JP3629487B1 - Lock nut - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性が高く、確実に緩み止めを行うことのできるロックナットを提供する。
【解決手段】
切欠11を有する中空の筒状体であるナット部材1と、ナット部材1に取り付けるロック部材2とを備え、ロック部材2をナット部材1に対して回転させることにより、ロック部材2の第1係合部22aにナット部材1の一部が圧迫されて変形し、これにより、緩み止めがなされるロックナットを提供する。ナット部材1の軸方向の一端から他端にわたって、内外が連通した切欠11が設けられていることにより、ナット部材1の、切欠11を挟んだ両側の部分が全体的に変形可能となっているため、従来のように変形に伴い応力が集中してかかることがなく、破損が起こる可能性が極めて小さく、信頼性が高く、確実に緩み止めを行うことができる。
【選択図】 図4
There is provided a lock nut which is highly reliable and can reliably prevent loosening.
[Solution]
A nut member 1 that is a hollow cylindrical body having a notch 11 and a lock member 2 attached to the nut member 1, and by rotating the lock member 2 relative to the nut member 1, the first engagement of the lock member 2 is provided. A part of the nut member 1 is deformed by being pressed against the joint portion 22a, thereby providing a lock nut that is prevented from loosening. By providing a notch 11 that communicates between the inside and the outside from one end to the other end of the nut member 1 in the axial direction, both sides of the nut member 1 across the notch 11 can be deformed as a whole. For this reason, stress is not concentrated with deformation as in the conventional case, the possibility of breakage is extremely small, the reliability is high, and the loosening can be reliably prevented.
[Selection] Figure 4
Description
本願発明は、締結したナットの緩み止めに用いるロックナットに関するものである。 The present invention relates to a lock nut used for locking a tightened nut.
従来より、締結したナットの緩み止めに用いるロックナットに関しては、種々の機構のものが提案されており、その一つとして、特許文献1に記載の「緩み止めナット」がある。
これは、ねじ軸に対して螺合するねじ孔を有する係合部と、係合部と一体に形成されたロック片とからなるナット本体に、ナット本体とは別体であるロックリングを取り付けて回転させることにより、ロックリングに設けられた突部がロック片を押圧し、ロック片がねじ軸に強く押し付けられて、ナット本体の緩み止めがなされるものである。
Conventionally, various mechanisms have been proposed as lock nuts used to prevent the tightened nuts from loosening, and one of them is a “loosening prevention nut” described in
This is because a lock ring, which is a separate body from the nut body, is attached to a nut body consisting of an engaging portion having a screw hole screwed to the screw shaft and a lock piece formed integrally with the engaging portion. The protrusion provided on the lock ring presses the lock piece, and the lock piece is strongly pressed against the screw shaft to prevent the nut body from being loosened.
しかしながらこのロックナットでは、ロック片が上記のように可動のものであり、このロック片が係合部と一体となっているため、係合部とロック片との境界部分に応力が集中してかかり、亀裂が発生するなどして破損してしまうことが多く、信頼性に欠けるものであった。 However, in this lock nut, the lock piece is movable as described above, and since this lock piece is integrated with the engagement portion, stress is concentrated on the boundary portion between the engagement portion and the lock piece. In many cases, it is damaged due to the occurrence of cracks or the like, and it is not reliable.
本願発明はこのことに鑑み、信頼性が高く、確実に緩み止めを行うことのできるロックナットを提供することを課題とする。 In view of this, it is an object of the present invention to provide a lock nut that is highly reliable and can reliably prevent loosening.
