JP3652224B2

JP3652224B2 - Mixer cup

Info

Publication number: JP3652224B2
Application number: JP2000219868A
Authority: JP
Inventors: 清山野; 幾雄後藤
Original assignee: サンマリンフーズ株式会社
Priority date: 2000-06-15
Filing date: 2000-06-15
Publication date: 2005-05-25
Anticipated expiration: 2020-06-15
Also published as: JP2001353084A

Description

【０００１】
本発明は、ジュースミキサー等に使用されるミキサー用コップに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般にジュースミキサー用コップ２１は、図６に示すように、ジュースミキサー２０と一体で使用される大型ものが用いられている。このジュースミキサー用コップ２１は、ガラスやアクリル等の透明度の高いプラスチック材料で形成されており、底部には材料を粉砕して攪拌するための回転刃２２が取り付けられている。
【０００２】
このジュースミキサー用コップ２１を使用する場合は、果物や野菜等の材料を入れて、ジュースミキサー本体２３に取り付け、ジュースミキサー本体２３の図示しないスタートボタンを押すと、ジュースミキサー本体２３のモータ２４により回転刃２２が回転して材料を粉砕して攪拌し、生ジュースができあがる。そして、この生ジュースを飲む場合は、通常の一人用の小さなコップ２５等に移し換えて飲むものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のジュースミキサー用コップにおいては、生ジュースを作った後にジュースミキサー用コップを洗浄しなければならないが、このジュースミキサー用コップは、底部の回転刃に材料の果物や野菜の繊維屑等が取り付き、洗浄するのに手間がかかるという問題があった。
【０００４】
また、ジューススタンド等で生ジュースを作って販売する場合には、客の好みは多様なため、一回毎にジュースミキサー用コップを洗浄して他の材料を使用しなければならず、手間がかかると共に時間がかかり、客を待たせたりするので、十分な対応ができないという問題があった。
【０００５】
また、一人々々の客の要望に応えるためには異なった材料を用意する必要があり、その材料の組み合わせも考慮すると種類が非常に多くなり、その配合や量の調整が難しく、この業務を一人の販売員で対応するのが困難であり、材料にも無駄が発生するという問題があった。
【０００６】
そこで、ハンドミキサー等を使用し、通常の一人用の小さなコップの中に必要な材料を入れておき、その都度回転刃を回転させ、生ジュースを作る試みがなされたが、通常のコップの中では回転刃と一緒に材料も回転してしまい、材料の粉砕がうまくできず、うまい生ジュースが作れないという問題が生じていた。
【０００７】
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みなされたもので、通常のコップのサイズで一人分の生ジュースの材料を入れ、そのままジュースミキサー等にかけて生ジュースを作ることのできるミキサー用コップを提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、回転刃と、当該回転刃が設けられた位置で昇降し得るように設けられたカップホルダとを有するジュースミキサーに使用され、前記カップホルダにセットされ、当該カップホルダの上昇により前記回転刃が内部に入り込み、内部に投入された材料を前記回転刃の回転により粉砕攪拌して製造するジュース用のコップであって、前記コップは、プラスチック材料から形成され、上部が開口された有底のコップであり、胴部の壁を内側に向けて押し出し成形することにより底部から上方に向う三角柱状の突起を形成したことを特徴とする。
また、前記コップは、底部を中央部が盛り上がっている上げ底部としたことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るミキサー用コップの実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明のミキサー用コップを示す斜視図、図２は、図１のミキサー用コップの突起柱を示すＸ−Ｘ拡大断面図、図３は、図１のミキサー用コップを示す一部破断の側面図、図４は、図１のミキサー用コップの展示状態を示す正面図、図５は、図１のミキサー用コップをジュースミキサーで使用している状態を示す斜視図である。
【００１０】
本発明に係るミキサー用コップＡは、図１に示すように、透明、かつ肉薄のプラスチック材料から形成された有底のミキサー用のコップであり、サイズは通常の一人用のコップの大きさで、胴部１の壁に内側に突出する突起柱２，２，・・が形成されたものである。このミキサー用コップＡには、後述するように、キャップＢ（図４参照）が被せられるようになっている。
【００１１】
また、突起柱２，２，・・は、図２、に示すように、断面が略山形の三角柱に加工されている。この形状は、成形時に胴部１の壁をそのまま内側に押し出し成形したもので、胴部１の壁と一体に形成されたものであるから、突起柱２の部分の材料も必要がなく、成形金型も複雑にならず、好都合である。
【００１２】
また、突起柱２は、ストレートな形状だけでなく凹凸があってもよく、壁面を流れる流体に対して抵抗を与える形状のものであれば、形状を問わないものである。
【００１３】
また、図３に示すように、ミキサー用コップＡは、底面４の中央部が盛り上っている上げ底にしてある。この理由は、後述するジュースミキサーの回転刃が中央部が凹んでいる形状（図６の回転刃２２参照）なので、材料を粉砕攪拌する場合に材料が回転刃の真下に位置したときに、材料が粉砕攪拌されずに残ることを防止するものである。
【００１４】
このように構成されたミキサー用コップＡは、ジュースミキサーの回転刃で材料を粉砕して攪拌する場合に、材料は突起柱２に邪魔されて一緒に回転しないので、回転刃は効率良く材料を粉砕することができる。また、上げ底により、回転刃の真下に材料が溜まらないので、材料を均一に粉砕して攪拌することが可能となる。
【００１５】
次に、上述のように構成されたミキサー用コップＡをジューススタンドやコンビニエンスストア等で使用する場合を説明する。先ず、図４に示すように、ミキサー用コップＡに、予め客の要望のありそうな果物や野菜の材料を入れたものを何種類が準備してキャップＢを被せて、カウンターや陳列棚に展示しておく。そして、客の好みのミキサー用コップＡを選択してもらう。
【００１６】
次いで、店員は客の指定したミキサー用コップＡを取り出して専用のジュースミキサー１０にかけるものである。店員は、図５に示すように、選択されたミキサー用コップＡをジュースミキサー１０のカップホルダ１１に入れ、カップユニット１２を回してミキサー用コップＡの位置を回転刃１３の下のスタート位置にセットする。
【００１７】
次いで、スタートボタン１４を押してジュースミキサ１０を動作させる。すると、上下動ユニット１７が作動して、回転刃１３がミキサー用コップＡの中に位置するようにカップユニット１２を上昇させる。そして、回転刃１３が回転し、カップ内の材料を回転刃１３で粉砕し、攪拌混合して生ジュースを製造する。この間の時間は予め設定されたタイマによって行われる。生ジュースができ上がると、店員は、ミキサ用コップＡをカップホルダ１１から取り出し、客の好みに応じて氷等を入れ客に渡す。
【００１８】
さらに、店員は、フレッシュジュース製造後に、カップユニット１２を回して洗浄カップ１５を回転刃１３の下に位置させ、洗浄スタートボタンを押す。すると、上下動ユニット１７が作動して上方に移動し、回転刃１３が洗浄カップ１５の中に位置するようにカップユニット１２を上昇させる。そして、洗浄水供給ユニット１６が自動的に作動してオゾン水が洗浄カップ１５に供給されると、回転駆動ユニットが作動して回転刃１３を回転駆動させ、自動的に洗浄する。
【００１９】
上述べた実施の形態によれば、本発明のミキサー用コップＡは、予め一人分の材料を１カップに入れて準備しておけば、客の要望に即座に応じることができるので、客を待たせることがなくなる。
また、様々な種類の材料を予め用意しておくことができるので、多様な客の好みに応じることもできる。
【００２０】
また、コップはそのまま客に渡して使い切り、その後は廃棄するので、洗浄する必要がなく、衛生的であるとともに従来最も手間のかかる部分が不要となったので、大幅な労力の削減と時間の節約ができる。
