JP3644995B2 - Time stamp value calculation method in coded transmission system - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、オーディオ信号や、ビデオ信号を符号化伝送する場合に必要とするタイムスタンプ値の演算方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、オーディオ信号およびビデオ信号を多重伝送する符号化伝送装置では、オーディオ、ビデオそれぞれの復号化処理部において両者の同期をとり出力をする必要がある。
これは、画像とオーディオの同期をとること、例えば、ビデオの復号化処理部が、「あ」という音を発生している人の顔を出力しているとき、オ−ディオの復号化処理部の出力は、「あ」という音を出力している必要があるということである。
このように画像とオーディオの同期を可能とするために、国際標準の符号化方式であるMPEG2(Moving Picture Image Coding Experts Group Phase2)、MPEG1などでは、タイムスタンプ(time stamp。以下、TSと記す。)という出力タイミング情報を使用することになっている。
【0003】
このTSには、プレゼンテーションタイムスタンプ(presentation time stamp 。以下、PTSと記す。)とデコーディングタイムスタンプ(decoding time stamp 。以下、DTSと記す。)とがあり、基本的には、PTSで指示された時間に従って、復号化処理をしたオーディオ信号あるいはビデオ信号を出力すれば、同期が可能となる。
一般に、オーディオ信号が符号化されたデータ(以下、オーディオストリームと記す。)と、ビデオ信号が符号化されたデータ(以下、ビデオストリームと記す。)とを、多重したストリームをシステムストリームと呼ぶが、このシステムストリームには、オーディオ、ビデオそれぞれのTSが付加される。
なお、このTSは、オーディオ信号の場合にはシンクワード(オ−ディオストリーム内の一定ワードごとにあるコード)、ビデオ信号の場合にはピクチャスタートコード(picture start code。ビデオストリーム内にあるピクチャの区切りを示すコード)部分を基準に付加される。
【0004】
ここで図2に、従来の符号化伝送装置の概略ブロック図を示す。符号化伝送装置は、大別して、送信側、伝送路、受信側で構成されている。
図2において、送信側では、入力オーディオ信号50が、オーディオ符号化処理部51に入力して符号化され、オーディオストリーム52となりマルチプレクサ部56へ出力される。
また、入力ビデオ信号53は、ビデオ符号化処理部54に入力して符号化され、ビデオストリーム55となりマルチプレクサ部56へ出力される。
マルチプレクサ部56に入力したオーディオストリーム52とビデオストリーム55は多重され、システムストリーム61となり伝送路62へ出力される。
さらに、多重を行なう前記マルチプレクサ部56の説明をすると、マルチプレクサ部56は、システムタイムクロック(system time clock 。以下、STCと記す。)発生部57、オーディオパケッタイズ部59、ビデオパケッタイズ部60、スイッチ部105で構成されている。なお、STCは、MPEG2、MPEG1などで定義されているもので、図2に示すような信号処理系における共通の時計のようなものである。
【0005】
オーディオパケッタイズ部59は、入力したオーディオストリーム52を一定長に区切り、パケットを形成し、データ103をスイッチ部105へ出力する。そして、スイッチ部105により選択され、システムストリーム61としてパケット単位で多重される。このとき、オーディオストリーム52のパケッタイズされるデータ長の中にシンクワードがあれば、前記パケットのヘッダ部分にTSを付加する。なお、このTSは、STC発生部57のSTCデータ58を基に求めている。
一方、ビデオパケッタイズ部60も、入力したビデオストリーム55を一定長に区切り、パケットを形成し、データ104をスイッチ部105へ出力する。そして、スイッチ部105により選択され、システムストリーム61としてパケット単位で多重される。このとき、ビデオストリーム55のパケッタイズされるデータ長の中に、ピクチャスタートコードがあれば、前記パケットのヘッダ部分にTSを付加する。なお、このTSは、STC発生部57のSTCデータ58を基に求めている。
そして、さらに受信側でSTCの再生が可能なように、周期的にSTCデータ58は、スイッチ部105により選択され、システムストリーム61として多重される。
【0006】
つぎに受信側では、伝送路62を伝送されてきたシステムストリーム63が、デマルチプレクサ部64に入力して分離され、オーディオストリーム67とオーディオTS112、ビデオストリーム70とビデオTS113、STCデータ110となり出力される。
さらに、分離を行なう前記デマルチプレクサ部64の説明をすると、デマルチプレクサ部64は、スイッチ部106、STC再生部111、オーディオパケット解析部65、ビデオパケット解析部66で構成されている。
デマルチプレクサ部64において、入力されたシステムストリーム63から、スイッチ部106を使用して、オーディオパケットデータ107をオーディオパケット解析部65へ、ビデオパケットデータ109をビデオパケット解析部66へ、STCデータ108をSTC再生部111へ出力する。
【0007】
オーディオパケット解析部65は、入力したオーディオパケットデータ107を解析し、オーディオストリーム67とオーディオTS112とに分離してオーディオ復号化処理部68へ出力する。
一方、ビデオパケット解析部66は、入力したビデオパケットデータ109を解析し、ビデオストリーム70とビデオTS113とに分離してビデオ復号化処理部71へ出力する。
また、STC再生部111は、入力したSTCデータ108から、送信側のSTC発生部57が出力するSTCデータ58と常に同一の出力となるようにSTCデータ110を再生し、オーディオ復号化処理部68およびビデオ復号化処理部71へ出力する。
オーディオ復号化処理部68は、入力したオーディオストリーム67を、オーディオTS112とSTCデータ110とを参照して復号化し、TS値に従った時間で、出力オーディオ信号69を出力する。
ビデオ復号化処理部71は、入力したビデオストリーム70を、ビデオTS113とSTCデータ110とを参照して復号化し、TS値に従った時間で、出力ビデオ信号72を出力する。
【0008】
つぎに、各復号化処理部でのTSによる出力動作について、さらに具体的に説明する。
TSによる出力動作は、オーディオ復号化処理部68とビデオ復号化処理部71とで、オーディオとビデオのそれぞれのTSのPTSの値とSTCデータの値とが一致したときに、対応するデータ部分を出力することで実現される。
例えば、オーディオストリーム67の或るシンクワードAnに対応するPTSの値を、PTS(An)とすれば、STCデータ110の値がPTS(An)と同じになったときに、オーディオ復号化処理部68は、シンクワードAn部分の復号化されたデータを出力する。
同様に、ビデオストリーム70の或るピクチャスタートコードVnに対応するPTSの値を、PTS(Vn)とすれば、STCデータ110の値がPTS(Vn)と同じになったときに、ビデオ復号化処理部71は、ピクチャスタートコードVn部分の復号化されたデータを出力する。
【0009】
ここで、図2に示す符号化伝送装置において、送信側のオーディオ符号化処理部51に入力オーディオ信号50が入力されてから、受信側のオーディオ復号化処理部68より出力オーディオ信号69が出力されるまでの時間がtaであるとする。
