JP3643406B2

JP3643406B2 - Composite nonwoven fabric

Info

Publication number: JP3643406B2
Application number: JP17085395A
Authority: JP
Inventors: 巌浩山田; 信幸山本
Original assignee: Teijin Techno Products Ltd
Current assignee: Teijin Techno Products Ltd
Priority date: 1995-07-06
Filing date: 1995-07-06
Publication date: 2005-04-27
Anticipated expiration: 2015-07-06
Also published as: JPH0921052A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、熱成型性に優れた複合不織布に関し、更に詳しくは、袋もの等に成型する際の加工性並びに接着性に優れ、更に印刷特性にも優れた複合不織布に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から熱可塑性の不織布を用いて袋状の加工やその他加工を行なう際に、該不織布の熱融着性を利用する方法が知られている。例えば特開昭６３―１６５５６４号公報には、低融点成分を鞘に高融点成分を芯にした、二成分系芯鞘構造の繊維からなる不織布が開示されている。この不織布は、単成分からなる不織布に比べて、融着時の温度管理が容易になり接着加工製品の物性の低下を防ぐことが可能である反面これらの不織布を使用して袋状の加工をする際、ヒートシーラーに融解した鞘成分が付着し易くなる等の問題がある。この加工時の問題を解消する方法として、特開平２―２４２９５８号公報には、繊維形成能を有する結晶性重合体を第一成分とし、ポリエチレンまたはポリエチレン共重合体を第二成分とした複合繊維よりなる繊維層（Ａ）と（Ａ）の第二成分よりも高い融点を有する繊維よりなる目付６ｇ／ｍ²以上の繊維層（Ｂ）とが部分熱圧着されて接合された片面熱接着性複合不織布が開示されている。片面には、繊維層（Ａ）中の複合繊維の低融点成分より高い融点よりなる繊維層（Ｂ）があるので、加工時のヒートシーラーへの付着の問題は解消されるが、融けだしたポリエチレンと繊維層（Ｂ）の面が剥離しやすく、袋物状にした際に十分な強度が得られないといった問題がある。また、部分熱圧着であるのでシート表面は凹凸のパターンが見られ、袋状に加工した後で印刷することが難しい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記問題を解消し良好な融着加工性（特に温度管理の容易化とヒートシーラーへの付着防止）十分な熱融着強度、更に印刷特性にも優れた複合不織布を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、下記方法にて、その目的を達成した。
【０００５】
すなわち、本発明はマトリックスを構成する繊維状ウエブが、バインダー機能を呈する繊維状ウエブと積層融着されてなる複合不織布において、
ａ．該マトリックスを構成する繊維状ウエブは、融点がＴｍ₁の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ（Ｗ₁）と、該融点（Ｔｍ₁）より高い融点（Ｔｍ₂）を有する熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ（Ｗ₂）との積層体（Ｗ₃）であり、
ｂ．該バインダー機能を呈する繊維状ウエブは、融点ないし軟化温度がＴｍ₃の熱可塑性重合体を一成分とし、該融点（Ｔｍ₃）より高い融点（Ｔｍ₄）を有する熱可塑性重合体を他方成分として配した複合繊維（コンジュゲート繊維）からなる繊維状ウエブ（Ｗ₄）であり、
ｃ．Ｔｍ ₁ −Ｔｍ ₃ が１０℃以上であり、
ｄ．積層体（Ｗ₃）の前記Ｗ₁の面と、繊維状ウエブＷ₄の少なくとも一方の面とが面接触した状態で、Ｔｍ₃＜Ｔｍ₁＜Ｔｍ₄の関係を満足しつつ全面融着されていることを特徴とする複合不織布である。
【０００６】
以下、本発明を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【０００７】
図１は、本発明の複合不織布の側面状態を説明する部分拡大側面図であり、熱融着処理の前後を対比して図示している。すなわち、左側の部分は熱融着処理前の状態を、右側の部分は熱融着処理後の状態である。
【０００８】
ここでマトリックスを構成する繊維状ウエブＷ₃は、それぞれ融点の異なる熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブＷ₁とＷ₂との積層体である。そして低融点の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブＷ₁の面が、バインダーの機能を呈する繊維状ウエブＷ₄に、積層されている。繊維状ウエブＷ₄は、融点の異なる二種類の熱可塑性重合体を配した複合繊維３（コンデュゲート繊維、好ましくは、低融点の熱可塑性重合体１を鞘成分、該熱可塑性重合体１より高融点の熱可塑性重合体２を芯成分とする）から構成されている。上記繊維状ウエブ３と４の積層体は、加圧熱融着処理後繊維状ウエブ４を構成する複合繊維３の低融点重合体１の溶融により繊維状ウエブＷ₄とＷ₁はその積層界面で全面融着される。その際繊維状ウエブＷ₄中では、複合繊維３の高融点重合体２があたかも島状に存在する一方、複合繊維３の低融点重合体１の一部は、融けだして繊維状ウエブＷ₁中にも浸透することがあるが、その外層の繊維状ウエブＷ₂中までには浸透してない。
【０００９】
