JP3647339B2 - Manufacturing method of kitchen paper - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所などで使用される使い捨てのキッチンペーパーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
従来、台所や調理場などにおいてキッチンペーパーが使用されている。キッチンペーパーは、例えばふきんの代わりに食器を拭くのに用いられたり、調味料の飛沫や食品のかすを拭き取ることに用いられ、台所周りを衛生的に保つことに役立てられている。また、キッチンペーパーは調理の過程において、野菜の水切りや天ぷらの油切りとしても使用される。したがって、キッチンペーパーには、乾燥時の強度だけではなく、濡れた状態でも拭き取り作業ができるように湿潤強度が必要であり、また野菜の水切りなどができるように吸水性が必要であり、さらにまた油切りに使用しても素材が変質したりすることがないように耐熱性が必要である。
【0003】
さらに、拭き取りや油切りなどの作業においてその機能を果すために、キッチンペーパーには、ある程度の厚みが必要である。本発明者等は、特定の構成のスパンレース不織布を使用すると、湿潤強度や吸水性や耐熱性に優れたキッチンペーパーを得ることができることを見出した。しかし、キッチンペーパーとして必要とされる厚みを得る目的で、パルプとPETとを複合したスパンレース不織布からなるシート目付を増やしてキッチンペーパーを形成したところ、次のようになった。
【0004】
(結果)
パルプ:PET、 仕上目付、仕上厚み
(g/m2:g/m2、g/m2、mm)
▲1▼27:15、40、0.41
▲2▼27:20、45、0.42
▲3▼27:25、50、0.46
▲4▼27:30、55、0.45
【0005】
このように、目付を増やしても厚みは殆ど変化せず、厚みを目付によって大きくすることは難しいことがわかった。
【0006】
一方、厚手感をだすために、熱可塑性樹脂を含有するシートに高温でエンボス処理を施し、熱可塑性繊維を融着させることにより凹凸模様を付したものも存在する。本発明者等は、パルプとPETを複合した目付45g/m2のスパンレース不織布にエンボス処理を施したキッチンペーパーを形成し、その性質を調べたところ、キッチンペーパーの強度に関して次のデータが得られた。なお、エンボス模様はヘリンボーン型で、凸部高さが1.0mm、凸部幅が1.0mm、線ピッチが7.5mmである。
【0007】
(結果)
エンボス温度、エンボス圧力、引張強度MD,引張強度CD
(℃、MPa、N/25cm、N/25cm)
▲1▼200、2.9、11.49、1.95
▲2▼190、2.9、15.72、2.28
▲3▼180、2.9、22.48、3.24
▲4▼常温、 0.0、56.09、6.82
【0008】
このように、エンボス処理を施さないキッチンペーパー▲4▼に比べて、エンボス処理を施したキッチンペーパー▲1▼〜▲3▼は、MD、CDとも、その強度が極端に低下していることがわかる。このようにスパンレース不織布で構成されたキッチンペーパーに厚手感を出すためにエンボス処理を施すと、強度が低下してしまい、拭き取り作業に耐えられないものとなってしまう。さらに、キッチンペーパーには、物を包み込んだり拭き取り作業をしやすくするために柔軟性が必要であるが、▲1▼〜▲3▼のキッチンペーパーは柔軟性も低かった。
【0009】
上記のように、吸水性、耐熱性、厚手感、乾燥・湿潤強度、柔軟性の前記全ての課題を解決するキッチンペーパーは従来存在せず、また、そういったキッチンペーパーを得ることは難しかった。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、厚手感、さらには乾燥・湿潤強度と柔軟性を持つキッチンペーパーの製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のキッチンペーパーの製造方法は、(a)繊維長が20〜100mmである熱可塑性繊維の繊維ウェッブを連続的に繰り出す工程、
(b)抄紙されたパルプ繊維を前記繊維ウェッブ上に繰り出して重ねる工程、
(c)重ねられたパルプ繊維と前記繊維ウェッブにウォータージェット処理を施してシートを得る工程、
(d)前記シートを前記熱可塑性繊維の融点よりも低い温度下で加圧し、シート表面に複数の凸部を形成する工程、
(e)前記シートを分離して個々のキッチンペーパーを得る工程、
を有し、前記熱可塑性繊維が融着していないキッチンペーパーを製造することを特徴とするものである。
【0012】
本発明で製造されたキッチンペーパーは、複数の凸部によって厚手感をもつ。この凸部は潰れにくく、形状を保ち易い。また、熱可塑性繊維を含んでおり、且つそれらの繊維は融着されていないので、強度が高く、柔軟性に富む。よって、本発明のキッチンペーパーは使用し易い。