同様に、送信側のビデオ符号化処理部54に入力ビデオ信号53が入力されてから、受信側のビデオ復号化処理部71より出力ビデオ信号72が出力されるまでの時間がtvであるとする。
この場合、オーディオとビデオの同期をとるには、入力から出力までの時間をta=tvとなるように、伝送処理系の時間を設定し、その時間を基にそれぞれのPTSの値を設定すれば良いことになる。
【0010】
つぎに、マルチプレクサ56を構成するオーディオパケッタイズ部59とビデオパケッタイズ部60とにおけるTS算出を説明する。
まず、前記オーディオ信号の入力から出力までの時間taのうち、マルチプレクサ部56に入力されるまでの時間がta1 で、残りの時間がta2 であるとする。
ここで、マルチプレクサ部56に入力したオーディオストリーム52のパケッタイズされるべきデータ長の中に、或るシンクワードAnがあり、パケットのヘッダ部分にTSを付加するときのSTCデータ58の値がSTC2(An)であるとすれば、PTS(An)は、以下のように求めることができる。
PTS(An)=STC2(An)+ta2
【0011】
ビデオについても、前記ビデオ信号の入力から出力までの時間tvのうち、マルチプレクサ部56に入力されるまでの時間がtv1 で、残りの時間がtv2 であるとする。
ここで、マルチプレクサ部56に入力したビデオストリーム55のパケッタイズされるべきデータ長の中に、或るピクチャスタートコードVnがあり、パケットのヘッダ部分にTSを付加するときのSTCデータ58の値がSTC2(Vn)であるとすれば、PTS(Vn)も、下記のように求めることができるはずである。
PTS(Vn)=STC2(Vn)+tv2
【0012】
しかし、ビデオの場合、ビデオ符号化処理部54において可変長符号化されたり、ピクチャ単位の入れ替わりが行なわれる。このため、tv1 が符号化状況により変動する。したがって、tv2 も変動してしまい、(tvが固定で、tv2 =tv−tv1 であるため。)STC2(Vn)に加算すべきtv2 を、あらかじめ設定することができないという問題があり、オーディオと同様に求めることは不可能である。また、ビデオの場合、ピクチャ単位の入れ替わりがあるために、DTSも求める必要がある。
ここで、ピクチャ単位の入れ替わりについて、図3の概略図を使用して説明をする。
図3では、ピクチャ単位の入れ替わりに関する遅延時間は考慮されているが、その他の処理時間等は省略している。
図3において、(a)は、ビデオ符号化処理部54に入力する入力ビデオ信号53、(b)は、ビデオ符号化処理部54から出力されるビデオストリーム55(あるいは、ビデオパケット解析部66から出力されるビデオストリーム70。)、(c)は、ビデオ復号化処理部71から出力される出力ビデオ信号72を示している。
【0013】
前記いずれの信号にも記載されている符号I、P、Bは、MPEG2、MPEG1で定義されているピクチャコーディングタイプ(picture coding type )を示している
また、図3の例では、IあるいはPピクチャのピクチャ間隔は3ピクチャ分であり、このIあるいはPピクチャのピクチャ間隔のことを、一般にM値と呼んでいる(図3の場合、M値=3となる。)。なお、各信号の上部の()内に示す数値はテンポラルリファレンス(temporal reference)の値で、これは、入力ビデオ信号53におけるピクチャの順番を示している。
ピクチャ単位の入れ替わりは、つぎのように行なわれる。ビデオ符号化処理部54において、(a)に示す入力ビデオ信号53は、Bピクチャのみを、後方のIあるいはPピクチャの後に、順次遅延し挿入してピクチャの順番を入れ替え、(b)に示すビデオストリーム55の状態とする。この入れ替わりの状態は、ビデオストリーム70でも変わらない。
つぎに、ビデオ復号化処理部71において、逆にビデオストリーム70のI、Pピクチャを、後方の連続するBピクチャの後に順次遅延し挿入して、元の順番に戻し、(c)に示すビデオ出力信号72のように元の順番とする。このように、ビデオ復号化処理部71で順番を戻すことを、リオーダ(reorder )と呼んでいる。
【0014】
つぎに、ビデオ復号化処理部71でのリオーダにおけるPTSとDTSの関係を図4に示し、説明する。
ビデオ復号化処理部71に入力したビデオストリーム70は、まず、可変長符号化による時間軸上での変動分を吸収するため、ビデオ復号化バッファ73に記憶された後、ビデオストリーム74としてビデオ復号化回路75へ出力される。ビデオ復号化回路75は、入力したビデオストリーム74を復号化し、データ76とする。
ここで、データ76のBピクチャ部分は、そのまま出力ビデオ信号72として出力される。一方、データ76のIあるいはPピクチャ部分は、ビデオリオーダバッファ77で遅延されデータ78となり、ビデオ出力信号72として出力される。これを切り替え選択しているのがスイッチ部79である。
また、ビデオリオーダバッファ77での遅延時間は、(M値×ピクチャ周期)となる。このビデオ復号化処理部71の手段でピクチャ単位の順番を元に戻すことが可能となる。
【0015】
図4において、PTSは、ビデオ復号化処理部71から出力する出力ビデオ信号72の出力時間を示すものであるが、DTSは、ビデオ復号化バッファ73から出力するビデオストリーム74の出力が持つ時間を示すものである。
MPEG2、MPEG1では、TSの定義において、ビデオ復号化回路75の処理時間はゼロと仮定している。従って、Bピクチャの場合、DTS=PTSとなる。
したがって、
I、Pピクチャ:PTSとDTSが付加される。
Bピクチャ:PTSだけが付加される。(DTS=PTSであるため)
以上のように、ビデオに関するTSの付加は、オーディオに比べ複雑なものとなる。
【0016】
ここまでの説明に使用した、ピクチャスタートコード、テンポラルリファレンス、ピクチャコーディングタイプが、図2のビデオストリーム55に付加されている構成例を図6に示す。これは、MPEG2における例である。
図6に示すように、入力ビデオ信号53(図2参照)の各フレームあるいは各フィールドに対応する符号データ部分は、ピクチャレイヤ(picture layer )と呼ばれ、32ビットの固定値であるピクチャスタートコードで始まる。このコードに続き10ビットのテンポラルリファレンスがあり、さらに3ビットのピクチャコーディングタイプがある。
また、その後に16ビットのビデオ遅延時間制御情報(video buffering verifier delay : vbv_delay )などのヘッダが付加されており、そのヘッダの後に実際の符号データが続いている。
【0017】
なお、前記ビデオ遅延時間制御情報は、可変長符号化された符号データ、つまり部分的に可変レートの符号データを、その平均レートとしての一定レートで受信し、復号化するために必要なビデオ復号化処理部内のバッファ(図4のビデオ復号化バッファ73)における遅延時間を示す情報である。このビデオ遅延時間制御情報に従って、前記バッファの読み出し制御をすることで、バッファのアンダーフローやオーバーフローの回避が可能になる。
なお、このビデオ遅延時間制御情報は、ビデオ符号化処理部54の内部で、生成して付加している。このとき一般的には、受信側のビデオ復号化処理部71内の前記目的のためのバッファの容量と、各ピクチャごとの圧縮された結果である符号量と、前記平均レートから、各ピクチャ単位に演算して生成している。
MPEG2では、前記ビデオ遅延時間制御情報をvbv_delayと呼び、前記バッファをVBV bufferと呼ぶ。
【0018】
一般にビデオ遅延時間制御情報は、図2の一定レートのビデオストリーム55を直接ビデオ復号化処理部で復号するときには有効であるが、マルチプレクサ部56などで、さらにヘッダが付加され、前記一定レートと異なるレートのストリームに変換されたり、時分割多重のために、時間軸方向にシフトしたストリームに変換された場合は、その変換内容に応じ正確さが失われる。
