JP3633911B2 - Multi-pole armature winding method and winding device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電機や電動機のステータ、ロータ等を構成する多極電機子の巻線方法及び巻線装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の巻線装置として、例えば特許第2624825号、特開平10−257724号公報に開示されているように、コアの周囲を回動して線材を繰り出すフライヤと、このフライヤから繰り出される線材をコアに案内するフォーマとを備え、線材をコアに巻回するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の多極電機子の巻線装置にあっては、フォーマがコアの外側に配置されているため、フォーマが線材をティースに当接するまで案内することができず、線材が巻回される位置精度を高められないという問題点があった。
【0004】
また、コアは多数の鉄板を積層して形成される構造のため、その厚さに僅かなバラツキが生じる可能性がある。こうした寸法バラツキに起因してコアに対してフライヤの回動中心軸がずれると、巻線精度が悪化するという問題点があった。
【0005】
また、従来、フォーマがフライヤとともに回転しないようにベルト及びプーリで構成される回転伝達機構を備えるものがあった。この場合、回転伝達機構の介装スペースが大きくなり、装置のレイアウトが難しいという問題点があった。さらに、フライヤを軸方向に独立して移動させることが難しいという問題点があった。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、フライヤを介して線材を巻回する構造に適した多極電機子の巻線方法及び巻線装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、径方向外側に向けて放射状に突出する各ティースの間に各スロットが開口するコアに対して線材を巻回する多極電機子の巻線方法に適用する。
【0008】
そして、スロットの外側に配置されて線材をティースに案内するセンタフォーマと、スロットの内側に入ってティースを挟むようにして設けられセンタフォーマを介して導かれる線材をティースに当接するまで案内する対の補助フォーマと、この補助フォーマをスロット内に進入するのに伴い巻回すべきティースに近づくように移動させる補助フォーマ開閉機構とを用い、センタフォーマがコアの径方向内側に移動するのに伴って対の補助フォーマが互いに近づきながらスロットに進入してティースに線材を巻回することを特徴とするものとした。
【0009】
第2の発明は、径方向外側に向けて放射状に突出する各ティースの間に各スロットが開口するコアに対して線材を巻回する多極電機子の巻線装置に適用する。
【0010】
そして、スロットの外側に配置されて線材をティースに案内するセンタフォーマと、スロットの内側に入ってティースを挟むようにして設けられセンタフォーマを介して導かれる線材をティースに当接するまで案内する補助フォーマと、この対の補助フォーマをスロット内に進入するのに伴い巻回すべきティースに近づくように移動させる補助フォーマ開閉機構とを備え、センタフォーマがコアの径方向内側に移動するのに伴って対の補助フォーマが互いに近づきながらスロットに進入してティースに線材を巻回する構成としたことを特徴とするものとした。
【0012】
第3の発明は、第2の発明において、補助フォーマ開閉機構は、センタフォーマの移動に伴いティースの先端に当接して相対変位する開閉カムを備え、この開閉カムによって補助フォーマを案内することを特徴とするものとした。
【0013】
第4の発明は、コアの周囲を回動して線材を繰り出すフライヤと、このフライヤから繰り出される線材をコアに案内するフォーマ機構とを備え、コアをワーク支持台上に載せ、線材をコアに巻回する多極電機子の巻線装置に適用する。
【0014】
そして、コアをワーク支持台上に押し付け固定するワーク押圧部材と、
このワーク押圧部材がコアに押し付けられた状態でワーク押圧部材の位置を検出するワーク押圧位置検出手段とを備えたことを特徴とするものとした。
【0015】