【0014】
前記天然繊維と前記熱可塑性繊維との混合割合が90:10〜50:50であることが好ましい。
【0015】
前記熱可塑性繊維の融点は200℃以上であることが好ましい。例えば、熱可塑性繊維はポリエチレンテレフタレート繊維であることが好ましい。
【0016】
目付は20〜80g/m2であることが好ましい。
前記凸部の最大幅寸法が3.0mm以上10.0mm以下であることが好ましい。また、前記シートの裏面からの前記凸部の隆起高さが、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。また、前記線の幅が0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましい。
【0018】
なお、前記(d)の工程では、前記加圧が一対のエンボスロールで前記シートを挟圧することによって行い、前記一対のエンボスロールの少なくとも一方はコットンロールまたはペーパーロールであることが好ましい。
また、前記(d)の工程では、100±10℃下で加圧することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の製造方法で得られるキッチンペーパーの第1の実施の形態を示す部分拡大平面図、図2は図1のII−II線の拡大断面図である。
【0020】
図1および図2に示すキッチンペーパー1には、連続する凹線3に囲まれるようにして形成された円形状の領域に凸部2が形成されている。図2に示すように前記凸部2は、前記連続する凹線3から立ち上がるように形成され、その結果、図1に示すように各凸部2は、凹線3を挟んで互いに隣接するように形成されている。この凸部2はキッチンペーパー1の表面の全面にわたって形成されている。
【0021】
なお、キッチンペーパーの全体図は示されていないが、キッチンペーパーは、例えば、150〜800mm×150〜800mm程度の長方形や正方形のシートである。以下、図2の上方向を表面側、下方向を裏面側として説明する。
【0022】
キッチンペーパー1は、パルプ繊維と、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性繊維とから形成されるが、必要に応じて生分解性合成繊維などを含むことを妨げない。キッチンペーパー1に吸水性を持たせるためにパルプ繊維を、また柔らかさを持たせるために熱可塑性繊維を配合する。なお、パルプ繊維と熱可塑性繊維との配合割合が、90:10〜50:50であると、適度な吸水性と柔軟性を得ることができる。
【0023】
この場合、熱可塑性繊維は、融点が200℃以上のものを使用することが好ましい。これは、一般に、天ぷらや揚げ物を揚げた直後の温度が180〜200℃程度であるため、油切りなどに使用されてもキッチンペーパーの素材が変質することがないようにするためである。例えば、融点が255〜260℃や260〜265℃であるPET繊維が使用できる。
【0024】
キッチンペーパー1は、連続して繰り出される熱可塑性繊維の繊維ウエッブの上に、パルプ繊維を抄紙したものを重ねて、ウォータージェット処理を施すことで形成される。このように形成されたスパンレース不織布はしなやかで柔軟であるため、キッチンペーパーとして使用し易い。
【0025】
なお、スパンレース不織布は繊維長の短い繊維を用いて不織布を形成する場合に適した製法であるので、使用する繊維の繊維長は2〜100mm程度であることが好ましい。例えば、パルプ繊維の繊維長は、2mm以上10mm以下程度のものを使用することが好ましい。また、熱可塑性繊維の繊維長は20mm以上100mm以下であることが好ましい。更に好ましくは32mm以上70mm以下である。
【0026】
キッチンペーパー1を構成するシートの坪量(目付け)は、柔軟性及び強度の点から20g/m2以上80g/m2以下であることが好ましい。更に好ましくは40g/m2以上60g/m2以下である。
【0027】
以上のようにして得られるシートを加圧しエンボス処理を施すことによって本発明のキッチンペーパーを得ることができる。
【0028】
図1に示すキッチンペーパー1のエンボス模様では、連続する凹線3、すなわち円弧形状の凹部を描くように形成した凹線3で囲まれた領域に凸部2が形成されている。各凸部2は、図1からわかるように、表面側からみたときにほぼ円形をしている。そして、図2の断面からわかるように、各凸部2は半円形状に表面側へと突出し、しかも凸部2は前記凹線3の部分から立ち上がるように形成されている。その結果、隣接する凸部2どうしは、前記凹線3を挟む状態で互いに接近することになるため、前記凸部2がシート全域に形成され、凸部2と凸部2の間に平坦な部分が存在しない、またはきわめてわずかな面積率で形成されるだけとなる。その結果、キッチンペーパー1全体が厚み方向へつぶれにくい強度を有し、しかも厚手感を発現させることができる。また、この凸部は明瞭に形成されるので、見た目に美しいものとすることができる。
