナーカートリッジにおいては、トナー排出口の大きさ如何にかかわりなくトナーカートリッジを可及的に大きくし、そのトナー収容量を増加して交換頻度を少なくすることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
図１（Ａ）に示すような円筒形のトナーカートリッジでは、トナーの収容量を増加させる場合に、円筒の半径を長くすることによって体積を増加させる。そのため、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する場合、トナーカートリッジを装着する場所の形状によってトナーカートリッジの大型化は制限される。
【０００５】
一方、トナーカートリッジ自体を小型化すれば画像形成装置内部における装着場所の問題は解決されるが、トナー収容量が減少するためトナーカートリッジの交換回数が増加してメンテナンスが煩雑になるという別の問題が生じてしまう。従って、従来型の円筒形のカートリッジをフルカラーの画像形成装置に用いると、トナー収容量を減少させることなく装置自体を小型化することができないという問題がある。
【０００６】
一方、図１（Ａ）に示した従来のトナーカートリッジにおいては、一つの回転軸１００で掻上げ板１０４及び掻出し板１０６の両方を回転させてトナーをかき回しているだけなので、図１（Ｂ）に示すようにトナー粒子間の圧縮度合いが低く、また回転トルクが大きい。
【０００７】
トナーカートリッジの排出口から一定量のトナーをスムーズに現像器側に供給するには、トナー排出口付近でトナーが適度に圧密されていることが必要である。ただし、圧密が高すぎると、トナー排出口付近でトナーが固まってしまい安定した一定量のトナー供給ができない。
【０００８】
また、図１（Ａ）に示す従来のトナーカートリッジにおいては、トナーが過度にかき回されてしまい、トナーと空気の接触面積が大きくなる傾向がある。このため、図１（Ｃ）に示すように空気中の水分子による吸着により、トナーが局所的に固まってしまう。従って、トナーの排出量にばらつきが生じ、安定したトナー排出量が得られないという問題がある。
【０００９】
安定した一定量のトナー排出量を実現するにあたって、トナーはトナーカートリッジ内に局所的に固まらず、トナー成分の均一な分散とトナー排出口付近で適度に圧密されていることが好ましい。従って、トナーには、何らかの搬送部材による「適度なほぐし」とトナー排出口付近での「適度な圧密」の両方が必要とされる。このようにトナーカートリッジ内で、トナーには「適度なほぐし」と「適度な圧密」という相反する２つの状態が要求される。
【００１０】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明の第１の目的は、トナーを圧縮してトナー排出口に搬送する構成にすることにより、安定したトナー排出量を得ることができるトナーカートリッジを提供することである。
【００１１】
本発明の他の目的は、空気中の水分子に吸着してトナーが固まる影響を受けないトナーカートリッジを提供することである。
【００１２】
さらに、本発明の他の目的は、トナーカートリッジ内でのトナーのスムーズな流れを実現するための回転部材の駆動トルクを低減させるトナーカートリッジを提供することである。
【００１３】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるトナーカートリッジを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、電子写真法を利用する画像形成装置用のトナーを収容するトナーカートリッジであって、
(e) 前記トナーを収容するケース本体と、
(f) 前記ケース本体に回動可能に支持されたトナー撹拌軸と、
(g) 前記トナー攪拌軸から延びる可撓性の攪拌フィンと、を備え、
(h) 前記攪拌フィンは、
(d-1) 切り込みが設けられており、
(d-2) 前記切り込みの内側部分を開口部として有し、前記トナー攪拌軸から延びる第１の攪拌片と、
(d-3) 前記切り込みの内側部分によって構成され、前記第 1 の攪拌片よりも可撓性が低く、前記トナー攪拌軸から延びる第２の攪拌片と、を備え、
(e) 前記トナー攪拌軸が回動する際に、前記第１の攪拌片が前記第２の攪拌片よりも下流側を回動することを特徴とする
【００１５】
前記第１の攪拌片の前記トナー攪拌軸における半径方向の長さは、前記第２の攪拌片の前記半径方向における長さよりも長いこととしてもよい。
【００１６】
前記第２の攪拌片は、第２の開口部を有することとしてもよい。
【００１７】
前記トナー攪拌軸の軸方向に並ぶ複数の攪拌フィンをさらに備え、前記複数の攪拌フィンは、前記トナー攪拌軸から同一の半径方向に延びることとしてもよい。
【００１８】
前記複数の攪拌フィンは、一体に設けられていることとしてもよい。
【００１９】
前記第１の攪拌片及び前記第２の攪拌片は、前記トナー攪拌軸の異なる半径方向に延びることとしてもよい。
【００２４】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【００２５】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【００２６】
図２は、トナーカートリッジ２０及びトナーカートリッジ２０を装着した画像形成装置の概略断面図である。この画像形成装置は、４色のトナーによりフルカラー画像を形成することができるカラー電子写真プリンタであるが、本発明のトナーカートリッジ２０は、これに限定されるものではなく、感光体等の像担持体にトナー像を形成する方式の画像形成装置の全てに適用可能である。
【００２７】
本図を用いて、画像形成装置の構成及び動作を説明する。画像形成装置は、感光体１、帯電ローラ２、露光ユニット３、現像器ユニット４、中間転写装置５、及び感光体クリーニング装置６を備える。帯電ローラ２、露光ユニット３、現像器ユニット４、中間転写装置５、及び感光体クリーニング装置６は、感光体１の周囲に配置される。さらにトナーカートリッジ２０は、現像器ユニット４に装着される。帯電ローラ２は、感光体１を帯電させ、露光ユニット３は、感光体１に静電潜像を形成する。現像器ユニット４は、静電潜像を現像する。中間転写装置５は、感光体１に形成されたトナー像をシートＳ上に転写する。
【００２８】
感光体１は、薄肉円筒状の導電性基材とその表面に形成された感光層とを有し、図示しない駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動される。
【００２９】
現像器ユニット４は、イエロー用現像器４Ｙ、シアン用現像器４Ｃ、マゼンタ用現像器４Ｍおよびブラック用現像器４Ｋを有する。各現像器は、現像ハウジング４ａ内に配設された現像ローラ４ｂを備える。これらの現像器４Ｙ、４Ｃ、４Ｍ、４Ｋは、揺動可能であって、それぞれ感光体１に対して離当接し、感光体１の１回転毎に選択的に一つの現像器の現像ローラ４ｂのみが感光体１に当接する。
【００３０】
中間転写装置５は、中間転写ベルト７、中間転写ベルト７を走行させるための駆動ローラ９、感光体１に形成されたトナー像を中間転写ベルト７に転写する一転写部Ｔ１、一次転写用バックアップローラ１０、二次転写用バックアップローラ１１等を有し、これら各ローラの周りに無端状の中間転写ベルト７が張架されている。一次転写部Ｔ１において、中間転写ベルト７は、一次転写用バックアップローラ１０によって感光体１側に付勢される。二次転写部Ｔ２において、二次転写用バックアップローラ１１及び二次転写ローラ１２は、中間転写ベルト７を介在して、対向刷る位置に配置されている。
【００３１】
次に、上記の画像形成装置の動作について説明する。図示しないコンピュータから画像形成信号が入力されると、感光体１、現像器ユニット４の各現像ローラ４ｂおよび中間転写ベルト７が回転駆動される。先ず、感光体１の外周面が帯電ローラ２によって一様に帯電され、一様に帯電された感光体１の外周面に、露光ユニット３によって第１色目（例えばイエロー）の画像情報に応じた選択的な露光Ｌがなされ、イエローの静電潜像が形成される。
【００３２】
感光体１には、イエロー用現像器４Ｙの現像ローラ４ｂのみが接触し、これによってイエローの静電潜像のトナー像が感光体１上に形成される。中間転写ベルト７には上記トナーの帯電性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体１上に形成されたトナー像が、一次転写部Ｔ１において中間転写ベルト７上に転写される。感光体１上に残留しているトナーは感光体クリーニング装置６によって除去された後、感光体１の外周面は除電手段（図示せず）により除電される。
【００３３】
上記の動作が画像形成信号の例えば、第２色目（シアン）、第３色目（マゼンタ）、第４色目（ブラック）に対応して、感光体１と中間転写ベルト７の１回転による潜像形成、現像が繰り返され、画像形成信号の内容に応じた４色のトナー像が中間転写ベルト７上において重ね合わされて転写される。そして、このフルカラー画像が二次転写部Ｔ２に達するタイミングで、シートＳが矢印方向から二次転写部Ｔ２に供給され、このとき、転写ローラ１２が中間転写ベルト７に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され、中間転写ベルト７上のフルカラートナー像が記録媒体Ｓ上に転写される。なお、上記の画像形成信号の処理では第１色目（イエロー）、第２色目（シアン）、第３色目（マゼンタ）、第４色目（ブラック）としたが、処理の順序はこれに限定されるものではない。
【００３４】
トナーカートリッジ２０は、現像器４Ｙの現像ハウジング４ａに着脱自在に装着される。４つのトナーカートリッジ２０は、現像器ユニット４に装着される場合に、感光体１を中心とした略放射状に配置される。トナーカートリッジ２０のケース本体２２は、本図に示す形状の断面を有する筒状に設けられている。ケース本体２２は、トナー排出口２４、突起部２６を有する。ケース本体２２の内側は、突起部２６を境界として、２つのトナー収容室９０，９２に分割される。第１のトナー収容室９０は、トナー排出口２４から離れた方の領域に、第２のトナー収容室９２は、トナー排出口２４を有する側の領域にそれぞれ設けられる。第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２は、いずれも略円筒形に設けられており、ケース本体２２の内側は、めがね形状の断面を有する。
