JP3644238B2 - High frequency heating device output transformer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波誘導加熱装置、高周波焼入れ装置等の高周波加熱装置に使用して好適な出力変成器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高周波加熱装置に使用する出力変成器としては、例えば特開平6−151212号公報に開示のものが知られている。この出力変成器は、複数個のE型フェライトコアを組み合わせて形成されたコア部と、銅製のパイプを屈曲させることによりコア部を複数回巻回するように配設されたコイル部と、このコイル部の始端部及び後端部にそれぞれ接続された第1の導電部材と、コイル部の第1の導電部材間に接続された一対の第2の導電部材とを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この出力変成器にあっては、E型コアの中脚部にコイル部を巻回するため、コイル部の巻回数が多い場合に、大きな形状のE型コアを使用しなければならず、出力変成器自体の小型化が困難で、例えば出力変成器を容易に移動させることができず、その使用範囲が限定されるという問題点があった。また、コアとして比較的高価なE型コアを使用する必要があるため、出力変成器自体が高価になり易いという問題点もあった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、請求項1または2記載の発明の目的は、出力変成器の小型化及び軽量化が図れると共に安価に構成し得、かつ外部ノイズの発生等を防止し得る高周波加熱装置の出力変成器を提供することにある。また、請求項3記載の発明の目的は、請求項1または2記載の発明の目的に加え、出力変成器の特性を容易に設定し得て設計自由度を向上させ得る高周波加熱装置の出力変成器を提供することにある。また、請求項4記載の発明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的に加え、出力変成器の移動等が容易になってその使い勝手を向上させ得る高周波加熱装置の出力変成器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、請求項1記載の発明は、板状で略コ字状凹部を有する二次導体と、該二次導体のコ字状凹部内に配設された略直方体形状の第1コアと、該第1コアの外側に配置されたリング状の第2コアと、前記第1コアの二次導体の上下面から突出する突出部と前記第2コアとの間に巻回された一次導体と、前記二次導体のコ字状凹部の開口側端部に接続された加熱コイルと、を具備することを特徴とする。
【0006】
このように構成することにより、一次導体から供給される所定の電流が、板状の二次導体に大電流として誘起され、この大電流が加熱コイルに供給されて、加熱コイルの近傍に配置されたワークが例えば誘導加熱される。一次導体は、二次導体のコ字状凹部内に配設された略直方体形状の第1コアの突出部と、第1コアの外側に配設されたリング状の第2コアとの間に巻回されるため、例えば第1コアの大きさに対してその巻数を多くすることができて、出力変成器自体の小型化及び軽量化が図れる。
【0007】
また、第1コアは略直方体形状のコアで第2コアはリング状のコアで良く、共に安価なコアを使用することができて、出力変成器自体を安価に構成し得る。さらに、第2コアは、第1コアの外側に配設されることにより、第1コア内に誘起される磁束を第2コアを介して流すことができ、磁束の外部への漏れが防止され、出力変成器自体の結合係数が向上して、より小型化が図れると共に外部ノイズの発生が抑えられる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、第1コアの厚さが第2コアの板厚の略2倍に設定されていることを特徴とする。このように構成することにより、第1コアにより誘起される磁束を、第1コアの外側に配置されその板厚が略二分の一に設定されたリング状の第2コアに分散して流すことができ、第1コアと第2コアの板厚等を薄くすることができて、出力変成器のより一層の小型化及び軽量化等が図れる。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、第2コアがその幅方向に複数個積層されていることを特徴とする。このように構成することにより、第2コアの積層枚数の増減によって、出力変成器の出力特性を容易に設定することができ、出力変成器の設計自由度を向上させることができる。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、一次導体に可撓性の接続ケーブルが接続されていることを特徴とする。このように構成することにより、出力変成器を所定の場所に容易に移動することができて、その使い勝手を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明に係わる高周波加熱装置の出力変成器の一実施例を示し、図1がその断面図、図2が図1のA−A線矢視断面図、図3が図1のB−B線矢視断面図、図4が図1のC−C線矢視断面図である。
【0012】
出力変成器1は、平板状の二次コイル2と、直方体形状の方形コア3と、リングコア4と、一次コイル5及び加熱コイル6を有している。二次コイル2は、コ字状の銅板7の外側にL字形状の一対の銅の角パイプ8がそれぞれロウ付けされることによって平板状に形成され、その中央部分にはコ字状凹部9が形成されている。
【0013】
二次コイル2の角パイプ8は、その内部に孔8aを有し、一端側8b(コ字状凹部9の開口9a側)がそれぞれ開口し、その他端側8cにはホースコネクタ10がそれぞれロウ付け固定されている。二次コイル2のコ字状凹部9の開口9a部には、円盤状の銅板11がロウ付け固定され、この銅板11には、角パイプ8の孔8aに連通する孔11aがそれぞれ穿設されると共に、4個のネジ孔11b(図4参照)が形成されている。
【0014】
加熱コイル6は、銅の角パイプからなる固定部12と、銅の角パイプからなるストレート部14及びこのストレート部14の先端部分に形成された例えば略リング状のコイル部15を有している。固定部12は平板状の銅板からなる固定板13にロウ付け固定され、この固定板13には銅板11の孔11aに連通する孔13aが穿設されると共に、4個の取付孔13b(図4参照)が形成されている。そして、この取付孔13bからボルト16を銅板11のネジ孔11bに螺合させることにより、固定板13すなわち加熱コイル6が銅板11に取り付けられている。
【0015】
これにより、加熱コイル6と銅板11すなわち二次コイル2が電気的に接続されると共に、角パイプ8の孔8aと加熱コイル6のストレート部14の孔14a及びコイル部15の孔15aとが、銅板11の孔11a、固定板13の孔13a及び固定部12の孔12aを介して連通される。なお、固定板13の孔13aの銅板11との対向面には、冷却水の漏れ防止用のOリング17がそれぞれ嵌装され、また、一対のストレート部14間には、絶縁板18が介装されている。
【0016】