【0029】
また、図2に示すように、凸部2は表面側に向かってほぼ円弧形状の山形に形成されているため、天ぷらの油切りに使用する場合、キッチンペーパーに吸収された油とキッチンペーパーの上に置かれた食材との接触面積が大きくならず、油切り機能に優れたものとなる。
【0030】
凹線3の幅9(表面側から見たときの幅寸法)は、0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましい。前記下限より小さいと、凹線3および凸部2を加圧形成する際に、前記凹線3の部分で強度が低下し、シートが破れやすくなる。前記上限より大きいと、凸部2の占有面積率が低下し、シート全体が厚み方向へ潰れ易くなり、キッチンペーパーの厚手感が失われ易い。
【0031】
凸部2の高さ8(裏面からの高さ寸法)は、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。前記下限より小さいと、厚手感が殆ど発現しない。前記上限より大きいと、凸部2を加圧形成する際にキッチンペーパーを構成するシートに与えられるダメージが大きく、シートが破れたり孔が開きやすくなる。なお、凸部2の高さ8は、更に好ましくは1.0mm以上3.0mm以下である。
【0032】
凸部2の最大幅7、例えば平面形状が円形状である凸部2の直径は、3.0mm以上10.0mm以下であることが好ましい。前記下限より小さいと、凸部2の高さ8が必然的に低くなり、キッチンペーパーの厚手感が低下する。また、凸部2の柄が不明瞭になる。前記上限より大きいと、凸部2の形状が保持しにくくなる。
【0033】
また、前記凹線3及び凸部2を形成するためのエンボス処理においては、熱可塑性繊維どうしおよび熱可塑性繊維とパルプ繊維とが融着されない。高温高圧のエンボス処理により熱可塑性繊維どうしが融着すると、シートの柔軟性が低下してしまう。また、高圧で処理することにより、パルプ繊維が押し固められて密度が高くなり、キッチンペーパーの吸収能が低下してしまう。さらに、熱融着されていないので、キッチンペーパーが比較的多量の水や油を吸収できるようになる。よって、例えば湿潤状態で拭き取り作業に用いられたときに、凸部2が平坦な状態に延び平坦形状に戻りやすい。よって、湿った状態で器物等を拭き取るとき、キッチンペーパーの拭き取り面の全面が被拭き取り面に接し、拭き残しが生じないものとなる。
【0034】
なお、本発明のキッチンペーパーに施されるエンボス模様(凸部2の形状および配置)は、図1及び図2に示すものに限られない。図3は本発明の製造方法で得られる第2の実施の形態を示すキッチンペーパーの部分拡大平面図、図4は図3のIV−IV線の拡大断面図である。
【0035】
図3に示すキッチンペーパーには、連続線3aに囲まれる領域にほぼ四角形の凸部2aが全面に設けられている。この場合も、図4に示すように凸部2aは連続線3aの部分から立ち上がり、また凸部2aどうしは連続線3aを挟んで隣接している。その結果、凸部2aが占有する面積率が高くなり、全体の強度が高くなり、また厚手感を確実に発現できるようになる。
【0036】
本発明における凸部は、円形や四角形の他、多角形などの形状も取りうる。ただし、どのような形態であっても凸部は、連続する線によって囲まれた領域で、前記線から立ち上がるように形成されることが必要である。また、凸部と凸部との間では、連続する線以外に平坦な部分が形成されていないか、または形成されていたとしてもその面積率が凸部の占める面積率よりも小さく、平坦な部分の面積率が凸部の占める面積率の1/3以下が好ましく、さらに好ましくは1/4以下である。
【0037】
次に、前記キッチンペーパー1の製造方法について説明する。図5は、本発明のキッチンペーパーの製造工程図である。図5に示すように、まず、振り出し箱21から熱可塑性繊維11が振り出されてウエッブ状となって図示しない送り手段により、送り方向(MD)へ送られる。その熱可塑性繊維11の上に、抄紙されたパルプシートロール20からパルプシート10が、重ねられる。その後、ウォータージェット処理機22により前記パルプシート10と熱可塑性繊維11のウエッブとが複合されて、シート12(スパンレース不織布)が形成される。なお、ウォータージェット処理条件は適宜調整される。
【0038】
そして、シート12はエンボスロール23a、23bに挟まれて加圧され、シート12に連続凹線と凸部が形成される。このとき、エンボス処理は熱可塑性樹脂の融点より低い温度下、例えば常温で行われる。このため、前述したように、熱可塑性樹脂が溶融・融着されないため、シートが硬くなったり、シートの強度が低下することがない。ただし、100℃程度に加熱したロールでエンボス処理を施すと、パルプ繊維が水素結合してエンボス模様が確実に付与されるので好ましい。また、エンボスの加圧条件は、送り速度やテンションによって異なるが、線圧は2.0〜14.5MPa程度である。