【００３５】
第２のトナー収容室９２は、本図に示す断面の断面積が、本図に示す第１のトナー収容室９０の断面積よりも小さくなるように設けられている。第２のトナー収容室９２は、現像器ユニット４に装着される場合に、周りを他の部材に占有される。このため、第２のトナー収容室９２は占有する空間を制限される。これに対して、第１のトナー収容室９０は、現像器ユニット４から離れた位置に配置されるので、第１のトナー収容室９０に比べて断面積をより大きく設計することができる。このように、ケース本体２２は、第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２で構成されるので、混み合った現像器ユニット４に装着する場合でも、空間を有効に利用し、より多くのトナーを収容することができる。また、周囲の部材による制限を受けないので、第２のトナー収容室９２をさらに大きくすることが可能である。従って、より多くのトナーを収容できるトナーカートリッジ２０を装着させることができる。
【００３６】
ケース本体２２には、トナーを現像器ユニット４に排出するトナー排出口２４が形成されている。トナー排出口２４は、トナーカートリッジ２０を現像ハウジング４ａに装着したとき、トナー排出口２４から現像ハウジング４ａのトナー注入口４ｃにトナーが供給されるように構成されている。なお、他の現像器４Ｃ、４Ｍ、４Ｋにも、同様にトナーカートリッジ２０が着脱自在に装着される。トナーカートリッジ２０については、図３以降で詳述する。
【００３７】
図３（Ａ）は、図２のトナーカートリッジ２０のＡ−Ａ線に沿った断面を示す。図３（Ｂ）は、トナーカートリッジ２０の図３（Ａ）のＣ−Ｃ線に沿った断面を軸方向２００に見た図である。
【００３８】
図３（Ａ）のケース本体２２の内側に示した実線は、突起部２６に対応する。突起部２６は、ケース本体２２内部の空間を第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２に分割する。すなわち、ケース本体２２は、内部に第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２が連通した２部屋を有する。
【００３９】
第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２それぞれにトナー撹拌部材４０及びトナー搬送部材６０が備えられている。第１のトナー収容室９０は、トナー撹拌部材４０及びトナー撹拌部材４０を回動可能に保持する軸受け部２８ａを有する。第２のトナー収容室９２は、トナー搬送部材６０、トナー搬送部材６０を回動可能に保持する軸受け部２８ｂ、及びトナーを現像器ユニット４に向けて排出するトナー排出口２４を有する。
【００４０】
トナー撹拌部材４０は、ケース本体２２に回動可能に支持されるトナー撹拌軸４２、トナー撹拌軸４２から延びる攪拌フィン４４，４５，４６、駆動部側の端及びトナーを供給する供給口のキャップ側の端にそれぞれ設けられた２つの端部フィン５６，５７を有する。攪拌フィン４４，４５，４６及び端部フィン５６，５７は、プレート状に設けられている。第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６は、それぞれトナー撹拌軸４２から互いに１８０度異なる方向に延びる。攪拌フィン４４，４５，４６及び端部フィン５６，５７は、トナー撹拌軸４２とともに回動する。
【００４１】
攪拌フィン４４，４５，４６は、いずれも切り込みを有する２枚構造をしており、外側のフィンは撓みやすく内側のフィンは撓みにくい。各フィンの可撓性の程度は、トナーを運ぶときに適度に撓んで、トナーの荷重を分散する程度に設定されるのが好ましい。
【００４２】
トナー搬送部材６０は、ケース本体２２に回動可能に支持されるトナー搬送軸６２、トナー搬送軸６２から延びる複数の円弧羽根６４及び２枚の掻き出しフィン６８を有する。複数の円弧羽根６４は、トナー搬送軸６２の軸方向２００に所定の間隔をおいてトナー搬送軸６２から延びる。掻き出しフィン６８は、トナー搬送軸６４のうちトナー排出口２４に対応する位置に設けられている。トナー搬送軸６２は回動し、円弧羽根６４及び掻き出しフィン６８は、トナー搬送軸６２とともに回動する。トナー撹拌軸４２及びトナー搬送軸６２は、ともに、軸方向２００に見て左回り２１０に回動する。
【００４３】
次に、以上の部材によって実現されるトナーカートリッジ２０の内側におけるトナーの流れを説明する。
【００４４】
図４は、トナーカートリッジ２０の内側におけるトナーの流れを模式的に示す。図４（Ａ）は、図２のトナーカートリッジ２０のＢ−Ｂ線に沿った断面を示す。図４（Ｂ）は、軸方向２００から見た、トナーカートリッジ２０の図４（Ａ）のＤ−Ｄ線に沿った断面を示す。
【００４５】
図４（Ａ）に示すように、第１のトナー収容室９０に収容されたトナーは、軸方向２００に垂直な方向に搬送され、第２のトナー収容室９２に移動する。図４（Ｂ）は、このときのトナーの流れを示す。本図に示すように、第２のトナー収容室９２に収容されたトナーは、トナー撹拌軸４２の軸方向２００に見て、左回りの回動によって、回動方向２１０に搬送される。第２のトナー収容室９２の底部９２ａに搬送されたトナーは、突起部２６を乗り越えて、第２のトナー収容室９２に搬送される。このように、第１のトナー収容室９０に収容されたトナーは、トナー撹拌軸４２の回動によって、第２のトナー収容室９２に搬送される。
【００４６】
次に第２のトナー収容室９２におけるトナーの流れを説明する。図４（Ａ）に示すように、トナー搬送軸６２の両端部から延びる円弧羽根６４によって、第２のトナー収容室９２の両端部に収容されるトナーは、トナー搬送軸６２の周りを回動しながら、トナー搬送軸６２の軸方向２００及び軸方向２００と反対の方向に搬送される。すなわち、トナー排出口２４に向けて搬送される。トナー排出口２４付近に対応するトナー搬送軸６２からは、掻き出しフィン６８が延びる。トナー排出口２４付近に搬送されたトナーは、この掻き出しフィン６８によって、図４（Ａ）に示すように、軸方向２００に垂直な方向に搬送される。以上の流れでケース本体２２に収容されたトナーは、トナー排出口２４から排出される。
【００４７】
また、ケース本体２２は、トナー排出口２４を下側に向けて、現像器ユニット４に装着される。従って、トナー排出口２４付近に収容されるトナーは、トナー自体の重さによって、適度な圧密状態を保つことができる。
【００４８】
第１のトナー収容室９０及び第２のトナー収容室９２の間に突起部２６が設けられているので、第１のトナー収容室９０に収容されたトナーが第２のトナー収容室９２に移動するのを防ぐことができる。従って、トナーの消費が進み、ケース本体２２に収容されるトナーの量が少なくなった場合でも、残りのトナーを確実にトナー排出口２４に搬送することができる。このように、ケース本体２２に収容されたトナーを最後まで効率よく、かつ無駄なく利用することができる。また、突起部２６は、適切な高さに設定されているので、第２のトナー収容室９２から第１のトナー収容室９０に過剰にトナーを搬送するのを避けることができる。
【００４９】
以下、本実施の形態に特徴的なトナー撹拌部材４０について説明する。
【００５０】
図５は、トナー撹拌部材４０を示す。トナー撹拌部材４０は、トナー攪拌軸４２の異なる位置から、トナー攪拌軸４２の半径方向に延びる第１攪拌フィン第１攪拌フィン４４、第２攪拌フィン４５、及び第３攪拌フィン４６を有する。第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６のうち少なくとも１つの攪拌フィンは、他の攪拌フィンと異なる半径方向に延びる。本図の第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６は、同一の半径方向に延びる。すなわち、第２攪拌フィン４５と１８０度異なる半径方向に延びる。
【００５１】
このように、隣り合う攪拌フィンが異なる半径方向に延びているので、各攪拌フィンによって搬送されるトナーの一部は、各攪拌フィンの両端からこぼれ落ちる。従って、各攪拌フィンは、過剰な量のトナーを搬送するのを避けることができ、トナー撹拌軸４２の回動のトルクを低減することができる。
【００５２】
ケース本体２２の外側に、トナー攪拌軸４２を駆動する駆動部３６が設けられている。トナー撹拌部材４０は、トナー撹拌軸４２のうち駆動部３６に対応する位置に固定された端部フィン５６を有する。駆動部３６に対応するケース本体２２は、他の部分に比べて内側にくぼんでいる。従って、この駆動部に対応するケース本体２２に対応した端部フィン５６を、トナー撹拌軸４２の対応する位置に固定することによって、駆動部３６に対応するケース本体２２の内壁に付着したトナーを掻き落とすことができる。
【００５３】
トナー本体２２のうち、駆動部３６と逆側に、トナー本体２２内にトナーを供給するトナー供給口３３及びトナー供給口３３を覆うキャップ３４を有する。トナー撹拌部材４０は、トナー撹拌軸４２のうちキャップ３４に対応する位置に固定された端部フィン５７を有する。キャップ３４に対応するケース本体２２は、他の部分に比べて内側にくぼんでいる。従って、キャップ３４に対応するケース本体２２に対応した端部フィン５７を、トナー撹拌軸４２の対応する位置に固定することによって、キャップ３４に対応するケース本体２２の内壁に付着したトナーを掻き落とすことができる。
【００５４】
図６は、トナー撹拌部材４０によって搬送されるトナーを示す図である。図６（Ａ）は、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６が上方に向かって回動しているときのトナー撹拌部材４０を示す。図６（Ｂ）は、図６（Ａ）のトナー撹拌部材４０が回動方向２１０に回動し、第２攪拌フィン４５が上方に向かって回動しているときのトナー撹拌部材４０を示す。
【００５５】
図６（Ａ）に示すように、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６は、トナーを掻き上げる。このとき、掻き上げられたトナーの一部は、各攪拌フィンの両端からこぼれ落ちる。