方形コア3は、直方体形状で厚さt1で幅w1を有するフェライトコアで形成され、二次コイル2のコ字状凹部9内に、二次コイル2の上面2a及び下面2bから所定長さ突出するようにして配設されている。また、方形コア3の外側に配設されるリングコア4は、板厚t2で幅w2のフェライトコアで形成され、その幅w2方向に所定個数積層することによって形成されている。このリングコア4の略対角線位置に方形コア3の角部が略当接するか若干の隙間を有して配置されている。
【0017】
そして、方形コア3の二次コイル2の上下面2a、2bから突出する突出部3a、3bの外面とリングコア4の内面との間に、突出部3a、3bの外面側に配置された薄い絶縁板19を介して一次コイル5が所定回数巻回されている。この一次コイル5は、銅の丸パイプで形成され、その外周面に絶縁チューブ(図示せず)を嵌装させた状態で、方形コア3の突出部3a、3bの外周にそれぞれ直列的に、二次コイル2と略平行になるように所定回数巻回されている。
【0018】
また、一次コイル5の両端部には、ホースコネクタ20(図4参照)と端子板21がそれぞれ固定され、端子板21には、可撓性の接続ケーブル22(図1参照)の一端が接続されている。この接続ケーブル22の他端は図示しない例えば高周波加熱装置(トランジスタインバータ)の出力端子が接続されており、この接続ケーブル22によって、出力変成器1と高周波加熱装置が電気的に接続されると共に、後述する冷却水の循環流路が形成されることになる。
【0019】
なお、所定数積層されたリングコア4の外周面には、絶縁テープ23が巻回されるか、リングコア4が絶縁性の樹脂ケース内に嵌挿されることにより、各リングコア4の分離・移動が防止されている。また、リングコア4の積層方向の反加熱コイル6側に設けられる開口部は、円形の絶縁板24で閉塞されている。
【0020】
これにより、出力変成器1は、絶縁板24が配設される一次側に、上記ホースコネクタ10、20と端子板21が露出し、この露出部分に接続ケーブル22の一端側が接続されると共に、二次側に加熱コイル6が突出した状態で、その全体の外形形状が略円筒形状に形成されている。なお、一次コイル5と二次コイル2の巻数比は、出力変成器1の出力特性等に応じてn:1に予め設定されており、また、リングコア4の外径、板厚t2、幅w2等の形状及びその積層個数も出力特性に応じて予め設定されている。
【0021】
この出力変成器1によれば、図示しない高周波加熱装置から、接続ケーブル22及び端子板21を介して一次コイル5に所定の高周波電流が供給されると、誘導結合によって二次コイル2に巻数比に応じた大電流が流れる。この大電流が加熱コイル6に供給されて、加熱コイル6に近接配置されているワーク(図示せず)が誘導加熱される。
【0022】
また、高周波電流の供給と同時に、図示しない高周波加熱装置に設けられている冷却水供給装置が作動して、接続ケーブル22内及びホースコネクタ10から、二次コイル2の角パイプ8、加熱コイル6、ホースコネクタ20及び接続ケーブル22を介して冷却水が循環すると共に、一次コイル5内にも冷却水が循環供給され、大電流による一次コイル5や二次コイル2及び加熱コイル6等の発熱が抑えられる。
【0023】
このように、上記実施例の出力変成器1によれば、板状の二次コイル2のコ字状凹部9内に方形コア3を配置すると共に、この方形コア3の外側にリングコア4を積層状態で配設し、方形コア3の二次コイル2の上下面2a、2bからの突出部3a、3bの外周とリングコア4の内面側に一次コイル5を巻回するため、一次コイル5を二次コイル2と略平行状態で多数回巻回することができて、方形コア3に対する一次コイル5の巻数比率を高めることができる。
【0024】
また、厚さt1の方形コア3の外側に厚さt1の略半分の板厚t2のリングコア4を配設しているため、方形コア3で誘起される磁束を図2の矢印イ、ロの如く左右に分散させることができて、磁束をリングコア4内に封じ込める、すなわち磁束の外部への漏れがなくなって、一次コイル5と二次コイル2の誘導結合係数が高められる。これらのことから、方形コア3及び一次コイル4等の形状の小型化、すなわち出力変成器1自体の小型化及び軽量化を図ることができる。
【0025】
また、出力変成器1の外周部にリングコア4が配設されているため、磁束の外部への漏れによる外部ノイズの発生を抑えることができ、出力変成器1を使用する箇所での、外部ノイズによる他の機器等への悪影響を防止することができる。さらに、出力変成器1が可撓性の接続ケーブル22で高周波加熱装置に接続されているため、前記小型化及び軽量化と合わせ、出力変成器1の移動を容易に行うことができ、例えば屋外での高周波加熱やロウ付け作業、移動困難な大型ワークのロウ付け及び半田付け作業等に容易に使用することができて、加熱コイル6の使用範囲を大幅に拡大させることが可能になる等、出力変成器1の使い勝手を大幅に向上させることができる。
【0026】
また、出力変成器1の外形形状がリングコア4(絶縁テープ23等)によって略円筒形状に形成されているため、外形形状の一層の小型化が図れると共に、その使い勝手を一層向上させることができ、また、フェライトコアからなる形状簡易にして安価な方形コア3とリングコア4を使用するため、コア3、4のコストダウンを図ることができて、出力変成器1自体を安価に構成することが可能になる。
【0027】
またさらに、リングコア4は、市販されている各種の大きさ(直径や板厚t2及び幅w2)のリングコア4を適宜に選択して使用することができると共に、その積層個数を増減させることによって、出力変成器1の巻数比や結合係数等の特性を適宜に設定することができ、出力変成器1の設計自由度を大幅に向上させることができる。また、一次コイル4を方形コア3とリングコア4間に密に巻回することができるため、従来と略同等もしくはそれ以上の良好な結合係数の出力変成器1が容易に得られる。
【0028】
なお、上記実施例においては、二次コイル2を一枚(巻数1)の導体で形成したが、本発明はこれに限定されるものでもなく、例えば導体を複数枚間隔を有して積層し、この導体間及びその上下面に一次コイル5を直列的に巻回するようにしても良い。また、上記実施例においては、二次コイル2にコ字状凹部9を有する如く形成したが、本発明における略コ字状凹部とは、U字状及びC字状の凹部も含むものである。さらに、上記実施例における、方形コア3やリングコア4の形状、二次コイル2及び加熱コイル6の形状、一次コイル5への端子板21の固定位置、端子板21の形状等は一例であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、二次導体の略コ字状凹部内に方形状の第1コアを配置すると共に、その外側にリング状の第2コアを配置し、第1コアの上下の突出部と第2コア間に一次導体を巻回するため、例えば第1コアの大きさに対して一次導体の巻数を多くすることができて、出力変成器自体の小型化及び軽量化が図れると共に、第1及び第2コアの形状が簡略化されて、出力変成器自体を安価に構成することができ、かつ第2コアによって磁束の外部への漏れが防止され外部ノイズの発生を抑えることができる。
【0030】
また、請求項2記載の発明によれば、第1コアにより誘起される磁束を、第1コアの外側に配置されその板厚が略二分の一に設定されたリング状の第2コアに分散して流すことができ、第1コアと第2コアの板厚を薄くすることができて、出力変成器のより一層の小型化及び軽量化等を図ることができる。