【００２１】
また、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において様々な態様が可能である。例えば、突起の形状は、山形に限らず円形や鋸歯状等の様々な形状にできることは勿論である。また、使用するジュースミキサーは、ジュースに限らず、ドレッシング等のミキシングにも使用可能なことは勿論である。
【００２２】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明は、上部が開口された有底の通常サイズのコップに形成されジュースミキサーと別体で使用されるミキサー用コップであって、胴部の壁に内側に向けて突起が形成されるとともに底面の中央部が盛り上がっている上げ底であることにより、そのままジュースミキサーにかけて生ジュースを作ることのできるという優れた効果を奏するものである。また、使用後のコップを洗浄する必要がないので、従来最も手間のかかる洗浄作業を省くことができるという効果を奏する。さらに、客の多様な好みにも即座に対応できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のミキサー用コップを示す斜視図である。
【図２】図１のミキサー用コップの突起柱を示すＸ−Ｘ拡大断面図である。
【図３】図１のミキサー用コップを示す一部破断の側面図である。
【図４】図１のミキサー用コップの使用状態を示す正面図である。
【図５】図１のミキサー用コップをジュースミキサーで使用している状態を示す斜視図である。
【図６】従来のジュースミキサー用コップを示す説明図である。
【符号の説明】
Ａミキサー用コップ
Ｂキャップ
１胴部
２突起柱
４底面
１０ジュースミキサー
１１カップホルダ
１２カップユニット
１３回転刃
１４スタートボタン
１５洗浄カップ
１６洗浄水供給ユニット
１７上下動ユニット[0001]
The present invention relates to a mixer cup used in a juice mixer or the like.
[0002]
[Prior art]
In general, as shown in FIG. 6 , the juice mixer cup 21 is a large one that is used integrally with the juice mixer 20. The juice mixer cup 21 is formed of a highly transparent plastic material such as glass or acrylic, and a rotary blade 22 for crushing and stirring the material is attached to the bottom.
[0002]
When using this juice mixer cup 21, put ingredients such as fruits and vegetables into the juice mixer body 23, and press a start button (not shown) of the juice mixer body 23. The rotating blade 22 rotates to pulverize and agitate the material, thereby producing a fresh juice. And when drinking this raw juice, it transfers to the normal small cup 25 for one person, etc. and drinks it.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional juice mixer cup described above, the juice mixer cup must be washed after making the raw juice, but this juice mixer cup is made of the fruit and vegetable fibers of the material on the rotating blade at the bottom. There was a problem that it took time and effort to attach and clean the scraps.
[0004]
Also, when making and selling fresh juices at juice stands, etc., customers have a variety of preferences, so it is necessary to wash the juice mixer cup and use other ingredients each time. In addition, it takes time and makes the customer wait, so there is a problem that sufficient response cannot be made.
[0005]
In addition, it is necessary to prepare different materials to meet the needs of each customer, and considering the combination of the materials, the number of types becomes very large, and it is difficult to adjust the formulation and amount. There was a problem that it was difficult for one sales person to deal with, and the material was wasted.
[0006]
Therefore, using a hand mixer, etc., an attempt was made to put the necessary ingredients in a normal small cup for one person, and rotate the rotary blade each time to make fresh juice. Then, the material also rotated with the rotary blade, and the material could not be crushed well, and there was a problem that it was not possible to make delicious fresh juice.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and provides a glass for a mixer in which raw juice material for one person is put in a normal cup size and can be directly applied to a juice mixer or the like to make fresh juice. To do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is used in a juice mixer having a rotary blade and a cup holder provided so as to be able to move up and down at the position where the rotary blade is provided, and is set in the cup holder. A cup for juice produced by pulverizing and agitating the material thrown into the interior by the rotation of the rotary blade, the cup being formed from a plastic material. It is a bottomed cup with an opening at the top, and is characterized by forming a triangular prism-shaped protrusion facing upward from the bottom by extruding the wall of the body part inward .
