JP3627526B2 - Dehumidifier - Google Patents
Dehumidifier Download PDFInfo
- Publication number
- JP3627526B2 JP3627526B2 JP24236698A JP24236698A JP3627526B2 JP 3627526 B2 JP3627526 B2 JP 3627526B2 JP 24236698 A JP24236698 A JP 24236698A JP 24236698 A JP24236698 A JP 24236698A JP 3627526 B2 JP3627526 B2 JP 3627526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- hose
- storage tank
- water storage
- connection port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯水タンクの装着時に除湿機構からの結露水を貯水タンクに貯溜する一方、ホース接続口にホースを接続したときには、このホースから結露水を連続排水できる除湿機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般にこの種の除湿機は、他えば特公平6−77666号公報などに開示されるように、本体内にエバポレータとコンデンサとを並設し、これらのエバポレータやコンデンサに対しコンプレッサで冷媒を循環させて、冷凍サイクルの除湿機構を構成する。エバポレータは空気吸込口にエアフィルタを介装した状態で対向しており、送風ファンの運転により空気吸込口からエバポレータおよびコンデンサを経て空気吹出し口に至る空気流路を形成すると、空気吸込み口から取り込まれた室内空気がエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温される。そして、この除湿機構にて除湿された結露水を、本体内のドレンパンに一時的に受けた後、ドレンパンの下方に出し入れ自在に設けた貯水タンクに貯溜するようになっている。
【0003】
ところで上記構成では、除湿運転により貯水タンクが満杯になると、その度に貯水タンクを取り出して、貯水タンク内の排水を行なわなければならず、手間がかかるという問題がある。また、排水のために貯水タンクを本体より取り出している間に、ドレンパンの排出口に少量の水が残っていたり、エバポレータに付着した水がドレンパンに落下し、ドレンパン排出口に集まったりすると、本体の下部に滴下し、汚れの原因となっていた。
【0004】
これを解決するために、ドレンパンの排出口の代わりに、ホースを接続できるホース接続口を設け、このホース接続口の先端をスプリング力により塞ぐストッパーを設けるとともに、貯水タンクを装着した場合には、貯水タンクがスプリング力に抗してストッパーを押し込んでホース接続口を開口し、ドレンパンの結露水を貯水タンクに滴下する構造が実用化されており、ホース接続口にホースを接続した場合には、ホースを通じて除湿機構からの結露水を連続排水することで、煩わしい貯水タンクの排水作業を省くことができる。
【0005】
ところが、上記構造のものでは、ホース接続口にホースを接続して連続排水を行なおうとする場合、不要なストッパーの部分を分解して取り除く必要があり、一般のユーザーではその作業が困難で、電器店などの専門店に持ち込んで改造を依頼する必要があった。また、一旦ストッパーの部分を分解した後で、再度貯水タンクを使用したい場合も、同様に電器店などの専門店に持ち込んで取付け作業が必要となり、その毎に時間と費用が必要となる不満があった。
【0006】
そこで本発明は、貯水タンクまたはホースのどちらを使用する場合においても、切換時の設定を簡単に変更できる除湿機を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の除湿機は、前記目的を達成するために、本体内に冷凍サイクルの除湿機構を有し、室内空気を冷却して除湿を行なう除湿機において、前記除湿機構からの結露水を一時的に受けるドレンパンに、外部からホースを着脱できる排水用のホース接続口を設け、前記ホース接続口の下部に位置して、前記本体に着脱自在な貯水タンクを設け、前記貯水タンクの着脱に応じて前記ホース接続口を開閉するストッパーを設けるとともに、前記貯水タンクを使用せずに前記ホースにより連続排水を行なう場合には、前記ホースが前記ホース接続口に接続できる位置に、前記ストッパーを移動可能に設けたものである。
【0008】
上記構成により、貯水タンクを本体に装着した状態では、ホース接続口が開いているので、除湿機構による除湿を行なうと、ドレンパンに一時的に集められた結露水が、ホース接続口から貯水タンクに滴下して貯溜される。このとき、貯水タンクを本体から外しても、ストッパーがホース接続口を塞ぐので、本体の下部に結露水が滴下することはない。
【0009】
