JP3632382B2 - Blow mark removal device in shell mold forming - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、造形用樹脂と、けい砂等とを混合してなるレジンサンドによってシェル鋳型を成形する際に、このシェル鋳型から突出するように形成されたブロー口跡を除去するシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シェル中子等からなるシェル鋳型をシェル造形法によって成形した後、ブロー口に充填されたレジンサンドが硬化することによってシェル鋳型から突出するように形成されたブロー口跡を、折取りバー等によって叩き折ることによって除去することが行われているが、このブロー口跡を適正に叩き折ることが困難であるため、ブロー口跡の基端部がシェル鋳型に残存したり、ブロー口跡とともにシェル鋳型の一部がえぐり取られたりし易いという問題があった。
【0003】
また、例えば特開平4−309432号公報に示されるように、シェル中子の中子本体に薄肉の錐台形状のランドを介してブロー口跡を形成し、カッタホイールを有する切断機により上記ランドを削り落すと同時にブロー口跡を切断除去することにより、中子本体にブロー口跡の一部が残存したり、中子本体がえぐり取られたりすることなく、上記ブロー口跡を除去できるようにすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に示されるように、ブロー口跡の基端部にランドを形成してこのランドを切断機によって削り落すように構成した場合には、シェル鋳型にブロー口跡の一部が残存したり、シェル鋳型の一部がえぐり取られたりするのを防止できるという利点を有する反面、シェル鋳型の成形後にこのシェル鋳型を金型から取り出し、上記ランドを切断機によって削り落すという繁雑な作業が必要であるという欠点がある。特に、複雑な形状を有するシェル鋳型の型面に上記ブロー口跡が形成されている場合には、シェル鋳型を傷付けないように注意しつつ、上記切断機を操作しなければならないので、作業時間が長くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、繁雑な作業を要することなくシェル鋳型に形成されたブロー口跡を適正に除去することができるシェル鋳型成形におけるブロー口跡除去装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、シェル鋳型を成形する際に、シェル鋳型から突出するように形成されたブロー口跡を除去するシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置であって、シェル鋳型成形用の金型に、ブロー口を有するスライドブロックを設置するとともに、上記ブロー口内に形成されたブロー口跡の基端部に剪断力を作用させる方向にスライドブロックを移動させる駆動手段を設けたものである。
【0007】
上記構成によれば、シェル鋳型の成形後に、上記駆動手段によってスライドブロックをスライド変位させることにより、このスライドブロックのブロー口内に充填されたレジンサンドが硬化することによって形成されたブロー口跡の基端部が剪断力を受け、このブロー口跡がシェル鋳型から切断されて除去されることになる。
【0008】
請求項2に係る発明は、上記請求項1記載のシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置において、金型に、ブロー口の軸線に対して傾斜する方向に伸びるガイド面と、このガイド面に沿ってスライドブロックをスライド変位させる付勢部材からなる駆動手段とを設けるとともに、この付勢部材の付勢力に応じてスライドブロックがスライド変位するのを規制する規制手段を備え、この規制手段によるスライドブロックの規制状態を解除することにより、スライドブロックを上記ガイド面に沿ってスライド変位させてブロー口跡の基端部に剪断力を作用させるように構成したものである。
【0009】
上記構成によれば、シェル鋳型の成形後に、上記規制手段によるスライドブロックの規制状態が解除されることにより、上記付勢部材の付勢力に応じ、スライドブロックがガイド面に沿ってスライド変位し、ブロー口跡の基端部が剪断力を受けてこのブロー口跡がシェル鋳型から切断されることになる。
【0010】
請求項3に係る発明は、上記請求項2記載のシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置において、レジンサンドをキャビティ内に充填するブローヘッドからなる規制手段によってスライドブロックのスライド変位を規制するとともに、スライドブロックをブローヘッド側に付勢する付勢部材からなる駆動手段を金型に設けたものである。
【0011】
上記構成によれば、ブローヘッドによってスライドブロックが下方に押圧されることにより、このスライドブロックのスライド変位が規制された状態で、シェル鋳型の成形が行われるとともに、シェル鋳型の成形後に、上記ブローヘッドによるスライドブロックの規制状態が解除されることにより、上記付勢部材の付勢力に応じ、スライドブロックがガイド面に沿って斜め上方にスライド変位し、ブロー口跡の基端部に剪断力が作用してこのブロー口跡がシェル鋳型から切断されることになる。
【0012】
請求項4に係る発明は、上記請求項3記載のシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置において、ブローヘッドと、スライドブロックとの間に、位置決めピンと、この位置決めピンが挿入される凹孔とを設けたものである。