【００５６】
次に、図６（Ｂ）に示すように、第１攪拌片４７は、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６からこぼれ落ちたトナーを受け止めて、さらに上方に回動する。このとき、第２攪拌フィン４５によって搬送されるトナーの一部は、第２攪拌フィン４５の両端からこぼれ落ちる。さらに、第２攪拌フィン４５からこぼれ落ちたトナーは、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６によって受け止められる。トナー撹拌軸４２が回動するとき、図３（Ａ）及び図３（Ｂ）の動作が繰り返される。このように、トナーは、各フィンの間からこぼれ落ちるので、トナー撹拌軸４２が回動するときに攪拌フィンが過剰なトナーを搬送し、トナー撹拌軸４２が回動するトルクが増大するのを避けることができる。
【００５７】
図７は、トナー撹拌部材４０及びケース本体２２を示す。第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６のうち少なくとも１つの攪拌フィンは、ケース本体２２の内壁に接触する。このように、フィンの先端部分がケース本体２２に接触することによって、ケース本体２２の内壁に付着したトナーを掻き落とすことができる。トナー撹拌軸４２からフィンの先端縁までの距離は、トナー撹拌軸４２からケース本体２２の内壁までの長さと同一であってもよく、これより長くてもよい。
【００５８】
図８は、現像器ユニット４に装着されたトナーカートリッジ２０を示す。画像形成装置は、４つの現像器ユニット４を有する。４つの現像器ユニット４は、それぞれ異なる４つのトナーカートリッジ２０を装着する。現像器ユニット４は、感光体１の円周に設けられているので、４つが感光体１の中心から放射状に配置される。従って、４つのトナーカートリッジ２０も、これに対応して装着される。このため、４つのトナーカートリッジ２０は、現像器ユニット４に装着されるときの傾きの程度が異なる。
【００５９】
トナーカートリッジ２０が、画像形成装置に装着されたときの、トナー攪拌軸４２からトナー排出口２４への経路の傾きが大きいほど、攪拌フィン４４，４５，４６の高さ、すなわちトナー攪拌軸４２の半径方向における長さが短い。傾きが小さく、トナーが第１のトナー収容室９０から第２のトナー収容室９２方向へ流れにくい場合には、攪拌フィン４４，４５，４６を長くすることによって、トナーを第１のトナー収容室９０から第２のトナー収容室９２に向けて搬送することができる。このように、トナーカートリッジ２０が装着されたときの傾きの程度に応じて攪拌フィンの傾きの程度をかえることができる。従って、トナーカートリッジ２０の傾きの程度によらず、４つのトナーカートリッジ２０が単位時間あたりに第１のトナー収容室９０から第２のトナー収容室９２へ搬送するトナー量をほぼ一定させることができる。
【００６０】
図９は、攪拌フィン４４，４５，４６の第１の変更例を示す。本図の攪拌フィン４４，４５，４６は、トナー攪拌軸４２の円周方向に１２０度ずつ異なる半径方向に延びる。本図の攪拌フィンの場合も、図６を用いて説明した第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６と同様に、各攪拌フィンの両端からトナーがこぼれ落ちるので、各攪拌フィンにトナーの過剰な荷重がかかるのを避けることができる。従って、トナー撹拌軸４２の回動のトルクが増大するのを避けることができる。このように、第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６のうち少なくとも第２の攪拌フィン４５は、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６と異なる方向に延びていればよく、第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６の取り付け位置の自由度は高い。
【００６１】
攪拌フィン４４，４５，４６の第２の変更例としては、本実施の形態においては、第１攪拌フィン４４、第２攪拌フィン４５、及び第３攪拌フィン４６の３部で構成されていたが、攪拌フィンの枚数は、これに限定されない。複数の攪拌フィンが、トナー撹拌軸４２の半径方向にほぼ均等に配置されていればよい。たとえば、４部で構成されてもよく、この場合、隣接する２つの攪拌フィンが１８０度ずつ異なる半径方向に延びるようにトナー撹拌軸４２に固定されるのが好ましい。このように、複数の攪拌フィンがトナー撹拌軸４２に固定され、隣接する攪拌フィンが互いに異なる方向に延びていればよく、その自由度は高い。
【００６２】
図１０は、トナー撹拌部材４０の第１攪拌フィン４４を示す。第１攪拌フィン４４は、切り込みによって第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８に分割される。本図の第１攪拌フィン４４は、１つの第１攪拌片４７及び３つの第２攪拌片４８に分割されている。第１攪拌片４７の高さ、すなわちトナー撹拌軸４２における半径方向の長さは、第２攪拌片４８の高さよりも長い。従って、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、可撓性が異なる。このように、第１攪拌フィン４５を切り込むことによって、同一の部材であっても、容易に可撓性を異ならせることができる。従って、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、トナー撹拌軸４２とともに回動し、トナーを搬送するときに、トナーに対して異なる作用を与えることができる。
【００６３】
第１攪拌片４７は、第１開口部４７ａを有する。第２攪拌片４８ａは、第１開口部４７ａの内側に設けられている。このため、同一の部材を切り抜いて、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を形成することができる。従って、容易に第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を製造することができる。また、第１攪拌片４７は、複数の第１固定部４７ｂが先端部分で隣接する第１固定部４７ｂの先端部部分と架橋された状態に設けられているので、１つの第１固定部４７ｂが単独に固定されている場合に比べて、耐久性を向上させることができる。
【００６４】
第２攪拌片４８は、第２開口部４８ａを有する。このため、第２攪拌片４８に搬送されるトナーの一部は、第２開口部４８ａを通過する。従って、第２攪拌片４８は過剰な量のトナーを搬送することがなく、トナー撹拌軸４２が回動するときのトルクが増大するのを避けることができる。
【００６５】
第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、攪拌時にトナーの一部が通過可能な幅の切り込みによって分割される。すなわち、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、互いの間に隙間を有する大きさに設けられる。第１攪拌フィン４５が回動するとき、第１攪拌片４７と第２攪拌片４８の間を移動するトナーの一部は、この隙間を通過する。従って、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８が、過剰な量のトナーを搬送し、トナー撹拌軸４２が回動するときのトルクが増大するのを避けることができる。また、端部同士が接触し、摩擦によって端部が摩耗するのを避けることができる。
【００６６】
第１攪拌片４７がトナー撹拌軸４２に固定される第１固定部４７ｂの幅ｄ１は、第２攪拌片４８の第２固定部４８ｂにおける幅ｄ２よりも短い。同一の部材である場合、フィンの幅、すなわちトナー撹拌軸４２の軸方向における長さが短いほど、フィンの可撓性が高い。また、フィンの高さが低いほど、フィンの可撓性が高い。従って、トナー撹拌軸４２の軸方向に延びた領域の長さ、及び幅をかえることによって、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８の可撓性を変化させることができる。
【００６７】
図１１は、トナー撹拌軸が回動するときの、第１攪拌フィン４４を示す。第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、いずれもトナーの重みによってトナー撹拌軸４２の回動方向２１０に対して下流側に撓んだ状態で、トナー撹拌軸４２とともに回動する。第１攪拌片５１は、第２攪拌片５２に比べて可撓性が高いので、より撓んだ状態で回動する。従って、第１攪拌片４７は、第２攪拌片４８よりも下流側を回動する。
【００６８】
第１攪拌フィン４４がケース本体２２の上部に向けて移動するとき、第２攪拌片４８によって搬送されるトナーのうち、自重によって第２攪拌片４８から落下したトナーは、さらに第２攪拌片４８よりも可撓性の高い第１攪拌片４７によって搬送される。また、第１攪拌フィン４４がケース本体２２の底部に向けて移動するとき、第２攪拌片４８によって搬送されるトナーのうち、第２攪拌片４８の移動から送れたトナーは、さらに第１攪拌片４７によって搬送される。
【００６９】
比較的可撓性の低い第２攪拌片４８は、トナーを圧縮し、可撓性の高い第１攪拌片４７は、トナーを適度にほぐす。従って、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８の異なる作用によって、トナーの圧密状態を適度に保つことができる。第１攪拌片５１に搬送されるトナーの一部は、第２開口部４５ｂを通過する。このように、第１攪拌片５１及び第２攪拌片５２を用いることによって、第１のトナー収容室９０に収容されたトナーを適度にほぐすことができる。
【００７０】
図１２は、第１攪拌フィン４４の第１の変更例を示す。本図の第１攪拌フィン４５の第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、トナー攪拌軸４２の異なる半径方向に延びる。すなわち、第１攪拌片４７は、第２攪拌片４８に比べて回動方向２１０の下流側に位置するよう、トナー撹拌軸４２に固定される。
【００７１】