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、ボルトBのねじ軸に対して取り付けられるロックナットにおいて、ナット部材1と、ナット部材1の外周面に対して取り付けが可能であり且つボルトと螺合しないロック部材2とを備えたものであり、ナット部材1は、変形可能な素材からなる中空の筒状体であり、ロック部材2を取り付けるための係合部12を備え、内周部分にはボルトBに対して螺合可能なねじ13を備え、側面には、軸方向の一端から他端にわたって、内外が連通した切欠11が設けられたものであって、ロック部材2は、ナット部材1を受容するための受容空間21を有し、受容空間21を取り囲むように係合部22が設けられ、ナット部材1の係合部12とロック部材2の係合部22とには、それぞれ第1係合部12a,22aと第2係合部12b,22bとを備え、第1係合部12a,22aは、第2係合部12b,22bよりも中心軸Cからの径方向の寸法が小さく形成されたものであり、ナット部材1とロック部材2の第1係合部12a,22a同士が相対する位置におかれ、第2係合部12b,22b同士が相対する位置におかれた状態から、ロック部材2をナット部材1に対して回転させ、ロック部材2の第1係合部22aが、ナット部材1の第2係合部12bに当接した状態におかれることにより、ロック部材2の第1係合部22aにナット部材1の一部が圧迫されて変形し、これにより、上記切欠11における周方向の寸法Sが縮小されることを特徴とするロックナットを提供する。
本願第2の発明は、上記本願第1の発明にあって、ボルトBのねじ軸に対してナットNと共に取り付けられるものであり、ボルトBと締結した状態のナットNに当接させることによりナットNの緩みを防止する、ナットNとは別体であることを特徴とするロックナットを提供する。
In order to solve the above-described problem, the invention according to
The second invention of the present application is the first invention of the present application, and is attached together with the nut N to the screw shaft of the bolt B, and the nut is brought into contact with the nut N in a state of being fastened with the bolt B. A lock nut characterized by being separated from the nut N, which prevents N from loosening.
また、本願の第3の発明にあっては、上記本願第1又は第2の発明にあって、上記の第1係合部12a,22aは、面の中央における法線Vがナット部材1及びロック部材2の中心軸Cと交差するように形成された平面であり、上記の第2係合部12b,22bが、ナット部材1及びロック部材2の中心軸Cからの径方向の寸法が等しく形成された円周面であり、ナット部材1の切欠11の中央と中心軸Cとを結ぶ面に対して、ナット部材1の係合部12が対称形状に形成されたものであり、上記のように、ロック部材2の第1係合部22aが、ナット部材1の第2係合部12bに当接した状態におかれた際において、ロック部材2の第1係合部22aがナット部材1に対して与える力の方向が中心軸Cへ向かう方向であることを特徴とするロックナットを提供する。
Further, in the third invention of the present application, in the first or second invention of the present application , the first
また、本願第4の発明では、上記本願第3の発明にあって、ナット部材1の側面には、内外が連通した切欠11が設けられ、平面視方向における形状が、略C形とされており、切欠11は、軸方向における一端から他端にかけて形成されており、切欠11を挟んだ両側の部分が全体的に変形可能となっており、ナット部材1の係合部12は、第1係合部である3つの平面12a,12a,12aと第2係合部である3つの円周面12b,12b,12bとが周方向について交互に形成されており、平面12a,12a,12aの3つの面が、それぞれ120°毎に設けられ、同様に、円周面12b,12b,12bの3つの面が、それぞれ120°毎に設けられており、この平面12a,12a,12aのうちの1つに上記の切欠11が設けられることによって、切欠11の中央と中心軸Cとを結ぶ面に対して、ナット部材1の係合部12が対称形状となっており、ロック部材2の係合部である、受容空間21の内周壁22は、ナット部材1の係合部12の横断面形状とほぼ同形状である、第1係合部である平面22aと第2係合部である円周面22bとが周方向について交互に形成されており、平面22a,22a,22aの3つの面が、それぞれ120°毎に設けられ、同様に、円周面22b,22b,22bの3つの面が、それぞれ120°毎に設けられており、ナット部材1における円周面12bの中心軸Cからの距離よりも、ロック部材2における平面12aの中心軸Cからの距離の方が小さく形成されているため、ロック部材2を周方向に回転させて、ロック部材2における平面部22aを、ナット部材1における円周部12bに当接させ、ナット部材1を圧迫することができ、このとき、切欠11から最も遠い位置にある第1点P1については支点の働きをしナット部材1は不動であり、上記第1点よりも切欠11に近い位置にある点においては、ナット部材1が中心軸Cへ向かう方向の力を受けて変形し切欠11の周方向の寸法Sが縮小されるものであり、ナット部材1は、係合部12を挟む、軸方向の両端側に大径部14,15を備え、この大径部14,15は、少なくともその一部が、ロック部材2の第2係合部22bよりも中心軸Cからの径方向の寸法が大きく形成されたものであり、この大径部14,15により、ナット部材1からロック部材2が外れないようにされたことを特徴とするロックナットを提供する。