したがって、多重化されたシステムストリームのレベルでは、TSがバッファのアンダーフローやオーバーフローの回避機能も有する。つまり、TSに従ってビデオ復号化処理部内のバッファ(図4のビデオ復号化バッファ73)の読み出し制御をすれば、バッファのアンダーフローやオーバーフローの回避が保証されることになる。
このようにTS機能には、多重化される信号間の同期機能のみでなく、バッファのアンダーフローやオーバーフローの回避機能もある。このため、システムストリームが単一の信号(例えばビデオのみ)の場合においても、TSは必要になる。
【0019】
ここで、従来技術におけるTS値の演算方式について説明する。
従来技術においては、前述したように、STC2(Vn)を使用するのではなく、図2に示すSTC1(Vn)を使用している。これは、ビデオストリーム55のピクチャスタートコード部分に対応する部分(つまり、各ピクチャの先頭データ)がビデオ符号化処理部54に入力された時間STC1(Vn)にtv時間を加算すれば、PTS(Vn)が求まるからである。
しかし、ビデオ符号化処理部54では、信号処理にある程度の処理時間(数十msec)を必要とするため、実際にTS値の演算に使用するまでの間、メモリに記憶させておく必要がある。さらに、ビデオ符号化処理部54では、前述のようなピクチャ単位の入れ替わりがあるため、記憶させたSTC1(Vn)を使用する時にも、それを考慮しなければならない。
また、前記メモリの制御において、ビデオ符号化処理部54のピクチャの先頭データ(フレーム)単位の入力に依存して一定周期に動作するライト制御部と、可変長符号化されたビデオストリーム55のピクチャスタートコードの入力に依存して一定周期でない動作をするリード制御部とは、お互いに非同期の関係であるため、リード、ライトタイミングの発生の競合を回避する手段が必ず必要である。このためにビデオパケッタイズ部60は、処理が複雑なものとなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
従来の符号化伝送装置は、送信側のマルチプレクサ部において、STC(システムタイムクロック)の値をホールドして、ホールドしたSTCをTS(タイムスタンプ)値の演算に使用するまでに、数十msのオーダの遅延時間が生じるため、STC用のメモリが必要であった。
さらに、このメモリのアクセスには、ピクチャ単位の入れ替わりをも考慮した複雑なアクセスをしなければならず、また、国際標準の符号化方式であるMPEG2、MPEG1などでは、TSに使用するSTCのビット長は、33ビットであるためメモリの数も多くなり、加えて、前記メモリに対するライトとリードの関係は非同期であるため、それらのタイミングの競合に対する調整回路も必須となる等の諸問題があった。
本発明は、前記問題を解決するため、ビデオ符号化処理部が出力するビデオストリーム中のビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)を基にTS値を算出することにより、従来必要であった33ビットというビット幅の広いメモリや関連するアドレス発生部等と、書き込みと読み出しが同時発生した場合の調整回路も必要としない、符号化伝送方式におけるTS値の演算方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、少なくともビデオ信号を含む一つ以上の信号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデータ長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して一つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式において、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算するものである。
また、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記圧縮符号化されたビデオ信号が前記一つのストリームに生成される信号処理部に入力された時間情報と、前記ビデオストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信号の所定の分割データ長および前記ビデオ信号の符号化のモードに応じて定まる固定の時間情報との加算により演算するものである。
また、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、前記一つのストリームに生成される信号として、少なくとも前記圧縮符号化されたビデオ信号と圧縮符号化されたオーディオ信号とを含むものである。
【0022】
【作用】
本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、少なくともビデオ信号を含む一つ以上の信号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデータ長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して一つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式であって、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算する。
また、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記圧縮符号化されたビデオ信号が前記一つのストリームに生成される信号処理部に入力された時間情報と、前記ビデオストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信号の所定の分割データ長および前記ビデオ信号の符号化のモードに応じて定まる固定の時間情報との加算により演算する。
また、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、前記一つのストリームに生成される信号として、少なくとも前記圧縮符号化されたビデオ信号と圧縮符号化されたオーディオ信号とを含み使用する。
【0023】
【実施例】
本発明による符号化伝送装置を、図1を使用し、図2を参照して説明する。図2は、従来の符号化伝送装置の説明に使用したが、本発明による符号化伝送装置と基本的に構成は同一である。
図1は、図2に示す符号化伝送装置を構成するマルチプレクサ部56のビデオパケッタイズ部60におけるTS値の演算に関する部分の構成を示している。
STC発生部57の出力であるSTCデータ58は、TS演算部116に入力されている。
また、入力ビデオ信号53がビデオ符号化処理部54(図2参照)において符号化されたデータであるビデオストリーム55は、ピクチャスタートコード検出部86とピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)検出部115とに入力されている。
また、ピクチャスタートコード検出部86には、ビデオ符号化処理部54から出力されるビデオストリーム有効信号82も入力されている。
【0024】
一方、ピクチャスタートコード検出部86の出力であるデータ89、ピクチャコーディングタイプ検出部87の出力であるデータ93、ビデオ遅延時間制御情報検出部115の出力であるデータ117は、それぞれTS演算部116に入力されている。また、ピクチャスタートコード検出部86の出力であるデータ89は、ピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部115にも入力されている。