第5の発明は、コアの周囲を回動して線材を繰り出すフライヤと、このフライヤから繰り出される線材をコアに案内するフォーマ機構とを備え、線材をコアに巻回する多極電機子の巻線装置に適用する。
【0016】
そして、フライヤを支持して回転する中空のスピンドルと、このスピンドルの内側を貫通しフォーマ機構を支持するフォーマ支持部材と、スピンドルの回転をこのフォーマ支持部材に伝える遊星歯車機構とを備え、スピンドルの回転に伴い遊星歯車が回動することによりフォーマ支持部材を静止させる構成とし、この遊星歯車機構をフライヤ及びフォーマ機構から離れたスピンドル及びフォーマ支持部材の端部側に設け、フライヤをスピンドルに対してスピンドルの回転軸方向に移動する機構を備えたことを特徴とするものとした。
【0017】
【発明の作用および効果】
第1及び第2の発明によると、ティースに巻回される線材にコアの径方向外側に引っ張る力が働いている場合でも、補助フォーマがスロットの内側(ティースに挟まれた空間)に入ってセンタフォーマを介して導かれる線材をティースに当接するまで案内することにより、線材が巻回される位置精度を高め、多極電機子の品質向上がはかられる。
【0018】
そして、補助フォーマがスロット内に進入するのに伴い補助フォーマを巻回すべきティースに近づけることにより、補助フォーマは隣り合うティース及びその巻線に干渉することなく、スロットの奥部に進入することができる。
【0019】
第3の発明によると、センタフォーマの移動に伴い開閉カムがティースの先端に押されて補助フォーマを案内する構造により、補助フォーマを動かすアクチュエータ等を設けなくて済み、構造の簡素化がはかれる。
【0020】
第4の発明によると、コアをワーク支持台上にワーク押圧部材を介して固定する動作によりコアの寸法バラツキが検出されるため、巻線機構の位置調整を行うことにより巻線精度が低下することを避けられ、ステータの品質向上がはかられる。また、コアの寸法変更等にも対応することが可能となり、多種のコアを効率良く生産できる。
【0021】
第5の発明によると、スピンドルが回転しても、遊星歯車機構がフォーマ支持部材を回転させず、フォーマ機構を静止させられる。遊星歯車機構は、フライヤ及びフォーマ機構から離れたスピンドル及びフォーマ支持部材の端部側に設けられるため、ベルト等を用いた従来構造のようにスピンドルのまわりに介装スペースを設けなくて済み、装置のレイアウトが容易になる。さらに、フライヤを軸方向に独立して移動させることが容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は本発明の実施の形態による巻線装置の構成を示す側面図、図2はその要部斜視図である。本実施の形態による巻線装置1は、コア10に線材Wを自動的に巻回するものである。
【0024】
環状のコア10は、例えばアウターロータ式モータに備えられるステータ(多極電機子)を構成するもので、複数のティース10aが径方向外側に向けて放射状に突出し、各ティース10aの間に各スロット10bが開口している。
【0025】
ここで、互いに直交するX、Y、Zの3軸を設定し、X軸が略水平前後方向、Y軸が略水平横方向、Z軸が略垂直方向に延びるものとし、巻線装置1の構成について説明する。
【0026】
巻線装置1は、架台2に対してコア10をその中心軸(Z軸)回りに回動させるインデックス機構11と、線材Wを繰り出すフライヤ5と、このフライヤ5をコア10に対して回動させ、線材Wをティース10aに巻回する巻線機構20とを備える。
【0027】
インデックス機構11は、架台2に対してZ軸回りに回転可能に支持されるワーク支持台12と、このワーク支持台12を回転駆動するインデックスモータ13とを備える。
【0028】
図3に示すように、コア10をワーク支持台12上に押し付け固定するワーク押さえ機構7を備える。このワーク押さえ機構7は、コア10の上方に配置されるワーク押圧部材15と、このワーク押圧部材15を架台2に対してZ軸方向に昇降可能に支持する昇降枠16及びガイドフレーム30と、この昇降枠16を昇降駆動する対のエアシリンダ14を備える。コア10はワーク押圧部材15を介してワーク支持台12上に押し付け固定され、ワーク支持台12と共に同軸上で回転する。
【0029】
ワーク押圧部材15の側部にはフック3が設けられる。線材Wをティース10aに巻回する前にこのフック3に線材Wを係止する。線材Wをティース10aに巻回し終えると、エアシリンダ4によってフック3の先端部が下方に回動することによりフック3に係止された線材Wが外されるようになっている。