図１１で説明したように、第２攪拌片４８によって搬送されるトナーのうち、第２攪拌片４８の移動から送れたトナーは、続いて第１攪拌片４７によって搬送される。第２攪拌片４８によって、トナーが圧縮され、第１攪拌片４７が、圧密状態の高いトナーを搬送する場合でも、本図の第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は離れて設けられているので、圧密されたトナーが第１攪拌片４７に達するまでに距離がある。このため、圧密されたトナーは、トナーの流れによってほぐされる。従って、第１攪拌片４７に過度な荷重がかかるのを避け、トナー撹拌軸４２の回動におけるトルクを軽減することができる。
【００７２】
本図の第１攪拌片４７は、トナー撹拌軸４２に近い部分がトナー撹拌軸４２の軸方向２００に沿って曲げられている。このように、第１固定部４７ｂ付近を曲げることによって第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を異なる半径方向に向けて、トナー撹拌軸４２に固定することができる。このように、第１攪拌片４７を曲げることによって、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を異なる半径方向に向けることができる。従って、一体に設けられた第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を異なる半径方向に向けることができる。従って、部品点数を少なくすることができる。このように、第１攪拌フィン４４を作成する工程を簡素化することができ、コストを削減することができる。
【００７３】
図１３は、第１攪拌フィン４４の第２の変更例を示す。本図の第１攪拌フィン４４は、複数の第１攪拌フィン４４ａ、ｂ，ｃを有する。このように、第１攪拌フィン４４が３部に構成されているので、各攪拌フィンは、独立に回動することができる。また、本図の第１攪拌フィン４４ａ，ｂ，ｃは、先端縁から半径方向に延びる２つの切り込みによって分割して、形成される。２つの切り込みは、それぞれ、３つの第２攪拌片４８の間に設けられている。２つの切り込みによって分割された３つの第１攪拌フィン４４ａ，ｂ，ｃは、固定部側が繋がった一体構造に設けられている。このように、３つの第１攪拌フィン４４ａ，ｂ，ｃを一体に設けてあるので、第１攪拌フィン４５の製造工程を減らすことができる。
【００７４】
図１４は、第１攪拌フィン４４の第３の変更例を示す図である。第１攪拌片４７は、トナー攪拌軸４２から高さ方向の一辺に延びる切り込みによって第２攪拌片４８と分割され、Ｌ字形を有する。このように、図５で説明した切り込みとは異なる切り込みによって分割された第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８を有する。この場合も、第１攪拌片４７は、第２攪拌片４８に比べて高さ方向の長さが長く、可撓性が高い。従って、本図に示す第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、図５を用いて説明した第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８と同様に、トナーを適度な圧密状態に維持することができる。
【００７５】
図１５は、第１攪拌フィン４４の第４の変更例を示す。本図の第１攪拌フィン４４は、２つの第２攪拌片４８を有する。第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、第１攪拌フィン４４のうち、トナー撹拌軸４２の軸方向に垂直な２つの辺からトナー攪拌軸４２の異なる２つの位置に向けて延びる２つの切り込みによって分割される。第１攪拌片４７は、この切り込みによってＴ字形状に分割される。第１攪拌フィン４４の残りの部分は、切り込みによって２つの第２攪拌片４８に分割される。この場合も、第１攪拌片４７は、第２攪拌片４８に比べて高さ方向の長さが長く、可撓性が高い。従って、本図に示す第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８は、図５の第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８と同様に、トナーを適度な圧密状態に維持することができる。
【００７６】
第１攪拌フィン４４の第５の変更例としては、本実施の形態においては第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６は、それぞれ第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８の２つの攪拌片を有したが、攪拌片の数は、これらに限定されず、例えば、さらに第３攪拌片を有してもよい。この場合の第２攪拌片４８と第３攪拌片の関係は、第１攪拌片４７と第２攪拌片４８の関係と同様である。
【００７７】
第１攪拌フィン４４の第４の変更例としては、本実施の形態においては、第１開口部４７ａ及び第２開口部４８ａは、トナー撹拌軸４２に到達する長さに設けられていたが、第１開口部４７ａ及び第２開口部４８ａの長さは、限定されない。例えば、第１開口部４７ａ及び第２開口部４８ａは、軸に到達せず、第１攪拌片４７の中央部分まで延びていてもよい。
【００７８】
第１攪拌フィン４４の第５の変更例としては、本実施の形態の第１攪拌フィン４４は、トナー撹拌軸４２に対して略垂直及び略平行な切り込みによって、第１攪拌片４７及び第２攪拌片４８に分割されていたが、第１攪拌片４７の高さが、第２攪拌片４８の高さよりも高くなればよく、切り込みの形状には、限定されない。例えば、切り込みは、曲線であっても良く、トナー撹拌軸４２に対して斜めに設けられてもよい。
【００７９】
以上、図１０以降で第１攪拌フィン４４の構成及び動作について説明した。第２攪拌フィン４５及び第３攪拌フィン４６の構成及び動作は、第１攪拌フィン４４の構成及び動作と同様なので説明は省略する。
【００８０】
トナー撹拌部材４０の第１の変更例としては、本実施の形態においては、第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６は、それぞれ３つの第２攪拌片４８を有したが、第２攪拌片４８の数は、これに限定されない。
【００８１】
トナー撹拌部材４０の第２の変更例としては、本実施の形態においては、第１、第２、第３攪拌フィン４４，４５，４６は、それぞれ図１０から図１５を用いて説明した２部構成を有したが、例えば、第１攪拌フィン４４のみが２部構成に設けられていてもよく、第１攪拌フィン４４及び第３攪拌フィン４６が２部構成に設けられていてもよい。
【００８２】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【００８３】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば排出するトナーを安定な圧密状態に保ち、トナーの排出量をほぼ一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来例に係るトナーカートリッジを示す図である。
【図２】トナーカートリッジ２０及びトナーカートリッジが装着された画像形成装置の概略断面図である。
【図３】トナーカートリッジ２０の断面図である。
【図４】トナーカートリッジ２０の内側におけるトナーの流れを模式的に示す図である。
【図５】トナー撹拌部材４０を示す図である。
【図６】トナー撹拌部材４０によって搬送されるトナーを示す図である。
【図７】トナー撹拌部材４０及びケース本体２２を示す図である。
【図８】現像器ユニット４に装着されたトナーカートリッジ２０を示す図である。
【図９】トナー撹拌部材４０の第１の変更例を示す図である。
【図１０】第１攪拌フィン４４を示す図である。
【図１１】トナー撹拌軸４２が回動するときの、第１攪拌フィン４４を示す図である。
【図１２】第１攪拌フィン４４の第１の変更例を示す図である。
【図１３】第１攪拌フィン４４の第２の変更例を示す図である。
【図１４】第１攪拌フィン４４の第３の変更例を示す図である。
【図１５】第１攪拌フィン４４の第４の変更例を示す図である。
【符号の説明】
１感光体
２帯電ローラ
３露光ユニット
４現像器ユニット
５中間転写装置
Ｔ１一次転写部
Ｔ２二次転写部
２０トナーカートリッジ
２２ケース本体
２４トナー排出口
２６突起部
２８軸受け部
３３トナー供給口
３４キャップ
３６駆動部
４０トナー撹拌部材
４２トナー撹拌軸
４４第１攪拌フィン
４５第２攪拌フィン
４６第３攪拌フィン
４７第１攪拌片
４８第２攪拌片
５６，５７端部フィン
６０トナー搬送部材
６２トナー搬送軸
６４円弧羽根
６８掻き出しフィン
９０第１のトナー収容室
９２第２のトナー収容室[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a printer, and a facsimile using an electrophotographic method, and more particularly to a toner cartridge that supplies toner to a developing device.
[0002]
[Prior art]
The image forming apparatus of the above-mentioned type develops an electrostatic latent image into a toner image, an image carrier such as a rotationally driven photoreceptor, latent image forming means for sequentially forming an electrostatic latent image on the photoreceptor. Developing means and a transfer device for transferring a plurality of color toner images on the photoreceptor to a recording medium.