【0031】
また、請求項3記載の発明によれば、第2コアの積層枚数の増減によって、出力変成器の特性を容易に変更することができ、出力変成器の設計自由度を向上させることができる。
【0032】
また、請求項4記載の発明によれば、一次導体に接続された可撓性の接続ケーブルによって、出力変成器を所定の場所に容易に移動することができて、その使い勝手を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる高周波加熱装置の出力変成器の断面図
【図2】同図1のA−A線矢視断面図
【図3】同図1のB−B線矢視断面図
【図4】同図1のC−C線矢視断面図
【符号の説明】
1 出力変成器
2 二次コイル
2a 上面
2b 下面
3 方形コア
3a、3b 突出部
4 リングコア
5 一次コイル
6 加熱コイル
7 銅板
8 角パイプ
9 コ字状凹部
11 銅板
12 固定部
13 固定板
14 ストレート部
15 コイル部
22 接続ケーブル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an output transformer suitable for use in a high-frequency heating device such as a high-frequency induction heating device or a high-frequency quenching device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an output transformer used in a high-frequency heating device, for example, one disclosed in JP-A-6-151212 is known. The output transformer includes a core portion formed by combining a plurality of E-type ferrite cores, a coil portion arranged to wind the core portion a plurality of times by bending a copper pipe, A first conductive member connected to each of a start end portion and a rear end portion of the coil portion and a pair of second conductive members connected between the first conductive members of the coil portion are provided.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this output transformer, since the coil portion is wound around the middle leg portion of the E-type core, a large-shaped E-type core must be used when the number of turns of the coil portion is large. However, it is difficult to reduce the size of the output transformer itself. For example, the output transformer cannot be easily moved, and its use range is limited. In addition, since it is necessary to use a relatively expensive E-type core as the core, the output transformer itself tends to be expensive.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and the object of the invention according to
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention according to
[0006]
With this configuration, a predetermined current supplied from the primary conductor is induced as a large current in the plate-like secondary conductor, and this large current is supplied to the heating coil and disposed in the vicinity of the heating coil. The workpiece is induction-heated, for example. The primary conductor is between the substantially rectangular parallelepiped first core protrusion disposed in the U-shaped recess of the secondary conductor and the ring-shaped second core disposed outside the first core. Since it is wound, for example, the number of turns can be increased with respect to the size of the first core, and the output transformer itself can be reduced in size and weight.
[0007]
Further, the first core may be a substantially rectangular parallelepiped core and the second core may be a ring-shaped core, both of which can be used at low cost, and the output transformer itself can be configured at low cost. Furthermore, since the second core is disposed outside the first core, the magnetic flux induced in the first core can flow through the second core, and leakage of the magnetic flux to the outside is prevented. The coupling coefficient of the output transformer itself is improved, so that the size can be further reduced and the generation of external noise can be suppressed.