又、以上述べたマトリックスを構成する繊維状ウエブＷ₃とバインダー機能を呈する繊維状ウエブＷ₄とが積層融着されている複合不織布の全体の目付は２０〜８０ｇ／ｍ²、厚さは０．１〜１ｍｍであることが、該複合不織布の成型後の袋物状用途に好ましい。この際、繊維状ウエブＷ₃とＷ₄の目付及び厚さの比率は８０：２０〜５０：５０であることが好ましい。更に繊維状ウエブＷ₃を構成する繊維状ウエブＷ₁とＷ₂の目付及び厚さの比率は、４０：６０〜６０：４０であることが好ましい。この様に、繊維状ウエブＷ₃とＷ₄、更にＷ₁とＷ₂の目付及び厚さの比率を設定することにより、袋物等に成型する際の加工性（特にヒートシーラーへの付着防止）十分な熱融着強度、更に印刷特性にも優れた複合不織布とすることが可能である。
【００１０】
本発明で用いられる、マトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₁）（Ｗ₂）及びバインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する熱可塑性重合体としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル等、一般に繊維用として使用されているものならいずれでもよく、又それらの共重合体であってもかまわない。マトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₁）（Ｗ₂）を構成する熱可塑性重合体の融点差（Ｔｍ₂−Ｔｍ₁）及び、バインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する熱可塑性重合体の融点差（Ｔｍ₄−Ｔｍ₃）は、少なくとも５０℃以上特に１００℃以上であることが好ましい。融点差が５０℃未満の場合ヒートシール等の際の最適熱融着の温度範囲が狭くなり、微妙な温度管理が必要となるので好ましくない。又上記条件を満足し且つマトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₁）及びバインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する熱可塑性重合体の融点差（Ｔｍ₁−Ｔｍ₃）は１０℃以上であることが必要であり、特に３０℃以上であることが好ましい。１０℃未満の場合、マトリックスを構成する繊維状ウエブとバインダー機能を呈する繊維状ウエブとの複合化の際、温度管理が難しくなり好ましくない。更にマトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₁）及びバインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する熱可塑性重合体の融点差（Ｔｍ₄−Ｔｍ₁）は、４０℃以上、特に７０℃以上であることが好ましい。融点差が４０℃未満の場合、熱融着処理後のウエブ強力が低下して好ましくない。
【００１１】
以上述べたように、本発明にて使用する４種類の熱可塑性重合体の融点（各々Ｔｍ₁、Ｔｍ₂、Ｔｍ₃、Ｔｍ₄）はヒートシール時の加工性、接着性の観点から、Ｔｍ₁＜Ｔｍ₂、Ｔｍ₃＜Ｔｍ₄、Ｔｍ₃＜Ｔｍ₁＜Ｔｍ₄の関係を満足しなければならない。具体的には、マトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₁）を構成する熱可塑性重合体の融点（Ｔｍ₁）は、１００〜２００℃、繊維状ウエブ（Ｗ₂）を構成するＴｍ₂は、Ｔｍ₁より、５０〜１００℃高いもの、バインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する低融点融着性成分の融点ないし軟化温度（Ｔｍ₃）は５０〜１５０℃、高融点成分（Ｔｍ₄）は、Ｔｍ₃より１００〜１５０℃高いものが好ましい。
【００１２】
ここでバインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する複合繊維（コンジュゲート繊維）の構造は、低融点成分（融点ないし軟化温度がＴｍ₃である）を鞘成分、高融点成分（融点がＴｍ₄である）を芯成分にした芯鞘構造が最適であるが、芯成分が偏心しているものやサイドバイサイド等、低融点成分が少くとも繊維表面に露出しているものであってもよい。バインダー機能を呈するウエブが単一成分からなる繊維層からなるときは、熱融着の際すべてが融解してフイルム化してしまい、ウエブの強力が低下するが、上記複合繊維の場合、Ｔｍ₃以上Ｔｍ₄未満の温度で熱融着加工ができるので、一方の成分が繊維状として残るので、強力を維持することが可能である。この繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する複合繊維中の低融点成分の割合は、重量比率で０．３〜０．７であることが好ましく、特に０．４〜０．６であることが好ましい。０．３より少ない場合、繊維状ウエブ（Ｗ₁）との剥離強力が弱くなると共に、熱融着後のヒートシール強力が弱くなり好ましくない。また、０．７より多い場合は紡糸特に高速紡糸がしにくく、得られる繊維の強力も弱くなり、従って繊維層の強力も弱くなるので、好ましくない。
【００１３】
一方マトリックスを構成する繊維状ウエブは、融点の異なる熱可塑性重合体（各々融点がＴｍ₁、Ｔｍ₂でＴｍ₁＜Ｔｍ₂である）からなる繊維状ウエブ（Ｗ₁、Ｗ₂）の積層体（Ｗ₃）であり、ウエブＷ₁、Ｗ₂同志は、ニードルパンチング、ウォータージェットニードリング、サーマルボンド、ケミカルボンド等の方法で少くとも２層に積層されるが、積層体の少くとも一表面は、低融点（Ｔｍ₁）の繊維状ウエブ（Ｗ₁）で構成されることが必要である。低融点繊維状ウエブ（Ｗ₁）は、熱融着処理時、上記バインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）と強固な熱融着性を示す。又高融点繊維状ウエブ（Ｗ₂）は、熱融着処理温度よりも高い融点を有しているので熱による脆化がなくヒートシーラーへの付着防止や成型後の良好な接着強力や印刷特性を示す。
【００１４】
本発明において各繊維状ウエブ（Ｗ₁）（Ｗ₂）（Ｗ₄）を構成する繊維は、長繊維であっても短繊維であってもかまわない。ヒートシール等で袋状に加工した際に十分な強力が得られるものとしては長繊維の方が好ましい。長繊維よりなる繊維状ウエブを得るには、スパンポンド法、トウ開繊法、バーストファイバー法等いずれであってもよい。
【００１５】
