JP3647626B2 - Seismic isolation elevator system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗場を有する基部建築体に免震建築体が免震装置を介して支持され、免震建築体と一体的に構築された昇降路により構成された免震建築用エレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図36及び図37は、例えば特開平9−202562号公報に示された従来の免震建築用エレベーター装置を示す図で、図36は縦断面図、図37は図36のA部拡大図である。図において、1は大地2に建築された基部建築体、3は基部建築体1の上面に設けられた免震装置、4は基部建築体1に免震装置3を介して支持された免震建築体、5はエレベーターの昇降路で、免震建築体4と一体的に構築されて下部が基部建築体1に設けられた縦坑6に水平方向に空隙を構成して嵌合状態に配置されている。
【0003】
7は昇降路5の頂部に設けられた機械室、8は機械室7に設置された巻上装置、9は巻上装置8に巻掛けられた主索で、一端に昇降路5の所定経路を昇降するかご10が連結され、他端には昇降路5の所定経路を昇降するつり合おもり11が連結されている。12は昇降路5の底面に立設されてかご10及びつり合おもり11のそれぞれに対応して配置された緩衝器である。
【0004】
13は基部建築体1の縦坑6に設けられてエレベーターの乗場を形成する基部出入口、14は昇降路5に設けられて基部出入口13に対応して配置されてエレベーターの乗場を形成する昇降路出入口である。
15は基部出入口13及び昇降路出入口14の間に設けられた乗降通路で、次に述べるように構成されている。
【0005】
すなわち、昇降路出入口14の床部にボールジョイント状の連結具16によって連結されて基部出入口13側へ突設された乗降床17、乗降床17の上面に設けられたクリート18、乗降床17の突出端側の下面に枢着された支持ローラ19、基部出入口13の床部に形成された凹所からなり乗降床17が載置状態に配置されて支持ローラ19が転動する段部20及び基部出入口13の床面から乗降床17の突出端を覆って設けられて先端がクリート18と噛み合う櫛板21によって構成されている。
【0006】
従来の免震建築用エレベーター装置は上記のように構成され、巻上装置8が付勢されて主索9を介してかご10とつり合おもり11が互いに反対方向へ昇降する。そして、かご10、つり合おもり11が所定値を超えた速度で下降した場合に、対応した緩衝器12によって衝突が緩衝されるようになっている。
【0007】
また、地震によって基部建築体1が加振された場合には免震装置3を介して昇降路5を含む免震建築体4が、基部建築体1に対して水平方向に変位して免震される。また、地震時に基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位するが、段部20に支持された乗降床17が支持ローラ19の転動を介して基部出入口13に対して移動する。これにより、乗降床17を主要部とする乗降通路が伸縮して地震時に、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降床17等に変形が発生したりしないように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の免震建築用エレベーター装置において、基部建築体1の基部出入口13の段部20に、免震建築体4と一体をなす昇降路5の昇降路出入口14に連結された乗降床17が支持される。このような構成のため、乗降方向に深い奥行き寸法の段部20が必要になり、また段部20によって基部出入口13の床部の厚さが増す。
【0009】
したがって、段部20のために基部建築体1側における施工部が拡大して煩雑な手数が掛かったり、また段部20の下側の基部出入口13の天井部に張出す梁状部が大きくなって建築設計上の障害になったりするという問題点があった。
【0010】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、昇降路出入口と基部出入口が簡易に構成された乗降通路によって接続された免震建築用エレベーター装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体、この免震建築体と一体的に構築されて基部建築体の立面に対向して配置されて、基部建築体に形成された基部出入口に対向する昇降路出入口を有する昇降路と、基部出入口に一側が保持されて昇降路出入口方向へ突設された基部板と、昇降路出入口に一側が保持されて基部出入口方向へ突設された昇降路板と、基部板の他側に一側が係合され他側は昇降路板の他側に係合されて基部板及び昇降路板の両者間の空所を塞ぎ上記両者とによって基部建築体及び昇降路の相互間距離に対応する乗降通路を構成する中間板とが設けられる。
【0012】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部板の一側を基部出入口の床面に対応して配置して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板の一側を基部板の突出端に他側を昇降路板の突出端にそれぞれ重合し溝穴を介して基部出入口の出入方向に移動可能に係合し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面が形成される。
【0013】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部板を、基部出入口の縁部における下方位置に対応して設けられて水平姿勢に配置されたものとし基部板を基部出入口の縁部において基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が重合されて基部出入口の出入方向に移動可能に係合した複数枚の部材によって構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面が形成される。
【0014】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部板を、基部出入口の縁部に設けられて基部出入口の縁部の下方に形成された凹所に鉛直姿勢に配置されたものとし基部板を基部出入口の縁部において基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着されて連結され、かつ相互に連結された中間板の一側を基部板に他側を昇降路板に枢着して基部出入口側へ引き込み可能に構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面が形成される。
【0015】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部板を、基部出入口の縁部に設けられて基部出入口の縁部の下方に形成された凹所に配置されたものとし基部板の一側を凹所の奥側に枢着して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着され連結されて蛇腹状に組立られ、かつ組立られた中間板の一側を基部板に他側を昇降路板に枢着して基部出入口側へ折り畳み可能に構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面が形成される。
【0016】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、角筒状の基部板の一側を基部出入口に対応して配置して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、角筒状の昇降路板の一側を昇降路出入口に対応して配置すると共に、中間板が、角筒状に形成されて基部出入口の出入方向に沿う一端が基部板の他側に、他端が昇降路板の他側にそれぞれテレスコピックパイプ状態に嵌合されて、基部板、昇降路板及び中間板によって出入方向に伸縮可能な乗降通路が形成される。
【0017】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部板の一側が基部出入口の側縁部に枢着され、昇降路板の一側が昇降路出入口の側縁部に枢着されると共に、第一中間板の一側が基部板の他側に枢着され、第二中間板の一側が第一中間板の他側に枢着され、第二中間板の他側が昇降路板の他側に枢着され、第一中間板及び第二中間板の回動端が互いに接近する方向に付勢されて第一中間板及び第二中間板が基部出入口幅から外側へ突出した状態に配置され、基部板、昇降路板、第一中間板及び第二中間板により基部出入口の出入方向に伸縮可能な乗降通路の側壁が形成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図8は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図37相当図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2のB−B線断面図、図4は図2のC−C線断面図、図5は図4のD−D線断面図、図6は伸長時の乗降通路を概念的に示す図1相当図、図7は短縮時の乗降通路を概念的に示す図1相当図、図8は図7の要部拡大図である。なお、図1〜図8の他は前述の図36及び図37と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。
【0019】
図において、22は基部建築体1にエレベーターの乗場を形成する基部出入口13の下側に設けられて縦坑6に開口して形成された凹所、14は免震建築体4と一体をなす昇降路5に設けられて基部出入口13に対応して配置されてエレベーターの乗場を形成する昇降路出入口、23は凹所22の奥側に設けられて長手が基部出入口13の間口方向に水平に配置された保持レールで、上面に支持面24が形成され、また上面に開口した保持溝25が形成されている。
【0020】