【0013】
上記構成によれば、シェル鋳型の成形時に、ブローヘッドによってスライドブロックのスライド変位を規制する際に、上記凹孔内に位置決めピンが挿入されてブローヘッドとスライドブロックとが互いに位置決めされることになる。
【0014】
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4のいずれかに記載のシェル鋳型成形におけるブロー口跡の除去装置において、スライドブロックのブロー口内に形成されたブロー口跡を押し出すノックアウトピンを備えたものである。
【0015】
上記構成によれば、シェル鋳型の成形後に、上記ノックアウトピンがブロー口内に挿入されることにより、上記ブロー口跡がブロー口内から押し出されて除去されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るシェル鋳型成形におけるブロー口跡除去装置の実施形態を示している。このブロー口跡除去装置は、レジンサンド1を収容するブローヘッド2と、シェル鋳型成形用のキャビティ3を形成する上型4および下型5からなる金型と、成形後のシェル鋳型をキャビティ3内から押し出すエジェクトピン6とを有している。上記ブローヘッド2の底壁部には、レジンサンド1の充填孔7,7が形成されるとともに、この充填孔7,7の上部を覆うように、レジンサンド1の落下を防止する邪魔板8,8が設置され、かつ下窄まりの位置決めピン9が所定の位置に突設されている。
【0017】
上型4には、キャビティ3の上面部を構成する凹部が底面に形成されるとともに、その上方にスライドブロック10と、キャビティ3内に充填されたレジンサンドを加熱するヒータ11とが設置されている。上記スライドブロック10は、上型4に形成された斜め方向のガイド面12に沿ってスライド自在に支持されるとともに、コイルスプリング等からなる付勢部材13によって斜め上方に付勢されている。また、スライドブロック10には、上記ブローヘッド2の充填孔7,7に連通する一対のブロー口14,14と、上記位置決めピン9が挿入される下窄まりの凹孔15とが形成されている。
【0018】
上記ブロー口14,14は、キャビティ3の上面と直交する方向に伸びるとともに、このブロー口14,14内に充填されたレジンサンドが硬化することによって形成される後述のブロー口跡を容易に押し出すことができるように下広がり形状に形成されている。また、ガイド面12は、上記ブロー口14,14の軸線に対して所定角度だけ傾斜した状態で上型4に設置されている。
【0019】
上記下型5には、キャビティ3の底面部を構成する凹部が上面に形成されるとともに、キャビティ3内に充填されたレジンサンドを加熱するヒータ16が所定の位置に配設されている。また、上記エジェクトピン6は、図外の駆動シリンダによって昇降駆動され、下型5に形成された透孔(図示せず)を貫通して上記キャビティ3内に先端部が導入されることにより、成形後のシェル鋳型をキャビティ3内から上方に押し出して離型するように構成されている。
【0020】
上記構成において、図2に示すように、上型4と下型5とを型閉じした後にブローヘッド2を下降させ、その下面に突設された位置決めピン9を上記スライドブロック10の凹孔15内に挿入し、このスライドブロック10とブローヘッド2とを互いに位置決めしつつ、ブローヘッド2によってスライドブック10を下方に押圧して下型5内に押し込むことにより、スライドブロック10の上方へのスライド変位を規制した状態で、ブロー用エアを作用させてブローヘッド2内のレジンサンド1を、上記充填孔7,7およびブロー口14,14からキャビティ3内に吹き込んで充填する。
【0021】
そして、キャビティ3内に吹き込まれたレジンサンドを上記ヒータ11,16により加熱して造形用樹脂を硬化させることにより、上記キャビティ3に対応した形状のシェル鋳型17が成形されるとともに、上記ブロー口14,14内に充填されたレジンサンドにより、上記シェル鋳型17の上面から突出するブロー口跡18,18が形成されることになる。
【0022】
その後、図3に示すように、上型4と下型5とを型閉じした状態で、ブローヘッド2を上昇させて上記スライドブロック10の押圧状態を解除することにより、上記付勢部材13の付勢力に応じ、スライドブック10をガイド面12に沿って斜め上方に上昇させる。このように上型4と下型5とによってシェル鋳型17を保持した状態で、スライドブック6を斜め上方にスライド変位させることにより、上記ブロー口14,14内のブロー口跡18,18の基端部に剪断力を作用させて、このブロー口跡18,18の基端部をシェル鋳型17から切断することができる。
【0023】
次いで、図4に示すように、ノックアウトピン19,19を有するノックアウトプレート20を上型4の上方に設置し、このノックアウトプレート20に昇降自在に支持されるとともに、コイルばね等からなる付勢部材21によって下方に付勢された位置決めピン22の先端部をスライドブロック10の凹孔15内に挿入して位置決めしつつ、スライドブロック10を下降させた後、上型4を上昇させて型開きする。これによって図5に示すように、上記ノックアウトピン19,19がブロー口14,14内に導入されて上記ブロー口跡18,18がブロー口14,14内から押し出される。さらに、エジェクトピン6によって上記シェル鋳型17を下型5から押し出すことにより、このシェル鋳型17を離型させる。
【0024】