In the fourth invention of the present application, in the third invention of the present application, the side surface of the
本願の請求項1又は請求項2に記載の発明にあっては、ナット部材1の軸方向の一端から他端にわたって、内外が連通した切欠11が設けられていることにより、ロック部材2を回転させることに伴い、ナット部材1の、切欠11を挟んだ両側の部分が全体的に変形可能となっている。このため、従来のように変形に伴い応力が集中してかかることがないため、破損が起こる可能性が極めて小さく、信頼性が高く、確実に緩み止めを行うことのできるロックナットを提供することができる。
In the invention according to
また、本願の請求項3に記載の発明にあっては、上記の効果に加え、第1係合部12a,22aが平面であり、第2係合部12b,22bが円周面であるため、ロックナットの製造が比較的容易である。
In addition, in the invention according to claim 3 of the present application, in addition to the above effects, the
また、本願の請求項4に記載の発明にあっては、上記請求項3に記載の発明の効果に加え、ナット部材1とロック部材2とが外れないようにロックナットが製造されるものであるため、現場での作業が簡便である。
In addition, in the invention described in claim 4 of the present application, in addition to the effect of the invention described in claim 3 , the lock nut is manufactured so that the
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態の一例をとりあげて説明する。図1は本例のロックナットの構成を示す分解斜視図であり、図4は緩み止めが行われる際の、ナット部材とロック部材との関係を示す平面視の説明図であり、図5は本例のロックナットの使用の状態を示す説明図である。なお、図4は説明のために、ナット部材1の引掛部15をかしめていない状態を示している。
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an exploded perspective view showing the configuration of the lock nut of this example, FIG. 4 is an explanatory view in plan view showing the relationship between the nut member and the lock member when locking is performed, and FIG. It is explanatory drawing which shows the state of use of the lock nut of this example. FIG. 4 shows a state in which the
本願発明に係るロックナットは、図5に示すように、ボルトBに対して締結されるナットNとは別体のものであり、ボルトBのねじ軸に対して取り付け可能なナット部材1と、ナット部材1に取り付けられ、ナット部材1を締め付けるためのロック部材2とを備える。
As shown in FIG. 5, the lock nut according to the present invention is a separate member from the nut N fastened to the bolt B, and the
ナット部材1は図1,2に示すような中空の筒状体であり、内周部分にはボルトBのねじ軸に対して螺合可能なねじ13が形成されている。本例のナット部材1においては、内周部分のほぼ全面にねじ13が形成されているが、これに限らず、内周部分の一部にのみ、ねじ13を形成したものとしても良い。
また、ナット部材1の側面には、内外が連通した切欠11が設けられることにより、平面視方向における形状が、図2(A)に示すように略C形とされている。本例においては、ナット部材1は、切欠11の中央と中心軸Cとを結ぶ面に対して対称形状に形成されている。なお、後述する平面12aや円周面12bの形状によっては、非対称形状に形成されたものであっても良い。
切欠11は、軸方向における一端から他端にかけて形成されている。つまり、ナット部材1は、切欠11を挟んだ一方側と他方側(図2(A)における右側と左側)とが、縁の切れたものとなっているため、切欠11を挟んだ両側の部分が全体的に変形可能となっている。これに加えて本例においては、後述する係合部12が平面12aと円周面12bとで形成され、これは応力集中の起こりにくい形状であるため、従来のように、変形に伴って応力が特定箇所に集中してかかり、破損が起こる可能性も少ない。