26は基部出入口13の下側に設けられて凹所22から水平に突設された基部板で、基部出入口13の出入方向に沿う両縁部が下方に屈折された屈折部27、屈折部27の長手に沿って設けられた溝穴28、溝穴28の下縁部に設けられた凹部29、凹所22の奥側寄りの端面に設けられて下縁部が保持溝25に移動可能に嵌合した保持板30及び保持板30板面に枢着されて保持レール23の支持面24を転動する支持ローラ31によって構成されている。
【0021】
32は昇降路出入口14の床面に設けられて水平に突設された昇降路板で、基部出入口13の出入方向に沿う両縁部が下方に屈折された屈折部33、屈折部33の長手に沿って設けられた溝穴34、溝穴34の下縁部に設けられた凹部35及び昇降路板32の突出端寄りと昇降路出入口14下方の昇降路5との間に配置された斜め控え材36によって構成されている。
【0022】
37は中間板で、基部出入口13の出入方向に沿う両縁部が下方に屈折された屈折部38が設けられて上側が基部板26の下側に嵌合状態に、下側が昇降路板32の上側に嵌合状態に配置されて、それぞれ基部出入口13の出入方向に沿う方向に摺動可能に係合されている。また、両側のそれぞれの屈折部38には、基部板26の溝穴27の下縁部を転動して要時に凹部29に嵌合する基部案内ローラ39が枢着される。
【0023】
また、中間板37には屈折部38に沿って取付板40が設けられて、この取付板40に昇降路板32の溝穴34の下縁部を転動して要時に凹部35に嵌合する昇降路案内ローラ41が枢着される。
42は乗降通路で、基部板26、昇降路板32及び中間板37を主要部材として通路の踏み面が構成されて、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0024】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、通常時には基部板26、昇降路板32及び中間板37を主要部とする乗降通路41が図1、図2に示すように配置される。そして、この状態では中間板37の基部案内ローラ39が基部板26の溝穴28に配置されて凹部29に嵌合する。また、中間板37の昇降路案内ローラ41は昇降路板32の溝穴34に配置されて凹部35に嵌合する。
【0025】
なお、基部案内ローラ39等が対応した溝穴の凹部に嵌合する。これにより、エレベーターの乗客が乗降通路41を通行するときに、基部出入口13の出入方向に沿う方向において通常的に中間板37に作用する外力に対し、中間板37が所定位置に保持される。また、基部板26の保持板30が保持レール23の保持溝25に嵌合し、また支持ローラ31が支持面24に支持されるので、基部板26は基部出入口13に対して基部出入口13の出入方向に沿う方向について所定位置に保持される。
【0026】
また、地震等によって基部建築体1が加振された場合には免震装置3を介して昇降路5を含む免震建築体4が、基部建築体1に対して水平方向に変位して免震される。このときに、基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位して、基部出入口13の出入口幅方向に対して乗降通路42が変位したり、また基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の相互間隔が変化したりする。
【0027】
そして、乗降通路42の出入口幅方向変位に対して、基部板26の支持ローラ31が保持レール23に案内されて移動するので、乗降通路42に変形が生じることなく正常状態に保たれる。また、上記両者の相互間隔が変化したときには乗降通路42が伸縮して、基部案内ローラ39等が対応した溝穴の凹部から逸脱して溝穴内を移動する。
【0028】
そして、上記両者の相互間隔が拡大したときには、基部板26、昇降路板32及び中間板37の三者、すなわち、乗降通路42が伸長して図6に示す状態となる。また、上記両者の相互間隔が縮小したときには、乗降通路42が短縮して図7、図8に示す状態となる。
【0029】
このようにして、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりせず、乗降通路42が正常状態に維持される。
【0030】
そして、上記のような作用が基部出入口13における奥行きの浅い凹所22による構成によって得ることができる。これによって、凹所22のための基部建築体1側における施工が簡略化し費用を節減することができる。また、凹所22の下側の基部出入口13の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少することができる。
【0031】
実施の形態2.
図9〜図18は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図37相当図、図10は伸長時の乗降通路を概念的に示す図9相当図、図11は短縮時の乗降通路を概念的に示す図9相当図、図12は図10の要部拡大図、図13は図12のE−E線断面要部拡大図、図14は図12の第三中間板の拡大側面図、図15は図14のF−F線断面の左半分を示す図、図16は図14のG−G線断面の左半分を示す図、図17は図12の第一中間板又は第二中間板の拡大側面図、図18は図17のH−H線断面の右半分を示す図である。
【0032】
なお、図9〜図18の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。
図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、23は凹所22の奥側と開口部側にそれぞれ設けられて互いに平行に配置された保持レール、26は台車状をなす基部板で、基部出入口13の出入方向に沿う両側にそれぞれ支持ローラ31が設けられ、また基部出入口13の出入幅方向における両側面にそれぞれ係合ローラ43が枢着されている。
【0033】
44は基部板26の上側に配置された第一中間板で、基部出入口13の出入幅方向における両側面にそれぞれ設けられ、リップ付溝形鋼形状に構成されて係合ローラ43が嵌合状態に配置される係合レール45が装備されている。
また、第一中間板44には基部板26に設けられた突子46に対向して基部板26寄りの端部に装着された阻止子47、反基部板26寄りの端部に配置されて基部出入口13の出入幅方向における両側面にそれぞれ枢着された係合ローラ48及び反基部板26寄りの端部に配置されて基部板26に設けられた突子46に対向した阻止板49が設けられている。
【0034】
50は第一中間板44の上側に配置された第二中間板で、第一中間板44と同様に構成され、第一中間板44の係合ローラ48が嵌合状態に配置される係合レール51、第一中間板44に設けられた突子52に対向して基部板26寄りの端部に装着された阻止子53、反基部板26寄りの端部に配置されて基部出入口13の出入幅方向における両側面にそれぞれ枢着された係合ローラ54及び反基部板26寄りの端部に配置されて第一中間板44の突子52に対向した阻止板55が設けられている。
【0035】
56は第二中間板50の上側に配置された第三中間板で、第二中間板50と同様に構成され、第二中間板50の係合ローラ54が嵌合状態に配置される係合レール57、第二中間板50に設けられた突子58に対向して基部板26寄りの端部に装着された阻止子59、基部出入口13の出入方向に沿う方向の中心位置に設けられて第二中間板50に設けられた突子58に対向した阻止板が設けられている。
【0036】
61は第四中間板で、第三中間板56を中心として第二中間板50と対称に構成されて第三中間板56の下側に配置されて第二中間板50と同様に第三中間板56に係合されている。なお、細部の図示が省略してあるが、第三中間板56を中心として第一中間板44と対称に構成されて第4中間板61の下側に配置されて、第二中間板50に対する第一中間板44と同様に第四中間板61に係合された第五中間板62が設けられいる。
【0037】
また、細部の図示が省略してあるが昇降路出入口14に固定されて、基部板26に対する第一中間板44と同様に第五中間板62が係合された昇降路板32が設けられている。42は乗降通路で、基部板26、昇降路板32及び第一中間板44〜第五中間板62を主要部材として通路の踏み面が構成されて、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0038】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、基部板26が基部出入口14に対して保持レール23及び支持ローラ31によって基部出入口13の出入口幅方向に移動可能に保持される。また、乗降通路42は基部板26、昇降路板32及び第一中間板44〜第五中間板62の互いに隣接した相互が、係合ローラ43とこの係合ローラ43に嵌合状態に配置された係合レール45等によって基部出入口13の出入方向に沿う方向に移動可能に連結される。
【0039】
そして、基部板26に設けられた突子46に第一中間板44の阻止子47が当たることによって、基部板26と第一中間板44等の互いに隣接した部材相互の伸長方向変位が所定位置で阻止される。また、第一中間板44の阻止板49が基部板26の突子46に当たることによって、基部板26と第一中間板44等の互いに隣接した部材相互の短縮方向変位が所定位置で阻止される。
【0040】
このような構成によって、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり図9〜図11に示すように伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりせず、乗降通路42が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口13における奥行きの浅い凹所22による構成によって得ることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図18の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0041】
実施の形態3.