【0030】
巻線装置1は、ワーク押圧部材15がコア10に押し付けられた状態でワーク押圧部材15の位置を検出するワーク押圧位置検出手段と、この検出値に応じてフライヤ5の回動中心軸がコア10の中心部と交差するようにワーク支持台12に対する巻線機構20の相対位置を自動的に調節するコントローラ90とを備える。
【0031】
ワーク押圧位置検出手段として、エアシリンダ14を介してワーク押圧部材15に連動して昇降する昇降バー16と、この昇降バー16の下面に当接してワーク押圧部材15とともに下降する検出ロッド17と、検出ロッド17を昇降バー16の下面に当接するように付勢する戻しシリンダ19と、この検出ロッド17の変位量Lを測定する変位センサ(マグネットスケール)18とを備える。
【0032】
ワーク支持台12に対する巻線機構20の相対位置を調節する機構として、巻線機構20を搭載するヘッド6と、このヘッド6を昇降可能に支持するヘッド支持台31及びガイドレール38と、このヘッド6をボールネジ33を介して昇降するヘッド昇降モータ32とを備える。コントローラ90が変位センサ18の検出信号に応じてヘッド昇降モータ32の作動を制御し、ヘッド6を昇降させることにより、コア10の寸法バラツキに起因してフライヤ5の回動中心軸がずれることを解消する。
【0033】
架台2とヘッド支持台31の間には複数のスプリング34が設けられる。各スプリング34の付勢力によってヘッド支持台31が引き上げられ、ヘッド昇降モータ32の負荷を減らして省力化がはかられる。
【0034】
巻線機構20をX軸方向に移動する機構として、ヘッド6をヘッド支持台31に対してX軸方向に移動可能に支持するガイドレール35と、ヘッド支持台31をボールネジ36を介して駆動するヘッド移動モータ37とを備える。これにより、巻線機構20がコア10に対して進退させられる。
【0035】
巻線機構20は、フライヤ5を回動させる機構として、フライヤ5とともにX軸回りに回転するスピンドル21と、このスピンドル21をプーリ22,23及びベルト24を介して回転駆動するスピンドルモータ25とを備える。スピンドル21はヘッド6に対してベアリング26を介して回転可能に支持される。
【0036】
フライヤ5をX軸方向に移動する機構として、フライヤ5をX軸方向に移動可能に支持するスライダ27と、このスライダ27をX軸方向に移動させるシリンダ28とを備える。環状のスライダ27はスピンドル21に対してスプライン29を介して摺動可能に支持される。これにより、フライヤ5はティース10aに対して往復動させられ、前進位置にてフライヤ5を回転させると、線材Wがフック3に係止されるようになっている。
【0037】
線材Wをティース10aに案内するフォーマ機構40がスピンドル21とコア10の間に設けられる。中空構造のスピンドル21の内側にはフォーマ機構40を支持するフォーマ支持部材51が貫通して設けられ、このフォーマ支持部材51はベアリング49を介してスピンドル21に回転可能に支持される。
【0038】
スピンドル21の回転に伴いこのフォーマ支持部材51を静止させる遊星歯車機構48を備え、フォーマ機構40を静止させる。
【0039】
図4に示すように、遊星歯車機構48は、ヘッド6に固定されるリングギヤ47と、スピンドル21を回転させるプーリ23に支持シャフト41を介して回転可能に支持されるギヤ(遊星歯車)46と、このギヤ46に噛み合うギヤ(遊星歯車)45と、このギヤ45に支持シャフト42を介して同軸上に結合されるギヤ(遊星歯車)44と、このギヤ44に噛み合いフォーマ支持部材51に固定されるギヤ43とを備える。各支持シャフト41,42は図示しない支持部材を介して各ギヤ43〜47が噛み合う位置関係が維持される。
【0040】
これにより、スピンドル21の回転によってギヤ46がリングギヤ47に噛み合いながらスピンドル21のまわりを回動するため、これに噛み合うギヤ45及び支持シャフト42を介して結合されるギヤ44も回転しながらスピンドル21のまわりを回動する。この結果、ヘッド6に対してスピンドル21が回転しても、ギヤ43は停止した状態を保ち、ギヤ43に固定されるフォーマ支持部材51が回転せず、フォーマ機構40が静止する。
【0041】