このように上型4および下型5からなる金型に、ブロー口14を有するスライドブロック10を設置するとともに、上記ブロー口14内に形成されたブロー口跡18の基端部に剪断力を作用させる方向にスライドブロック10を移動させる上記付勢部材13からなる駆動手段を設けたため、上記上型4と下型5とによってシェル鋳型17を保持した状態で、上記付勢部材13の付勢力に応じ、スライドブロック10をスライド変位させることによってブロー口跡18,18の基端部をシェル鋳型17から容易かつ適正に切断することができる。
【0025】
すなわち、シェル鋳型17を成形後に金型から取り出して、カッタホイールを有する切断機等によりブロー口跡18,18の基端部を切り落す等の煩雑な作業を要することなく、かつブロー口跡18,18の基端部がシェル鋳型17に残存したり、ブロー口跡18,18とともにシェル鋳型17の一部がえぐり取られたりする等の問題を生じることなく、ブロー口跡18,18を適正に除去することができる。しかも、上記切断機等を使用することなくブロー口跡18,18の除去作業を行うことができるため、複雑な形状を有するシェル鋳型17の型面に上記ブロー口跡18,18が形成されている場合においても、これをシェル鋳型17から容易かつ適正に切断することができる。
【0026】
なお、ブロー口14,14の軸線に対して傾斜する方向に伸びるガイド面12に沿ってスライドブロック10をスライド変位させるように付勢する付勢部材13からなる駆動手段を設けてなる上記実施形態に代え、スライドブロック10を駆動シリンダ等によって側方にスライド変位させることによって上記ブロー口跡18,18の基端部をシェル鋳型17から切断するようにしてもよいが、このように構成した場合には、上記駆動シリンダ等を金型に設置する必要があるので構造が複雑になることが避けられない。
【0027】
このため、上記実施形態に示すように、上記付勢部材13からなる駆動手段の付勢力に応じ、スライドブロック10をガイド面12に沿って斜め上方にスライド変位させて、ブロー口跡18,18の基端部に剪断力を作用させるように構成することにより、シェル鋳型17の成形後に、上記ブローヘッド2からなる規制手段によるスライドブロック10の規制状態を解除するだけで、ブロー口跡18,18を極めて容易に除去できるように構成することが望ましい。
【0028】
特に、上記実施形態に示すように、上記ブローヘッド2からなる規制手段によるスライドブロック10のスライド変位を規制するとともに、スライドブロック10をブローヘッド2側に付勢する付勢部材13からなる駆動手段を上型4に設けた場合には、シェル鋳型17の成形時に、上記スライドブロック10のスライド変位を規制するために別体の規制手段を設ける必要がないとともに、シェル鋳型17を金型から離型させる際に、上記ブローヘッド2を上昇させるのと同時に、上記付勢部材13の付勢力に応じ、スライドブロック10を斜め上方にスライド変位させることにより、ブロー口跡18,18の基端部に剪断力を作用させてこのブロー口跡18,18をシェル鋳型17から切断することができる。
【0029】
また、上記実施形態では、ブローヘッド2と、スライドブロック10との間に、位置決めピン9と、この位置決めピン9が挿入される凹孔15とを設けたため、上記ブローヘッド2を下降させて上記凹孔15内に位置決めピン9を挿入することにより、上記ブローヘッド2とスライドブロック10とを適正に位置決めして、ブローヘッド2に形成された充填孔7,7と、スライドブロック10に形成されたブロー口14,14とを正確に位置合わせすることができる。したがって、ブローヘッド2内のレジンサンド1を、上記充填孔7,7およびブロー口14,14からキャビティ3内に適正に充填することができる。
【0030】
さらに、上記実施形態では、スライドブロック10のブロー口14,14内に形成されたブロー口跡18,18を押し出すノックアウトピン19,19を設けたため、このノックアウトピン19,19を上記ブロー口14,14内に挿入することにより、上記ブロー口跡18,18をブロー口14,14から押し出して適正に除去することができる。
【0031】
また、上記実施形態に示すように、ノックアウトピン19,19が突設されたノックアウトプレート20に、スライドブロック10の凹孔15内に先端部が挿入される位置決めピン22を突設した場合には、この位置決めピン22を上記凹孔15内に挿入することにより、上記ノックアウトピン19,19と、スライドブロック10に形成されたブロー口14,14とを正確に位置合わせし、上記ノックアウトピン19,19によってブロー口跡18,18を適正に押し出すことができる。
【0032】
なお、上記実施形態では、単一のスライドブロック10に一対のブロー口14,14を形成し、上記スライドブロック10を斜め上方にスライド変位させることにより、両ブロー口14,14内のブロー口跡18,18を同時に剪断するように構成した例について説明したが、各ブロー口14,14をそれぞれ別々のスライドブロックに形成し、このスライドブロックを個別にスライド変位させることにより、各ブロー口跡18,18を剪断するように構成してもよい。また、単一のスライドブロック10に3個以上のブロー口を形成した構造としてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、シェル鋳型成形用の金型に、ブロー口を有するスライドブロックを設置するとともに、上記ブロー口内に形成されたブロー口跡の基端部に剪断力を作用させる方向にスライドブロックを移動させる駆動手段を設けたため、シェル鋳型を成形後に金型から取り出して切断機によりブロー口跡の基端部を切り落す等の煩雑な作業を要することなく、かつブロー口跡の基端部がシェル鋳型に残存したり、ブロー口跡とともにシェル鋳型の一部がえぐり取られたりする等の問題を生じることなく、ブロー口跡を適正に除去できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロー口跡の除去装置の実施形態を示す断面図である。