図19〜図21も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図19は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図37相当図、図20は伸長時の乗降通路を概念的に示す図19相当図、図21は短縮時の乗降通路を概念的に示す図19相当図である。
【0042】
なお、図19〜図21の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示し、63は凹所22に設けられて基部出入口13の床面寄りに配置された上部案内ロールで、長手が基部出入口13の出入口幅方向に沿って配置されて水平に装備されている。
【0043】
64は上部案内ロール63と同様に構成され、凹所22に設けられて上部案内ロール63よりも下方に配置され、かつ引退して配置された下部案内ロールである。65は複数枚の板体が互いに蝶番66によって連結された中間板で、一側が昇降路板32の突出端に蝶番66によって連結され、蝶番66箇所において図19に示す水平姿勢に配置された状態では、蝶番66箇所が下降する方向には回動不能に枢着されて、他側は上部案内ロール63及び下部案内ロール64に支持されて下垂して配置されている。
【0044】
67は中間板65の他側に一側が蝶番66によって枢着された基部板、68は基部板67の反枢着側に固定された阻止体、42は昇降路板32、中間板65及び基部板67を主要部材として通路の踏み面が構成された乗降通路で、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0045】
69は付勢体で、一端が基部板67の反枢着側に連結され、他端が凹所22の下縁部に連結された引っ張りコイルばねにより形成されて、基部板67及び中間板65、すなわち乗降通路42を基部出入口13側において下方へ付勢する。
【0046】
なお、中間板65及び基部板67は上部案内ロール63及び下部案内ロール64に対して、基部出入口13の出入口幅方向へ移動可能に案内される。また、乗降通路42が昇降路出入口14側へ引き延ばされた場合に、引き延ばされた最終段階で阻止体68が下部案内ロール64に係止する。これによって、基部板67が基部出入口14側に保持される。
【0047】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、主として中間板65が上部案内ロール63及び下部案内ロール64に支持されて、乗降通路42が基部出入口13及び昇降路出入口14の両者間に架橋状態に配置される。また、乗降通路42は付勢体69により基部出入口13側が下方に付勢される。
【0048】
このような構成によって、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり図19〜図21に示すように伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりすることがない。
【0049】
これにより、乗降通路42が正常状態に維持され、このような作用が基部出入口13における奥行きの浅い凹所22による構成によって得ることができる。
したがって、詳細な説明を省略するが図19〜図21の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。また、図19〜図21の実施の形態において、乗降通路42が伸長した場合に中間板65相互が段差なしに配置されて踏み面が形成される。これによって、乗降通路42の通行を容易化することができる。
【0050】
実施の形態4.
図22〜図24も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図22は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図37相当図、図23は伸長時の乗降通路を概念的に示す図22相当図、図24は短縮時の乗降通路を概念的に示す図22相当図、図25は図24のI−I線断面図である。なお、図22〜図25の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示す。
【0051】
70は凹所22に設けられた基部レールで、基部出入口13の床面寄りに配置されると共に長手が基部出入口13の出入方向に配置されて、基部出入口13の出入口幅方向に互いに離れて装着されて下側に案内面71が形成されている。72は移動レールで、横断面溝形をなし長手が基部レール70と平行に配置され、開口部を互いに対向して配置されて基部レール70に嵌合状態に配置され案内面71に移動可能に載置されて昇降路出入口14側の端部が、昇降路出入口14の床面に固定された昇降路板32の突出端に連結されている。
【0052】
73は基部板で、長手が基部出入口13の出入口幅方向に沿って配置され、幅方向の一側が軸74によって枢持され、軸74は基部レール70の相互間に配置されて凹所22の奥側に固定されている。また、基部板73は軸74に対して基部出入口13の出入口幅方向に摺動可能に嵌合されている。
【0053】
75は中間板で、複数枚の板材からなりそれぞれ長手が基部出入口13の出入口幅方向に沿って配置され、幅方向の一側が軸76によって相互に枢着され、幅方向の他側が軸77によって相互に枢着されて蛇腹状に組立てられている。そして、昇降路板32寄りの中間板は軸76によって昇降路板32の突出端に枢着され、また基部板73寄りの中間板は軸77によって基部板73の他側に枢着されている。
【0054】
78は案内ローラで、軸76に枢着されて両端部にそれぞれ装備され、移動レール72の溝形開口部内に配置され溝形の奥側から離れた位置に配備される。42は昇降路板32、中間板75及び基部板73を主要部材として通路の踏み面が構成された乗降通路で、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0055】
すなわち、乗降通路42は通常時に図22に示すように昇降路板32の突出端部が基部出入口13の床面先端の下側に配置される。また、伸長時に乗降通路42は図23に示すように昇降路板32と中間板75の一部が基部出入口13と昇降路出入口14の間に配置される。また、短縮時に乗降通路42は図24に示すように昇降路板32先端部の過半が基部出入口13の下側に進入した状態に配置される。
【0056】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、基部レール70に移動レール72が支持され、また基部レール70及び移動レール72に案内ローラ78を介して中間板75が支持される。これにより、乗降通路42が基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられる。
【0057】
このような構成によって、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり図22〜図24に示すように伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりしない。
【0058】
このため、乗降通路42が正常状態に維持され、このような作用が基部出入口13における奥行きの浅い凹所22による構成によって得ることができる。
したがって、詳細な説明を省略するが図22〜図25の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0059】
実施の形態5.