The
Further, the side surface of the
The
ナット部材1は、基部14、係合部12、引掛部15とを備える。
本例において、基部14は平面視円形の平板状に形成された部分であり、この基部14外周の径方向の寸法は、少なくとも一部が、ロック部材2の内周壁22における円周面22bの径方向の寸法よりも大きく形成されており、ナット部材1に対してロック部材2が外れないようになっている。なお、この基部14の底面14aがボルトBに対して締結されたナットNに対して当接する(図5参照)。
なお本例では、上記のように、ナット部材2の外れ止めと、ナットNに対して当接する部分とを一体の基部14として形成しているが、それぞれを別に形成しても良い。
The
In this example, the
In this example, as described above, the
係合部12はロック部材2が取り付けられる部分である。係合部12における外周部分には、本例においては、第1係合部である平面12aと第2係合部である円周面12bとが形成されており、この平面12aと円周面12bとは、3つの面が交互に、それぞれ120°毎に設けられている。そして、この平面12aのうちの1つに切欠11が設けられているため、切欠11の中央と中心軸Cとを結ぶ面に対して、ナット部材1の係合部12が対称形状となっている。
ここで、本例のように第1係合部を平面12aに、第2係合部を円周面12bに形成することは、他の複雑な形状に形成することに比べ、既に述べたように応力集中が起こりにくいという利点と、ロックナットの製造が比較的容易であるという利点とがある。後者の点は、後述するロック部材2における第1係合部(平面)22aと、第2係合部(円周面)22bについても同様であり、ロックナットの製造コストの低減に寄与するものである。
次に、本例において、上記の平面12aは、図2(A)に示すように、面の中央における法線Vがナット部材1の中心軸Cに対し交差するように形成されたものである。また、上記の各面12a,12bは、本例においては、中心軸Cに対して平行な面として形成されたものである。ただし、本願発明は本例の形態に限られるものではなく、平面12aの中央における法線Vがナット部材1の中心軸Cに対しずれて形成されたものや、各面12a,12bを中心軸Cに対して傾斜したテーパ面としても良い。
なお、本例においては、図2(A)に示すように、ナット部材1の上面であり、円周面12bの周方向における中央を通るように、ロック部材2との位置合わせ用のマーキング16が径方向に施されている。
The
Here, as in this example, forming the first engaging portion on the
Next, in this example, the
In this example, as shown in FIG. 2A, the marking 16 for alignment with the
引掛部15は、係合部12にロック部材2を取り付けた後に、図2(B)に矢印で示したように、外側へ折り曲げるようにして変形させ、かしめることができる部分である。かしめた後における、引掛部15の径方向の寸法は、少なくとも一部がロック部材2の内周壁22の径方向の寸法よりも大きくなるように形成されており、上記の基部14と、この引掛部15の存在により、ロック部材2がナット部材1から外れないようになっている。なお、本例においては、引掛部15をかしめる構造としているが、これに限られるものではなく、係合部12にロック部材2を取り付けた後に、ピンやナットなどをナット部材1の、図1における上端部に取り付けることにより、ロック部材2の外れ止めとしても良い。
The hooking
このナット部材1は、ロック部材2に押圧されて変形することにより、ボルトBのねじ軸に対して押し付けられるものであるため、その素材としては、剛性を有しつつも変形が可能なものが用いられる。この変形は、弾性変形であっても塑性変形であっても良い。本例では、一般構造用圧延鋼材であるSS400を用い、めっきなどの表面処理が施されたものとしているが、この他に、例えばステンレス鋼や銅合金、合成樹脂など、種々の素材を用いることができる。
Since the
次に、ロック部材2は、ナット部材1の係合部12に取り付けられる部材であって、本例では、図1,3に示すような板状のものである。このロック部材2の外周部分には、スパナなどの工具と係合可能な形状である工具係合面23が設けられており、本例では、ナットNと同様、平面視の形状が六角形とされている。
ロック部材2の内側にはナット部材1の係合部12を受容するための受容空間21を有し、この受容空間21を取り囲むようにして、係合部としての内周壁22が形成されている。この内周壁22は、本例においては、ナット部材1の係合部12の横断面形状とほぼ同形状である、第1係合部である平面22aと第2係合部である円周面22bとが形成されており、この平面22aと円周面22bとは、3つの面が交互に120°毎に設けられている。
そして、上記の平面22aは、面の中央における法線Vがロック部材2の中心軸Cに対し交差するように形成されたものである。また、上記の各面22a,22bは、本例においては、中心軸Cに対して平行な面として形成されたものである。ただし、本願発明は本例の形態に限られるものではなく、平面22aの中央における法線Vがロック部材2の中心軸Cに対しずれて形成されたものや、各面22a,22bを中心軸Cに対して傾斜したテーパ面としても良い。
なお、本例においては、図3に示すように、ロック部材2の上面であり、平面22aの周方向における中央を通るように、ナット部材1との位置合わせ用のマーキング24が径方向に施されている。