遊星歯車機構48は、フライヤ5及びフォーマ機構40から離れたスピンドル21及びフォーマ支持部材51の端部側に設けられるため、ベルト等を用いた従来構造のようにスピンドル21のまわりに介装スペースを設けなくて済み、装置のレイアウトが容易になる。さらに、フライヤ5をスピンドル21に対して軸方向に移動させる構造を設けられるため、前記従来例と異なり、フライヤ5の移動時にフォーマ機構40が一体に動くことがなく、フライヤ5のみを移動させることができる。この結果、フライヤ5からの線材Wをフック3に係止させる場合に、フォーマ機構40が邪魔にならず、フック3への係止が容易に行える。
【0042】
中空構造をしたフォーマ支持部材51の内側を貫通するカムシャフト54が設けられる。図示しない線材供給源から供給されるワイヤWはこのカムシャフト54の中空部の内側を通してフライヤ5へと導かれる。
【0043】
線材Wをティース10aに案内するフォーマ機構40として、サイドフォーマ9と、センタフォーマ50と、補助フォーマ70を備える。これらにより、線材Wがティース10aに対して精度良く巻回される。
【0044】
一対のサイドフォーマ9は巻回すべきティース10aの両側にあるティース10aをそれぞれ覆うようにして設けられ、支持部材8を介して位置調整可能に固定されている。これらのサイドフォーマ9は、巻線すべきティース10aから離れるにしたがってティース10aから離れる向きに傾斜するとともに、ティース10aの先端に向かって先細となるような曲面を有する形状をなしており、フライヤ5から繰り出される線材Wが巻線すべきティース10aの両側にあるティース10aに引っかからないように案内する。
【0045】
図5、図6に示すように、一対のセンタフォーマ50はスロット10bの外側に位置してティース10aを上下から挟むようにして設けられ、フライヤ5から繰り出される線材Wがティース10aの所定位置に向かうように案内する。
【0046】
センタフォーマ50は、先端部においてティース10aの幅に略等しい幅を有し、コア10の径方向外側に向かうにしたがってティース10aから離れるように傾斜する傾斜面50aと、Z軸方向に延びる端面50bとを有する形状をなし、この傾斜面50a及び端面50b上において線材Wを滑らせて線材Wをティース10aへと円滑に案内する。
【0047】
ティース10aの巻線層数に応じてセンタフォーマ50を開閉するセンタフォーマ開閉機構59として、フォーマ支持部材51に対して各センタフォーマ50をZ軸方向に移動可能に支持するガイドレール52と、各センタフォーマ50を互いに引き寄せるスプリング53と、このスプリング53に抗して各センタフォーマ50を離すカムシャフト54と、このカムシャフト54をボールネジ55を介して駆動するセンタフォーマ移動モータ56とを備える。カムシャフト54はスライドブッシュ57を介してフォーマ支持部材51の内側に摺動可能に支持される。
【0048】
カムシャフト54の先端部にはテーパ部54aが形成されており、センタフォーマ移動モータ56を駆動してカムシャフト54をセンタフォーマ50側へ移動させると、各センタフォーマ50の間にテーパ部54aが挿入される。これによりセンタフォーマ50は、スプリング53の付勢力に抗して互いに離れる方向に移動する。逆に、カムシャフト54をセンタフォーマ50とは反対方向に移動すると、センタフォーマ50はスプリング53の付勢力により互いに近づく方向に移動する。コントローラ90は、センタフォーマ移動モータ56の作動を制御し、ティース10aに対して一層の線材Wの巻回が完了するとセンタフォーマ50がコアティース10aの線材一層の厚さ分だけティース10aから離れるようにする。
【0049】
二対の補助フォーマ70はスロット10b(各ティース10aに挟まれる空間)の内側に入ってティース10aを挟むようにして設けられ、センタフォーマ50を介して導かれる線材Wがティース10aに当接するまで案内し、線材Wの巻回位置精度を高める。
【0050】
各補助フォーマ70は、各センタフォーマ50の間に配置される。楔状をした補助フォーマ70は、コア10の径方向外側に向かうにしたがってティース10aから離れるように傾斜する傾斜面70aを有するとともに、センタフォーマ50の端面50bと段差無く延びる先端部70bを有し、この先端部70b上において線材Wを滑らせて線材Wをティース10aに当接するまで案内する。
【0051】