図26〜図30も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図26は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図37相当図、図27は図26の要部横断面平面図、図28は図26の左側面図、図29は伸長時の乗降通路を概念的に示す図27相当図、図30は短縮時の乗降通路を概念的に示す図27相当図である。なお、図26〜図30の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示す。
【0060】
79は基部板で、角筒状をなしフランジ部80が昇降路出入口13の開口部81における反昇降路5側に重合され、筒部82が昇降路5側へ突出し上面及び側面には突出端が内側に屈折され、さらに内側に屈折されて筒部82に対面した係合部83が形成されている。
84は昇降路板で、角筒状をなし一側が昇降路出入口14に固定されて筒部85が昇降路出入口13側へ突出し上面及び側面には突出端が外側に屈折されて、さらに筒部85に沿う方向に屈折されてなる係合部86が形成されている。
【0061】
87は第一中間板で、角筒状をなし筒部88の縁部が屈折されてフランジ部89が形成されて基部板79の筒部82内に摺動可能に嵌合され、フランジ部89の縁部が筒部88に沿う方向に屈折されてなる係合部90が形成され、筒部88の反基部板79側の端部は昇降路板84方向に突出して突出端が内側に屈折されてさらに筒部88に沿う方向に屈折されてなる係合部91が形成されている。
【0062】
92は第二中間板で、角筒状をなし筒部93の縁部が屈折されてフランジ部94が形成されて第一基部板87の筒部88内に摺動可能に嵌合され、フランジ部94の縁部が筒部93に沿う方向に屈折されてなる係合部95が形成され、筒部93の反基部板79側の端部は昇降路板84方向に突出して突出端が内側に屈折されてさらに筒部93に沿う方向に屈折されてなる係合部96が形成されて、この係合部96が昇降路板84の筒部85外面に摺動可能に嵌合されている。
【0063】
42は乗降通路で、基部板79、第一中間板87、第二中間板92及び昇降路板84を主要部材とし、これらの部材がテレスコピックパイプ状態に組立てられて通路の踏み面、側壁及び天井が構成される。そして、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0064】
すなわち、乗降通路42は通常時に図26、図27に示すよう状態に基部板79、第一中間板87、第二中間板92及び昇降路板84の四者が配置される。また、伸長時に乗降通路42は図29に示すように上記四者が配置され、また短縮時に乗降通路42は図30に示すように上記四者が配置される。
【0065】
なお、乗降通路42の最長伸長時において上記四者は、互いに対向した係合部83と係合部90との係合等によって、互いに隣接した部材相互間に空所が生じないように構成されている。ただし、基部出入口13及び昇降路出入口14の相互の最大変位時において、係合部83と係合部90等の互いに対向した係合部が接触しないように余裕を考慮して、第一中間板87等の部材の昇降路出入口13の出入口方向に沿う長さが設定される。
【0066】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、基部板79、第一中間板87、第二中間板92及び昇降路板84を主要部材とし、これらの部材がテレスコピックパイプ状態に組立てられる。そして、通路の踏み面、側壁及び天井が構成された乗降通路42が基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間に架橋状態に設けられる。そして、上記両者が基部出入口13の出入口幅方向に変位したときには、基部板79のフランジ部80が昇降路出入口13の開口部81に対して移動する。
【0067】
このような構成によって、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり図26〜図30に示すように伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりしない。
このため、乗降通路42が正常状態に維持され、このような作用が基部出入口13に凹所22を設けない構成によって得ることができる。
【0068】
したがって、詳細な説明を省略するが図26〜図30の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、図26〜図30の実施の形態において、乗降通路42によって通路の踏み面、側壁及び天井が構成されるので、基部出入口13及び昇降路出入口14の相対変位時に、例えば踏み面と側壁の間に空所が発生する不具合を解消することができる。
【0069】
実施の形態6.
図31〜図35も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図31は通常時の乗降通路を概念的に示す前述の図27相当図、図32は図31のJ−J線断面図、図33は図31のK部拡大図、図34は伸長時の乗降通路を概念的に示す図31相当図、図35は短縮時の乗降通路を概念的に示す図31相当図である。なお、図31〜図35の他は前述の図1〜図8の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図8と同符号は相当部分を示す。
【0070】
97は基部板で、一側が基部出入口13の側縁部に枢着されて出入口の両側にそれぞれ配置されている。98は昇降路板で、一側が昇降路出入口14の側縁部に枢着されて出入口の両側にそれぞれ配置されている。99は第一中間板で、一側が基部板97の回動端に枢着されている。100は第二中間板で、一側が第一中間板99の他側に枢着され、また他側は昇降路板98の回動端に枢着されている。
【0071】
101は付勢子で、ねじりばねからなり第一中間板99及び第二中間板100の両者相互の枢着部に配置されて上記両者が互いに接近する方向に付勢する。
42は乗降通路で、基部板97、第一中間板99、第二中間板100及び昇降路板98を主要部材とし、これらの部材の互いに隣接した相互が互いにに枢着されて通路の側壁が構成される。そして、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間を連結した状態に設けられ、地震時等に発生する上記両者間隔の変化によって伸縮する。
【0072】
すなわち、乗降通路42は通常時に図31に示すよう状態に基部板97、第一中間板99、第二中間板100及び昇降路板98の四者が配置される。また、伸長時に乗降通路42は図34に示すように上記四者が配置され、また短縮時に乗降通路42は図35に示すように上記四者が配置される。
【0073】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、基部板97、第一中間板99、第二中間板100及び昇降路板98を主要部材とし、これらの部材の相互に隣接した部材が互いに枢着される。また、付勢子101によって第一中間板99及び第二中間板100の両者が、互いに接近する方向に付勢されてこれら両者が基部板97及び昇降路板98に対して基部出入口13から外側に突出した状態に配置される。
【0074】
このようにして通路の側壁が構成された乗降通路42が、基部出入口13及び昇降路出入口14の両者の間を接続した状態に配置される。そして、地震時等であって基部建築体1の縦坑6に対して昇降路5が水平方向に変位し場合に、乗降通路42が変位したり図31、図34、図35に示すように伸縮したりしても、基部出入口13及び昇降路出入口14の間に空所が発生したり、乗降通路42に変形が発生したりしない。
【0075】
このため、乗降通路42が正常状態に維持され、このような作用が基部出入口13に凹所22を設けない構成によって得ることができる。
したがって、詳細な説明を省略するが図31〜図35の実施の形態においても図1〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0076】
なお、図31〜図35の実施の形態において、基部出入口13に基部板97を、また昇降路出入口14に昇降路板98を枢着することによって乗降通路42を建築体に装着することできる。したがって、乗降通路42の据付費を低減することができる。また、図31〜図35の実施の形態の構成を、乗降通路42の天井に容易に応用することができ、側壁の場合と同様な作用を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体、この免震建築体と一体的に構築されて基部建築体の立面に対向して配置され、基部建築体に形成された基部出入口に対向する昇降路出入口を有する昇降路と、基部出入口に一側が保持されて昇降路出入口方向へ突設された基部板と、昇降路出入口に一側が保持されて基部出入口方向へ突設された昇降路板と、基部板の他側に一側が係合され他側は昇降路板の他側に係合されて基部板及び昇降路板の両者間の空所を塞ぎ上記両者とにより基部建築体及び昇降路の相互間距離に対応する乗降通路を構成する中間板とを設けたものである。
【0078】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、乗降通路が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用を基部出入口における奥行きの浅い凹所によって容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化でき費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0079】
また、この発明は以上説明したように、基部板の一側を基部出入口の床面に対応して配置して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板の一側を基部板の突出端に他側を昇降路板の突出端にそれぞれ重合し溝穴を介して基部出入口の出入方向に移動可能に係合し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面を形成したものである。
【0080】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、基部板及び昇降路板に重合した中間板による乗降通路の踏み面が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における奥行きの浅い凹所によって容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化でき費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0081】
また、この発明は以上説明したように、基部板を、基部出入口の縁部における下方位置に対応して設けられて水平姿勢に配置されたものとし基部板を基部出入口の縁部において基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が重合されて基部出入口の出入方向に移動可能に係合した複数枚の部材によって構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面を形成したものである。
【0082】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、複数枚の部材によって形成されて基部板及び昇降路板に重合した中間板による乗降通路の踏み面が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における奥行きの浅い凹所によって容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化でき費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0083】
また、この発明は以上説明したように、基部板を、基部出入口の縁部に設けられて基部出入口の縁部の下方に形成された凹所に鉛直姿勢に配置されたものとし基部板を基部出入口の縁部において基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着されて連結され、かつ相互に連結された中間板の一側を基部板に他側を昇降路板に枢着して基部出入口側へ引き込み可能に構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面を形成したものである。
【0084】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着されて連結され、基部出入口側へ引き込み可能に構成された中間板、基部板及び昇降路板による乗降通路の踏み面が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における奥行きの浅い凹所によって容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化でき費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0085】
また、この発明は以上説明したように、基部板を、基部出入口の縁部に設けられて基部出入口の縁部の下方に形成された凹所に配置されたものとし基部板の一側を凹所の奥側に枢着して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、昇降路板の一側を昇降路出入口の床面に対応して配置すると共に、中間板を、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着され連結されて蛇腹状に組立られ、かつ組立られた中間板の一側を基部板に他側を昇降路板に枢着して基部出入口側へ折り畳み可能に構成し、基部板、昇降路板及び中間板により乗降通路の踏み面を形成したものである。
以上
【0086】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、互いに隣接した部材相互の縁部が枢着されて連結され、基部出入口側へ折り畳み可能に構成された中間板、基部板及び昇降路板による乗降通路の踏み面が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における奥行きの浅い凹所によって容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化して費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0087】
また、この発明は以上説明したように、角筒状の基部板の一側を基部出入口に対応して配置して基部出入口の出入口幅方向に移動可能に保持し、角筒状の昇降路板の一側を昇降路出入口に対応して配置すると共に、中間板を、角筒状に形成して基部出入口の出入方向に沿う一端が基部板の他側に、他端が昇降路板の他側にそれぞれテレスコピックパイプ状態に嵌合して、基部板、昇降路板及び中間板によって出入方向に伸縮可能な乗降通路を形成したものである。
【0088】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、両端が基部板及び昇降路板にそれぞれテレスコピックパイプ状態に嵌合された中間板、基部板及び昇降路板による乗降通路が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における凹所を要することなく容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化でき費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【0089】
また、この発明は以上説明したように、基部板の一側を基部出入口の側縁部に枢着し、昇降路板の一側を昇降路出入口の側縁部に枢着すると共に、第一中間板の一側を基部板の他側に枢着し、第二中間板の一側を第一中間板の他側に枢着し、第二中間板の他側を昇降路板の他側に枢着し、第一中間板及び第二中間板の回動端を互いに接近する方向に付勢して第一中間板及び第二中間板を基部出入口幅から外側へ突出した状態に配置し、基部板、昇降路板、第一中間板及び第二中間板により基部出入口の出入方向に伸縮可能な乗降通路の側壁を形成したものである。
【0090】
これによって、地震時等であって基部建築体に対して昇降路が水平方向に変位し場合に、互いに枢着されて付勢され基部出入口幅から外側へ突出した状態に配置された第一中間板及び第二中間板並びに基部板及び昇降路板による乗降通路が変位したり伸縮したりしても、基部出入口及び昇降路出入口の間に空所が発生したり、乗降通路に変形が発生したりせず、乗降通路が正常状態に維持される。そして、このような作用が基部出入口における凹所を要することなく容易に得ることができる。したがって、凹所のための基部建築体側における施工を簡略化して費用を節減する効果がある。また、凹所の下側の基部出入口の天井部に張出す梁状部が小さくなって建築設計上の制約を減少する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す後述する図37相当図。
【図2】 図1の要部拡大図。
【図3】 図2のB−B線断面図。
【図4】 図2のC−C線断面図。
【図5】 図4のD−D線断面図。
【図6】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図1相当図。
【図7】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図1相当図。
【図8】 図7の要部拡大図。
【図9】 この発明の実施の形態2を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す後述する図37相当図。
【図10】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図9相当図。
【図11】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図9相当図。
【図12】 図10の要部拡大図。
【図13】 図12のE−E線断面要部拡大図。
【図14】 図12の第三中間板の拡大側面図。
【図15】 図14のF−F線断面の左半分を示す図。
【図16】 図14のG−G線断面の左半分を示す図。
【図17】 図12の第一中間板又は第二中間板の拡大側面図。
【図18】 図17のH−H線断面の右半分を示す図。
【図19】 この発明の実施の形態3を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す後述する図37相当図。
【図20】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図19相当図。
【図21】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図19相当図。
【図22】 この発明の実施の形態4を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す後述する図37相当図。
【図23】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図22相当図。
【図24】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図22相当図。
【図25】 図24のI−I線断面図。
【図26】 この発明の実施の形態5を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す後述する図37相当図。
【図27】 図26の要部横断面平面図。
【図28】 図26の左側面図。
【図29】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図27相当図。
【図30】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図27相当図。
【図31】 この発明の実施の形態6を示す図で、通常時の乗降通路を概念的に示す図27相当図。
【図32】 図31のJ−J線断面図。
【図33】 図31のK部拡大図。
【図34】 伸長時の乗降通路を概念的に示す図31相当図。
【図35】 短縮時の乗降通路を概念的に示す図31相当図。
【図36】 従来の免震建築用エレベーター装置を示す縦断面図。
【図37】 図36のA部拡大図。
【符号の説明】
1 基部建築体、3 免震装置、4 免震建築体、5 昇降路、13 基部出入口、14 昇降路出入口、26 基部板、28 溝穴、32 昇降路板、34溝穴、37 中間板、42 乗降通路、44 第一中間板、50 第二中間板、56 第三中間板、61 第四中間板、62 第五中間板、65 中間板、67 基部板、73 基部板、75 中間板、79 基部板、84 昇降路板、87 第一中間板、92 第二中間板、97 基部板、98 昇降路板、99 第一中間板、100 第二中間板。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator apparatus for a seismic isolation building, which is constituted by a hoistway constructed integrally with a base isolation structure, with the base isolation structure supported by a base building having a landing via a base isolation device.
[0002]
[Prior art]
36 and 37 are views showing a conventional seismic isolation building elevator apparatus disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 9-202562, FIG. 36 is a longitudinal sectional view, and FIG. 37 is an enlarged view of a portion A in FIG. is there. In the figure, 1 is a base building constructed on the ground 2, 3 is a seismic isolation device provided on the upper surface of the
[0003]
7 is a machine room provided at the top of the
[0004]
13 is a base entrance / exit that is provided in the
15 is an entrance / exit passage provided between the base entrance /
[0005]
That is, a boarding / alighting
[0006]
The conventional seismic isolation building elevator apparatus is configured as described above, and the hoisting device 8 is energized, and the
[0007]
In addition, when the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional seismic isolation building elevator apparatus as described above, boarding / exiting is connected to the
[0009]
Therefore, the construction part on the
[0010]
This invention is made in order to eliminate this problem, and it aims at obtaining the elevator apparatus for seismic isolation building in which the hoistway entrance and base entrance were connected by the boarding / alighting path comprised simply.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, the base isolation structure supported by the base structure via the seismic isolation apparatus, and is constructed integrally with the base isolation structure and is on the elevation of the base structure. A hoistway disposed oppositely and having a hoistway doorway facing the base doorway formed in the base building, a base plate that is held at one side of the base doorway and protrudes toward the hoistway doorway, and lift A hoistway plate with one side held at the road entrance and exiting in the direction of the base entrance and exit, and one side engaged with the other side of the base plate and the other side engaged with the other side of the hoistway plate, and the base plate and the elevating plate An intermediate plate is provided which closes a space between both of the road plates and constitutes a boarding passage corresponding to the distance between the base building body and the hoistway.