【0039】
また、エンボスロールはペーパーロールやコットンロールを使用することが好ましい。ゴムロールも使用できるが、本発明のような凹部や凸部を形成するには耐久性の点から不向きである。なお、本発明においてはエンボス処理はロールに限らず、加圧板を用いても良い。
【0040】
上記のようにしてエンボス模様の形成後、カッター24により個々に分断されて本発明のキッチンペーパー1が得られる。
【0041】
本発明のキッチンペーパーは、厚手感が有るので一枚でも充分使用感に優れているが、さらに厚手感や強度を増すため、2枚以上重ねて使用できる。
【0042】
【実施例】
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0043】
本発明の実施例として、図1及び図2に示すエンボス模様を付与したキッチンペーパーを図5の工程で製造した。キッチンペーパーは、PET繊維(繊維長約44mm、繊維径1.56dtex、添加量17g/m2、融点260〜265℃)と、パルプ繊維(繊維長約2mm、繊維径5.9〜23.6μm、添加量30g/m2)を用いて形成したスパンレース不織布(目付45g/m2)にエンボス処理を施して構成した。エンボス処理は、上(23a)がスチールロール、下(23b)がペーパーロールで、線圧4.9MPaで行なった。なお、エンボス模様は、凹線3の幅9=1.0mm、凸部2の高さ8=2.2mm、凸部2の最大幅7=5.0mmであった。得られたキッチンペーパーについて厚み、乾燥引張強度、湿潤引張強度、剛軟度、吸水量、吸油量を測定した。
【0044】
(引張強度) 定速伸長形引張試験機を用いて測定した。試験片は、W25mm×L150mmである。引張速度は100mm/min、チャック間隔は100mmである。なお、湿潤条件は、試験片重量に対し、水道水200質量%含浸させた試験片を用いた。
【0045】
(剛軟度) カンチレバー形試験機器を用いて測定した。試験片は、W25mm×L150mmである。
【0046】
なお、比較例としてパルプのみを用いた製品は、次の通りである。比較例1:パルプエアレイド不織布で形成された市販のキッチンペーパー。比較例2:パルプシートを2枚重ねした市販のキッチンペーパー(エンボス処理あり)。比較例に付いても実施例と同様に試験を行なった。エンボス処理前のシート、エンボス処理後の本発明の実施例、並びに比較例について測定した結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
結果からわかるように、本発明の製造方法で得られるキッチンペーパーでは、強度や剛軟度を低下させることなく、見かけの厚み(厚手感)が大きくなっている。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明におけるエンボス模様によれば、キッチンペーパーに効果的に厚手感を持たせることができ、また、エンボス模様が明瞭に形状保持される。よって、見た目にも美しいものとすることができる。
【0050】
本発明ではエンボス模様が明瞭に保持されるため、本発明で製造されるキッチンペーパーを例えば油切り等に使用した場合、キッチンペーパーに吸収された油と食材との接触面積が多くならず、一度吸収した油が再度食材に戻ることが少ない。また、加熱された食材から発生する水蒸気等を効果的に取り除くことができる。
【0051】
また、本発明の製造方法で得られるキッチンペーパーにおいては強度及び柔軟性を高めるために熱可塑性繊維が配合されるが、本発明のエンボス模様では、エンボス処理を施した後でも、熱可塑性繊維による強度及び柔軟性を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法で得られるキッチンペーパーの第1の実施の形態を示す部分拡大図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】本発明の製造方法で得られるキッチンペーパーの第2の実施の形態を示す部分拡大図
【図4】図3のIV−IV線断面図
【図5】本発明のキッチンペーパーの製造工程図
【符号の説明】
1 キッチンペーパー
2,2a 凸部
3 凹線
3a 連続線
7 凸部の最大幅
8 凸部の高さ
9 凹線の幅
10 パルプシート
11 熱可塑性繊維
12 シート
20 パルプシートロール
21 振り出し箱
22 ウォータージェット処理機
23a、23b エンボスロール
24 カッター[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of manufacturing a disposable kitchen paper such as those used in the kitchen.