【図2】シェル鋳型成形用の金型を型閉じした状態を示す断面図である。
【図3】ブローヘッドを上昇させた状態を示す断面図である。
【図4】ノックアウトプレートの設置状態を示す断面図である。
【図5】ノックアウトピンによるブロー口跡の押出状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レジンサンド
2 ブローヘッド
3 キャビティ
4 上型(金型)
5 下型(金型)
9 位置決めピン
10 スライドブロック
12 ガイド面
13 付勢部材(駆動手段)
14 ブロー口
15 凹孔
17 シェル鋳型
18 ブロー口跡
19 ノックアウトピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a blow in shell mold molding that removes blow marks formed so as to protrude from a shell mold when a shell mold is molded with a resin sand obtained by mixing a molding resin and silica sand. The present invention relates to a mouth removal device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, after molding a shell mold made of a shell core or the like by a shell molding method, the blow sand mark formed so as to protrude from the shell mold by curing the resin sand filled in the blow port, a break bar or the like However, since it is difficult to smash this blow mouth trace properly, the base end of the blow mouth trace remains in the shell mold or together with the blow mouth trace of the shell mold. There was a problem that some of them were easily removed.
[0003]
Further, for example, as disclosed in JP-A-4-309432, a blow mouth mark is formed on a core body of a shell core through a thin frustum-shaped land, and the land is cut by a cutting machine having a cutter wheel. By cutting and removing the blow mouth trace at the same time as scraping off, it is possible to remove the blow mouth trace without leaving a part of the blow mouth trace on the core body or removing the core body. Has been done.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in the above publication, when a land is formed at the base end portion of the blow mouth trace and the land is scraped off by a cutting machine, a part of the blow mouth trace remains in the shell mold or the shell While it has the advantage that it can prevent part of the mold from being removed, it requires a complicated operation of removing the shell mold from the mold after the shell mold is formed and scraping the land with a cutting machine. There is a drawback. In particular, when the blow mouth mark is formed on the mold surface of a shell mold having a complicated shape, the cutting machine must be operated while taking care not to damage the shell mold. There is a problem of becoming longer.