[0012]
Moreover, in the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, one side of the base plate is arranged corresponding to the floor surface of the base entrance and is held movably in the entrance / exit width direction of the base entrance and exit of the hoistway plate. One side is arranged corresponding to the floor of the hoistway entrance, and one side of the intermediate plate is overlapped with the projecting end of the base plate and the other side is superposed on the projecting end of the hoistway plate, and the base entrance The base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate form a tread surface for the entrance / exit passage.
[0013]
Moreover, in the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, the base plate At the edge of the base entry / exit, and the base plate at the edge of the base entry / exit The base part entrance / exit is held movably in the entrance / exit width direction, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is superposed on the edges of members adjacent to each other. A base plate, a hoistway plate, and an intermediate plate form a tread surface for the entrance / exit passage.
[0014]
Moreover, in the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, the base plate At the edge of the base entry / exit and is arranged in a vertical position in a recess formed below the edge of the base entry / exit. The base plate is movably held in the width direction of the entrance / exit, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor surface of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is pivotally attached to the adjacent members. Connected And one side of the interconnected intermediate plates pivoted to the base plate and the other side to the hoistway plate It is configured to be retractable to the base entrance / exit side, and the tread of the boarding passage is formed by the base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate.
[0015]
Moreover, in the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, the base plate The base plate is disposed at the recess formed at the edge of the base entrance and below the edge of the base entrance, and one side of the base plate is pivotally attached to the back side of the recess. The base plate is movably held in the width direction of the entrance / exit, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor surface of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is pivotally attached to the adjacent members. Assembled into a bellows And, one side of the assembled intermediate plate is pivotally attached to the base plate and the other side is pivotally attached to the hoistway plate It is configured to be foldable to the base entrance / exit side, and a tread surface of the entrance / exit passage is formed by the base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate.
[0016]
Further, in the elevator apparatus for seismic isolation building according to the present invention, one side of the square cylindrical base plate is arranged corresponding to the base entrance and is held movably in the entrance / exit width direction of the base entrance, One side of the hoistway plate is arranged corresponding to the hoistway entrance and exit, and the intermediate plate is formed in a rectangular tube shape, and one end along the entrance and exit direction of the base entrance and exit is on the other side of the base plate, and the other end is raised and lowered The other side of the road plate is fitted in a telescopic pipe state, and the base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate form a boarding / exiting passage that can be extended and retracted in the entrance / exit direction.
[0017]
In the seismic isolation building elevator apparatus according to the present invention, one side of the base plate is pivotally attached to the side edge of the base entrance, and one side of the hoistway plate is pivotally attached to the side edge of the hoistway entrance. , One side of the first intermediate plate is pivotally attached to the other side of the base plate, one side of the second intermediate plate is pivotally attached to the other side of the first intermediate plate, and the other side of the second intermediate plate is the other side of the hoistway plate The first intermediate plate and the second intermediate plate are urged in a direction approaching each other so that the first intermediate plate and the second intermediate plate protrude outward from the base entrance / exit width. The base plate, the hoistway plate, the first intermediate plate, and the second intermediate plate form a side wall of the entrance / exit passage that can be expanded and contracted in the entrance / exit direction of the base entrance / exit.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 8 are diagrams showing an example of an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a view corresponding to FIG. 37 conceptually showing a normal boarding / alighting passage. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG. 2, FIG. 4 is a sectional view taken along line CC in FIG. 2, FIG. 5 is a sectional view taken along line DD in FIG. FIG. 7 is a diagram corresponding to FIG. 1, FIG. 7 is a diagram corresponding to FIG. In addition, the elevator apparatus for seismic isolation building is comprised similarly to above-mentioned FIG.36 and FIG.37 except FIGS.
[0019]
In the figure, 22 is a recess formed in the
[0020]
[0021]
A
[0022]
[0023]
Further, the
42 is a boarding / exiting passage, and the
[0024]
In the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the entrance /
[0025]
The
[0026]
Further, when the
[0027]
Since the
[0028]
And when the mutual space | interval of the said both expands, the
[0029]
In this way, even when the
[0030]
The above-described action can be obtained by the configuration with the
[0031]
Embodiment 2. FIG.
FIGS. 9 to 18 are views showing an example of another embodiment of the present invention. FIG. 9 is a view corresponding to FIG. 37 conceptually showing a normal boarding / alighting passage, and FIG. 9 is a diagram equivalent to FIG. 9, FIG. 11 is a diagram equivalent to FIG. 9 conceptually showing a boarding passage at the time of shortening, FIG. 12 is an enlarged view of a main part of FIG. 10, and FIG. FIG. 14 is an enlarged side view of the third intermediate plate in FIG. 12, FIG. 15 is a view showing the left half of the section taken along line FF in FIG. 14, and FIG. 16 is a section taken along line GG in FIG. 17 is a diagram showing the left half, FIG. 17 is an enlarged side view of the first intermediate plate or the second intermediate plate in FIG. 12, and FIG. 18 is a diagram showing the right half of the HH line cross section in FIG.
[0032]
In addition, the elevator apparatus for seismic isolation building is comprised similarly to embodiment of above-mentioned FIGS. 1-8 other than FIGS. 9-18.
In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 8 denote corresponding parts, 23 is a holding rail provided on the back side and the opening side of the
[0033]
44 is a first intermediate plate disposed on the upper side of the
In addition, the first
[0034]
[0035]
56 is a third intermediate plate disposed on the upper side of the second
[0036]
[0037]
Although not shown in detail, there is provided a
[0038]
Also in the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the
[0039]
Then, when the
[0040]
With such a configuration, when the
[0041]
Embodiment 3 FIG.
FIGS. 19 to 21 are also diagrams showing an example of another embodiment of the present invention. FIG. 19 is a view corresponding to FIG. 37 conceptually showing a normal boarding / alighting passage, and FIG. 19 is a diagram corresponding to FIG. 19 conceptually, and FIG. 21 is a diagram corresponding to FIG.
[0042]
In addition, except for FIGS. 19-21, the seismic isolation building elevator apparatus is comprised similarly to embodiment of above-mentioned FIGS. 1-8. In the figure, the same reference numerals as in FIGS. 1 to 8 denote corresponding parts, 63 is an upper guide roll provided in the
[0043]
[0044]
67 is a base plate whose one side is pivotally attached to the other side of the
[0045]
[0046]
The
[0047]
In the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the
[0048]
With such a configuration, when the
[0049]
Thereby, the boarding / alighting
Therefore, although the detailed description is omitted, the same operation as the embodiment of FIGS. 1 to 8 can be obtained also in the embodiment of FIGS. Further, in the embodiment shown in FIGS. 19 to 21, when the getting-on / off
[0050]
Embodiment 4 FIG.