また、貯水タンクを使用せずにホースにより連続排水を行なう場合には、ストッパーを移動させるだけで、ホース接続口にホースを簡単に接続できるようになる。逆に、ホースではなく貯水タンクを使用したい場合は、ストッパーを反対に移動させるだけで、貯水タンクの着脱に応じてストッパーがホース接続口を開閉できるようになる。従って、従来のようにストッパーの部分をいちいち分解したり取り付けたりする作業は一切不要となり、貯水タンクまたはホースのどちらを使用する場合においても、切換時の設定を簡単に変更できる。
【0010】
【発明の実施形態】
以下、本発明における除湿機の一実施例について、添付図面を参照しながら説明する。除湿機全体の外観図を示す図1および図2において、1は縦長箱状の除湿機の本体であって、キャビネット2の前方開口部を前パネル3で覆うとともに、キャビネット2および前パネル3の底部に底板4を設けることで、本体1の外郭を形成している。5は本体1の下部に設けられた透明樹脂製の貯水タンクで、前パネル3の下側にある前方開口部6より着脱自在に設けられている。前パネル3の上面傾斜部には、表示部や操作部を備えた操作パネル7が配設されるとともに、フィン状に開口した吸気口8が形成される。また、本体1の後方上部に位置するキャビネット2の上面傾斜部には、排気口9が開口形成される。
【0011】
本体1の内部には、エバポレータとコンデンサとを並列してなる除湿機構10が設けられており、コンプレッサ(図示せず)によりこの除湿機構10に冷媒を循環させることで、周知の冷凍サイクルを構成している。また、除湿機構10の後部には、吸気口8から排気口9に至る空気流路を本体1の内部に形成するために、例えばシロッコファンなどで構成される送風ファン11が設けられている。そして、送風ファン11の運転時において、吸気口8から取り込まれた室内空気が除湿機構10を構成するエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温されるようになっている。
【0012】
15は、本体1の内部において、除湿機構10の下部に取り付けられた有底状のドレンパンである。このドレンパン15は、除湿機構10にて除湿された結露水を一時的に受けるもので、貯水タンク5を装着する前方開口部6の上面を形成している。ドレンパン15の最底部は、図3および図4の斜視図に示すように、その先端開口部16を本体1の後方に向けたL字状をなす排水用のホース接続口17が連通接続される。ホース接続口17は前方開口部6の上部に配設されるとともに、その先端開口部16は、本体1の後面に貫通するホース差込口18に所定の間隔を有して対向している。そして、貯水タンク5を使用せずに後述するホース37により連続排水を行なう場合には、本体1の背面にあるホース差込口18からホース37を差し込んで、ホース接続口17の先端開口部16に装着できるようになっている。なお、19は貯水タンク5内における結露水の貯溜量を検知するフロートスイッチ組立体であり、貯水タンク5を前方開口部6に装着すると、貯水タンク5の側壁がフロートスイッチ組立体19のレバー20を押して、フロート21が図3および図4に示す状態から90°回転し、貯水タンク5内の水面に応じてフロート21が上下動するようになっている。また22は、本体1の内部と貯水タンク5の収容部である前方開口部6とを仕切るタンク仕切り板である。タンク仕切り板22の上部は、ドレンパン15の下面に形成した縦リブ23に狭持される。
【0013】
前記前方開口部6の上面には、貯水タンク5の着脱に応じてホース接続口17を開閉するためのストッパー25が設けられる。ここで、図5〜図8も参照しながらストッパー25周辺の構成を詳述すると、ストッパー25は例えば合成樹脂製の部材で独立して構成され、長孔状の取付部26を中央部として、その一側先端部27には前記ホース接続口17の先端開口部16に密着可能なゴム製の滴下防止パッキン28が設けられる。また、ドレンパン15の下面より突出した段付きのねじ止め用ボス29に、ストッパースプリング30を挟み込んだ状態で、前記ストッパー25の取付部26がワッシャー31を介して取り付けられている。さらに、ワッシャー31はねじ止め用ボス29よりも径大に形成されており、ストッパー25の抜け止め用として、ねじ32によってねじ止め用ボス29の端面に取付け固定されている。ネジリコイルばねからなる弾性部材たるストッパースプリング30は、ストッパー25の一側先端部27にある滴下防止パッキン28を本体1の前方、すなわち、ホース接続口17の先端開口部16を塞ぐ方向に常時付勢している。
【0014】
ストッパー25の上下方向の高さは、ねじ止め用ボス29の段差より低く、また、ストッパー25の取付部26が、ストッパー25の横方向に沿って長孔状に形成されており、ストッパー25は前方開口部6の上部において、ねじ止め用ボス29を中心に回動自在で、且つスライド自在に設けられる。つまり、図7に示すように、貯水タンク5を使用せずに、ホース37により連続排水を行なう場合には、ホース37がホース接続口17の先端開口部16に接続できる位置に、ストッパー25が水平方向に移動できるようになっている。
【0015】