Next, the
The
The
In this example, as shown in FIG. 3, the marking 24 for alignment with the
ここで、上記の円周面22bに関しては、ナット部材1における円周面12bの中心軸Cからの径方向の寸法よりも、ロック部材1における円周面22bの径方向の寸法の方がわずかに大きく形成されており、これにより、ナット部材1に対してロック部材2が摺動可能となっている。
一方、平面22aに関しては、ナット部材1における平面12aの中心軸Cからの径方向の寸法よりも、ロック部材1における平面22aの同寸法の方が大きく形成されている。これに加え、ナット部材1の円周面12bの同寸法よりも、ロック部材2における平面22aの同寸法の方が小さく形成されており、これにより平面部22aが、ナット部材1における円周部12bに当接した際に、上記寸法の差により、ロック部材2がナット部材1を圧迫して変形させることができる。
Here, with respect to the
On the other hand, with respect to the
なおロック部材2の素材については、ナット部材1を押圧して変形させるためのものであるため、圧縮強度に優れるものであれば良い。よって、ナット部材1において上記に例示した素材に加え、セラミックや鋳鉄などの種々の素材を用いることもできる。なお、本例においては、ナット部材と同様、表面処理を施したSS400が用いられている。
In addition, about the raw material of the
ナット部材1とロック部材2とはそれぞれ別体に形成されているが、上記で述べたように、ナット部材1の係合部12に対してロック部材2が取り付けられた状態において、ナット部材1の引掛部15がかしめられることにより、ロック部材2がナット部材1から外れないようになっている。
ここで、ナット部材1の係合部12に対するロック部材2の取り付けは、両者の平面12a,22a同士、円周面12b,22b同士を、図4(A)に示すような、それぞれ相対する位置関係に合わせた状態で行う。
Although the
Here, the
上記のように構成されたナット部材1とロック部材2とを用いたナットNの緩み止め方法は次の通りである。
まず、被締結物Mを挟み、ナットNを締結した状態にあるボルトBに対し、図5に示すように、ロックナットを、ナットNに当接するまでねじ込む。なお、この際において、ナット部材1とロック部材2とは、図4(A)に示すように、両者の平面12a,22a同士、円周面12b,22b同士がそれぞれ相対する位置関係にあり、ナット部材1が未だ変形していない状態にある。
そして上記の状態から、ロック部材2を図4(A)に示す矢印方向に60°回転させて、図4(B)に示すような状態とする。この際、ナット部材1にはマーキング16が、ロック部材2にはマーキング24がそれぞれ施されているため、両者が一致するように回転させれば良い。ナット部材1における円周面12bの中心軸Cからの距離よりも、ロック部材2における平面12aの中心軸Cからの距離の方が小さく形成されているため、上記の状態において、ロック部材2における平面部22aが、ナット部材1における円周部12bに当接し、ナット部材1を圧迫する。具体的には、図4(B)において、切欠11から最も遠い位置にある第1点P1については支点の働きをするために、ナット部材1は不動であるが、切欠11に近い位置にある第2点P2及び第3点P3においては、ナット部材1が中心軸Cへ向かう方向の力を受けて変形する。これにより、切欠11の周方向の寸法Sが縮小される。つまり、切欠11が、変形前である図4(A)に示した状態よりも、変形後である図4(B)に示した状態の方が狭くなる。これに伴い、変形したナット部材1の内周部分がボルトBのねじ軸を押圧し、ナット部材1が緩むことなく保持されるため、ナット部材1に当接するナットNも緩むことがない。
A method of preventing the nut N from being loosened using the
First, as shown in FIG. 5, a lock nut is screwed into a bolt B in a state where a fastened object M is sandwiched and a nut N is fastened until the nut N comes into contact with the bolt N. In this case, as shown in FIG. 4A, the
Then, from the above state, the
本願発明に係るロックナットは、特許文献1に記載の「緩み止めナット」のように、特定箇所に応力が集中してかかることがないため、亀裂などが発生する可能性も極めて小さく、信頼性の高いものである。
また、本例におけるロックナットは、あらかじめナット部材1にロック部材2が取り付けられた状態で製造されるものであり、このロックナットを実際に使用する現場においては、ロック部材2と一体の状態にあるナット部材1をボルトBに取り付け、ロック部材2をナット部材1に対し回転させるだけで良く、緩み止め作業が簡便なものとなっている。なお、本願発明の実施の形態は、これに限られるものではなく、ナット部材1とロック部材2とを別々に供給し、現場で両者を組合わせるものとしても良い。
The lock nut according to the present invention, unlike the “loosening prevention nut” described in
Moreover, the lock nut in this example is manufactured in a state where the
また、ロック部材2の第1係合部22aの形状は、本例では平面としたが、本願発明はこの形態に限られるものではなく、種々の形態で実施することができる。例えば、突起など、中心軸Cの方向に突出する面を設けたり、逆に中心軸Cの方向に対して凹んだ面であって、曲率をナット部材1の円周面12bの曲率よりも大きく形成するなどしても良い。ただし、応力集中の起こりにくい形状とするように留意する必要がある。そして、対応するナット部材1の係合部12の形状についても、上記のロック部材2の係合部22の形状に合わせて、種々の形態で実施することができる。
また、各部材の第2係合部12b,22bについても、本例においては、両者が摺動可能な円周面としたが、ナット部材1を変形させるためにロック部材2を支障なく回転させることができるものであれば、他の形状で実施しても良い。
Moreover, although the shape of the
Further, in this example, the second
また、本例におけるロック部材2の平面22aの中央部分に突起を設けておき、ナット部材1の円周面12bには前記突起と対応する凹部を設けておくことにより、ナット部材1に対してロック部材2を回転させた際に、図4(B)に示したように、ナット部材1の変形が最大となる位置において、上記の突起が凹部に嵌まることによってロック部材2の回転が止まり、行き過ぎてしまわないようなストッパーを設けても良い。このストッパーは、各面に段差を設けることによって回転を止めるように実施しても良い。
In addition, a protrusion is provided in the central portion of the
結局、本願発明は、ロック部材2をナット部材1に対して回転させることによって、ナット部材1が、切欠11の周方向の寸法Sが縮小されるように変形するようになされるものであれば、各係合部12,22の具体的形状については、種々に変更して実施し得るものである。
After all, in the present invention, if the
1 ナット部材
11 切欠
12 係合部
12a 第1係合部、平面
12b 第2係合部、円周面
13 ねじ
14 大径部、基部
15 大径部、引掛部
2 ロック部材
21 受容空間
22 係合部
22a 第1係合部、平面
22b 第2係合部、円周面
B ボルト
C 中心軸
N ナット
S 切欠の周方向の寸法
V 第1係合部の面の法線
DESCRIPTION OF
Claims (4)
ナット部材(1)と、ナット部材(1)の外周面に対して取り付けが可能であり且つボルトと螺合しないロック部材(2)とを備え、
ナット部材(1)と、ナット部材(1)に対して取り付けが可能なロック部材(2)とを備えたものであり、
ナット部材(1)は、変形可能な素材からなる中空の筒状体であり、
ロック部材(2)を取り付けるための係合部(12)を備え、
内周部分にはボルト(B)に対して螺合可能なねじ(13)を備え、
側面には、軸方向の一端から他端にわたって、内外が連通した切欠(11)が設けられたものであって、
ロック部材(2)は、ナット部材(1)を受容するための受容空間(21)を有し、受容空間(21)を取り囲むように係合部(22)が設けられ、
ナット部材(1)の係合部(12)とロック部材(2)の係合部(22)とには、それぞれ第1係合部(12a,22a)と第2係合部(12b,22b)とを備え、
第1係合部(12a,22a)は、第2係合部(12b,22b)よりも中心軸(C)からの径方向の寸法が小さく形成されたものであり、
ナット部材(1)とロック部材(2)の第1係合部(12a,22a)同士が相対する位置におかれ、第2係合部(12b,22b)同士が相対する位置におかれた状態から、ロック部材(2)をナット部材(1)に対して回転させ、ロック部材(2)の第1係合部(22a)が、ナット部材(1)の第2係合部(12b)に当接した状態におかれることにより、ロック部材(2)の第1係合部(22a)にナット部材(1)の一部が圧迫されて変形し、これにより、上記切欠(11)における周方向の寸法(S)が縮小されることを特徴とするロックナット。 In the lock nut attached to the screw shaft of the bolt (B),
A nut member (1), and a lock member (2) that can be attached to the outer peripheral surface of the nut member (1) and does not screw with the bolt ;
A nut member (1) and a lock member (2) that can be attached to the nut member (1);
The nut member (1) is a hollow cylindrical body made of a deformable material,
An engaging portion (12) for attaching the locking member (2);
The inner peripheral portion includes a screw (13) that can be screwed into the bolt (B),