22 to 24 are also diagrams showing an example of another embodiment of the present invention. FIG. 22 is a diagram corresponding to FIG. 37 conceptually showing a normal boarding / alighting passage, and FIG. 22 is a diagram equivalent to FIG. 22, FIG. 24 is a diagram equivalent to FIG. 22 conceptually showing the boarding / alighting passage at the time of shortening, and FIG. In addition, the elevator apparatus for seismic isolation building is comprised similarly to embodiment of above-mentioned FIGS. 1-8 other than FIGS. 22-25. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS.
[0051]
[0052]
[0053]
75 is an intermediate plate made of a plurality of plates, each of which is arranged along the width direction of the entrance / exit of the base entrance /
[0054]
[0055]
That is, in the getting-on / off
[0056]
In the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the moving
[0057]
With such a configuration, when the
[0058]
For this reason, the boarding / alighting
Therefore, although the detailed description is omitted, the same operation as the embodiment of FIGS. 1 to 8 can be obtained also in the embodiment of FIGS.
[0059]
26 to 30 are also diagrams showing an example of another embodiment of the present invention. FIG. 26 is a diagram equivalent to the aforementioned FIG. 37 conceptually showing a normal boarding / alighting passage, and FIG. 27 is a main portion of FIG. FIG. 28 is a left side view of FIG. 26, FIG. 29 is a diagram corresponding to FIG. 27 conceptually showing the boarding passage when extended, and FIG. 30 is a diagram corresponding to FIG. 27 conceptually showing the boarding passage when shortening. It is. In addition to the embodiment shown in FIGS. 26 to 30, the seismic isolation building elevator apparatus is configured in the same manner as the embodiment shown in FIGS. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS.
[0060]
[0061]
[0062]
[0063]
[0064]
That is, in the boarding / alighting
[0065]
In addition, when the
[0066]
In the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the
[0067]
With such a configuration, when the
For this reason, the entrance /
[0068]
Therefore, although the detailed description is omitted, the same operation as the embodiment of FIGS. 1 to 8 can be obtained also in the embodiment of FIGS.
In addition, in the embodiment shown in FIGS. 26 to 30, the tread surface, the side wall, and the ceiling of the passage are constituted by the entrance /
[0069]
FIGS. 31 to 35 are also diagrams showing an example of another embodiment of the present invention. FIG. 31 is a diagram corresponding to FIG. 27 conceptually showing a normal boarding / alighting passage, and FIG. FIG. 33 is an enlarged view of a portion K in FIG. 31, FIG. 34 is a view corresponding to FIG. 31 conceptually showing the boarding passage when extended, and FIG. 35 is equivalent to FIG. FIG. In addition to the embodiment shown in FIGS. 31 to 35, the seismic isolation building elevator apparatus is configured in the same manner as the embodiment shown in FIGS. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS.
[0070]
[0071]
[0072]
In other words, the
[0073]
In the seismic isolation building elevator apparatus configured as described above, the
[0074]
The entrance /
[0075]
For this reason, the entrance /
Therefore, although the detailed description is omitted, the same operation as the embodiment of FIGS. 1 to 8 can be obtained also in the embodiment of FIGS.
[0076]
In addition, in embodiment of FIGS. 31-35, the
[0077]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a seismically isolated building supported by the base building via a seismic isolation device, and is constructed integrally with this base isolated building so as to face the elevation of the base building. A hoistway having a hoistway entrance facing the base entrance formed in the base building, a base plate that is held on one side by the base entrance and protrudes in the direction of the hoistway entrance, and one side is on the hoistway entrance A hoistway plate that is held and protrudes in the direction of the base entrance and exit, and one side is engaged with the other side of the base plate and the other side is engaged with the other side of the hoistway plate, and between the base plate and the hoistway plate And an intermediate plate that constitutes a boarding passage corresponding to the distance between the base building and the hoistway.
[0078]
As a result, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building during an earthquake, etc., the space between the base entrance and the hoistway entrance is not affected even if the boarding passage is displaced or stretched. Is not generated, and the getting-on / off passage is not deformed, and the getting-on / off passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained by a shallow recess at the base entrance. Therefore, it is possible to simplify the construction on the side of the base building body for the recess, thereby reducing the cost. In addition, the beam-like portion protruding from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on the architectural design.
[0079]
In addition, as described above, according to the present invention, one side of the base plate is disposed corresponding to the floor surface of the base entrance and exit, and is held movably in the width direction of the entrance and exit of the base entrance and exit. It is arranged corresponding to the floor surface of the road entrance and exit, and one side of the intermediate plate is overlapped with the protruding end of the base plate and the other side is overlapped with the protruding end of the hoistway plate and moved in the entrance and exit direction of the base entrance through the slot The base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate form the tread surface of the entrance / exit passage.
[0080]
As a result, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building in the event of an earthquake, etc., the tread surface of the boarding passage with the intermediate plate superimposed on the base plate and hoistway plate is displaced or stretched. Even so, there is no space between the base entrance / exit and the hoistway entrance / exit, and the entrance / exit passage is not deformed, and the entrance / exit passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained by a shallow recess at the base entrance. Therefore, it is possible to simplify the construction on the side of the base building body for the recess, thereby reducing the cost. In addition, the beam-like portion protruding from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on the architectural design.
[0081]
In addition, as described above, the present invention At the edge of the base entry / exit, and the base plate at the edge of the base entry / exit The base part entrance / exit is held movably in the entrance / exit width direction, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is superposed on the edges of members adjacent to each other. A base plate, a hoistway plate, and an intermediate plate form the tread surface of the entrance / exit passage.
[0082]
As a result, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building in the event of an earthquake, etc., the stepping on the entrance / exit passage by the intermediate plate formed by a plurality of members and superposed on the base plate and the hoistway plate Even if the surface is displaced or expanded / contracted, a void is not generated between the base entrance / exit and the hoistway entrance / exit, and the entrance / exit passage is not deformed, and the entrance / exit passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained by a shallow recess at the base entrance. Therefore, it is possible to simplify the construction on the side of the base building body for the recess, thereby reducing the cost. In addition, the beam-like portion protruding from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on the architectural design.
[0083]
In addition, as described above, the present invention At the edge of the base entry / exit and is arranged in a vertical position in a recess formed below the edge of the base entry / exit. The base plate is movably held in the width direction of the entrance / exit, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor surface of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is pivotally attached to the adjacent members. Connected And one side of the interconnected intermediate plates pivoted to the base plate and the other side to the hoistway plate It is configured to be retractable to the base entrance / exit side, and the tread surface of the entrance / exit passage is formed by the base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate.
[0084]
By this, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building in the event of an earthquake or the like, the edges of the members adjacent to each other are pivotally connected and connected to the base entrance / exit side. Even if the tread surface of the boarding / exiting passage due to the intermediate plate, base plate and hoistway plate is displaced or stretched, a space is generated between the base entrance / exit and the entrance / exit of the hoistway, and the entrance / exit passage is deformed. The entrance / exit passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained by a shallow recess at the base entrance. Therefore, it is possible to simplify the construction on the side of the base building body for the recess, thereby reducing the cost. In addition, the beam-like portion protruding from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on the architectural design.
[0085]
In addition, as described above, the present invention The base plate is disposed at the recess formed at the edge of the base entrance and below the edge of the base entrance, and one side of the base plate is pivotally attached to the back side of the recess. The base plate is movably held in the width direction of the entrance / exit, and one side of the hoistway plate is arranged corresponding to the floor surface of the hoistway entrance / exit, and the intermediate plate is pivotally attached to the adjacent members. Assembled into a bellows And, one side of the assembled intermediate plate is pivotally attached to the base plate and the other side is pivotally attached to the hoistway plate It is configured to be foldable to the base entrance / exit side, and the tread surface of the entrance / exit passage is formed by the base plate, the hoistway plate, and the intermediate plate.
that's all
[0086]
By this, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building in the event of an earthquake, etc., the edges of the members adjacent to each other are pivotally connected and can be folded to the base entrance / exit side Even if the tread surface of the boarding / exiting passage due to the intermediate plate, base plate and hoistway plate is displaced or stretched, a space is generated between the base entrance / exit and the entrance / exit of the hoistway, and the entrance / exit passage is deformed. The entrance / exit passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained by a shallow recess at the base entrance. Therefore, there is an effect that the construction on the base building side for the recess is simplified and the cost is reduced. In addition, the beam-like portion protruding from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on the architectural design.
[0087]
In addition, as described above, the present invention has a prismatic hoistway plate that is arranged so that one side of the rectangular tubular base plate corresponds to the base entrance and is movable in the entrance / exit width direction of the base entrance. One side of the intermediate plate is arranged corresponding to the hoistway entrance and exit, and the intermediate plate is formed in a rectangular tube shape, and one end along the exit / entry direction of the base entrance and exit is on the other side of the base plate, and the other end is the other side of the hoistway plate A telescopic pipe is fitted on each side, and a base plate, a hoistway plate, and an intermediate plate form a boarding / exiting passage that can be extended and retracted in the entrance / exit direction.
[0088]
Accordingly, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building body at the time of an earthquake or the like, the intermediate plate, the base plate and the both ends fitted in the telescopic pipe state to the base plate and the hoistway plate, respectively Even if the entrance / exit passage by the hoistway plate is displaced or expanded / contracted, there is no space between the base entrance / exit and the entrance / exit of the hoistway, and the entrance / exit passage is not deformed. Maintained. Such an action can be easily obtained without requiring a recess in the base entrance. Therefore, the construction on the base building side for the recess can be simplified, and the cost can be reduced. In addition, the beam-like portion that protrudes from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on architectural design.
[0089]
In addition, as described above, the present invention pivots one side of the base plate to the side edge of the base entrance, and pivots one side of the hoistway plate to the side edge of the hoistway entrance and exit. One side of the intermediate plate is pivotally attached to the other side of the base plate, one side of the second intermediate plate is pivotally attached to the other side of the first intermediate plate, and the other side of the second intermediate plate is connected to the other side of the hoistway plate The first intermediate plate and the second intermediate plate are arranged so as to protrude outward from the base entrance / exit width by urging the rotating ends of the first intermediate plate and the second intermediate plate toward each other. The base plate, the hoistway plate, the first intermediate plate, and the second intermediate plate form a side wall of the entrance / exit passage that can be expanded and contracted in the direction of the entrance and exit of the base.
[0090]
Accordingly, when the hoistway is displaced in the horizontal direction with respect to the base building in the event of an earthquake or the like, the first intermediate is arranged in a state of being pivotally attached to each other and projecting outward from the base entrance width. Even when the board / second intermediate plate and the board / elevator passage by the base plate / hoistway board are displaced or expanded / contracted, a void is generated between the base / elevator entrance / elevator entrance / exit, and the board / elevator passage is deformed. The entrance / exit passage is maintained in a normal state. Such an action can be easily obtained without requiring a recess in the base entrance. Therefore, there is an effect that the construction on the base building side for the recess is simplified and the cost is reduced. In addition, the beam-like portion that protrudes from the ceiling of the base entrance at the lower side of the recess is reduced, and there is an effect of reducing restrictions on architectural design.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the first embodiment of the present invention and is a view corresponding to FIG.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line DD of FIG.
FIG. 6 is a view corresponding to FIG. 1 conceptually showing a boarding / exiting passage during extension.
FIG. 7 is a view equivalent to FIG. 1 conceptually showing a boarding / alighting passage when shortening.
FIG. 8 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 9 is a diagram showing a second embodiment of the present invention, and is a diagram corresponding to FIG.
10 is a view corresponding to FIG. 9 conceptually showing a boarding / exiting passage at the time of extension.
FIG. 11 is a view corresponding to FIG. 9 conceptually showing a boarding / alighting passage when shortening.
12 is an enlarged view of a main part of FIG.
13 is an enlarged view of an essential part of a cross section taken along line EE in FIG. 12;
14 is an enlarged side view of the third intermediate plate in FIG. 12. FIG.
15 is a diagram showing the left half of the cross section taken along the line FF in FIG. 14;
16 is a diagram showing the left half of the section GG in FIG. 14;
FIG. 17 is an enlarged side view of the first intermediate plate or the second intermediate plate of FIG.
18 is a view showing the right half of the HH line cross section of FIG. 17;
FIG. 19 is a diagram showing a third embodiment of the present invention, and is a diagram corresponding to FIG.
FIG. 20 is a view corresponding to FIG. 19 conceptually showing a boarding / exiting passage during extension.
FIG. 21 is a view corresponding to FIG. 19 conceptually showing a boarding / alighting passage when shortening.
FIG. 22 is a diagram showing the fourth embodiment of the present invention, and is a diagram corresponding to FIG.
FIG. 23 is a view corresponding to FIG. 22 conceptually showing a boarding / exiting passage during expansion.
FIG. 24 is a view corresponding to FIG. 22 conceptually showing the getting-on / off passage when shortening.
25 is a cross-sectional view taken along the line II in FIG. 24. FIG.
FIG. 26 is a diagram showing the fifth embodiment of the present invention, and is a diagram corresponding to FIG.
27 is a cross-sectional plan view of the main part of FIG. 26. FIG.
FIG. 28 is a left side view of FIG.
FIG. 29 is a view corresponding to FIG. 27, conceptually showing a boarding / exiting passage at the time of extension.
FIG. 30 is a view corresponding to FIG. 27, conceptually showing the getting-on / off passage when shortening.
FIG. 31 shows the sixth embodiment of the present invention and is a view corresponding to FIG. 27 conceptually showing a normal boarding / exiting passage.
32 is a sectional view taken along line JJ of FIG. 31. FIG.
33 is an enlarged view of a portion K in FIG. 31. FIG.
FIG. 34 is a view corresponding to FIG. 31 conceptually showing a boarding / exiting passage at the time of extension.
FIG. 35 is a view corresponding to FIG. 31 conceptually showing the getting-on / off passage at the time of shortening.
FIG. 36 is a longitudinal sectional view showing a conventional seismic isolation building elevator apparatus.
FIG. 37 is an enlarged view of a part A in FIG. 36.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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