一方、ドレンパン15の下面には、図8にも示すように非直線状の溝状の案内リブ35が形成され、この案内リブ35に沿って、ストッパー25に形成した突起36が案内されるようになっている。これにより、滴下防止パッキン28が前記ホース接続口17の先端開口部16を閉塞した図5の状態では、一旦ストッパースプリング30の弾性に抗してストッパー25を本体1の後方に押さない限り、ホース接続口17の先端開口部16にホース37に接続できる位置(図7)に、ストッパー25をスライドできないようになっている。つまり、案内リブ35と突起36は、ストッパー25の移動規制機構を構成している。また、図5または図6に示す貯水タンク5の着脱時において、ストッパー25の回転中心がずれないように、取付部26の内側面には一対の凸部38が形成される。この凸部38は、ストッパー25を手でスライドさせる場合に、ねじ止め用ボス29の側面が乗り越えられる程度の大きさに形成される。
【0016】
本体1に対するストッパー25の水平方向のガタつきを規制するために、ドレンパン15の縦リブ23に当接する第1の規制片41が、ストッパー25に形成される。これとは別に、本体1に対するストッパー25の上下方向のガタつきを規制するために、ドレンパン15の下面に当接する第2の規制片42が、ストッパー25に形成される。ストッパー25の前方には、指でストッパー25を摘んで、ストッパー25をスライドできるように、突起状の摘み部たるスライド摘み43が形成される。また、このスライド摘み43よりストッパー25の一側先端部27寄りには、略平坦状のタンク当接面44が形成される。
【0017】
前記貯水タンク5は、ホース接続口17から滴下する結露水を貯溜するために、その上面が開口している。また、持ち運び用のハンドル51の両端部が、貯水タンク5に形成した縦リブ52に軸支されている。この縦リブ52は、貯水タンク5を前方開口部6に装着した場合にストッパー25のタンク当接面44に当接し、ストッパースプリング30の付勢力に抗して、本体1の後方すなわちホース接続口17の先端開口部16を開放する方向に、ストッパー25を押動するものである(図6参照)。貯水タンク5の側面には、前方開口部6に装着したときの抜け止め用凸部53が形成される。また、貯水タンク5の本体1に対する着脱方向を規制するために、貯水タンク5の底面には案内溝54が形成される。
【0018】
次に上記構成につき、その作用を説明する。貯水タンク5を使用する場合は、滴下防止パッキン28がホース接続口17の先端開口部16に対向する位置に、スライド摘み43を利用して予めストッパー25をスライドさせておく。図3および図5に示す貯水タンク5を本体1に装着していない状態では、ストッパースプリング30の付勢力により、滴下防止パッキン28がホース接続口17の先端開口部16を押し付けて塞ぐように、ストッパー25がねじ止め用ボス29を中心として回動する。これにより、ホース接続口17に少量の水が残っていたり、除湿機構10を構成するエバポレータに付着した水がドレンパン15に落下し、ホース接続口17に集まっていても、貯水タンク5を装着しない状態で、ホース接続口17の先端開口部16から底板4に結露水が滴下することを防止できる。
【0019】
この状態で、案内溝54に沿って貯水タンク5を前方開口部6の正面方向より挿入すると、ストッパー25のタンク当接面44に貯水タンク5の縦リブ52が当接し、図4に示すように、ストッパースプリング30の付勢力に抗して、ホース接続口17の先端開口部16から滴下防止パッキン28が奥行き方向に次第に離れるように、ストッパー25ががねじ止め用ボス29を中心として押動回転する。そして、貯水タンク5の凸部53が本体1の前方開口部6の内面嵌合部(図示せず)に嵌合係止されることで、貯水タンク5が前方開口部6内に装着される。このとき、ストッパー25に加わるストッパースプリング29の付勢力に対し、貯水タンク5の重量および本体1との嵌合力が大きいため、ホース接続口17の先端開口部16は開いたままの状態となる。よって、除湿時においてドレンパン15に集められた結露水は、ホース接続口17の先端開口部16から、その下部にある貯水タンク5に滴下し貯溜される。そして、貯水タンク5内に貯溜した結露水が所定の水位を越えると、フロートスイッチ組立体19のフロート21が浮き上がってこれを検知し、満水状態を操作パネル7の表示部(LED)にて表示するとともに、水溢れを確実に防止するために、除湿機構10による除湿運転を停止する。
【0020】
上述のように、貯水タンク5を着脱して使用する場合は、ストッパー25の突起36が案内リブ35に沿って移動しながら、ホース接続口17の先端開口部16を滴下防止パッキン28にて開閉する。この突起36と案内リブ35とにより、ストッパー25の特にスライド方向の動きが規制され、貯水タンク5を本体1に着脱するだけでは、ストッパー25が取付孔26に沿ってスライド方向に移動しないようになっている。したがって、貯水タンク5を本体1から外したときに、滴下防止パッキン28とホース接続口17の先端開口部16との位置ずれが生じにくくなり、滴下防止パッキン28はホース接続口17の先端開口部16を確実に閉塞する。
【0021】