Further, the cup is characterized in that the bottom is a raised bottom with a raised central part.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a mixer cup according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a mixer cup of the present invention, FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of XX showing a protruding column of the mixer cup of FIG. 1, and FIG. 3 is a diagram showing the mixer cup of FIG. FIG. 4 is a front view showing a state where the mixer cup of FIG. 1 is displayed, and FIG. 5 is a perspective view showing a state where the mixer cup of FIG. 1 is used in a juice mixer.
[0010]
As shown in FIG. 1, the mixer cup A according to the present invention is a bottomed mixer cup formed of a transparent and thin plastic material, and the size is the size of a normal single-person cup. .. Are formed on the wall of the body portion 1 so as to protrude inwardly. The mixer cup A is covered with a cap B (see FIG. 4 ) as described later.
[0011]
Further, as shown in FIG. 2, the protruding columns 2, 2,... Are processed into triangular columns having a substantially chevron-shaped cross section. This shape is formed by extruding the wall of the body part 1 as it is at the time of molding, and is formed integrally with the wall of the body part 1, so there is no need for the material of the protruding column 2 part, and molding is performed. The mold is not complicated and is convenient.
[0012]
Further, the projection column 2, there may be irregularities not only straight-through shape, as long as the shape that gives the resistance to fluid flow through the wall, in which all forms.
[0013]
As shown in FIG. 3 , the mixer cup A has a raised bottom where the center of the bottom surface 4 is raised. The reason for this is that the rotating blade of the juice mixer, which will be described later, has a concave shape at the center (see the rotating blade 22 in FIG. 6 ), so that when the material is pulverized and stirred, the material is positioned directly below the rotating blade. Is prevented from remaining without being pulverized and stirred.
[0014]
In the mixer cup A configured as described above, when the material is pulverized and stirred with the rotating blade of the juice mixer, the material is obstructed by the protruding column 2 and does not rotate together. Can be crushed. Further, since the material does not accumulate directly under the rotary blade due to the raised bottom, the material can be uniformly pulverized and stirred.
[0015]
Next, the case where the mixer cup A configured as described above is used in a juice stand, a convenience store, or the like will be described. First, as shown in FIG. 4 , a mixer cup A is prepared with several kinds of fruit and vegetable materials that are likely to be requested by the customer, and a cap B is placed on the cup and placed on a counter or display shelf. Display. Then, the customer's favorite mixer cup A is selected.
[0016]
Then, the clerk is intended to be applied to the dedicated juice mixer 10 of taking out the cup A mixer specified by the customer. Clerk, as shown in FIG. 5, put a cup A for the selected mixer cup holder 11 juice mixer 10, the start position of the lower rotary blade 13 the position of the cup A mixer Turn the cup unit 12 Set to.
[0017]
Next, the start button 14 is pressed to operate the juice mixer 10. Then, the vertical movement unit 17 operates to raise the cup unit 12 so that the rotary blade 13 is positioned in the mixer cup A. And the rotary blade 13 rotates, the material in a cup is grind | pulverized with the rotary blade 13, and it stirs and mixes and manufactures fresh juice. This time is performed by a preset timer. When the fresh juice is completed, the store clerk takes out the mixer cup A from the cup holder 11 and puts ice or the like according to the taste of the customer and gives it to the customer.