[0002]
[Prior art and problems]
Conventionally, kitchen paper has been used in kitchens and kitchens. Kitchen paper is used, for example, for wiping dishes in place of a towel, or for wiping off splashes of seasonings and food debris, and is used to keep the kitchen area hygienic. Kitchen paper is also used for draining vegetables and tempura in the cooking process. Therefore, the kitchen paper needs to have not only strength when dried, but also wet strength so that it can be wiped off even when wet, and water absorption is necessary so that vegetables can be drained. Heat resistance is necessary so that the material does not change even when used for oil removal.
[0003]
Furthermore, the kitchen paper needs to have a certain thickness in order to perform its function in operations such as wiping and oil removal. The present inventors have found that when a spunlace nonwoven fabric having a specific configuration is used, kitchen paper excellent in wet strength, water absorption and heat resistance can be obtained. However, for the purpose of obtaining the thickness required for kitchen paper, when the kitchen paper was formed by increasing the sheet weight made of spunlace nonwoven fabric combined with pulp and PET, it was as follows.
[0004]
(result)
Pulp: PET, Finishing weight, Finishing thickness (g / m 2 : g / m 2 , g / m 2 , mm)
(1) 27: 15, 40, 0.41
(2) 27: 20, 45, 0.42
(3) 27: 25, 50, 0.46
(4) 27:30, 55, 0.45
[0005]
Thus, it was found that even if the basis weight was increased, the thickness hardly changed, and it was difficult to increase the thickness by the basis weight.
[0006]
On the other hand, in order to give a thick feeling, there is also a sheet having a concavo-convex pattern by embossing a sheet containing a thermoplastic resin at a high temperature and fusing thermoplastic fibers. The inventors of the present invention formed a kitchen paper obtained by embossing a spunlace nonwoven fabric having a basis weight of 45 g / m 2 , which is a composite of pulp and PET, and examined the properties thereof. The following data on the strength of the kitchen paper was obtained. It was. The embossed pattern is a herringbone type with a convex part height of 1.0 mm, a convex part width of 1.0 mm, and a line pitch of 7.5 mm.
[0007]
(result)
Embossing temperature, embossing pressure, tensile strength MD, tensile strength CD
(C, MPa, N / 25cm, N / 25cm)
(1) 200, 2.9, 11.49, 1.95
(2) 190, 2.9, 15.72, 2.28
(3) 180, 2.9, 22.48, 3.24
(4) Normal temperature, 0.0, 56.09, 6.82
[0008]
Thus, compared to kitchen paper (4) that is not embossed, kitchen papers (1) to (3) that have been embossed are significantly less strong in both MD and CD. Understand. Thus, when embossing is performed to give a thick feeling to the kitchen paper composed of spunlace nonwoven fabric, the strength is lowered and the wiping operation cannot be endured. Furthermore, the kitchen paper needs to be flexible in order to wrap up and facilitate the wiping work, but the kitchen papers (1) to (3) have low flexibility.
[0009]
As described above, there has been no kitchen paper that can solve all the above-mentioned problems of water absorption, heat resistance, thick feeling, dry / wet strength, and flexibility, and it has been difficult to obtain such kitchen paper.
[0010]
The present invention has been made to solve the conventional problems, and an object thereof is to provide a method for producing a thick feeling, kitchen paper further has a dry-wet strength and flexibility.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The method for producing kitchen paper of the present invention includes (a) a step of continuously feeding out a fiber web of thermoplastic fibers having a fiber length of 20 to 100 mm ,
(B) a step of drawing paper pulp fibers on the fiber web and stacking them;
(C) a step of obtaining a sheet by subjecting the pulp fiber and the fiber web to a water jet treatment;
(D) pressing the sheet at a temperature lower than the melting point of the thermoplastic fiber to form a plurality of convex portions on the sheet surface;
(E) separating the sheets to obtain individual kitchen papers,
It is characterized by manufacturing kitchen paper in which the thermoplastic fiber is not fused .