[0008]
The invention described in
[0009]
The invention described in
[0010]
The invention described in
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 4 show an embodiment of an output transformer of a high-frequency heating device according to the present invention, FIG. 1 is a cross-sectional view thereof, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1 is a cross-sectional view taken along line B-B in FIG. 1, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The heating coil 6 has a fixed
[0015]
Thereby, the heating coil 6 and the
[0016]
The
[0017]
And the thin insulation arrange | positioned on the outer surface side of
[0018]
Further, a hose connector 20 (see FIG. 4) and a
[0019]
In addition, the insulating
[0020]
As a result, the
[0021]
According to this
[0022]
Simultaneously with the supply of the high-frequency current, a cooling water supply device provided in a high-frequency heating device (not shown) is operated, and the
[0023]
As described above, according to the
[0024]
In addition, since the
[0025]
In addition, since the
[0026]
In addition, since the outer shape of the
[0027]
Furthermore, the
[0028]
In the above embodiment, the
[0029]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first aspect of the present invention, the square-shaped first core is disposed in the substantially U-shaped concave portion of the secondary conductor, and the ring-shaped second core is disposed outside thereof. Since the primary conductor is wound between the upper and lower protrusions of the first core and the second core, for example, the number of turns of the primary conductor can be increased with respect to the size of the first core, and the output transformer itself Can be reduced in size and weight, the shapes of the first and second cores are simplified, the output transformer itself can be constructed at low cost, and the second core prevents leakage of magnetic flux to the outside. The generation of external noise can be suppressed.
[0030]
According to the second aspect of the present invention, the magnetic flux induced by the first core is distributed to the ring-shaped second core which is disposed outside the first core and whose plate thickness is set to approximately one half. The thickness of the first core and the second core can be reduced, and the output transformer can be further reduced in size and weight.
[0031]
According to the third aspect of the present invention, the characteristics of the output transformer can be easily changed by increasing or decreasing the number of stacked second cores, and the degree of freedom in designing the output transformer can be improved.
[0032]
Further, according to the invention described in
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of an output transformer of a high-frequency heating device according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 1 [Explanation of symbols]
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