[0018]
Further, the clerk turns the cup unit 12 to place the cleaning cup 15 under the rotary blade 13 and presses the cleaning start button after producing fresh juice. Then, the vertical movement unit 17 operates and moves upward, and the cup unit 12 is raised so that the rotary blade 13 is positioned in the washing cup 15. Then, when the cleaning water supply unit 16 is automatically operated and ozone water is supplied to the cleaning cup 15, the rotation driving unit is operated to rotate the rotary blade 13 and automatically clean it.
[0019]
According to the above-described embodiment, the mixer cup A according to the present invention can immediately respond to the customer's request by preparing the material for one person in one cup in advance. No more waiting.
Moreover, since various types of materials can be prepared in advance, it is possible to meet various customer preferences.
[0020]
In addition, since the cup is handed over to the customer as it is and then discarded, it does not need to be washed, and it is hygienic and no longer requires the most laborious parts, so it saves a lot of labor and saves time. Can do.
[0021]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modes are possible within the scope of the claims. For example, the shape of the protrusions, can be in various shapes such as a circular or serrated not limited to the mountain shape is a matter of course. Also, juice mixer to use, not limited to the juice, what can be used in the mixing of the dressing such as a matter of course.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a mixer cup that is formed into a bottomed normal-sized cup with an open top and is used separately from a juice mixer, and is directed toward the inside of the body wall. The raised bottom with the protrusion formed and the center portion of the bottom surface raised is excellent in that it can be directly applied to a juice mixer to produce fresh juice. In addition, necessary to wash the cup after use Do Ino, an effect that it is possible to omit the conventional most time-consuming cleaning operations. In addition, it has the effect of being able to respond immediately to a variety of customer preferences.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a mixer cup of the present invention.
2 is an XX enlarged cross-sectional view showing a protruding column of the mixer cup of FIG. 1; FIG.
3 is a partially cutaway side view showing the mixer cup of FIG . 1. FIG.
4 is a front view showing a use state of the mixer cup of FIG . 1. FIG.
5 is a perspective view showing a state where the mixer cup of FIG . 1 is used in a juice mixer . FIG.
FIG. 6 is an explanatory view showing a conventional juice mixer cup .
[Explanation of symbols]
A Cup for mixer B Cap 1 Body 2 Projection pillar
4 bottom 10 juice mixer 11 Cup holder 12 cup unit 13 rotating blade 14 start button 15 wash cup 16 washing water supply unit 17 vertically movable unit

Claims

Used in a juice mixer having a rotary blade and a cup holder provided so that the rotary blade can be moved up and down at the position where the rotary blade is provided. A juice cup that is manufactured by pulverizing and stirring the material introduced inside and rotating the rotary blade,
The cup is a bottomed cup formed of a plastic material and opened at the top, and a triangular prism-shaped protrusion facing upward from the bottom is formed by extruding the wall of the trunk portion inward. Characteristic mixer cup.

The cup for a mixer according to claim 1, wherein the cup has a raised bottom portion whose center portion is raised.