マトリックスを構成する繊維状ウエブ（Ｗ₃）とバインダー機能を呈する繊維状ウエブ（Ｗ₄）の熱融着は、表面が平坦な金属カレンダーロールとゴムロール等による全面熱融着が必要である。エンボス彫刻のある金属ロールでの部分圧着では、シートの表面が凹凸になるので印刷等のプリントが難しく、またこれらの表示が見つらくなる。これに対して、本発明では、繊維状ウエブＷ₃とＷ₄との積層界面が全面熱融着されてシート表面が紙の如くなるので、印刷等を行いやすく、袋等に使用する際に明確な表示が可能となる。また、本発明では、マトリックスを構成する繊維状ウエブが複数の繊維状ウエブよりなっているので、単一成分層よりなるものと比較して全面熱融着でも、剥離強力が弱いといった問題は解消される。
【００１６】
本発明の複合不織布は、更に別工程で、熱融着加工にて、袋等の成型体とされるが、袋等の所望の引裂強力、接着強力を得るには特に繊維状ウエブ（Ｗ₁）と繊維状ウエブ（Ｗ₄）を構成する熱可塑性重合体（各々融点がＴｍ₁、Ｔｍ₃でＴｍ₁＞Ｔｍ₃である）を適時選択すればよい。特に引裂強力の点から繊維状ウエブ（Ｗ₁）としてポリオレフィンが好ましく、また、接着強力の点から繊維状ウエブ（Ｗ₄）の低融点成分としてポリエチレン又はポリエチレン共重合体が好ましい。更に袋等の印刷特性を向上させるために、繊維状ウエブの積層体（Ｗ₃）及び繊維状ウエブ（Ｗ₄）の低融点成分以外の他成分はポリエステル、就中ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
【００１７】
【発明の効果】
本発明は、マトリックスを構成する繊維状ウエブが複数の繊維状ウエブからなり且つ該繊維状ウエブの内低融点繊維状ウエブと熱融着性複合繊維からなる繊維状ウエブとが少くとも積層界面で全面熱融着されているので、良好な融着加工性、特に温度管理の容易化とヒートシーラーへの付着防止のみならず、十分な熱融着強度、更に、良好な印刷特性を有し、袋等への用途に好適な複合不織布である。
【００１８】
【実施例】
以下に、本発明を実施例により説明する。なお、実施例における各評価項目はそれぞれ下記の方法に従う。
（１）ヒートシール強力
試料から７．５×２０ｃｍの試験片をシート幅方向に５枚採取し、採取した試料を２枚に折り、シール温度２００℃、シール幅５ｍｍ、加熱時間０．５秒の条件でヒートシールした後、定速伸長形引張試験機につかみ間隔１０ｃｍにして取り付け、２０ｃｍ／分の条件で伸長し切断時の荷重を求めた。
（２）印刷鮮明性
幅１ｍｍ、長さ１５ｍｍの直線を不織シートに常法により印刷した際直線が明瞭に見えるものを○、点状に見えるものをＸと判定した。
【００１９】
［実施例１］
それぞれトウ開繊法による、Ｔｍ₂が２５８℃のポリエチレンテレフタレートフィラメントの繊維状ウエブ（Ｗ₂）とＴｍ₁が１６５℃のポリプロピレンフィラメントの繊維状ウエブ（Ｗ₁）との、ニードルパンチ法で積層された目付が２０ｇ／ｍ²の不織布（Ｗ₃）（ユニセル（株）メルフィット（登録商標）品番ＢＴ―０４０３Ｗ）と、固有粘度が０．７のポリエチレンテレフタレート（Ｔｍ₄が２６０℃）を芯成分としメルトインデックス値が２０の高密度ポリエチレン（Ｔｍ₃が１２５℃）を鞘成分とした２成分芯鞘構造で、単糸繊度２．０デニール、芯鞘比６０／４０からなる目付が３０ｇ／ｍ²のスパンボンド不織布（Ｗ₄）とを１４５℃に加熱した金属フラットロールとゴムロールとからなるカレンダー装置にて、金属ロール面側にメルフィットを配して、両者の積層界面で全面熱融着させ最終的に目付が５０ｇ／ｍ²の複合不織布を得た。
【００２０】
［実施例２］
固有粘度が０．７０、Ｔｍ₂が２５８℃のポリエチレンテレフタレートのフィラメントからなるスパンボンド不織布（Ｗ₂）とメルトインデックス値が４０、Ｔｍ₁が１６５℃のポリプロピレンのフィラメントからなるスパンボンド不織布（Ｗ₁）とを積層・熱圧着した目付３０ｇ／ｍ²の不織布（Ｗ₃）と、実施例１で用いた不織布（Ｗ₄）とを実施例１と同様のカレンダー装置及びカレンダー条件にて、両者の積層界面で、全面熱融着させ最終的に目付が６０ｇ／ｍ²の複合不織布を得た。
【００２１】
［比較例１］
固有粘度が０．７０、融点が２５８℃のポリエチレンテレフタレートからなる目付２０ｇ／ｍ²のスパンボンド不織布と、実施例１で用いたスパンボンド不織布（Ｗ₄）とを実施例１と同様のカレンダー装置及びカレンダー条件にて、両者の積層界面で、全面熱融着させ、最終的に目付が５０ｇ／ｍ²の複合不織布を得た。
【００２２】
［比較例２］
実施例１で得られた繊維状ウエブＷ₃とＷ₄との不織布積層体を、１４５℃に加熱したエンボスロール（圧着面積率１１％）と、１２０℃に加熱したフラットロールからなるエンボス装置にて、エンボスロール面側にメルフィットを配して部分熱融着させ、最終的に目付が５０ｇ／ｍ²の複合不織布を得た。
【００２３】
［比較例３］
実施例１で得られたスパンボンド不織布（Ｗ₄）のみを、部分熱融着させて目付けが４０ｇ／ｍ²の不織シートを得た。
【００２４】
実施例１、２と比較例１〜３のヒートシール強力、シートシール面の汚れと、印刷鮮明性を表１に示す。
【００２５】
又不織布の引張強力は実施例１、２、比較例２はほぼ同等で良好である。これらに対して比較例１では２０％低く、又比較例３では５０％低く良くなかった。
【００２６】
【表１】

【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の複合不織布を説明する部分拡大側面図。
【符号の説明】
Ｗ₁ マトリックスを構成する、融点がＴｍ₁の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ。
Ｗ₂ マトリックスを構成する、融点がＴｍ₂の熱可塑性重合体からなる繊維状ウエブ。
Ｗ₃ 繊維状ウエブＷ₁と繊維状ウエブＷ₂との積層体。
Ｗ₄ バインダー機能を呈する繊維状ウエブ。
１繊維状ウエブＷ₄を構成する複合繊維の、融点ないし軟化温度がＴｍ₃の熱可塑性重合体。
２繊維状ウエブＷ₄を構成する複合繊維の、融点がＴｍ₄の熱可塑性重合体。