[0012]
The kitchen paper manufactured by the present invention has a thick feeling due to the plurality of convex portions. This convex part is not easily crushed and is easy to keep its shape. Moreover, since the thermoplastic fibers are included and these fibers are not fused, the strength is high and the flexibility is high. Therefore, the kitchen paper of the present invention is easy to use.
[0014]
The mixing ratio of the natural fiber and the thermoplastic fiber is preferably 90:10 to 50:50.
[0015]
The melting point of the thermoplastic fibers is preferably 200 ° C. or higher. For example, the thermoplastic fiber is preferably a polyethylene terephthalate fiber.
[0016]
The basis weight is preferably 20 to 80 g / m 2 .
It is preferable that the maximum width of the convex portion is 3.0 mm or greater and 10.0 mm or less. Moreover, it is preferable that the protruding height of the said convex part from the back surface of the said sheet | seat is 0.5 mm or more and 5.0 mm or less. Moreover, it is preferable that the width | variety of the said line is 0.1 mm or more and 1.0 mm or less.
[0018]
In the step (d), it is preferable that the pressurization is performed by sandwiching the sheet with a pair of embossing rolls, and at least one of the pair of embossing rolls is a cotton roll or a paper roll.
In the step (d), it is preferable to pressurize at 100 ± 10 ° C.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a partially enlarged plan view showing a first embodiment of kitchen paper obtained by the production method of the present invention, and FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line II-II in FIG.
[0020]
The
[0021]
In addition, although the whole figure of kitchen paper is not shown, the kitchen paper is a rectangular or square sheet of about 150 to 800 mm × 150 to 800 mm, for example. In the following description, the upper direction in FIG.
[0022]
The
[0023]
In this case, it is preferable to use a thermoplastic fiber having a melting point of 200 ° C. or higher. This is because, in general, the temperature immediately after frying tempura and fried food is about 180 to 200 ° C., so that the material of the kitchen paper does not change even if it is used for draining oil. For example, a PET fiber having a melting point of 255 to 260 ° C. or 260 to 265 ° C. can be used.
[0024]
[0025]
In addition, since a spunlace nonwoven fabric is a manufacturing method suitable when forming a nonwoven fabric using a fiber with short fiber length, it is preferable that the fiber length of the fiber to be used is about 2-100 mm. For example, it is preferable to use a pulp fiber having a fiber length of about 2 mm or more and 10 mm or less. Moreover, it is preferable that the fiber length of a thermoplastic fiber is 20 mm or more and 100 mm or less. More preferably, it is 32 mm or more and 70 mm or less.
[0026]
The basis weight (weight) of the sheet constituting the
[0027]
The kitchen paper of the present invention can be obtained by pressing the sheet obtained as described above and embossing it.
[0028]
In the embossed pattern of the
[0029]
Moreover, as shown in FIG. 2, since the
[0030]
The
[0031]
It is preferable that the height 8 (height dimension from the back surface) of the
[0032]
The
[0033]
Further, the凹線3 and the embossing for forming the
[0034]
In addition, the embossed pattern (the shape and arrangement | positioning of the convex part 2) given to the kitchen paper of this invention is not restricted to what is shown in FIG.1 and FIG.2. FIG. 3 is a partially enlarged plan view of kitchen paper showing a second embodiment obtained by the manufacturing method of the present invention, and FIG. 4 is an enlarged sectional view taken along line IV-IV in FIG.
[0035]
The kitchen paper shown in FIG. 3 is provided with a substantially quadrangular
[0036]
The convex part in this invention can take shapes, such as a polygon other than circular and square. However, in any form, the convex portion needs to be formed so as to rise from the line in a region surrounded by a continuous line. In addition, between the convex portions, the flat portion other than the continuous line is not formed, or even if the flat portion is formed, the area ratio is smaller than the area ratio occupied by the convex portions and is flat. The area ratio of the portion is preferably 1/3 or less, more preferably 1/4 or less of the area ratio occupied by the protrusions.
[0037]
Next, the manufacturing method of the
[0038]
Then, the
[0039]
The embossing roll is preferably a paper roll or a cotton roll. Although a rubber roll can also be used, it is unsuitable from the viewpoint of durability to form a concave portion or a convex portion as in the present invention. In the present invention, the embossing process is not limited to a roll, and a pressure plate may be used.