[0003]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is a system in which the developing device includes a developing device including a developing roller in contact with a photosensitive member, and a toner cartridge that is detachably attached to the developing device and supplies toner to the developing device. For example, Japanese Utility Model Publication No. 3-53232 discloses a rotating shaft 100 rotatably supported in a cylindrical toner cartridge 110 and a toner discharge port 102 fixed on the rotating shaft, as shown in FIG. Is attached to a portion other than the scraping plate 104 on the rotating shaft, and the toner near both ends of the toner cartridge is directed toward the toner discharge port 102. A toner cartridge having a structure in which a spiral scraping plate 106 that is moved in the axial direction is provided is proposed. In the toner cartridge having this structure, it is possible to enlarge the toner cartridge as much as possible regardless of the size of the toner discharge port, increase the toner storage amount, and reduce the replacement frequency.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the cylindrical toner cartridge as shown in FIG. 1A, the volume is increased by increasing the radius of the cylinder when the toner accommodation amount is increased. Therefore, when the toner cartridge is mounted on the image forming apparatus, the increase in the size of the toner cartridge is limited by the shape of the place where the toner cartridge is mounted.
[0005]
On the other hand, if the size of the toner cartridge itself is reduced, the problem of the mounting location inside the image forming apparatus can be solved, but another problem that the number of replacement of the toner cartridge increases and maintenance becomes complicated because the toner storage amount decreases. Will occur. Therefore, when a conventional cylindrical cartridge is used in a full-color image forming apparatus, there is a problem that the apparatus itself cannot be reduced in size without reducing the toner capacity.
[0006]
On the other hand, in the conventional toner cartridge shown in FIG. 1A, the toner is only stirred by rotating both the scraping plate 104 and the scraping plate 106 with one rotating shaft 100. ), The degree of compression between toner particles is low, and the rotational torque is large.
[0007]
In order to smoothly supply a constant amount of toner from the discharge port of the toner cartridge to the developing device side, it is necessary that the toner is appropriately compacted near the toner discharge port. However, if the compaction is too high, the toner is hardened in the vicinity of the toner discharge port, and a stable and constant amount of toner cannot be supplied.
[0008]
In the conventional toner cartridge shown in FIG. 1A, the toner is excessively stirred and the contact area between the toner and air tends to increase. For this reason, as shown in FIG. 1C, the toner is locally hardened due to adsorption by water molecules in the air. Therefore, there is a problem in that the toner discharge amount varies and a stable toner discharge amount cannot be obtained.
[0009]
In order to realize a stable and constant toner discharge amount, it is preferable that the toner does not locally solidify in the toner cartridge, but is uniformly dispersed near the toner discharge port and the toner component is uniformly dispersed. Therefore, the toner requires both “moderate loosening” by some conveyance member and “moderate compaction” in the vicinity of the toner discharge port. As described above, in the toner cartridge, the toner requires two contradictory states of “moderate loosening” and “moderate compaction”.
[0010]
The present invention has been made to solve the above problems. That is, a first object of the present invention is to provide a toner cartridge that can obtain a stable toner discharge amount by compressing the toner and transporting it to the toner discharge port.
[0011]
Another object of the present invention is to provide a toner cartridge that is not affected by the solidification of toner due to adsorption to water molecules in the air.
[0012]
Another object of the present invention is to provide a toner cartridge that reduces the driving torque of a rotating member for realizing a smooth flow of toner in the toner cartridge.
[0013]
    Therefore, the present invention can solve the above problems.Toner cartridgeThe purpose is to provide. This object is achieved by a combination of features described in the independent claims. The dependent claims define further advantageous specific examples of the present invention.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above problems, a toner cartridge for storing toner for an image forming apparatus using electrophotography,
(e) a case main body for containing the toner;
(f) a toner agitation shaft rotatably supported on the case body;
(g) a flexible stirring fin extending from the toner stirring shaft,
(h) The stirring fin is
   (d-1) There is a notch,
   (d-2) A first stirring piece having an inner portion of the cut as an opening and extending from the toner stirring shaft;
   (d-3) Constituted by an inner part of the notch, the first 1 A second stirring piece that is less flexible than the stirring piece and extends from the toner stirring shaft.
(e) When the toner stirring shaft is rotated, the first stirring piece is rotated downstream of the second stirring piece.It is characterized by
[0015]
  The length of the first stirring piece in the radial direction of the toner stirring shaft may be longer than the length of the second stirring piece in the radial direction.
[0016]
  The second stirring piece may have a second opening.
[0017]
  A plurality of stirring fins arranged in the axial direction of the toner stirring shaft may be further provided, and the plurality of stirring fins may extend in the same radial direction from the toner stirring shaft.
[0018]
  The plurality of stirring fins may be provided integrally.
[0019]
  The first stirring piece and the second stirring piece may extend in different radial directions of the toner stirring shaft.
[0024]
The above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention, and sub-combinations of these feature groups can also be the invention.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention. However, the following embodiments do not limit the claimed invention, and all combinations of features described in the embodiments are the solution of the invention. It is not always essential to the means.
[0026]
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of the toner cartridge 20 and the image forming apparatus having the toner cartridge 20 mounted thereon. This image forming apparatus is a color electrophotographic printer capable of forming a full color image with four color toners. However, the toner cartridge 20 of the present invention is not limited to this, and an image carrier such as a photoreceptor is supported. The present invention can be applied to all image forming apparatuses that form a toner image on a body.
[0027]
The configuration and operation of the image forming apparatus will be described with reference to FIG. The image forming apparatus includes a photoreceptor 1, a charging roller 2, an exposure unit 3, a developing unit 4, an intermediate transfer device 5, and a photoreceptor cleaning device 6. The charging roller 2, the exposure unit 3, the developing unit 4, the intermediate transfer device 5, and the photoconductor cleaning device 6 are disposed around the photoconductor 1. Further, the toner cartridge 20 is attached to the developing unit 4. The charging roller 2 charges the photoconductor 1, and the exposure unit 3 forms an electrostatic latent image on the photoconductor 1. The developing unit 4 develops the electrostatic latent image. The intermediate transfer device 5 transfers the toner image formed on the photoreceptor 1 onto the sheet S.
[0028]
The photosensitive member 1 has a thin cylindrical conductive substrate and a photosensitive layer formed on the surface thereof, and is driven to rotate in the direction of the arrow shown by a driving unit (not shown).
[0029]
The developing unit 4 includes a yellow developing unit 4Y, a cyan developing unit 4C, a magenta developing unit 4M, and a black developing unit 4K. Each developing device includes a developing roller 4b disposed in the developing housing 4a. These developing units 4Y, 4C, 4M, and 4K are swingable and are in contact with and separated from the photosensitive member 1, respectively, and the developing roller 4b of one developing unit is selectively selected for each rotation of the photosensitive member 1. Only abut against the photoreceptor 1.
[0030]
The intermediate transfer device 5 includes an intermediate transfer belt 7, a driving roller 9 for running the intermediate transfer belt 7, a first transfer portion T 1 that transfers a toner image formed on the photoreceptor 1 to the intermediate transfer belt 7, and a primary transfer backup. A roller 10, a secondary transfer backup roller 11 and the like are provided, and an endless intermediate transfer belt 7 is stretched around each of these rollers. In the primary transfer portion T1, the intermediate transfer belt 7 is urged toward the photoconductor 1 by the primary transfer backup roller 10. In the secondary transfer portion T2, the secondary transfer backup roller 11 and the secondary transfer roller 12 are disposed at positions where they are opposed to each other with the intermediate transfer belt 7 interposed therebetween.
[0031]
Next, the operation of the image forming apparatus will be described. When an image forming signal is input from a computer (not shown), the photosensitive member 1, each developing roller 4b of the developing unit 4 and the intermediate transfer belt 7 are rotationally driven. First, the outer peripheral surface of the photosensitive member 1 is uniformly charged by the charging roller 2, and the outer peripheral surface of the uniformly charged photosensitive member 1 is subjected to the first color (for example, yellow) image information by the exposure unit 3. A selective exposure L is performed to form a yellow electrostatic latent image.
[0032]
Only the developing roller 4b of the yellow developing device 4Y comes into contact with the photosensitive member 1, whereby a yellow electrostatic latent image toner image is formed on the photosensitive member 1. The intermediate transfer belt 7 is applied with a primary transfer voltage having the opposite polarity to the chargeability of the toner, and the toner image formed on the photoreceptor 1 is transferred onto the intermediate transfer belt 7 at the primary transfer portion T1. After the toner remaining on the photosensitive member 1 is removed by the photosensitive member cleaning device 6, the outer peripheral surface of the photosensitive member 1 is discharged by a discharging means (not shown).
[0033]
The above operation corresponds to, for example, the second color (cyan), the third color (magenta), and the fourth color (black) of the image formation signal, and latent image formation by one rotation of the photoreceptor 1 and the intermediate transfer belt 7 is performed. The development is repeated, and toner images of four colors corresponding to the contents of the image forming signal are superimposed on the intermediate transfer belt 7 and transferred. Then, at the timing when this full-color image reaches the secondary transfer portion T2, the sheet S is supplied from the arrow direction to the secondary transfer portion T2, and at this time, the transfer roller 12 is pressed against the intermediate transfer belt 7 and the secondary transfer is performed. A voltage is applied, and the full color toner image on the intermediate transfer belt 7 is transferred onto the recording medium S. In the above-described image forming signal processing, the first color (yellow), the second color (cyan), the third color (magenta), and the fourth color (black) are used, but the processing order is limited to this. It is not a thing.