３１の熱可塑性重合体を鞘成分、２の熱可塑性重合体を芯成分とした芯鞘複合繊維。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a composite nonwoven fabric excellent in thermoformability, and more particularly relates to a composite nonwoven fabric excellent in processability and adhesiveness when molded into a bag or the like, and further excellent in printing characteristics.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a method that utilizes the heat-fusibility of a nonwoven fabric when performing bag-like processing or other processing using a thermoplastic nonwoven fabric. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 63-165564 discloses a non-woven fabric made of fibers having a two-component core-sheath structure in which a low-melting-point component is a sheath and a high-melting-point component is a core. Compared to single-component non-woven fabrics, this non-woven fabric makes it easier to control the temperature at the time of fusing and prevents deterioration of the physical properties of bonded products. On the other hand, these non-woven fabrics can be used to process bags. When doing so, there is a problem that the melted sheath component easily adheres to the heat sealer. As a method for solving this processing problem, JP-A-2-242958 discloses a composite fiber having a crystalline polymer having fiber-forming ability as a first component and polyethylene or a polyethylene copolymer as a second component. One-sided thermal adhesiveness in which a fiber layer (B) having a melting point higher than that of the second component of (A) and a fiber layer (B) having a basis weight of 6 g / m ² or more are partially thermocompression bonded to each other. A composite nonwoven fabric is disclosed. Since there is a fiber layer (B) having a melting point higher than the low melting point component of the composite fiber in the fiber layer (A) on one side, the problem of adhesion to the heat sealer during processing is solved, but it has melted There is a problem that the surfaces of the polyethylene and the fiber layer (B) are easily peeled off and sufficient strength cannot be obtained when the bag is formed. Moreover, since it is a partial thermocompression bonding, an uneven pattern is seen on the sheet surface, and it is difficult to print after processing into a bag shape.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to provide a composite nonwoven fabric that solves the above-mentioned problems and has good fusion processability (especially ease of temperature control and prevention of adhesion to a heat sealer), sufficient thermal fusion strength, and excellent printing characteristics. There is to do.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to achieve the above object, the present inventors have achieved the object by the following method.