The side surface is provided with a notch (11) in which the inside and outside communicate from one end to the other end in the axial direction,
The lock member (2) has a receiving space (21) for receiving the nut member (1), and an engaging portion (22) is provided so as to surround the receiving space (21).
The engaging part (12) of the nut member (1) and the engaging part (22) of the lock member (2) are respectively provided with a first engaging part (12a, 22a) and a second engaging part (12b, 22b). )
The first engaging portion (12a, 22a) is formed with a smaller radial dimension from the central axis (C) than the second engaging portion (12b, 22b),
The first engagement portions (12a, 22a) of the nut member (1) and the lock member (2) are placed at positions facing each other, and the second engagement portions (12b, 22b) are placed at positions facing each other . From the state, the lock member (2) is rotated with respect to the nut member (1), and the first engagement portion (22a) of the lock member (2) becomes the second engagement portion (12b) of the nut member (1). , A part of the nut member (1) is pressed and deformed by the first engaging portion (22a) of the lock member (2), and thereby the notch (11) is deformed. A lock nut having a reduced circumferential dimension (S).
上記の第2係合部(12b,22b)が、ナット部材(1)及びロック部材(2)の中心軸(C)からの径方向の寸法が等しく形成された円周面であり、
ナット部材(1)の切欠(11)の中央と中心軸(C)とを結ぶ面に対して、ナット部材(1)の係合部(12)が対称形状に形成されたものであり、
上記のように、ロック部材(2)の第1係合部(22a)が、ナット部材(1)の第2係合部(12b)に当接した状態におかれた際において、ロック部材(2)の第1係合部(22a)がナット部材(1)に対して与える力の方向が中心軸(C)へ向かう方向であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロックナット。 Said 1st engaging part (12a, 22a) is the plane formed so that the normal line (V) in the center of a surface might intersect with the central axis (C) of a nut member (1) and a lock member (2). And
Said 2nd engaging part (12b, 22b) is the circumferential surface formed in the radial direction from the central axis (C) of a nut member (1) and a lock member (2) equally,
The engaging part (12) of the nut member (1) is formed symmetrically with respect to the surface connecting the center of the notch (11) and the central axis (C) of the nut member (1),
As described above, when the first engagement portion (22a) of the lock member (2) is in contact with the second engagement portion (12b) of the nut member (1), the lock member ( The lock according to claim 1 or 2 , wherein the direction of the force applied to the nut member (1) by the first engaging portion (22a) of 2) is a direction toward the central axis (C). nut.