[0034]
The toner cartridge 20 is detachably attached to the developing housing 4a of the developing device 4Y. The four toner cartridges 20 are arranged substantially radially around the photosensitive member 1 when mounted on the developing unit 4. The case main body 22 of the toner cartridge 20 is provided in a cylindrical shape having a cross section having the shape shown in FIG. The case body 22 has a toner discharge port 24 and a protrusion 26. The inside of the case main body 22 is divided into two toner storage chambers 90 and 92 with the protruding portion 26 as a boundary. The first toner storage chamber 90 is provided in a region away from the toner discharge port 24, and the second toner storage chamber 92 is provided in a region on the side having the toner discharge port 24. Both the first toner storage chamber 90 and the second toner storage chamber 92 are provided in a substantially cylindrical shape, and the inner side of the case main body 22 has a cross section having a glasses shape.
[0035]
The second toner storage chamber 92 is provided such that the cross-sectional area of the cross section shown in the drawing is smaller than the cross-sectional area of the first toner storage chamber 90 shown in the drawing. The second toner storage chamber 92 is occupied by other members when mounted on the developing unit 4. For this reason, the second toner storage chamber 92 has a limited space. In contrast, since the first toner storage chamber 90 is disposed at a position away from the developing unit 4, the cross-sectional area can be designed to be larger than that of the first toner storage chamber 90. As described above, the case main body 22 includes the first toner storage chamber 90 and the second toner storage chamber 92. Therefore, even when the case main body 22 is attached to the crowded developer unit 4, the space is effectively used. More toner can be accommodated. Further, the second toner storage chamber 92 can be further enlarged because it is not restricted by surrounding members. Therefore, it is possible to mount the toner cartridge 20 that can accommodate more toner.
[0036]
The case body 22 is formed with a toner discharge port 24 for discharging the toner to the developing unit 4. The toner discharge port 24 is configured to supply toner from the toner discharge port 24 to the toner injection port 4c of the development housing 4a when the toner cartridge 20 is attached to the development housing 4a. Similarly, the toner cartridges 20 are detachably attached to the other developing devices 4C, 4M, and 4K. The toner cartridge 20 will be described in detail with reference to FIG.
[0037]
FIG. 3A shows a cross section along the line AA of the toner cartridge 20 of FIG. FIG. 3B is a view of a cross section of the toner cartridge 20 taken along line CC in FIG.
[0038]
The solid line shown inside the case main body 22 in FIG. 3A corresponds to the protrusion 26. The protrusion 26 divides the space inside the case main body 22 into a first toner storage chamber 90 and a second toner storage chamber 92. That is, the case body 22 has two chambers in which the first toner storage chamber 90 and the second toner storage chamber 92 communicate with each other.
[0039]
The first toner storage chamber 90 and the second toner storage chamber 92 are provided with a toner stirring member 40 and a toner transport member 60, respectively. The first toner storage chamber 90 includes a toner stirring member 40 and a bearing portion 28a that rotatably holds the toner stirring member 40. The second toner storage chamber 92 includes a toner conveying member 60, a bearing portion 28 b that rotatably holds the toner conveying member 60, and a toner discharge port 24 that discharges toner toward the developing unit 4.
[0040]
The toner agitating member 40 includes a toner agitating shaft 42 that is rotatably supported by the case body 22, agitation fins 44, 45, 46 extending from the toner agitating shaft 42, an end on the drive unit side, and a cap for a supply port for supplying toner It has two end fins 56 and 57 respectively provided at the side ends. The stirring fins 44, 45, 46 and the end fins 56, 57 are provided in a plate shape. The first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 extend from the toner stirring shaft 42 in directions different from each other by 180 degrees. The stirring fins 44, 45, 46 and the end fins 56, 57 rotate together with the toner stirring shaft 42.
[0041]
Each of the stirring fins 44, 45, 46 has a two-sheet structure having a cut, and the outer fins are easily bent and the inner fins are not easily bent. It is preferable that the degree of flexibility of each fin is set to such an extent that the fin is moderately bent when the toner is conveyed and the load of the toner is dispersed.
[0042]
The toner transport member 60 includes a toner transport shaft 62 that is rotatably supported by the case body 22, a plurality of arc blades 64 extending from the toner transport shaft 62, and two scraping fins 68. The plurality of arc blades 64 extend from the toner transport shaft 62 at a predetermined interval in the axial direction 200 of the toner transport shaft 62. The scraping fin 68 is provided at a position corresponding to the toner discharge port 24 on the toner transport shaft 64. The toner conveyance shaft 62 rotates, and the arc blade 64 and the scraping fin 68 rotate together with the toner conveyance shaft 62. Both the toner agitation shaft 42 and the toner conveyance shaft 62 rotate counterclockwise 210 when viewed in the axial direction 200.
[0043]
Next, the toner flow inside the toner cartridge 20 realized by the above members will be described.
[0044]
FIG. 4 schematically shows the flow of toner inside the toner cartridge 20. FIG. 4A shows a cross section along the line BB of the toner cartridge 20 of FIG. 4B shows a cross section of the toner cartridge 20 taken along line DD in FIG. 4A as viewed from the axial direction 200. FIG.
[0045]
As shown in FIG. 4A, the toner stored in the first toner storage chamber 90 is transported in a direction perpendicular to the axial direction 200 and moves to the second toner storage chamber 92. FIG. 4B shows the toner flow at this time. As shown in the drawing, the toner stored in the second toner storage chamber 92 is conveyed in the rotation direction 210 by rotating counterclockwise as viewed in the axial direction 200 of the toner stirring shaft 42. The toner transported to the bottom 92 a of the second toner storage chamber 92 gets over the protrusion 26 and is transported to the second toner storage chamber 92. As described above, the toner stored in the first toner storage chamber 90 is conveyed to the second toner storage chamber 92 by the rotation of the toner stirring shaft 42.
[0046]
Next, the flow of toner in the second toner storage chamber 92 will be described. As shown in FIG. 4A, the toner accommodated at both ends of the second toner storage chamber 92 is rotated around the toner transport shaft 62 by the arc blades 64 extending from both ends of the toner transport shaft 62. However, the toner is transported in the axial direction 200 of the toner transport shaft 62 and in the direction opposite to the axial direction 200. That is, the toner is conveyed toward the toner discharge port 24. A scraping fin 68 extends from the toner transport shaft 62 corresponding to the vicinity of the toner discharge port 24. The toner conveyed to the vicinity of the toner discharge port 24 is conveyed by the scraping fins 68 in a direction perpendicular to the axial direction 200 as shown in FIG. The toner accommodated in the case body 22 in the above flow is discharged from the toner discharge port 24.
[0047]
The case body 22 is mounted on the developing unit 4 with the toner discharge port 24 facing downward. Therefore, the toner accommodated in the vicinity of the toner discharge port 24 can maintain an appropriate compaction state depending on the weight of the toner itself.
[0048]
Since the protrusion 26 is provided between the first toner storage chamber 90 and the second toner storage chamber 92, the toner stored in the first toner storage chamber 90 moves to the second toner storage chamber 92. Can be prevented. Therefore, even when the toner consumption progresses and the amount of toner stored in the case main body 22 decreases, the remaining toner can be reliably conveyed to the toner discharge port 24. As described above, the toner stored in the case main body 22 can be used efficiently and efficiently to the end. Further, since the protrusion 26 is set to an appropriate height, it is possible to avoid excessively conveying the toner from the second toner storage chamber 92 to the first toner storage chamber 90.
[0049]
Hereinafter, the toner stirring member 40 characteristic of the present embodiment will be described.
[0050]
FIG. 5 shows the toner stirring member 40. The toner stirring member 40 includes a first stirring fin 44, a second stirring fin 45, and a third stirring fin 46 that extend from different positions of the toner stirring shaft 42 in the radial direction of the toner stirring shaft 42. At least one of the first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 extends in a different radial direction from the other stirring fins. The first stirring fins 44 and the third stirring fins 46 in this figure extend in the same radial direction. That is, it extends in a radial direction different from the second stirring fin 45 by 180 degrees.
[0051]
Thus, since adjacent stirring fins extend in different radial directions, a part of the toner conveyed by each stirring fin spills from both ends of each stirring fin. Therefore, each stirring fin can avoid conveying an excessive amount of toner, and the torque of rotation of the toner stirring shaft 42 can be reduced.
[0052]
A drive unit 36 that drives the toner stirring shaft 42 is provided outside the case body 22. The toner agitation member 40 has end fins 56 that are fixed at positions corresponding to the drive unit 36 on the toner agitation shaft 42. The case body 22 corresponding to the drive unit 36 is recessed inward compared to the other parts. Therefore, the toner adhering to the inner wall of the case main body 22 corresponding to the drive unit 36 is removed by fixing the end fin 56 corresponding to the case main body 22 corresponding to the drive unit to the corresponding position of the toner stirring shaft 42. Can be scraped off.