[0005]
That is, the present invention is a composite nonwoven fabric in which a fibrous web constituting a matrix is laminated and fused with a fibrous web exhibiting a binder function.
a. Fibrous web constituting the matrix has a melting point of the fibrous web of thermoplastic polymer of Tm _₁ (W _1), a thermoplastic polymer having a higher melting point (Tm ₂₎ melting point (Tm ₁₎ A laminate (W ₃ ) with a fibrous web (W ₂ ),
b. The fibrous web exhibiting the binder function includes a thermoplastic polymer having a melting point or softening temperature of Tm ₃ as one component, and a thermoplastic polymer having a melting point (Tm ₄ ) higher than the melting point (Tm ₃ ) as the other component. It is a fibrous web (W ₄ ) composed of arranged composite fibers (conjugate fibers),
c. Tm ₁ -Tm ₃ is 10 ° C. or higher,
d. In the state where the W ₁ surface of the laminate (W ₃ ) and at least one surface of the fibrous web W ₄ are in surface contact, the entire surface is fused while satisfying the relationship of Tm ₃ <Tm ₁ <Tm _4. It is the composite nonwoven fabric characterized by being.
[0006]
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0007]
FIG. 1 is a partially enlarged side view illustrating a side surface state of the composite nonwoven fabric of the present invention, and shows a comparison between before and after the heat fusion treatment. That is, the left part is the state before the heat-sealing process, and the right part is the state after the heat-sealing process.
[0008]
Here, the fibrous web W ₃ constituting the matrix is a laminate of fibrous webs W ₁ and W _{2 made of} thermoplastic polymers having different melting points. The surface of the fibrous web W ₁ of thermoplastic polymer having a low melting point, the fibrous web W ₄ exhibiting the function of the binder, are laminated. The fibrous web W ₄ is a composite fiber 3 (condugate fiber, preferably a low-melting point thermoplastic polymer 1 having a sheath component, which is higher than the thermoplastic polymer 1 in which two types of thermoplastic polymers having different melting points are arranged. A thermoplastic polymer 2 having a melting point as a core component). The laminated body of the fibrous webs 3 and 4 is obtained by melting the low melting point polymer 1 of the composite fiber 3 constituting the fibrous web 4 after the pressure heat fusion treatment, so that the fibrous webs W ₄ and W ₁ are laminated at the interface. The whole surface is fused. At that time, in the fibrous web W ₄ , the high-melting point polymer 2 of the composite fiber 3 exists as if in an island shape, while a part of the low-melting point polymer 1 of the composite fiber 3 melts out to become the fibrous web W _1. Although it may penetrate into the inside, it does not penetrate into the fibrous web W _{2 of the} outer layer.
[0009]
The overall weight of the composite nonwoven fabric in which the fibrous web W ₃ constituting the matrix described above and the fibrous web W ₄ exhibiting a binder function are laminated and fused is 20 to 80 g / m ² , and the thickness is 0. .1 to 1 mm is preferable for a bag-like use after molding of the composite nonwoven fabric. At this time, the basis weight and thickness ratio of the fibrous webs W ₃ and W ₄ is preferably 80:20 to 50:50. Furthermore basis weight and the ratio of the thickness of the fibrous web W ₁ and W ₂ constituting the fibrous web W ₃ being 40: 60 to 60: is preferably 40. In this way, by setting the basis weight and thickness ratio of the fibrous webs W ₃ and W ₄ , and further W ₁ and W ₂ , workability when molding into bags (especially prevention of adhesion to heat sealers) It is possible to obtain a composite nonwoven fabric having sufficient heat-sealing strength and excellent printing characteristics.
[0010]
Examples of the thermoplastic polymer constituting the fibrous web (W ₁ ) (W ₂ ) constituting the matrix and the fibrous web (W ₄ ) exhibiting a binder function used in the present invention include polyethylene, polypropylene, polyamide, and polyester. Any of those generally used for fibers may be used, or a copolymer thereof may be used. Melting point difference (Tm ₂ -Tm ₁ ) of the thermoplastic polymer constituting the fibrous web (W ₁ ) (W ₂ ) constituting the matrix and the thermoplastic constituting the fibrous web (W ₄ ) exhibiting a binder function The difference in melting point (Tm ₄ −Tm ₃ ) of the polymer is preferably at least 50 ° C. or higher, particularly 100 ° C. or higher. When the difference between the melting points is less than 50 ° C., the temperature range for optimum heat fusion at the time of heat sealing or the like becomes narrow, and delicate temperature management is required, which is not preferable. Moreover, the melting point difference (Tm ₁ -Tm ₃ ) of the thermoplastic polymer that satisfies the above conditions and that constitutes the fibrous web (W ₁ ) constituting the matrix and the fibrous web (W ₄ ) exhibiting the binder function is 10 ° C. It is necessary to be above , and it is particularly preferably 30 ° C. or higher. When the temperature is lower than 10 ° C., it is not preferable because temperature management becomes difficult when the fibrous web constituting the matrix and the fibrous web exhibiting a binder function are combined. Furthermore, the melting point difference (Tm ₄ -Tm ₁ ) of the thermoplastic polymer constituting the fibrous web (W ₁ ) constituting the matrix and the fibrous web (W ₄ ) exhibiting the binder function is 40 ° C. or more, particularly 70 ° C. The above is preferable. When the melting point difference is less than 40 ° C., the web strength after the heat-sealing treatment is lowered, which is not preferable.
[0011]
As described above, the melting points (Tm ₁ , Tm ₂ , Tm ₃ , Tm ₄ ) of the four types of thermoplastic polymers used in the present invention are Tm from the viewpoint of processability and adhesiveness during heat sealing. The relations ₁ <Tm ₂ , Tm ₃ <Tm ₄ , Tm ₃ <Tm ₁ <Tm ₄ must be satisfied. Specifically, the melting point (Tm ₁ ) of the thermoplastic polymer constituting the fibrous web (W ₁ ) constituting the matrix is 100 to 200 ° C., and Tm ₂ constituting the fibrous web (W ₂ ) is: The melting point or softening temperature (Tm ₃ ) of the low melting point fusible component constituting the fibrous web (W ₄ ) having a binder function of 50 to 100 ° C. higher than Tm ₁ is 50 to 150 ° C., the high melting point component ( Tm ₄ ) is preferably 100 to 150 ° C. higher than Tm ₃ .
[0012]
Here, the structure of the composite fiber (conjugate fiber) constituting the fibrous web (W ₄ ) exhibiting a binder function is a low melting point component (melting point or softening temperature is Tm ₃ ) as a sheath component, and a high melting point component (melting point) Although but is optimal core-sheath structure in which the Tm ₄ is a) a core component, those or side-by-side such that the core component is eccentric, with a low melting point component is less or may be exposed to the fiber surface . When the web exhibiting the binder function is composed of a fiber layer composed of a single component, all of them melt and form into a film during heat fusion, and the strength of the web is reduced. However, in the case of the above composite fiber, Tm ₃ or more Since heat fusion processing can be performed at a temperature lower than Tm ₄ , one component remains as a fiber, so that strength can be maintained. The ratio of the low-melting-point component in the composite fiber constituting the fibrous web (W ₄ ) is preferably 0.3 to 0.7 by weight, and particularly preferably 0.4 to 0.6. preferable. If it is less than 0.3, the peel strength from the fibrous web (W ₁ ) becomes weak and the heat seal strength after heat fusion becomes weak, which is not preferable. On the other hand, when the ratio is more than 0.7, it is difficult to perform spinning, particularly high speed spinning, and the strength of the resulting fiber is weakened.
[0013]
On the other hand, the fibrous web constituting the matrix is a laminate of fibrous webs (W ₁ , W ₂ ) made of thermoplastic polymers having different melting points (melting points are Tm ₁ , Tm ₂ and Tm ₁ <Tm ₂ respectively). (W ₃ ), and the webs W ₁ and W ₂ are laminated in at least two layers by methods such as needle punching, water jet needling, thermal bonding, chemical bonding, etc., but at least one surface of the laminated body Needs to be composed of a fibrous web (W ₁ ) having a low melting point (Tm ₁ ). The low-melting-point fibrous web (W ₁ ) exhibits strong heat-fusibility with the fibrous web (W ₄ ) exhibiting the binder function during the heat-sealing treatment. The high melting point fibrous web (W ₂ ) has a melting point higher than the heat fusing temperature, so that it does not become brittle due to heat, prevents adhesion to the heat sealer, and provides good adhesion strength and printing characteristics after molding. Indicates.