各補助フォーマ70を開閉する補助フォーマ開閉機構73として、ティース10aの先端に当接して相対的に移動する開閉カム71と、各補助フォーマ70をティース10aに引き寄せるスプリング72とを備え、各補助フォーマ70がスロット10bに入り込むのに伴い開閉カム71の動きに追従してティース10aに近づく構成とする。
【0052】
一対の開閉カム71は各補助フォーマ70の間に介装され、互いにピン74を介して連結される。各開閉カム71は圧縮スプリング75によってティース10aに向けて押し出されるように付勢される。センタフォーマ50がティース10aに重合し、コア10の径方向内側に移動するのに伴って、開閉カム71が巻回すべきティース10aの先端に押されることにより、圧縮スプリング75に抗して補助フォーマ70に対して相対的に移動する。
【0053】
開閉カム71は台形のプレート状に形成される一方、補助フォーマ70には開閉カム71を摺接させる傾斜面70cが形成される。これにより、開閉カム71の動きに追従して補助フォーマ70が開閉する。
【0054】
センタフォーマ50にはy軸方向に延びる段部70dが形成され、補助フォーマ70はこの段部70dに摺接することによりy軸方向に移動するように案内される。
【0055】
図7の(a),(b)に示すように、開閉カム71が圧縮スプリング75に付勢されて先端側にある状態では、補助フォーマ70がスプリング72に抗して開かれる。これにより、補助フォーマ70は巻回すべきティース10aの先端に拡がるつば部10cに干渉することなく、スロット10b内に入ることができる。
【0056】
図7の(a),(b)に示すように、開閉カム71がティース10aの先端に押されて奥側に移動した状態では、補助フォーマ70はスプリング72によって閉じられる。これにより、補助フォーマ70は隣り合うティース10a及びその巻線に干渉することなく、スロット10bの奥部に進入することができる。
【0057】
このように、センタフォーマ50の移動に伴い開閉カム71がティース10aの先端に押されて補助フォーマ70を案内することにより、補助フォーマ70を動かすアクチュエータ等を設けなくて済み、構造の簡素化がはかれる。
【0058】
次に、巻線装置1の巻線動作について説明する。
【0059】
まず、コア10をワーク支持台12に載せ、ワーク押圧部材15を下降し、ワーク支持台12とワーク押圧部材15の間に固定される。
【0060】
このとき、変位センサ18がワーク押圧部材15とともに下降する検出ロッド17の変位量Lを測定する。コントローラ90は変位センサ18の検出信号に応じてヘッド昇降モータ32の作動を制御し、ヘッド6を昇降させることにより、コア10の中心位置に対してフライヤ5の回動中心軸が配置される。これにより、コア10の積層厚の寸法バラツキに起因して巻線精度が低下することを避けられ、ステータの品質向上がはかられる。また、コア10の寸法変更等にも自動的に対応でき、多種のコア10を効率良く生産できる。
【0061】
続いて、ワーク支持台12を回転し、巻回すべきティース10aがフライヤ5の回動中心軸上に配置される。これにより、巻回すべきティース10aの両側に位置する各スロット10bが各フォーマ70の間に配置される。
【0062】
続いて、スピンドル21をコア10に向けて前進させ、フライヤ5とセンタフォーマ50及び補助フォーマ70を所定位置に移動する。
【0063】
続いて、シリンダ28を駆動してフライヤ5を前進させた後、スピンドル21を半回転し、フライヤ5から繰り出される線材Wをフック3に係止する。次にシリンダ28を再び駆動してフライヤ5を後退させ、巻線位置に戻す。
【0064】
フライヤ5から繰り出される線材Wをティース10aに巻回するとき、サイドフォーマ9が線材Wをティース10aに引っかからないように案内する。そしててセンタフォーマ50がその傾斜面50a及び端面50b上において線材Wを滑らせて線材Wをティース10aへと円滑に案内する。続いて、補助フォーマ70が先端部70b上において線材Wを滑らせて線材Wをティース10aに当接するまで案内する。
【0065】
こうしてティース10aに巻回される線材Wにはサイドフォーマ9を介してコア10の径方向外側に引っ張り力が働いているが、補助フォーマ70が線材Wをティース10aに当接するまで案内することにより、ティース10aに線材Wが巻回される位置精度を高められ、ステータの品質向上がはかられる。
【0066】
スピンドル21が1回転するのに伴って、ヘッド6は線材Wの一ピッチずつx軸方向に移動し、線材Wがティース10aに整列して巻回される。
【0067】
そして、一層目の巻線が終了すると、センタフォーマ50を線材Wの線径分だけティース10aから離れる方向に移動させて二層目の巻線を行う。
【0068】
一つのティース10aに対する巻線が終了すると、フック3を下向きに動かして係止された線材Wを外した後、センタフォーマ50を後退させ、ワーク支持台12を回転し、巻回すべきティース10aを換える。
【0069】
1相分の巻線が終了すると、同様にフライヤ5を前進させスピンドル21を半回転させ、線材Wをフック3に係止した後、フライヤ5を巻線位置に戻して、他の相の巻線が行われる。
【0070】
全ティース10aの巻線が終了すると、ワーク押圧部材15を上昇させ、ワーク支持台12上からコア10が取り外される。
【0071】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す巻線装置の側面図。
【図2】同じく斜視図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく遊星歯車機構等の斜視図。
【図5】同じくフォーマ機構の断面図。
【図6】同じくフォーマ機構の斜視図。
【図7】同じく(a)はフォーマ機構の作動状態を示す正面図、(b)は同じく断面図。
【図8】同じく(a)はフォーマ機構の作動状態を示す正面図、(b)は同じく断面図。
【符号の説明】
1 巻線装置
5 フライヤ
10 コア
12 ワーク支持台
15 ワーク押圧部材
18 変位センサ(ワーク押圧位置検出手段)
20 巻線機構
40 フォーマ機構
48 遊星歯車機構
50 センタフォーマ
51 フォーマ支持部材
70 補助フォーマ
71 開閉カム
73 補助フォーマ開閉機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a winding method and a winding device for a multipole armature that constitutes a stator, a rotor, and the like of a generator and an electric motor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of winding device, as disclosed in, for example, Japanese Patent No. 2624825 and Japanese Patent Laid-Open No. 10-257724, a flyer that rotates around the core and feeds a wire rod, and is fed from this flyer. Some have a former that guides the wire to the core and winds the wire around the core.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional multi-pole armature winding device, since the former is disposed outside the core, the former cannot be guided until the wire abuts against the teeth. There has been a problem that the position accuracy of the winding cannot be increased.
[0004]
Moreover, since the core is a structure formed by laminating a large number of iron plates, there is a possibility that slight variations in the thickness occur. When the rotation center axis of the flyer is shifted from the core due to such dimensional variations, there is a problem that the winding accuracy is deteriorated.
[0005]
Further, conventionally, there has been one provided with a rotation transmission mechanism composed of a belt and a pulley so that the former does not rotate with the flyer. In this case, there is a problem that the space for interposing the rotation transmission mechanism becomes large and the layout of the apparatus is difficult. Furthermore, there is a problem that it is difficult to move the flyer independently in the axial direction.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a winding method and a winding device for a multipole armature suitable for a structure in which a wire is wound via a flyer.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
1st invention is applied to the winding method of the multi-pole armature which winds a wire with respect to the core which each slot opens between each teeth which protrude radially toward the radial direction outer side .
[0008]
A center former that is arranged outside the slot and guides the wire to the teeth, and a pair of auxiliary that guides the wire that is provided inside the slot and sandwiches the teeth and guided through the center former until it abuts the teeth. The former and an auxiliary former opening / closing mechanism that moves the auxiliary former so as to approach the teeth to be wound as it enters the slot, and the pair of the center former moves inward in the radial direction of the core. Auxiliary formers enter the slots while approaching each other and wind the wire around the teeth.
[0009]
The second invention is applied to a winding apparatus for a multi-pole armature in which a wire is wound around a core having an open slot between teeth projecting radially outward .
[0010]
A center former that is arranged outside the slot and guides the wire to the teeth; and an auxiliary former that is provided inside the slot and sandwiches the teeth and guides the wire guided through the center former until it abuts the teeth. An auxiliary former opening / closing mechanism that moves the pair of auxiliary formers so as to approach the teeth to be wound as the pair of auxiliary formers enters the slot, and the pair of auxiliary formers moves inwardly in the radial direction of the core. The auxiliary former is configured to enter the slot while approaching each other and wind the wire around the teeth.
[0012]
According to a third aspect , in the second aspect , the auxiliary former opening / closing mechanism includes an opening / closing cam that abuts against the tip of the tooth and moves relative to the center former as the center former moves, and guides the auxiliary former using the opening / closing cam. It was supposed to be a feature.
[0013]
The fourth invention includes a flyer that rotates around the core and feeds the wire, and a former mechanism that guides the wire fed from the flyer to the core . The core is placed on a work support, and the wire is placed on the core. Applicable to winding equipment for winding multi-pole armature.
[0014]
And a work pressing member that presses and fixes the core onto the work support,
A workpiece pressing position detecting means for detecting the position of the workpiece pressing member in a state where the workpiece pressing member is pressed against the core is provided.
[0015]
A fifth invention includes a flyer that rotates around a core and feeds a wire, and a former mechanism that guides the wire fed from the flyer to the core, and winding a multipolar armature that winds the wire around the core. Applies to line equipment.
[0016]
A hollow spindle that supports and supports the flyer; a former support member that passes through the inside of the spindle and supports the former mechanism; and a planetary gear mechanism that transmits the rotation of the spindle to the former support member. The planetary gear rotates with the rotation so that the former support member is stationary . This planetary gear mechanism is provided on the spindle and the end of the former support member apart from the flyer and the former mechanism. A mechanism for moving in the direction of the rotation axis of the spindle is provided .
[0017]
Operation and effect of the invention
According to the first and second aspects of the invention, even when a force that pulls the wire wound around the teeth to the outside in the radial direction of the core is acting, the auxiliary former enters the inside of the slot (the space between the teeth). By guiding the wire rod guided through the center former until it comes into contact with the teeth, the positional accuracy in which the wire rod is wound is improved, and the quality of the multipole armature is improved.
[0018]
As the auxiliary former enters the slot , the auxiliary former moves closer to the teeth to be wound, so that the auxiliary former can enter the back of the slot without interfering with adjacent teeth and its windings. it can.
[0019]
According to the third invention, the opening / closing cam is pushed by the tip of the teeth along with the movement of the center former to guide the auxiliary former, so that it is not necessary to provide an actuator for moving the auxiliary former, and the structure can be simplified.