[0040]
After the embossed pattern is formed as described above, the
[0041]
Since the kitchen paper of the present invention has a thick feeling, even one sheet is sufficiently excellent in the feeling of use, but in order to further increase the thickness feeling and strength, two or more sheets can be used.
[0042]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to these Examples.
[0043]
As an example of the present invention , kitchen paper provided with the embossed pattern shown in FIGS. 1 and 2 was manufactured in the process of FIG. The kitchen paper consists of PET fibers (fiber length of about 44 mm, fiber diameter of 1.56 dtex, addition amount of 17 g / m 2 , melting point of 260 to 265 ° C.) and pulp fibers (fiber length of about 2 mm, fiber diameter of 5.9 to 23.6 μm). was constructed by applying embossing to the amount 30 g / m 2) spunlace nonwoven fabric formed by using a (basis weight 45g / m 2). The embossing was carried out at a linear pressure of 4.9 MPa with the upper (23a) being a steel roll and the lower (23b) being a paper roll. The embossed pattern had a
[0044]
(Tensile strength) Measured using a constant speed extension type tensile tester. The test piece is W25 mm × L150 mm. The tensile speed is 100 mm / min, and the chuck interval is 100 mm. In addition, the wet condition used the test piece which impregnated 200 mass% of tap water with respect to the test piece weight.
[0045]
(Bending softness) It measured using the cantilever type test equipment. The test piece is W25 mm × L150 mm.
[0046]
In addition, the product using only a pulp as a comparative example is as follows. Comparative Example 1: Commercial kitchen paper formed of pulp airlaid nonwoven fabric. Comparative Example 2: Commercial kitchen paper with two pulp sheets stacked (with embossing treatment). The test was conducted in the same manner as in the example for the comparative example. Table 1 shows the results measured for the sheet before embossing, the examples of the present invention after embossing, and the comparative example.
[0047]
[Table 1]
[0048]
As can be seen from the results , in the kitchen paper obtained by the production method of the present invention, the apparent thickness (thickness) is increased without reducing the strength and the bending resistance.
[0049]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the embossed pattern in the present invention, the kitchen paper can be effectively given a thick feeling, and the embossed pattern is clearly maintained in shape. Therefore, it can be made beautiful.
[0050]
Since the embossed pattern is clearly maintained in the present invention , when the kitchen paper produced in the present invention is used for, for example, oil removal, the contact area between the oil absorbed by the kitchen paper and the foodstuff does not increase. The absorbed oil is less likely to return to the food. Moreover, water vapor generated from the heated food can be effectively removed.
[0051]
Moreover, in the kitchen paper obtained by the manufacturing method of the present invention , thermoplastic fibers are blended in order to increase strength and flexibility. However, in the embossed pattern of the present invention, even after the embossing treatment, the thermoplastic fibers are used. There is no loss of strength and flexibility.
[Brief description of the drawings]
Produced by the method of partially enlarged view showing a first embodiment of the resulting paper towel in the manufacturing method of the invention, FIG 2 shows sectional view taken along line II-II of Figure 1 Figure 3 the invention manufacturing process diagram kitchen paper of the second partial enlarged view showing the embodiment of Figure 4 along line IV-IV cross-sectional view of FIG. 3 and FIG. 5 present invention are kitchen paper [description of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (9)
(b)抄紙されたパルプ繊維を前記繊維ウェッブ上に繰り出して重ねる工程、
(c)重ねられたパルプ繊維と前記繊維ウェッブにウォータージェット処理を施してシートを得る工程、
(d)前記シートを前記熱可塑性繊維の融点よりも低い温度下で加圧し、シート表面に複数の凸部を形成する工程、
(e)前記シートを分離して個々のキッチンペーパーを得る工程、
を有し、前記熱可塑性繊維が融着していないキッチンペーパーを製造することを特徴とするキッチンペーパーの製造方法。(A) a step of continuously feeding out a fiber web of thermoplastic fibers having a fiber length of 20 to 100 mm ;
(B) a step of drawing paper pulp fibers on the fiber web and stacking them;
(C) a step of obtaining a sheet by subjecting the pulp fiber and the fiber web to a water jet treatment;
(D) pressurizing the sheet at a temperature lower than the melting point of the thermoplastic fiber to form a plurality of convex portions on the sheet surface;
(E) separating the sheets to obtain individual kitchen papers,
The kitchen paper manufacturing method characterized by manufacturing the kitchen paper in which the said thermoplastic fiber is not melt | fused .
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