[0014]
In the present invention, the fibers constituting each fibrous web (W ₁ ) (W ₂ ) (W ₄ ) may be long fibers or short fibers. Long fibers are preferred as those that can provide sufficient strength when processed into a bag shape by heat sealing or the like. In order to obtain a fibrous web made of long fibers, any of spun pond method, tow opening method, burst fiber method and the like may be used.
[0015]
Thermal fusion of the fibrous web (W ₃ ) constituting the matrix and the fibrous web (W ₄ ) exhibiting a binder function requires thermal fusion on the entire surface with a metal calender roll and a rubber roll having a flat surface. In partial pressure bonding with a metal roll with embossed engraving, the surface of the sheet becomes uneven, so printing such as printing is difficult, and these indications are difficult to see. On the other hand, in the present invention, the laminated interface between the fibrous webs W ₃ and W ₄ is heat-sealed over the entire surface so that the sheet surface becomes like paper, so that it is easy to perform printing, etc. Clear indication is possible. In the present invention, since the fibrous web constituting the matrix is composed of a plurality of fibrous webs, the problem that the peel strength is weaker even in the case of the entire surface heat-sealed as compared with the single component layer is solved. Is done.
[0016]
The composite non-woven fabric of the present invention is formed into a molded body such as a bag by heat fusion processing in a separate process, but in order to obtain desired tear strength and adhesive strength of the bag or the like, a fibrous web (W ₁ ) And the thermoplastic polymer constituting the fibrous web (W ₄ ) (melting points are Tm ₁ , Tm ₃ and Tm ₁ > Tm ₃ , respectively). In particular, polyolefin is preferred as the fibrous web (W ₁ ) from the viewpoint of tear strength, and polyethylene or polyethylene copolymer is preferred as the low melting point component of the fibrous web (W ₄ ) from the viewpoint of adhesive strength. Further, in order to improve the printing characteristics of bags and the like, polyesters, especially polyethylene terephthalate, are preferred as the other components than the low melting point component of the fibrous web laminate (W ₃ ) and the fibrous web (W ₄ ).
[0017]
【The invention's effect】
In the present invention, the fibrous web constituting the matrix is composed of a plurality of fibrous webs, and the fibrous low-melting fibrous web and the fibrous web comprising the heat-fusible composite fiber are at least at the laminated interface. Since the entire surface is heat-sealed, it has not only good fusing processability, especially easy temperature control and prevention of adhesion to the heat sealer, but also sufficient heat-sealing strength, and good printing characteristics, It is a composite nonwoven fabric suitable for use in bags and the like.
[0018]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described by way of examples. In addition, each evaluation item in an Example follows the following method, respectively.
(1) Heat-strength samples of 7.5 × 20 cm were collected from the strong sample in the sheet width direction, the collected samples were folded in two, a seal temperature of 200 ° C., a seal width of 5 mm, and a heating time of 0.5 seconds. After heat-sealing under the conditions described above, it was attached to a constant-speed extension type tensile tester with a grip interval of 10 cm, and stretched under the conditions of 20 cm / min to obtain the load at the time of cutting.
(2) When a straight line having a printing clarity width of 1 mm and a length of 15 mm was printed on a non-woven sheet by a conventional method, the straight line was clearly judged as ◯, and the dot-like one was judged as X.
[0019]
[Example 1]
Laminated by a needle punch method, a fiber web (W ₂ ) of polyethylene terephthalate filaments with a Tm ₂ of 258 ° C. and a fiber web (W ₁ ) of polypropylene filaments with a Tm ₁ of 165 ° C., respectively. Non-woven fabric (W ₃ ) having a basis weight of 20 g / m ² (Unicel Corporation Melfit (registered trademark) product number BT-0403W) and polyethylene terephthalate having an intrinsic viscosity of 0.7 (Tm ₄ is 260 ° C.) as core components And a two-component core-sheath structure in which a high-density polyethylene (Tm ₃ is 125 ° C.) having a melt index value of 20 is used as a sheath component, and a basis weight consisting of a single yarn fineness of 2.0 denier and a core-sheath ratio of 60/40 is 30 g / m. at calender comprising a ^second spunbonded nonwoven fabric (W ₄₎ and a metal flat roll heated to 145 ° C. rubber roll, a metal roll surface By disposing Mel fit, finally basis weight is entirely heat-fusible at both lamination interface to obtain a composite nonwoven fabric of 50 g / m ^2.
[0020]
[Example 2]
A spunbond nonwoven fabric (W ₂ ) made of polyethylene terephthalate filaments having an intrinsic viscosity of 0.70 and Tm ₂ of 258 ° C., and a spunbond nonwoven fabric made of polypropylene filaments having a melt index value of 40 and Tm ₁ of 165 ° C. (W ₁ ) And a non-woven fabric (W ₃ ) having a basis weight of 30 g / m ^{2 and} a non-woven fabric (W ₄ ) used in Example 1 under the same calendering apparatus and calender conditions as in Example 1. The entire surface was heat-sealed at the lamination interface to finally obtain a composite nonwoven fabric having a basis weight of 60 g / m ² .