[0053]
A toner supply port 33 that supplies toner into the toner main body 22 and a cap 34 that covers the toner supply port 33 are provided on the opposite side of the toner main body 22 from the drive unit 36. The toner stirring member 40 includes end fins 57 that are fixed at positions corresponding to the cap 34 on the toner stirring shaft 42. The case main body 22 corresponding to the cap 34 is recessed inward compared to other portions. Therefore, by fixing the end fin 57 corresponding to the case main body 22 corresponding to the cap 34 to the corresponding position of the toner stirring shaft 42, the toner attached to the inner wall of the case main body 22 corresponding to the cap 34 is scraped off. be able to.
[0054]
FIG. 6 is a diagram illustrating the toner conveyed by the toner stirring member 40. FIG. 6A shows the toner stirring member 40 when the first stirring fin 44 and the third stirring fin 46 are rotated upward. FIG. 6B shows the toner stirring member 40 when the toner stirring member 40 of FIG. 6A rotates in the rotation direction 210 and the second stirring fin 45 rotates upward. .
[0055]
As shown in FIG. 6A, the first stirring fin 44 and the third stirring fin 46 scoop up the toner. At this time, a part of the toner scraped up spills from both ends of each stirring fin.
[0056]
Next, as shown in FIG. 6B, the first stirring piece 47 receives the toner spilled from the first stirring fin 44 and the third stirring fin 46 and further rotates upward. At this time, a part of the toner conveyed by the second stirring fin 45 spills from both ends of the second stirring fin 45. Further, the toner spilled from the second stirring fin 45 is received by the first stirring fin 44 and the third stirring fin 46. When the toner stirring shaft 42 rotates, the operations of FIGS. 3A and 3B are repeated. As described above, since toner spills from between the fins, when the toner agitation shaft 42 rotates, the agitation fin conveys excess toner, and the torque that the toner agitation shaft 42 rotates increases. Can be avoided.
[0057]
FIG. 7 shows the toner stirring member 40 and the case main body 22. At least one stirring fin among the first, second, and third stirring fins 44, 45, 46 is in contact with the inner wall of the case body 22. Thus, the toner adhering to the inner wall of the case body 22 can be scraped off by the tip portion of the fin coming into contact with the case body 22. The distance from the toner stirring shaft 42 to the tip edge of the fin may be the same as or longer than the length from the toner stirring shaft 42 to the inner wall of the case main body 22.
[0058]
FIG. 8 shows the toner cartridge 20 attached to the developing unit 4. The image forming apparatus has four developing device units 4. The four developing device units 4 are each mounted with four different toner cartridges 20. Since the developing unit 4 is provided on the circumference of the photosensitive member 1, four of the developing unit 4 are arranged radially from the center of the photosensitive member 1. Accordingly, the four toner cartridges 20 are also mounted correspondingly. For this reason, the four toner cartridges 20 have different degrees of inclination when mounted on the developing unit 4.
[0059]
The greater the inclination of the path from the toner stirring shaft 42 to the toner discharge port 24 when the toner cartridge 20 is attached to the image forming apparatus, the higher the height of the stirring fins 44, 45, 46, that is, the toner stirring shaft 42. The length in the radial direction is short. When the inclination is small and it is difficult for the toner to flow from the first toner storage chamber 90 toward the second toner storage chamber 92, the stirring fins 44, 45, 46 are lengthened so that the toner is removed from the first toner storage chamber 90. The toner can be transported from 90 toward the second toner storage chamber 92. Thus, the inclination of the stirring fin can be changed according to the inclination when the toner cartridge 20 is mounted. Therefore, the amount of toner conveyed by the four toner cartridges 20 from the first toner storage chamber 90 to the second toner storage chamber 92 per unit time can be made almost constant regardless of the inclination of the toner cartridge 20. .
[0060]
FIG. 9 shows a first modification of the stirring fins 44, 45, 46. The stirring fins 44, 45, and 46 in this figure extend in the radial direction different by 120 degrees in the circumferential direction of the toner stirring shaft 42. Also in the case of the stirring fins in this figure, since the toner spills from both ends of each stirring fin in the same manner as the first, second, and third stirring fins 44, 45, 46 described with reference to FIG. It is possible to avoid an excessive load of toner. Therefore, it is possible to avoid an increase in the torque for rotating the toner stirring shaft 42. In this way, at least the second stirring fin 45 of the first, second, and third stirring fins 44, 45, 46 only needs to extend in a direction different from that of the first stirring fin 44 and the third stirring fin 46. The degree of freedom of the mounting position of the first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 is high.
[0061]
As a second modification of the stirring fins 44, 45, 46, in the present embodiment, the first stirring fin 44, the second stirring fin 45, and the third stirring fin 46 are configured in three parts. The number of stirring fins is not limited to this. The plurality of stirring fins only need to be arranged substantially evenly in the radial direction of the toner stirring shaft 42. For example, it may be composed of four parts. In this case, it is preferable that two adjacent stirring fins are fixed to the toner stirring shaft 42 so as to extend in different radial directions by 180 degrees. As described above, the plurality of stirring fins need only be fixed to the toner stirring shaft 42 and the adjacent stirring fins extend in different directions, and the degree of freedom is high.
[0062]
FIG. 10 shows the first stirring fin 44 of the toner stirring member 40. The first stirring fin 44 is divided into a first stirring piece 47 and a second stirring piece 48 by cutting. The first stirring fins 44 in this figure are divided into one first stirring piece 47 and three second stirring pieces 48. The height of the first stirring piece 47, that is, the length in the radial direction of the toner stirring shaft 42 is longer than the height of the second stirring piece 48. Therefore, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 have different flexibility. In this way, by cutting the first stirring fin 45, the flexibility can be easily changed even with the same member. Therefore, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 rotate together with the toner stirring shaft 42 and can give different actions to the toner when the toner is conveyed.
[0063]
The first stirring piece 47 has a first opening 47a. The second stirring piece 48a is provided inside the first opening 47a. For this reason, the 1st stirring piece 47 and the 2nd stirring piece 48 can be formed by cutting out the same member. Therefore, the 1st stirring piece 47 and the 2nd stirring piece 48 can be manufactured easily. Further, since the first stirring piece 47 is provided in a state where the plurality of first fixing portions 47b are bridged with the tip portion of the first fixing portion 47b adjacent at the tip portion, one first fixing portion 47b. Durability can be improved compared with the case where is fixed independently.
[0064]
The second stirring piece 48 has a second opening 48a. For this reason, a part of the toner conveyed to the second stirring piece 48 passes through the second opening 48a. Accordingly, the second stirring piece 48 does not carry an excessive amount of toner, and it is possible to avoid an increase in torque when the toner stirring shaft 42 rotates.
[0065]
The first agitation piece 47 and the second agitation piece 48 are divided by a notch having a width that allows a part of the toner to pass during the agitation. That is, the 1st stirring piece 47 and the 2nd stirring piece 48 are provided in the magnitude | size which has a clearance gap between each other. When the first stirring fin 45 rotates, a part of the toner moving between the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 passes through this gap. Therefore, it is possible to avoid an increase in torque when the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 convey an excessive amount of toner and the toner stirring shaft 42 rotates. Moreover, it can avoid that an edge part contacts and wears an edge part by friction.
[0066]
The width d1 of the first fixing portion 47b where the first stirring piece 47 is fixed to the toner stirring shaft 42 is shorter than the width d2 of the second fixing portion 48b of the second stirring piece 48. In the case of the same member, the shorter the fin width, that is, the length of the toner stirring shaft 42 in the axial direction, the higher the flexibility of the fin. Moreover, the flexibility of a fin is so high that the height of a fin is low. Therefore, the flexibility of the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 can be changed by changing the length and width of the region extending in the axial direction of the toner stirring shaft 42.
[0067]
FIG. 11 shows the first stirring fin 44 when the toner stirring shaft rotates. Both the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 rotate together with the toner stirring shaft 42 in a state where the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 are bent downstream with respect to the rotation direction 210 of the toner stirring shaft 42 due to the weight of the toner. Since the first stirring piece 51 is more flexible than the second stirring piece 52, the first stirring piece 51 rotates in a more bent state. Accordingly, the first stirring piece 47 rotates downstream from the second stirring piece 48.
[0068]
When the first stirring fin 44 moves toward the upper portion of the case body 22, the toner that has fallen from the second stirring piece 48 due to its own weight among the toner conveyed by the second stirring piece 48 is further reduced to the second stirring piece 48. It is conveyed by the first stirring piece 47 having higher flexibility. Further, when the first stirring fin 44 moves toward the bottom of the case main body 22, among the toners conveyed by the second stirring piece 48, the toner sent from the movement of the second stirring piece 48 is further subjected to the first stirring. It is conveyed by the piece 47.
