JP3640690B2 - 眼内レンズ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、水晶体を取り除いた後に眼内に挿入される眼内レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
白内障の治療としては、水晶体を摘出した後に眼内レンズを挿入する眼内レンズ手術がある。眼内レンズ手術は近年急速に進歩し、その安全性が飛躍的に向上し、手術の中でも最も安全な手術の部類に挙げられるほどになったといわれている。従来眼内レンズ手術では、薬剤としては手術に直接必要な麻酔、ヒアルロン酸ナトリウム、生理食塩水等を使用するにすぎなかった。
【0003】
このように安全な手術として確立された眼内レンズ手術においても、術後の炎症や後発白内障、といった水晶体を取り去ること自体に起因すると考えられる術後合併症がある。
これら合併症の問題に対し、生体内での適合性を向上させるべく眼内レンズの表面を処理するという試みがある。
また、合併症を抑制する薬剤も開発されており、眼内レンズの表面にこれら薬剤を塗布する試みもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、眼内レンズの表面処理による方法は、種々のものが提案されているが、有効性、安定性、コストの点で満足できる物はいまだ存在しない。
また、眼内レンズへの薬剤の塗布も予防や治療に要するほどの量を含むことはできない。しかも、比較的長い時間その効果を保持することはできない。
【0005】
本発明は、上記のような事情に鑑み、眼内レンズ手術において発生の予想される術後合併症の抑制、さらには、術前からの内眼的疾患の治療のために薬剤を効率よく投与できる眼内レンズを提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、次のような構成を持つことを特徴とする。
(1) 光学部と該光学部を眼内に支持する支持部が一体的に形成された眼内レンズにおいて、眼内レンズの平面形状の図上で、前記支持部の先端部に薬剤含有部を光学部に対向する側に設け、該薬剤含有部には薬剤を含有させ、
眼内に挿入された後に薬剤を徐々に放出することを特徴とする。
【0007】
(2) 光学部と該光学部を眼内に支持する2つの支持部が一体的に形成された眼内レンズにおいて、眼内レンズの平面形状の図上で、前記光学部の外周かつ前記支持部に対向する位置に穴又は溝が設けられた薬剤含有部を一体的に設け、該薬剤含有部には薬剤を含有させ、眼内に挿入された後に薬剤を徐々に放出することを特徴とする。
【0012】
【実施例1】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る眼内レンズの平面形状を示した図である。
1は屈折力を持った光学部であり、一般には凸レンズに形成される。2は光学部1を眼内に支持固定するための支持部であり、支持部2は光学部1の径方向に対向して周方向に湾曲して2本延び、支持部2の弾性力により光学部1は眼内の所定位置に支持される。光学部1と支持部2は一体的に形成され、いわゆるワンピ−スタイプと称される眼内レンズである。その材質はPMMAを主成分として、紫外線吸収剤等の色素を分散させている。
【0013】
3は炎症や後発白内障などの術後合併症を抑制する治療薬を含有させる薬剤含有部である。薬剤含有部3は手術操作の障害とならないように、支持部2の光学部側に取り付けられている。薬剤含有部3は含水性又は含油性ポリマ−の材質(もちろん含水性でかつ含油性の材質であっても差支えない)からなり、液体の薬剤あるいは液体に溶解された薬剤を含有することができるとともに、その薬剤を眼内で徐々に放出する機能(徐放機能)を有している。この機能を有する材質としては、ポリビニルピロリドン、ポリヒドロキシエチルメタクリレ−ト、ヂメチルホルムアミド、ポリビニルアルコ−ル、ポリリン酸等に代表される材質が挙げられる。
【0014】
薬剤含有部3の支持部2への取り付けは、接着等周知の方法により物理的に取り付けることができる他、化学結合によっても行うことができる(両者の併用であっても構わない)。なお、薬剤含有部は必要に応じてその体積を変えることができる。薬剤含有部3への薬剤の含有は、眼内レンズ挿入手術の直前に行うこともできるが、眼内レンズの製造時に予め含ませておくこともできる。特に、溶液に溶解するタイプの薬剤においては、予め含ませた後に溶媒のみを乾燥除去することで、薬剤含有部3の分子マトリックスの中に長期にわたり薬剤を保管させておくことができる。
【0015】
このような構成の眼内レンズは、薬剤含有部3が薬剤のタンクあるいは担体といった役割を果たして眼内に薬剤を持ち込む。そして、眼内に挿入された薬剤含有部3は、眼内で適当な期間にわたり薬剤を徐放するようになる。
【0016】
この薬剤含有部3による薬剤の徐放効果を、本出願人は次のような実験を行い確認した。まず、図2に示す如く中心部10がPMMA、周辺部11がPHEMAからなるボタン状のものを作成する。作成方法は、周知の技術によりPMMAのロッドを作成した後、PMMAロッド周囲をPHEMAモノマ−で満たしたす。その後、重合開始剤を加え加熱し重合硬化させ、これを機械加工により厚さ2mm程の寸法で切り出す。