[0005]
In view of such circumstances, the present invention provides a blow mouth trace removing apparatus in shell mold molding that can appropriately remove blow mouth traces formed on a shell mold without requiring complicated work.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
According to the above configuration, the base end of the blow port trace formed by hardening the resin sand filled in the blow port of the slide block by sliding the slide block by the driving means after the shell mold is formed. The part receives a shearing force, and the blow mouth mark is cut and removed from the shell mold.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the blow port trace removing device in the shell mold forming according to the first aspect, a guide surface extending in a direction inclined with respect to the axis of the blow port is formed on the mold, and along the guide surface. And a driving means including a biasing member that slides and displaces the slide block, and a regulation means that regulates the sliding displacement of the slide block according to the biasing force of the biasing member. By releasing the restriction state, the slide block is slid along the guide surface, and a shearing force is applied to the base end portion of the blow mouth mark.
[0009]
According to the above configuration, the slide block is slid along the guide surface according to the urging force of the urging member by releasing the restriction state of the slide block by the restriction means after the shell mold is formed, The blow mouth trace is cut from the shell mold by receiving a shearing force at the base end portion of the blow mouth trace.
[0010]
The invention according to
[0011]
According to the above configuration, when the slide block is pressed downward by the blow head, the shell mold is molded in a state where the slide displacement of the slide block is regulated, and after the shell mold is molded, the blow block is molded. When the restriction state of the slide block by the head is released, the slide block slides obliquely upward along the guide surface according to the biasing force of the biasing member, and a shearing force acts on the base end of the blow mouth mark. This blow mouth mark is cut from the shell mold.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the blow mouth trace removing device in the shell mold forming of the third aspect, a positioning pin and a recessed hole into which the positioning pin is inserted are provided between the blow head and the slide block. It is provided.
[0013]
According to the above configuration, when the slide displacement of the slide block is regulated by the blow head during the molding of the shell mold, the positioning pin is inserted into the concave hole so that the blow head and the slide block are positioned relative to each other. Become.
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, in the blow mold trace removing device in the shell mold molding according to any one of the first to fourth aspects, a knockout pin for pushing out the blow trace formed in the blow port of the slide block is provided. It is.
[0015]
According to the above configuration, after the shell mold is formed, the knockout pin is inserted into the blow port, whereby the blow port mark is pushed out and removed from the blow port.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of a blow mark removing device in shell mold forming according to the present invention. This blow port mark removing device includes a
[0017]
The upper mold 4 is formed with a concave portion forming the upper surface portion of the
[0018]
The
[0019]
In the
[0020]
In the above configuration, as shown in FIG. 2, after closing the upper die 4 and the
[0021]
The resin sand blown into the
[0022]
Thereafter, as shown in FIG. 3, with the upper mold 4 and the
[0023]
Next, as shown in FIG. 4, a
[0024]
In this way, the
[0025]
That is, the
[0026]
The above-described embodiment is provided with driving means including an urging
[0027]
For this reason, as shown in the above embodiment, the
[0028]
In particular, as shown in the above-described embodiment, the drive means including the urging
[0029]
In the above embodiment, since the
[0030]
Further, in the above embodiment, since the knockout pins 19 and 19 for pushing out the blowout marks 18 and 18 formed in the
[0031]
Further, as shown in the above-described embodiment, when a
[0032]
In the above-described embodiment, a pair of
[0033]
【The invention's effect】
As described above, a slide block having a blow port is installed in a mold for shell mold molding, and the slide block is applied in a direction in which a shearing force is applied to the base end portion of the blow port mark formed in the blow port. Since the moving means is provided, the shell mold is removed from the mold after molding, and the base end of the blow mouth trace is not required to be cut off by a cutting machine. In this case, there is an advantage that the blow mouth trace can be appropriately removed without causing a problem such as remaining in the mold or part of the shell mold being removed together with the blow mouth trace.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a blow port mark removing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a closed state of a shell mold forming die.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which the blow head is raised.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an installation state of a knockout plate.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state where a blow mark is pushed out by a knockout pin.
[Explanation of symbols]
1
5 Lower mold (mold)
9 Positioning
14
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