また、取付部26の内側面には凸部38が形成されているので、貯水タンク5の着脱に際してストッパー25の回転中心がずれにくくなり、滴下防止パッキン28によるホース接続口17の先端開口部16の開閉が一層確実なものとなる。加えて、ストッパー25に形成した本体1との当接部すなわち第1の規制片41と第2の規制片42が、各々前方開口部6の側面および上面に当接して、ストッパー25のガタつきを規制するので、滴下防止パッキン28は水平方向のみならず上下方向において位置ずれを起こすことなく、ホース接続口17の先端開口部16を開閉できる。
【0022】
一方、ホース37を利用して連続排水を行なう場合は、貯水タンク5を本体1の前方開口部6から外した状態で、スライド摘み43を指で摘んでストッパー25を本体1の後方に押し込んだ後に、前記突起36に係合する案内リブ35に沿って、ねじ止め用ボス29が取付部26の凸部38を乗り越えるように、ストッパー25を横方向に移動させる。すると、滴下防止パッキン28はホース接続口17の先端開口部16に対向する位置から水平方向に離れて移動する。図7に示すように、ねじ止め用ボス29が取付部26の反対側の端面に突き当る位置まで、ストッパー25をスライドさせると、ホース接続口17の先端開口部16にホース37を着脱する際に支障のない位置に、滴下防止パッキン28が移動する。よって、ホース37をホース差込口18に差し込んで、その先端をホース接続口17の先端開口部16に接続すれば、以後ホース37を介してドレンパン15に集められた結露水を連続排水することができる。
【0023】
以上のように、上記実施例によれば、本体1内に冷凍サイクルの除湿機構10を有し、室内空気を冷却して除湿を行なう除湿機において、除湿機構10からの結露水を一時的に受けるドレンパン15に、外部からホース37を着脱できる排水用のホース接続口17を設け、このホース接続口17の下部に位置して本体1に着脱自在な貯水タンク5を設け、貯水タンク5の着脱に応じてホース接続口17を開閉するストッパー25を設けるとともに、貯水タンク5を使用せずにホース37により連続排水を行なう場合には、ホース37がホース接続口17に接続できる位置に、ストッパー25を移動可能に設けている。
【0024】
この場合、貯水タンク5を本体1に装着した状態では、ホース接続口17が開いているので、除湿機構10による除湿を行なうと、ドレンパン15に一時的に集められた結露水が、ホース接続口17から貯水タンク5に滴下して貯溜される。このとき、貯水タンク5を本体1から外しても、ストッパー25がホース接続口17を塞ぐので、本体1の下部に結露水が滴下することはない。
【0025】
また、貯水タンク5を使用せずにホース37により連続排水を行なう場合には、ストッパー25を移動させるだけで、ホース接続口17にホース37を簡単に接続できるようになる。逆に、ホース37ではなく貯水タンク5を使用したい場合は、ストッパー25を反対に移動させるだけで、貯水タンク5の着脱に応じてストッパー25がホース接続口17を開閉できるようになる。従って、従来のようにストッパー25の部分をいちいち分解したり取り付けたりする作業は一切不要となり、貯水タンク5またはホース37のどちらを使用する場合においても、切換時の設定を簡単に変更できる。
【0026】
また、本実施例では、ストッパー25を一旦押し込んだときにのみ、ホース37がホース接続口17に接続できる位置にストッパー25を移動できる移動規制機構(案内リブ35と突起36)を備えている。これによって、貯水タンク5を本体1に着脱したときに、ストッパー25が移動する懸念を一掃でき、ストッパー25によりホース接続口17を確実に開閉することが可能となる。
【0027】
また、このような構成において本実施例では、ストッパー25に長孔状の取付部26を形成し、本体1に設けた軸部すなわちねじ止め用ボス29を取付部26に挿通して、ストッパー25を回動自在およびスライド自在に設けるとともに、ストッパー25がホース接続口17に対向した位置にあるときに、ストッパー25の取付け部26に沿った移動を規制する凸部38を取付部26に形成している。これにより、貯水タンク5の着脱に際して、ストッパー25がねじ止め用ボス29を中心として、ホース接続口17を開閉するように回転したときに、その中心位置がずれにくくなり、ストッパー25を利用したホース接続口17の先端開口部16の開閉が一層確実なものとなる。また、この凸部38は、ストッパー25を手でスライドさせる場合に、ねじ止め用ボス29が乗り越えられる程度の大きさに形成されるので、ストッパー25をスライドさせる際の支障とはならない。しかも、ストッパー25に形成した第1の規制片41と第2の規制片42が、貯水タンク5を装着する凹状の前方開口部6の側面および上面に各々当接するようになっているので、水平方向のみならず上下方向において、ストッパー25は位置ずれを起こすことなく、ホース接続口17の先端開口部16を確実に開閉できる。