[0021]
[Comparative Example 1]
A calender device similar to that of Example 1 comprising a spunbonded nonwoven fabric having a weight per unit area of 20 g / m ^{2 made} of polyethylene terephthalate having an intrinsic viscosity of 0.70 and a melting point of 258 ° C., and the spunbonded nonwoven fabric (W ₄ ) used in Example 1. Under the calender conditions, the entire surface was heat-sealed at the interface between the two layers, and finally a composite nonwoven fabric having a basis weight of 50 g / m ² was obtained.
[0022]
[Comparative Example 2]
The nonwoven laminate of the fibrous web W ₃ obtained in Example 1 W _4, and embossing roll heated to 145 ° C. (crimping area ratio 11%), the embossing device comprising a flat rolls heated to 120 ° C. Then, Melfit was disposed on the embossing roll surface side and partially heat-sealed, and finally a composite nonwoven fabric having a basis weight of 50 g / m ² was obtained.
[0023]
[Comparative Example 3]
Only the spunbonded nonwoven fabric (W ₄ ) obtained in Example 1 was partially heat-sealed to obtain a nonwoven sheet having a basis weight of 40 g / m ² .
[0024]
Table 1 shows the heat seal strength, stains on the sheet seal surface, and print sharpness of Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 to 3.
[0025]
In addition, the tensile strength of the nonwoven fabric is almost the same as in Examples 1 and 2 and Comparative Example 2, and good. In contrast, Comparative Example 1 was 20% lower, and Comparative Example 3 was 50% lower.
[0026]
[Table 1]

[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged side view illustrating a composite nonwoven fabric of the present invention.
[Explanation of symbols]
A fibrous web comprising a thermoplastic polymer having a melting point of Tm ₁ and constituting a W ₁ matrix.
A fibrous web comprising a thermoplastic polymer having a melting point of Tm ₂ and constituting a W ₂ matrix.
W ₃ fibrous web W ₁ and a laminate of a fibrous web W _2.
A fibrous web exhibiting the W ₄ binder function.
1 A thermoplastic polymer having a melting point or a softening temperature of Tm ₃ of a composite fiber constituting the fibrous web W ₄ .
2 A thermoplastic polymer having a melting point of Tm ₄ of a composite fiber constituting the fibrous web W ₄ .
31 A core-sheath composite fiber having the thermoplastic polymer of 1 as a sheath component and the thermoplastic polymer of 2 as a core component.

Claims

In the composite nonwoven fabric in which the fibrous web constituting the matrix is laminated and fused with the fibrous web exhibiting a binder function,
a. Fibrous web constituting the matrix has a melting point of the fibrous web of thermoplastic polymer of Tm _₁ (W _1), a thermoplastic polymer having a higher melting point (Tm ₂₎ melting point (Tm ₁₎ A laminate (W ₃ ) with a fibrous web (W ₂ ),
b. The fibrous web exhibiting the binder function includes a thermoplastic polymer having a melting point or softening temperature of Tm ₃ as one component, and a thermoplastic polymer having a melting point (Tm ₄ ) higher than the melting point (Tm ₃ ) as the other component. It is a fibrous web (W ₄ ) composed of arranged composite fibers (conjugate fibers),
c. Tm ₁ -Tm ₃ is 10 ° C. or higher,
d. In the state where the W ₁ surface of the laminate (W ₃ ) and at least one surface of the fibrous web W ₄ are in surface contact, the entire surface is fused while satisfying the relationship of Tm ₃ <Tm ₁ <Tm _4. A composite nonwoven fabric characterized by

Laminate (W ₃₎ according to claim 1 composite nonwoven fabric according to a fibrous web W ₁ is made of polyolefin.

The composite nonwoven fabric according to claim 1 or 2, wherein one component (a thermoplastic polymer having a melting point or a softening temperature of Tm ₃ ) of the composite fiber (conjugate fiber) constituting the fibrous web W ₄ is polyethylene or a polyethylene copolymer. .

Laminate (W ₃₎ of the fibrous web W ₂ and claim 1, 2 or 3 composite nonwoven fabric according thermoplastic polymer having a Tm ₄ melting point of the fibrous web W ₄ is polyethylene terephthalate.

The composite nonwoven fabric according to claim 1, 2, 3 or 4, wherein the fibers constituting the fibrous webs W ₁ , W ₂ and W ₄ are long fibers.

The composite fiber (conjugate fiber) constituting the fibrous web (W ₄ ) comprises a thermoplastic polymer having a Tm ₃ melting point as a sheath component and a thermoplastic polymer having a Tm ₄ melting point as a core component. The composite nonwoven fabric described.