このボタン状のものに染料を薬剤に見立て含有させた後、所定量の水溶液中に浸し、その濃度を時間をおって測定した。その結果、徐放効果は図3のグラフに示すように1週間以上にわたることが確認できた。
【0017】
なお、上記の実施例では、薬剤含有部3を支持部2へ取り付けた例を示したが、薬剤含有部3の取り付けは、手術操作の障害や光学的性能に影響を与えない位置が好ましく、例えば図4に示す位置等種々の部分に取り付けることができる(図中の斜線で示す部分が薬剤含有部である)。図4の(a)は光学部1の周回りに取り付けた例、(b)は支持部2自体を薬剤含有部とした例、(c)は光学部1の裏面(または表面)に取り付けた例である。(d)は光学部1と支持部2とを別個に加工した後、これをカシメ等により接合したいわゆるスリ−ピ−スタイプの眼内レンズへの取り付け例であり、薬剤含有部は円板状の部分からのびた足がカシメ等により光学部1に取り付けられている。(e)のものは薬剤含有部に穴を設けた例であり、この場合、薬剤含有部の表面積を増加させることができるので、薬剤の吸収、徐放の速度を制御することも可能となる。また穴を設ける代わりに溝を設けるようにしてもよい。
【0018】
なお、薬剤含有部3に含有させる薬剤は、一つに限られるわけではなく、複数であっても良い。複数の薬剤を含有させる場合は、薬剤含有部3を複数設けることにより別々に含有させることもできる。
【0019】
【実施例2】
図5は実施例2の眼内レンズの平面形状を示した図である。
3´は多数の穴3´aを持った薬剤保持部であり、薬剤保持部3´は支持部2´及び光学部1´とともに一体的に形成されたものである。材質はPMMA等周知のものが使用でき、表面処理が施されたものであってもよい。
【0020】
実施例2の眼内レンズにおいては、薬剤保持部3´に開けられた多数の穴3´aに薬剤あるいは薬剤溶液を染み込ませることにより、この多数の穴が薬剤を眼内に持ち込む担体の役目を果たす。薬剤を薬剤保持部3´の穴3´aに含有させるのは、実施例1と同様に眼内レンズ挿入手術直前に行ってもよいし、製造時に予め含ませておくこともできる。溶液に溶解するタイプの薬剤の場合は、予め含ませた後溶媒のみ乾燥除去することで、結晶、あるいは紛体の状態で穴に保持され、長期にわたり容易に薬剤を保管できる。さらにこの状態にすると、溶解した後に薬剤としての機能を果たすまでの時間が溶液の状態のときより長くかかるため、長期間の徐放効果が期待できる(徐放効果が早く必要な場合は、挿入前に溶液に戻して行っても良い)。
【0021】
薬剤保持部3´による薬剤の保持能力を、本出願人は次のような実験を行い確認した。
図6に示すごとく、PMMAのロッドを周知の技術により旋盤加工し、中心部20を光学部としてその周辺部21にドリルにより0.3mmの穴22を多数開ける。その後、研磨を施す。
これに濃度30%の塩化ナトリウム水溶液を薬剤に見立て穴22に染み込ませた後、溶媒である水を蒸発乾燥させて穴の中に塩化ナトリウムの結晶を保持させた。この結果、アサンプル穴内に0.68gの塩化ナトリウムを保持していた。
【0022】
実施例2の眼内レンズにおいても、実施例1と同様に薬剤保持部3´を設ける位置は種々の位置に設けることが可能である(図7参照)。また、薬剤保持部3´の体積及び穴3´aの大きさも必要に応じて変えることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の眼内レンズによれば、眼内レンズ手術における術後合併症の抑制や術前からの内眼的疾患の治療のために必要な薬剤を眼内レンズに十分に付与できるため、薬剤の投与を効率良く行うことができる。これにより、さらに高い手術の安全性と質の高い視機能供与への寄与が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の眼内レンズの平面形状を示す図である。
【図2】薬剤の徐放効果を確認するために行った実験のテストサンプルを示す図である。
【図3】図2のテストサンプルの徐放効果を示す図である。
【図4】実施例1における薬剤含有部3の他の取り付け位置の例を示した図である。
【図5】実施例2の眼内レンズの平面形状を示した図である。
【図6】薬剤保持部3´による薬剤の保持能力を確認するために行った実験のテストサンプルを示す図である。
【図7】薬剤保持部3´を設ける位置の他の例を示した図である。
【符号の説明】
1 光学部
2 支持部
3 薬剤含有部
3´ 薬剤保持部
3´a 穴
Claims (2)
- 光学部と該光学部を眼内に支持する支持部が一体的に形成された眼内レンズにおいて、眼内レンズの平面形状の図上で、前記支持部の先端部に薬剤含有部を光学部に対向する側に設け、該薬剤含有部には薬剤を含有させ、眼内に挿入された後に薬剤を徐々に放出することを特徴とする眼内レンズ。
- 光学部と該光学部を眼内に支持する2つの支持部が一体的に形成された眼内レンズにおいて、眼内レンズの平面形状の図上で、前記光学部の外周かつ前記支持部に対向する位置に穴又は溝が設けられた薬剤含有部を一体的に設け、該薬剤含有部には薬剤を含有させ、眼内に挿入された後に薬剤を徐々に放出することを特徴とする眼内レンズ。
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