ナット部材(1)の係合部(12)は、第1係合部である3つの平面(12a)(12a)(12a) と第2係合部である3つの円周面(12b)(12b)(12b)とが周方向について交互に形成されており、平面(12a)(12a)(12a) の3つの面が、それぞれ120°毎に設けられ、同様に、円周面(12b)(12b)(12b)の3つの面が、それぞれ120°毎に設けられており、この平面(12a)(12a)(12a) のうちの1つに上記の切欠(11)が設けられることによって、切欠(11)の中央と中心軸Cとを結ぶ面に対して、ナット部材(1)の係合部(12)が対称形状となっており、
ロック部材(2)の係合部である、受容空間(21)の内周壁(22)は、ナット部材(1)の係合部(12)の横断面形状とほぼ同形状である、第1係合部である平面(22a)と第2係合部である円周面(22b)とが周方向について交互に形成されており、平面(22a)(22a)(22a) の3つの面が、それぞれ120°毎に設けられ、同様に、円周面(22b)(22b)(22b)の3つの面が、それぞれ120°毎に設けられており、
ナット部材(1)における円周面(12b)の中心軸Cからの距離よりも、ロック部材(2)における平面(12a)の中心軸Cからの距離の方が小さく形成されているため、ロック部材(2)を周方向に回転させて、ロック部材(2)における平面部(22a)を、ナット部材(1)における円周部(12b)に当接させ、ナット部材(1)を圧迫することができ、
このとき、切欠(11)から最も遠い位置にある第1点P1については支点の働きをしナット部材(1)は不動であり、上記第1点よりも切欠(11)に近い位置にある点においては、ナット部材(1)が中心軸Cへ向かう方向の力を受けて変形し切欠(11)の周方向の寸法Sが縮小されるものであり、
ナット部材(1)は、係合部(12)を挟む、軸方向の両端側に大径部(14,15)を備え、
この大径部(14,15)は、少なくともその一部が、ロック部材(2)の第2係合部(22b)よりも中心軸(C)からの径方向の寸法が大きく形成されたものであり、
この大径部(14,15)により、ナット部材(1)からロック部材(2)が外れないようにされたことを特徴とする、請求項3記載のロックナット。 The side surface of the nut member (1) is provided with a notch (11) in which the inside and the outside communicate with each other, and the shape in the plan view direction is substantially C-shaped. The part on both sides across the notch (11) can be deformed as a whole,
The engaging part (12) of the nut member (1) includes three planes (12a) (12a) (12a) as the first engaging part and three circumferential surfaces (12b) (as the second engaging part). 12b) and (12b) are alternately formed in the circumferential direction, and three planes (12a), (12a) and (12a) are provided every 120 °, and similarly, the circumferential surface (12b) Three surfaces (12b) and (12b) are provided at intervals of 120 °, and the notch (11) is provided in one of the planes (12a), (12a), and (12a). The engaging portion (12) of the nut member (1) has a symmetrical shape with respect to the surface connecting the center of the notch (11) and the central axis C.
The inner peripheral wall (22) of the receiving space (21), which is the engaging portion of the lock member (2), is substantially the same shape as the cross-sectional shape of the engaging portion (12) of the nut member (1). The plane (22a) as the engaging portion and the circumferential surface (22b) as the second engaging portion are alternately formed in the circumferential direction, and the three planes (22a) (22a) (22a) are , Each is provided every 120 °, and similarly, the three surfaces of the circumferential surfaces (22b) (22b) (22b) are provided every 120 °,
Since the distance from the central axis C of the plane (12a) in the lock member (2) is smaller than the distance from the central axis C of the circumferential surface (12b) in the nut member (1), the lock The member (2) is rotated in the circumferential direction, the flat surface portion (22a) of the lock member (2) is brought into contact with the circumferential portion (12b) of the nut member (1), and the nut member (1) is compressed. It is possible,
At this time, the first point P1 located farthest from the notch (11) serves as a fulcrum, and the nut member (1) does not move, and is located closer to the notch (11) than the first point. , The nut member (1) is deformed by receiving a force in the direction toward the central axis C, and the circumferential dimension S of the notch (11) is reduced.
The nut member (1) includes large-diameter portions (14, 15) on both end sides in the axial direction with the engaging portion (12) interposed therebetween.
The large-diameter portions (14, 15) are formed such that at least a part thereof is larger in the radial direction from the central axis (C) than the second engaging portion (22b) of the lock member (2). And
4. The lock nut according to claim 3, wherein the lock member (2) is prevented from being detached from the nut member (1) by the large diameter portion (14, 15).
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