[0069]
The second stirring piece 48 having relatively low flexibility compresses the toner, and the first stirring piece 47 having high flexibility moderately loosens the toner. Therefore, due to the different actions of the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48, the compacted state of the toner can be kept moderate. Part of the toner conveyed to the first stirring piece 51 passes through the second opening 45b. As described above, by using the first stirring piece 51 and the second stirring piece 52, the toner stored in the first toner storage chamber 90 can be loosened moderately.
[0070]
FIG. 12 shows a first modification of the first stirring fin 44. The first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 of the first stirring fin 45 in this drawing extend in different radial directions of the toner stirring shaft 42. That is, the first stirring piece 47 is fixed to the toner stirring shaft 42 so as to be located downstream of the second stirring piece 48 in the rotation direction 210.
[0071]
As described with reference to FIG. 11, among the toners conveyed by the second stirring piece 48, the toner sent from the movement of the second stirring piece 48 is subsequently carried by the first stirring piece 47. Even when the second agitating piece 48 compresses the toner and the first agitating piece 47 conveys a highly compacted toner, the first agitating piece 47 and the second agitating piece 48 in FIG. Therefore, there is a distance until the compacted toner reaches the first stirring piece 47. For this reason, the compacted toner is loosened by the toner flow. Therefore, it is possible to avoid applying an excessive load to the first stirring piece 47 and reduce the torque in the rotation of the toner stirring shaft 42.
[0072]
In the first agitation piece 47 in this drawing, a portion close to the toner agitation shaft 42 is bent along the axial direction 200 of the toner agitation shaft 42. In this manner, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 can be fixed to the toner stirring shaft 42 in different radial directions by bending the vicinity of the first fixing portion 47b. Thus, by bending the first stirring piece 47, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 can be directed in different radial directions. Therefore, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 provided integrally can be directed in different radial directions. Therefore, the number of parts can be reduced. Thus, the process of creating the first stirring fin 44 can be simplified, and the cost can be reduced.
[0073]
FIG. 13 shows a second modification of the first stirring fin 44. The first stirring fin 44 in the figure has a plurality of first stirring fins 44a, 44b, 44c. Thus, since the 1st stirring fin 44 is comprised in 3 parts, each stirring fin can be rotated independently. Further, the first stirring fins 44a, 44b, and 44c in this figure are formed by being divided by two cuts extending in the radial direction from the tip edge. The two cuts are provided between the three second stirring pieces 48, respectively. The three first stirring fins 44a, 44b, 44c divided by the two cuts are provided in an integrated structure in which the fixed part side is connected. Thus, since the three first stirring fins 44a, 44b, and 44c are provided integrally, the manufacturing process of the first stirring fin 45 can be reduced.
[0074]
FIG. 14 is a diagram illustrating a third modification of the first stirring fin 44. The first stirring piece 47 is divided from the second stirring piece 48 by a notch extending from the toner stirring shaft 42 to one side in the height direction, and has an L shape. Thus, it has the 1st stirring piece 47 and the 2nd stirring piece 48 which were divided | segmented by the notch different from the notch demonstrated in FIG. Also in this case, the first stirring piece 47 is longer in the height direction than the second stirring piece 48 and has high flexibility. Therefore, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 shown in this drawing maintain the toner in an appropriate compacted state, similarly to the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 described with reference to FIG. be able to.
[0075]
FIG. 15 shows a fourth modification of the first stirring fin 44. The first stirring fin 44 in the figure has two second stirring pieces 48. The first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 are two of the first stirring fins 44 extending from two sides perpendicular to the axial direction of the toner stirring shaft 42 toward two different positions of the toner stirring shaft 42. Divided by notches. The first stirring piece 47 is divided into a T shape by this cutting. The remaining portion of the first stirring fin 44 is divided into two second stirring pieces 48 by cutting. Also in this case, the first stirring piece 47 is longer in the height direction than the second stirring piece 48 and has high flexibility. Therefore, the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 shown in this drawing can maintain the toner in an appropriate compacted state, similarly to the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48 shown in FIG.
[0076]
As a fifth modification of the first stirring fin 44, in the present embodiment, the first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 are respectively the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48. Although it has two stirring pieces, the number of stirring pieces is not limited to these, and for example, it may further include a third stirring piece. In this case, the relationship between the second stirring piece 48 and the third stirring piece is the same as the relationship between the first stirring piece 47 and the second stirring piece 48.
[0077]
As a fourth modification of the first stirring fin 44, in the present embodiment, the first opening 47a and the second opening 48a are provided with a length that reaches the toner stirring shaft 42. The lengths of the first opening 47a and the second opening 48a are not limited. For example, the first opening 47 a and the second opening 48 a may not reach the shaft and may extend to the central portion of the first stirring piece 47.
[0078]
As a fifth modification of the first stirring fin 44, the first stirring fin 44 of the present embodiment is formed by cutting the first stirring piece 47 and the second stirring by cutting substantially perpendicular and substantially parallel to the toner stirring shaft 42. Although it was divided into the stirring pieces 48, the height of the first stirring pieces 47 only needs to be higher than the height of the second stirring pieces 48, and the shape of the cut is not limited. For example, the cut may be a curve or may be provided obliquely with respect to the toner stirring shaft 42.
[0079]
The configuration and operation of the first stirring fin 44 have been described above with reference to FIG. Since the configuration and operation of the second stirring fin 45 and the third stirring fin 46 are the same as the configuration and operation of the first stirring fin 44, description thereof will be omitted.
[0080]
As a first modification of the toner stirring member 40, in the present embodiment, each of the first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 has three second stirring pieces 48. The number of the second stirring pieces 48 is not limited to this.
[0081]
As a second modification of the toner stirring member 40, in the present embodiment, the first, second, and third stirring fins 44, 45, and 46 are the two parts described with reference to FIGS. For example, only the first stirring fins 44 may be provided in a two-part configuration, and the first stirring fins 44 and the third stirring fins 46 may be provided in a two-part configuration.
[0082]
As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. Various changes or improvements can be added to the above embodiment. It is apparent from the description of the scope of claims that embodiments with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
[0083]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the discharged toner can be kept in a stable compacted state, and the discharged amount of toner can be kept substantially constant.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a toner cartridge according to a conventional example.
FIG. 2 is a schematic sectional view of a toner cartridge 20 and an image forming apparatus to which the toner cartridge is mounted.
3 is a cross-sectional view of the toner cartridge 20. FIG.
4 is a diagram schematically illustrating the flow of toner inside the toner cartridge 20. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a toner stirring member 40;
6 is a diagram illustrating toner conveyed by a toner stirring member 40. FIG.
7 is a view showing a toner stirring member 40 and a case main body 22. FIG.
FIG. 8 is a view showing a toner cartridge 20 mounted on the developing unit 4.
FIG. 9 is a diagram illustrating a first modification of the toner stirring member.
10 is a view showing a first stirring fin 44. FIG.
FIG. 11 is a diagram illustrating first stirring fins 44 when the toner stirring shaft 42 rotates.
12 is a diagram showing a first modification of the first stirring fin 44. FIG.
13 is a view showing a second modification of the first stirring fin 44. FIG.
14 is a view showing a third modification of the first stirring fin 44. FIG.
15 is a diagram showing a fourth modification of the first stirring fin 44. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Photoconductor
2 Charging roller
3 Exposure unit
4 Developer unit
5 Intermediate transfer device
T1 Primary transfer part
T2 Secondary transfer section
20 Toner cartridge
22 Case body
24 Toner outlet
26 Protrusion
28 Bearing part
33 Toner supply port
34 cap
36 Drive unit
40 Toner stirring member
42 Toner stirring shaft
44 First stirring fin
45 Second stirring fin
46 3rd stirring fin
47 First stirring piece
48 Second stirring piece
56, 57 end fins
60 Toner conveying member
62 Toner transport shaft
64 Arc feather
68 Scraping Fin
90 First toner storage chamber
92 Second toner storage chamber

Claims

A toner cartridge containing toner for an image forming apparatus using electrophotography,
(a) a case main body for containing the toner;
(b) a toner agitation shaft rotatably supported by the case body;
(c) a flexible stirring fin extending from the toner stirring shaft,
(d) The stirring fin is
(d-1) There is a notch,
(d-2) a first stirring piece having an inner portion of the cut as an opening and extending from the toner stirring shaft;
(d-3) a second stirring piece that is constituted by an inner portion of the cut and has a lower flexibility than the first stirring piece and extends from the toner stirring shaft,
(e) The toner cartridge , wherein when the toner stirring shaft rotates, the first stirring piece rotates downstream of the second stirring piece .

The toner cartridge according to claim 1, wherein a length of the first stirring piece in the radial direction of the toner stirring shaft is longer than a length of the second stirring piece in the radial direction.

The toner cartridge according to claim 1, wherein the second stirring piece has a second opening.

4. The apparatus according to claim 1, further comprising a plurality of stirring fins arranged in an axial direction of the toner stirring shaft, wherein the plurality of stirring fins extend in the same radial direction from the toner stirring shaft. Toner cartridge.

The toner cartridge according to claim 4, wherein the plurality of stirring fins are integrally provided.

The toner cartridge according to claim 1, wherein the first stirring piece and the second stirring piece extend in different radial directions of the toner stirring shaft.