【0028】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば、本実施例では手動によりストッパー25を動かすようにしているが、貯水タンク5を本体1から外した状態で、ホース37がホース差込口18に差し込まれたときに、これを検知手段で検知して、ストッパー25を自動的に動かすようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明の除湿機は、本体内に冷凍サイクルの除湿機構を有し、室内空気を冷却して除湿を行なう除湿機において、前記除湿機構からの結露水を一時的に受けるドレンパンに、外部からホースを着脱できる排水用のホース接続口を設け、前記ホース接続口の下部に位置して、前記本体に着脱自在な貯水タンクを設け、前記貯水タンクの着脱に応じて前記ホース接続口を開閉するストッパーを設けるとともに、前記貯水タンクを使用せずに前記ホースにより連続排水を行なう場合には、前記ホースが前記ホース接続口に接続できる位置に、前記ストッパーを移動可能に設けたものであり、貯水タンクまたはホースのどちらを使用する場合においても、切換時の設定を簡単に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す除湿機の全体斜視図である。
【図2】同上除湿機の全体側面図である。
【図3】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを外した状態を示す要部の斜視図である。
【図4】同上ホースを使用する場合のホースを差し込んでいない状態を示す要部の斜視図である。
【図5】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを外した状態を示す要部の底面図である。
【図6】同上貯水タンクを使用する場合の貯水タンクを装着した状態を示す要部の底面図である。
【図7】同上ホースを使用する場合のホースを差し込んだ状態を示す要部の底面図である。
【図8】同上ドレンパンの要部の底面図である。
【符号の説明】
1 本体
5 貯水タンク
10 除湿機構
15 ドレンパン
17 ホース接続口
25 ストッパー
37 ホース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dehumidifier capable of storing condensed water from a dehumidifying mechanism in a water storage tank when the water storage tank is mounted, and continuously draining the condensed water from the hose when a hose is connected to a hose connection port.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
In general, this type of dehumidifier has an evaporator and a condenser arranged in parallel in the main body, as disclosed in Japanese Patent Publication No. 6-77666, and circulates a refrigerant through these evaporators and condensers with a compressor. And constitutes a dehumidifying mechanism of the refrigeration cycle. The evaporator faces the air suction port with an air filter interposed. If an air flow path is formed from the air suction port to the air blowing port through the evaporator and condenser by the operation of the blower fan, the air intake is taken in from the air suction port. The indoor air that has been brought into contact with the evaporator is cooled and dehumidified, and the cooled indoor air is heated by the condenser. The condensed water dehumidified by the dehumidifying mechanism is temporarily received by a drain pan in the main body, and then stored in a water storage tank provided so as to be freely inserted and removed under the drain pan.