さらに、TS演算部116には、符号化のモードを示す情報であるM値パラメータ99と固定のオフセット遅延量の情報である遅延パラメータ100とが入力されている。そして、TS演算部116からは、バッファ101へデータ97と制御信号98とが出力されている。バッファ101からは、データ104がスイッチ部105(図2参照)へ出力されている。
【0025】
つぎに動作について説明する。本発明による符号化伝送装置においては、ビデオ符号化処理部54から出力されるビデオストリーム55のパケッタイズされるべきデータ長の中にあるピクチャスタートコードがマルチプレクサ部56に入力された時間(図2におけるSTC2(Vn)の値)をTS値の演算に使用する。ただし、図2に示すtv2が変動してしまうため、ビデオストリーム55を構成するビデオ遅延時間制御情報という情報を利用する。
つぎに、ビデオ遅延時間制御情報と符号化伝送装置の処理時間との関係を図7に示す。図7に示すtvは、入力ビデオ信号53がビデオ符号化処理部54に入力されてから、ビデオ復号化処理部71より出力ビデオ信号72として出力されるまでの時間とする。
このtvのうち、入力ビデオ信号53がビデオ符号化処理部54で処理されてマルチプレクサ部118に入力されるまでの時間をtv1、残りのビデオ復号化処理部71より出力されるまでの時間をtv2とする。このtv1、tv2の時間は前述したように変動する。
【0026】
ここで、tv2の時間を、さらにtv3とtv4とtv5とに分割する。tv3は、マルチプレクサ部118に入力されてから、ビデオ復号化処理部71に入力されるまでの時間、tv4は、ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ73での遅延時間、tv5は、ビデオ復号化処理部71内のビデオリオーダバッファ77での遅延時間である。
ビデオ遅延時間制御情報は、ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ73での遅延時間であるtv4に関するものであり、tv2の時間の変動は、このビデオ復号化バッファ73での遅延時間の変動に相当する。つまり、ビデオ遅延時間制御情報の変動である。他のtv3、tv5は基本的に固定値である。(従来技術について図4を使用して説明したように、tv5に関しては、Bピクチャの場合はビデオリオーダバッファ77を通過しないのでゼロである。)したがって、このビデオ遅延時間制御情報を検出し、その値を使用すれば、マルチプレクサ部118に入力された時間(図7におけるSTC2(Vn)の値)により、TS値の演算が可能となる。
【0027】
ここで、図1の具体的動作について説明をする。最初にピクチャスタートコード検出部86は、入力したビデオストリーム有効信号82でビデオストリーム55が有効となったことを認識し、有効なビデオストリーム55内のピクチャスタートコードを検出する。ピクチャスタートコードを検出すると、データ89をTS演算部116とピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部115へ出力する。
ピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部115は、ピクチャスタートコードの検出をきっかけに、それぞれその後にあるピクチャコーディングタイプとビデオ遅延時間制御情報を検出し、データ93、データ117としてTS演算部116へ出力する。TS演算部116は、データ89によるピクチャスタートコードの検出をきっかけにSTC発生部57からのSTCデータ58をホールドし、データ93、データ117、M値パラメータ99、遅延パラメータ100により、TSを演算する。
【0028】
まず、データ93により、ピクチャコーディングタイプを判別し、ついで、それぞれのピクチャコーディングタイプごとに、以下のようにTSを演算する。
[IあるいはPピクチャの場合]
PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+データ117
+(M値パラメータ99×ピクチャ周期)
DTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+データ117
[Bピクチャの場合]
PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+データ117
【0029】
上式において、STCデータ58は、ピクチャスタートコードの検出をきっかけにホールドした値で、図7に示したSTC2(Vn)に相当し、遅延パラメータ100は、図7に示すtv3に相当する固定値であり、データ117は、ビデオ遅延時間制御情報の値で図7に示すtv4に相当する。
また、(M値パラメータ99×ピクチャ周期)は、図7に示すビデオリオーダバッファ77による遅延時間(tv5)に相当する。
通常、符号化処理の初期値設定において、このM値とピクチャ周期は固定値に設定されるため、この遅延時間は符号化処理中、固定値である。
なお、前述の式は、Bピクチャを含むビデオストリームの場合であるが、Bピクチャを含まない場合は、I、Pピクチャについてビデオリオーダ処理が不要となる。
このため、ビデオ復号化処理部71内のビデオリオーダバッファ77による遅延時間を考慮する必要が無い(PTS=DTSとなるため)。
【0030】
したがって、この場合は、以下の式によってTSを演算する。
[IあるいはPピクチャの場合]
PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+データ117
そして、演算されたTS値は、データ97として、制御信号98により、バッファ101に書き込まれる。その後、ビデオパケットヘッダのTSの出力タイミングのときに、データ104として、バッファ101内に書き込まれたTS値が出力される。
以上により、ピクチャスタートコードがマルチプレクサ部118に入力された時点のSTCデータ58をホールドして、ただちにTS値の演算に利用できるため、STC用のメモリを不要とすることができ、また、メモリ制御の複雑な回路も不要とすることができる。さらに、ビデオ符号化処理部とのインターフェース信号も、より単純化することができる。
【0031】
以下、本発明のさらに詳細な実施例を図5を使用して説明をする。
まず、STC発生部57の出力であるSTCデータ58は、STCホールド回路125に入力される。また、ビデオ符号化処理部54の出力であるビデオストリーム有効信号82は、ピクチャスタートコード検出回路138に入力される。同様に、ビデオ符号化処理部54の出力であるビデオストリーム55は、ピクチャスタートコード検出回路138と、ピクチャコーディングタイプホールド回路126とビデオ遅延時間制御情報ホールド回路127とに入力される。
ピクチャスタートコード検出回路138の出力であるデータ89は、STCホールド回路125とピクチャコーディングタイプホールド回路126とビデオ遅延時間制御情報ホールド回路127と出力制御回路137とに入力される。
【0032】
図示していないCPUからのCPUバス120は、レジスタ121とレジスタ122とに接続されている。STCホールド回路125の出力であるデータ129は、加算器133に入力される。レジスタ121の出力であるデータ123とレジスタ122の出力であるデータ124は、セレクタ128に入力される。
ピクチャコーディングタイプホールド回路126の出力であるデータ93は、セレクタ128と出力制御回路137とに入力される。
ビデオ遅延時間制御情報ホールド回路127の出力であるデータ117は、加算器134に入力される。また、セレクタ128の出力であるデータ130も加算器134に入力される。
加算器134の出力であるデータ135は、加算器133に入力される。その加算器133の出力であるデータ136は、出力制御回路137に入力される。出力制御回路137からは、データ97と制御信号98が出力される。
【0033】
以下、動作について説明をする。まず、最初にCPUバス120により、レジスタ121、122にデータを設定する。レジスタ121には図7に示すtv3+tv5の値を、また、レジスタ122にはtv3の値を設定する。これらは、いずれも固定値なのであらかじめ設定が可能である。なお、tv5としては、(M値×ピクチャ周期)を計算した値である。
ついで、ピクチャスタートコード検出回路138に入力されたビデオストリーム有効信号82により、ビデオストリーム55が有効となったことを認識し、ピクチャスタートコード検出回路138においてビデオストリーム55内にあるピクチャスタートコードを検出し、その結果をデータ89としてSTCホールド回路125と出力制御回路137とピクチャコーディングタイプホールド回路126とビデオ遅延時間制御情報ホールド回路127とへ出力する。
【0034】
STCホールド回路125は、デ−タ89によるピクチャスタートコードの検出タイミングに合わせて、STC発生部57からのSTCデータ58の値をホールドする。同様に、ピクチャコーディングタイプホールド回路126は、デ−タ89によるピクチャスタートコードの検出タイミングを基に、ピクチャスタートコードの10ビット後(図6参照)にあるピクチャコーディングタイプをホールドする。
また、ビデオ遅延時間制御情報ホールド回路127は、デ−タ89によるピクチャスタートコードの検出タイミングをもとに、ピクチャスタートコードの13ビットあとにあるビデオ遅延時間制御情報をホールドする。
【0035】
セレクタ128は、ピクチャコーディングタイプホールド回路126の出力であるデータ93により、動作が規定される。まず、データ93がIあるいはPピクチャを示す場合は、始めに、レジスタ121の出力であるデータ123をデータ130として出力し、つぎに、レジスタ122の出力であるデータ124をデータ130として出力する。
前記セレクタ128の動作に従って、加算器133の出力であるデータ136の値は、はじめにデータ129とデータ123とデータ117を加算した値となる。これは、以下のようにPTSの値になる。
PTS=データ129+データ123+データ117
データ129:ピクチャスタートコードが入力された時点のSTCデータ58の値
データ123:図7に示すtv3+tv5の値
データ117:図7に示すtv4の値(ビデオ遅延時間制御情報)
【0036】
つぎのセレクタ128の動作では、加算器133の出力であるデータ136の値は、データ129とデータ124とデータ117を加算した値となる。これは、以下のようにDTSの値になる。
DTS=データ129+データ124+データ117
データ129:ピクチャスタートコードが入力された時点のSTCデータ58の値
データ124:図7に示すtv3の値
データ117:図7に示すtv4の値(ビデオ遅延時間制御情報)
そして、出力制御回路137は、ピクチャスタートコード検出回路138からのデータ89でI、Pピクチャ用の出力モードとなり、データ97としてデータ136として算出されたPTSとDTSとを出力する。同時にそれらを後段のFIFOに書き込むための制御信号98を出力する。
【0037】
つぎに、データ93がBピクチャを示す場合を説明する。
この場合セレクタ128は、レジスタ122の出力であるデータ124だけをデータ130とする。これにより、加算器133の出力であるデータ136の値は、データ129とデータ124とデータ117を加算した値になる。これは、以下のようにBピクチャの場合のPTSの値になる。なぜなら、Bピクチャの場合、図7に示すビデオリオーダバッファ77の遅延時間tv5がゼロになるためである。
PTS=データ129+データ124+データ117
データ129:ピクチャスタートコードが入力された時点のSTCデータ58の値
データ124:図7に示すおけるtv3の値
データ117:図7に示すtv4の値(ビデオ遅延時間制御情報)
【0038】
そして、出力制御回路137は、ピクチャスタートコード検出回路138からのデータ89でBピクチャ用の出力モードとなり、データ97としてデータ136として算出されたPTSだけを出力する。同時にそれらを後段のFIFOに書き込むための制御信号98を出力する。
以上説明したように、ビデオストリーム中に記述されたビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)を基にTS値(タイムスタンプ値)を算出することにより、従来技術のようにSTC(システムタイムクロック)の値を蓄積しておくメモリを不要とすることができる。
そのため、メモリ関係のアドレス発生部やアービトレイション回路など複雑な回路も必要なくなり、回路規模の縮小が可能となる。また、ビデオ符号化処理部とのインターフェース信号も本数を減らすことができる。
なお、ピクチャコーディングタイプが1程度のストリームでは、ピクチャコーディングタイプ検出部87を不要とすることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ビデオ符号化処理部が出力するビデオストリーム中に記述されたビデオ遅延時間制御情報を基にTS値を算出することにより、従来必要であった33ビットというビット幅の広いメモリや関連するアドレス発生部等と、書き込みと読み出しが同時発生した場合の調整回路も必要としない、符号化伝送方式におけるTS値の演算方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化伝送装置を構成するビデオパケッタイズ部のタイムスタンプ演算部分ブロック図。
【図2】符号化伝送装置のブロック図。
【図3】ビデオ信号符号化処理におけるピクチャ単位の入れ替わり説明図。
【図4】ビデオ符号化処理部ブロック図。
【図5】本発明による符号化伝送装置を構成するビデオパケッタイズ部ブロック図。
【図6】ビデオストリームの構成説明図。
【図7】符号化伝送装置におけるビデオ遅延時間制御情報と処理時間との関係説明図。
【符号の説明】
51…オーディオ符号化処理部、54…ビデオ符号化処理部、56、118…マルチプレクサ部、57…システムタイムクロック発生部、59…オーディオパケッタイズ部、60…ビデオパケッタイズ部、62…伝送路、64…デマルチプレクサ部、65…オーディオパケット解析部、66…ビデオパケット解析部、68…オーディオ復号化処理部、71…ビデオ復号化処理部、73…ビデオ復号化バッファ、75…ビデオ復号化回路、77…ビデオリオーダバッファ、79、105、106…スイッチ部、86…ピクチャスタートコード検出部、87…ピクチャコーディングタイプ検出部、116…タイムスタンプ演算部、101…バッファ、111…システムタイムクロック再生部、115…ビデオ遅延時間制御情報検出部、120…CPUバス、121、122…レジスタ、125…システムタイムクロックホールド回路、126…ピクチャコーディングタイプホールド回路、127…ビデオ遅延時間制御情報ホールド回路、128…セレクタ、133、134…加算器、137…出力制御回路、138…ピクチャスタートコード検出回路。
50…入力オーディオ信号、52、67…オーディオストリーム、53…入力ビデオ信号、55、70、74…ビデオストリーム、58…システムタイムクロックデータ、61、63…システムストリーム、69…出力オーディオ信号、72…出力ビデオ信号、76、78、88、89、93、97、103、104、117、123、124、129、130、135、136…データ、82…ビデオストリーム有効信号、98…制御信号、99…M値パラメータ、100…遅延パラメータ、107…オーディオパケットデータ、108、110…システムタイムクロックデータ、109…ビデオパケットデータ、112…オーディオタイムスタンプ、113…ビデオタイムスタンプ。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a method for calculating a time stamp value required when an audio signal or a video signal is encoded and transmitted.
[0002]
[Prior art]
In general, in an encoding / transmission apparatus that multiplex-transmits an audio signal and a video signal, it is necessary to synchronize and output the audio and video decoding units.
This is because the image and audio are synchronized, for example, when the video decoding processing unit outputs the face of the person who is generating the sound of “A”, the audio decoding processing unit The output of means that it is necessary to output the sound of “a”.
In order to enable synchronization of images and audio in this way, a time stamp (hereinafter referred to as TS) is described in MPEG2 (Moving Picture Image Coding Experts Group Phase 2), MPEG1, etc., which are international standard encoding methods. ) Output timing information.
[0003]
This TS has a presentation time stamp (hereinafter referred to as PTS) and a decoding time stamp (hereinafter referred to as DTS), which are basically designated by the PTS. If the audio signal or video signal subjected to the decoding process is output according to the time, synchronization can be achieved.
Generally, a stream obtained by multiplexing data in which an audio signal is encoded (hereinafter referred to as an audio stream) and data in which a video signal is encoded (hereinafter referred to as a video stream) is referred to as a system stream. The audio and video TSs are added to the system stream.
Note that this TS is a sync word (a code for every fixed word in the audio stream) in the case of an audio signal, and a picture start code (picture start code in the case of a video signal). It is added based on the code) part indicating the break.
[0004]
Here, FIG. 2 shows a schematic block diagram of a conventional coding transmission apparatus. The encoding transmission apparatus is roughly divided into a transmission side, a transmission path, and a reception side.
In FIG. 2, on the transmission side, an
In addition, the
The audio stream 52 and the
Further, the
[0005]
The
On the other hand, the video packetizing unit 60 also divides the
Then, the
[0006]
Next, on the receiving side, the
Further, the
In the
[0007]
The audio
On the other hand, the video packet analysis unit 66 analyzes the input
Also, the
The audio decoding processing unit 68 decodes the input audio stream 67 with reference to the audio TS 112 and the
The video
[0008]
Next, the output operation by the TS in each decoding processing unit will be described more specifically.
The output operation by the TS is such that when the audio decoding processing unit 68 and the video
For example, if the value of PTS corresponding to a certain sync word An of the audio stream 67 is PTS (An), the audio decoding processing unit when the value of the
Similarly, if the value of PTS corresponding to a certain picture start code Vn of the
[0009]
2, after the
Similarly, it is assumed that the time from when the
In this case, in order to synchronize the audio and video, set the time of the transmission processing system so that the time from input to output is ta = tv, and set the value of each PTS based on that time. It will be good.
[0010]
Next, TS calculation in the
First, of the time ta from input to output of the audio signal, the time ta until input to the
Here, there is a sync word An in the data length to be packetized of the audio stream 52 input to the
PTS (An) = STC2 (An) + ta2
[0011]
Also for video, the time tv from the input to the output of the video signal until the input to the
Here, there is a picture start code Vn in the data length to be packetized of the
PTS (Vn) = STC2 (Vn) + tv2
[0012]
However, in the case of video, the video
Here, the replacement in units of pictures will be described using the schematic diagram of FIG.
In FIG. 3, the delay time related to the replacement of the picture unit is taken into consideration, but other processing time and the like are omitted.
3A shows an
[0013]
The codes I, P, and B described in any of the signals indicate picture coding types defined in MPEG2 and MPEG1.
In the example of FIG. 3, the picture interval of the I or P picture is 3 pictures, and this picture interval of the I or P picture is generally called an M value (in the case of FIG. 3, M value = 3). Note that the numerical values shown in parentheses at the top of each signal are temporal reference values, which indicate the order of pictures in the
Replacement of picture units is performed as follows. In the video
Next, in the video
[0014]
Next, the relationship between the PTS and the DTS in the reorder in the video
The
Here, the B picture portion of the
The delay time in the
[0015]
In FIG. 4, PTS indicates the output time of the
In MPEG2 and MPEG1, in the definition of TS, the processing time of the
Therefore,
I, P picture: PTS and DTS are added.
B picture: Only PTS is added. (Because DTS = PTS)
As described above, the addition of TS related to video is more complicated than audio.
[0016]
FIG. 6 shows a configuration example in which the picture start code, temporal reference, and picture coding type used in the description so far are added to the
As shown in FIG. 6, the code data portion corresponding to each frame or each field of the input video signal 53 (see FIG. 2) is called a picture layer and is a picture start code that is a fixed value of 32 bits. Begins with. This code is followed by a 10-bit temporal reference and a 3-bit picture coding type.
After that, a header such as 16-bit video delay time control information (video buffering verifier delay: vbv_delay) is added, and the actual code data follows the header.
[0017]
The video delay time control information includes video decoding necessary for receiving and decoding variable length encoded code data, that is, partially variable rate code data at a constant rate as an average rate. This is information indicating the delay time in the buffer (
The video delay time control information is generated and added inside the video
In MPEG2, the video delay time control information is called vbv_delay, and the buffer is called VBV buffer.
[0018]
In general, the video delay time control information is effective when the
Therefore, at the level of the multiplexed system stream, the TS also has a function of avoiding buffer underflow and overflow. That is, if the reading control of the buffer (
As described above, the TS function includes not only a synchronization function between multiplexed signals but also a function of avoiding buffer underflow and overflow. For this reason, TS is necessary even when the system stream is a single signal (for example, video only).
[0019]
Here, the TS value calculation method in the prior art will be described.
In the prior art, as described above, STC1 (Vn) shown in FIG. 2 is used instead of using STC2 (Vn). This is because if the portion corresponding to the picture start code portion of the video stream 55 (that is, the head data of each picture) is added to the time STC1 (Vn) input to the video
However, since the video
Further, in the memory control, the video
[0020]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional encoding transmission apparatus, a multiplexer unit on the transmission side holds an STC (system time clock) value and uses the held STC for calculating a TS (time stamp) value. Since an order delay time occurs, an STC memory is required.
Furthermore, this memory access requires complicated access that takes into account the change of picture units. In addition, in MPEG2 and MPEG1, which are international standard encoding schemes, bits of STC used for TS Since the length is 33 bits, the number of memories increases, and in addition, since the relationship between writing and reading to the memory is asynchronous, there are various problems such as the necessity of an adjustment circuit for the timing conflict. It was.
In order to solve the above problem, the present invention calculates the TS value based on the video delay time control information (vbv_delay) in the video stream output from the video encoding processing unit, which is 33 bits which has been conventionally required. It is an object of the present invention to provide a TS value calculation method in an encoded transmission system that does not require a memory having a wide bit width, an associated address generation unit, and an adjustment circuit when writing and reading occur simultaneously.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the time stamp value calculation method in the encoded transmission system of the present invention compresses and encodes one or more signals including at least a video signal, and divides the compressed encoded signal into a predetermined data length. In a coded transmission scheme in which a header such as a time stamp value is added to generate and transmit a single stream, the video signal to which the time stamp value of the video signal added in the header is added is added to the stream. The calculation is based on the video delay time control information corresponding to the buffer delay time of the decoding processing unit.
In the time stamp value calculation method in the coded transmission system of the present invention, the compression-coded video signal is generated in the one stream from the time stamp value of the video signal added in the header. Time information input to a signal processing unit, video delay time control information corresponding to a buffer delay time of a video decoding processing unit added to the video stream, a predetermined divided data length of the compressed encoded signal, and The calculation is performed by addition with fixed time information determined according to the video signal encoding mode.
The time stamp value calculation method in the coded transmission system of the present invention includes at least the compression-coded video signal and the compression-coded audio signal as signals generated in the one stream.
[0022]
[Action]
The time stamp value calculation method in the encoded transmission system of the present invention compresses and encodes one or more signals including at least a video signal, divides the compressed encoded signal into a predetermined data length, and a header such as a time stamp value Is added to the video transmission processing unit for generating and transmitting a single stream with the time stamp value of the video signal added in the header. Calculation is performed based on video delay time control information corresponding to the buffer delay time.
In the time stamp value calculation method in the coded transmission system of the present invention, the compression-coded video signal is generated in the one stream from the time stamp value of the video signal added in the header. Time information input to a signal processing unit, video delay time control information corresponding to a buffer delay time of a video decoding processing unit added to the video stream, a predetermined divided data length of the compressed encoded signal, and The calculation is performed by addition with fixed time information determined according to the video signal encoding mode.
Also, the time stamp value calculation method in the coded transmission system of the present invention uses at least the compression-coded video signal and the compression-coded audio signal as signals generated in the one stream. .
[0023]
【Example】
An encoding transmission apparatus according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 2 is used to describe a conventional coded transmission apparatus, but basically has the same configuration as the coded transmission apparatus according to the present invention.
FIG. 1 shows the configuration of a part related to the calculation of the TS value in the video packetizing unit 60 of the
The
In addition, a
In addition, the picture start
[0024]
On the other hand, the
Further, the TS
[0025]
Next, the operation will be described. In the encoding transmission apparatus according to the present invention, the time when the picture start code within the data length to be packetized of the
Next, FIG. 7 shows the relationship between the video delay time control information and the processing time of the encoding transmission apparatus. Tv shown in FIG. 7 is a time from when the
Of these tvs, tv1 is the time until the
[0026]
Here, the time of tv2 is further divided into tv3, tv4, and tv5. tv3 is a time from when it is input to the
The video delay time control information relates to tv4 which is the delay time in the
[0027]
Here, the specific operation of FIG. 1 will be described. First, the picture start
The picture coding type detection unit 87 and the video delay time control information detection unit 115 detect the picture coding type and the video delay time control information after the detection of the picture start code, and TS as
[0028]
First, the picture coding type is determined from the
[I or P picture]
PTS =
+ (M value parameter 99 x picture period)
DTS =
[B picture]
PTS =
[0029]
In the above equation, the
Further, (
Usually, in the initial value setting of the encoding process, the M value and the picture period are set to fixed values, and thus the delay time is a fixed value during the encoding process.
The above formula is for a video stream including a B picture. However, when the B picture is not included, video reorder processing is not required for I and P pictures.
For this reason, it is not necessary to consider the delay time due to the
[0030]
Therefore, in this case, TS is calculated by the following equation.
[I or P picture]
PTS =
The calculated TS value is written in the
As described above, since the
[0031]
Hereinafter, a more detailed embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
First,
[0032]
A
[0033]
The operation will be described below. First, data is first set in the
Next, the video stream
[0034]
The
The video delay time control
[0035]
The operation of the
According to the operation of the
PTS =
Data 129: Value of the
Data 123: Value of tv3 + tv5 shown in FIG.
Data 117: Value of tv4 shown in FIG. 7 (video delay time control information)
[0036]
In the next operation of the
DTS =
Data 129: Value of the
Data 124: Value of tv3 shown in FIG.
Data 117: Value of tv4 shown in FIG. 7 (video delay time control information)
Then, the
[0037]
Next, a case where the
In this case, the
PTS =
Data 129: Value of the
Data 124: tv3 value shown in FIG.
Data 117: Value of tv4 shown in FIG. 7 (video delay time control information)
[0038]
Then, the
As described above, by calculating the TS value (time stamp value) based on the video delay time control information (vbv_delay) described in the video stream, the value of the STC (system time clock) as in the prior art. Can be made unnecessary.
Therefore, complicated circuits such as a memory-related address generation unit and an arbitration circuit are not required, and the circuit scale can be reduced. Also, the number of interface signals with the video encoding processing unit can be reduced.
It should be noted that the picture coding type detector 87 can be dispensed with for a stream having a picture coding type of about 1.
[0039]
【The invention's effect】
According to the present invention, by calculating the TS value based on the video delay time control information described in the video stream output from the video encoding processing unit, a memory having a wide bit width of 33 bits, which has conventionally been required. In addition, it is possible to provide a method for calculating a TS value in an encoded transmission method, which does not require an address generation unit, a related address generation unit, and an adjustment circuit when writing and reading occur simultaneously.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a time stamp calculation part of a video packetizing unit constituting an encoding transmission apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of an encoded transmission device.
FIG. 3 is an explanatory diagram of replacement of picture units in video signal encoding processing.
FIG. 4 is a block diagram of a video encoding processing unit.
FIG. 5 is a block diagram of a video packetizing unit constituting an encoding transmission apparatus according to the present invention.
FIG. 6 is a diagram illustrating the configuration of a video stream.
FIG. 7 is a diagram illustrating the relationship between video delay time control information and processing time in an encoded transmission device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 51 ... Audio encoding process part, 54 ... Video encoding process part, 56, 118 ... Multiplexer part, 57 ... System time clock generation part, 59 ... Audio packetizing part, 60 ... Video packetizing part, 62 ... Transmission path, 64 ... Demultiplexer unit, 65 ... Audio packet analysis unit, 66 ... Video packet analysis unit, 68 ... Audio decoding processing unit, 71 ... Video decoding processing unit, 73 ... Video decoding buffer, 75 ... Video decoding circuit, 77 ... Video reorder buffer, 79, 105, 106 ... Switch unit, 86 ... Picture start code detection unit, 87 ... Picture coding type detection unit, 116 ... Time stamp calculation unit, 101 ... Buffer, 111 ... System time clock reproduction unit, 115: Video delay time control information detection unit, 120 ... C U bus, 121, 122 ... register, 125 ... system time clock hold circuit, 126 ... picture coding type hold circuit, 127 ... video delay time control information hold circuit, 128 ... selector, 133, 134 ... adder, 137 ... output control Circuit, 138... Picture start code detection circuit.
50 ... Input audio signal, 52, 67 ... Audio stream, 53 ... Input video signal, 55, 70, 74 ... Video stream, 58 ... System time clock data, 61, 63 ... System stream, 69 ... Output audio signal, 72 ... Output video signal, 76, 78, 88, 89, 93, 97, 103, 104, 117, 123, 124, 129, 130, 135, 136 ... data, 82 ... video stream valid signal, 98 ... control signal, 99 ... M value parameter, 100 ... delay parameter, 107 ... audio packet data, 108, 110 ... system time clock data, 109 ... video packet data, 112 ... audio time stamp, 113 ... video time stamp.
Claims (3)
前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算することを特徴とする符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法。One or more signals including at least a video signal are compressed and encoded, and the compressed and encoded signal is divided into a predetermined data length, and a header such as a time stamp value is added to generate a single stream for transmission. In the transmission method,
A code that calculates a time stamp value of the video signal added in the header based on video delay time control information corresponding to a buffer delay time of a video decoding processing unit added in the stream. Time stamp value calculation method in a generalized transmission system.
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