[0020]
According to the fourth aspect of the invention, since the dimensional variation of the core is detected by the operation of fixing the core on the work support base via the work pressing member, the winding accuracy is lowered by adjusting the position of the winding mechanism. This avoids this and improves the quality of the stator. Moreover, it becomes possible to cope with a change in the dimensions of the core, and various cores can be produced efficiently.
[0021]
According to the fifth invention, even if the spindle rotates, the planetary gear mechanism does not rotate the former support member, and the former mechanism can be made stationary. Since the planetary gear mechanism is provided on the end side of the spindle and the former support member away from the flyer and the former mechanism, there is no need to provide an interposing space around the spindle as in the conventional structure using a belt or the like. The layout becomes easier. Furthermore, it becomes easy to move the flyer independently in the axial direction.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0023]
FIG. 1 is a side view showing a configuration of a winding device according to an embodiment of the present invention, and FIG. The winding device 1 according to the present embodiment automatically winds a wire W around a
[0024]
The
[0025]
Here, three axes X, Y, and Z orthogonal to each other are set, the X axis extends in a substantially horizontal front-rear direction, the Y axis extends in a substantially horizontal lateral direction, and the Z axis extends in a substantially vertical direction. The configuration will be described.
[0026]
The winding device 1 includes an index mechanism 11 that rotates the
[0027]
The index mechanism 11 includes a
[0028]
As shown in FIG. 3, a
[0029]
A hook 3 is provided on the side of the
[0030]
The winding device 1 includes a workpiece pressing position detection unit that detects the position of the
[0031]
As a workpiece pressing position detecting means, a lifting
[0032]
As a mechanism for adjusting the relative position of the winding
[0033]
A plurality of
[0034]
As a mechanism for moving the winding
[0035]
As a mechanism for rotating the flyer 5, the winding
[0036]
As a mechanism for moving the flyer 5 in the X-axis direction, a
[0037]
A
[0038]
A
[0039]
As shown in FIG. 4, the
[0040]
As a result, the rotation of the
[0041]
The
[0042]
A
[0043]
A side former 9, a center former 50, and an auxiliary former 70 are provided as a
[0044]
The pair of side formers 9 are provided so as to cover the
[0045]
As shown in FIGS. 5 and 6, the pair of
[0046]
The center former 50 has a width substantially equal to the width of the
[0047]
As a center former opening /
[0048]
A tapered
[0049]
The two pairs of
[0050]
Each auxiliary former 70 is disposed between each center former 50. The wedge-shaped auxiliary former 70 has an
[0051]
The auxiliary former opening /
[0052]
The pair of opening /
[0053]
The opening /
[0054]
The center former 50 is formed with a
[0055]
As shown in FIGS. 7A and 7B, the auxiliary former 70 is opened against the
[0056]
As shown in FIGS. 7A and 7B, the auxiliary former 70 is closed by the
[0057]
As described above, the opening /
[0058]
Next, the winding operation of the winding device 1 will be described.
[0059]
First, the
[0060]
At this time, the
[0061]
Subsequently, the
[0062]
Subsequently, the
[0063]
Subsequently, after the
[0064]
When the wire rod W fed out from the flyer 5 is wound around the
[0065]
In this manner, the wire W wound around the
[0066]
As the
[0067]
When the first-layer winding is completed, the center former 50 is moved in the direction away from the
[0068]
When the winding of one
[0069]
When the winding for one phase is completed, the flyer 5 is similarly advanced, the
[0070]
When the winding of all the
[0071]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a winding device showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the same.
FIG. 3 is a front view of the same.
FIG. 4 is a perspective view of the planetary gear mechanism and the like.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the former mechanism.
FIG. 6 is a perspective view of the former mechanism.
7A is a front view showing an operating state of the former mechanism, and FIG. 7B is a sectional view of the former mechanism.
8A is a front view showing the operating state of the former mechanism, and FIG. 8B is a cross-sectional view.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Winding device 5
20
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