[0003]
By the way, in the said structure, when a water storage tank becomes full by dehumidification driving | operation, there exists a problem that it must take out a water storage tank and drain the water in a water storage tank each time, and takes time. In addition, if a small amount of water remains at the drain pan discharge port while the storage tank is removed from the main unit for drainage, or if water attached to the evaporator falls to the drain pan and collects at the drain pan discharge port, It was dripped at the bottom of the wall and caused dirt.
[0004]
In order to solve this, instead of the drain pan discharge port, a hose connection port that can connect a hose is provided, and a stopper that closes the tip of this hose connection port with a spring force is installed, and when a water storage tank is installed, The structure where the water storage tank pushes the stopper against the spring force to open the hose connection port, and the condensed water of the drain pan is dripped into the water storage tank has been put into practical use.When a hose is connected to the hose connection port, By continuously draining the condensed water from the dehumidifying mechanism through the hose, troublesome drainage work of the water storage tank can be omitted.
[0005]
However, in the above structure, when connecting a hose to the hose connection port to perform continuous drainage, it is necessary to disassemble and remove the unnecessary stopper part, which is difficult for ordinary users, It was necessary to bring it to a specialty store such as an electronics store and request a modification. Also, if you want to use the water storage tank again after disassembling the stopper part, you will also need to bring it into a specialized store such as an electronics store and install it, and there will be dissatisfaction that requires time and cost each time. there were.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a dehumidifier that can easily change the setting at the time of switching regardless of whether a water storage tank or a hose is used.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the dehumidifier of the present invention has a dehumidifying mechanism for the refrigeration cycle in the main body, and in the dehumidifier for performing dehumidification by cooling the indoor air, the condensed water from the dehumidifying mechanism is temporarily The drain pan that is received by the hose is provided with a drainage hose connection port from which the hose can be attached and detached from the outside, and a detachable water storage tank is provided at the lower part of the hose connection port. In addition to providing a stopper for opening and closing the hose connection port, when performing continuous drainage with the hose without using the water storage tank, the stopper can be moved to a position where the hose can be connected to the hose connection port. It is provided.
[0008]
With the above configuration, the hose connection port is open when the water storage tank is attached to the main body, so if dehumidification is performed by the dehumidifying mechanism, condensed water temporarily collected in the drain pan is transferred from the hose connection port to the water storage tank. Dropped and stored. At this time, even if the water storage tank is removed from the main body, the stopper closes the hose connection port, so that the condensed water does not drip on the lower part of the main body.
[0009]
Moreover, when performing continuous drainage with a hose without using a water storage tank, a hose can be easily connected to a hose connection port only by moving a stopper. Conversely, if you want to use a water tank instead of a hose, simply move the stopper in the opposite direction, and the stopper can open and close the hose connection port according to the attachment and detachment of the water tank. Therefore, there is no need to disassemble or attach the stopper portion one by one as in the prior art, and the setting at the time of switching can be easily changed when either the water storage tank or the hose is used.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a dehumidifier according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 and 2 showing the external view of the entire dehumidifier,
[0011]
A
[0012]
[0013]
A
[0014]
The height of the
[0015]
On the other hand, a non-linear groove-shaped
[0016]
In order to restrict the play of the
[0017]
The upper surface of the
[0018]
Next, the operation of the above configuration will be described. When the
[0019]
In this state, when the
[0020]
As described above, when the
[0021]
Further, since the
[0022]
On the other hand, when performing continuous drainage using the
[0023]
As described above, according to the above-described embodiment, in the dehumidifier that has the
[0024]
In this case, when the
[0025]
Further, when continuous drainage is performed using the
[0026]
Further, in this embodiment, a movement restricting mechanism (guide
[0027]
In this embodiment, in this embodiment, the
[0028]
In addition, this invention is not limited to the said Example, A various deformation | transformation implementation is possible in the range of the summary of this invention. For example, in this embodiment, the
[0029]
【The invention's effect】
The dehumidifier of the present invention has a dehumidifying mechanism for the refrigeration cycle in the main body, and in the dehumidifier that performs dehumidification by cooling the indoor air, a drain pan that temporarily receives the dew condensation water from the dehumidifying mechanism, A stopper for opening and closing the hose connection port in accordance with the attachment / detachment of the water storage tank. When the continuous drainage is performed by the hose without using the water storage tank, the stopper is movably provided at a position where the hose can be connected to the hose connection port. In either case of using a hose, the setting at the time of switching can be easily changed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a dehumidifier showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an overall side view of the dehumidifier.
FIG. 3 is a perspective view of a main part showing a state in which the water storage tank is removed when the water storage tank is used.
FIG. 4 is a perspective view of the main part showing a state where the hose is not inserted when the hose is used.
FIG. 5 is a bottom view of the main part showing a state in which the water storage tank is removed when the water storage tank is used.
FIG. 6 is a bottom view of the main part showing a state in which the water storage tank is mounted when the water storage tank is used.
FIG. 7 is a bottom view of the main part showing a state where the hose is inserted when the hose is used.
FIG. 8 is a bottom view of the main part of the same drain pan.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24236698A JP3627526B2 (en) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | Dehumidifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24236698A JP3627526B2 (en) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | Dehumidifier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070656A JP2000070656A (en) | 2000-03-07 |
JP3627526B2 true JP3627526B2 (en) | 2005-03-09 |
Family
ID=17088121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24236698A Expired - Lifetime JP3627526B2 (en) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | Dehumidifier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3627526B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3557991B2 (en) * | 2000-03-14 | 2004-08-25 | 三菱電機株式会社 | Dehumidifier and outlet device |
JP4584850B2 (en) * | 2006-03-10 | 2010-11-24 | 三菱電機株式会社 | Dehumidifier |
CN104374072A (en) * | 2013-08-17 | 2015-02-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | Water tank and dehumidifier and air conditioner with same |
CN103743081B (en) * | 2014-01-08 | 2016-08-24 | 广东科龙空调器有限公司 | Water tank for dehumidification machine and dehumidifier |
KR102401536B1 (en) * | 2015-05-15 | 2022-05-25 | 삼성전자주식회사 | Dehumidifier |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP24236698A patent/JP3627526B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000070656A (en) | 2000-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2942581B1 (en) | Dehumidifier and water tank for dehumidifier | |
US8002868B2 (en) | Dehumidifier | |
US9879878B2 (en) | Dehumidifier | |
US20160010882A1 (en) | Dehumidifier | |
JP3284267B2 (en) | Dehumidifier drainage device | |
JP3627526B2 (en) | Dehumidifier | |
KR20070047102A (en) | Dehumidifier | |
KR101166196B1 (en) | Dehumidifier | |
JP2022137636A (en) | Air-conditioner | |
KR100491766B1 (en) | Air conditioner | |
JP3989157B2 (en) | Cooling unit | |
KR101123321B1 (en) | Dehumidifier | |
JP7538090B2 (en) | Air conditioners | |
KR20150056246A (en) | Dehumidifier with preventing condensate leakage | |
JP7524132B2 (en) | Air conditioners | |
KR100381169B1 (en) | The drain apparatus for a dehumidifier | |
JP2001041493A (en) | Air-conditioner | |
JP7524113B2 (en) | Air conditioners | |
JP5685780B2 (en) | Dehumidifier | |
CN101178228A (en) | Dehumidifier | |
KR20070044210A (en) | Dehumidifier and therefor process for sensing water level | |
JPS586204Y2 (en) | Dehumidifier full water stop device | |
KR100768160B1 (en) | A front cover having a supporting bar of in-door unit | |
JP2002295866A (en) | Air conditioner | |
JP2023076865A (en) | air conditioner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |